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あの平昌PR動画のダンスコンテストがひどい終わりかたをしている件

 えーっと、あの平昌オリンピックの公式PR動画とされていたダンスコンテストの募集動画を覚えていますでしょうか。
 それを見た日本人はいうに及ばず、韓国人の表情すらをも微妙なものへとさせたあの怪作です。

 画像はその動画から引用。

 優勝作品には3万ドル、2位(2組)には1万ドル、3位(2組)には5000ドルが賞金として渡されるという、この手のコンテストとしてはかなりの大盤振る舞い。総額6万ドルですからね。
 YouTubeでもけっこうな応募作があったようです。
 ダンスコンテストの動画募集は去年の年末で締め切られ、今年の1月に優勝作品が発表される予定だったのです。
 ですが、なぜか発表は延期されて今日、ようやく発表されました。

 それでは優勝者を発表しましょう!
 ダラララララララララ(ドラムロール)──

 優勝者なしです!

 楽韓Webでは珍しくフォント芸を使ってしまいましたが、いやひどい(笑)。
 2位、3位は出てますが、

 そして、発表と同時に例の動画を削除。
 さらに文化体育観光部のYouTubeチャンネルも削除
 Facebookでは世界中(主としてインドネシア)から22万もいいねをもらったあの動画を削除するなんて信じられませんね。
 平昌オリンピックをダンスでPRって話なのに、開催の1年前に削除って。

 まあ、文体部=文化体育観光部としては忘れたい過去なのでしょう。
 今回、発表が遅れたのはチェ・スンシルゲートに伴って、パク・クネの文化人ブラックリスト ── 政権に批判的な文化人のリストを作って決して政府からの支援をしないように画策していた ── 問題が明らかになったために、文体部長官(大臣に相当)が逮捕されるという騒ぎになったためだと思われます。

 優勝賞金とされていた3万ドルの行方も知りたいところ。
 いや、それにしてもすごいオチになりましたね。「まさに韓国」って感じ。
 楽韓Webはこういうアフターフォローも忘れないのがいいところだと自認しています。 
 ハフィントンあたりがあたかも自分が見つけたようにしてこのネタ書いたりするんでしょうね。

 詳細はこちらの公式サイトでどうぞ。

ディス・イズ・コリア 韓国船沈没考 (産経セレクト)
室谷克実
産経新聞出版 
2014/7/18

韓国の「エコアイランド」で導入された太陽光発電が動かなくなった理由とは……

エネルギー自立島と言われていたが…統営煙台島、太陽光発電を中断=韓国(中央日報)
慶尚南道統営市山陽邑(キョンサンナムド・トンヨンシ・サニャンウプ)の三徳港(サムドッカン)から船で20分余りの距離の煙台島。島の船着き場から最初に見える建物が1階が村の会館、2階が訪問者センターとして使われる「パッシブ(passive)ハウス」だ。この建物は建物の中で生じる人の体温や照明の熱、窓から入ってくる太陽熱を最大限活用する。また、内部の熱が漏れないように断熱性を最大限に高め、別途暖房をつけずに冬を過ごすことができる。

近隣にエコ体験センターもある。廃校をリモデリングして自転車発電機、人間動力遊具などを操作してエネルギーの生産と節約過程が経験できる施設だ。村の後方の山にはまるで組み立て式の建物の屋根のように見える太陽光発電所モジュール(太陽熱を集める四角形の板)数十個が設置されている。住民に電気を供給する施設だ。煙台島が2011年から「韓国内初のエネルギー自立島、炭素ゼロ島」として全国に知られた理由だ。しかし昨年から太陽光発電期の稼動が中断されている。

理由はこうだ。2011年に統営市は煙台島に国の予算(8億3700万ウォン)・道の予算(2億900万ウォン)・市の予算(3億4900万ウォン)を投じて50台の太陽光発電機などを設置するエコアイランド造成事業を行った。その結果、50世帯80人余りの住民は太陽光発電所から1日平均550キロワット(世帯当り11キロワット)程度の電気を日中に使った。陸地から供給される高額の電気使用を大きく減らし、電気料金は各家庭当たり既存の20~25%のみ支払うことになった。

しかし2014年に太陽光発電機で生産した直流電気を交流に、電圧を220ボルトに高めるインバータ装備が半分程度故障した。統営市は住民の要求により2015年7月に全てのインバータを交換する工事を行った。しかし、交換工事の後も太陽光発電機は十分に作動しなかった。

すると統営市と納品業者間の争いが起こった。統営市は「業者が市が要求した製品を使わなかった」と主張した。一方、納品業者は「問題なく納品した」と対抗した。統営市は結局インバータ工事費用6000万ウォンを納品業者に支給しなかった。これに対し後に続き納品業者は今年3月に住所地の京畿道水原(キョンギド・スウォン)地裁に「工事費をくれ」という趣旨の民事訴訟を起こした。今まで2度、裁判が行われた。煙台島が1年以上「形ばかりエコアイランド」になった理由だ。

問題は事態の長期化が懸念されるという点だ。1審の結果が出ても双方のうち一方が控訴をすれば2審や最高裁判決まで行く可能性があるためだ。統営市と納品業者側の弁護人は「現在裁判中なので訴訟と関連した詳しい立場や内容は知らせることはできない」と話した。

住民は不満を呈している。チェ・ドゥギ煙台島里長(72)は「太陽光発電機の稼動が中断されて1万~2万ウォンだった電気料金を再び4万~5万ウォンずつ支払っている」とし、「一日もはやく訴訟が終わってこそ住民の被害が減り、エコアイランドのイメージを取り戻せるのではないか」と話した。
(引用ここまで)

 面白い。
 最初、タイトルを見たときは太陽光発電が割高で普通に電気料金を払ったほうが安かったとかいうオチかなと思っていたのですが、もっとずっと「韓国的」なものでしたね。

 ・エコアイランドとして太陽光発電を大々的に導入。  ・2011年から3年で半分のインバータが故障。
 ・2015年7月にインバータを全交換する工事を行う。
 ・ところが交換されたはずのインバータが動作しない。
 ・市は工事をした業者への支払い停止。
 ・業者は「工事代金支払え!」と訴訟開始。
 ・訴訟中は動作しないインバータが設置されたまま。
 ・1~2万ウォンだった電気料金が4~5万ウォンになったまま。

 そもそもインバータが半量故障するっていう時点で……。
 そんな複雑な機械でもないだろうに。

 考えてみれば済州島の近くの島での風力発電でも同じような話がありましたね。
 「こうしたらどうなるのか」ということを理解せずに工事やらなにやらをやってしまう人間が多すぎるのです。
 道路陥没も地下鉄事故も、そしてセウォル号沈没までまったく同じ構造ですよ。
 韓国的です。


【超絶画像あり】李氏朝鮮時代の「飛車(ビコジュ)」を再現した結果……

カテゴリ:面白記事 コメント:(135)
タグ: 飛車 李氏朝鮮
朝鮮王朝時代の飛行機「飛車」、再び空へ(朝鮮日報)
 ロシアのモスクワ国立技術大学で航空宇宙工学の博士課程に在籍し、無人機をテーマに研究を行っているイ・ボンソプさん(36)が最近「朝鮮の飛行機、再び空を飛ぶ」(サイエンスブックス刊)を出版した。同書には、「朝鮮王朝時代の飛行機の嚆矢(こうし)」と呼ばれる「飛車」(左の写真)を復元・製作した過程が記されている。

 朝鮮王朝後期の実学者、李圭景(イ・ギュギョン)の『五州衍(えん)文長箋散稿』と、申景濬(シン・ギョンジュン)の文集『旅菴(あん)遺稿』には「壬辰(じんしん)倭乱(文禄・慶長の役)の激戦地だった晋州城の戦いでは、朝鮮の軍官で火薬の専門家でもあった鄭平九(チョン・ピョング)が開発した『飛車』が、人を乗せて10キロ以上も飛び、倭敵の攻撃を避けた」という記録が残っている。しかし、飛車の実物や設計図は残っていない。

 科学史を専攻した人々や歴史家などはおおむね、飛車は上昇気流に乗ってグライダーのように飛んだ可能性が高い、とみている。

 今年1月に会ったイさんは「一人か二人が乗ったとすると、火薬を使って空に発射するように離陸させた後、風に乗り、晋州の南江に降りるという形で運航した可能性もある」と語った、2002年に飛車関連の記録を見たイさんは、当時の製作法で、できるだけ軽い飛車を作ることにした。韓国産の木材で1メートルを超える胴体と2メートルに達する翼を作った。伝統的な船の帆に着目し、飛車の翼には韓紙を張った。胴体と翼には漆も塗った。05年に無人飛行に成功、12年までに飛車の製作と4回の試験飛行を行った。

 イさんは、高校2年の夏休み以降、8カ月にわたって松島飛行場で教育を受け、超軽量航空機(ULP)の運航資格証を取得した。

 イさんは「空を飛ぶ瞬間は、地上での心配事がみんな消え、夕日に向かって永遠に飛んでいくだけのような気分を満喫できた」と語った。翌年、イさんは韓国航空大学航空機械科に合格し、兵役を終えた後、ロシア留学に旅立った。

 モスクワ国立航空大学で学士・修士課程を終え、現在は博士課程に在籍しているイさん。「航空・宇宙産業分野で、ロシアは世界的な大国。航空機の製造技術をきちんと勉強したかった」と語った。イさんは、無人機研究のほか、最大で二人まで乗れる軽量スポーツ機(LSA)を設計・製造する独自の研究開発企業も一人で運営している。社名は、自分の名前にちなんで「ボン・エア」と付けた。

 イさんは「無人機は、太陽電池などを付ければ通信衛星としても活用できるので、発展の可能性が無限にある分野。今後は電動無人機や小型飛行機の製作にも参加したい」と語った。
(引用ここまで)

 これ、朝鮮日報の韓国版に1ヶ月以上前に掲載された記事なので、なんでいまさらって感じもあるのですが。
 まあ、その時にも同じ画像が貼られていたのですね。
 こちらがその飛車の画像なのですが。

pigoju02

 うちの知っているビコジュと違う……。
 という感じで使われているであろう画像はこちら。

bicha

 韓国ウォッチャーにはおなじみのもので、向かって右に飛ぶらしいのですが。どう飛ぶのかはともかく。
 テコンダー朴にもネタとして使われていましたね。

 ですが、朝鮮日報韓国版にはもっと刺激的な画像があったのですよ。1枚目の「再現した飛車」の画像で形状をよく覚えておいてくださいな。
 とりあえず、口にものを含んで見てはいけませんとだけ言っておきましょう。
 それでは、どうぞ。

[カードニュース] 朝鮮の 飛行機、再び飛ぶ(朝鮮日報/朝鮮語)

 あえて画像は転載せずにリンクだけ貼っておきます。
 確かな満足をしていただけるものではないかと思いますよ。


韓国人「新羅の王子のありがたい即身仏を展示します!」 → 嘘でした

カテゴリ:面白記事 コメント:(48)
「王子出身の僧侶」等身仏とはいうが……ものすごい詐欺(SBS)
<アンカー>

・仏教の死を意味する涅槃後も3年間肉体が朽ちずに信徒たちが等身仏を作った。
・中国の仏教4大聖地九華山に仕えた。

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 ここまで新羅の王子から出家した金喬覚僧侶について広く知られている話です。ところが、一企業がこの僧侶の等身仏を中国から直接迎え入れてきたと展示会を開きました。が、その展示されたものはニセモノでした。
イ・ジョンフン記者の起動取材です。

<記者>
去る4月、大邱八公山の近くで「金喬覚僧侶の仏像と遺品展」が開かれました。
中国九華山から直接等身仏を迎え入れてきたいくつかのメディアで紹介され、多くの来場者が入場していました。

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金喬覚僧侶展当時の従業員:「本物の仏像を持ってきたんですよ。 4300億ウォンの保険をかけたというものを……。仏像の中に僧侶の遺骨があるというから仏像をX線撮影すると遺骨が見えたのです」

ところが展示会が終わった後、等身仏がニセモノであるという話が出回り始めました。

金喬覚僧展関係者:「中国へ直接行った人が聞いた話として「あれ、ニセモノだよ」と。どこでそれが撮られたのか分からないし、そんな仏像を持ってきておいたから……」

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金喬覚僧侶展当時の従業員「中国製の座像仏ですが、この座像仏を等身仏と同じ価値があるとしているようなので、お問い合わせが入ってくるとそう説明することにしています」

確認の結果、仏像は九華山に祀られている等身仏ではなく、中国でお金を払って買った普通の仏像でした。

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○○社住職「等身仏を借りられなかったのです。中国政府から? 貸してもらえませんでしたね。作って持ってきた物です、当然……。中国で作ればお金はあまりかかりませんし。 (韓国より安いんですか?)はるかに安いですね」

中国九華山側も韓国に仏像を貸したことはない、だまされないように教えてきました。

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展示会で働いていた従業員は、約束したお金を受け取っていないとして主催側を詐欺の疑いで警察に告訴して民、刑事上の訴訟も準備中です。

金喬覚僧侶展被害者「5000万ウォンです。実態のない会社だったようです。この人たちはしきりに逃げようとしています。 (3億5000万ウォンもの)濡れ手で粟のお金を稼ぐためです。これは本物の詐欺はなく、詐欺です」

韓中仏教を結ぶ代表的な高僧が詐欺の道具として巻き込まれた現実に仏教徒の嘆息が大きくなっています。
(引用ここまで)

 金喬覚というのは伝説の存在でして。つまり、実存したのかどうかは不明。
 でも、実際に九華山の寺院には金喬覚のものとされている等身仏が存在しているそうです。
 等身仏というのは即身仏のことだそうで、即身仏を芯にしていたり、即身仏に金箔を貼ったりして作られるものなのだそうですよ。
 最後の仏像が中国にある実際の金喬覚のそれなのかな? 九華山の仏像であることは間違いないようですが。
 ま、それはともかく。

 用意周到にパンフレットを用意して、展示会を開いて「詐欺でした」というオチ。
 なんでもありですね。
 日本でいえば「韓国から半跏思惟像を持ってきました」とあったのがニセモノだったとかそういうになるでしょうか。

 ここからは推測ですが、おそらく間違っていないはずです。
 本気で「金喬覚僧侶の仏像と遺品展」を開催するつもりはあったのでしょう。
 でも、中国側から「貸出は無理」となった瞬間から中止できずに「じゃあ、ニセモノを作ればいいや」ということになったのでしょうね。
 最初に言い出したらもう止められないのです。
 言い出した人間のメンツが損なわれるよりは、詐欺のほうがマシ。
 で、似たような座仏を買ってきて「さあさ、これが金喬覚僧侶の等身仏でござい、ありがたやありがたやー」とやってしまったと。

 韓国人とつきあいがある人はこの「メンツ最大優先」の原則に気をつける必要があります。
 一度言い出したことを引かなくて困っている場合は、相手のメンツを最大限活かす方向で話を収めるとうまいこといくこともありますよ。うまく行かないことも多いですけどね。


韓国の老人貧困率がOECD1位 → 韓国政府「対策として指標を変更しよう!」 → 結果……

高齢者の貧困ОECD1位を誤魔化そうとする韓国政府(ハンギョレ)
 保健福祉部が、韓国の高齢者の貧困率の統計が現実よりも高く出る傾向があるとして、新しい高齢者貧困指標の開発に乗り出した。政府が、実際の高齢者の貧困問題を軽減するために、老後の所得を増やす対策に力を入れるよりも、統計基準を変えて数値を下げるのに没頭していると批判されている。現在、韓国の高齢者貧困率は、経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で1位だ。

 13日、福祉部と国策研究機関の韓国保健社会研究院の担当者の話によると、福祉部は今年2月保健社会研究院に「韓国の高齢者貧困の実態分析と所得保障の方案」をテーマにした研究を依頼した。この研究の主な課題は、「従来の高齢者貧困率の指標以外に、高齢者の所得と財産保有現況など、韓国の特殊性を反映し、高齢者の貧困の実態を正確に把握できる指標の開発」である。 (中略)

OECD資料によると、韓国の高齢者貧困率は49.6%で、比較対象34カ国(国別、2012年あるいは最新値基準)の中で最も高い水準であり、OECD平均(12.4%)の4倍に達する。政府は、韓国の場合、住宅を保有している高齢者が多いため、OECDのように現金収入だけを基準にすると、貧困率が実際よりも高く出ると見ている。したがって、住宅などの資産が世帯所得に与える影響を考慮した対案的な指標の開発に乗り出す必要があるということだ。 (中略)

基準を変えても高齢者貧困率があまり変わらないという分析結果の報告を受けたことが確認された。保健社会研究院の幹部はハンギョレとのインタビューで「昨年、政府の要請で高齢者世帯が保有している不動産を現金収入に換算した場合、貧困率に及ぼす影響を分析したところ、影響があまり大きくないという分析結果が出たため、政府に報告した」と語った。保健社会研究院の内部分析報告書には、韓国の高齢者の不動産保有率が他の国に比べて、高いとも言えないという内容も盛り込まれていたことが分かった。

 専門家たちは、韓国の高齢者貧困率が他の国に比べて圧倒的に高い理由は、公的年金制度が整っていないためと指摘する。高齢者世帯の所得項目別の割合を見てみると、韓国は公的年金の割合が16.3%に過ぎないが、OECD加盟国の平均は58.6%に達する。一方、勤労所得の割合は、韓国が63.0%であるのに対し、OECD平均は23.9%だ。高齢者になった後も、勤労所得に依存している割合が高いため、貧困のリスクに陥りやすいのだ。
(引用ここまで)

 面白い。
 以前もイ・ミョンバク政権で前年同月比で上昇を続けていた物価指数を安定させるために、物価統計で扱う品目を変更していましたね。本来であれば品目変更は定期的に行うものなのですが、それをかなり前倒しして導入していました。
 無償給食を実行したのも見た目の物価を下げるためと噂されていましたね。

 それと同じようにして、「老人貧困率OECD1位」という悪名を返上するために、貧困率の算定方式を変えることを提唱しようとしているというわけです。

 韓国人にとってもっとも大事なものはメンツであるとされています。
 そして、朱子学を重んじる韓国では「老人は大事にされるもの」という建前があるのです。
 なので、韓国人にとって「老人貧困率世界1位」というのはメンツを損なうものと思われるのですよ。

 そこで、こうして小手先の改変で実態を変えられないまでも、数字だけはどうにかしてやろうという前向きな方策を試みた、ということですね。
 数字を変えることができ、ランキングを上げることができれば実態なんかどうでもいいのですよ。
 ACT、SAT、TOEICや修能試験の点数がよければ手段はどうでもいいという韓国の風土をそのまま反映していますね。

 最大の問題はその変更した算定方式であっても、さほどの改善は見られなかったというくらいなものですか。



ロッテ財閥の長女が免税品店で便宜供与の見返りに20億ウォンの裏金を受け取った容疑で家宅捜索を受ける……たったそんな金額で?

【社説】ロッテ・オーナー一族による衝撃的な入店不正(朝鮮日報)
 辛格浩(シン・ギョクホ、日本名:重光武雄)氏(94)の長女・辛英子(シン・ヨンジャ)ロッテ福祉・奨学財団理事長(74)が化粧品会社「NATURE REPUBLIC」チョン・ウンホ代表側から免税店入店に関して20億ウォン(約1億8000万円)台の裏金を受け取った容疑で検察の捜査を受けている。ソウル中央地検防衛事業捜査部は、ホテルロッテ免税事業部と辛英子理事長が大株主になっているS社と自宅を家宅捜索し、同理事長と長男を出国禁止措置にした。

 捜査結果が出るまでは分からないが、韓国1位の流通企業グループのオーナー一族をめぐり、このような不正疑惑が浮上したということ自体が衝撃的だ。辛英子理事長に対する容疑が事実なら、ロッテグループ・オーナー一族の道徳性に大きな傷を残す事件になる。これまでに表面化した流通分野の不正は、主に雇われ社長や社員によるものだった。だが、辛英子理事長は財界第5位の企業グループ一族の長女だ。同理事長はロッテショッピング社長やホテルロッテ免税店部門の社長を務め、一時は「流通業界のゴッドマザー」とも呼ばれた。2012年に弟の辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)韓国ロッテグループ会長が前面に出てきたため経営の第一線からは退いたが、免税店事業を行うホテルロッテに登記上の取締役としてとどまっている。屈指の流通企業府ループのオーナー一族が直接、納品不正に関与したという容疑を持たれるのは尋常ではない。

 免税店やデパート、ショッピングモールといった小売業者は、納品業者に対し絶対的に優位な立場にある。納品業者としては、どんな場所に入店するかに命運が懸かっているため、良い場所を抑えようと競争が激しくなる。この過程で不正なカネが行き来する事件がときどき発覚する。2年前にはロッテホームショッピングの前社長・現社長・役員らが複数の納品業者から20億ウォンを受け取った容疑で実刑判決を受けた。特にロッテ免税店は中国人観光客の増加により「金の卵を産むガチョウ」になっているため、入店のためのロビー活動もいっそう激しさを増していることだろう。

 検察は、家宅捜索の過程で、辛英子理事長の長男が所有する会社がコンピューターサーバーを交換し、関連文書を破棄するなど、組織的な証拠隠滅を行っていたことも確認したと発表した。そうでなくともロッテグループは、系列会社のロッテホームショッピングが再承認申請書の記載漏れで6カ月間にわたりプライムタイムの営業停止を命じられるという重い懲戒処分を受け、信頼性に傷が付いた。謹慎し、国民の許しを求めたとしてもまだ足りないのに、証拠隠滅までして自ら事態を悪化させるとは何事だろうか。
(引用ここまで)

 うーむ、よく分からん。
 ネイチャーリパブリック(先日、有罪になったことに激昂して自分の担当弁護士に暴行したあの人の企業)が、ロッテの免税品店でどうしてもいい場所が欲しいから裏金として20億ウォンを差し出した、ということですね。
 このネイチャーリパブリックの会長であるチョン・ウンホによるさまざまな犯罪が無罪になっているところから、再捜査が行われていて、その一環で判明した事実であるということなのですが。

 ロッテ財閥の長女が自分の企業傘下の免税品店の「よい場所」を与えるためにお金をもらっていたとして、それがなんの問題になるのか……という話ですよね。
 裏金であるというのが原因なんですかねぇ。
 脱税の疑いがあればそういうこともありえるとは思いますが。

 ただ、問題がひとつありまして。
 ロッテ財閥の長女で企業経営をしているのであれば、20億ウォンなんてはした金もいいところのはず。
 記事中にあるような「社長や役員」にとってはまだまだ大金ではあるのでしょうが。
 現代の両班である財閥の創業者家族にとっては20億ウォンは大金であったとしても、右から左にちょちょいと流せる金額なのですよ。
 金宇中が持ち逃げしたように数十兆ウォンであればまだ犯罪を犯す原因として納得できないこともないのですが。

 それとこの事件は若干、ロッテのお家騒動に関連しているようでもあります。
 以前はこの長女はロッテ財閥の創業者・長男派であったはずなのですが、いつの間にやら次男派になっていたのですよ。
 次男のほうが法廷の場でも勝利を続けているので、勝ち馬に乗り換えた……ということのようで。

 そのあたりで長男側からのリークもなにかあったのかな、という気はします。


中国人「ビザ免除されても日本になんか行かない」 → なぜか朝鮮日報が嬉々として報道

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中国人の7割「ビザ免除でも日本行かない」(朝鮮日報)
 日本政府がこのほど、中国人観光客に対するビザ発給要件の緩和を検討していく姿勢を明らかにする中、中国のネットユーザーの10人中7人が「ビザが免除されても日本に行くつもりはない」と考えていることが分かった。

 中国紙・環球時報は5日、「日本政府が中国を対象に観光ビザ免除を実施すれば、あなたの日本観光への関心が高まるか」という内容のインターネット投票を行い、同日午後までに回答者の71%が「いいえ」と答え、「はい」は29%にとどまった。

 また、「はい」と答えた回答者の中には、「靖国神社のトイレを爆破しに行く」とのコメントを寄せた人もいた。今回の投票結果は、中国国内で日本に対するネガティブな認識が根強いことを物語っている。

 これに関連し、日本の木原誠二外務副大臣は4日、中国メディア代表団と会見した席上、日本は将来的に中国人に対するビザ免除を実施するかもしれないと語っていた。

 木原副大臣は「日本政府はより多くの中国人が日本を観光に訪れ、文化を体験することを希望している」と述べ、日本政府が外国人観光客数を2020年までに4000万人、30年までに6000万人にまで増やす目標を立て、新たな措置や政策を導入していく方針を説明した。特にビザ免除制度の検討対象に中国も含まれていると語った。
(引用ここまで)

 これは面白い。
 中国の新聞がインターネット上で行ったアンケートを、韓国の新聞が嬉々として引用しているという構図がかなり面白い。

 現状で中国人に対する観光ビザは団体旅行であればそれなりに緩和されているのですが、これはコース固定の団体観光のみ。「14:30 清水寺 → 16:00 食事 → 18:00 ホテル着」っていうアレですね。
 個人に関しては1回のみ有効なビザであれば年収10万元(今日のレートで約170万円)以上、住居か自動車の所有をしている人間とその家族。
 数次ビザは年収25万元(約425万円)以上、住居があるか自動車を所有している人間とその家族というのが条件。

 個人の観光ビザを解禁されていない=今回のアンケートで答えることができる中国人=年収10万元以下で住居なしってことですね。
 つまり、「アンケートで『日本に行かない』と答えたのが70%」とありますが、そのほとんどがそもそも日本になんか行けないっていう状況じゃないでしょうかねぇ……。

 そもそもインターネット上のアンケートなんて、アンケートとして成立しているようなもんじゃないですしね。 
 だけども、それを「中国人の7割が日本に行かないって答えたぜ、ヒャッホーイ!!」 って朝鮮日報が報じてしまう。
 なんともまあ、面白いというか憐憫すら感じますね。 

この著者の一連の著作はなかなか面白いです。


冬ソナのロケ地に「ハローキティのテーマパーク」が建設される模様……韓流は?

韓国・春川に「ハローキティ」のテーマパーク建設へ(聯合ニュース)
韓国春川にハローキティのテーマパーク…2018年初めオープン目標(中央日報)
韓国北東部の江原道春川市にサンリオの人気キャラクター「ハローキティ」のテーマパークが建設されることが分かった。

 江原道と春川市は18日に韓国で「ハローキティカフェ」などを運営する民間企業、jacob C&Eと「春川ハローキティアイランド」造成投資協約を結ぶ。

 造成予定地は春川市内の自転車競技場の駐車場で、約1万7000平方メートルの規模。総300億ウォン(約32億円)を投資して来年に着工し、2018年にオープンする計画だ。 

 事業者側と江原道は同施設に年間約40万人が来場し、60億ウォン程度の売り上げを期待している。 

 江原道は今後も地域経済への波及効果が大きい観光施設の投資誘致を持続的に拡大し、観光と経済の活性化を進める計画だ。
(引用ここまで)

 春川市……でちょっと止まったのですよね。
 ここはアレです。冬のソナタのロケ地なのですよ。
 日本での放映当時、かなり観光客が増えたということでニュースにもなりましたね。まあ、その後はアレだったのですが。

 んで、今度はハローキティアイランドというハローキティだけのテーマパークを造成するそうです。
 すでに済州島には同じ名称のテーマパークがあって、それなりの集客があるとのこと。
Jacob C&Eは2013年、韓国では初めて済州道にハローキティ・アイランドを開館し、昨年45万人の訪問と75億ウォンの売上をあげている。
(引用ここまで)
 ピューロランドのようなサンリオ全体のものではなくて、ハローキティに特化したもののようですね。

 韓流をあきらめて、ハローキティにすりよった……というのは穿ちすぎな見方かもしれませんが、まあ現実的にそういうことですわな。

 韓国人の自尊心の対象となっている、1兆円の価値があるポロロのテーマパークを建てればいいのに。