それを見た日本人はいうに及ばず、韓国人の表情すらをも微妙なものへとさせたあの怪作です。

優勝作品には3万ドル、2位(2組)には1万ドル、3位(2組)には5000ドルが賞金として渡されるという、この手のコンテストとしてはかなりの大盤振る舞い。総額6万ドルですからね。
YouTubeでもけっこうな応募作があったようです。
ダンスコンテストの動画募集は去年の年末で締め切られ、今年の1月に優勝作品が発表される予定だったのです。
ですが、なぜか発表は延期されて今日、ようやく発表されました。
それでは優勝者を発表しましょう!
ダラララララララララ(ドラムロール)──
優勝者なしです!
楽韓Webでは珍しくフォント芸を使ってしまいましたが、いやひどい(笑)。
2位、3位は出てますが、
そして、発表と同時に例の動画を削除。
さらに文化体育観光部のYouTubeチャンネルも削除。
Facebookでは世界中(主としてインドネシア)から22万もいいねをもらったあの動画を削除するなんて信じられませんね。
平昌オリンピックをダンスでPRって話なのに、開催の1年前に削除って。
まあ、文体部=文化体育観光部としては忘れたい過去なのでしょう。
今回、発表が遅れたのはチェ・スンシルゲートに伴って、パク・クネの文化人ブラックリスト ── 政権に批判的な文化人のリストを作って決して政府からの支援をしないように画策していた ── 問題が明らかになったために、文体部長官(大臣に相当)が逮捕されるという騒ぎになったためだと思われます。
優勝賞金とされていた3万ドルの行方も知りたいところ。
いや、それにしてもすごいオチになりましたね。「まさに韓国」って感じ。
楽韓Webはこういうアフターフォローも忘れないのがいいところだと自認しています。
ハフィントンあたりがあたかも自分が見つけたようにしてこのネタ書いたりするんでしょうね。
詳細はこちらの公式サイトでどうぞ。

室谷克実
産経新聞出版
2014/7/18