仁川消防本部によると、5日午後9時48分ごろ、江華郡河岾面(カンファグン・ハジョムミョン)交差点付近の道路で現代(ヒョンデ)車「アイオニック5」に火災が発生したという通報があった。
運転者から「車から突然出火した」という通報があり、出動した消防は火災発生から10余分後の午後10時1分ごろ鎮火した。ただ、火が消えた後にも車からは熱が発生し、車両の牽引までにはさらに時間がかかった。
(引用ここまで)
またヒョンデ(ヒュンダイ)のアイオニック5が発火。
今度は衝突があったとか、事故があったとかではなく、走行中に自然発火。
9割が燃えてハッチバックの一番後ろだけは延焼していないって感じかな。
(画像引用元・ソウル新聞から画面キャプチャ)
これまでの事故での炎上とは異なって、燃えていない部分が多少なりともあるってことですね。
事故によってバッテリー変形があった場合の炎上はもう手がつけられないものになることが逆説的に分かります。
韓国製電気自動車のアイオニック5、繰り返す炎上事故。今度は橋脚に衝突して炎上……ナンバープレートすら残らずドライバーは身元不明に(楽韓Web過去エントリ)
んで、炎上原因ですが。
いまのところ不明。
ただ、2018年頃から「ヒュンダイ・キアの車は放っておいても自然発火する」とされていました。
1日1台のペースで発火していましたね。
韓国のヒュンダイ・キア自動車に車体炎上で大規模な集団訴訟へ、「1日1台が衝突もなしに炎上している計算」とのこと……(楽韓Web過去エントリ)
で、去年9月になってようやく300万台規模のリコールを決定。
キアはブレーキオイルのリーク、ヒュンダイはABS 「対象車両の所有者には修理完了まで屋外の建物から離れた場所に駐車するよう求めた」そうです。
現代自と起亜が米で337万台リコール、エンジン発火の恐れ(ロイター)
で、さらに年末になってアメリカの運輸省道路交通安全局が、ヒュンダイ・キアのこれまでのリコールについて調査をするとのアナウンスがありました。
米当局、韓国現代自と起亜の640万台リコールで調査開始(ロイター)
……まあ、ヒュンダイ自動車は燃える可能性がそれなりにあると考えていいんじゃないでしょうかね。
アイオニック5だけでなく、ヒュンダイコナEVもガソリン車も実際に燃えているので。
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