相互RSS募集中です

カテゴリ:スポーツの記事一覧

韓国のスポーツジムで見つかる大量の「ステロイド注射器」、これ要するに整形の一種ですよね

韓国スポーツジムのトイレに大量に捨てられるステロイド注射器、筋トレブームの陰で深刻な薬物汚染(朝鮮日報)
ソウル市内の大学街にあるスポーツジムに通うキムさん(30)は最近、トイレのごみ箱に注射器が何本も捨ててあるのを見て非常に驚いた。キムさんは「ステロイドホルモンの使用がこんなにまん延しているとは思わなかった」と話した。9月23日に本紙の記者が訪れたソウル市瑞草区内のトイレには「注射器の使用が発覚した場合には退出していただきます」という警告文が貼られていた。 (中略)

 韓国の20-30代の間で最近、ウエートトレーニングが人気を集め、違法薬物の誤用・乱用問題が深刻になっている。かつてボディービル業界でひそかに流通していたアナボリックステロイド(筋肉増強剤の一種)などが今では一般の人々にまで広がっているのだ。ソウル市城東区のスポーツトレーナー、チェさん(26)は「インスタでよく見掛けるマッチョなインフルエンサーのほとんどは違法薬物を使っている」と話した。 (中略)

 スポーツトレーナーやボディービルダーの大多数は「この業界は薬物がなければ成り立たない」と話す。実際に韓国の全国体育大会(日本の旧国民体育大会に相当)のボディービルディング部門は二十数年にわたってドーピング問題に頭を悩ませている。今年10月の同大会では一般の部は廃止された。実はボディービル大会は薬物がなければ入賞が不可能なレベルだという。9月7日に京畿道金浦で開催された大会では、抜き打ちドーピング検査の対象となった入賞者が検査を拒否し、姿を消すという事態も起きた。

問題は、趣味でボディービルディングに取り組む一般人まで薬物を容易に手に入れられることだ。(中略)野党「共に民主党」の閔馨培(ミン・ヒョンベ)議員室が文化体育観光部(省に相当)・韓国ドーピング防止委員会から入手した資料によると、最近10年間(2015-24.9)に大会禁止薬物を服用して摘発された件数は239件だった。このうち42件は10代の青少年で、5人に1人が10代だったことになる。中には9歳の子どもも含まれていた。
(引用ここまで)


 韓国のトレーニングジムでアナボリック・ステロイドが蔓延している、とのニュース。
 個人的にも筋トレしているのでよく分かるのですが、とにかく筋肉は育たない。
 育ってくれないんですよね。

 負荷を強くしすぎれば「はい限界でーす」って怪我につながっちゃう。
 負荷を弱くすれば「あ、そんなもんだと筋肥大しないよ?」って我が儘をいう。
 ちなみに筋肉は耐えられても腱がいかれるパターンもあるので注意。

 そんな時の魔法の薬がアナボリック・ステロイド。
 もちろん、「筋肉の超回復」をさせるためにトレーニングは欠かせないのですが、通常のトレーニング→超回復に比べたら数倍の筋肥大が得られるそうですよ。
 言ってみれば地味な筋トレを続けるよりも簡単に成果を得るための近道、ショートカットってところですかね。


 そんな「魔法の薬」が韓国で蔓延している。
 うん、すごくよく分かる話。
 これ、「整形の一種」だとする補助線を引くと、かなり理解に役立つのではないでしょうか。

 韓国人、基本的にチート大好きですから。
 TOEICも試験対策だけして満点を取れるくらいになっていても、英語はまったく話せないなんて状況があるほど。
 TOEICの精神とは……ってなっちゃう。

 そんな彼らに「地道に筋トレ」ってのはもっとも避けたいところなのでしょう。
 ささっと筋トレして、効率的に筋肥大。
 まあ、その代償は小さくないですけどね。

「筋肉増強剤」を知る(スポーツ庁)

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

禁断の肉体改造
ホゼ カンセコ
ベースボール・マガジン社
2005-11-01

韓国人識者「京都国際が甲子園で優勝したと騒ぐのもいいが、韓国の部活や体育の貧弱さをどうにかしたほうがいいかも」

カテゴリ:スポーツ コメント:(85)
京都国際高校の甲子園優勝ニュースに接した韓国社会が見落としている真実【寄稿】(朝鮮日報)
 韓国メディアが隣国の高校野球決勝戦を大きく報じた理由は、優勝した京都国際高校が在日韓国人の設立した学校だったからだ。甲子園はどの試合も終了後に勝ったチームが整列し校歌を歌う美しい伝統があるが、京都国際高校校歌の韓国語歌詞には「東海を超えてきた大和の地…」とあるため、韓国の高校が優勝したような錯覚に陥った。日本の高校野球大会が韓国で大きく注目を集めたのはまさにこの校歌が理由だった。 (中略)

 本来なら肩を張って自慢すべきだろうが、韓国における高校の現実が頭に浮かびそれはできなかった。この夏甲子園に出場するため47都道府県から3715チームが激しい予選を戦い、それに勝ち抜いて甲子園にまで来られたのはわずか49校だ。日本で甲子園の予選に出場する高校の多さにまず驚いてしまう。これに対して韓国は100校ほどの高校野球部が活動しているが、これは日本の37分の1だ。人口差を考えてもその規模は15分の1だ。サッカーも事情はほぼ同じだ。

 さらに驚くべきことは、球技の部活がある高校の割合だ。2021年の統計によると、日本では高校のサッカー部は3862チーム(韓国は190)ある。日本には4887の高校があるので、全体の80%にサッカー部があり、野球部がある割合は76%だ。これに対して韓国ではサッカー部がある高校は8%、野球部はわずか4%だ。これが韓日両国の高校スポーツの格差だ。つまり韓国の高校ではチームスポーツは生活の一部でも文化でもなく、彼らだけのリーグに過ぎないのだ。 (中略)

 チームスポーツはその言葉通りチームで何かを経験する場となる。若い時期に大小さまざまなチームに所属し、共に試合に臨むことは自らの身体能力を高めること以上の意味合いがある。協働や配慮など社会性を育む機会になるのはもちろん、勝利の喜びと敗北の悔しさ、応援ややじから来る安心感や挫折、高い技量から得られる自尊心と能力の低さから来る劣等感、またこれらの感情をコントロールする大切な機会にもなる。
(引用ここまで)


 京都国際高校が優勝して、「韓国系高校が甲子園を制覇した!!!」みたいなストーリーが韓国メディアを騒がしているのですよ。
 いや、すごい騒ぎでした。
 どのくらい報じられたかなぁ。準決進出が決まった時からもうえらい騒ぎ。

 記事数は100とかじゃないレベル。
 優勝を報じただけではなくて、京都国際の成り立ちだのなんだの。
 知りたくもないのに詳しくなってしまいましたわ。
 んで、その京都国際の優勝について「すごかったで終わらせずに韓国の現状を鑑みるべきだ」とのニュース。


 韓国の部活、そしてスポーツの状況について絶望的だ、って話。
 高校には野球部が100ほど、サッカー部は190ほどしかない。
 日本のそれは野球部は3715、サッカー部は3862。
 まあ、韓国の野球部は60くらいって言われていたから増えてはいるんですよね。

 日本の「部活」ではなく、プロ野球の育成所みたいなもんなんですよね。
 なので、部活で得られる社会性とかコミュニケーションが得られるとかないんですよ。
 朝から晩まで練習しかしない。まあ、ムン・ジェイン政権下で「スポーツ入学した選手もあるていど勉強もしろ」ってなってて、パク・チソンがそれに苦言を呈していたりしますが。

 部活ってなんだかんだで子供の社会性獲得に重要な部分もありますよね。
 韓国の「部活」にはそれがない。
 そして、スポーツ系部活以外の生徒はそもそも運動をしない(記事引用外)。
 学校で運動をやらせると保護者がクレームを入れてくるレベル。
 受験に関係ないことをやらせるなって。
 その結果があれ、なんだろうなぁって気はちょっとします。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

元女子プロゴルファーのパク・セリが涙の会見「父の借金を返したらまた別の借金……もう絶縁します」……韓国のスポーツ界、芸能界ではよくある話

朴セリ涙の記者会見「父の借金を返したと思ったらまた別の借金…もうこれ以上責任を負わない」(朝鮮日報)
元プロゴルファーの朴セリ(パク・セリ)理事長が率いる「朴セリ希望財団」が、同理事長の父親を私文書偽造で告訴したことについて、同理事長は「親子間の確執と無関係ではない」と語った。そして、以前から父親の債務問題が続いていたことが今回の告訴の背景にあったことを明かした。

 朴セリ理事長は18日、ソウル市江南区のスペースシェア・三成COEXセンターで行った「朴セリ希望財団私文書偽造および偽造私文書行使告訴」に関する記者会見で、「父親の告訴は親子間の確執と関係があるのか」という質問に対し、「全く無関係とは言えない」と答えた。

 朴セリ理事長は、父親が以前から債務問題を起こし続けてきたことを明かした。同理事長は「現役選手を引退した後、韓国で暮らすうちにさまざまな状況が明るみに出た。そのころから問題点が多いことを知った」「当時は『家族なのだから、私ができる範囲で表に出さずに解決しよう』と思った。だが、債務関係を一つ解決すると、また別の債務関係が浮上して、それを解決するとまた別の問題が浮上した。これが(告訴の)理由だ。そうして現在の状況にまで至った」と述べた。

 また、記者会見を開くことにした動機については「今、将来有望な選手たちが抱いている夢が、もしかしたらくじかれてしまうのではないかと懸念し、あらためて強調しようとこの場に立った」と説明した。

 朴セリ理事長はかなり以前から父親との連絡が途絶えている状況であることも打ち明けた。そして、「こういう問題は突然、起こったわけではない。私の会社を運営し、私の権限の下、厳格にすべての仕事を始めて、行われることになっている。私が承諾してはじめて、名前の使用が可能になる。私の許諾がなければ(名前の使用は)不可能だ。私の親なので、私の父なので、抱えていたあらゆる債務に関しては私が全て返済をしてきたが、もうこれ以上は私ができない部分にまで至った」と述べた。

 その上で、「これ以上、私にどんな債務関連の問題が来ても、私はもう責任を取る策がないと申し上げたい。何とかできる方策も方法もない。もうこれ以上、私は責任を負わない」と言った。
(引用ここまで)


 元女子プロゴルファーのパク・セリの父親が借金に借金を重ねていた件で、パク・セリ本人が絶縁宣言。
 まあ、韓国のスポーツ界、芸能界ではよくある風景。
 楽韓Webだとアン・ジョンファンについて書いたことがありますかね。

元横浜Fのアン・ジョンファン、放蕩母親の借金の肩代わりを求められた結果……(楽韓Web過去エントリ)

 アン・ジョンファンはこれとは別に2019年にもほぼ同じような事件に直面しています。

元サッカー選手アン・ジョンファンの母親に借金疑惑。韓国芸能界の「家族リスク」続く(スポーツソウル)

 女優やK-POPのMAMAMOOなるグループの一員も同様に「家族リスク」に晒されています。
 こちらは2018年の記事。

韓国芸能界で相次ぐ“家族リスク”。今度はK-POPアイドルと女優が“迷惑な父”を告白(スポーツソウル)

 とまあ、こんな形で話題になることは少なくない事態。


 これ以外にも「世界でもっとも影響力のある人物」に6年連続でランクインさせられてしまったピ(RAIN)とかもまったく同じ形で「親の借金」について報道されました。
 あとTWICEの誰だったかとか、少女時代の誰かとかなんかも同じ。

 ただ、今回のパク・セリの父親の悪質度はちょっと度を超えているものといえます。
 あのセマングムにゴルフ学校を作るので乗らないかとされて、パク・セリ財団の法人印を偽造して使用したっていう。
 ……いや、構造自体は変わらないか。悪質度が高いだけで。

 こうした「家族リスク」はふたつに分類できます。
 ひとつは「音信不通の家族が借金を重ねていて、子供がのちに有名になった」ってパターン。で、返済を子供に求められるっていう。
 アン・ジョンファンはこのパターン。
 あの人、変なパーマかけてたけど苦労人なんだよ。ボールこねてたけど。

 もうひとつは有名人になったことで入ってくる収入にわけがわからなくなって、親が借金しちゃって本人がその返済に追われるってパターン。今回のパク・セリがそうですね。
 あとアン・ジョンファン(の母親)はこのパターンもあります。2019年のほうはこのパターンかな。

 韓国では本当によくある風景でしかない。
 ちょっと規模が大きいっぽいですけどね。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

世界柔道選手権:団体戦でルールを把握せずに韓国代表が失格敗退……韓国代表、これよくやるんですよね

カテゴリ:スポーツ コメント:(121)
ルールを知らず団体戦失格…メダル逃した韓国柔道(中央日報)
韓国柔道代表チームは25日、アラブ首長国連邦で開催された2024世界選手権混合団体戦(男女各3人出場)3位決定戦を控え、失格通知を受けた。 (中略)

韓国が失格になったのは、同日のウズベキスタンとの大会8強戦で3人目のウォン・ジョンフンが男子90キロ超級の競技で棄権したからだ。ウォン・ジョンフンは競技場で審判に向かって両手で「X」と表示しながら「競技をしない」という意思を明らかにした。ウォン・ジョンフンは腰を痛めて競技するのが難しい状態だった。審判はこれを受け入れ、ウズベキスタン選手の勝利を宣言した。

国際柔道連盟(IJF)の大会規定には「出場選手は団体戦の勝敗が決まるまで競技に臨まなければならない。選手が競技を拒否すればそのチームは失格処理となる」という内容がある。すなわち、選手が競技をせずにマットを離れた瞬間、個人でなくチームの敗戦になるということだ。わずか1秒でも競技をすれば選手個人が敗れたものと見なす。

とはいえ、負傷しても必ず競技をしなければいけないという規定はない。負傷選手が発生して選手を出すことができない階級があれば、出場選手名簿に該当階級の選手の名前を記載しなければよい。この場合1敗を抱えて競技を継続すればよい。ところがファン・ヒテ男子代表チーム監督もウォン・ジョンフンも競技の勝敗につながる基本的なルールを知らず失格となる初めての事態が発生した。 (中略)

ところがIJFも8強戦では韓国がルールを破ったことを認知できず、競技は進行された。結局、韓国はウズベキスタンに0-4で敗れ、敗者復活戦に回ることになった。韓国は敗者復活戦ではドイツに4-1で完勝し、ジョージアとの3位決定戦を迎えた。この時、ドイツがIJFに「8強で韓国選手が棄権して規定を破ったので失格だ」と主張し、IJFは結局、韓国に「8強戦失格」を通知した。これを受け、3位決定戦を準備していた韓国選手は虚しく競技を終えることになった。ある柔道指導者は「五輪で3位決定戦を控えてこのようなことが発生すれば、数年間流した選手たちの汗が無駄になっていた」と指摘した。

大韓柔道会はこれを隠して弁解を続けた。大会期間中に発送していた競技記録紙を団体戦競技の日には送らなかった。記録紙には勝利または敗戦の事由が書かれている。
(引用ここまで)


 アビダビで柔道世界選手権がちょっと前までやってまして。
 男女混合団体では日本が優勝。
 で、その男女混合団体で韓国代表がやらかした、とのニュース。

 団体では代表リストに掲載された選手が畳に上がらずに棄権した場合、全体が失格になるとの規程があるのだそうですよ。

 これがリストに掲載せずに欠場であればOK。
 あるいは畳に上がって試合開始になってから「あ、やっぱ無理です」ってなってもOK。
 どちらも個人の負けとして記録されるだけ。

 まあ、韓国はこの類いのルール確認ミスをよくします。


 2004年のアテナオリンピックンのレスリング・フリースタイル60kg級では勝ち点で三つ巴状態になっていた予選で、「獲得ポイントが多いほうが決勝トーナメントに出られる」と勘違いしていました。
 三つ巴のひとりであったウズベキスタン代表選手にテクニカルフォールで勝っていたのですが、試合終了せずに獲得ポイントを積み上げていったのですね。
 実際にはこの韓国人選手が勝利した時点で日本代表選手が勝ち抜けすることが決まっていたのです。

レスリング、フリースタイル60kg級の井上、決勝トーナメントに進出(楽韓Web過去エントリ)

 ちなみに韓国人選手が負けるとウズベク選手の勝ち上がり。どっちにしても芽がなかったとのオチでした。

 もうひとつありまして、こちらは柔道。
 2018年のアジア大会でやはり柔道の男女混合団体。
 韓国代表が1ポイント勝ち越していた最終戦で、なぜか大将の韓国人選手が「どう見てもわざと」反則ポイントを積み重ねて1本負け。
 結果、日本代表が優勝したってことがありました。

アジア大会:柔道混成団体の韓国代表は大将戦で反則負け→得点差勝ちを狙っていた模様(なお失敗)(楽韓Web過去エントリ)

 韓国側は「反則での負けは1本扱いにならず、優勢勝ちになって韓国が優勝できる」と思っていたそうですよ。
 これもルールの把握ができていないパターン。
 で、「日本の優勝じゃない!」って畳の上で座りこみしたっていう。

 まあ……なんというか、監督・コーチがルールを把握していない時点でアレ。
 選手がかわいそうですね。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

アジア大会で韓国人選手、やらかす──柔道で対戦相手に張り手、テニスではラケットを徹底破壊、バスケットでは乱闘寸前

カテゴリ:スポーツ コメント:(99)
男子バスケ中国&韓国があわや乱闘 香港紙は呆れ気味「韓国はスポーツマンシップを欠き脚光」【アジア大会】(THE ANSWER)
柔道の韓国女子が犯した“顔面張り手敗退”に中国物議 ネット指摘「叩かれた選手は顔から血が…」【アジア大会】(THE ANSWER)
敗戦後にラケット破壊→握手拒否 韓国テニス選手の行動が物議 アジア大会(産経新聞)
 第1Qを20-12、第2Qを30-17と中国が大きくリードして迎えた第3Q。残り3分を切ったところで、ボールを巡って取っ組み合いになったチョン・ソンヒョン(韓国)にジャオ・ジーウェイ(中国)の腕が締められ、口論が起こったという。記事は「両軍選手がドッと押し寄せ、乱闘がもう少しで勃発するところだったが、審判が間に入って両チームにファウルを与えた」と状況を伝えている。
(引用ここまで)


 とりあえずアジア大会での韓国選手にやったやらかし3つ。
 最初にあったのは柔道でのカザフスタン代表の頬を張ったものでしたかね。
 ここから「いくつかあるだろうからそのうちまとめるか」ってなったのでした。

 女子柔道選手のイ・ヘギョンのそれはおそらく奥襟を取るつもりだったのが、相手にスウェーされたことで張り手になってしまったのが見えますが。



 それで反則負け。ま、やむを得ない。
 問題は判定に不服で畳から降りないところ。「わざとじゃない」ってアピールしていたそうですが、わざとであろうとなかろうと対戦相手を傷つけていることには変わりないんだから反則で終了でしょ。
 相変わらずグッドルーザーになれない人々だわ。


 もうひとつのテニス選手のヤツは本当に衝撃的というか。
 人として危ういレベル。



 負けるなり、取れないなりでラケットを叩きつける風景はそれなりに見ますが、ここまで執拗なのはちょっと見ませんね。
 相当に格下の選手に負けたことから憤懣やるかたなかったのかも知れませんが。
 これきっかけでなんか芸能人と別れたらしいですよ。

ラケットを叩きつけたクォン・スンウ、非マナー余波? ユビンとの熱愛、5カ月で破局(中央日報)

 女性からしてみたら、本性がこれの人間とつきあえるわけがないですからね。
 無理無理。
 まあ、あとは男子サッカーの決勝でU-22日本代表が無事なことを祈ります。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

アジア大会のローラースケート競技、韓国人選手が勝利を確信してガッツポーズ。その脇で懸命に足を伸ばした台湾人選手が0.01秒差で優勝……兵役免除も年金も失う0.01秒に

セレモニーして「逆転敗」… チョン・チョルウォン「大変大きなミス申し訳ありません」(韓国経済新聞・朝鮮語)
チョン·チョルウォンは2日、中国浙江省杭州千唐ローラースポーツセンターで行われた2022杭州アジア大会ローラー3000メートルリレー決勝で、早いセレモニーで決勝ライン目の前で優勝を逃した。チョン・チョルウォンが金メダルを予感して両腕を上げた間、後ろにいた台湾選手が左足を突き出してゴールラインを先に通過したのだ。

同日の韓国の最終記録は4分5秒702で、1位の台湾(4分5秒692)と0.01秒差だった。試合終了後、韓国代表チームは優勝したと思い、太極旗を持ってセレモニーを行ったが、その後公式記録が出ると涙ながら競技場を出た。

銀メダルを獲得した後、チョン·チョルウォンは「私のミスが大きすぎる」とし「(同僚)選手たちに申し訳ないし、応援してくださった多くの方々に申し訳ない」と謝罪した。

また、「私が油断して最後まで乗らないミスをした」とし、「(同僚たちにも)『一緒に努力したのに本当に申し訳ない』と話した」と伝えた。
(引用ここまで)


 アジア大会はオリンピックで採用されていない競技がいろいろと採用されています。
 eSportsなんかもやっているほどです。
 で、そのひとつがローラースケート競技。

 今日、男女のローラースケート 3000メートルリレーの決勝が行われて台湾が男女アベック優勝しました。

杭州アジア大会/台湾が男女アベックV ローラースケート3000mリレー 杭州アジア大会(フォーカス台湾)

 で、その男子競技では韓国代表のアンカーが「勝利した!」とばかりにガッツポーズをとって仁王立ちしていたところ、台湾代表のアンカーが足を伸ばして0.01秒差で優勝したのだそうですよ。


 そのときの様子がこちら。



 ゴール後、韓国代表全員で集まって韓国国旗を掲げてのウィニングランまでやってしまったそうですわ。
 で、オフィシャルの結果が表示されて膝から崩れ落ちたっていう。

 アジア大会で兵役免除が認められるのは金メダルだけ。
 そして20ポイント以上集めると月額30万ウォン(最大100万ウォン)の体育年金をもらえるのですが、このポイントはアジア大会の2位だと2点だけで金メダルの10点に比べて激減。
 これで彼らは兵役免除もなし。体育年金点数も激減。
 ローラースケートはオリンピックでの採用もされていません。
 ガッツポーズの代償としては大きすぎる0.01秒になったといえますね。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

韓国プロバスケリーグの高陽デイワン、給料未払いで除名……韓国経済の実情の片鱗が見えてきたかな

韓国プロバスケット、「給与未払い」でデイワン球団を除名(中央日報)
プロバスケット連盟KBLが選手団の給与未払いなど財政問題を抱える高陽(コヤン)デイワンの会員資格を剥奪した。

KBLは16日、ソウル江南区(カンナムグ)KBLセンターで理事会と臨時総会を開き、「高陽デイワンスポーツを会員会社から除名した」と発表した。

2022-23シーズンを控えて高陽オリオンズを買収したデイワンはその間、KBL加入費遅延納付、選手団給与未払い、オリオンズ買収代金未納など財政的な問題が続いてきた。しかし前日の15日までに4カ月間未払いの選手団の給与など財政問題を解決すべきという最後通牒を守ることができなかった。KBLはデイワンが正常に球団を運営する意志や能力がないという判断を下し、結局、除名した。
(引用ここまで)


 韓国のプロバスケットボールリーグであるKBLで球団買収のあった高陽デイワンジャンパーズが、給与未払い等で運営するつもりがないと見なされて除名。
 菓子メーカーのオリオンから引き継いだのは、デイワンスポーツという企業。
 デイワンという企業は大宇造船海洋の子会社で資産運用会社なのだそうで。

 ふむ。
 バスケは韓国でそこそこの人気スポーツです。
 冬の人気競技のひとつと言ってもまあ過言ではない。少なくともそこまでマイナーではないって位置づけでよいと思います。
 そのリーグの運営企業が初年度のシーズンオフに除名される。


 ダイエーや近鉄の例を見るまでもなく、経済状況が厳しい中ではスポーツチームの運営を諦める企業が出てきます。
 かつて、Kリーグの仁川ユナイテッドが給料遅配でニュースになったことがありましたが。
 その一ヶ月後には地方自治体としての仁川市に財政危機が叫ばれる事態となっていました。
 仁川ユナイテッドは仁川市が運営する市民クラブであるにも関わらず、給与遅配があったことから「ああ、なるほどね」となったわけですが。

 ま、この高陽デイワンジャンパーズについては当初から「運営無理なんじゃない?」くらいのことは言われていたのですけどね。

東海大九州の森口弥も新ユニで登場!高陽オリオンズ、創設式で新たなチーム名などを公開(スポーツソウル)

 スポーツクラブの運営がひとつダメになったことをもって、「韓国経済の現在地はここだ」とするのはかなり無理があるとは思います。
 まあ、その片鱗が見えたかな、という気はします。
 いや、本当にスポーツクラブ運営とか企業の運動部運営の終了って「余裕がなくなってきた証拠」のひとつなんです。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

韓国のエースことリュ・ヒョンジン、筒香にホームラン打たれて降板……開幕戦勝ち投手ならず

勝利条件1アウト残し...連続長打許容後降板(MKスポーツ・朝鮮語)

 韓国人スポーツネタをあわせてお送りしましょう。
 昨日、本格的にメジャーリーグが開幕しまして。
 ドジャースからトロントブルージェイズに移籍した韓国のリュ・ヒョンジンと、ベイスターズからメジャーに移籍した筒香が直接対決を迎えました。


 ボールとストライクがはっきりした投球の中、5回2アウトランナー1塁で3番筒香の第3打席。この時点で投球数89球。



 フルカウントから逆方向の左中間にホームラン。筒香らしい一発。
 後続打者にもツーベースを打たれて4回2/3で降板。ブルージェイズは勝ったものの勝利投手の権利を得ることはできませんでした。

 韓国人のコメントもけっこう冷静。
 あまり期待されていないんですかね?

 ひとついえるとしたら「ア東にようこそ」ってとこですかね。
 ナ西と違って左の強打者揃いのア東でどれだけ戦えるか、ちょっと見ものです。
 筒香のホームランも逆方向へのもので完全に力負け。
 田中にはちょっと他の地区で投げてみてほしいな、とは思うこともあるくらい。
 右投手が左打者有利のヤンスタを本拠地にしていてあれだけの投球ですからね。

 さて、今年は60試合制なのでトロントブルージェイズはヤンキースとは10試合、さらにヤンキースタジアムでの対戦は3試合だけなので、ヤンキース相手にそれほど投げるわけでもないでしょうが。
 あと年中温かくて肩に負担の少ないロスから、北のトロントへの移籍がどうなるのかといったところかな。肩をぶっ壊している投手なので。

 さて、もうひとつはイ・ガンインネタ。

イ・ガンインどうしよう、バレンシア球団オーナー「4-4-2」グラシア監督確定(スポテレビニュース・朝鮮語)

 バレンシアCFの監督が4-4-2のフォーメーションを好むために、4-3-3、4-2-3-1でセカンドトップ、トップ下を好むイ・ガンインには居場所がないのではないか、というような記事。
 んー。
 現在のサッカーの中でトップ下を採用しているクラブってどれだけあるんですかね?
 正直、ほとんどないような。インサイドハーフくらいならありますが。

 久保建英もトップ下の選手ですが、マジョルカでは右ウイング。ただ、スタメンとして出場しはじめたあたりからは状況によっては中に寄せてもOKといったポジションでした。
 その分、サイドバックが前目にきてフォローしてましたね。
 中に寄せたほうが価値があると認めさせることができれば、フォーメーションが決まっていてもあるていど柔軟性のあるポジションを取れるようになるものですが。
 現状のイ・ガンインではそれも難しいのではないかな、という感じ。

 守備は前からはじまるとされている現代サッカーで、あの守備の雑さは致命的。
 それでもバレンシアは移籍、レンタルを拒んで手元に置いておきたがっているようなので、なにか光るものがあると思っているのでしょうね。

「185億」イガンイン市場価値、「411億」久保の半分以下に下落(スポータルコリア・朝鮮語)

 transfermarkt.deでの市場価値が発表されて、久保建英が2700万ポンド。
 イ・ガンインは1215万ポンド。久保が突き抜けて行きましたね。
 シーズン前、韓国メディアは「イ・ガンインと久保とでは比較にならない。なぜなら久保はレアル・マドリードとはいっても3部所属の選手。1部で戦うイ・ガンインとは違う」とかドヤ顔で書いていたのですが。
 まあ、個人的には久保はそれどころでなくやるだろうと思ってましたが、ここまでとは想定外。
 順応性が高いんだろうなぁ。

 来シーズンは噂されているレアル・ソシエダなのか、噂に出始めたセビージャなのか。
 CL、ELに出られるクラブでどれだけやれるのか。エレベータークラブのマジョルカではなく、そういったクラブとの選手とからんだときにどんなケミストリーを為せるのか。
 だいぶ楽しみ。
 MLB中継がなくなったのにDAZNを解約していないのは久保がいるから、というだけの理由だったりします。
 いつもイ・ガンインネタは最終的には「久保はすごいからみんなで見よう」というオチになるな……。