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カテゴリ:スポーツの記事一覧

韓国メディア「日本は冬季アジア大会にも本腰を入れろ!」「エースを派遣しろ!」……だって冬季アジア大会なんて参加してもなんのメリットもないし

「冬のアジア大会から目をそらす」日本、韓国と中国だけのお祭り(ハンギョレ21・朝鮮語)
2025ハルビン冬季アジア大会で、韓国は当初立てた目標を超過達成した。 大韓体育会の予想は総合2位(金メダル11個、銀メダル7個、銅メダル20個)だったが、選手団は最終的に金16個、銀15個、銅14個を獲得して帰国した。 金メダル16個は歴代冬季アジア大会最多金メダルタイ記録だ。 韓国選手団は今大会で質的・量的成長を成し遂げたという評価を受けた。

開催国の中国は金32個、銀27個、銅26個の計85個のメダルを獲得し、1位になった。 韓国(45個・2位)と日本(37個・3位)に比べ、ほぼ2倍以上のメダルを獲得し、開催国としての体面をしっかりと保った。

夏のスポーツに続き、冬のスポーツでも、これからは韓国と日本を完全に制したという評価を狙ったのだろうか。 中国はすべての種目で最精鋭メンバーが総出動した。 (中略)

問題は日本だ。 直前大会の2017札幌大会で、日本は金27個、銀21個、銅26個の計74個のメダルを獲得し、韓国(金16個、銀18個、銅16個)と中国(金12個、銀14枚、銅9)を抜いた。 ところが、今回は意図的に、いや、決心して大会に背を向けた。 ハルビン現地の競技場で会った日本人記者は5本の指に入った。 それだけ日本のマスコミが取材陣を送るのにけちだったという話だ。 日本オリンピック委員会「チームジャパン」関係者は「今大会をリアルタイムで中継する放送局もない」と耳打ちした。 彼は「チームジャパン」で仕事をする前に「冬のアジア競技大会があることも知らなかった」と打ち明けた。

もともとアジア圏のウィンタースポーツ最強国は日本だ。 ショートトラックでは韓国が世界トップクラスの技量を備えているが、より多くのメダルがかかったスピードスケートでは日本がリードしている。 フィギュアとスピードスケートで日本の人材プールは韓国とは比べ物にならないほど深くて広い。 ところが、今大会で日本はトップレベルの技量を持った選手を大挙他の国際大会に回した。 2022北京冬季五輪スピードスケート1000メートル金メダリストの高木美保は参加せず、日本のスキー強者とカーリングエースチームも国際大会に抜けた。

冬季スポーツインフラを備えた韓日中が互いに競争しながら維持してきた緊張感が今回の大会に入って崩れたのだ。 「チームジャパン」は大会が真っ最中だった2月10日、ハンギョレと進行した書面インタビューで「今回の大会に出場した選手たちは各体育団体から推薦を受けた後『チームジャパン』の政策により派遣された。 選手たちのコンディションと他の大会との日程調整を考慮した」とし「W杯など他の行事も多く開かれるため、日本人が冬季シーズン中に自国で開かれる大会以外の国際大会を知ることは難しい」と説明した。

「チームジャパン」のこのような立場は、2月21日に幕を閉じた国際スケート競技連盟(ISU)四大陸選手権大会でも再確認できる。 フィギュア四大陸選手権は5年ぶりにソウルの木洞アイスリンクで行われたが、日本は男女シングルからペア、アイスダンスなどすべての細部種目にまんべんなく多くの選手を出場させた。

取材現場も韓国の取材陣より日本の取材陣で混雑していた。 韓国メディアは連合ニュースなど5〜6社の記者が現場を訪れたが、日本から来た記者は数十人に達した。 フィギュアでは四大陸選手権がメジャー大会ではあるが、規模や位相の面で総合国際大会である冬季アジア大会がはるかにリードしている。 にもかかわらず、木洞アイスリンクで見た日本人記者がハルビンで見た記者よりはるかに多かった。 毎年開かれる四大陸選手権大会が、8年ぶりに行われた総合国際大会より多くの関心を集めたのだ。

日本が冬のアジア大会で手を抜いているが、韓国は毎大会最上の戦力を作って出場する。 特に男子選手たちは金メダルを取れば兵役免除という恩恵を受けるため、気を使って出場しようとする。 五輪銅メダルを獲得するためには、全世界を相手に熾烈な競争を勝ち抜かなければならないが、冬季アジア大会では日本または中国さえ超えれば良い。 このような状況で、日本が第2陣の選手を送り、今大会の競争強度は大幅に落ちた。 選手たちの血と汗で成し遂げた金メダルに文句をつける人は誰もいない。 しかし、今後もこのような傾向が続けば、金メダルによる恩恵を見直さなければならない瞬間が来るかも知れない。
(引用ここまで)


 ハルピンで行われた冬のアジア大会に日本がまともに選手団を送り込まなかったことを非難する韓国メディアの記事。
 例としてフィギュアスケートでアジア大会よりも四大陸選手権を優先したことに対して憤っているようです。
 まあ、フィギュアだけじゃなくて他の競技でも世界選手権やワールドカップを優先して、一線級の選手は出ていませんでした。
 アジア大会はなぁ……。

 なんで他の大会を優先してアジア大会に出ないかというと、アジア大会に出たところでなんのポイントもつかないからなんですよね。
 たとえばフィギュアスケートで四大陸選手権は世界選手権に次ぐ権威があるとされています。
 実情はどうあれ、ヨーロッパ選手権と同格とされています。
 世界ランキングの対象になって、参加できる大会の枠が変わったりしますからね。

 スキージャンプ等でも事情は同様。ポイントの稼げるワールドカップを優先しますよ。
 来年以降も競技は続くんですから。
 4年に1回だか8年に1回だかで開かれるアジア大会なんて気にしてられないってのが本音じゃないでしょうかね。


 なんというか、アジア大会には国にも選手にも旨みがないんですよ。
 それでも一応、フィギュアスケートではトップ選手を出してはいますけども。

韓国メディア「韓国選手団は冬季アジア大会で最高の成績を叩き出した! それに比べて日本は金メダルやっと二桁だ」ですって……まーた「単位が日本の物差し」か(楽韓Web過去エントリ)

 たとえば「アジア大会で金メダル獲得!」っていって、なにか実利があるのかって話です。
 少なくとも選手にはない。
 それでも大会ですからそれなりの強さで競技を行わなければならない。
 怪我のリスクだけあって実利なし。

 中国ではたぶん、いろいろ実利あるんでしょうね。自国開催であればなおのこと。
 韓国では記事にもありますが、男子選手はこんな大会であっても金メダル獲得すれば兵役免除が獲得できます。
 あと「単位が日本で、日本より上か下か」って物差しがあるので楽しいでしょうけども。
 そうしたメリットのある国がやってくれればいいんじゃないかな。
 オリンピックには出られないけど、冬季競技の強化をしていきたいって国にとってもメリットはあるでしょうね。

 でも、日本にとってはそうじゃないってことです。

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韓国メディア「韓国選手団は冬季アジア大会で最高の成績を叩き出した! それに比べて日本は金メダルやっと二桁だ」ですって……まーた「単位が日本の物差し」か

最多タイ金16個を獲得した韓国……ぎりぎり二桁に届いた日本[ハルビンAG](ニューシス・朝鮮語)
2025ハルビン冬季アジア大会で早くも目標を達成した韓国選手団が歴代最多金メダルタイ記録を記録した。 一方、「宿敵」日本は二桁の金メダルをかろうじて獲得するなど、期待以下の成績を残した。

韓国は今回の冬季アジア大会で金メダル16個、銀メダル15個、銅メダル14個を獲得し、総合1位の中国(金メダル32個、銀メダル27個、銅メダル26個)に次いで2位となった。

金メダル16個は、冬季アジア大会歴代最多の金メダルタイ記録だ。 直前大会の2017札幌大会でスピードスケートのベテラン、李承勲(イ·スンフン、アルペンシア)が4冠王に輝き大活躍するなど、歴代最多の16個の金メダルを獲得したことがある。 銀メダルと銅メダルはそれぞれ18個、16個で、今回のハルビン大会より多い。

ハルビンで歴代最高成績を出せなかったが、札幌大会に匹敵する成果を成し遂げた。 (中略)

韓国に次ぐ3位は「宿命のライバル」日本だ。 今大会で金メダル10個、銀メダル12個、銅メダル15個を獲得した。 韓国と金メダル6個の差がある。

07長春大会と11アスタナ-アルマトイ大会で金メダル13個ずつ獲得した日本は、ホームで開かれた2017札幌大会で何と金メダル27個を獲得して総合1位を占めた。

しかし、今大会で金メダルの数が10個に急激に減り、同日、女子アイスホッケー代表チームが優勝できなければ、1999江原大会以後26年ぶりに一桁の金メダルで大会を終えるところだった。

特に、日本は期待を集めたフィギュアで大異変の犠牲になった。

2022北京冬季五輪で団体戦銀メダルを獲得するなど、フィギュア強国として君臨している日本は、今大会に北京大会銀メダリストの鍵山優真、世界選手権3連覇を達成した坂本香織ら主力選手を擁立した。
(引用ここまで)


 えー、とても「韓国らしい」記事をひとつ。
 ハルピンで行われていた冬季アジア大会が14日に閉幕しまして……え、開催を知らなかった?
 まあ……うん、アジア大会自体がそんなに注目される大会じゃないですしね。

 で、国別メダル数で韓国が2位になったそうです。
 フィギュアスケートで坂本花織、鍵山優真ともに銀メダルで、金メダルは韓国人選手。
 ただまあ、フィギュア以外だとほぼ若手中心の編成になっています。
 来年のミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピックを見据えての編成になってますね。
 何度聞いても覚えられなくてコピペするしかないコルティナダンペッツォ。

 フィギュアも12月のグランプリファイナルと3月の世界選手権の間にある調整感が明白に漂っていました。


 銀メダルだった坂本花織選手、鍵山優真選手のコメントがこちら。

【フィギュア】坂本花織「リベンジ果たせた」念願大会満喫 世界選手権へ「ブラッシュアップ」(ニッカンスポーツ)
【フィギュア】鍵山優真まさかの銀「やりきった上でのミス」優勝逃すも、悲壮感なし(ニッカンスポーツ)

 どちらもミリほども口惜しさが感じられませんね。
 坂本選手の「リベンジ果たせた」っていうのも、前回の札幌でのアジア大会をインフルエンザで欠場してしまったことに対してのコメント。
 それ以外の競技は前述のように若手中心。

 まあ……物差しの単位が日本で、日本よりも上か下かでしか計れないのであればしかたないですね。

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韓国のスポーツジムで見つかる大量の「ステロイド注射器」、これ要するに整形の一種ですよね

韓国スポーツジムのトイレに大量に捨てられるステロイド注射器、筋トレブームの陰で深刻な薬物汚染(朝鮮日報)
ソウル市内の大学街にあるスポーツジムに通うキムさん(30)は最近、トイレのごみ箱に注射器が何本も捨ててあるのを見て非常に驚いた。キムさんは「ステロイドホルモンの使用がこんなにまん延しているとは思わなかった」と話した。9月23日に本紙の記者が訪れたソウル市瑞草区内のトイレには「注射器の使用が発覚した場合には退出していただきます」という警告文が貼られていた。 (中略)

 韓国の20-30代の間で最近、ウエートトレーニングが人気を集め、違法薬物の誤用・乱用問題が深刻になっている。かつてボディービル業界でひそかに流通していたアナボリックステロイド(筋肉増強剤の一種)などが今では一般の人々にまで広がっているのだ。ソウル市城東区のスポーツトレーナー、チェさん(26)は「インスタでよく見掛けるマッチョなインフルエンサーのほとんどは違法薬物を使っている」と話した。 (中略)

 スポーツトレーナーやボディービルダーの大多数は「この業界は薬物がなければ成り立たない」と話す。実際に韓国の全国体育大会(日本の旧国民体育大会に相当)のボディービルディング部門は二十数年にわたってドーピング問題に頭を悩ませている。今年10月の同大会では一般の部は廃止された。実はボディービル大会は薬物がなければ入賞が不可能なレベルだという。9月7日に京畿道金浦で開催された大会では、抜き打ちドーピング検査の対象となった入賞者が検査を拒否し、姿を消すという事態も起きた。

問題は、趣味でボディービルディングに取り組む一般人まで薬物を容易に手に入れられることだ。(中略)野党「共に民主党」の閔馨培(ミン・ヒョンベ)議員室が文化体育観光部(省に相当)・韓国ドーピング防止委員会から入手した資料によると、最近10年間(2015-24.9)に大会禁止薬物を服用して摘発された件数は239件だった。このうち42件は10代の青少年で、5人に1人が10代だったことになる。中には9歳の子どもも含まれていた。
(引用ここまで)


 韓国のトレーニングジムでアナボリック・ステロイドが蔓延している、とのニュース。
 個人的にも筋トレしているのでよく分かるのですが、とにかく筋肉は育たない。
 育ってくれないんですよね。

 負荷を強くしすぎれば「はい限界でーす」って怪我につながっちゃう。
 負荷を弱くすれば「あ、そんなもんだと筋肥大しないよ?」って我が儘をいう。
 ちなみに筋肉は耐えられても腱がいかれるパターンもあるので注意。

 そんな時の魔法の薬がアナボリック・ステロイド。
 もちろん、「筋肉の超回復」をさせるためにトレーニングは欠かせないのですが、通常のトレーニング→超回復に比べたら数倍の筋肥大が得られるそうですよ。
 言ってみれば地味な筋トレを続けるよりも簡単に成果を得るための近道、ショートカットってところですかね。


 そんな「魔法の薬」が韓国で蔓延している。
 うん、すごくよく分かる話。
 これ、「整形の一種」だとする補助線を引くと、かなり理解に役立つのではないでしょうか。

 韓国人、基本的にチート大好きですから。
 TOEICも試験対策だけして満点を取れるくらいになっていても、英語はまったく話せないなんて状況があるほど。
 TOEICの精神とは……ってなっちゃう。

 そんな彼らに「地道に筋トレ」ってのはもっとも避けたいところなのでしょう。
 ささっと筋トレして、効率的に筋肥大。
 まあ、その代償は小さくないですけどね。

「筋肉増強剤」を知る(スポーツ庁)

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禁断の肉体改造
ホゼ カンセコ
ベースボール・マガジン社
2005-11-01

韓国人識者「京都国際が甲子園で優勝したと騒ぐのもいいが、韓国の部活や体育の貧弱さをどうにかしたほうがいいかも」

カテゴリ:スポーツ コメント:(85)
京都国際高校の甲子園優勝ニュースに接した韓国社会が見落としている真実【寄稿】(朝鮮日報)
 韓国メディアが隣国の高校野球決勝戦を大きく報じた理由は、優勝した京都国際高校が在日韓国人の設立した学校だったからだ。甲子園はどの試合も終了後に勝ったチームが整列し校歌を歌う美しい伝統があるが、京都国際高校校歌の韓国語歌詞には「東海を超えてきた大和の地…」とあるため、韓国の高校が優勝したような錯覚に陥った。日本の高校野球大会が韓国で大きく注目を集めたのはまさにこの校歌が理由だった。 (中略)

 本来なら肩を張って自慢すべきだろうが、韓国における高校の現実が頭に浮かびそれはできなかった。この夏甲子園に出場するため47都道府県から3715チームが激しい予選を戦い、それに勝ち抜いて甲子園にまで来られたのはわずか49校だ。日本で甲子園の予選に出場する高校の多さにまず驚いてしまう。これに対して韓国は100校ほどの高校野球部が活動しているが、これは日本の37分の1だ。人口差を考えてもその規模は15分の1だ。サッカーも事情はほぼ同じだ。

 さらに驚くべきことは、球技の部活がある高校の割合だ。2021年の統計によると、日本では高校のサッカー部は3862チーム(韓国は190)ある。日本には4887の高校があるので、全体の80%にサッカー部があり、野球部がある割合は76%だ。これに対して韓国ではサッカー部がある高校は8%、野球部はわずか4%だ。これが韓日両国の高校スポーツの格差だ。つまり韓国の高校ではチームスポーツは生活の一部でも文化でもなく、彼らだけのリーグに過ぎないのだ。 (中略)

 チームスポーツはその言葉通りチームで何かを経験する場となる。若い時期に大小さまざまなチームに所属し、共に試合に臨むことは自らの身体能力を高めること以上の意味合いがある。協働や配慮など社会性を育む機会になるのはもちろん、勝利の喜びと敗北の悔しさ、応援ややじから来る安心感や挫折、高い技量から得られる自尊心と能力の低さから来る劣等感、またこれらの感情をコントロールする大切な機会にもなる。
(引用ここまで)


 京都国際高校が優勝して、「韓国系高校が甲子園を制覇した!!!」みたいなストーリーが韓国メディアを騒がしているのですよ。
 いや、すごい騒ぎでした。
 どのくらい報じられたかなぁ。準決進出が決まった時からもうえらい騒ぎ。

 記事数は100とかじゃないレベル。
 優勝を報じただけではなくて、京都国際の成り立ちだのなんだの。
 知りたくもないのに詳しくなってしまいましたわ。
 んで、その京都国際の優勝について「すごかったで終わらせずに韓国の現状を鑑みるべきだ」とのニュース。


 韓国の部活、そしてスポーツの状況について絶望的だ、って話。
 高校には野球部が100ほど、サッカー部は190ほどしかない。
 日本のそれは野球部は3715、サッカー部は3862。
 まあ、韓国の野球部は60くらいって言われていたから増えてはいるんですよね。

 日本の「部活」ではなく、プロ野球の育成所みたいなもんなんですよね。
 なので、部活で得られる社会性とかコミュニケーションが得られるとかないんですよ。
 朝から晩まで練習しかしない。まあ、ムン・ジェイン政権下で「スポーツ入学した選手もあるていど勉強もしろ」ってなってて、パク・チソンがそれに苦言を呈していたりしますが。

 部活ってなんだかんだで子供の社会性獲得に重要な部分もありますよね。
 韓国の「部活」にはそれがない。
 そして、スポーツ系部活以外の生徒はそもそも運動をしない(記事引用外)。
 学校で運動をやらせると保護者がクレームを入れてくるレベル。
 受験に関係ないことをやらせるなって。
 その結果があれ、なんだろうなぁって気はちょっとします。

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元女子プロゴルファーのパク・セリが涙の会見「父の借金を返したらまた別の借金……もう絶縁します」……韓国のスポーツ界、芸能界ではよくある話

朴セリ涙の記者会見「父の借金を返したと思ったらまた別の借金…もうこれ以上責任を負わない」(朝鮮日報)
元プロゴルファーの朴セリ(パク・セリ)理事長が率いる「朴セリ希望財団」が、同理事長の父親を私文書偽造で告訴したことについて、同理事長は「親子間の確執と無関係ではない」と語った。そして、以前から父親の債務問題が続いていたことが今回の告訴の背景にあったことを明かした。

 朴セリ理事長は18日、ソウル市江南区のスペースシェア・三成COEXセンターで行った「朴セリ希望財団私文書偽造および偽造私文書行使告訴」に関する記者会見で、「父親の告訴は親子間の確執と関係があるのか」という質問に対し、「全く無関係とは言えない」と答えた。

 朴セリ理事長は、父親が以前から債務問題を起こし続けてきたことを明かした。同理事長は「現役選手を引退した後、韓国で暮らすうちにさまざまな状況が明るみに出た。そのころから問題点が多いことを知った」「当時は『家族なのだから、私ができる範囲で表に出さずに解決しよう』と思った。だが、債務関係を一つ解決すると、また別の債務関係が浮上して、それを解決するとまた別の問題が浮上した。これが(告訴の)理由だ。そうして現在の状況にまで至った」と述べた。

 また、記者会見を開くことにした動機については「今、将来有望な選手たちが抱いている夢が、もしかしたらくじかれてしまうのではないかと懸念し、あらためて強調しようとこの場に立った」と説明した。

 朴セリ理事長はかなり以前から父親との連絡が途絶えている状況であることも打ち明けた。そして、「こういう問題は突然、起こったわけではない。私の会社を運営し、私の権限の下、厳格にすべての仕事を始めて、行われることになっている。私が承諾してはじめて、名前の使用が可能になる。私の許諾がなければ(名前の使用は)不可能だ。私の親なので、私の父なので、抱えていたあらゆる債務に関しては私が全て返済をしてきたが、もうこれ以上は私ができない部分にまで至った」と述べた。

 その上で、「これ以上、私にどんな債務関連の問題が来ても、私はもう責任を取る策がないと申し上げたい。何とかできる方策も方法もない。もうこれ以上、私は責任を負わない」と言った。
(引用ここまで)


 元女子プロゴルファーのパク・セリの父親が借金に借金を重ねていた件で、パク・セリ本人が絶縁宣言。
 まあ、韓国のスポーツ界、芸能界ではよくある風景。
 楽韓Webだとアン・ジョンファンについて書いたことがありますかね。

元横浜Fのアン・ジョンファン、放蕩母親の借金の肩代わりを求められた結果……(楽韓Web過去エントリ)

 アン・ジョンファンはこれとは別に2019年にもほぼ同じような事件に直面しています。

元サッカー選手アン・ジョンファンの母親に借金疑惑。韓国芸能界の「家族リスク」続く(スポーツソウル)

 女優やK-POPのMAMAMOOなるグループの一員も同様に「家族リスク」に晒されています。
 こちらは2018年の記事。

韓国芸能界で相次ぐ“家族リスク”。今度はK-POPアイドルと女優が“迷惑な父”を告白(スポーツソウル)

 とまあ、こんな形で話題になることは少なくない事態。


 これ以外にも「世界でもっとも影響力のある人物」に6年連続でランクインさせられてしまったピ(RAIN)とかもまったく同じ形で「親の借金」について報道されました。
 あとTWICEの誰だったかとか、少女時代の誰かとかなんかも同じ。

 ただ、今回のパク・セリの父親の悪質度はちょっと度を超えているものといえます。
 あのセマングムにゴルフ学校を作るので乗らないかとされて、パク・セリ財団の法人印を偽造して使用したっていう。
 ……いや、構造自体は変わらないか。悪質度が高いだけで。

 こうした「家族リスク」はふたつに分類できます。
 ひとつは「音信不通の家族が借金を重ねていて、子供がのちに有名になった」ってパターン。で、返済を子供に求められるっていう。
 アン・ジョンファンはこのパターン。
 あの人、変なパーマかけてたけど苦労人なんだよ。ボールこねてたけど。

 もうひとつは有名人になったことで入ってくる収入にわけがわからなくなって、親が借金しちゃって本人がその返済に追われるってパターン。今回のパク・セリがそうですね。
 あとアン・ジョンファン(の母親)はこのパターンもあります。2019年のほうはこのパターンかな。

 韓国では本当によくある風景でしかない。
 ちょっと規模が大きいっぽいですけどね。

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世界柔道選手権:団体戦でルールを把握せずに韓国代表が失格敗退……韓国代表、これよくやるんですよね

カテゴリ:スポーツ コメント:(121)
ルールを知らず団体戦失格…メダル逃した韓国柔道(中央日報)
韓国柔道代表チームは25日、アラブ首長国連邦で開催された2024世界選手権混合団体戦(男女各3人出場)3位決定戦を控え、失格通知を受けた。 (中略)

韓国が失格になったのは、同日のウズベキスタンとの大会8強戦で3人目のウォン・ジョンフンが男子90キロ超級の競技で棄権したからだ。ウォン・ジョンフンは競技場で審判に向かって両手で「X」と表示しながら「競技をしない」という意思を明らかにした。ウォン・ジョンフンは腰を痛めて競技するのが難しい状態だった。審判はこれを受け入れ、ウズベキスタン選手の勝利を宣言した。

国際柔道連盟(IJF)の大会規定には「出場選手は団体戦の勝敗が決まるまで競技に臨まなければならない。選手が競技を拒否すればそのチームは失格処理となる」という内容がある。すなわち、選手が競技をせずにマットを離れた瞬間、個人でなくチームの敗戦になるということだ。わずか1秒でも競技をすれば選手個人が敗れたものと見なす。

とはいえ、負傷しても必ず競技をしなければいけないという規定はない。負傷選手が発生して選手を出すことができない階級があれば、出場選手名簿に該当階級の選手の名前を記載しなければよい。この場合1敗を抱えて競技を継続すればよい。ところがファン・ヒテ男子代表チーム監督もウォン・ジョンフンも競技の勝敗につながる基本的なルールを知らず失格となる初めての事態が発生した。 (中略)

ところがIJFも8強戦では韓国がルールを破ったことを認知できず、競技は進行された。結局、韓国はウズベキスタンに0-4で敗れ、敗者復活戦に回ることになった。韓国は敗者復活戦ではドイツに4-1で完勝し、ジョージアとの3位決定戦を迎えた。この時、ドイツがIJFに「8強で韓国選手が棄権して規定を破ったので失格だ」と主張し、IJFは結局、韓国に「8強戦失格」を通知した。これを受け、3位決定戦を準備していた韓国選手は虚しく競技を終えることになった。ある柔道指導者は「五輪で3位決定戦を控えてこのようなことが発生すれば、数年間流した選手たちの汗が無駄になっていた」と指摘した。

大韓柔道会はこれを隠して弁解を続けた。大会期間中に発送していた競技記録紙を団体戦競技の日には送らなかった。記録紙には勝利または敗戦の事由が書かれている。
(引用ここまで)


 アビダビで柔道世界選手権がちょっと前までやってまして。
 男女混合団体では日本が優勝。
 で、その男女混合団体で韓国代表がやらかした、とのニュース。

 団体では代表リストに掲載された選手が畳に上がらずに棄権した場合、全体が失格になるとの規程があるのだそうですよ。

 これがリストに掲載せずに欠場であればOK。
 あるいは畳に上がって試合開始になってから「あ、やっぱ無理です」ってなってもOK。
 どちらも個人の負けとして記録されるだけ。

 まあ、韓国はこの類いのルール確認ミスをよくします。


 2004年のアテナオリンピックンのレスリング・フリースタイル60kg級では勝ち点で三つ巴状態になっていた予選で、「獲得ポイントが多いほうが決勝トーナメントに出られる」と勘違いしていました。
 三つ巴のひとりであったウズベキスタン代表選手にテクニカルフォールで勝っていたのですが、試合終了せずに獲得ポイントを積み上げていったのですね。
 実際にはこの韓国人選手が勝利した時点で日本代表選手が勝ち抜けすることが決まっていたのです。

レスリング、フリースタイル60kg級の井上、決勝トーナメントに進出(楽韓Web過去エントリ)

 ちなみに韓国人選手が負けるとウズベク選手の勝ち上がり。どっちにしても芽がなかったとのオチでした。

 もうひとつありまして、こちらは柔道。
 2018年のアジア大会でやはり柔道の男女混合団体。
 韓国代表が1ポイント勝ち越していた最終戦で、なぜか大将の韓国人選手が「どう見てもわざと」反則ポイントを積み重ねて1本負け。
 結果、日本代表が優勝したってことがありました。

アジア大会:柔道混成団体の韓国代表は大将戦で反則負け→得点差勝ちを狙っていた模様(なお失敗)(楽韓Web過去エントリ)

 韓国側は「反則での負けは1本扱いにならず、優勢勝ちになって韓国が優勝できる」と思っていたそうですよ。
 これもルールの把握ができていないパターン。
 で、「日本の優勝じゃない!」って畳の上で座りこみしたっていう。

 まあ……なんというか、監督・コーチがルールを把握していない時点でアレ。
 選手がかわいそうですね。

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アジア大会で韓国人選手、やらかす──柔道で対戦相手に張り手、テニスではラケットを徹底破壊、バスケットでは乱闘寸前

カテゴリ:スポーツ コメント:(99)
男子バスケ中国&韓国があわや乱闘 香港紙は呆れ気味「韓国はスポーツマンシップを欠き脚光」【アジア大会】(THE ANSWER)
柔道の韓国女子が犯した“顔面張り手敗退”に中国物議 ネット指摘「叩かれた選手は顔から血が…」【アジア大会】(THE ANSWER)
敗戦後にラケット破壊→握手拒否 韓国テニス選手の行動が物議 アジア大会(産経新聞)
 第1Qを20-12、第2Qを30-17と中国が大きくリードして迎えた第3Q。残り3分を切ったところで、ボールを巡って取っ組み合いになったチョン・ソンヒョン(韓国)にジャオ・ジーウェイ(中国)の腕が締められ、口論が起こったという。記事は「両軍選手がドッと押し寄せ、乱闘がもう少しで勃発するところだったが、審判が間に入って両チームにファウルを与えた」と状況を伝えている。
(引用ここまで)


 とりあえずアジア大会での韓国選手にやったやらかし3つ。
 最初にあったのは柔道でのカザフスタン代表の頬を張ったものでしたかね。
 ここから「いくつかあるだろうからそのうちまとめるか」ってなったのでした。

 女子柔道選手のイ・ヘギョンのそれはおそらく奥襟を取るつもりだったのが、相手にスウェーされたことで張り手になってしまったのが見えますが。



 それで反則負け。ま、やむを得ない。
 問題は判定に不服で畳から降りないところ。「わざとじゃない」ってアピールしていたそうですが、わざとであろうとなかろうと対戦相手を傷つけていることには変わりないんだから反則で終了でしょ。
 相変わらずグッドルーザーになれない人々だわ。


 もうひとつのテニス選手のヤツは本当に衝撃的というか。
 人として危ういレベル。



 負けるなり、取れないなりでラケットを叩きつける風景はそれなりに見ますが、ここまで執拗なのはちょっと見ませんね。
 相当に格下の選手に負けたことから憤懣やるかたなかったのかも知れませんが。
 これきっかけでなんか芸能人と別れたらしいですよ。

ラケットを叩きつけたクォン・スンウ、非マナー余波? ユビンとの熱愛、5カ月で破局(中央日報)

 女性からしてみたら、本性がこれの人間とつきあえるわけがないですからね。
 無理無理。
 まあ、あとは男子サッカーの決勝でU-22日本代表が無事なことを祈ります。

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アジア大会のローラースケート競技、韓国人選手が勝利を確信してガッツポーズ。その脇で懸命に足を伸ばした台湾人選手が0.01秒差で優勝……兵役免除も年金も失う0.01秒に

セレモニーして「逆転敗」… チョン・チョルウォン「大変大きなミス申し訳ありません」(韓国経済新聞・朝鮮語)
チョン·チョルウォンは2日、中国浙江省杭州千唐ローラースポーツセンターで行われた2022杭州アジア大会ローラー3000メートルリレー決勝で、早いセレモニーで決勝ライン目の前で優勝を逃した。チョン・チョルウォンが金メダルを予感して両腕を上げた間、後ろにいた台湾選手が左足を突き出してゴールラインを先に通過したのだ。

同日の韓国の最終記録は4分5秒702で、1位の台湾(4分5秒692)と0.01秒差だった。試合終了後、韓国代表チームは優勝したと思い、太極旗を持ってセレモニーを行ったが、その後公式記録が出ると涙ながら競技場を出た。

銀メダルを獲得した後、チョン·チョルウォンは「私のミスが大きすぎる」とし「(同僚)選手たちに申し訳ないし、応援してくださった多くの方々に申し訳ない」と謝罪した。

また、「私が油断して最後まで乗らないミスをした」とし、「(同僚たちにも)『一緒に努力したのに本当に申し訳ない』と話した」と伝えた。
(引用ここまで)


 アジア大会はオリンピックで採用されていない競技がいろいろと採用されています。
 eSportsなんかもやっているほどです。
 で、そのひとつがローラースケート競技。

 今日、男女のローラースケート 3000メートルリレーの決勝が行われて台湾が男女アベック優勝しました。

杭州アジア大会/台湾が男女アベックV ローラースケート3000mリレー 杭州アジア大会(フォーカス台湾)

 で、その男子競技では韓国代表のアンカーが「勝利した!」とばかりにガッツポーズをとって仁王立ちしていたところ、台湾代表のアンカーが足を伸ばして0.01秒差で優勝したのだそうですよ。


 そのときの様子がこちら。



 ゴール後、韓国代表全員で集まって韓国国旗を掲げてのウィニングランまでやってしまったそうですわ。
 で、オフィシャルの結果が表示されて膝から崩れ落ちたっていう。

 アジア大会で兵役免除が認められるのは金メダルだけ。
 そして20ポイント以上集めると月額30万ウォン(最大100万ウォン)の体育年金をもらえるのですが、このポイントはアジア大会の2位だと2点だけで金メダルの10点に比べて激減。
 これで彼らは兵役免除もなし。体育年金点数も激減。
 ローラースケートはオリンピックでの採用もされていません。
 ガッツポーズの代償としては大きすぎる0.01秒になったといえますね。

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