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カテゴリ:日韓関係の記事一覧

韓国メディアが「慰安婦合意は本当に『屈辱的合意』だったのか」とかようやく言い出す……ま、日本の立場はなにも変わらないけども

【コラム】韓日慰安婦合意は本当に「屈辱」だったか(朝鮮日報)
 一度もつれた結び目は、余計に絡む。文在寅(ムン・ジェイン)政権は慰安婦合意を、前政権を攻撃する手段として活用し、外交部は前後の脈絡をきちんと知っていながら「大変な欠陥」があったとして、事実上合意を破棄した。そのせいで、加害者である日本が「韓国は国家間合意も守らない」と大声を上げる状況になると、文在寅大統領は後になって「両国間の公式合意であることは間違いない」と言った。慰安婦合意が「かゆでも飯でもない」中途半端な状態になってから5年間、被害者のための措置は一歩も前に進まなかった。その間に、35人いた生存者のうち24人が世を去った。

 ただでさえ難題の韓日問題に国内政治、陣営の論理、世論の追い立てが絡むと、このような悲劇が起きる。尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権が反面教師にすべき理由がここにある。
(引用ここまで)


 韓国メディアが「慰安婦合意は本当に屈辱的合意だったのか」ということをようやく言いはじめてきた。
 いや、笑っちゃいますけどね。
 ここにくるまでムン・ジェイン政権での5年間を完全に無駄にして。
 かつユン・ミヒャンやナヌムの家が元慰安婦らから徹底的な搾取を働いていたことが暴露され。
 さらにユン・ミヒャンが「私は合意内容を当日の発表で知った」という嘘が覆される段にいたってようやくこれ。

 国際的な二国間合意を、ムン・ジェインが国内の政争の結果として実質的に破棄してから「いや、あれは正式な合意だった」とか言い出す定見のなさにも笑えますし。
 日本に対して「押し通せばなんとかなる」くらいの気分でいたことも同様。
 ついでにいえば、ユン・ミヒャンに「私が窓口になる」とか言われてまんまと韓国政府がだまされていたってことにも笑えてしまいますね。


 そんな中、日本政府が「完全かつ不可逆に解決」という文言をぶち込んで、かつアメリカを巻きこんでこの合意を打ち立てたことはどれだけ評価してもしきれないと思いますわ。
 「韓国が合意を守ってもいいし、守らなくてもいい」という、実際には日本に一方的に有利な明らかに毒まんじゅうなのですが。
 当時の韓国もこれを飲まなければならないくらいにアメリカからの圧力があったのでしょう。

 ですが、ムン政権の5年間で「屈辱的」と言い続けてきたことで、すっかり「慰安婦合意」というものが日韓外交の汚点として認識されるようになっている。
 共に民主党の党内派閥は「屈辱合意」と呼び続けていますし、左派「市民団体」は常に「屈辱的合意を破棄せよ」とかやっている。

民主議員たち「「慰安婦合意」実務責任者による韓日協議の手がかりを排除しなければならない」(聯合ニュース・朝鮮語)
「屈辱的韓日慰安婦合意今す​​ぐ破棄せよ」(ニューシス・朝鮮語)

 共に民主党内の派閥の「民平連 ── 経済民主化と平和統一のための国民連帯」は共に民主党内でもさらに左派に位置づけられる議員連盟的な存在。
 下の記事は水曜デモの様子。

 こうした韓国では普遍的になってしまった「屈辱的合意」という見方について、どう舵取りをするつもりなのか。
 韓国国内ではすっかり評判の悪くなったユン・ミヒャンをスケープゴートにして逃げ切る、なんてやりかたもあるかな。
 まあ、日本からしてみればすでに「完全かつ不可逆な解決」をしてしまったので、生ぬるく見守るだけですが。

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日米韓首脳会談、NATO首脳会議の場で開催か……ってもう開催まで3日もないのに「開催か」っていうレベルなんか……

カテゴリ:日韓関係 コメント:(57)
韓米日首脳会談 29日に開催か=NATO首脳会議に合わせ(聯合ニュース)
今月末にスペインで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に合わせ、韓米日首脳会談が開催される見通しだ。韓国の大統領室関係者は「29日の開催が有力」と明らかにした。 (中略)

3カ国首脳会談が実現すれば、2017年9月以来、4年9カ月ぶりとなる。

 一方、尹大統領と岸田首相による首脳会談は見通しが立っていない。大統領室関係者は22日、韓日首脳会談について、「今は全く予測がつかない」として「略式会談も可能だと予想している」と述べた。
(引用ここまで)


 いまだに日米韓の3ヶ国による首脳会議があるかもしれない。きっとあるだろう、というレベル。
 なお、NATO首脳会議まであと3日。
 とはいえ、日米韓にしろ、日豪新韓(+英? +米?)にしろ開催されるとは思うのですけどね。
 現状、北朝鮮への対応を明白にしておく必要がありますし、3ヶ国の対応路線は変わらないということを見せつけることも必要です。
 ムン・ジェイン政権とは異なって、このあたりは間違いなく容易に達成できる部分でもありますし。

 さて、問題は日韓関係ですが。
 少なくともNATO首脳会議での日韓首脳会談はない模様。
 ただ、既出のように略式会談はありそうですかね。
 「就任おめでとう」くらいを言う時間をとってもよいでしょう。
 なお、うちは「韓国とは対話するな」とかの妄想は取り扱っていませんので悪しからず。
 峻厳たる現実の話をしているので。


 さて、パク・ジン外交部長官(外相に相当)は日韓間の問題について「速度感をもって解決したい」と述べたとされています。

強制動員問題 「緊張感とスピード感をもって解決策模索」=韓国外相(聯合ニュース)

 この感じだとおそらく日韓外相会談は近いでしょうね。
 先日報じられていた「協議体」を経て、なんらかの提案を持ってくるものと思われます。
 少なくとも韓国政府が「解決策」と認識しているものでしょうけども。

 ……まあ、それがムン・ヒサン案の焼き直しとかだったらもう目も当てられないのですが。
 パク・ジン長官はこれまでの経歴を見てもけっこう有能な感じがするのですよね。
 米韓外相会談後の共同記者会見を見ても「外交ができる人物」であることは間違いないでしょう。

 少なくともムン政権時代のカン・ギョンファやチョン・ウィヨンに比べたら対日関係への問題意識、日本への認識は段違いにあると思われます。
 認識があるから、有能だからといって、これまでに韓国側が上げに上げてきたハードルをどうクリアするのかという問題は残るのですがね。

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韓国大統領府、NATO首脳会議で日本との「略式会談」の開催を狙っている模様

NATO会議出席の韓日首脳 略式会談開催か(聯合ニュース)
 大統領室関係者は22日の記者会見で、形式にこだわらない略式会談が行われる可能性があるとしながらも「現在としてはまったく予測できない」と述べた。略式会談は短く、気軽に会う形式のため、「首脳会談」とはみなし難いとの指摘もある。

 正式な韓日首脳会談が開かれる可能性は低いとみられる。 (中略)

 別の関係者は、「日本の政治日程もあり、われわれも多国間会談に参加した後に、韓日間でさらに具体的な懸案をやりとりすることができる『モメンタム(勢い)』が明確に訪れると確信している」と話した。

 外交面で日本にすがりついているとの指摘については、「どちらか一方が相手にすがりつくという関係ではない」とし、「(尹大統領の)就任式以降、山積した問題を共に解決していくことに力を合わせようとの意識は両国でいくつか形成された」と話した。
(引用ここまで)


 韓国側が日韓首脳会談はできなくても、略式会談はできないかと画策中。
 首脳会談は無理という時点で、略式会談に焦点を絞ってくるだろうなとは思ってましたが。
 やっぱりな、というくらいのものです。

 いくつかのメディアによると、日本からは「日豪新韓での首脳会談」を推進しているとされていますが。
 楽韓Webでも書いたように、この4カ国会談は半ば以上で罠ですからね。
 なお、韓国大統領府は「北朝鮮対策について話し合うだけ」みたいな勢いでNATO首脳会議に向かうつもりのようです。



 そんなわけがないんだよな。
 うちの注目点はNATO首脳会議で「ウクライナ支援に消極的な韓国」がどう扱われるのか、ですね。招待された4カ国首脳会談においても。


 こういった場での略式会談はまあ10〜20分くらいのもの。通訳をはさむので実際には挨拶して終わり。
 東京オリンピックに来ると言い張っていたムン・ジェイン大統領(当時)が「なんとしてでも略式会談ではなく、正式会談にする」と鼻息荒くしていましたが。
 日本側からは「略式会談以上のものはするつもりはない」くらいの扱いで最終的に訪日がなくなりましたっけね。
 それくらいに「大した意味のないもの」でしかありません。
 大統領就任に祝意を伝えておしまいです。

 まあ、「日本の一貫した態度」は見せることはできるかもしれません。
 そうした話が多少あってもいいしなくてもいい。そのくらいのどうでもいい感。
 むしろ、ユン・ソンニョル大統領の外交デビューを生暖かい目で見守ってあげるくらいでよいのではないでしょうか。
 ムン・ジェインの訪欧くらいのひどさになるのか。
 それとも華々しいデビューを飾ることができるのか。
 個人的には空回りしている様子を見たいけどなー。

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日本の事情を知る韓国人「日本は徴用工問題で一切妥協するつもりがないようだ」と日本国内の空気を伝える

専門家「日本、強制動員など過去史問題に強硬姿勢」(ソウル新聞・朝鮮語)
新政府が「未来志向的」韓日関係を強調する中、最近日本を訪問した専門家が強制動員被害者賠償問題などに対する日本内部の強硬な雰囲気を伝えた。

チン・チャンス世宗研究所日本研究センター長は21日、ソウル光化門のある食堂で「日本が強硬に出ており、今回の政府でも難しい状況だと思う」と話した。彼は「他は譲歩できるが、強制徴用などでは(譲歩するポイントは)ひとつもないというのが日本の雰囲気」と話した。 (中略)

ジンセンター長は強制動員賠償問題解決策として取り上げられる「代位弁済」(韓国政府が日本企業の賠償金を代わりに支給し、今後日本側に請求する方案)については、日本内部では「日本がすべきことがまったくない」という立場と伝えた。彼は「自民党議員に代位弁済をしても日本企業が(被害者に)会わなければならないのではないかと話したところ、『何もできない』と話した」と話した。 (中略)

また、「日本側はユン・ソクヨル大統領やパク・ジン外交部長官が会話を試みることについて『スピードが速すぎる、適応するのが難しい』という立場」とし「その理由は『内容はないのに、会話をしたいのが問題ではないか』という立場」とも伝えた。

しかし、政府が検討することが知られている民官機構に対しては「とても良いシグナル」とし「民官機構を通じて被害者団体との持続的対話といくつかの出会いが必要だ」とした。また、ユン・ソクヨル大統領が直接被害者と疎通したり、外交特報や対日政策調整官などの職責で被害者疎通する人事が必要だと主張し、「(会談を)透明化して国民に話し続ける作業が必要だ」と提言した。
(引用ここまで)


 「日本通」として知られている世宗研究所のチン・チャンス所長が日本にきて、日本の雰囲気を確認したそうですよ。
 んで「日本は徴用工問題で一切退くつもりがない」と感じたそうですわ。
 ま、実際問題として日本はこの問題で退くわけにはいかない。

 日本が妥協することで「日本が日韓基本条約を無視した」という実績ができてしまう。
 前例ができれば、それを突かれてしまうようになる。「あれを特別扱いにしたのだから、これもできるだろう」と。
 それはできない。

 日本企業の資産を現金化されたら対抗措置を取らざるを得ない。
 もうそれは既定路線。


 なので、こうして韓国側にその意思を伝える必要があるのですよ。
 一切の話し合いをするなとか言う輩もいますが、それは意味がない。
 しっかりと事務折衝もすべきだし、外相会談くらいまでならやって然るべき。
 以前からチン・チャンス所長は「もう日本人は韓国との関係改善をする必要性を感じていない」と指摘するなど、比較的現実を見据えた発言をしている人なのですけどね。

 おそらく現金化は遅れます。これまでの流れだと夏にも、くらいの勢いだったけども大法院はユン政権の出方を見るためにもだいぶ遅らせるでしょう。
 韓国の司法っていうのはそういうものですから。
 多少は時間ができるとは思いますが……。

 すべては「日本は一切退かない」「代位弁済でも日本のやることは一切ない」という立場を韓国側が理解できるかどうかにかかっている。
 そして理解したところで国内を説得できるかどうかはまた別問題という部分がある。
 ムン・ジェイン政権で上げに上げられたハードルを越えることができるのか、という話でもあるのですが。
 ま、どちらにせよ日本にできるのは「日本にやれることはなにもない」という意思を、あらゆるチャンネルを使って伝えることだけ。
 そのくらいの努力が関の山だなぁ……。

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韓国政府、徴用工問題の解決策のための「協議」を設置か?

カテゴリ:日韓関係 コメント:(91)
韓国で元徴用工問題の解決探る「協議」設置へ 日韓関係の大きな懸案(朝日新聞)
日韓関係の懸案になっている戦時中の元徴用工をめぐる問題の解決に向け、韓国内で韓国政府関係者や有識者らによる協議の場が近く設けられることが分かった。複数の関係者が20日、明らかにした。尹錫悦(ユンソンニョル)政権は前政権時に悪化した両国関係の改善をめざしており、日本側に提示できる具体的な解決策があるかが、話し合われるとみられる。

 関係者によると、協議の場の詳細は近く発表される見通し。日韓関係に精通する有識者らが、関係者の意見を幅広く聞きながら議論を進めるという。
(引用ここまで)


 韓国で徴用工問題の解決に向けて政府関係者、有識者が会合を持ち、協議体が設立されるのではないか……というニュース。
 朝日新聞は独自ルートからの、という体で報道していますが他の日本メディアはソウル新聞のスクープを引用する形での報道。
 そのソウル新聞の報道がこちら。

[単独]ユン政府「強制動員賠償」民官協力機構が今月発足(ソウル新聞・朝鮮語)

 ただ、産経新聞は「韓国の有識者や大学教授に取材をしてみたが、政府からの連絡があったという人物はいない」とも書いています。

徴用工訴訟 韓国で月内にも官民協議体 現地紙報道(産経新聞)

 うーん、微妙。
 ソウル新聞の報道によると、今月中にも発足ということですが。
 あと10日しかない中で?


 さっそく左派メディアからは「被害者団体が含まれていない」と糾弾開始の鬨の声が上がっています。

韓国政府、強制動員賠償解決に向け官民協力機関発足準備…被害者団体は含まれず(ハンギョレ)

 「支援団体等とは意思疎通はするものの、協議体への参加をさせるつもりはないという意向」としてますね。
 ハンギョレがここまで把握しているのだったら協議体発足自体は本気でやるのかなぁ。
 ちなみに「市民団体」からは「日本の相応措置がない譲歩は認められない」とか言い出しているそうです。
 こういう部分からも完全に韓国国内マターであることが分かりますかね。

 さて、まずは協議体が本当に発足するかどうか。
 そして発足するとしてその協議体がどんな結論を出して日本に持ってくるのか。
 ま、楽しみにしておきましょうかね。

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日本政府、NATO首脳会議で日豪NZ韓の4カ国首脳会談を提案か……わりと面白いことになりそうかも?

カテゴリ:日韓関係 コメント:(84)
韓国大統領室「日本、韓・日・豪・NZの4カ国首脳会議を提案…検討中」(中央日報)
韓国大統領室が20日、「日本側が4カ国首脳会談を提案し、現在国家安保室で検討中」と明らかにした。

大統領室関係者はこの日、記者団に会って「日本政府が北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を契機に韓国・日本・オーストラリア・ニュージーランドの4カ国首脳会談開催を検討している」という読売新聞の報道に関連してこのように説明した。
(引用ここまで)


 日本から日豪新韓の4カ国首脳会談をしないか、と働きかけているとの報道がありました。

日韓豪NZ首脳会談を提案 政府、対中国で協力念頭(日経新聞)

 要するにNATO域外から招待された4カ国でも首脳会談をやっておこう、という話です。
 ただ、これちょっと面白いことになりそうかな、という感じ。

 この件について記者会見で問われた磯崎官房副長官は「なにも決まったことはない」とのいつもの回答。



 関連した「アジア周辺国との連携は?」という質問に対しては──

「アメリカ、豪州、インド、ASEAN、欧州などの同盟国、同趣国との連携をしながら日米豪印等の取り組み等も活用しながら自由で開かれたインド太平洋実現に向けて、安保分野をはじめとしてさまざまな分野での取り組み、勢力的に推進をしていくことで地域と平和と繁栄に貢献していきたい」

 ……との回答。
 意地でも「韓国」という単語を出さないつもりですね、これは。

 この日豪新韓会談、ちょっと面白いと思います。
 オーストラリアは政権交代しましたが、対中政策は明らかに継承している。それは政権交代直後にも関わらず、アルバニージー首相クアッド首脳会談へ参加したことからも伺えます。
 ニュージーランドも同様に対中国で警戒を続けている国のひとつ。
 北朝鮮の瀬取り取り締まりを名目とした哨戒活動にニュージーランドも参加していましたね。


 日本、オーストラリア、ニュージーランドという太平洋諸国の対中政策の方向性はほぼ同じ。強さは異なるかもしれませんが。
 さて、そこに韓国を混ぜたらどうなるのか、というところ。

 ユン・ソンニョル政権は対中政策で大統領選挙中から対決姿勢を打ち出していました。
 THAAD問題ひとつをとっても「ムン・ジェイン政権は電波測定の結果を隠匿していた」とリークしてしまうていどではあります。
 ただ、それが対ムン・ジェイン政権に過ぎないのではないか、という疑問は少なからずあるわけですね。
 ムン・ジェイン政権では三不の誓いをはじめとして、明らかに中国におもねってきたわけで。
 それを糾弾するためだけなのではないか、とも受け取れるわけです。

 実際、米韓首脳会談では「自由で開かれたインド太平洋」について最低限の言及しかありませんでした。
 シャングリラ会合での日米韓防衛相会談は、日米豪防衛相会談と比べると明らかに熱量が低いものでした。

 NATO首脳会議での日豪新韓での4カ国会談、個人的にはなかなか面白い結果が出そうだなと感じますが。
 アメリカかイギリスがここに入ってもさらに面白そうですね。

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総理にも外相にも会えなかったぼっち大使のカン・チャンイル、帰任が決まった途端に外相が「じゃあ会おうか」と言い出す理由とは?

姜昌一駐日韓国大使 離任のあいさつで林外相と初面会(聯合ニュース)
 韓国の姜昌一(カン・チャンイル)駐日大使が16日、離任のあいさつをするため林芳正外相と面会した。約1年半前に就任した姜氏が日本の外相と面会したのは今回が初めて。

 在日韓国大使館によると、面会は外務省で約30分行われた。
(引用ここまで)


 カン・チャンイル駐日韓国大使が離任することが決まったので、林外相が面会に応じたそうですよ。
 いいですね。
 これ、どういうことなのか。
 要するに次の韓国大使には会うという意思表示なのです。
 帰るんだったらその前に会っておこう。なぜなら「韓国大使と会わなかった」という実績は必要ないから。
 冷遇を続けてきたのはこいつが相手だったからだよ、という意思表示ですね。

 カン・チャンイルごときに会ってもなんにもならない、との話は楽韓Webでも幾度となくしてきました。
 ムン・ジェイン政権では「知日派の切り札」みたいな扱いで出てきて、本人も「私を任命したことがムン政権の対日関係改善の意欲を示している」とか言っていたのですが。
 彼を知る韓国ウォッチャーからは「おw まw えw がw 韓w 国w 大w 使w」くらいの扱いで単芝生やし続けていたもんです(要約:おまえのどこが知日派だ、ふざけんのは顔だけにしろ)。


 北方領土への違法上陸をはじめ、日本への嫌がらせを多数やってきたこの人物を駐日韓国大使にしたということで、完全に日本政府はムン・ジェイン政権との疎通を諦めたといっても過言ではないですね。
 あの時点で「現政権とは無理。次の大統領が誰になるのか見守ろう」という態度になったといえます。

 着任から1年半もの間、総理はもちろんのこと外相との会談すらできずに帰任が決定したのでした。
 朝日新聞の牧野愛博氏も「カン大使を私の周囲で高く評価する人物はいない」とばっさり切ってましたね。
 残念なことに「外相と会談せずに帰任する初の韓国大使」という実績トロフィーを獲得することはできませんでしたが、韓国ウォッチャーから苦笑をもって見送られることになりました。
 お疲れさま、カン大使(苦笑)。

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韓国政府「外相がGSOMIAを正常化させるといったが総合的解決の一環としてだ」……こんなセリフが出てきた理由とは?

GSOMIA正常化「総合的解決の模索を」 輸出規制問題提起か=韓国(聯合ニュース)
韓国外交部の当局者は15日、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)正常化に関連し、「GSOMIA問題は、韓日間のそのほかの懸案とともに総合的な解決策を模索しなければならない」と述べた。「総合的解決策」とは、日本側に対韓輸出規制を見直す意思を示すべきと強調したものと受け止められる。 (中略)

 ただ日本の対韓輸出規制強化は韓国大法院(最高裁)が日本企業に賠償を命じた強制徴用判決への事実上の報復措置であるため、まずは徴用問題を巡る両国の見解の相違を埋めなければならない状況となっている。
(引用ここまで)


 先日、パク・ジン外交部長官(外相に相当)が米韓外相会談後の共同記者会見で「GSOMIAを正常化させたい」と述べました。
 述べた……というか、アメリカに言わされたというのが実情であると思いますが。
 その中にもうひとつの目的があるのではないか、と感じました。

 ユン政権が「日韓関係改善を言い出したら韓国国内がどのように反応するのか」を試したのではないかと思われる部分があるのです。
 以前から楽韓Webでは「ムン・ジェイン政権が上げてしまったハードルは下がることがない」として、日韓関係改善の難しさを指摘してきました。

 「正常化」発言のあったGSOMIA関連で経緯を見てみましょうか。
 ムン・ジェインはとことん無能だったので、GSOMIA破棄がアメリカにとってどんな意味を持っているか理解できずに破棄宣言をしてしまいました。
 当時、楽韓さんを含めた日本の韓国研究者、ウォッチャーはほぼすべてが「いくらなんでもGSOMIA破棄はない」としていたものです。

 というのも、まともに考えれば(まともに考えることができる人間なら)この件でアメリカを巻きこんで、かつ安保関連をカードにすることがどれほどリスクをはらむことなのか理解していたからでした。
 なんぼなんでも、いくらムン・ジェインがアレだからといって、そこまでのリスクを冒してGSOMIAを破棄することはないだろう、と考えたのですね。


 ですが、ムン・ジェインの無能さは悠々とそれらの想像の上を行くものでした。
 嬉々としてGSOMIA破棄を通告したのですね。
 その後のアメリカによる怒りはすごいものでしたわ。

 ただ、韓国も振り上げた拳のやり場がなくて「破棄通告の効力を止める」「いつでも破棄できる」といった形にして事態を収めるしかなかったのです。
 で、今回はその「GSOMIAを正常化させる」と外交部長官が宣言してみたらどうなるか……という実験的な部分でもあったのでしょう。
 案の定、韓国国内で設定したハードルの高さは下がることなく、国民からブーイングを食らい、親北市民団体はさっそく動きをはじめた、といったところです。

釜山の市民団体「尹錫悦政府はGSOMIA正常化を中断せよ」(ハンギョレ)

 釜山ギョレハナは釜山の日本総領事館横にある慰安婦像設置を行った団体。日韓関係を壊すことを目的に動いている、北朝鮮主導の統一を目論んでいる連中です。

 外交部もあまりにも反発が強いので「いや、正常化させるというのは交渉テーブルに乗せる案件のひとつ」と言い訳せざるを得なくなった。
 GSOMIAひとつでこれ。
 つまり、日韓関係の改善は無理だと判断した、と見るしかないわけです。  まあ、そりゃ軽々に日韓首脳会談とかできないよね。

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