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カテゴリ:日韓関係の記事一覧

韓国人、内需不況に耐えかねて日本に向けた投資をはじめてしまう……とはいっても、チキンorダイの輸出でしかなくて……

韓国企業、日本進出史上最大……米中対立の中で協力強化(韓国経済新聞・朝鮮語)
昨年、日本に法人を設立した韓国企業が歴代最大を記録した。 日本国内の韓流ブームを追い風に小売業者は販売網を拡大し、スタートアップは日本をグローバル進出の踏み台にしている。 米中葛藤が深刻化する中で韓日間の経済協力が強化する姿だ。

日本経済新聞は2日、韓国輸出入銀行の統計を引用して昨年1〜9月、韓国企業または個人が日本に法人を設立した件数は318件に達したと報道した。 年間基準で歴代最多だった2024年316件を越えた。 小売業が23%で最も多く、製造業(19%)、情報通信業(15%)の順だった。

韓国の対日投資額(送金実行)は昨年1〜9月に13億2700万ドルで、同じく2024年の年間金額(6億3800万ドル)を上回った。 韓国の海外全体投資が同期間、前年同期比0.7%減少したのに比べ、対日投資増加傾向が目立った。

韓国企業の日本進出拡散の背景の一つは、Kポップ、Kドラマなど韓流ブームだ。 化粧品、外食業などの売り場、販売法人の開設が相次いだ。 貿易会社などを通じた輸出ではなく、日本で直接マーケティングを通じて営業を効率化しようとする目的だと日本経済は解釈した。 (中略)

CJ第一製糖は昨年9月、千葉県に約100億円を投資し、韓国企業で初めて食品工場を新設した。農心は昨年6月、東京原宿にラーメン店をオープンした。 MUSINSAは今年下半期、東京にオフライン1号店をオープンする予定だ。2021年に日本法人を設立したムシンサは、大型デパートで期間限定販売、オンライン販売などで実績を積んだ。
(引用ここまで)




 韓国から日本への投資額が過去最大になっている、とのニュース。
 去年の9月の時点で、一昨年の年間投資件数を超えていると。
 小売業がけっこう多め。

 ただまあ、額としては13億2700万ドルとだいぶしょぼい。
 半導体関連製品を現地で製造している日本企業に比べるとないも同然ですが。
 それでも「日本に賭ける」しかないんでしょうね。
 いま、韓国国内で小売関連の投資をするよりは日本に投資したほうがなんぼかいいって判断なのでしょう。

 逆にいうと日本企業による韓国投資も「韓国の内需なんてあてにならないものは相手にせず、半導体関連だけを現地生産しよう」って形になっているわけです。



 なので、日本で「韓国風チキンの店」とか増えているわけですね。
 韓国メディアは「韓流熱風でどうのこうの」って解説してますが。

「韓流」に乗って日本に行く…法人設立・投資大幅増(SBS Biz・朝鮮語)

 まあ、どう考えても韓国国内の景気の悪さに業を煮やして日本に来たってだけでしょうね。
 そのひとつが副都心線明治神宮駅直通という超一等地であるハラカドに入店したカンブチキン。2024年の4月に開店したのですが。



 1年もたずに25年の1月には閉店してました。
 韓国でのチキン店と同じような展開ですかね。いろいろと日本でチェーン店になろうと画策しているようですが、そこまでうまくいっていない。

 最大で24店舗だったかまで増えたbbq.オリーブチキンは、現在では15店舗まで数を減らしています(店舗一覧ページ)。
 カンブチキンと同時期に開店したマムズタッチも「大成功!」ってされているわりには1年9ヶ月が経ってようやく5店舗。
 都内4店舗と都下に1店舗。フランチャイズ展開したい、との希望は出していましたが……うん。
 ま、「韓国もの」への信頼度ってそんなもんでしょうね。



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韓国メディア「日本の出国税値上げで4人家族で行くと1万2000円の負担に!」「日本への選好度も落ちるかも」……数千円の負担で日本観光減るとかあるかなぁ?

カテゴリ:日韓関係 コメント:(134)
4人家族で行くと11万ウォン··· 日本旅行に行こうとしたが「びっくり」(イーデイリー・朝鮮語)
日本政府が来年7月から日本から出国するすべての人に賦課する出国税を現行より3倍引き上げる。 これによる韓国人観光客の追加負担額は1400億ウォンを超えるものと推定される。

27日、共同通信など日本のマスコミによると、日本政府は「国際観光旅客税」を現行の1人当たり1000円から3000円に引き上げる方針を決めた。 出国税は航空券や船舶料金に含まれ、自動的に賦課される。

引き上げが施行されれば、日本を訪れる旅行客1人当たりの出国税負担は約9200ウォンから約2万7500ウォンに増える。 4人家族基準では約3万6800ウォンから約11万ウォンに増加する。

日本政府は今回の引き上げを通じて、2026会計年度(2026年4月~2027年3月)の出国税収入が前年比約2.7倍の1300億円(約1兆1925億ウォン)水準に達すると展望した。

増えた税収は訪日外国人の増加による交通混雑と秩序違反など過剰観光対応事業の財源として活用する計画だ。 (中略)

さらに、日本政府は来年中に外国人対象ビザ申請手数料を引き上げる方針だ。 韓国は日本ビザ免除国なので、当分の間、追加負担はない。 ただ、日本政府は2028年頃、ビザ免除国の旅行客を対象に電子渡航認証制度(JESTA)を導入する計画であり、この場合、事前審査手数料が賦課される可能性がある。 これは米国の電子旅行許可制(ESTA)と類似した制度だ。
(引用ここまで)




 前もちらっと書きましたが、浅草とか秋葉原の観光地での中国人が確実に減っています。
 まったくいないってわけではないですが。
 浅草あたりは定期ウォッチしているんですが、けっこう減ってます。

 京都とかだいぶホテル価格落ちたとのことなので、ちょっと行ってみようかなと思ってたりもします。



 その一方で7月から出国税が課せられるとのことで、韓国メディアがやたらに報じています。
 「4人家族で行ったら1万2000円の出費だと!」くらいの勢いで。



 韓国人には大きな問題になるのかもしれませんね。JESTAとあわせたらひとり5000円くらい。
 韓国人の若者が福岡とか大阪に来ていることが多いのですが、そうした層にはかなりの負担になったりするんでしょう。

 彼らは往復で30万ウォン(3万円)もしないようなLCCで来て、安いホテル(場合によってはネカフェ)に1〜2泊してコンビニメシとラーメン食べて「日本の食事はしょっぱい」とか言い出すわけです。
 そんな層には「5000円の追加負担」は大きいのでしょうよ。


 でもまあ、普通にその他外国から来る観光客にとってはさほどの負担でもないよなぁ。
 冒頭記事(引用外)でも「今回の施策で日本の選好度が落ちるとは思わないが。その他の要因があった場合には日本の人気は落ちるかもしれない」ってありますが。
 天気予報で「晴れだとは思いますが、その他の要因があった場合には雨になるかもしれない」って言っているのと同じでしょ、それ(笑)。

 観光客ってそもそも「お金を使うため」に来るようなもんですからね。
 それが数千円の負担で「じゃあ、やめた」とはならんわな。普通は。



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あの「慰安婦合意」から10年。韓国で急速に薄れた興味、その背景にあったものとは?

カテゴリ:日韓関係 コメント:(129)
慰安婦合意を事実上破棄してその後も放置…生存被害者は46人→6人(中央日報)
「最終的かつ不可逆的に解決すると確認した」(2015年12月28日)

10年前、当時の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官と岸田文雄外相は韓日慰安婦合意文を公開し、このように強調した。しかしその後は「最終的かつ不可逆的」という表現が色あせる10年だった。政権交代と共に合意文は形骸化し、合意文発表当時に生存していた46人の元慰安婦は現在6人だけが残っている中、両国政府はこの問題の解決策をめぐり一歩も前進できずにいる。 (中略)

2017年、文在寅(ムン・ジェイン)政権は「国民が受け入れられない」として撤回を示唆し、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官直属タスクフォース(TF)の「慰安婦合意」調査(2017年12月27日に報告書発表)、和解・癒やし財団の解散(2018年11月21日)などで慰安婦合意は事実上の破棄状態となった。

文在寅政権の態度に日本は強く反発した。日本外務省は数回にわたり「合意維持以外に別の選択肢はない」とし、再交渉不可および韓国政府の合意履行を求めた。韓日慰安婦合意を評価した米国も両国関係の悪化を懸念して韓国に冷ややかな態度を見せた。

負担を感じた文在寅政権は結局、2018年1月に「再協議の要求はない」と明らかにしたが、新しい代案を出せなかった。その間、合意当時に46人が生存していた生存女性は現在6人に減った。日本政府が出捐した基金10億円は当時の生存女性46人のうち35人に44億ウォンが支払われ、残りの基金57億ウォンは凍結した状態だ。政府関係者は「基金を日本側に渡せば合意破棄になりかねず困惑している問題」と話した。 (中略)

交渉を主導した当時の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は28日、中央日報との電話で「当時としては最善の交渉だった」と振り返った。続いて「おばあさんらが1人でも多く生きている間に日本の謝罪と支援を受けるというのが朴槿恵元大統領の考えだった」とし「おばあさんらの4分の3が同意した内容だったが、一部の妨害で一方的な主張が拡大再生産された。その結果、何が得られたのか分からない」と遺憾を表した。
(引用ここまで)




 いわゆる「慰安婦合意」、2015年の日韓合意が両国間で結ばれてから10年になりますか。
 当時、楽韓さんは「この合意を評価する」と言い出して、コメント欄やらなんやらからだいぶバッシングを受けたものです。
 たぶん、当時に評価していたのはうちだけじゃないですかね。

 その時から「これで韓国側にすべてひっかぶせることができて、かつ国際的に『解決した』ってアピールができた。外交的に見て勝ちだ」って話をしていたのですが、まったく通用してなかったなー。
 実際、韓国で政権交代が行われてムン・ジェイン政権になった後に合意の実質破棄がありましたが、日本側になにか起きたかといったらなにも起きなかったわけです。

 日本政府は「財団解散は遺憾」とはしていましたが、合意内容で日本側のやるべきことはすべて済ませていましたからね。
 韓国側がなにを言おうとも、なにをやろうとも当然のように「韓国の国内問題だ」で通すことができたのです。



 合意の裏書きをしていたのがアメリカのオバマ政権で、合意発表直後に当時のジョン・ケリー国務長官から歓迎の意が表明されていたものでした。
 かつ、裏で奔走していたのは当時のアントニー・ブリンケン国務副長官。のちのバイデン政権における国務長官です。
 その合意を覆そうとしたのですからムン・ジェインも大概だよなあ。

 この10年で「慰安婦問題」ってものの正体が割れたんじゃないですかね。
 慰安婦の存在なんてどうでもよくて、「日本を責め立てる」ための材料でしかなかった。
 日本叩きの材料ですよね。
 で、日本側が合意後になんのリアクションもしなくなったら、韓国国内での勢いもなにもなくなってしまった。

 かつ、正義連やナヌムの家が元慰安婦らに対して悪辣な行動を取ってきたきたことも判明した。
 もはや「聖域」ではなくなった。

 さすがにここまで効果てきめんだとは見据えていませんでしたけども。
 要するに「日本が相手をしなくなること」が大事だったのです。
 そのきっかけにできる合意であったのが当時から見えていたってことですね。

 ま、これに関してはだいぶドヤ顔してもいいんじゃないでしょうか。



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楽韓さん、本日の動向 - 今年は貴金属が大暴れしたなぁ……

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 今年のまとめ。その1。投資関連。
 今年は本当にメタルの年でした。
 金メイン、プラチナサブ、銀ちょこちょこだったうちはかなり伸長しましたね。
 銅ETF以外はなにも売っていない、キープで模様眺めしていて正解。
 この動画でも語られていますが、来年どっかのタイミングでまた調整はあると思います。



 特に銀は伸びすぎた感があるのでちょっと危険かも。でもまあ、銀に関してはともかく金、プラチナに関しては落ちたら拾います。
 銀上場とかiシェアーズシルバートラストは来年早々にも売るかなー。
 IT、AI関連株は年後半伸び悩み。個人的にはいいところで切り離せた感じです。アップルもNVIDIAも本当にありがとう。
 来年はフィジカルAIはちらっと見ながら、三菱UFJを6500株くらいまで増やしたいかな。現状5000株。

Q.金投資なにでやってます?
A.田中貴金属の積み立てとGLDM等のETFメイン。インゴットもちょっとだけ持ってます。
Q.金、いつ売ればいいの?
A.お金が必要なターンで売ればいいのでは。土地購入、子供の教育費、自分や家族の大きな手術等々。現物でも5年経過していれば50万円の控除があるから年50万円ずつ売って、無税の小遣いにするのもよしでは。

 とまあ、こんな感じの質問の答えはmondでやりたいのでそちらもどうぞ→https://mond.how/ja/rakukan_vortex

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 KindleセールからKADOKAWAの「テルマエ・ロマエ」が全巻33円+48%ポイント還元。もうセール以外では動かないと判断されたかな。
 紙メインだった頃のタイトルなのでよろしければ。
 「僕だけがいない街」が3巻まで55円。タイトルのフォントの使いかたにぞくりとさせられますね。名作です。

テルマエ・ロマエI (ビームコミックス)
ヤマザキ マリ
KADOKAWA
2012-09-01



 スクエニから「転生したら序盤で死ぬ中ボスだった-ヒロイン眷属化で生き残る」が3巻まで半額。かつ、全巻48%ポイント還元。
 ちょいセンシティブ。でもまあ、面白いですよ。



 白泉社からは「描くなるうえは」が全巻48%ポイント還元。まんが道+バクマン。+ラブコメ。絵がこなれている。20年代の絵、って感じ。



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 集英社からは「あかね噺」が1巻、17巻以外48%ポイント還元。復讐は王道だねぇ。



 講談社だと「ダーウィン事変」が出たばかりの10巻を除いて対象。
 未見。アフタヌーン本誌読んでても最初を読んでなかったので飛ばしてたな。



 芳文社からは「瓜を破る」が全巻45〜48%ポイント還元。ちょいと人を選ぶかな。
 個人的には好きだけども。



 練馬のケララバワンでランチのエッグマサラセット。飲み物がついてきます。
 カレーはたまねぎベースのやや甘いソースの中にゆで卵がひとつ入っているもの。
 わりと辛めなのですが、たまねぎの甘さで中和されている感じ。

251226ケララバワン.jpg

 ナンかパロタ(2枚)が選べるのでパロタにしました。ここのパロタはそこまで油脂が多いタイプではないですね。
 なにをオーダーしても安心して食べられるお店のひとつだと思います。
 インド料理についてはインスタに先行掲載しています。よろしければフォロー&イイネを! → https://www.instagram.com/rakukanweb/

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韓国人識者「日本は自らがアジアに属していることを認め、韓国と同じ陣営にあるべきだ」……うーん、違うんだよな。

カテゴリ:日韓関係 コメント:(162)
【コラム】アジアであることを拒んできた日本のジレンマ(中央日報)
もし誰かから「日本はアジアか否か」という質問を受けたとしよう。あまりにも基礎的な常識レベルの問いなので、答えるまでもないと感じる人が大半だろう。ところが、この問いを当事者である日本人に投げかけた場合、事情はそれほど単純ではない。今日でもこの質問に即答することをためらう日本人が少なからず存在するからだ。もちろん、日本が地理的にアジアに位置しているという事実まで否定するわけではない。ただ、心理的あるいは集団感情のレベルでは、アジアと日本は別物だと認識しているのである。 (中略)

「近くて遠い国」という、耳慣れた言い回しがある。地理的には近いが、情緒的・文化的には遠く感じられる隣国、という意味だ。この表現の源流をあえて探るなら、おそらく福沢諭吉の「脱亜論」に行き着くことだろう。中国・朝鮮のような「固陋な東方の悪友を遠ざけ、西洋文明と苦楽を共にすること」こそ近代日本の進むべき道だと説いた福沢の主張は、当時としては常識の範疇に属していた。「日本は東洋の国家であってはならない」というタイトルの新聞社説(時事新報、1884年11月11日付)が何の違和感もなく掲載されていた時代だった。脱亜論の底に流れていたのは、西欧帝国主義が広めた「文明/野蛮」という二分法の世界観だった。古い慣習に縛られ改革に消極的なアジアを遠ざけようという脱亜論の主な論旨は、文明化に積極的だった日本でさえアジアの一部とみなそうとする西洋の視線を否定することだった。西洋勢力の目に日本がアジアの一員として映る限り、いつでも侵略の対象になり得たからである。 (中略)

いまや中国だけでなく、かつての植民地だった韓国・台湾との間でも、厳しい先頭争いに追い込まれている。模範生として、盟主としての優越的な自己像を映し出してくれた「アジア」という名の鏡は、もはや存在しない。アジアの再定義が必要であり、それは究極的には自己の再定義でもある。日本は自らの姿を、アジアと西洋という二枚の鏡に交互に映しながら、自分の位置を確立してきた。どちらの鏡であれ、中心志向という角度から最も肯定的に映る自己像を追い求めてきたのだ。中心志向の心理は人間すべてに普遍的なものだが、それがもたらす弊害は大きく、そして持続的だ。
(引用ここまで)




<冒頭記事3行要約>
・日本は自らを「非アジアの国」としてきた。
・「脱亜入欧」はそのかけ声であった。
・もはや中国、韓国、台湾に追いつかれた。アジアである自分を見つめる時だ。

 韓国人に言われるまでもなく「日本人にとって、アジアが遠い」のは間違いないんですよね。
 サミュエル・ハンチントンが著書「文明の衝突」で前世紀に語ったように、日本文明は周辺から屹立した独自文明なのです。
 日本には中国の影響はあっても、中国の周辺国のような濃厚な影響を受けてはいない。

 結果、規模が大きいにもかかわらず、独立文明となっている。
 まあ、独立文明だからっていい部分だけでもないのですが。

 ちなみに「文明の衝突」は田中宇大先生によって批判されていたりします。
 つまり……どういうことか、分かるね?

 韓国と台湾について「日本と似ている部分がある」って感じるのは、戦前の名残でしかない。いわば「スキン」ですね。
 韓国、台湾ですら日本とは根本的な文明のOSが異なっている。



 ただ、そうした「日本との相似」を韓国が勘違いしているのです。
 「なんだ、日本も韓国と同じOSをベースにしているじゃないか」って。
 なので実際のOSをアジア(中国文明、儒教)に置いている自分たち韓国と、日本は同じアジアなのだって思い違いしている。
 実際には表面上のスキンが日本と韓国で似通っているだけで、根底にあるものは異なっているんですよね。

 台湾はその点、「お、スキンが同じだね」って理解している部分が少なからずあります。
 その共通点をどうにかアプリレベル(ルールベース)にまで上げられないか、って模索している感触。

 このコラムは「日本はアジアであることを認めよ」って話をしていて、究極的には「韓国と同じ陣営にいるべきだ」って考えを披露しているんですが。
 しょせん、OSが異なっているので同じ陣営にはいられないんですよ。
 隣にいるのが精一杯なのです。

 GSOMIA破棄宣言とか、火器管制レーダー照射事件とか、慰安婦に関する日韓同意の(実質的)破棄を見たら分かるでしょ。
 OSが違うんですよ。
 もちろん、欧米とも異なってはいるけど、似た部分が大きいのでまだそっちにいたほうが安心できるんですよね。

 【お知らせ】今日から正月くらいまで記事更新は2本になる予定です。なんかさくっと更新できるネタがあればまた別。


文明の衝突 上 (集英社文庫)
サミュエル・ハンチントン
集英社
2025-02-06


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イ・ジェミョン韓国大統領「CPTPPへの加入で経済・安保の多角化を目指せ、日本に接近せよ」と発言……えーっと、コスタリカ、ウルグアイ、UAE、台湾、インドネシア、フィリピンの後ろに並んでもらっていいですかね?

カテゴリ:日韓関係 コメント:(77)
イ大統領「FTAよりCPTPPで接近がよいだろう」……韓日会談を控え、加盟を本格的に推進(ソウル経済・朝鮮語)
イ·ジェミョン政府が来月に予想される韓日首脳会談で包括的·漸進的環太平洋経済パートナー協定(CPTPP)加入を議題として扱うものと展望される。 外交部ですでにCPTPP加入推進を公式化した中で、その背景にはイ・ジェミョン大統領の直接的な注文があったことが分かった。

21日、大統領室のある関係者は「来月韓日首脳会談が開かれればCPTPP加入議論が自然に出てくる可能性がある」と明らかにした。 CPTPPはアジア太平洋地域の日本・オーストラリア・カナダ・シンガポールなど12ヶ会員国が相互市場開放を目的に締結した貿易協定だ。 事実上、日本が主導する協定であるだけに、来月中旬頃に日本で開かれる可能性のある李大統領と高市早苗首相の会談で、韓国の加盟を論議できるという意味だ。 この関係者は「CPTPPをどの国が主導するかが重要なわけではない」としながらも「現時点で韓国政府が(CPTPP加入を)優先順位に置いており、ある程度進展があるため」と説明した。 (中略)

外交・安保・報勲戦略の集中討議中、李大統領は「韓日自由貿易協定(FTA)よりは韓中日FTA、韓中日FTAよりはCPTPPで接近した方が良い」と述べた。 イ大統領が「今まで米国・中国など主要国家中心に関係を続けてきたとすれば、今は輸出市場も多角化しなければならず、市場開拓も政府次元で多く乗り出さなければならない」として「経済・安保分野を最大限多角化しなければならない」と力説した。 これに対し趙長官が「CPTPPと韓中日FTAに拍車をかける」と言うと、李大統領が「CPTPPで接近せよ」と頼んだのだ。 (中略)

カギは農家をはじめとするCPTPP加入で被害を受けかねない産業界の反発だ。 オーストラリア・ニュージーランドなど農畜産物強国が会員国であるため、農水産物市場開放が拡大する場合、国内市場が被る被害に対して憂慮の声があるのが事実だ。 この間、CPTPP加入に肯定的な立場を取ってきたキム·ミンソク国務総理は外交部業務報告でチョ長官に「CPTPPが直ちに進行されると見るには少し難しい面がある」として「韓日経済文化交流を高めるのにFTAやCPTPPではなく他のプロジェクトを悩んで別に議論してほしい」という意見を出しもした。
(引用ここまで)




 イ・ジェミョン大統領が「日韓FTAより日中韓FTA、日中韓FTAよりCPTPPを推進せよ」と語ったとのこと。
 さらに「個別国交渉をしてきたが、これからは多角化しなければならない」「経済・安保分野を多角化すべきだ」と語ったんですって。
 かつ来年早々にもイ・ジェミョンが訪日を予定しているのですが、その場でCPTPP加入についても話すだろう、と。  ……こいつはなにを言っているのやら。

 日本の処理水放出に「第2の太平洋戦争だ」とか言い出していて。
 対日水産物輸入を頑なに規制し続けている国のひとつなんですよ。
 そんな国がもう1枚の舌で「CPTPPに加入したいんですけど」って言い出すとか片腹痛いわ。



 いや、CPTPP加入はもういろいろとトレンド化しているんですよ。
 高度なルールベースで行われる自由貿易はアメリカのやろうとしていることの真逆。
 EUすら「CPTPPとの連携、接続を」とか言い出してて、11月にはオーストラリアでEUとCPTPPの公式対話があったほどですからね。

 さらにイギリスが加入して、コスタリカが交渉中、ウルグアイが交渉開始予定。
 UAE、フィリピン、インドネシア、台湾、中国が加入表明済み。
 まあ、中国は置いといて。
 CPTPPが自由貿易を標榜する国々の希望とすらいえる状況なのです。

 で、そうした状況になった後に日本に接近してきて「CPTPP加入を」って一足飛びにやろうとしているとか姑息としか言いようがない。
 何度も語っていますが、「韓国も列に並べ」って話なんですよね。先着順で取り扱うしかないんですよ。

 逆に高市政権がそんな韓国の態度を許したとしたら、日本国内からは非難されるでしょう。
 「科学的背景を持たずに輸入規制をする国はCPTPPに入れない」が言えるかどうか。
 外交の試金石となる可能性すらあります。



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韓国、CPTPP加入を積極検討。日本の水産物輸入規制については「乗り越えたい」と表明……非科学的輸入規制を禁止している協定を「乗り越えたい」とは(苦笑)

カテゴリ:日韓関係 コメント:(104)
タグ: CPTPP 日韓関係
韓国、TPP加入を積極検討 日本の水産物輸入「乗り越えたい」(時事通信)
韓国の産業通商省は17日、李在明大統領への「業務報告」で、日本が主導する包括的および先進的な環太平洋連携協定(CPTPP)への加入を「積極的に検討する」と明らかにした。金正官産業通商相は記者会見で「大統領も何度か言及しており、来年の加入(申請)や内容について議論を始めた段階だ」と指摘。「加入に向けた推進戦略をつくる」と表明した。

 金氏は、加入交渉の焦点になるとみられる一部の日本産水産物の輸入停止問題について「関係省庁と緊密に協議し、賢く乗り越えたい」と説明した。CPTPP加入には、加盟国12カ国の合意が必要で、特に日本の態度がカギを握る。
(引用ここまで)




 韓国が懲りもせずCPTPPに加入したいって話をしています。
 ここのところ、韓国ウォッチャーを騒がせている「イ・ジェミョン大統領への業務報告(生配信あり)」で産業通商部長官(経産相に相当)がそのように述べています。

 9月にもチョ・ヒョン外交部長官(外相に相当)が「CPTPP加入の際に日本の水産物輸入規制は条件ではない」って発言をしています。



 CPTPPに入りたくてしょうがないんですよね。
 アメリカはもちろんのこと、メキシコも同様の関税体制を執ろうとしています。
 EUも中国のやけくそ輸出にさらされて関税を引き上げようとしていますね。



 こうした情勢下は外需一本槍の韓国経済にとってとんでもない負担になるのですね。
 なんとかして自由貿易の旨みを堅持したい。
 で、周りを見回したら「あ、CPTPPがあるじゃん!」ってなっているのが現状なわけです。

 でも、その幹事国ともいっていい日本に対して韓国は科学的背景を持たない水産物輸入規制をしているわけですよ。
 CPTPPは原則として科学的背景を持たない輸出規制を禁じています。
 韓国の対日規制はまんまこれ。
 なので加盟申請したところで「間に合ってます」で終了なんですが。

 それを無視したいので「乗り越えたい」とか言っているわけです(笑)。
 おまえらの大統領、処理水放出に対して「これは第2の太平洋戦争だ!」「テロだ」まで言ってたからね?



 過去の言動はなくならないんだよ。どれだけ糊塗しようとしたってな。


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韓国商工会会長「パスポートなしで日韓は往来できるようにしよう。EU式のシェンゲン協定を日韓間にも!」……それ、観光客の話に見せかけて「日韓共同経済圏」の話をしているよね?

カテゴリ:日韓関係 コメント:(151)
大韓商工会議所会長「韓日パスポートなし往来…EU式『シェンゲン協定』必要」(ハンギョレ)
 大韓商工会議所のチェ・テウォン会長(SKグループ会長)が「韓国と日本は欧州連合(EU)の『シェンゲン協定』のように、パスポートのない往来を通じた観光の活性化を考えることができる」と提案した。

 チェ会長は8日、済州道西帰浦市(ソグィポシ)の済州新羅ホテルで、韓日国交正常化60周年を記念して開催された「韓日商工会議所会長団会議」で、「国交正常化60年を経て来年から新たな場を切り開いていくためには、それにふさわしい設計が必要だ」として、上のように述べた。

 チェ会長は「両国は単なる協力にとどまらず、今や連帯と共助によって未来を共に設計すべき時」だとして、「韓日の協力が言葉だけにとどまらず具体的な成果をあげるようアイディアを集めたうえで、直に実験してみる勇気が必要だ」と主張した。そして「エネルギー依存度の高い韓日両国は共同でエネルギーを購入したり、少子高齢化への対応のための医療システムを共有したりすることによって、経済的、社会的コストを減らせるだろう」と語った。

 またチェ会長は「韓国と日本を同時に回る観光プログラムがない」とし、「海外向けに観光商品を作って韓国と日本を同時に訪問する外国人が増えればよいのでは」と述べた。
(引用ここまで)




 SKグループのチェ・テウォン会長がまた持論の「日韓共同経済圏」の話をしています。
 またおまえか。
 「シェンゲン協定を作ったEUのように自由に行き来できる」っていうのは、観光客がどうのこうのって次元の話ではないですからね?
 パスポートなしでって話から「ああ、観光振興のことか」くらいに思う人、少なくないと思いますけども。

 要するに労働者も日韓間で自由に行き来できるようになり、EUと同じレベルの共同経済圏を形成しようって話をしているのです。

 この人、日韓共同経済圏を形成すれば市場規模が大きくなって、アメリカやヨーロッパに対抗できる」って言い続けているんですけどね。
 そんな話をされても、そもそも統合自体が無理なんだよね。
 言葉も違うし、通貨も異なる。



 そもそもEUが形成されたのは第1次世界大戦、第2次世界大戦で受けた被害が大きすぎるから「今度こそ経済的な結びつきも大きくして共に経済的な恩恵を受けつつ、ドイツとフランスの反目の歴史を繰り返さないようにしよう(そうしないと周辺国はえらい被害をくらう)」って話ですからね。
 日韓間でそんな歴史はないわけで。

 そもそも論として、チェ・テウォンはこの話を10年来延々としてきているのですが。
 今年になったくらいから韓国でやたらに取り上げられているのは、韓国の不況が原因ですよね。

 「日本は人手不足で、韓国では人手があまっている。そうだ、日本に押しつけよう」くらいの気分でしかない。
 そんなんで「共同経済圏がどうのこうの」言われても……ってところなんだよね。
 しょぼい内需をこっちに押しつけないでくれよ。ホント。



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