共に民主党の盧雄来(ノ・ウンレ)国会議員は、鉄鋼大手ポスコの崔正友(チェ・ジョンウ)会長の日本での神社参拝疑惑を取り上げた。盧議員は崔会長が過去に東京を訪れた際の写真を公開した。盧議員は「東京で神社を参拝したのではないか。そんなことをしてもよいのか」と質問した。これに対し、崔会長は「2018年10月、世界鉄鋼協会総会の空き時間に東京タワー周辺にある寺を訪れたものだ。韓国の観光客も多く訪れる場所であり、明らかに寺と神社は異なると考えている」と述べた。それでも、盧議員は「神社参拝を認めるか」と尋ね、崔会長は「写真上部に明らかに『寺』という字がある」と反論した。産業災害の責任を追及する場で、おかしなことに親日問題を取り上げた格好だ。
聴聞会で盧議員が公開した写真には「増上寺」という寺を象徴する紋様が隠されており、写真のねつ造疑惑も浮上した。これについて、盧議員は「徳川家康の位牌を祀った一種の祠(ほこら)に近い。そうだとすれば、寺とは言えず神社と見なすのが正しい」と主張した。 (中略)
業界からは議員が票を意識し、企業経営者を叱責し、ひどい目に遭わせることに集中したとの批判が聞かれる。崔会長を集中的に追及したことも、最近労働界と市民団体が崔会長の続投に反対する声明を発表したからだとみられている。
(引用ここまで)
韓国最大の製鉄企業であるポスコの会長が産業災害(産業事故のこと)についての聴聞会で国会に呼ばれて、国会議員から「おまえは神社に参拝したな!」と詰問される。
……なにがなにやら。
しかも、その詰問するための写真がクソコラ画像だっていうね。

(引用元:中央日報の記事からスクリーンショット)
右が国会で「証拠」として提出された画像。
ポスコ会長の前にある賽銭箱に「南無阿弥陀仏」って書かれた紙があるのですが、その文字を消しているっていう。
でも、写真の右上にある寺の文字を消し忘れて「ここに寺とあるから寺だ」って反論されて終わり。
漢字の意味が分かっていれば寺の字も消せたのでしょうけどね。
国会議員がクソコラ作って、財閥の会長を貶めようとしているんだからなにしてんだかってところですが。
まあ、でも韓国の国会らしい風景ではあるかな。
記事中にあるように増上寺での記念写真のようですね。
どちらにせよ「神社に行った、行かない」が国会の場で論争になる、しかも貶めるための材料として使われるのですから呆れる他ありません。
「親日派かどうか」というのが、論点になるんだからなぁ。