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カテゴリ:慰△婦/売春/女衒の記事一覧

ドイツ・ベルリンで違法占拠を続ける「少女像」、韓国の市民団体は「過料を払い続けてでも撤去しない」と宣言……なお、像を利用した平和活動への支援金申請は拒絶されました

カテゴリ:慰△婦/売春/女衒 コメント:(65)
「ベルリン市長、少女像建設団体支援予算削減圧力」(聯合ニュース・朝鮮語)
ドイツ・ベルリンにある平和の少女像の存置に反対するという立場を明らかにしたカイ・ベグナーベルリン市長が、少女像を設立した在独市民団体の支援予算も削減するよう圧力をかけたと、現地メディアが報道した。

rbb放送は3日(現地時間)、匿名の消息筋の話として「ベグナー市長が文化教育プロジェクトを支援するかどうかを審査する諮問委員会委員に電話をかけ、日本政府と紛争する可能性があるとして、コリア協議会の人権教育支援予算の削減を要求した」と伝えた。

コリア協議会は支援予算8万7千ユーロ(約1億3千万ウォン)を申請し、芸術・教育界審査委員団の1次審査を通過したが、4月にベルリン市内・外部の人々で構成された諮問委員会で否決された。 (中略)

コリア協議会は毎年、ベルリン市の支援を受け、これまで約300人を教育した。 しかし、今年は予算が削減され、5月からプロジェクトが中断されたと、コリア協議会は伝えた。

ベルリン市当局は「プロジェクト基金は多数決で決定され、委員会は公開されない。 したがって委員会の決定について言及したり評価したりすることはできない」と明らかにした。

rbbはまた、ドイツ駐在日本大使館がベルリン市内の5つ星ホテルで諮問委員たちに夕食をもてなし、予算支援に反対するようロビーしたと報道した。 (中略)

少女像の行政処分権限があるミッテ区庁も、特別許可期間が2022年9月に終わったとし、来月28日以降には過料を賦課するという立場だ。

ハン・ジョンファコリア協議会代表は、「罰金を払い続けても、少女像を自主的に撤去することはない」と明らかにした。
(引用ここまで・太字引用者)


 ベルリンの少女像設置問題続報。
 基本方針としてミッテ市当局は「違法占拠の状態が続いているので撤去せよ」と韓国系の市民団体であるコリア評議会に言い渡している状況。
 当局側は来月の28日までに撤去しなければ、違法占拠の代償として過料を科すと宣言しています。

撤去寸前のベルリンの少女像、当局は設置団体に「9月までに撤去しなければ過料を科す」と宣言→韓国メディア「当局が圧力を加えてきた!」と報道(楽韓Web過去エントリ)

 これについで、コリア評議会に対する支援予算も拒絶して、さらなる圧力を加えてきたとのニュース。
 これまで「少女像」を利用して「隣に座ってみよう」みたいな「平和活動」を行ってきて、それに対して支援金をもらってきたとのことなのですが。


 今年の支援金申請は拒絶されたとのこと。
 そりゃまあ……当然というか。
 「違法占拠状態」の像を利用しての活動をしているのですから、拒絶されるしかないのでは。
 その当然の判断も韓国メディア曰く「新たな圧力を加えてきた」って話に変換されているようですわ。

 自分たちの意向に従わないものはすべて圧力なのでしょうけどもね。

 で、コリア評議会側は「過料を出してでも展示は続ける」と言い出してまして。
 どこまで続けることができますかねー。
 あと過料がどのくらいなのかもいまのところ不明ではあります。

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ベルリンに韓国の市民団体が設置した「少女像」、当局が「設置を続ける法的根拠がない」と撤去を要請へ

カテゴリ:慰△婦/売春/女衒 コメント:(73)
危機に追い込まれたベルリンの少女像…「独ミッテ区の撤去要請」(聯合ニュース・朝鮮語)
岸田文雄日本首相のドイツ訪問を控え、ベルリンに設置された平和の少女像管轄行政区役所であるミッテ区役所が少女像撤去要請の意思を明らかにしたと共同通信が11日報道した。

報道によると、ミッテ区役所は共同通信の質疑に対し、「少女像の設置許容期限が9月で満了する」とし、「少女像を設置した在独市民団体コリア協議会に撤去を要求する」と明らかにした。 (中略)

ミッテ区役所は先月18日、少女像問題に対する連合ニュースの質問に「特別許可が一度延長され、以後は文句を修正する条件で容認(Duldung)する状態」とし「この協議が失敗し、これ以上許可を延長することはできない」と答えた。 (中略)

少女像の特別許可を2022年9月28日まで延長した。 その後は事実上、法的根拠なしに公共場所に設置された少女像を裁量で「容認」しているというのがミッテ区庁の立場だ。

しかし、コリア協議会は、「区役所が少女像を容認し、文言の修正を条件に提示した事実はない」とし、「文句が問題だという区役所の主張は言い訳に過ぎない」と反論している。

ミッテ区議会文化教育委員会は10日、少女像の永久存置を保障し、そのためにベルリン市当局などと対話に乗り出すよう促す内容の決議案を賛成11票、反対4票で可決し、本会議に上程した。
(引用ここまで)


 ふむ、なるほど。
 今年9月に設置許可が切れるので、撤去せよと命じたわけだ。
 ここで論じられているのは像設置の適法性でしかない。
 ドイツであれば、そこが重要になって「撤去せよ」となる。

 一方で韓国ではそうではないわけですよ。
 像の設置には正統性がある。だから設置を続けなければならない、となる。
 違法であるかどうかは二の次、三の次になる。
 結果、日本大使館前に像を設置したままになるし、それを追認する形で法律も作られる。
 そして、日本大使館は撤去されて無の空間の前に今日も佇んでいる、と。


 Rステッカーを違法に貼っておいて、「これは正義のステッカーだ!」とか「これを剥がすなら他のステッカーも剥がせ」って言っている輩にとても韓国味を感じるのですが、これが原因でしょうね。

 閑話休題。
 詳細は不明なのですが、なんでも「設置許可延長」そのものに法的な問題があったともされています。

ベルリン 慰安婦問題を象徴する少女像 当局が撤去を求める方針(NHK)
区の説明によりますと、像の設置は期限付きで、議会の要請を受けて設置期間の延長を認めましたが、その後、延長には法律上の問題があることが判明し撤去を求めることになったとしています。
(引用ここまで)

 「法よりも正統性」って考えが韓国でしか通用しないことを見せつける結果になるのではないでしょうか。
 個人的には設置そのものがどうでもいい話ではあるのですが。

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ドイツのベルリン市長が韓国人の設置した少女像に対して「一方的な表現があってはならない」と撤去を示唆

カテゴリ:慰△婦/売春/女衒 コメント:(61)
日本外相に会ったベルリン市長、「平和の少女像」の撤去を示唆(ハンギョレ)
ドイツのベルリン市長が日本の外相との会談で、「変化を作ることが重要だ」とし、ベルリン平和の少女像(以下少女像)をめぐる対立を解決する意向を明らかにしたことが遅れて明らかになった。在独市民団体は、「撤去を示唆する発言だ」として反発した。

 ベルリン市は16日(現地時間)、報道資料を発表し、東京を訪問したカイ・ベーグナー市長が上川陽子外相と会談し、「われわれが変化を作ることが重要だ」と発言したことを明らかにした。ベルリン市は報道資料で「議論になっているベルリンの少女像の問題に関する解決策を提案した」と書いた。ベーグナー市長はベルリンと東京の友好都市提携30周年を迎え、日本を訪れた。

 ベーグナー市長は会談で、女性に対する暴力に反対するモニュメントには賛成するが、一方的な表現があってはならないとし、管轄区庁や連邦政府などすべての関係者と対話しており、駐ドイツ日本大使もこの議論に参加させる方針を示したと、ベルリン市は伝えた
(引用ここまで)


 東京都との姉妹都市30周年を記念して訪日中のベルリン州の首相(市長)が上川外相を表敬訪問。
 その際に「一方的な表現があってはならない」「変化が必要」として、ベルリンの公園に設置されている少女像の撤去を示唆したとされています。

 以前、カッセル州立大学に設置されていたものは大学当局が撤去。

ドイツの大学に設置された少女像に大学当局から撤去通知、そして韓国では慰安婦像周辺で市民団体同士のにらみ合いも……(楽韓Web過去エントリ)

 これらふたつ以外に、もうひとつどこかにあった気がします。
 なぜドイツで少女像が設置されているのかについてはドイツの歴史が関係しています。

 上の過去エントリでざくっと解説していますが、ドイツは「第2次世界大戦で被害を受けた」と主張されると、すぐに骨なしチキン野郎になってしまうのです。
 なので、どんなものであっても「被害者様」に逆らわない、逆らえない状況が続いているわけです。
 上のエントリは2022年だったのでまだ実感も伴わない解説だったかもしれませんが、イスラエルの蛮行といっていい戦闘行動に、国として一切批判の声が上げなかったことで「なるほど、こういうことか」と納得できている部分もあるのではないでしょうか。
 最近になってようやくドイツ人からも「さすがにこれは……」って声が上がりつつありますが。


 そんなわけで韓国から「ドイツは狙い目!」としてカモにされているのです。
 フィリピンでは設置→撤去のパターンが続いていますが、「我ら被害者様ぞ?」が通用するドイツはそうはいかなかったと。
 それがどうやら覆されるのではないか、との状況になってきました。
 そういえばシュレーダー元首相あたりもウクライナ戦争後に「あれ、こいつ首相やらせたらダメなヤツだったのでは……」って空気になっているのも草生えますね。

 それと上川外相がここ何日か、マスコミから捏造、悪質な切り取りでやり玉に挙げられていたのはこの件と無関係とも思えません。
 まあ、政界的には次期首相の可能性が高い人物を叩いておこうってことなんでしょうが。
 「女性有志との会合」であの発言があって、なんの問題があるんだっていう。

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韓国系フランス人元議員、「パリにも少女像を!」と活動していたら、セ×ハラで告発される。なお、2回目の告発……

Jean-Vincent Placé visé par une autre accusation d'agression sexuelle(ル・フィガロ・仏語)
AFP通信が引用した事件に近い関係筋によると、元環境活動家ジャン・ヴァンサン・プラセ元国務長官を対象にした□的暴行容疑の捜査は、2023年初めに却下されていた海外における事件に告発された事実にも拡大された。
(引用ここまで)


 ジャン=ヴァンサン・プラセという政治家がいまして。
 フランスで元元老院議員、かつ元国家改革長官。
 で、韓国系。
 ……と聞くとフルール・ペルラン氏を思い出す人もいるかもしれませんが、もうひとりいたのです。


オランド政権の韓国系閣僚ペルラン氏、生後すぐ捨て子となり半年後には孤児輸出(楽韓Web過去エントリ)

 ただし、こちらの人物は7歳まで韓国の孤児院にいたそうです。
 その後、いつもの孤児輸出でフランス人夫妻の養子に。
 大学を経て地方議員になり、元老院議員にまでなったとのこと。


 日本においては「パリにイ・ヨンスを招いた人物」として知られています。
 これが2018年の3月。この日付が大事なのでよく記憶しておいてください。

韓国人慰▲婦被○者「パリに少女像の設置を推進」(聯合ニュース)

 で、イ・ヨンスと意気投合して「パリにも少女像を!」って噴き上がったのですが。

 その直後である2018年の4月にクラブでナンパしようとして拒絶されてこの女性に侮蔑発言、アフリカ系の店員から「店から出ていけ」と言われたことに対して「ここは北アフリカではない」「アフリカに送り返してやる」と発言。
 さらに通報を受けてやってきた警官にも侮蔑発言。
 結果、暴力行為で懲役3ヶ月(執行猶予付き)と1000ユーロの罰金で有罪判決。

 その後、2021年に長官時代の警備担当者にセxハラ。5000ユーロの罰金刑。
 さらにさらに今回のセxハラ事件の立件。
 2016年にソウルに来ていた時に同僚にセxハラしていたそうですわ。

 ……2代目パク・ウォンスン(元ソウル市長)を名乗ることを許すわ。
 フルール・ペルラン氏は生後半年で養子になっていたこともあり、韓国メディアからのインタビューで「私はフランス人」と断言していたのですが。
 彼は7歳まで韓国にいたとのことで。
 いろいろと違いが際立ちますね。

(▲は安、○は害、xはク、□は忄生)

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イア●フから「著書が名誉毀損だ」と刑事裁判を受けていた韓国の大学教授、長い法廷闘争の上に無罪判決前提の差し戻し判決を受ける……その背景にあったものとは?

カテゴリ:慰△婦/売春/女衒 コメント:(45)
タグ: パク・ユハ
韓国大法院「『帝国の慰安婦』朴裕河教授、名誉毀損無罪」(中央日報)
著書『帝国のイア●フ 植ミ●地支配と記憶の闘い』で日本軍慰安婦被害者を「売春」などと表現した世宗(セジョン)大学の朴裕河(パク・ユハ)名誉教授(66)を名誉毀損で処罰することはできないと大法院(最高裁)が判断した。

26日、韓国法曹界によると、大法院第3部(主審ノ・ジョンヒ大法官)はこの日刑法上名誉毀損容疑で起訴された朴教授に罰金1000万ウォン(約110万円)を宣告した原審判決を覆して事件をソウル高裁に差し戻した。

大法院は「原審が有罪と認定した同事件の各表現は被告人の学問的主張ないし意見の表明と評価することが妥当で、名誉毀損罪として処罰するほどの『事実の摘示』と見るのは難しい」と明らかにした。
(引用ここまで・伏せ字引用者。●はン。原文は漢字)


 対馬から盗まれた仏像の所有権についての大法院(最高裁に相当)判決があった同じ日に、同じく大法院でパク・ユハ(朴裕河)名誉教授への無罪を前提とした高裁差し戻し判決がありました。
 これについて触れてほしいというリクエストがあったのでやってみましょう。
 個人的にはパク教授の著書に全面的な賛意は示せませんが、韓国全体の考えよりはかなりまとも。「だいぶだいぶマシ」といえます。あと証言そのものが貴重なものだと考えています。

 パク・ユハ教授は自身の著書、帝国のイア●フ(●はン。以下同。書名は本来漢字)に名誉を損なう記述があったとして、元イア●フら9人に名誉毀損で刑事・民事で訴えられました。
 刑事事件になったのですね。

 で、あくまでも楽韓さんの個人的な理解、見解ではありますが。
 パク・ユハ教授は名誉毀損で訴えられたのではないのです。あ、罪状は名誉毀損です。
 ですが、これはスラップ訴訟でしかないのですよ。

 「帝国のイア●フ」を発売した後、取材で親しくなった元イア●フのペ・チュニという人物がパク教授に「私の持つ財産を大学に寄付したい」と相談していたことに対して、パク教授は奔走していたのですが、その遺志を遂げることは叶わなかったのです。
 けっきょく、ペさんの遺産はナヌムの家に半ば強制的に持っていかれてしまったのですね。

 それ以外にもパク教授はペさんの世話をいろいろと買って出ていたのですが、次第にナヌムの家から排除されるようになっていたのです。
 で、ペさんが亡くなってから1週間後、ナヌムの家に居住していた元イア●フらパク教授をなぜか一斉に名誉毀損で民事・刑事で訴えてきた……という次第。
 ここがあまり知られていないので、「元イア●フに名誉毀損で訴えられた教授」という構図だけで語られることが多いのです。


 パク教授はこれ以外にもナヌムの家に対して早くから彼らの利益を損ねる話を山ほど出していた人物です。
 例えば「元イア●フの中には『施設へではなく直接私にお金を振り込んでほしい』とする人もいる」と暴露した、等々ですね。
 結果、ナヌムの家によるスラップ訴訟に巻きこまれたわけです。
 つまり、彼らの「事業」を邪魔するパク教授に対する嫌がらせだった、と理解しています。

 で、名誉毀損で在宅起訴されて一審では無罪。
 二審では有罪、罰金1000万ウォン。
 これ、判決が出た時期も重要です。

 2017年1月 一審判決 無罪(パク・クネ政権下)
 2017年10月 二審判決 有罪(ムン・ジェイン政権下)
 2023年10月 大法院判決 無罪前提の高裁差し戻し(ユン・ソンニョル政権下)

 二審判決後、6年も大法院判決にかかったのはムン・ジェイン政権下であったからという理由が大きいでしょうね。
 法理からいえば無罪が順当。しかし、有罪判決を出さなければムン政権に睨まれる。
 というわけで判決言い渡しを伸ばしに伸ばしてきたわけです。

 韓国ではよくある光景。
 現在では元正義連理事長のユン・ミヒャンもナヌムの家も大幅に弱体化した状況なので、圧力を恐れずに判決を出せるようになった、との判断でしょう。

 思えば徴よ○工(○はう)裁判もパク・クネ政権下では棚上げされ、引き延ばされてきました。
 大法院判決が出てしまえば国際的にも異端視されることは間違いなかったからです。
 そんなことをお構いなしに判決を出させたのはムン・ジェイン政権になった後でしたね。

 韓国の裁判は時の政権の意向によって左右されるというのは間違いないところ。
 まあ、そういう国である、と理解するしかないですね。

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「慰△婦追悼公園」の造形物を担当した芸術家、セクハラで起訴される

セクハラ画家イム・オクサン、その手で慰△婦追悼公園を作った(朝鮮日報・朝鮮語)
2016年、ソウル南山の旧統監官邸跡に「記憶の場」が造成された。李完用と寺内統監が韓日強制併合条約を締結し、1939年まで日帝の朝鮮総督官邸だったところに日本軍慰△婦被害のおばあさんたちを記憶する追慕公園を作ってメッセージを継承しようという趣旨だ。パク・ウォンスンソウル市長(当時)と日本軍慰△婦記憶の場造成推進委員会が中心となり、市民1万9755人の寄付金が集まり8月29日除幕式が開かれた。

ところが、ここが造成されてから7年ぶりに存廃論議に包まれている。「記憶の場」を設計し作品まで作った人が最近MeToo犯罪で法廷に立った画家イム・オクサン(73)氏というのが論難になった。「民衆美術界の巨木」として活動してきたイム氏は2013年8月、自身が運営する美術研究所職員A氏を強制わいせつした疑惑で先月起訴された。イム氏は6日、初公判で「瞬間の衝動と誤った判断で被害を与えた」として疑惑を認め、検察は懲役1年を求刑した。 (中略)

美術界では「自分の研究所職員を威力でセクハラした犯罪者が慰△婦被害おばあさんたちを賛える公共造形物を作ることは話にならない」として「一日も早く撤去しなければならない」という声が出ている。美術史家ファン・ジョンス氏は「親日画家と烙印を押された画家たちの標準遺影も全て交替するのに、セクハラ犯が作った作品を残す理由がない。歴史的空間に造成されたイム・オクサンの作品はすべて撤去しなければならない」と話した。

イム氏は2016年6月「記憶の場」起工式現場に現れた。その場で彼は「女性とは何か、傷とは何か、おばあさんたちが望むことは何かを悩みアイデアの糸口をつかんだ」として「被害者の名前と証言を鏡のように滑らかな石に刻み市民が自分の姿を照らして読めるようにした」と話した。
(引用ここまで・△は安)


 「慰△婦追悼公園」なるものがかつて朝鮮総督官邸のあったところに造成されているのだそうですが。
 そこでアートディレクターをしていた芸術家のイム・オクサンなる人物がセクハラで告訴されて、裁判にかけられていて検察から懲役1年を求刑されているそうですよ。

 代表作は「広場に立つ」とするパク・クネ糾弾のためのろうそくデモを描いたもので、青瓦台に展示されているそうですよ。

大統領府にかかったイム・オクサン「広場に立つ」拡大してみると…(ハンギョレ・朝鮮語)
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(画像引用元・ハンギョレ記事より画面キャプチャ)

 左派芸術家でパク・クネ政権時代にあった「芸術家ブラックリスト」に載っていたことで却って有名になった人物でもあります。

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(画像引用元・ソウルカルチャートゥデイより画面キャプチャ) E92BED23-19C6-4A99-A950-0B250EFE9749_1_105_c.jpeg
(画像引用元・冒頭記事)


 さてさて、こうしたセクハラ騒動やらなんやら。
 韓国ではおなじみのパターンです。

 元慰△婦関連だけでも軽くピックアップしてみましょうか?

・元慰△婦らが共同生活をする場として提供されていたナヌムの家は初代園長が同僚にセクハラしていた。
ナヌムの家そのものが巨大な集金システムと化していた。
・国際女性戦🍞法廷(裁判ごっこ)で検事役をしていたパク・ウォンスン前ソウル市長は秘書へのセクハラが暴露されて「極端な選択」
・挺対協はまさに「疑惑のデパート」状態。
・元正義連理事のユン・ミヒャンは関連で詐欺、準詐欺等で起訴済(現在高裁で係争中)。

 で、今度は「追悼公演」の造形物を担当した芸術家がセクハラで裁判中と。
 ちなみにこの造形物の中には「記憶されない歴史は繰り返される」って文言をハングル、英語、日本語、漢字(繁体字?)で記したものがありまして。

730AFA19-6942-4778-825E-9A4677B7F3DC_1_105_c.jpeg (画像引用元・冒頭記事)


 ……なんというか皮肉ですね。
 なお、本人は容疑を認めているそうです。

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 関連運動家らの異常さが記されています。

韓国人「正義連のユン・ミヒャンが罰金刑、それも1500万ウォンだけ? 盗み得ってことか?」と寄付金横領などで起訴されたユン・ミヒャンへの「ほぼ無罪判決」が紛糾

【2月11日付社説】2年5カ月引き延ばして無罪に近い罰金刑を言い渡した尹美香事件の判決(朝鮮日報)
尹美香(ユン・ミヒャン)議員が一審で罰金1500万ウォン(現在のレートで約154万円。以下同じ)を言い渡された。起訴から2年5カ月を経ての判決だ。先に韓国検察は、尹議員に懲役5年を求刑していた。だが裁判所は横領の一部のみ有罪と認めただけで、残りの容疑は全て無罪と判断した。この判決が確定したら、尹議員は議員職を維持できることになる。破廉恥犯罪でも証拠がなく、法理に合わなければ罪には問えない。だがこの判決については、裁判所が尹議員側の主張のみを一方的に受け入れたのではないかという疑問を拭えない。 (中略)

認知症の症状を抱えるハルモニが正義連に7900万ウォン(約814万円)を寄付・贈与するよう仕向けた疑いも、無罪と判断した。ハルモニは認知症状態ではあるが、重症の認知症であるかどうか確認されておらず、寄付がハルモニの意思に反するものと見るのも困難だというのだ。検察の立証や証拠が足りないという理由だが、ほとんど尹議員側の立場を受け入れている。

 裁判所は、検察がこの事件を起訴した後、裁判の争点を整理する公判準備期日だけで6回も開き、正式な裁判が始まるまで11カ月もかかった。こうした裁判遅延は尹議員のバッジを維持させようとするものではないか、という声が出ていたところ、最終的には罰金刑を言い渡した。1700万ウォンの横領を認めて罰金刑だけを言い渡したのも納得し難い。一般の私企業でも、1700万ウォンの横領は軽くない犯罪だ。その上、慰●婦のハルモニたちのために市民の寄付金を受け取る団体のカネを横領したのであれば、一層厳しく責任を問うべきだった。
(引用ここまで・伏せ字引用者)


 あそこと強いつながりがある正義連の元理事であるユン・ミヒャンに対して、ようやく一審判決が出まして。
 ほとんどの罪状は無罪と判定され、わずかに横領に関してのみ有罪。罰金1500万ウォン。
 以前から韓国法曹界は左派に牛耳られていることが知られていまして。
 労働組合等の左派に対して、甘い判決が出ることが多数あります。
 その一方で保守系とかには異様に厳しい判決が出ることも多数。

 具体例を出すと「ムン・ジェインは共産主義者だ」とした弁護士が有罪になったことがありますね。
 公人に対する批判すら許容されないという判断が行われることがあるのです。
 さすがに大法院(最高裁に相当)では無罪判決が出たのですが。
 それでも、この件について一貫して無罪判決を出せないくらいには「ウリとナム」が韓国の裁判所では効いていることが分かると思います。


 今回のユン・ミヒャンに対する判決もまさにそれ。
 補助金管理法及び寄付金品法違反、業務上横領、背任、詐欺、準詐欺、地方財政法及び公衆衛生管理法違反という6つの疑い、および8つの罪名で起訴され、検察からは懲役5年が求刑されていたにもかかわらず。
 有罪を認めたのは業務上横領のみ。
 罰金1500万ウォン。

 さすがに韓国のポータルサイトであるNAVERのニュースでも相当にあれています。
 一気に各社が速報を出したのでコメント数が分散していますが、多くのところで100以上。
 トップにピックアップされたJTBCと東亞日報の記事では600を超えるコメントがされていて、その多くが罵声。

「正義年後援金横領疑惑」ユン・ミヒャン、罰金1500万ウォン型宣告(JTBC・朝鮮語)
「後援金有用」ユン・ミヒャン、1審の罰金1500万ウォン(東亞日報・朝鮮語)

 国会議員であるユン・ミヒャンはこのまま来年春の総選挙まで任期を全うしそうですね。
 韓国の国会議員は年俸としてだいたい1500万円くらいもらえます。
 まさに泥棒に追い銭。
 朝鮮日報はさらに社説を出して判決を批判していますね。

【2月11日付社説】2年5カ月引き延ばして無罪に近い罰金刑を言い渡した尹美香事件の判決(朝鮮日報)

 税制等で優遇があり、かつ公的援助を受けている非営利団体については、こうした行為を強く糾弾、追求されるべきだと思うのですよ。
 それは韓国だけにかぎらず、ですけどね。

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赤い水曜日 (文春e-book)
金 柄憲
文藝春秋
2022-10-12

元慰安婦らに住まいを提供していたナヌムの家、その恐るべき本性とは……

韓国で「元従軍慰安婦の家」を守る日本人写真家の戦いに米紙が迫る(クーリエジャポン)
ナヌムの家の国際室長を務める矢嶋はこの2年間、同施設で働く6人の韓国人職員とともに、施設の運営団体を告発する運動に関わってきた。彼らは、運営側が現在90代に達した元慰安婦女性らを水準以下の施設に収容し、しかも数百万ドルの寄付を集めながら、韓国最大で最も影響力のある仏教宗派の曹渓宗へと横流ししたと訴えている。

内部告発をした矢嶋を含む同施設の職員らは、「寄付金は入所している女性たちの福利厚生のために集められたのに、ほとんどがその目的に充てられていない」と話す。

「その代わりに運営側は、集めた寄付金をプールしていました。最後の入所者が死亡して無人になったときに、彼らの親団体である曹渓宗が富裕層向けの豪華な老人ホームに改装できるようにするためです。 (中略)

怒った寄付者らはナヌムの家を訴え、寄付金の返還を要求している。2019年に190万ドル(約2億6000万円)だった同施設への寄付金も、今年前半の6ヵ月は3万5300ドル(約480万円)に急減した。 (中略)

矢嶋らは、ナヌムの家の前所長と新任の所長および彼らに近い者から、デマを言いふらしたと訴えられ、名誉毀損を含む複数の訴訟を起こされているのだ。 (中略)

「日本軍慰安婦被害者がいる場所に日本人職員とは何事か」という横断幕が、矢嶋が働くナヌムの家の外壁に掲げられた。人権センターの調査によると、矢嶋は経営者に近い者から、民族差別的な発言を浴びせられたという。 (中略)

ある女性が壊れたベッドから転落したとき、運営側は彼女を病院に連れて行くことも、ベッドを新調することも拒絶したという。女性らの居住区画が改装された際は、雨季に入ったというのに個人の所有物はすべて戸外に積み上げられて雨にさらされた。 (中略)

ナヌムの家側は、入所女性が個人で外出することを認めない一方、資金集めイベントには「動員」していた。さらに施設職員は女性らに精神的な虐待を加えて、「路上に放り出すぞ」と脅した。
(引用ここまで)


 大元はニューヨークタイムズの記事で、クーリエジャポンはそれを翻訳したというものだそうで。
 ざくっと見比べましたがおそらくまともな翻訳になっています。

Japanese Photographer Blows Whistle on Treatment of ‘Comfort Women’(NewYorkTimes・英語)

 生活に困窮することも多い元慰安婦らに対して終の住まいを提供する、としていたナヌムの家についてのコラム。
 日本人職員がいて、内部告発を行っていたという話は出ていたのですがそのかたのインタビュー記事という体裁かな。

 とにかくナヌムの家は本当にひどい。
 本一冊書けるのではないかくらいのひどさ。

 まだ韓国では結核感染が十分にありえます。特に高齢者にとっては脅威になっています。
 日本はようやく人口10万人あたりの罹患率が9.2になって「低まん延国」認定となりましたが、韓国のそれは49。2010年頃から比べれば半減してはいるものの、現実的な脅威です。
 どちらもコロナ禍での減少があったとされています。

 そんな状況なのにナヌムの家では入居者に対して結核検査すらしていなかったのですよ。
 1年で数億円という巨額の寄付金を手にしてながら、です。



 それ以外にも病院にかかるのであれば自費。
 月々の小遣いは10万ウォン。それをもらうために「私は寄付金には関与いたしません」という誓約書にサインしなければならず、その10万ウォンすら近年はもらえていなかった
 でもイベントがあれば客寄せパンダとして引っ張り出され、時として「がたがた言ってると放り出すぞ」と脅されていたっていう。

 記事中に「内部告発を行った日本人職員は訴訟されている」とありますが。
 これもナヌムの家ではよくやること。

 「帝国の慰安婦」という本を書いたパク・ユハ教授は取材を通してナヌムの家で過ごしていた元慰安婦と懇意になったそうで。
 そのかたから「お世話になった方がいるので遺産をすべてその方にお渡ししたい」と言われて、希望を実現すべく奔走されたのですが。
 それがナヌムの家のかんに障ったらしく、2014年に著書内容で名誉を傷つけられたとして名誉毀損で訴えられて、いまだに裁判中です。

 なお、当該の元慰安婦の遺産はすべてナヌムの家が「遺書がある」として「合法的に相続」しました。
 その遺書にもだいぶいろいろ疑惑がある代物。
 まあ……異常なまでのひどさですよ。完全に弱者ビジネスの糧となってますから。

 今年、これまでの話を本にまとめたいという話をしたことがありますが、そのメインの項目がナヌムの家の所業と孤児輸出の話になってしまって暗澹たる気分になってしまい、停滞しているほどです。
 ユン・ミヒャンと正義連の詐欺事件については裁判が進んでいないために続報が出ていませんが、ナヌムの家については情報が出尽くしたかな、といったところ。
 ま、似たり寄ったりでしょう。

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