ドイツ・ベルリンにある平和の少女像の存置に反対するという立場を明らかにしたカイ・ベグナーベルリン市長が、少女像を設立した在独市民団体の支援予算も削減するよう圧力をかけたと、現地メディアが報道した。
rbb放送は3日(現地時間)、匿名の消息筋の話として「ベグナー市長が文化教育プロジェクトを支援するかどうかを審査する諮問委員会委員に電話をかけ、日本政府と紛争する可能性があるとして、コリア協議会の人権教育支援予算の削減を要求した」と伝えた。
コリア協議会は支援予算8万7千ユーロ(約1億3千万ウォン)を申請し、芸術・教育界審査委員団の1次審査を通過したが、4月にベルリン市内・外部の人々で構成された諮問委員会で否決された。 (中略)
コリア協議会は毎年、ベルリン市の支援を受け、これまで約300人を教育した。 しかし、今年は予算が削減され、5月からプロジェクトが中断されたと、コリア協議会は伝えた。
ベルリン市当局は「プロジェクト基金は多数決で決定され、委員会は公開されない。 したがって委員会の決定について言及したり評価したりすることはできない」と明らかにした。
rbbはまた、ドイツ駐在日本大使館がベルリン市内の5つ星ホテルで諮問委員たちに夕食をもてなし、予算支援に反対するようロビーしたと報道した。 (中略)
少女像の行政処分権限があるミッテ区庁も、特別許可期間が2022年9月に終わったとし、来月28日以降には過料を賦課するという立場だ。
ハン・ジョンファコリア協議会代表は、「罰金を払い続けても、少女像を自主的に撤去することはない」と明らかにした。
(引用ここまで・太字引用者)
ベルリンの少女像設置問題続報。
基本方針としてミッテ市当局は「違法占拠の状態が続いているので撤去せよ」と韓国系の市民団体であるコリア評議会に言い渡している状況。
当局側は来月の28日までに撤去しなければ、違法占拠の代償として過料を科すと宣言しています。
撤去寸前のベルリンの少女像、当局は設置団体に「9月までに撤去しなければ過料を科す」と宣言→韓国メディア「当局が圧力を加えてきた!」と報道(楽韓Web過去エントリ)
これについで、コリア評議会に対する支援予算も拒絶して、さらなる圧力を加えてきたとのニュース。
これまで「少女像」を利用して「隣に座ってみよう」みたいな「平和活動」を行ってきて、それに対して支援金をもらってきたとのことなのですが。
今年の支援金申請は拒絶されたとのこと。
そりゃまあ……当然というか。
「違法占拠状態」の像を利用しての活動をしているのですから、拒絶されるしかないのでは。
その当然の判断も韓国メディア曰く「新たな圧力を加えてきた」って話に変換されているようですわ。
自分たちの意向に従わないものはすべて圧力なのでしょうけどもね。
で、コリア評議会側は「過料を出してでも展示は続ける」と言い出してまして。
どこまで続けることができますかねー。
あと過料がどのくらいなのかもいまのところ不明ではあります。
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