「2001年生まれ、身長160センチ、体型普通、美容業従事、若くてかわいい花嫁候補」
韓国の国際結婚紹介業者A社のブログにはベトナム人女性の個人情報が詳細に掲載されている。女性の写真、動画をはじめ、居住地、両親の年例、きょうだい関係、趣味、離婚歴、入れ墨の有無なども含まれている。こうした形で結婚相手の個人情報を表示、広告することは現行法で違法だ。
ブログには海外の女性の詳細なプロフィールが500件以上掲載されており、毎日5件前後が追加されている。A社関係者は「プロフィールを見て、3-5人選べば、(メッセンジャーアプリの)カカオトークや映像通話でのお見合いをあっせんする。ウィズコロナの状況では対面でもお見合い可能だ」と説明した。結婚までに要する費用は2000万ウォン(約192万円)を提示された。
しかし、そうした広告は法の網をかいぐぐり、掲載が続いている。 (中略)
女性学で博士号を持ち、国会立法調査処で調査官を務めるホ・ミンスク氏は「仲介段階が結婚の最初のボタンだが、女性の写真やプロフィールを見て、『一方的に選ぶ方式』は人権侵害の懸念がある」とし、「物件情報を羅列するように外国人女性の個人情報を掲載する広告は国の品格や時代的流れにも合わない」と話した。
(引用ここまで)
昨日、韓国の出生時の男女性比が通常の数値内に入った、というニュースを伝えました。
それ自体はなにも悪いことではないのですが。
問題はそれ以前の30年間、男性に偏り続けてきたという現実なのですよ……という話をしました。
1990年に116.5:100。その世代の男性がこれから初婚の時期に入り、圧倒的な男あまりを体験するわけです。
はけ口にベトナムやカンボジアからの輸入が増えるだろう、と書きました。
でもって翌日にはこのニュースっていうね。朝鮮日報、狙ってやってるのかな。
まあ、狙ってやっているんでしょうね。
ここ何年か、韓国人がベトナム人嫁を買いあさる話はしてこなかったので書きましょうか。
2007年に駐ベトナム韓国大使がベトナムのグエン・ミン・チャット国家主席に信任状を渡した際、「韓国に嫁いだ多数のベトナム人花嫁について、韓国政府とすべての関係者が関心を持ち、安心して暮らせるように協力してほしい」と述べたのですよ。
外交的観点からするとあまりにも衝撃的な話でした。
日本で駐日韓国大使に対して、河野外相(当時)が「無礼でございます」ってやったことがありますが。
あの比じゃない。
信任状捧呈式っていったら大使にとっては一世一代の晴れ舞台ですからね。
あまりにも衝撃的で楽韓さんは「これ、本当にあったニュースなんだろうか」って書いたほどでした。
翌日、韓国メディアでも報じられて「ああ、本当だったんだ」ってなったほど。
外交的に丸めてありますが、要するに「ベトナム人花嫁を人間として扱ってほしい」くらいのことを言われてますからね、これ。
ちなみにイ・ミョンバク大統領(当時)がカンボジアを訪れた際にも「カンボジアからきた花嫁のことを考慮してほしい」と言われていたという衝撃の事実もその後に判明。
その後、カンボジアからは「韓国人との結婚禁止法」が出され。
ついでキルギスタンでも同じような法律が出されています。
……どんだけ。
で、さまざまな国から石もて追われて、また韓国人女衒……じゃなくて結婚紹介業者がベトナムに戻ってきたと。
まあ、ベトナム人のほうでも「お金のある韓国人との結婚」を夢見ている部分があるのは間違いないですけどね。
多くの場合はそこまでではないのでしょうが、少なからず悲劇的な結末が訪れています。
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