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カテゴリ:慰△婦/売春/女衒の記事一覧

ベトナムで韓国人が「結婚仲介業者」として跋扈する……「身長160センチ、体系普通、美容業従事者、若くてかわいい花嫁候補」だってさ

「2001年生まれ・身長160センチ、かわいらしいベトナム人の花嫁候補」…韓国で増加する違法広告(朝鮮日報)
「2001年生まれ、身長160センチ、体型普通、美容業従事、若くてかわいい花嫁候補」

 韓国の国際結婚紹介業者A社のブログにはベトナム人女性の個人情報が詳細に掲載されている。女性の写真、動画をはじめ、居住地、両親の年例、きょうだい関係、趣味、離婚歴、入れ墨の有無なども含まれている。こうした形で結婚相手の個人情報を表示、広告することは現行法で違法だ。

 ブログには海外の女性の詳細なプロフィールが500件以上掲載されており、毎日5件前後が追加されている。A社関係者は「プロフィールを見て、3-5人選べば、(メッセンジャーアプリの)カカオトークや映像通話でのお見合いをあっせんする。ウィズコロナの状況では対面でもお見合い可能だ」と説明した。結婚までに要する費用は2000万ウォン(約192万円)を提示された。

 しかし、そうした広告は法の網をかいぐぐり、掲載が続いている。 (中略)

 女性学で博士号を持ち、国会立法調査処で調査官を務めるホ・ミンスク氏は「仲介段階が結婚の最初のボタンだが、女性の写真やプロフィールを見て、『一方的に選ぶ方式』は人権侵害の懸念がある」とし、「物件情報を羅列するように外国人女性の個人情報を掲載する広告は国の品格や時代的流れにも合わない」と話した。
(引用ここまで)


 昨日、韓国の出生時の男女性比が通常の数値内に入った、というニュースを伝えました。
 それ自体はなにも悪いことではないのですが。
 問題はそれ以前の30年間、男性に偏り続けてきたという現実なのですよ……という話をしました。
 1990年に116.5:100。その世代の男性がこれから初婚の時期に入り、圧倒的な男あまりを体験するわけです。

 はけ口にベトナムやカンボジアからの輸入が増えるだろう、と書きました。
 でもって翌日にはこのニュースっていうね。朝鮮日報、狙ってやってるのかな。
 まあ、狙ってやっているんでしょうね。

 ここ何年か、韓国人がベトナム人嫁を買いあさる話はしてこなかったので書きましょうか。


 2007年に駐ベトナム韓国大使がベトナムのグエン・ミン・チャット国家主席に信任状を渡した際、「韓国に嫁いだ多数のベトナム人花嫁について、韓国政府とすべての関係者が関心を持ち、安心して暮らせるように協力してほしい」と述べたのですよ。
 外交的観点からするとあまりにも衝撃的な話でした。

 日本で駐日韓国大使に対して、河野外相(当時)が「無礼でございます」ってやったことがありますが。
 あの比じゃない。
 信任状捧呈式っていったら大使にとっては一世一代の晴れ舞台ですからね。
 あまりにも衝撃的で楽韓さんは「これ、本当にあったニュースなんだろうか」って書いたほどでした。
 翌日、韓国メディアでも報じられて「ああ、本当だったんだ」ってなったほど。

 外交的に丸めてありますが、要するに「ベトナム人花嫁を人間として扱ってほしい」くらいのことを言われてますからね、これ。
 ちなみにイ・ミョンバク大統領(当時)がカンボジアを訪れた際にも「カンボジアからきた花嫁のことを考慮してほしい」と言われていたという衝撃の事実もその後に判明。
 その後、カンボジアからは「韓国人との結婚禁止法」が出され。
 ついでキルギスタンでも同じような法律が出されています。
 ……どんだけ。

 で、さまざまな国から石もて追われて、また韓国人女衒……じゃなくて結婚紹介業者がベトナムに戻ってきたと。
 まあ、ベトナム人のほうでも「お金のある韓国人との結婚」を夢見ている部分があるのは間違いないですけどね。
 多くの場合はそこまでではないのでしょうが、少なからず悲劇的な結末が訪れています。

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韓国で慰安婦像周辺地域での集会を巡って保革団体が衝突……「ユン・ミヒャンなんて詐欺犯だろうが!」と保守団体は叫ぶものの

慰安婦問題解決求める集会巡り保革の衝突再燃 制限解除で=韓国(聯合ニュース)
少女像前で「水曜集会」できず 11月から制限解除も保守団体が場所取り=韓国(聯合ニュース)
 集会制限の解除後で初の水曜日となった3日、市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」が水曜集会を開いていたソウルの日本大使館前の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」付近では、水曜集会に反対する保守系団体の「自由連帯」と親日勢力の清算を主張する革新系団体の「反日行動」が神経戦を繰り広げた。

 反日行動側の若者約10人は、この日朝から「日本軍性奴隷問題の完全解決を」などと書いたプラカードを手に、拡声器で「親日反逆勢力がここを去るまで闘争を続ける」と叫び、少女像のそばを守った。

 一方の自由連帯側は、付近に拡声器を取り付けた車を止めて対抗する集会を開催。「なぜ他人の集会場所を占領しているのか」などと拡声器で叫んだ。同団体側のエリアには「慰安婦問題は詐欺」との主張を書いたプラカードを持ったユーチューバーらも続々と集まった。 (中略)

 自由連帯は正義連を巡る後援金の横領、不正会計などの疑惑が浮上した昨年5月末以降、管轄の警察署で「寝ずの番」をしながら、午前0時の届け出受け付け開始と同時に集会の開催申請書を提出する方法で水曜集会の開催場所を先取りしてきた。
(引用ここまで)

自由連帯のキム・サンジン事務総長は、正義連の前理事長で国会議員(無所属)の尹美香(ユン・ミヒャン)氏の逮捕、正義連の解体、慰安婦被害者への後援金返還の三つの主張が受け入れられるまで、正義連に先んじて集会の開催申請書を提出すると話す。
(引用ここまで)


 保守系団体が延々と日本大使館のあった敷地前(記事で言うところの少女像前)で集会をやってまして。
 元慰安婦らに対して詐欺行為を行ったとされるユン・ミヒャンや正義連に対して「正義連解体」「ユン・ミヒャンの逮捕」「詐欺被害者(元慰安婦ら)への後援金返還」を求めているそうですよ。
 で、それに対抗して「反日行動」なる名称の市民団体が不法占拠を試みた……というニュース。

 この保守系団体の言うことのほうが利があるかなぁ。
 「いま、そこに詐欺被害に苦しめられた人々がいるんだから、この人達の苦しみを回復するほうが先だろ!」っていう。
 ユン・ミヒャンに対しては1審判決すら出ていませんし、先は長いと思いますけどね。


 ユン・ミヒャン側は遅延戦略を選んでいるようなので。
 なにしろ、初公判が行われるまで起訴から11ヶ月かかってますから。
 もちろん、被疑者が現役の国会議員であることもやりにくさを倍増させているでしょうし、ムン・ジェイン子飼いであるということも影響しているでしょうね。
 あれだけ「被害者本位で」ってぎゃいのぎゃいの言っていたくせに、元慰安婦らの詐欺被害に関してムン・ジェイン大統領は一言もコメントを発したことがありませんから。

 ムン・ジェインは無能であるという話は延々としてきましたが、あれを見て「ああ、無能というだけじゃなく卑怯ですらあるのか」と感じましたからね。
 総選挙にユン・ミヒャンを有利な名簿順で登録して確実に当選するようにしておきながら、正義連とユン・ミヒャンの行ってきた非道には完全沈黙。
 どんだけ卑怯者なんだか……。

 南北関係が改善されそうに見えた時に韓国人は歓喜して「我々は核兵器保有国よりも強いムン・ジェイン保有国だ!」とかほざいていましたが。
 ゲンドウポーズをしながら「ねえ、いまどんな気持ち?」って聞いてみたいですね。
 そんなムン・ジェインの任期は来年5月9日まで。ちょうどあと半年となりました。
 惜しい大統領でしたね。なんだったらあと1期くらいやってくれてもいいんですが。

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韓国人、「ユン・ミヒャン事件」の結果、市民団体を信用せずに寄付が本人に渡ったかを確認できるシステムだけを利用するように

尹美香横領疑惑の後遺症「市民団体は信用できない」…寄付は直接手渡しに(朝鮮日報)
 9月27日、京畿道城南市に住むユン・スンバンさん(41)は子どもが使っていたままごと用品をきれいにふいて、近隣住民にお下がりに出した。ユンさんは「市民団体による分かち合い代行があるのは知っているが、最近数年間、市民団体の活動内容が不透明だという話を聴いていて、信頼が消えた。大事にしていた物だからこそ、本当に必要な人にあげたくて子どもと一緒に出掛けてきた」と話した。済州道に住むHさん(76)は今年4月、新聞で子ども3人を一人で育てるソウルのシングルマザーの記事を読み、地方自治体を通じて100万ウォン(約9万4000円)を指定寄付した。Hさんは「寄付金が当事者にちゃんと渡されたというメッセージを受け取り本当にうれしい」と話した。

 尹美香(ユン・ミヒャン)国会議員が慰安婦女性への支援金を流用した疑惑など昨年から市民団体の逸脱行為が相次ぎ、市民が隣人と善意を分かち合う方式も変化している。市民団体を信じて品物を預けるのではなく、正確な対象を指定し、ちゃんと渡されたかを確認し、品物を無償譲渡する場合でも本当に必要な人を訪ねて直接渡すようになっている。市民団体に対する不信感が善意を直接伝える社会をつくった格好だ。

 ポータルサイト「ネイバー」では昨年、寄付プラットフォーム「ハッピービーン」に約248億ウォン(約23億3000万円)の寄付金が集まった。自動、多文化、女性、環境、動物など10分野で支援対象、事情別に細分化された7699の募金箱に人々が指定寄付した。昨年地域ベースのコミュニティーアプリ「ニンジンマーケット」には無償譲渡の書き込みが213万件あった。コロナ期間中でも相手に直接会い、品物を渡そうとする人たちだ。 (中略)

 延世大社会福祉学科の姜哲熙(カン・チョルヒ)教授は「寄付文化が徐々に特定対象に対する直接寄付に変わっていることは、人々の低い信頼のせいだ。こうした文化はともすると人々の関心領域にばかり資金や支援が集中する不均衡を生みかねない」と問題点を指摘した。
(引用ここまで)


 韓国で「寄付したい人に直接渡る」という寄付方法が増えている、との話。
 その原因はなんといってもユン・ミヒャンによる挺対協、正義連の寄付金横領。
 そしてナヌムの家の同様の所業。
 「市民団体」と名乗るものに対しての不信感を韓国人に徹底的に与えた、ということができるでしょうね。

 個人的にはナヌムの家の「一切外出させない」「月に10万ウォンを渡すだけ」「医者にもかけない(通院費も個人持ち)」「結核検診すらやらない」といった非人道的な節約が行われていたのも大概な衝撃でしたけどね。
 でもまあ、常に「日本の非道」を訴えていて慰安婦問題で前面に出ていた、韓国人元慰安婦らの代理人として顔の知られているユン・ミヒャンが寄付金を盗んで贅沢三昧していたっていうほうが韓国的には衝撃的だったかな。


 2017年に挺対協が「韓国軍によるベトナムの民間人への行為を謝罪します」とか言い出したのも。
 そしてユン・ミヒャンが政治家に転身したのも。
 どちらも「慰安婦産業が絶えかかっていた」ことを打開するためだったのでしょう。
 ぶっちゃけていえば新たな金蔓を求めていただけ。

 これまで寄付金で贅沢三昧できてきたのに、慰安婦の絶対数が少なくなり、それができなくなりつつあった。
 自宅購入資金まで慰安婦問題で稼ぎ出していたのに、これからはそれもできなくなる。
 そりゃまあ、慰安婦合意の内容を先に知っていたのに握りつぶして、合意後に「こんなものは被害者本位の解決とはいえない」とかやりますわ。
 自分のビジネス一切合切を取り上げられるのと同じですからね。

 彼らがこうして結果、韓国では誰も市民団体を信頼しないという時代になったのさ。
 めでたし、めでたし。

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元慰安婦を食い物にしてきた元挺対協理事長、217回に渡る公金流用が明るみに……カルビ食ってヨガ行ってマッサージ受けて税金支払い……やりたい放題か

【独自】尹美香議員、慰安婦支援金を横領して焼き肉店やマッサージ店で使用(朝鮮日報)
 尹議員は2011年から昨年まで韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会(挺対協)の代表、さらに後の正義記憶連隊の理事長を歴任したが、その間に慰安婦被害者支援金のうち1億ウォン(現在のレートで約940万円)を個人の用途に使用し(横領)、政府や地方自治体からの補助金から数億ウォン(数千万円)を不正に受領するなど、八つの容疑で昨年9月に起訴され、現在裁判が進行中だ。しかしこれまで訴状の内容や横領の詳しい内訳などは明らかにされてこなかった。 B

 この日、保守系野党・国民の力の全珠恵(チョン・ジュヘ)議員の事務所が韓国法務部(省に相当)から提出を受けた尹議員の訴状にある「犯罪行為一覧表」には、後援金のうち1億37万ウォン(約940万円)を尹議員が217回にわたり使用した内訳が記載されていた。これによると尹議員は2015年3月1日にある焼き肉店で募金から26万ウォン(約2万4000円)をデビットカードで支払った。同じ3月23日には豚焼き肉の専門店とみられる店で18万4000ウォン(約1万7200円)、菓子店で4万5000ウォン(約4200円)を使っていた。尹議員は募金のうち相当額を飲食店や食料品店、免税店などで使っていたのだ。

尹議員はクリスマスイブの2014年12月24日、本人名義の口座で受け取っていた募金のうち23万ウォン(約2万2000円)を別の本人名義の口座に移した。15年7月にはマッサージ店とみられる店で9万ウォン(約8400円)を使った。尹議員は自ら負担すべき光熱費や罰金なども募金から支払っていた。16年4月にはスピード違反の罰金8万ウォン(約7500円)を挺対協の口座から納付し、18年には挺対協の口座から25万ウォン(約2万3000円)を個人の口座に送金したが、そこには「尹美香代表総合所得税納付」というメモが書かれていたという。

 尹議員による217回にわたる横領のほとんどは数万-数十万ウォン(数千-数万円)だったが、たまに100万ウォン(約9万4000円)以上を使い込むケースもあった。2018年3月には被害者女性のための施設の所長名義の口座にあった募金182万ウォン(約17万1000円)が特別な理由もないまま尹議員の娘の口座に移されていた。この元所長は尹議員に対する検察の捜査が本格化した昨年6月に自殺した。16年7月には挺対協の口座にあった200万ウォン(約19万円)が「尹医療費」という簡単なメモと共に尹議員の口座に移されていた。
(引用ここまで・太字引用者)


 これもおそらくは国政監査で出てきた話題。
 野党国会議員が法務部から報告を受けたユン・ミヒャンの罪状が公開されました。
 まあ、もちろんこれは検察側の主張であって、それをどう認定するのかは裁判所の裁量なんですが。
 それにしてもひどい。

 太字部分の話は認知症で自分の周りのこともできなくなったかたへの給付金を根こそぎ奪い取っていったものを、ユン・ミヒャンの口座に回したというものです。
 元慰安婦であるイ・ヨンス氏が糾弾しなければ、こうした私的流量が死ぬまで行われていたのでしょうね。
 これらはまだ「挺対協」「正義連」への口座に振り込まれたものの流用先であって、ユン・ミヒャンが元慰安婦らが亡くなった際に自分の個人口座に求めた寄付金等は別なのだそうで。
 そちらもかなりの高額になりそうですわ。


 一応、ユン・ミヒャン本人は立場表明を出していて「事実と異なる」とこれまでの裁判での主張と同じことを言っています。

ユン・ミヒャン控訴状に「217回挺対協お金の使用」... ユン・ミヒャン「事実じゃない」(KBS・朝鮮語)

 本人のFacebookのページに否定した文章を上げたとのこと。
 ま、それを周囲が信じるかどうかはまた別でしょうけどね。

 余談ではありますが、この記事のNAVER版はえらいことになってます。ちょっと前に見たらコメント数1万2000。いま見たら1万3000を超えてました。すごいな。

[単独]ユン・ミヒャン、慰安婦支援金引き出してカルビ食べ、マッサージ受けて...(朝鮮日報・朝鮮語)

 パク・クネの弾劾成立の際、最大のコメント数は2万ほど。ただし、さまざまなニュースコンテンツに分散していたのもあります。
 今回の朝鮮日報の記事はスクープなので、そこに集中したということが大きいで背負うけども。
 それ以外の同じ話を扱った記事には1000〜2000ていどのコメントですから。
 まあ、それでも国を揺るがすほどの大事件扱いである、というのがよく分かると思います。

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元慰安婦から支援団体への権威継承を狙った「慰安婦被害者法」、元慰安婦に糾弾されて発議撤回……王権継承ならず……か

「ユン・ミヒャンセルフ保護法」批判を受けた慰安婦被害者法撤回(京郷新聞・朝鮮語)
民主党の一部議員が発議した「慰安婦被害者法改正案」を去る25日に撤回したこと、26日に確認された。この改正案は、日本軍慰安婦被害者と関連団体の名誉毀損を禁止する内容である。改正案発議にユン・ミヒャン無所属議員も参加し、一部では「ユン・ミヒャンセルフ保護法」という非難を受けてきた。

この法案を代表発議した印在謹議員の関係者はこの日、記者との通話中」の前日慰安婦被害者法発議を撤回した」と述べた。撤回した理由については、「被害者の保護のために法案発議をしたが、被害者ハルモニたちの反発を考慮した」と説明した。

改正案発議撤回は「ユン・ミヒャンセルフ保護法」という激しい非難を意識したものと思われる。この改正案は、慰安婦被害者と遺族だけでなく、関連団体まで名誉毀損禁止対象に含まれている。(中略)昨年5月に後援金有用疑惑を提起したイ・ヨンスさんは、その法案について「私は被害者なのに、被害者が正しいと言うことも名誉毀損か」と反発した。
(引用ここまで)


 ユン・ミヒャン保護法として騒がれていた「慰安婦被害者法改正案」ですが、発議撤回に追いこまれました。
 この法案の最大の問題は「事実を掲示しても名誉毀損」という部分で。
 しかも、それが元慰安婦だけではなく慰安婦支援団体についてまで適用されるということでした。
 こんな話は言論弾圧を飄々とやってのけているムン・ジェイン政権下でもなかったのですね。

慰安婦被害者法改正案の「事実摘示名誉毀損禁止」、類似した他の法律には存在せず(ハンギョレ)

 先日、批判されながらも成立した5・18民主化運動法や、それ以前の済州4・3事件法などにも事実を摘示したことで名誉毀損が成立するなんて話にはなっていない。
 ましてや、対象者が「支援団体」にまで拡がることなどあり得ない、と左派紙(極左といっても過言ではない)のハンギョレにまで非難されている始末でした。
 さらには「韓国における最高権威者」である元慰安婦からも非難の声が上がりました。

李容洙さん、怒りの声「慰安婦保護法案を見ると尹美香がまた私たちをだましている」(中央日報)

 去年、正義連と挺対協、そしてユン・ミヒャンを糾弾した元慰安婦のイ・ヨンス氏からも「被害者本位の政策をと言っていたはずなのに、我々にはなにも聞こうとしていない」との話が出たと。
 もう、こうなれば撤回せざるを得ないというわけです。
 この記事が出る前までは「絶対に通過させる」くらいの鼻息だったのですけどね。

 ま、こうしてその権威を振りかざしてきた元慰安婦も残り14人。
 約1名くらい、92歳とは思えない若さの人がいるような気もしますが。
 ほとんどが近年中に亡くなることでしょう。
 今回の慰安婦被害者法改正案は、その最高権威の継承を目指したものだったのですよ。

 これまで最高権威者の代理人に過ぎなかった正義連、挺対協にそのまま慰安婦へのアンタッチャブルな権威を分け与えようという儀式を行うつもりだったのです。
 王権継承を行う予定だったのでしょう。
 でもま、その代理人としての威光は去年からの疑惑、さらにはユン・ミヒャン、正義連への詐欺・横領等の起訴で地に堕ちているわけで。
 さすがにどこからも許されなかったというオチになったわけです。

 ただ、王権継承は有形無形の形で行おうとするでしょうけどね。
 レガリアらしいレガリアがないので難しいかな。

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初版 金枝篇 上 (ちくま学芸文庫)
J.G.フレイザー
筑摩書房
2016-10-21

韓国で「慰安婦・慰安婦支援団体を批判したら即名誉毀損」という法律改正が進行中。法案発議人のひとりは慰安婦に対する詐欺で起訴されている元正義連のユン・ミヒャン議員も……「ユン・ミヒャン保護法」?

尹美香議員が提出した「尹美香・正義連保護法(朝鮮日報)
韓国国会で無所属の尹美香(ユン・ミヒャン)議員と共に民主党の議員が日本軍による慰安婦の被害者や遺族だけでなく、関連団体に対する名誉毀損も徹底して禁止する内容の法案を発議した。慰安婦関連団体「正義記憶連帯(正義連)」で理事長を務めた尹美香議員は現在、慰安婦被害者に対する支援金を流用したとして裁判を受けている。政界からは「尹美香・正義連の犯罪について口にしただけで監獄に行くことになる」との批判が起こっている。

 印在謹(イン・ジェグン)議員ら与党系議員10人は13日、「日本軍慰安婦被害者の保護・支援および記念事業法改正案」を発議した。改正案は慰安婦問題について、新聞、放送、出版物、インターネットなどを利用し、虚偽事実を流布した者を5年以下の懲役または5000万ウォン(約469万円)以下の罰金に処する内容だ。

ん  また、慰安婦被害者とその遺族のほか、慰安婦関連団体に対する「事実摘示名誉毀損」を禁止する内容も盛り込んだ。改正案が成立すれば、支援金流用疑惑が持たれている正義連に対する批判が封殺されかねない。法案を代表発議した印在謹議員は提案理由で、「現行の刑法、情報通信網法などでは事実を正すのが困難であり、虚偽事実流布行為をもっと強く禁止する必要がある」と主張した。
(引用ここまで)


 なるほどなぁ……そうきたか。
 先日、慰安婦に反する言論を一気に封殺する法律を与党側が用意している、というニュースを紹介しましたが。
 その法律の発議人に正義連(旧挺対協)理事であったユン・ミヒャンが含まれており、かつ正義連に対して「事実を掲示しただけで名誉毀損」になる項目を含めているっていう。

 与党である共に民主党にとっては言論封殺はお手の物。
 それこそスナック感覚でかるーく言論封殺をやってきます。
 すでに光州事件に対して一切の疑義をはさむことが禁止されています。
 んでもって、今回はラムザイヤー論文をきっかけとして、慰安婦関連で「歴史歪曲を防ぐための法律だ」という建前でこの法案を進めようとしているのですが。

 その法案を発議したのがユン・ミヒャンっていうのが恐ろしいですね。
 楽韓Webではいままで散々、「韓国における最高権威者は大統領ではなく元慰安婦らである」という話をしてきました。
 そしてその最高権威者を支援する正義連は至高の代理人として、なにをしても許されるのだと。
 ところが、元慰安婦であるイ・ヨンス氏が正義連に対して「なにもしてもらったことがない」「お金を自分の懐に入れている」と告発したことからそうしたシステムが狂いはじめたのです。
 その結果、詐欺・横領・背任等々で起訴され、裁判を受けさせられるという屈辱を味わっている。

 地に落ちた代理人としての権威を、法律で補佐するという方向に出てきたわけですね。
 そもそも国会議員になったのも、こういう部分を狙っていたのでしょうね。
 さすがにこの行動に対して野党は一斉に反発。

野「不謹慎な試み」 vs 与「尹とは無関係」... 与野党「ユン・ミヒャン保護法」攻防(ニューシス・朝鮮語)

 この朝鮮日報の記事のNAVERニュース版には3400を越えるコメントがついています。
 とはいえ、与党は圧倒的な議席数で法律を通そうと思えばどんなものであっても通せる状況にあります。
 180議席から議長選出や党からの除名で166議席まで減ったとはいえ、ユン・ミヒャンを含めて無所属となっている元共に民主党所属議員らもこうして手伝っている。
 去年の総選挙で与党にこの無敵の力を与えたのは韓国人ですからね。

 まあ、世界から「あそこにはまともな言論の自由すらないのかよ」と軽蔑の目で見られるようになってくださいな。


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元挺対協理事のユン・ミヒャン議員、唐突に「日本の空港で犯罪者扱いされた」と暴露……ただ、その思惑は成功していない模様

カテゴリ:慰△婦/売春/女衒 コメント:(78)
ユン・ミヒャン「過去日の空港で犯罪者扱い……『下着に何を入れているのか』の調査 」(聯合ニュース・朝鮮語)
無所属の国会議員であるユン・ミヒャン前韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協・旧韓国挺身隊問題対策協議会)代表が過去の日本の空港で犯罪者扱いを受けたと主張した。

ユン議員は14日、日本の市民団体が主催した「金学順公開証言30年・日本軍慰安婦被害者のキリムの日」オンラインセミナー基調講演でこのように明らかにした。

ユン氏は過去自分が日本を訪問した事例に言及しながら「大阪で2017年8月11日に空港で直接、変なオフィスに連れて行かれた」と述べた。

ユン議員は「(オフィスで)30分〜1時間の間、『なぜきたのか?どこに行くのか?大阪では誰に会うのか?』など、ほとんど取り調べように私犯罪者扱いをされた」と述べた。

ユン氏はまた、「広島空港では、下着を見せながら『下着の中に何があるのか? ドルがあるのか? 銃器はないのか? 麻薬があるのか?』(と質問して)いくつか不合理で不当な調査を方法を介して脅され、不快にするようなことが起きるようになる」と暴露した。
(引用ここまで)


 元正義連(旧挺対協)の理事長であったユン・ミヒャンが「日本の空港で取り調べをされた」と主張をはじめました。
 まあ、別室に連れて行かれたというのはあるかもしれませんね。

 以前から独島芸人については入国を拒否しています
 これは大麻吸引の前科があるからじゃねえのって話もありますが。
 あとは独島守護全国連帯の議長とかも入国拒否してましたっけ。

 それらの人物と同じ扱いだってことでしょう。
 日本にとって危険な人物であるということは間違いないからなぁ。
 入管で調査されてもしかたないよね。

 というかまあ……こうして反日機運を焚きつけて裁判を有利に運びたいという意向なんでしょうが。
 少なくともこのニュースのコメントを見るかぎり、その思惑は成功していないっぽいです。

「本当の恥知らずだ。早く捕まえろ」
「日本が犯罪者であることを正しく把握していたようだ」
「おまえ犯罪者じゃん」
「日本側から不当な扱いを受けたとしてもあなたの罪がなくなったり、軽くなったりはしない!」

 元慰安婦らから金を絞るだけ搾り取ってた人物ですからねぇ……。
 ちなみに最近はじまった裁判では、寄付金が入った口座のデビッドカードを生活費に使っていたと検察から暴露されてます。

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慰安婦らへの支援金を横取りし、詐欺で起訴された元正義連(挺対協)のユン・ミヒャン、起訴から11ヶ月でようやく初公判へ……

「後援金有用疑惑」ユン・ミヒャン、起訴11ヶ月ぶりに来月初公判(東亞日報・朝鮮語)
正義記憶連帯理事長を務めており、政府支援金を受領し私的に流用した容疑などで起訴されたユン・ミヒャン無所属議員の1審初公判が来月11日に開かれる。ユン議員が昨年9月に補助金管理法と寄付金品法違反、業務上横領と背任、詐欺と準詐欺、地方財政法および公衆衛生法違反などの8つの容疑で起訴された後、11ヶ月ぶりだ。

ソウル西部地裁刑事合意11部(部長判事ムンビョンチャン)は5日に開かれ、6回公判準備期日で来月11日に初公判を進めすると発表した。ユン議員はこれまで6回にわたる公判準備期日に出席しなかった。しかし、公判になった場合は被告人の出席義務があり、ユン議員は来月法廷に初めて姿を現わすものと思われる。

先に行われた公判準備期日で検察とユン議員側の弁護人は、捜査記録の閲覧謄写、証拠労働など多くの争点で摩擦をこしらえて綱引きを続けてきた。この日の公判準備期日も検察が最近押収したユン議員のコンピュータ、デジタルフォレンジックの結果を証拠として認めることができるかどうかを置いて攻防を繰り広げた。
(引用ここまで)


 元慰安婦らへ支払われた援助金、あるいは葬儀をするとして違法に寄付金を集めた等々の8つの容疑で起訴されたユン・ミヒャンがどうにかこうにか初公判を迎えます。
 長かったなぁ……。

 起訴されたのが去年の9月。起訴内容の詳細もそちらにあるので興味があればどうぞ。
 それ以前から山のような容疑があったのですが、これでもかなり罪状を削られての起訴でした。
 そして公判準備に6回かけるというのはそうそうない記録だとの話。
 なんとしてでも裁判を長引かせようという強い意志を感じますね。

 先日、不動産投機を行っていたということで共に民主党から除名されたのですが、それでも国会議員を辞める気はさらさらなさそう。
 もちろん、不逮捕特権があるからですね。少なくとも2024年の総選挙まではその身分は保障されています。

 そして、正義連やユン・ミヒャンはまだまだムン・ジェイン政権のウリ(我々の意。仲間意識)であることに間違いはない。
 ユン・ミヒャン本人からは「セウォル号の真実はまだ明かされていない」という左派共通の合い言葉も出てきました。
 ウリである、という懸命なアピールですね。

ユン・ミヒャン「年月号惨事、我々は真実の答えを出せずにいる」(イーデイリー・朝鮮語)

 ムン・ジェイン大統領もこれらの正義連・挺対協による詐欺疑惑が報じられるようになってからも、正義連やユン・ミヒャンらに対して一切の非難をしていません。
 去年6月にちょろっと「慰安婦運動の大義は守られなくてはならない」ってコメントをしたていど。むしろ擁護。

文大統領、慰安婦運動を擁護 支援団体の疑惑巡り(日経新聞)
 そして起訴後は完全沈黙。
 このあたりが裁判においてどう作用するか、ですかね。
 あといつものように裁判官の政治信条にもよるといったところ。

 ただ、どちらにせよ正義連はもはや韓国国内でも力を持ち得ない存在であると感じます。
 メディアから、それも左派メディアからであってすら擁護の言葉はゼロ。
 さすがに裁判官が保革どちらの陣営であっても無罪判決は難しいんじゃないでしょうか。
 大法院まで粘りに粘って世間の印象を薄くしてから……っていう法廷戦術かなぁ、と感じます。

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