論争となっている女子スピードスケート団体追い抜きとともに韓国人に名を知らせたスピードスケートのコーチがいる。彼は韓国チームコーチのボブ・デヨングさん(42)だ。彼は氷上を離れることができず、一人で挫折していたノ・ソニョン選手を暖かく慰める姿で国民から愛されるようになった。その彼が時ならぬ論争に巻き込まれた。
26日、ボブ・デヨングさんのインスタグラムには「East Sea!!」というコメントがつけられている。ネットユーザーが注目している掲示物は5日、彼が投稿した東海(トンへ、日本名・日本海)の写真だ。
彼は「小さい湖は(凍れば)スケートに乗りやすい。だが、ここはそのようなところ(Weissensee)ではない。スケートに乗りやすいほど完全に凍っている本当の自然だ。日本海につながっている…」と話した。
ボブ・デヨングさんは東海を「JapanSea」と表記した。外国人であるだけにグーグル地図の表記に従ったと見られるが、韓国で接続される韓国向けグーグルマップには26日現在「東海」と単独表記されている。
ボブ・デヨングさんのファンたちは遅まきながら該当表記を見つけて「日本海ではない。東海だ」という意見を書き込んでいる。
(引用ここまで)
ああ、パシュートで遅れて、チームメートはとっとと退場。涙に暮れていたノ・ソンヨンを励ましていたたった一人のオランダ人コーチ、というのがこの方なのですね。
で、このボブ・デヨングさんがインスタグラムに「この湖は日本海に続いている……」と書いたところ、韓国人から「○East Sea ×Japan Sea」とかいうコメントが山ほどきていて炎上気味。
そもそもその「○」が正解で、「×」が不正解っていうのは日本起源のものなのですけどね。
プレステのゲームでも日本では○がOKで×がキャンセルに割り当てられていることが多いのですが、欧米のモードでは×がOKに割り当てられていることはけっこう知られているんじゃないかな。
正解にはなにもつけないか、チェックマークをつけるのが欧米風。
外人だろうとなんだろうとお構いなし。
「日本海という記述はいけない」「旭日旗はナチスの逆卍のようなもの」と食ってかかる。
世界がポリコレ棒で満たされている中、「あ、これは意見されるものだ」となっただけでひるんでしまうのはしかたがないのでしょうね。
18世紀にフランスを舞台に書かれた「美女と野獣」ですら、映画になると黒人が出てくるご時世ですから。
面倒なことは回避するというのが当然の知恵として使われています。
もっとも、ボブ・デヨングさんは当該の書きこみを削除も書き換えもしていませんが。
カナダのキム・ブタン選手も同様ですが、こういう連中に一年中粘着されているのが日本なのですよ……という話をすれば共感が得られると思うのですけどね。

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2017/10/04