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カテゴリ:韓国食べ物の記事一覧

かつて「果物の王様」だった韓国のシャインマスカット、ついに「2キロで1800円」と日本での1/3の価格に……「作りすぎ」で希少価値を失った模様

「巨峰の代わりにシャインマスカットを食べないと」…「貴族のブドウ」の屈辱(韓国経済新聞・朝鮮語)
「貴族ブドウ」と呼ばれたシャインマスカットの価格が3年ぶりに50%以上下がった。 これに巨峰よりも価格が低くなった。

6日、韓国農村経済研究院によると、先月シャインマスカットの平均卸売価格(可楽市場の落札価格)は2キロ1万1404ウォンで、同じ重さの巨峰(1万5993ウォン)より4600ウォンほど(29%)安かった。

シャインマスカットの月平均卸売価格は7月と8月では巨峰より数百ウォンずつ高かったが、先月の品質低下で価格下落幅が大きくなり巨峰よりはるかに安くなった。 シャインマスカットは今や1㎏当たりの価格がキャンベルアーリーとほぼ同じになった。 先月のキャンベルアーリーの平均価格は3キロ当たり1万6571ウォンだ。

シャインマスカットの卸売価格は2021年9月には2万4639ウォンに達したが、3年連続で下落し54%低くなった。 先月の卸売り価格は、昨年9月(1万5120ウォン)より25%下がった水準だ。 先月だけでなく6~8月にもシャインマスカットの月平均価格は各々3年前と比べて大幅に下がった。

業界では今月もシャインマスカットの卸売り価格が昨年同期(1万900ウォン)や前月(1万1400ウォン)より低い8000ウォン前後にとどまると予想した。

シャインマスカットの価格が急落したのは、高い収益を上げられる作物として知られ、多くの農家が先を争って栽培に参入したためだ。

シャインマスカットの栽培面積は、2020年以降急激に増えた。 農村経済研究院によると、ブドウ品種別の栽培面積でシャインマスカットの割合は、2017年4%から2020年22%、2022年41%に跳ね上がり、キャンベルアーリーを追い越した。 昨年、ブドウ栽培面積でシャインマスカットが占める割合は44%で、キャンベルアーリー(29%)、巨峰類(17%)より圧倒的に高かった。

シャインマスカットの供給は急増したが、生育管理が振るわず、品質は全般的に低くなった。 糖度が以前より落ちた上、皮も固いと不平を言う消費者が多い。 大型マートは糖度15ブリックス以上の商品を扱うが、伝統市場では15ブリックスを超える商品のほか、13ブリックス程度の商品も売られている。
(引用ここまで)


 日本から無許可で持ちこんだシャインマスカットが韓国で大流行したのが2020年頃。
 「甘みが強く、皮ごと食べられる」として流行し、高価なフルーツとして韓国のチュソク(お盆)の贈呈品としても選ばれるなどしていました。

 それから4年、ぶどう農家は誰も彼もがシャインマスカットを栽培して、作付面積はぶどう類全体の44%。
 キャンベルアーリーの29%、巨峰の17%をはるかに超えたとのこと。
 去年の時点で日本の4倍もの作付面積でしたからね。

 で、わずか数年で「ただのぶどう」となって価格下落。


 かつて高級種として知られていた巨峰に値段を追い越されるという逆転現象が起き、さらには一般的なぶどうであるキャンベルアーリーとほぼ同価格になるとのオチ。
 なんだろうね。
 なんかこうイソップ童話とかに描かれそうなお話ですけども。
 ちらっと探したんだけど、いまひとつピンとくる寓話もことわざもないんだよなぁ。

 さて日本でもシャインマスカットの作付面積は広がっているものの、韓国のように「以前の○倍に急拡大!」みたいなものではなく、気候や土地と相談の上で……ってところの模様。
 スーパーで一房が安くても1800円くらい。2000円以上することも普通にありますね。1房はだいたい700グラムくらいとのこと。
 でも、韓国では店頭価格が2キロで1万7000ウォンほど。1870円ってところか。日本の1/3の価格になったってことです。

 まあ、とてもありがちな光景ではあります。
 屋台でもタンフルやら台湾カステラやらに誰も彼もが誘蛾灯に惹かれるように飛びついて、すぐに消え去っていく。
 さすがに農産物ですから今日下落して明日には店がなくなる、なんてことはないでしょうけども。
 どうするんですかね、この作付面積。

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韓国に鳥貴族が進出、連日行列で平日でも入店できない場合も……狙いは「訪日客」か?

カテゴリ:韓国食べ物 コメント:(88)
「弘大通り、大変だ」…日本の有名レストラン、ウェイティングがなんと(韓国経済新聞・朝鮮語)
「開店の日にあまりにも長く待たなければならなかったので諦めたんです。 今日は最初から夕食を食べる前に予約リストを事前にかけておいて、夕食を食べて2次会に来たんです。」

1日午後10時頃、ソウル麻浦区西橋洞の弘大通り入り口にある居酒屋「鳥貴族」前。 弘益大学生のチョン某さん(22)は、「東京旅行でおいしく食べた記憶があって来てみたが、待機番号が80番台だった」と話した。 彼は「価格は日本現地より高いが、それでも全メニュー4900ウォンなので合理的だという気がした」と待ち時間を甘受する理由を伝えた。

弘大メイン通りの真ん中に日本の有名料理店フランチャイズ「鳥貴族」が国内1号店をオープンしたのは先月28日。 オープンして1週間も経っていないが、平日の夕方にも待機が100チーム余りを超えるなど大きな人気を集めている。 韓日関係に薫風が吹き、両国間の外食産業交流も活発になっているという分析が出ている。
(引用ここまで)


 韓国に鳥貴族が進出して、とりあえず1店舗目は大盛況だとのこと。
 進出した場所もよいんでしょうね。弘大通りは日本でいえば原宿とかに相当するような場所。
 大学生とか相手にしているのであれば、まあ盛況なのも納得できるかな。



 韓国では5年後には300店舗まで出店したいとしています。  ちなみに同時期に台湾にも進出しているようですね。

鳥貴族、台湾1号店が正式オープン 今後毎年4~5店舗出店へ(フォーカス台湾)



 数日差ですが海外1号店はこっちっぽい。


 どちらも狙いは「訪日客」ではないかなと思われます。

 「日本と同じ味で安心した」ってお客さんが映像にもいますね。
 少なくない客が「日本で食べたあの鳥貴が韓国でも(台湾でも)」って思って来店しているのでしょう。
 そういう意味では訪日客目当てなのは間違いないし、戦略的にうまいなって思わされますね。
 YouTubeで「鳥貴族 韓国」「鳥貴族 台湾」って検索すると、実際に行ってみた人たちの映像なんかも見れます。

 冒頭記事の引用外で「韓国からはマムズタッチ、日本からは鳥貴族。日韓関係の親密さが役立っている」ってしていますが。
 ……ただのビジネスだよなぁ。
 テレ東BIZは韓国での鳥貴族現地社長の奮戦記みたいなのもあるんですが、彼が「現地進出で日韓関係を〜」とかの妄言をひとつも語っていないのが、かえって好感触です。



 「いまならうまくいく」「訪日客が多いからいけるはず」ってビジネスとして日本の味を持ちこんでいるだけって話ですからね。

 日韓関係の気持ち悪いウエットな部分って、まさに冒頭記事の「日韓関係が〜」とかの部分であるといえます。
 ただの隣国、ただのビジネス関係でいいんですよ。その上で誠心誠意でビジネスをやるだけなんですから。

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韓国メディア「シャインマスカットの中国への輸出量が1/6に……まずくなったのが原因とは本当なのか?」→専門家「本来は摘果しなければならないものを生産量を増やそうとしているから……」

シャインマスカットの味は本当に変わったのか? ……ブドウの専門家に聞いた(MBN・朝鮮語)
ノ研究官は、シャインマスカットの品質を考慮せず、栽培量だけが増加したことを指摘しました。

具体的に「シャインマスカットは本来、ひとつに一輪だけ付けてこそ糖度が18度以上になる。花が満開になった後、105日ないしは110日程度に栽培してこそ品質が優れている」として「しかしシャインマスカットが他のどの品種より優れた品種であるため、一つに二輪ずつ付いても外観上は普通だ。 他の品種は過度に多く成らせるとダメになるが、シャインマスカットは外見上は大丈夫なものになってしまう」と説明しました。

見た目は大丈夫でも、ひとつのものにシャインマスカット2輪がつくと、中では味が変わっているという説明です。
(引用ここまで)


 韓国からシャインマスカットの輸出先として最大だったのが中国です。
 2021年には834万ドルにまでなったのですが、そこから激減して2023年は138万ドル。
 わずか2年で1/6水準まで激減。

 最大の理由は中国でのシャインマスカット栽培が拡大しているから。
 韓国の作付け面積の10倍にもなっているとの話。
 ちなみに去年の時点で韓国の作付面積が日本の4倍。
 その10倍だから、日本の40倍。

 そりゃまあ、輸入する必要もないわな。


 もうひとつの原因が韓国のシャインマスカットの味が落ちたからとされていまして。
 実際に専門家に聞いてみても「まともに摘果をしないから糖度が落ちるしかない」とされています。
 まあ、出荷量を稼ぎたいでしょうからそうするでしょうね。
 糖度が落ちてても見た目は変わらない。
 じゃあ、出荷しちゃおうってなるわな。

 一応、ベトナムや台湾への輸出でフォローしているってことになっているのですが。
 いまと同じことを続けてたら中国と同じ結果にしかならないだろうなぁ。

 韓国で自営業が廃れるのとまったく同じ原因ですね、これ。

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韓国のチキン屋、4万1436店にもなってしまう。うち、70%がフランチャイズ。朝から晩までチキンを揚げても年収は320万円ほどにしかならない……

「昼夜なく鶏を揚げるのに稼ぐお金はやっと」…残るものがないという 「フランチャイズ」チキン屋(ソウル経済・朝鮮語)
引退後、代表的な創業アイテムとして浮上する「チキン屋」。 しかし、最近フランチャイズブランドではない町のチキン屋は見にくいが、このようにブランドチキン屋が過熱競争をしながら加盟店の収益性の憂慮が出ている。

28日、流通業界などによると、国内チキン専門店数は2022年に4万1436店で、2020年より1307店減少した。

年度別の国内チキン専門店数は2019年3万508店から2020年4万2743店に増え、初めて4万店を突破し、2021年4万2624店、2022年4万1436店に減少傾向を示した。

チキンブランド数は2020年477ブランドから2021年701ブランドに急増したが、2022年683ブランド、昨年669ブランドで2年連続減少した。

反面、チキンフランチャイズ加盟店数は2019年2万5687店から2020年2万7303店、2021年2万8627店、2022年2万9358店などで着実に増えた。

全体チキン専門店のうち、フランチャイズ加盟店の割合は2019年68.5%、2020年63.9%に下がったが、2021年67.2%、2022年70.9%に高くなり、70%を超えた。 (中略)

専門家の間では、配達飲食市場の成長の勢いが鈍化し、チキン屋が飽和状態で加盟店が増えれば、収益性が悪化し、構造調整が発生する可能性があるという警告が出ている。

実際、チキン専門店の収益性は悪化している。

チキン専門店の営業利益は2020年6236億6000万ウォンから2021年9306億1000万ウォンに増加したが、2022年8603億ウォンに減少傾向に転じた。

22年の平均売上増加率はチキン加盟店が6.5%で、居酒屋(66.2%)、韓国料理(17.2%)、ピザ(11.6%)、製菓製パン(8.1%)、コーヒー(7.4%)より低かった。

特に、全体チキン加盟店の64%が年間売上2億ウォン未満であることが分かった。 年間売上2億~3億ウォンは23.3%、3億ウォン以上は12.7%とそれぞれ集計された。

通常、売上の15%を純利益として持っていくが、売上2億ウォンでは運営を維持するのが容易ではないというのが業界の説明だ。

これを単純に適用すれば、年間売上2億ウォンを上げるチキン加盟店社長が一年に商売して3000万ウォンしか持って行けないという話だ。
(引用ここまで)


 全世界のマクドナルドよりも多いとされる、韓国のチキン屋。
 コロナ禍の2020年に3万店ちょっと(2019年)から1年で4万2743店になった(!)あと、壍減して現在(2022年)は4万1436店。
 ちなみにマクドナルドの全世界店舗数は3万6000店ほど。

 うち、チキン屋のフランチャイズは2万5687店(2019年)→2万9358店(2022年)と増加中。
 フランチャイズの割合は2022年に70%を突破。
 寄らば大樹の陰。


 何度も何度も書いていますが、本当にやりたくてやっている事業ではないんですよ。
 45歳で実質定年を迎えるので、63歳(65歳まで後ろ倒し中)の年金受給までなんとかして食いつなぐ手段でしかない。
 なので、「年間売上2億ウォンを上げるチキン加盟店社長が一年間商売して3000万ウォン」しか稼げなくてもしょうがない。

 本当に自営業がやりたくてやっているわけじゃないので、さくっとフランチャイズに入る。低収入でもなんとか耐えるしかない。
 昼夜を問わずに延々とチキンを揚げ続けるしかないのです。



 餓死よりはマシ、くらいってことですね。

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韓国人「辛ラーメンの提供を『乱気流の増加』って理由でエコノミーではやめて、ビジネスクラスでは継続? ビジネスクラスに乱気流が起きないってのか!」

「ビジネスクラスは乱気流ないのか」…騒々しい「ラーメン論争」(韓国経済新聞・朝鮮語)
10日、航空業界によると、大韓航空は最近、乱気流が頻繁に発生し、熱いスープによる事故が起きかねないカップラーメンの代わりに、サンドイッチやコンドック(ホットドッグ)などに国際線長距離路線の機内おやつメニューを見直すことにした。

ここ数年間、乱気流の発生が2倍以上増え、機体が激しく揺れることが多くなった。 このような状況で、エコノミークラスの場合、乗務員がお湯を注いだカップラーメンを一度に複数移さなければならず、乗客が近くに座っていて火傷の危険が大きいためだ。

(中略)

一部では、これ以上機内でカップラーメンを食べることができないという物足りなさとともに、エコノミークラスとビジネスクラスに差を置くことに対して反発している。 エコノミークラスではラーメンが食べられないが、ビジネスクラスでは引き続きラーメンが提供されるからだ。

また別のネチズンは「乱気流のために中断するのなら、なぜ一般席だけを中断するのか分からない」として「乱気流が一般席だけにあってビジネス席はないのか?」と不満を吐露した。 (中略)

韓国と搭乗客にとってカップラーメンは人気商品だ。 済州航空によると、今年1〜7月まで国際線で約13万個のカップラーメンが販売された。 月間運航する航空便数が約4200便だが、そのうちカップラーメンの販売をしない超短距離路線を除けば、航空機当たり平均31個が販売されるわけだ。
(引用ここまで)


 大韓航空がこれまで機内食として提供してきたカップタイプの辛ラーメンの提供を終了する、とのことでニュースになっています。
 人口あたりでインスタントラーメンを世界で2番目に消費する「インスタントラーメン大国」である韓国人(2022年では年間78食。1位はベトナムで81食)にとっては、辛ラーメンは機内食としても欠かせないものなのだそうですよ。

 機内食でカップラーメンなぁ……。欧米に長期滞在してた帰りには食べたくなるかもしれない。
 カップヌードル醤油味とか。
 ただ、個人的には帰国してすぐに空港の吉野家で牛丼をむさぼり食べるかな。
 あと冬だと鍋焼きうどんとか食べたくなります。だしと醤油が恋しくなるのでしょうね。


 それと同じように、韓国人も機内食で辛ラーメンを食べる……のかなぁ。
 ま、知らんけど。
 その一方でエコノミーでは提供をやめるが、ビジネスシートでは提供を続けるとの報道に対して「提供取りやめの理由が『乱気流が増えたから』なのに、ビジネスシートでは提供を続けるのか!」との騒ぎになっているとのこと。

 ……まあ、ビジネスシートだったら乱気流に巻きこまれた際に中味をぶちまけても、ポッドが汚れるだけで多人数に影響を及ぼすようなこともないでしょうしね。
 そもそも航空会社の対応自体がビジネスとエコノミーじゃ違うんだからしかたない。
 エコノミーに座っているのは基本、荷物ですから。

 「辛ラーメンが機内で食べたい? だったらビジネスシートに座ればよろしいのではなくて?」ってことですね。

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韓国で生徒1000人が食中毒の被害に……いや、これは規模が大きいから報道されているだけでフツーに食中毒いっぱいあるんで

カテゴリ:韓国食べ物 コメント:(74)
「キムチを食べて食中毒」…南原で感染が疑われる患者が1000人を超える(チャンネルA・朝鮮語)
「熱が38.6度上がって。 クラスの友達も嘔吐して体調不良、熱が出て来られなかった友達も、欠席した友達もいました」

食中毒の疑いのある患者は1千人をはるかに超えました。
3日午前の160人余りから3日間で800人以上増えたのです。
南原地域の52の小中高校のうち、40%を超える24校で患者が出ました。
一部の学校は短縮授業と休校に入り、期末試験を延期するなど学事に支障をきたしています。

防疫当局は多数の患者からノロウイルスを検出したのに続き、給食に納品されたキムチでも同じウイルスを確認しました。
食中毒が発生した24校すべて、ひとつの業者が供給したキムチを給食で出したことが確認されました。

[全羅北道特別自治道関係者]「給食、だから保存食で、保存食キムチから出たと聞いています。 南原地域にある業者のようです」

[食中毒の疑い症状がある学生]「(お昼に食べたものが)キムチ、キムチしかないと思いますが(治療を受けて)少しよくなりました」

防疫当局は該当業者のすべての製品に対して製造と流通、販売を中断させました。
(引用ここまで)


 韓国でかなり大規模な食中毒事件。
 今回、被害者が1000人を超える、かつ複数にわたる学校での食中毒ということでかなり大きく扱われていますが。
 今年に入ってからの食中毒事件は5月までの統計ですでに44件。
 月平均約9件の食中毒が、学校だけで起きています。

疑い申告急増、食中毒が尋常でない(大韓給食新聞・朝鮮語)

 一時期、すごい勢いで減ったんですよ。食中毒事件。
 この記事によると去年1年で978人でした。え、多い? いや。韓国的にはものすごく少ない数字ですこれ。
 ただ、コロナ禍で接触が少なかったからというだけのオチに終わりそうです。


 10年前には在韓日本大使館から「食中毒に気をつけて」って注意警告が出たほどです。

在韓日本大使館から「韓国では食中毒にご注意ください」と警告(楽韓Web過去エントリ)

 実際、夏場の韓国で生ものはたいへん危険です。
 あと「韓国では牛のレバ刺しが食べられます!」とか書いてるバカなインフルエンサー気取りがいましたが、本当に本当にやめておいたほうがいいですよ。

インフルエンサー「韓国ではレバ刺しが食べられるよ」……そんなもんおすすめすんなよ(楽韓Web過去エントリ)

 相手はマクドナルドで食中毒事件を起こした韓国ですからね。
 あれだけ世界共通マニュアルを徹底させていて、どんなアルバイトがやっても安全なものが作れるはずのマクドナルドで連続食中毒事件が起きる国なのです。
 まあ……夏場に行くならホントに気をつけてくださいな。

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韓国国内で連続して「脂身サムギョプサル」を提供する店が見つかる……済州島知事は「これも食文化のひとつ」と述べてしまって大炎上

「脂身サムギョプサル」に済州道知事「食文化の違い」… ネットユーザー「脂身だけを食べる文化だなんて」(韓国日報・朝鮮語)
オ·ヨンフン済州道知事が済州飲食店で脂身の多い豚肉を販売するという非難世論と関連して「食文化の違いが勘案されなければならない」と話し論難を大きくした。 済州(チェジュ)に続き、大邱(テグ)のある飲食店でも脂身の塊であるサムギョプサルの販売を巡る議論が起きた。

オ知事は2日、出入り記者団懇談会で脂身の三枚肉販売と関連して「飲食店に対する指導監督権限がある衛生関連部署で点検を始め、このような問題が発生しないよう広報を強化するなど方案を講じている」と話した。 (中略)

それとともに「食文化そのものに違いもあり得ると思う。 そのような点も考慮しなければならない」と付け加えた。 (中略)

続いて1日にはまた別の済州島内の焼肉店で脂身の塊サムギョプサルを受け取ったというレビューが出てくるなど似たような事例が続いている。 (中略)

オ知事の発言にネチズンたちは「私が済州道民なのに私も知らない食文化があった」「脂身だけ食べる文化があるのか」「荒唐無稽な釈明だ」などの反応を示した。
(引用ここまで)


 先日の「脂身しかないサムギョプサル」について、いまだに炎上していまして。
 済州島で「脂身サムギョプサルを提供している別の店」がまた発見されたとのニュースがありました。

「最初はうなぎだと思った」済州でまた「足場サムギョプサル」テロ(中央日報・朝鮮語)

 さらに大邱でも同じレベルの脂身サムギョプサルが発見されたと。

「済州島よりもひどいですか?」… 「脂身サムギョプサル」今回は大邱(韓国経済新聞・朝鮮語)

 それぞれ画像があるのでチェックしてみてくださいな。

 最初の済州島のもの。

スクリーンショット-2024-05-02-23.49.52.jpg

   ついで発見された済州島のもの。その2。

スクリーンショット 2024-05-03 23.35.39.png

 あと大邱のものがこちら。

スクリーンショット 2024-05-03 23.39.34.png

 大邱のものはわずかにマシですかね。比較すれば(笑)。


 で、済州島知事が「これらのレストランに対して調査をし、対策を立てる」と述べたまではよかったのですが。
 「ただし、食文化そのものに違いもある。ここも考慮しなければならない」とか付け加えまして。

 大炎上を遂げました。
 脂身だけに。
 冒頭記事で200件超えのコメント。
 もっとも報道が早かった朝鮮日報のニュースには1200件ほどのコメントがついています。けっこうな大事件レベルでないと1000件超えはなかなかしないのですが。

 ま、当然といえば当然。
 あの脂身のを15万ウォンで出されて「これがうちの食文化です」言われてもね。
 「ぼったくりは韓国の食文化のひとつ」であれば「それはそうかもしれない」と言わざるをえないですが。

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韓国の済州島でまたぼったくり、「これが15万ウォン払って出てきた豚肉だ!」と脂身だらけの豚肉の画像がSNSを駆け巡る……韓国人「だから済州島じゃなくて日本に観光旅行に行こう」

「済州の『脂身サムギョプサル』食堂、腐った肉を売った」全職員の暴露(イーデイリー・朝鮮語)
脂身の塊がいっぱいのサムギョプサルを売って論難になった済州有名黒豚屋で働いたという元職員が「お客さんの抗議が日常だった」と暴露し論難になっている。

最近JTBC「事件班長」では済州中文のある有名黒豚屋で8ヶ月ほど仕事をして最近辞めたという全職員A氏が該当食堂について言及し注目されている。

A氏は「お客さんの不満抗議が多かった」として「臭みほどではなく腐った肉をお客さんに出し、話も下手な外国人お客さんにまで与えた」と話した。

彼は「店に陳列されている肉があるが、ぱっと見ても変で私が『肉の色がおかしい』と言うと、それを取り出して『こういう肉は早く使わなければならない』とお客さんにくれた」として「お客さんに見せた新しい肉は再び入れてあらかじめ焼いておいたものをお客さんに食べなさいと出した」と明らかにした。
(引用ここまで)


 韓国でも「5月の連休」があります。
 1日がメーデー祝日、5日が子供の日。ここにうまいこと週末が重なるとゴールデンウィークほどではないですが、けっこうな連休になるのです。
 今年は5日が日曜日なので、6日に振替休日。ってことで1〜6日まで休みなんて企業もそこそこあるわけです。

 で、当然のように旅行に行く韓国人も多いのですが、そこで報告されるのがいつものバガジ(ぼったくり)。
 「脂身サムギョプサルが済州島で確認された」として大きめのニュースになっているのですが。

「最初見た時ウナギかと思った」 済州でまた「脂身サムギョプサル」テロ=韓国(中央日報)

 「済州でまた」とされているように、この脂身サムギョプサル(脂身ばかりの豚バラ肉)はいつものこと。
 年中行事といっても過言ではありません。


 日本のふるさと納税をモデルとした「故郷愛寄付制」と呼ばれる制度がありまして。
 まあ、そのまんまふるさと納税のパクリなのですが。
 その返礼品で「脂身サムギョプサル」が話題になったことがあります。

“脂身だけ”のサムギョプサルという衝撃…韓国版ふるさと納税の返礼品(KOREA WAVE)

 韓国にかぎらず、ふるさと納税の返礼品って怪しいところも少なくないので評判とかフォローしておきたいですね。

 で、今回話題になった「済州島の有名店」で提供されたサムギョプサルがこちら。

スクリーンショット-2024-05-02-23.49.52.jpg

 これが15万ウォン支払って出てきた肉だそうですわ……お、おう。

 で、さらに「あの有名店の元店員です。すべてをお話しします」みたいなあれが出てきて「腐りかけの肉を売っていた」と告白。
 さらに済州道知事まで出てきて「このようなことは二度とないように体制を整える」って言い出すものの、韓国人は「やっぱり済州島より日本だ」って言い出している。

「脂身サムギョプサル」の議論に済州の観光火の玉(世界日報)
済州黒豚肉焼き専門店のいわゆる「脂身三枚肉」販売論難に済州道観光業界が飛び火するのではないかと心配している。 オ·ヨンフン済州道知事は2日、「衛生関連部署を通じてこのような問題がないように点検を始めた」と明らかにした。 (中略)

業界関係者は「観光地で時々起きうるイシューとして『済州に行くよりむしろ日本や東南アジアに行く』という世論集めに当惑することこの上ない」として「飲食店社長が直接謝っただけにこれ以上論難が広がらないことを願うだけ」と吐露した。
(引用ここまで)

 ……なんとかしなさいよ、ホント。

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