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カテゴリ:韓国食べ物の記事一覧

韓国に参入したプレミアムハンバーガーチェーン、撤退、赤字、売却の憂き目に……不況がひどすぎて無理なのでは

「ハンバーガーがこんなに高いの?」…危機の「ファイブガイズ」結局(韓国経済新聞・朝鮮語)
ハンファグループが米国の手作りバーガーブランドファイブガイズの国内事業権売却を推進するというニュースが出て、国内プレミアムバーガー市場の危機論が浮上している。 コスパバーガー中心の消費の流れが加速化し、プレミアムバーガーが相対的に居場所を失ったというのが食品業界の分析だ。

17日、投資業界などによると、ファイブガイズの国内事業権を保有しているエフジーコリアは、一部の私募ファンド運用会社を対象に、ティザーレター(投資案内書)を発送した。

ファイブガイズは2023年6月、ソウル江南店を皮切りに韓国に進出してちょうど2年になった。 25日にオープンする龍山店を含め、計8店舗がある。 昨年の売上高は465億ウォン、営業利益は34億ウォンを記録した。

収益は出したが、プレミアムバーガー市場の展望が明るいだけではない。 プレミアムバーガーのフランチャイズは、コストパフォーマンスバーガーを前面に押し出した従来のバーガーフランチャイズと、多様なメニューを前面に押し出した個人手作りバーガー店の間に挟まってしまった。

SPCグループが運営するシェイクシャックは昨年から事業法人であるビッグバイトカンパニーが受け持っている。 売上が1065億ウォンだが、営業損失19億ウォンを記録した。 事業法人が分割される過程で費用がかかったためだというのがSPC側の説明だが、売上対比収益が低いのは事実だ。 プレミアムバーガーのトレンドが折れたということは目でも確認できる。 並んで食べていたゴードン·ラムゼイ·ストリートバーガー蚕室ロッテワールドモールの売り場は、もう予約なしで余裕を持って利用できる。 ダイニングブランズグループが運営するバーガーブランドのスーパードゥーパーは、韓国進出3年を満たせず、2月に事業を畳んだ。
(引用ここまで)




 韓国でいわゆる「プレミアムハンバーガー」を出すチェーン店が苦戦している、とのニュース。
 今年中にもファイブガイズが日本に進出するって話なんですが、これは韓国資本が日本にも支店を作るって話のようなのですね。
 ちょうど韓国のノースフェイスが日本資本で運営されているのと真逆の感じか。
 そのファイブガイズが日本進出前に身売りしそうだとの話(笑)。

 日本では神宮外苑や東京ドームにあるシェイクシャックですが、韓国ではSPCグループ(事故を何度も起こすでおなじみのパリバゲットの運営元)。
 赤字運営中とのこと。
 SUPERDUPER BURGERは韓国から3年で撤退と。



 日本ではわりと定着している感じですけどね。シェイクシャック、3rd Burger、UMAMI BERGER、クアアイナなんかがプレミアムハンバーガーかつチェーン店かな。
 それ以外にも個人店の高いハンバーガーもいろいろって感じ。

 まあ……韓国でプレミアムハンバーガーをチェーン店でやっていくのには経済状況が難しいのでしょうね。
マムズタッチとかの安いハンバーガーに流れていくしかないというか。
 そういえばマムズタッチは日本の2号店が上半期にできるとか言っていたんですが、さっぱり話を聞きませんね。

 記事ではプレミアムハンバーガーの価格は1点で9000ウォンから1万6000ウォンとされています。
 セットにしたら2万ウォンくらい行くのが普通。
 シェイクシャックでシェイクスタックにドリンクとサイドだと2500円くらいになるかな。
 江南地区とかならワンチャンって感じですが、韓国全体でチェーン店として拡大するのは無理か。



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大阪万博、韓国パビリオンを見てきた結果……これはひどい。想像の4倍はひどい

真心(ジンシム)がテーマの万博・韓国パビリオン。外観の27×10m超大型スクリーンが圧巻!(トラベルWatch)
 韓国パビリオンは、大屋根リングの内側「コネクティングゾーン」の一角にある。外観で目を引くのは、幅27m、高さ10mもある超大型メディアファサードだ。その巨大LEDに韓国各地の美しい風景や伝統的な美、最先端技術が生み出す未来の社会などが映し出される様子は圧巻だ。ちなみにその映像は大屋根リングの上から見下ろしながら眺めるのもオススメ!
(引用ここまで)




 韓国パビリオン、見てきたんですが……うーん。

 あ、他のパビリオンの印象とか書きましょうかね。
 今回の万博の中でも必見とされているイタリアパビリオンは「これがイタリアだ!」といった展示でした。ファルネーゼのアトラス像やらカラヴァッジョ作のキリストの埋葬をどどーんと展示。
 フェラーリ関連やらAVIOの衛星やらの展示もありましたね。

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 フランスパビリオンではこれでもかってくらいにロダンを持ってきて、ルイ・ヴィトン、ディオールなんかをがつんと展示。
 フランスの持つ文化力を誇る展示になっていました。

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 アメリカパビリオンは対照的に物の展示は少なく、映像によって「アメリカとはこんな国だ」って語る構成になっていました。あと月の石が55年ぶりの展示なんてのもちょっと惹かれる部分。

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 日本館はちょっとリサイクルの観念に縛られすぎたかなー、って感じ。
 変わり果てたキティさんはちょっと面白かった。もっとマンガやキャラクターをかませてもよかった気はします。

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 あ、そうそう。韓国パビリオンね。

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 なんかこう、つかみどころのないアートに走ってだだ滑りしてます。「これでいこう!」ってゴーサイン出したヤツを褒めてあげたい。
 よくもまあ、こんなので万博に出せると思ったもんだって。

 3部構成で最初がなんかバリライトが動くもの。入場者の声を反映する、とかなんとかってギミックらしいです。

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 ふたつ目は……よくわからん。水素エネルギー……?

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 3つ目は2040年設定からのドラマを見せられるってものなんですが。一言でいうと「陳腐」かな。
 3つの展示、全部を見ても韓国という国がなんなのかさっぱり分からない。
 タイプAパビリオンの中では最大のものになっているそうですが。
 ……万博だよ? それも登録博。

 あ、レストランで1200円のチーズチキン頼んだら、完全に冷めている作り置きの唐揚げになんかよくわからないチーズフレバーの粉(シャカシャカチキンのアレ)がかかったものが出てきてくっそまずかったです。
 「よっしゃ!」っとばかりに心の中でガッツポーズをとったのは秘密にしておきましょうか。

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韓国メディア「Kカフェが日本に進出して、お店に電源とWi-Fiがあることに日本人がびっくりしている!」……それ、どこの日本人?

カテゴリ:韓国食べ物 コメント:(122)
タグ: 韓国食べ物
コンセント·Wi-Fiもあるって?「Kカフェ」に日本人「びっくり」(韓国経済新聞・朝鮮語)
コーヒーフランチャイズであるハリスが海外2番目の店舗としてオープンした日本の大阪本町店が「オープンラン」現象を起こし、日本人の間で注目を集めている。 日本のカフェではなかなか見られないコンセントとWi-Fiなど「Kカフェ」特有の便宜施設を備えたおかげだという分析が出ている。

ハリスは7日、日本の大阪に2番目の海外売場である本町店をオープンしたと発表した。 これに先立って昨年5月、海外1号店である大阪難波店をオープンしたのに続き、10ヵ月ぶりに2番目の売り場をオープンしたのだ。 (中略)

店内の座席は約50席で、一人だけの時間のためにカフェを訪れる場合が多い日本の消費者の特性を考慮し、ほとんどの座席を1人席に備えた。
(引用ここまで)


 カフェが完全に飽和しきっている韓国での展開を諦め、日本に活路を見いだしているってパターンはいくつかあります。
 カフェベネ、マンモスコーヒー、BONTEMPSなんかが進出してますかね。
 特にカフェベネは羽田空港に大きな店を構えていたのですが、あっさりと撤退しました。
 まあ、最初から「無理じゃない?」とは言われていたのですけども。

 マンモスコーヒーは今年になってから、BONTEMPSは去年からだったかな。
 んで、その文脈でハリースってお店ができたのだそうですよ。
 こちらも去年、大阪に初出店だったそうで。



 んで、その2店舗目が大阪本町にできたとのこと。


 グッズを配るってことで行列ができたのを「オープンラン!」とかいってますが。
 物珍しさで開店直後は行列するのは当たり前のことでしかない。
 そのあとどうすんだって話ですけどね。

 韓国メディア曰く「日本では電源とWi-Fiを完備しているカフェがないので、その両方を備えている『Kカフェ』にびっくりしているのだ」……だそうですが。
 タリーズもスタバもドトールも普通に電源とWi-Fiありますけどね。
 なんならすかいらーくグループはほぼあるし。

 10年くらい前に「日本に観光競争で負けそうだ。しかし、日本には無料Wi-Fiがないから対抗できる!」とか言ってたことがあるんですよ。

韓国「日本観光の最大の弱点を見つけた! それは無料のアレがないことだ」……え、そこ?(楽韓Web過去エントリ)

 まだこの10年前の感覚でいるんですね。東京オリンピックを経て相当な数の無料Wi-Fiがあるのに。
 いまだに「日本は無料Wi-Fiがない」くらいの認識。
 まあ、隣国とはいえども海外事情なんてこんなもんではあるのでしょうけどね。

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「Kバーガーの優秀性を日本に知らしめる」はずのマムズタッチ、メニューにピザを投入……あれ、テコ入れ?

カテゴリ:韓国食べ物 コメント:(86)
マムズピザ、日本の渋谷店で事業開始……海外初進出(聯合ニュース・朝鮮語)
マムズタッチのピザブランド「マムズピザ」は14日、東京直営店の渋谷マムズタッチでピザ事業を始めたと発表した。

2023年にローンチングしたマムズピザが海外で事業を開始したのは今回が初めてだ。

主力メニューは鶏もも肉の骨なしチキンを載せた「サイピザ」とこのメニューに照り焼きソースを組み合わせて現地化した「照り焼きサイピザ」だ。

また、日本が1人世帯の割合が高いことを考慮し、ピザのピースメニューを販売するなど、日本の消費トレンドに合う販売戦略を打ち出した。

マムズピザの関係者は「すでに現地市場に定着したマムズタッチと共に、日本市場内のバーガー・チキンからピザまで合わせたKフード代表ブランドを目標に初期安定化に最善を尽くす」と明らかにした。
(引用ここまで)


 渋谷のマック跡地にそのまま居抜きで入ったマムズタッチ。
 当初はファストフードとしてはかなり珍しい予約制だったりしましたが、その後はなんというかフツー。

渋谷にできた韓国No.1バーガーチェーン「マムズタッチ」に「Kバーガーの優秀性」を味わいに行ってみた(楽韓Web過去エントリ)

 実はこのあと2度ほど行っているのですが、客の入りは満員ではないって感じでした。
 どちらも18時くらいだったので食事時のはず。
 最初に指摘したメニューの少なさはソースをいろいろと変えることで対応しているように見せている模様。

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 でもサイバーガーばっかりなんですけどね(笑)。


 んで、今度はマムズピザってピザを投入するんだそうですよ。

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 ……テコ入れかな?
 去年の4月に開店した当初から「韓国No.1バーガー!」「フランチャイズ募集!」ってやっているのですが。
 というか、なんなら開店前から「フランチャイズ募集!!!」ってやっているのですけどね。

 いまのところ、2号店の話を聞きません。
 まあ、あの渋谷の立地のよさじゃあ「実際の評判」は分かりませんよね。
 どんな時でもあの場所なら客の入りは保証されているようなもんですし。

 記事曰く「日本に定着したマムズタッチ」らしいのですが。
 んー、がんばってくださいな。

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韓国人「日本で売っているお菓子はパッケージの写真と同じ大きさ? パッケージだけが豪華な韓国とは大違いだ」

日本のお菓子、なんだかんだで美味しかった……「私たちも変えよう」熱狂した理由 (韓国経済新聞・朝鮮語)
日本の細部的な食品広告表示基準が話題になっている。 国内インスタグラム、ユーチューブなど社会関係網サービス(SNS)で関連映像が人気を集め「国内導入が至急だ」という指摘が出ている。 専門家らは、食品に対する規定だけは強化し、消費者の信頼を高める必要性を提起している。 映像クリエイター「レイチェルエナジー」、「知識窓」等が掲載した映像によると、日本の場合、果物ジュースにより果汁含量に差がある。 果汁の含有量が100%なら、果物の中の果肉が現れる断面写真を使用することができる。 果汁が入っているが、100%でなければ果物が切られていない原物写真だけが使用できる。 もし果汁が入っていても5%未満で含量がきわめて少なければ、実際の写真ではなくイラスト形態の絵だけを包装紙に描写することができる。 お菓子の場合には実物の大きさが包装紙に印刷された写真の中の大きさと一定基準以上の差があってはならない。 包装紙を剥がした時、実際の菓子の大きさが包装紙と似ていなければならないという意味だ。 これに対し、海外インフルエンサーが日本の菓子を購入し、印刷包装紙と実際の菓子の大きさを比較する多数掲載されたりもした。 実際、実物のお菓子が印刷された姿より大きかったり、ほとんど同じだった。 (中略)

仁荷大学消費者学科のイ·ウンヒ教授は「我が国も食品原材料に対する含量など細部情報は全て包装紙裏面に詳細に記述されている」としながらも「ただし写真や包装紙印刷絵にも細部的な基準を作っておいた日本と比較した時、相対的に基準が粗末で直観的ではない」と指摘した。

続けて「消費者が食品情報を容易に把握できるよう規制や政策がますます細かくなることが望ましい方向」とし「このような細心な規制が食品産業に対する消費者の信頼度を向上させるのにも大きな役割を果たすことができる」と提言した。
(引用ここまで)


 なんでもTikTokかなんかで「日本で売られているお菓子のパッケージで描かれているものは、実物と同じ大きさだ!」って動画がちょいバズしているらしく。
 けっこういろんなところで話題になっています。
 これ、何年かに一回くらいのペースでピックアップされる話題ですね。



 手近で見つかった動画はこれくらいでした。
 「パッケージの写真は実物と同じ大きさにせよ」ってのは景品表示法で定められた規程だったかな。


 韓国でもそれがバズっている、との話で。
 そりゃまあそうだろうなぁ。

 韓国のお菓子は本当に「パッケージだけいい」ってものが多いのですね。
 韓国のポテトチップスとか窒素ガスでパンパンにしてるんですが、中に入っているのが15〜6枚くらいで終わりとかよくあるんですよ。
 あと個包装のものを全部剥いたら箱の17%にしかならなかった、なんてレポートがありましたね。10年ほど前のレポート。

包装を全部取ったらお菓子は半分にもならない。多重包装で膨らませる「免罪符」を受ける(コンシューマーニュース・朝鮮語)

スクリーンショット 2024-11-19 23.58.10.png
(画像引用元・上記コンシューマーニュースサイトから画面キャプチャ)

 韓国にワーホリに行くような「韓国大好き日本人」ですら、こうした「見た目だけ豪華」なパターンには辟易しているって感じです。
 ま、韓国そのものの姿ではあるかな。

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デパート各店「台湾フェアやります」「インドカレー大特集もします!」……あ、韓国フェアですか? うーん……探したんですけどね。一応、やったことがなくはないんですが……

カテゴリ:韓国食べ物 コメント:(106)
タグ: 韓国食べ物
10月31日から「京王百貨店新宿店」で台湾グルメフェアが初開催(TimeOut)
「京王百貨店新宿店」で、2024年10月31日(木)~11月5日(火)に、「台湾フェア」が初開催される。牛肉麺や胡椒餅、ダージーパイ(大鶏排) に台湾茶など、台湾夜市のグルメが楽しめる。

厳選された台湾茶を提供するブランド「有好食茶」が関東初上陸。さらに、かつおだし香る台湾風煮込みそうめんの「麺線」を提供する「台湾佐記麵線」など、本格的な台湾の味が集結する。アニバーサリー限定の「京王スペシャルマンゴーかき氷」も見逃せない。
(引用ここまで)


 京王百貨店新宿店といえば京王の本店といっていい旗艦店。まあ、京王には大きな店舗は2店舗くらいしかないんですが。
 そこで台湾グルメフェアを今月末からやるとのこと。
 胡椒餅好きなんですよね。あとお茶もあるっぽいです。

 あと成城石井がいま現在、台湾グルメフェアをやっています。

お茶と楽しむ台湾グルメ(成城石井)

 バーワンもルーローハンもうまそうです。
 夏にも新宿マルイ、東武池袋店で台湾フェアやってました。

 で、ふとこういった韓国フェアってデパートでやってたかな……と検索したところ。
 2件ほど見つかりました。

 2021年と22年に伊勢丹新宿店でコスメとかを扱う「LITTLE SEOUL」ってイベントをやったっぽいです。23年以降は開催されていません。
 あと東武百貨店の宇都宮店で2022年と、23年に「韓国カルチャーフェア」なるイベントをやったっぽいです。えーっと、今年はやってないっぽい……かな。


 ……それ以外はこれといって見つからなかったです。少なくとも都内では見つからなかったなぁ。
 まあ、どこかではやっているのかもしれませんけどね。

 最近、インド系のイベントは多くのデパートで行われています。直近だと伊勢丹カレーフェス2024かな。
 正月には池袋西武で「東京カレーカルチャー」ってイベントもありました。
 セブンイレブンでは年2くらいのペースでインド料理フェアやってて、いまも(ちょっと前まで)エリックサウス監修のビリヤニが単品でお弁当に出てたりしましたね。

 去年、セブンイレブンで「外国グルメフェア」みたいなものをやっていたのですが、その時にもエリックサウス監修のビリヤニは出てましたね。
 その一方で韓国料理についてはセブンイレブン社内の担当者が「私が作りました」ってコメントしてました。
 つまり、セブンイレブンのお弁当監修に出てくるような「名店の韓国料理屋」が皆無であるってことです。

セブンイレブンの「2023年大感謝祭お弁当」から見えてくる、日本における韓国文化、韓国料理の実際の立ち位置(楽韓Web過去エントリ)

 台湾料理もインド料理も日本人にフックがあるのだけども、韓国料理はそこまででもない。
 ことさら取り上げるほどの名店もない。
 デパートでフェアも行われない。以前やっていたフェアも尻すぼみで終わっている。
 お金にシビアな場所だからこそ、といった結果になっているわけです。
 ビジネスシーンにおける「韓国という製品」の立ち位置が見えてくるんじゃないでしょうかね。

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1杯1500ウォンを売り物に2500店、3000店と激増している韓国の安売りコーヒー店、衛生面でちょっと心配かも……

「毎日一杯ずつ飲んでいたのに」… 低価格コーヒーの裏切り(世界日報・朝鮮語)
低価格を前面に押し出した低価格コーヒーブランドが食品衛生法に違反する事例が増えている。 物価高の中で急成長する低価格コーヒーブランドの特性上、徹底した衛生監督が必要だという指摘が出ている。

20日、パク・ヒスン議員(共に民主党)が食品医薬品安全処(食薬処)から提出された「コーヒーフランチャイズ別食品衛生法違反」資料によると、昨年の上位10社のコーヒーフランチャイズ食品衛生法違反は188件で、2020年(76件)より約2.5倍も増えた。

最近6年間(2019年〜2024年6月末基準)ブランド別店舗数対比平均違反件数比率を見れば、コンポーズコーヒー、ザ・ベンティ(1.3%)、メガコーヒー(1.2%)、ハサムドンコーヒー(1.1%)、トゥサムプレイス、ハリス(1.0%)の順だった。 スターバックス(0.2%)、イディヤコーヒー、パスクッチ(0.3%)は1%未満で相対的に低かった。

ブランド別の摘発件数は、メガコーヒー(138件)、コンポズコーヒー(135件)、ツーサムプレイス(84件)、ザ・ベンティ(69件)、ペッダバン(62件)の順で多かった。

同期間の違反類型別現況を分析した結果、計634件の違反のうち衛生教育未履修が287件(45.3%)で最も多かった。 (中略)

低価格コーヒーは低価格を前面に出して売場数を攻撃的に増やす傾向だ。 代表的な低価格コーヒーブランドであるメガコーヒーは今年、国内3000番目の売場を、コンポーズコーヒーは2500番目の売場オープンを控えている。
(引用ここまで)


 韓国のコーヒーショップでいろいろと衛生問題が起きている、とのニュース。
 こちらも国政監査の結果ですね。
 フランチャイズ全体で130件くらいの衛生問題がある、といったところ。

 ちなみに韓国スターバックスは店舗数に対して0.2%の件数となっています。
 これ、個人的にもかなり納得できます。
 衛生的に安心できる店って韓国国内でかなり少ないんですが、その少ない例がスタバでした。店員教育がかなり徹底して行われて掃除等されているんじゃないかって感じられました。珍しく。

 韓国でスタバは23年末でほぼ日本と同じくらいの店舗数があるのだそうですよ。
 日本が1901店舗、韓国が1893店舗だったそうで。


 で、安売りのコーヒースタンド+αみたいなメガコーヒーが3000店舗、コンポーズコーヒーが2500店舗を目前にしているそうで。
 すげえなぁ。
 スタバが1900店舗、メガコーヒーが3000店舗、コンポーズコーヒーが2500店舗。この3つのチェーン店だけで7400店舗。
 それだけの店舗数を受け入れるだけの自営業者がいるってことですからね……。

 なお、チキン店は4万店超なので、自営業の王はまだまだチキン店。

韓国のチキン屋、4万1436店にもなってしまう。うち、70%がフランチャイズ。朝から晩までチキンを揚げても年収は320万円ほどにしかならない……(楽韓Web過去エントリ)

 ちなみにメガコーヒーは本当に安くて2ショットのエスプレッソが入っているアメリカーノが1500ウォン。
 こんなんでよくやってけますね。

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かつて「果物の王様」だった韓国のシャインマスカット、ついに「2キロで1800円」と日本での1/3の価格に……「作りすぎ」で希少価値を失った模様

「巨峰の代わりにシャインマスカットを食べないと」…「貴族のブドウ」の屈辱(韓国経済新聞・朝鮮語)
「貴族ブドウ」と呼ばれたシャインマスカットの価格が3年ぶりに50%以上下がった。 これに巨峰よりも価格が低くなった。

6日、韓国農村経済研究院によると、先月シャインマスカットの平均卸売価格(可楽市場の落札価格)は2キロ1万1404ウォンで、同じ重さの巨峰(1万5993ウォン)より4600ウォンほど(29%)安かった。

シャインマスカットの月平均卸売価格は7月と8月では巨峰より数百ウォンずつ高かったが、先月の品質低下で価格下落幅が大きくなり巨峰よりはるかに安くなった。 シャインマスカットは今や1㎏当たりの価格がキャンベルアーリーとほぼ同じになった。 先月のキャンベルアーリーの平均価格は3キロ当たり1万6571ウォンだ。

シャインマスカットの卸売価格は2021年9月には2万4639ウォンに達したが、3年連続で下落し54%低くなった。 先月の卸売り価格は、昨年9月(1万5120ウォン)より25%下がった水準だ。 先月だけでなく6~8月にもシャインマスカットの月平均価格は各々3年前と比べて大幅に下がった。

業界では今月もシャインマスカットの卸売り価格が昨年同期(1万900ウォン)や前月(1万1400ウォン)より低い8000ウォン前後にとどまると予想した。

シャインマスカットの価格が急落したのは、高い収益を上げられる作物として知られ、多くの農家が先を争って栽培に参入したためだ。

シャインマスカットの栽培面積は、2020年以降急激に増えた。 農村経済研究院によると、ブドウ品種別の栽培面積でシャインマスカットの割合は、2017年4%から2020年22%、2022年41%に跳ね上がり、キャンベルアーリーを追い越した。 昨年、ブドウ栽培面積でシャインマスカットが占める割合は44%で、キャンベルアーリー(29%)、巨峰類(17%)より圧倒的に高かった。

シャインマスカットの供給は急増したが、生育管理が振るわず、品質は全般的に低くなった。 糖度が以前より落ちた上、皮も固いと不平を言う消費者が多い。 大型マートは糖度15ブリックス以上の商品を扱うが、伝統市場では15ブリックスを超える商品のほか、13ブリックス程度の商品も売られている。
(引用ここまで)


 日本から無許可で持ちこんだシャインマスカットが韓国で大流行したのが2020年頃。
 「甘みが強く、皮ごと食べられる」として流行し、高価なフルーツとして韓国のチュソク(お盆)の贈呈品としても選ばれるなどしていました。

 それから4年、ぶどう農家は誰も彼もがシャインマスカットを栽培して、作付面積はぶどう類全体の44%。
 キャンベルアーリーの29%、巨峰の17%をはるかに超えたとのこと。
 去年の時点で日本の4倍もの作付面積でしたからね。

 で、わずか数年で「ただのぶどう」となって価格下落。


 かつて高級種として知られていた巨峰に値段を追い越されるという逆転現象が起き、さらには一般的なぶどうであるキャンベルアーリーとほぼ同価格になるとのオチ。
 なんだろうね。
 なんかこうイソップ童話とかに描かれそうなお話ですけども。
 ちらっと探したんだけど、いまひとつピンとくる寓話もことわざもないんだよなぁ。

 さて日本でもシャインマスカットの作付面積は広がっているものの、韓国のように「以前の○倍に急拡大!」みたいなものではなく、気候や土地と相談の上で……ってところの模様。
 スーパーで一房が安くても1800円くらい。2000円以上することも普通にありますね。1房はだいたい700グラムくらいとのこと。
 でも、韓国では店頭価格が2キロで1万7000ウォンほど。1870円ってところか。日本の1/3の価格になったってことです。

 まあ、とてもありがちな光景ではあります。
 屋台でもタンフルやら台湾カステラやらに誰も彼もが誘蛾灯に惹かれるように飛びついて、すぐに消え去っていく。
 さすがに農産物ですから今日下落して明日には店がなくなる、なんてことはないでしょうけども。
 どうするんですかね、この作付面積。

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