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カテゴリ:ゲームの記事一覧

韓国人ゲームレビュワー「ライズ・オブ・ローニンで伊藤博文を○○したいのでプレーしてみた」……うわぁ

カテゴリ:ゲーム コメント:(84)
Rise of the RONIN レビュー(INVEN)
「吉田松陰は日本ではソクラテスに匹敵する人物」
それにしても、「ライズ オブ ザ ローニン」をグローバル発売日前から熱く盛り上げたディレクターの発言は、韓国国内での正式発売の予定はなかったということで、国内コミュニティを沸かせました。 そこに伊藤博文が仲間として参加するというニュースが発売直前に加わり、発表当時から期待されていたチーム・ニンジャの新作が国内で歓迎される可能性はほぼゼロに近づきました。

とはいえ、一方でこんな考えもありました。国内だけ発売されないだけで、すでに作られたゲームであれば、褒めたり、批判したりする前に、実際にプレイしてみる機会が与えられるべきではないのかかと。皆が懸念しているように、周辺諸国に傷を与えた彼の思想が「美化」されているのであれば、それを自分の目で確かめて知ってもらうのが正しいと思ったのです。

プレイしてみて、自分で判断し、そして伊藤博文をコロせるかどうかを確かめるために。 (中略)

伊藤博文をコロそうといろいろやりましたが、結局ダメでした。 (中略)

今となってはかなり昔の話ですが、UBIソフトの「アサシン クリード」シリーズの身代金が高騰していた頃、国内コミュニティでは、韓国を舞台にしたオープンワールドゲームが出たらいいなという声が多く聞かれました。 日帝強占期を背景に暗殺者たちが汎世界的な権力に立ち向かうという話は、聞くだけでも面白そうで、今でも記憶に残っています。
(引用ここまで)


 コーエーテクモのTeam Ninjaが開発したオープンワールドゲーム。
 とりあえずトレーラーでも見てもらいましょうかね。



 明治維新前後を扱ったストーリーをベースにしていて、無名の素浪人が主人公(プレイヤー)。
 坂本竜馬や新撰組といったおなじみの面々も出てくるとのこと。
 3月末に発売されました。

 韓国ではTeamNinjaのプロデューサーインタビューが話題になったりもしていました。

日本のゲーム会社、明治維新を扱ったゲームで「征韓論」思想家美化論議(聯合ニュース・朝鮮語)

 吉田松陰の思想を「日本におけるソクラテス」と評したことで「通信社である聯合ニュース」がこんな記事を配信するほどでした。



 3分30秒過ぎくらいから。

 さらに「伊藤博文が仲間になる」との話題で(韓国国内でだけ)炎上しまして。

「ライズ オブ ザ ローニン」、味方が伊藤博文……「キャンセルに値するね」(GAMEPLE・朝鮮語)

 で、韓国国内では発売されないとのアナウンスが出ました。
 ま、そりゃそうです。ゴジラ-1.0すら公開できなかった国ですから。


 発売時のゲームメディアからのレビューではメタスコア72。
 高いとはいえないかな。「良作だけども欠けているところがある」とする評価が主。
 ですが、ユーザーレビューはわりと好評。
 これだったら続編もあるかな、といったところ。

 で、冒頭の記事は「韓国では『おま国』となったライズ・オブ・ローニンをプレイしてみた」といった主旨のもの。
 まあ、「とりあえずプレイしてみてからいろんなことは言おう」って態度は尊重したいところ。
 主目的が「伊藤博文をコロしたいから」っていうのは韓国人スピリットに溢れているなぁ……。

 最後の「アサシンクリードの世界観で韓国が舞台になる」っていうのもかなり草。
 そんなゲームが出たらいいですね。やっぱり「サウラビ」が主人公になるのかな(笑)。
 あ、サウラビ関連の小ネタもあるのだけどどうしたものか。まあ、明日の一本目を小ネタにしてしまってもいいか。

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【PS5】Rise of the Ronin Z version ( ライズオブローニン )【CEROレーティング「Z」】
ソニー・インタラクティブエンタテインメント
2024-03-22

韓国の「ゲームPVに男性嫌悪表現を仕込んだ」事案、男女分断に続いて左右分断の象徴ともなる模様……女性や左派紙からは「思想検閲だ」「おまえらが人差し指と戦っている間にこっちはもっと大事になっている!」と抗議集会

ネクソンが指と戦っている間、女性たちは「刹 / 害の脅迫」と戦った(京郷新聞・朝鮮語)
女性団体がゲーム業界フェミニズム「思想検証」(不当なフェミニズム攻撃)に抗議する記者会見を予告すると、参加者に対するsatsu 人予告文が上がってきて警察が捜査に乗り出した。 ネクソンとナムチョコミュニティ利用者が「人差し指」に対抗して戦う間、集会参加者は殺害脅迫と戦っている。

28日、京畿北部警察庁サイバー捜査隊によると、この日午前1時30分頃、オンラインコミュニティサイトDCインサイドに「明日ネクソンフェミニXたちが集まれば刃傷するだろう」という文が上がってきた。 韓国女性民友会がこの日午前11時、城南市ネクソンコリア前で「ゲーム文化の中のフェミニズム嫌悪集団糾弾」記者会見を開くと知らせるや参加者たちに刃物を使うと脅迫したのだ。

通報を受け付けた警察は、記者会見現場に特攻隊と機動隊50人余りを配置し、主催側の身辺保護に乗り出した。 民友会の関係者は「近くのソヒョン駅で凶器暴動事件があっただけに脅威が実在すると見て経歴を配置したようだ」と話した。 (中略)

「風の国」と「マビノギ」を楽しんできたというある女性ゲーマーは立場文を通じて「0.1秒の間にすれ違ったイメージを見て職員の縄を切った」と話した。 全国女性労働組合デジタルコンテンツ創作労働者支会のチョン·ファイン事務長は「ネクソンが自社声優を解雇した後、数多くの女性クリエイターを解雇してきた」とし、「彼らだけに意味のある指の形はハート指を作るための動き動作に陰謀論を加えたこと」と話した。 続けて「自己検閲をせざるを得ない現実が悲惨だ」とし、「(ネクソンが)悪性ユーザーのとんでもない要求事項を受け入れるのではなく、労働者を保護すべきだった」と話した。

この日、ネクソン本社前には9つの謹弔和漢が置かれた。 花輪には「個人思想検閲不当解雇糾弾する」 「労働法死亡を哀悼する」等の字句が書かれた。 花輪は記者会見が終わった後、回収された。

政界でもゲーム業界のフェミニズム攻撃を批判する声が出た。 正義党のチャン·ヘヨン議員は前日フェイスブックに「ゲーム業界フェミニズム思想検閲と強引な男嫌い魔女狩りが度を越している」とし、「ネクソンは不当な男嫌い追い込みに謝罪する代わりに労働者に対する不当な差別助長を断固として制止すべきだった」と書いた。
(引用ここまで)


 ひとつ前のエントリの続き。
 そうそう。手拍子で「メガリアがまだある」かのように書いてしまいましたが、メガリアはすでに閉鎖されています。
 ただし、メガリアの正統かつ先鋭的になった後継掲示板であるWOMADはまだ存在しています。
 このWOMADはあまりにもきついところなので、見て見ぬ振りをしてしまいましたね。興味あっても検索しないほうがいいっすよ(検索非推奨団体)。

 さて、例の人差し指騒動はいまだに拡大してまして。
 既報のように大元の女性アニメーターはスタジオを解雇されたとのことですが、女性が集結してネクソン本社前で抗議集会を行うと発表しました。
 曰く「例のポーズはハートを作るための予備動作」「表現の自由を侵害している」とのことで。
 で、その集会に対してDCインサイド(これも掲示板)に「ネクソン本社前に集まったら刃物を使う」とする書きこみがあり、警察が警護に入ったとのニュース。


 ひとつ前のエントリでは言及しなかったのですが、これらの騒動には韓国における男女分断が大きく作用しています。
 韓国におけるフェミニズムは「女性の自由」を謳う本来のフェミニズムではなく、日本でいうところのツイフェミ的な男性嫌悪に走っています。
 その極北が前述のWOMAD掲示板。

 その一方で男性からは「我々には兵役もあり、勉強を継続することもできないのに女子は勉強を継続していい成績を取っていい就職先を奪い取っている」との認識が出されることがあります。
 その象徴として挙げられるのが外交部の外交官試験で、今年は45人中30人の実に2/3が女性になっています。

2023年外交官候補者最終合格者、ソウル大堅固な1位(法律ジャーナル・朝鮮語)

 韓国には「両性平等採用目標制度」というものがありまして。女性、男性のどちらにも採用者が偏らないようにする規定となっています。
 本来は男性が多くなりすぎないようにした規定なのですが、逆に使われそうな勢い。

 そうした事柄から男女分断が進みに進んでいるわけです。
 今回の騒動はその象徴ともいえるものとなったのですね。

 ちなみにこの「男とネクソンが人差し指騒動を起こしている間……」との記事タイトルでも分かりますが、左派紙である京郷新聞は女性の立場を擁護する方向性。
 同様に極左として知られている正義党所属の国会議員も「検閲であり思想検閲だ」とコメントを出したと。
 左右分断と男女分断の合わせ技。ホント、韓国社会は地獄だぜーっ。

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フルメタル・ジャケット 日本語吹替音声収録版 (4K ULTRA HD & ブルーレイセット)(2枚組) [4K ULTRA HD + Blu-ray]
ドリアン・ヘアウッド
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2020-12-02

韓国のゲームPVに多数の「男性嫌悪ポーズ」が仕込まれていることが判明、続々と公開中止に……被害は10を超えるゲーム、数十の映像に及ぶ模様

「これは男性嫌悪では?」韓国ゲーム業界を激震させたハンドサイン…ネクソンが謝罪(中央日報)
26日、ゲーム業界によると、アニメーション製作会社「スタジオ・プリ」が製作したネクソン『メイプルストーリー』エンジェリックバスターリマスターアニメーションの広報映像に、インターネットコミュニティ「メガリア」で使用されていた「男性嫌悪のハンドサイン」が疑われる場面が登場した。

該当のハンドサインは親指と人差し指で何かをつまんでいるような形をしている。過去には「小さな違い」などを意味するものとして通用していたジェスチャーだが、数年前からはジェンダー葛藤が深まり、一部では男性の特定の身体部位を嘲弄する意味として受け止められている。 (中略)

今回問題になったゲーム映像でも、製作者が意図的に男性嫌悪のメッセージを込めた疑惑と批判が一部の男性グループを中心に提起された。彼らはスタジオ・プリに所属するアニメーターが「フェミニズムに傾倒した掲示文をソーシャルメディア(SNS)に繰り返し載せていた」としながら「会社間の契約で作られた作業物に個人の嫌悪および反社会的思想をそれとなく入れた」と主張した。

問題が大きくなると『メイプルストーリー』製作会社であるネクソンは12時に公式YouTubeチャネルに掲示した『メイプルストーリー』エンジェリックバスターリマスターアニメーションの広報映像を非公開に変えた。同社はその直後に出した謝罪文で「該当の広報物はこれ以上露出しないように措置を取り、できるだけ早く議論になった部分を詳細に調査して必要な措置を講じる」と明らかにした。ゲーム産業は男性消費者の比重が大きいことから、関連企業が素早く対応に出たものとみられる。

同じ製作会社に映像の外注を任せた他のゲーム製作スタッフもこの日真相把握に乗り出し、不適切な表現が入った他の映像も確認したと公示した。 (中略)

問題の映像を作った製作会社も公式謝罪をした。問題を起こしたスタッフは待機措置が取られた。スタジオ・プリはこの日午後に公式ソーシャルメディアのアカウントにコメントを載せて「ゲームを楽しんでいるユーザー、信頼して仕事を任せて下さった企業など、この事態を見守る多くの方々に、物議を醸してしまい申し訳ない」と明らかにした。

会社は「スタッフの発言もすべて確認した。ゲームの方向性とは全く関係のないこのような発言で、該当の映像が関連づけられてしまった点について本当に申し訳なく思う」としながら「該当スタッフが作業したカットはリストアップして各ゲーム会社に伝達し、後続措置のために待機中」と説明した。
(引用ここまで)


 韓国にはメガリアという女性用2ちゃんねる的な存在の掲示板がありまして。
 そこでは毎日毎日、男性嫌悪の書きこみがこれでもかとばかりに続けられています。
 さて、その一方で女性アニメーターを名乗る人物がX(Twitter)にフェミ活動をしていることが判明しまして。
 件のアニメーターが担当したPVに特定のポーズが挿入されていることが一気に問題になりました。

 そのポーズというのがこちら。

スクリーンショット 2023-11-29 11.33.35.png

 人差し指を立てる、いわゆる「ちょっとだけ」のポーズが「韓国人男性のナニは小さい」とのポーズになり、さらに「男性嫌悪の象徴としてのポーズ」になったわけです。  


 実際、前述のメガリアのロゴがまさにこのポーズだったりします。

megalian.jpeg

 で、件のアニメーターが担当した映像を確認したところ、本当にさまざまなシーンで不自然なくらいにこのポーズが存在したとのことで続々と当該の映像が公開中止に。
 日本でも公開されているブルーアーカイブ、メイプルストーリー、崩壊3rdなどのオフィシャルPVに仕込まれていた、とのこと。被害は10を超えるゲーム、数十のPV映像に渡り、それぞれのゲームのプロデューサーが謝罪行脚中。
 ゲーム会社からは「ゲームは多人数で製作する成果物なのに、なぜこんなことを……」なんて書きこみもあったそうです。

「人差し指」論議にネクソン職員···「一人で作るゲームじゃない」 怒り(ニュース1・朝鮮語)

 で、昨日になって大元のアニメーターはクビになったとのこと。

「『男嫌いの指』あの女性社員退社」……制作会社代表、再度謝罪(マネートゥデイ・朝鮮語)

 仕込むだけじゃ我慢できなくて、こうして暴露したらそうなりますわな。
 将来的にももう絵に関連する仕事はできないんじゃないでしょうか。

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韓国のNCソフト、リネージュIIの次が出ずに株価最高値から1/5に下落

カテゴリ:ゲーム コメント:(58)
「100万ウォン→20万ウォンになったのに、まだ高いなんて……」皇帝主義の没落(韓国経済新聞・朝鮮語)
「62万ウォン、いつ頃見ますか?水に乗ると役に立ちますか?」(ポータル種目討論会)

COVID-19特需を享受し「皇帝株(1株当り価格が100万ウォン以上の株式)」の座にも上がったNCソフト。これまで好業績を牽引してきたリネージュ効果がますます弱まる中、新作興行まで不透明になり、実績と株価ともに下り坂を免れずにいる。しかし、今年に入って続いた株価急落にも関わらず、証券街では株価が依然として高いという意見が出ている。

28日、韓国取引所によると、NCソフトは前日23万500ウォンで取引を終えた。最近1年間、高点対比では52%下落し、年明け以降は49%程度減った。今年に入って時価総額は4兆ウォンほど蒸発した。ゲーム関連コスピ·コスダック上場企業10社で構成された「KRXゲームK-ニューディール指数」下落率(27.27%)よりも下げ幅が大きかった。クラフトン(-1.67%)、コムトゥス(-28.94%)、ネオウィズ(-29.09%)、パールアビス(+15.61%)、ネクソンゲームズ(+13.05%)など、他のゲーム株と比べても大幅に下落した。2021年2月、100万ウォン台まで急騰した株式は、現在5分の1に減った。

市場ではNCソフトに対し、業績不振とともにリネージュ以後、核心収益源とするほどの知識財産権(IP)を披露できず、株価を引き下げたと見ている。10年を念入りにした大作「スローンアンドリバティ(TL)」の12月発売を控えているが、興行期待感がそれほど大きくないというのが問題だ。5月の非公開ベータテスト進行以後、利用者の間で酷評があふれたのが発端だ。TLはNCソフトが2012年「ブレードアンドソウル」発売後、11年ぶりに披露する新規IPだ。

実績もこれ以上「リネージュ」だけで持ちこたえにくくなった。模倣ゲームの増加にリネージュの成長性が鈍化したうえ、トリクスターM、ブレイドアンドソウル2などの新作成果まで遅々として進まないためだ。昨年、歴代最大の売上を記録したが、今年上半期の売上は昨年の半期対比35%減少した。営業利益は同期間68%も減少した。

第3四半期の業績見通しも暗い。リネージュはますます力を失っており、新作の空白も続いている。会社はそれといった株価刺激策を打ち出していない。以前ほどお金が入ってこないのに人件費·研究開発費などで依然として使うところは多い。今年上半期末基準の売上高で研究開発費が占める割合は25%で、昨年同期(16%)より8%ポイント増えた。
(引用ここまで)


 PCのMMORPGとしてそれなりの栄光を築くことのできたリネージュとリネージュIIを製作したNCソフトがそれ以外のヒット作を作ることができずに株価が萎れつつある、とのニュース。
 RMT、いわゆるリアルマネートレードが話題になった初期のタイトルのひとつでもあります。
 当初は韓国でゲーマーをタコ部屋に詰めこんで、MMOタイトルをプレイさせ続けてレアアイテムを出させてはそれをオークションなりなんなりで販売するっていう。
 後期は河岸を中国に移したようでしたけどね。人件費の問題で。

 問題として「レアアイテムの出やすい場所をRMT業者配下のプレイヤーが独占していた」なんてこともありました。
 現在ではいくつかのMMORPGがRMTを禁じている理由でもありますね。


 ですが、問題はリネージュII以降、なんのヒットも出していないこと。
 あとMMORPGというゲームのシステム上、キャラクター商売がやりにくいことですね。
 通常のゲームであればキャラクター商品を売ることで付加価値を高めることもできるんですが、MMORPGはそれがやりにくい。
 というわけで株価は引きこもり特需で2021年につけた最高値から1/5水準に下落、と。

スクリーンショット 2023-10-28 12.50.17.png

 ゲーム企業の株は水物ですから……(遠い目)。
 なぜかIT企業みたいなノリで投資する人多いのですが、ゲームっていう主力品目がサイクルを落とした時点で終了です。
 個人的には禁忌とする投資対象のひとつです。

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韓国でスマホゲームのレーティングが続々R-18に……その背景には韓国の「ジェンダー分断」が

サブカルチャーゲーム、浮上したジェンダー葛藤…等級の苦情暴走にゲーム物管理委員会は「ほっかむり」(アジアニュース)
ゲーム物管理委員会が明確でないクラス分類基準を適用しており、複数のサブ・カルチャー(アニメーションベース)ゲームの等級再分類手続きが進められ、利用者たちが混乱している。苦情が殺到したため、ゲーム物管理委員会側は案内番号を消して訪問を制限するなど、事実上「知らないふり」方式で対応している。 現在、複数ゲームの等級再分類の手続きが女性の利用者の多い特定のゲームから始まったことが知られてジェンダーの対立にまで事態が拡散された格好だ。

6日、業界によると、ネクソン「ブルーアーカイブ」、ネットマーブル「フェイト/グランドオーダー」、中国ハイパーグリフィスの「アークナイツ」、テンセント傘下トゥオドクスタジオで開発した「白夜極光」など複数のサブ・カルチャーゲームは現在、ゲーム物管理委員会等級再分類の手続きを踏んでいる。 再分類以降は従来の12〜15歳が利用できる等級だった当該ゲームが等級が上がって「青少年利用不可」などで進展するものとみられる。等級が上方修正され、一部のユーザーたちはゲームにアクセスできなくなる。

利用者たちは今回の格付けの再分類の事態の始まりを報復の請願であると見ている。 先立って、女性の利用者の割合が高いとされるゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージfeat. 初音ミク」で、一部の楽曲歌詞がゲーム物管理委員会から関連規則を違反したという指摘とともに削除されて等級が上がった。

これに一部のプロジェクトセカイ利用者たちが「他のゲームも等級が適切ではない」と、男性の利用者の比重が高い複数のサブカルチャーゲームを対象に国民苦情の中などに無差別苦情を入れたわけだ。 (中略)

以降、男性の利用者の割合が高いとされるネクソンのブルーアーカイブプレイヤーらが日本のハッピーエレメンツが開発した「あんさんぶるスターズ!」の等級も適正でないとしてゲーム物管理委員会に苦情を入れているという。 (中略)

業界関係者は「ゲーム業界でもゲーム物管理委員会側の格付け基準が多少はっきりしないという意見が多い」とし、「クラス分類がゲーム内のコンテンツ表現はもちろん、ゲーム成否そのものにも大きな影響を与えるほど、より明確な基準案内が必要と思われる」 と伝えた。
(引用ここまで)


 韓国のゲーム物管理委員会(GRAC)がスマホゲームのレーティングをばんばん上げています。
 その背後には韓国の男女分断具合がある、とするニュース。

 そもそもの原因はプロセカに収録されている一部歌詞が問題だとして、レーティングが上げられたことで。
 女性ユーザーが「他のゲームはどうなんだ」として、ブルーアーカイブやFGO、アークナイツといったスマホゲームの等級を見直しするようにGRACに苦情申立をした、っていう。

 韓国社会は分断が基本といってもいい状況になっていまして。
 今回もその報復合戦であんスタまで巻きこまれたって話です。


 で、あまりの報復合戦のひどさに「もうやってらんねぇ」とばかりにGRACの釜山事務所が閉鎖されたそうですわ。

 そもそもGRACが「仕事をやっている感」を出すために苦情が出る度に「じゃあ、レーティング変えますわ」ってやりすぎてゲーム業界に混乱をもたらしたという話なのですね。
 その結果、ブルーアーカイブはR-18版と表現調整板に分裂するそうです。

『ブルーアーカイブ』海外版が“18禁”と“表現調整版”のダブル展開へ。レーティングに対応するため、表現調整版作成(AUTOMATON)

 個人的には韓国社会の男女分断がこうして産業にまで影響を及ぼしているのがなかなか興味深い。
 アチョン法による指定を避けるためにも前もって対応しているという部分もあると感じます。
 表現の自由については「政争の一要因」くらいにしか思ってないんでしょうね。

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韓国人「ウマ娘でまともなサポートが受けられないのだ!」「台湾にも劣っている」と炎上……それもそのはず、韓国からの収益はなんと

カテゴリ:ゲーム コメント:(86)
「台湾より劣悪な扱い! これが話になるのか?」日本のひどい韓国「冷遇」(ヘラルド経済・朝鮮語)
「なぜ私たちが台湾より悪いサービスを受けなければならないのですか?」(「ウマムスメプリティーダービー」公式カフェ利用者

カカオゲームズが国内でサービスする日本産モバイルゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」(以下、ウマ娘)をめぐる韓国冷遇論議がますます激しくなっている。 この1日、カカオゲームズが追加の謝罪文を発表したが、利用者の怒りはなかなか収まらずにいる。 ついに私たちの国より二日遅れてゲームを発売した台湾と比較しても、サービスがリードされてるとして、叱責を注いでいる。

ウマ娘を開発した日本のゲーム会社のサイゲームズはこの6月27日、台湾で当該ゲームを発売した。 地元でゲーム会社コモエゲームズが賽馬娘という名前でサービス中だ。 台湾の場合、ウマ娘の公式ライブ疎通チャンネルの「ぱかライブTV」も運営中だ。

しかし、韓国にはこのような利用者たちとの公式疎通のチャンネルがなく、利用者たちが持続的に問題視している。 利用者たちは「台湾のように運営することそう難しいことなのか? 台湾のように日本のぱかライブを翻訳してやってほしい」、「すぐにぱかライブ開始せよ」と要請している。

他の利用者と部屋を作って戦える「ルームマッチ」サービスもやはり韓国より台湾でまず導入され、国内利用者たちを沸き立たせている。
(引用ここまで)


 先日、馬車デモで「運営はもっとちゃんとしてくれ」との魂の叫びを上げた韓国のウマ娘ユーザーら。
 今度は「台湾と差をつけられている!」と大騒ぎ。
 29日には先日も報じられた馬車デモ、31日にはカカオゲームズ社屋前でトラックデモを展開して抗議行動を行っています。
 なんというか、積極的ね。



 地上波テレビ局であるMBCにもこうして報じられるとか。
 あと馬車が微妙に安普請で草。

 要するに現地ディベロッパーのやる気の違いなんですよね。
 「ウマ娘」というコンテンツをどうするつもりなのかっていう取り組みの問題。


 韓国のディベロッパーであるカカオゲームズからしてみたら「このくらいの投入でよいだろう」っていう認識。
 台湾のコモエゲームズは全力で取り組んで、YouTubeで配信しているぱかライブTVの繁体字字幕をつけたものを配信しているとのこと。

 ただ、韓国のほうがお金を落としているのは間違いないのですよ。
 7月の時点でウマ娘の収益は3割が海外市場からのもので、そのうちの7割以上が韓国からのものとされています。
 つまり、全体の20%強が韓国からの収益であると。

「ウマ娘 プリティーダービー」,韓国,台湾,香港,マカオ,4市場での直近約1か月の収益比率は全体の30%に(4gamers)

 これほどお金を落としているのに、この扱いはなんなんだって言いたくなるのも分かりますかね。
 逆にいうと、このていどの力の入れ具合でもそこそこ稼げているのでそれでいいか、というディベロッパー側の気分も分からないでもない。
 記事最後では与党の国会議員がこの問題に目をつけた、なんて記述もあります。
 定期ウォッチ項目にしておきましょう。

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韓国人「ウマ娘のサポート体制がひどすぎる!」と馬車デモでアピール……馬車デモ?

カテゴリ:ゲーム コメント:(91)
タグ: ゲーム ウマ娘
「ウマ娘」韓国ユーザーが馬車で抗議 「日本よりサービス劣る」と配信会社に反発(聯合ニュース)
日本のスマートフォン向けゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」の韓国ユーザーが29日、同ゲームの韓国配信を行うカカオゲームズの運営方針に反発し、同社本社(京畿道城南市)周辺で馬車を走らせ抗議した。

 馬車による抗議行動の企画に参加した同ゲームのユーザー、パク・デソンさんはこの日午前、カカオゲームズ本社前で報道陣に対し「ゲームの運営陣が、ゲームへの理解がないまま短期間に売上高を伸ばすため一連の措置を取ったことをはっきりと感じたので行動に乗り出した」とし、「カカオゲームズがユーザーと意思疎通し、ゲームを楽しむ顧客たちを顧客として扱ってほしい」と述べた。

 馬車での抗議を行うための募金には200人以上が参加し、約950万ウォン(約98万円)が集まったという。パクさんはカカオゲームズを訪れ、ユーザー名義の声明文と不買誓約書を伝達した。 (中略)

 1カ月近くキャラクターを育成しなければ成果を出せないイベントの告知を開催3週間前に行った日本サーバーとは異なり、韓国サーバーは開催までわずか3日の時点で告知するなど、日本に比べ韓国のユーザーへのサービスが劣るという不満が一気に噴出。アプリストア「グーグルプレイ」での同ゲームの評価は5点満点中1.1点まで下がり、29日現在1.4点となっている。
(引用ここまで)


 ウマ娘が韓国でかなりの流行、というニュースはすでにお伝えしています。
 韓国で売上2位とのエントリを書きましたが、何度か売上1位も獲得しているそうです。
 そのおかげもあってウマ娘を配信しているカカオゲームズはすでに第3四半期の予想売上を達成できているほどだとか。

 ところがそのカカオゲームズの運営がまともじゃないと非難されてまして。
 かなりの日数を費やすロングスパンのイベントがあるのに、それを3日前に告知してユーザーを混沌の渦に叩きこむ等々で「まともな運営をしてくれ!」とユーザーが叫んでいる状況なのだそうです。
 ウマ娘のGoogle Playに評価1を入れようという「評価デモ」が行われていて最低時には1.1を記録したと。


 さらにそれに飽き足らず、ユーザー同士でクラウドファンディング的にお金を集めて「馬車デモ」なるものをやったとのニュース。
 「ウマ娘で馬車デモ」かぁ。



 おそらくですが、こうした馬車を時間貸しして走らせるサービスがあるのでしょうね。
 で、窓のところにはバナーを貼ってっていう。
 目立つアピール手段としてあるのかなぁ……っていう感じ。
 WORLD SMILEみたいなもんか。

 そういえば韓国ではFGOもけっこうな評価を受けて流行だったのですが。
 同じようにサポート体制がまともでなくて炎上して、一気に人気が落ちたなんてこともありまして。
 その二の舞になりかねない感じです。

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韓国でウマ娘がヒット、「サブカルタイトルは受けが悪い」はずなのにアプリ売上2位に

カテゴリ:ゲーム コメント:(83)
タグ: ウマ娘 ゲーム
「リネージュ、オーディンを抜いたウマ娘」… カカオゲームズ「ウマ娘」グーグル売り上げ2位に「ジャンプアップ」(ニュース1・朝鮮語)
カカオゲームズの今年最大期待作「ウマムスメ:プリティーダービー(ウマムスメ)」がグーグルプレイゲーム売上ランキング2位に上がった。発売初期ではあるがチョ・ゲヒョンカカオゲームズ代表が目標に掲げた「アプリマーケット売上3位以内」を成し遂げたのだ。

26日、モバイルアプリ分析サイトのゲボリューションによると、ウマ娘はメガエンシーソフトの「リネージュW」などを抜いてグーグルプレイ売上2位を記録した。Apple App Storeでは去る20日発売直後売上順位1位を維持している。

日本ゲーム会社「サイゲームズ」が開発したウマ娘は競走馬をモチーフに生成された美少女キャラクターを育成するゲームだ。昨年日本で発売されて以来、全世界のモバイルゲーム売上ランキング3位まで記録した「グローバルヒット作」だ。

これまで業界ではウマ娘の国内興行について半信半疑だった。昨年、全世界のモバイルゲーム売上3位を記録したグローバルヒット作だが、サブカル特性の濃いゲームだから韓国で通じるのか疑問があったからだ。

しかしカカオゲームズはウマムスメを当社今年最大期待作に選定して主力マーケティングを繰り広げてきた。チョ・ゲヒョン カカオゲームズ代表は2022年第1四半期の実績発表で「国内アプリマーケット売上3位」を目標に提示した。
(引用ここまで)


 韓国で20日にウマ娘 プリティダービーが正式リリースされまして。
 リネージュのようなMMORPG系が強い韓国市場では難しいのではないかという声をよそに、版権を得たカカオゲームはかなり強気のプロモーションをしていたのですよ。
 地下鉄広告なんかも大規模に行われている、というようなツイートが目立っていました。



 基本的に日本版にハングル字幕をつけただけのものになっているようで、声優のセリフに対してはローカライズは行われていない模様。
 あ、オフィシャルのテレビCMがあったのでピックアップしておきましょう。



 再生回数は140万回というほどでもないのですが。
 いっさいウマ娘のナレーションなし。


 地上波の日本語禁止ってまだ生きてたんでしたっけ。
 他のPV(↓)では音声が入っているのに、テレビCMではなにもないのはそれが原因っぽいなぁ。



 んで、YouTubeでの再生数はそれほどでもないのに、アップルのApp Storeでは1位、Google Playでは2位になっている、とのニュース。
 バタ臭いMMORPGに飽きた……ってことかもしれませんね。


 Google Playのランキングの1位から5位のうち、1、4、5位の3つがリネージュの派生タイトル。
 3位がオーディンというMMORPG。
 2位がウマ娘。

 このヒットをもってここのところ調整が続いてたサイバーエージェントの株価がちょっとだけ上がったりしています。
 ちなみに台湾版(繁体字版)も今日からリリースされてます。



 日本文化が浸透しているアジア市場ではそれなりにうける、ということなのではないかな。

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