李仁栄(イ・インヨン)韓国統一部(省に相当)長官候補者は23日「李承晩(イ・スンマン)大統領が国父だという主張には率直に言って同意し難い」と述べた。
李仁栄氏は同日の国会人事聴聞会で「李承晩政権はかいらい政権か」というパク・チン議員(未来統合党)の質疑に対し「国民による選挙を通じて政府が設立されたため、その実体的な真実を見るとき、かいらい政権という主張には距離を置いている」と述べた。
その上で「われわれの国父は金九(キム・グ)であるべきだったという歴史認識を抱いている」と述べた。
(引用ここまで)
「韓国の国父は李承晩」という話に対して、韓国左派は猛反発するというのがパターン。
建国日がいつなのか、という論争にも等しいですね。
右派は1948年8月15日であると言い、左派は1919年3月1日の独立運動こそが建国の日であるというアレ。
韓国の左派は李承晩の建国した「南半分だけ」の韓国を認めないのです。
だからこそ建国された日は朝鮮半島全体が独立運動を行ったとされている1919年の3月1日であるし、国父として李承晩を認めない。
それに対して金九は李承晩の政敵であり、最後の最後まで韓国単独での選挙を認めなかった。
朝鮮半島全体のことを考えていた人物である……というような感じですかね。
ムン・ジェイン政権になってから金九記念館で閣議を開いたことがあるほどです。
変わらぬ過去志向の文在寅大統領 独立運動称賛(産経新聞)
この記事の中でも「ムン・ジェインが最も尊敬する人物という独立活動家、金九」という記述がありますが。
これはムン・ジェインにかぎったことではなく、韓国左派全体の傾向。
あと、産経の記事には「金九は旧日本軍中尉を惨殺し投獄されたが脱獄し、三・一運動直後に上海で亡命政府「大韓民国臨時政府」に参画した」とありますが。
これ大嘘で。
民間人の日本人商人を「宿で自分よりも先に配膳された」という理由で殺して金品を奪って死刑判決を受けたものの脱獄、が実際です。
韓国ではこの行為も「抗日義挙」として讃えられています。
金九は政敵を暗殺しまくって最後には李承晩(の側近からの命令)に暗殺されたというだけの、これといって政治的な功績を残したような人物であるとも思えないのですけどね。
「尊敬する人物は金九」という話を聞く度に、毎度毎度の違和感を感じています。
その「李承晩によって暗殺された」という部分が評価にすり替わっているというべきか。 まあ、韓国では安重根が英雄なんだから、金九が英雄であってもなんの不思議もないのですが。
最終的には暗殺されて人生が終わったからこそ評価されている人物なのかなぁ……というような感じですか。
生きていたら晩節はキンキローのようになっていたんじゃないかと想像します。
ちなみに金九を暗殺した人物は、金九を尊敬すると公言していた人物に撲殺されています。ついでにいうと、この殺人犯は金大中政権時代に恩赦をうけて1年半で出所してます。おまけにもうひとつ付け加えておくと、「金九は殺人鬼」と書いた親日派の弁明の著者に暴行したのもこの人物。
まあ、こんなのを「国父」扱いしているのが韓国左派、という言いかたはしてもいいんじゃないかな。
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