全羅南道文化観光財団・全羅南道文化財研究所(所長イ・ボムギ)は栄山江流域マハン文化開発事業の一環として、昨年10月から発掘調査されている咸平金山里方形大型古墳で人物埴輪と動物埴輪の部分を発見したと26日明らかにした。
日本語で「ハニワ」というシクリュン(埴輪)は、土で動物・人物・器物を象形した土器で、日本古墳(古墳)時代(3~7世紀)の大型墳墓の周囲に沿って立てたものだ。
所長は「国内での人物埴輪がの出土であり、最初に、顔と頭の一部を発掘した」とし「目を示すために穴を平行に複数刺し、中央に鼻の部分があったと推定されるが欠落した」と説明した。
続いて「頭部は、日本で確認された人物像と同様に三角形の形に見える」と「鼻の周辺に彫り込み線6つ見えるが、ひげを描いたものと判断される」と付け加えた。
(引用ここまで)
全羅南道の咸平金山里方形古墳で人型と推定される埴輪がはじめて発見されたとのこと。
場所は韓国南西部。
光州広域市のすぐ近くですね。このあたりだったら黄海から湿った風が入るので、古くから稲作もやっていたんじゃないかなぁと思われるような土地柄。
かつて任那があったとされる(後に百済の南遷で奪われる)あたりの場所です。前方後円墳は全羅北道からも見つかっているので、北限ではないですけどね。
この遺跡からはかねてから埴輪と思われるものがいくつか発掘されていて、日本と朝鮮半島の行き来が盛んにあったという証拠にもなっています。
韓国で形象埴輪出土 日本の祭礼伝わった可能性(日経新聞)
日経以外にも記事があったと思うのですが、まあとりあえず。
韓国ではいくつか円筒埴輪が出土している場所はあるのですが、形象埴輪(人や動物などなんらかの形を象った)埴輪が唯一出土しているのがこの咸平金山里方形古墳。2014年のことです。
つまり、いわゆる「任那日本府」と日本書紀で記されている日本の勢力圏であったのだろうと考えられる場所なのですね。韓国側からはそんな話は出ないでしょうけども。
なにしろ韓国側の認識としては日韓歴史共同研究で任那は存在しなかったことになってますから。
でもま、こうやって「日本の影響が朝鮮半島にあった」ということが出土品からは分かってしまうのです。韓国人にとっては残念なことに。
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