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カテゴリ:KTXの記事一覧

韓国の高速鉄道、1日に1460件の不正乗車があった……その理由は「予約が取れなかったので乗った」から。それでも増発できない理由があって……ダメだこりゃ

カテゴリ:KTX コメント:(83)
「予約ほぼ無理」 不正乗車1日平均1460件の韓国高速鉄道に乗ってみた(朝鮮日報)
 11月14日午後6時24分、水西発釜山行きSRT359号。乗務員が通路に立っていた10人の乗客の乗車券を確認し始めると、まずは30代の男性が近づいてきて「東大邱まで行くのに、切符が手に入らなくて」と言ってきた。当時、車内は車両間通路まで乗客でごった返していた。乗務員がもともとの乗車券の2倍に相当する7万3600ウォン(約7800円、運賃+追加金)を受け取って立席券を発券すると、隣にいた乗客たちも待ってましたと言わんばかりに財布を取り出し始めた。50代の会社員のイさんは「2日間、前売り乗車券を購入しようとSRTのアプリに何度もアクセスしたものの、乗車券は手に入らなかった」とし「家(釜山駅)には帰らなければならないため、お金をもっと上乗せする覚悟でひとまず乗車した」と理由を語った。

 記者が水西駅から五松駅まで移動する間の約1時間、このように立席券を発券した乗客だけでもざっと30人に上った。 (中略)

 KTXやSRTなどの高速列車の乗車券がなかなか手に入らないことから、乗車券なしで「ひとまず乗車する」不正乗車が歴代最多水準に上っている。 (中略)

 不正乗車の手口もさまざまだ。11月20日午後2時33分、ソウル駅を出発した浦項行きのKTXでは、乗務員に対して「自主的に申し出たので、立席券を少し安くしてほしい」と交渉する乗客も現れた。このほかにも、トイレに隠れていたのが見つかって「突然おなかが痛くなって言い出せなかった」という「言い訳型」、「座席が足りないのは鉄道運営会社の過ちなので運賃は払えない」という「盗っ人たけだけしい型」、他の時間帯の乗車券を購入して列車を間違えたふりをする「演技型」などの乗客がいるという。 (中略)

 特に京釜線と湖南線が共に線路を共有する「平沢駅から五松駅」までの区間が飽和状態となっているのが最も大きな原因だ。現在、同区間は5分間隔で列車が通過するほど飽和している。新しい列車を用意したとしても、追加で投入するのは困難な状況だ。現在同区間に対する追加の線路工事を進行中だが、完工は2028年の予定だ。
(引用ここまで)




 韓国の高速鉄道はすべて予約席となっていまして、立ったままの乗車は原則としてできません。
 なので通勤等で使われる時間帯はもう予約合戦がひどいことになっているとの話。

 それでも増便はできないんですよね。
 記事中にあるようにソウルから釜山、ソウルから木浦に向かう路線が途中まで共有されているので完全にチョークポイントになっている。
 当初から「便数増やすのにここはまずいのでは……」ってされていたのですが、コストを削減するために共有で行くって決定されてしまい、そのままずるずるとこんなことになっていると。

 結果、不正乗車が多発しているのですね。
 「高速鉄道に不正乗車……?」って思う人もいるかもしれませんが、韓国ではプラットホームへの出入りは完全に自由となっています。



 こっから先が高速鉄道なんですが、出入り自由(笑)。もちろん、勝手に列車の中にも入れます。



 紙詰まり等でまともに運営ができなかったので改札を撤去していますからね。

 なので乗ろうと思えばいくらでも乗れる。
 乗客側も「倍の料金払ってもこの列車に乗りたい」ってなっている。
 結果、かつては1日に500件の不正乗車があったものが、いまでは1460件を超えるようになった……と。



 システム設計がちゃんとできなかったからですわ。
 高速鉄道敷設でも、韓国の「雑」は活きている、ってことです。



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「韓国独自の高速鉄道」ことKTX、またもや脱線事故。今度の原因は「車輪軸が猛暑で伸びたから」とのこと

カテゴリ:KTX コメント:(97)
タグ: KTX
韓国高速鉄道KTXが大邱市内で脱線…けが人なし、最大で229分の遅れ(朝鮮日報)
 18日午後4時ごろ、ソウルから釜山に向かっていた韓国高速鉄道KTXが脱線した。この事故によって上りで最大229分、下りも150分以上の遅れが発生し、多くの乗客に影響が出た。同日夜10時30分の時点で完全には復旧しておらず、京釜線は上りで最大157分、下りは99分の遅れが続き、乗客には混乱が広がっている。

 韓国鉄道公社(KORAIL)によると、同日午後4時38分ごろ、京釜線下りのKTX山川が東大邱から慶州に向かう途中、大邱市内の願母駅近くで列車の異常が感知された。現場で停止し点検したところ、動力車の車輪1個が線路から脱線していた。乗っていた384人の乗客にけが人などはなく、全員が後から来た別のKTXに乗り換えた。 (中略)

 復旧作業の影響でKTXは東大邱-釜山間で片側線路を使って両方向を運行し、また一部KTXは運行状況によって一般の線路に迂回(うかい)して運行した。一般の線路は速度制限があるため、高速は出せずさらに多くの遅れが発生した。
(引用ここまで)


 韓国の高速鉄道、KTXが脱線したために大幅にダイヤ遅れが生じたとのニュース。
 昨日、つまり週末日曜日の午後4時。
 韓国国内の動脈ともいえるソウルー釜山間で運休はしなくとも、2時間単位での遅れが出て大混乱だったとのことです。
 脱線した画像、映像はないようですね。

 韓国の脱線事故、こうして報道されるのは2022年の車輪脱落以来ですかね。
 こちらの2021年に起きた脱線事故の原因は「金属疲労による脱輪」であると翌年に判明しています。

去年1月に起きたKTXの脱線事故、原因は「金属疲労で車輪が脱落した」からだった……脱落するほどの金属疲労が検査で見つからないかぁ(楽韓Web過去エントリ)

 ……脱輪するほどの金属疲労が検査で分からないもんかなぁ。
 韓国ならそうなのか。


 んで、今回の脱線を聞いた時には「あー、レールのメンテナンスができてなくて暑さで伸びたからとかかな」って思ったのですが。
 どうも「車輪軸が熱で拡がって脱線」だったとの話。

暑さで車輪も広がったのか…「軌道離脱KTX」運行再開(ハンギョレ・朝鮮語)

 ……車軸が熱で拡がる?
 というか、新幹線は営業中の脱線事故って地震の時以外に1件もないからちょっと理解が及びませんね。
 ニュースによっては「韓国での高速鉄道の脱線事故は1年に4件」ともされています。
 楽韓Webで把握しているかぎりでは開業以来8件目かな。

2011年 トンネル内で脱線事故。KTX2。
2013年 KTXの対向車両と接触、脱線。KTX2。
2016年 仁川直通線で脱線。KTX2。
2018年 KTX江陵線で事故。KTX2。ポイントの誤接続を1年間見逃していた。
2022年 金属疲労で車輪が外れた。KTX2。
2022年 脱線。SRT(車両はKTX2同等品)。

 そして今回、と。
 まあ、KTXでの脱線はそんな珍しいことでもないし、特にソウルー釜山間は一般線路を使っての運行もできるのでまったく運休はしないのですね。
 もちろん、最高時速で110kmくらいになるのですが。

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韓国の高速鉄道KTXとSRT、1日で500件の不正乗車があった……いくら改札がないにしてもひどすぎない?

カテゴリ:KTX コメント:(92)
5年あまりでKTX・SRTなど旅客列車不正乗車164万件、1日800件(MBC・朝鮮語)
国会国土交通委員会所属のパク·サンヒョク議員がKORAILとSRT運営会社SRから提出された資料によると、2018年から今年8月15日まで不正乗車で摘発された件数は164万1572件と集計されました。

1日約800件が摘発されたわけです。

不正乗車が最も多く摘発された列車はKTXで、合わせて53万8000件で、続いてSRT50万6000件、ムグンファ号42万1000件、セマウル号17万5000件などでした。

不正乗車で摘発された場合、鉄道事業法に基づき乗車区間に該当する運賃だけでなく、最大30倍の付加運賃を追加で支払わなければなりません。

この5年間、不正乗車摘発で賦課された付加運賃は計277億2千万ウォンに達しました。

このうち料金が高い方のKTX不正乗車摘発による付加運賃が184億4千万ウォンで3分の2を占めました。
(引用ここまで)


 「乗客を信頼しているので改札を廃止した」ことになっているKTXとかITX-青春等の高速列車、特急列車ですが。
 1日につき800件のペースで無賃乗車が行われているそうです。
 ……いや、そりゃそうでしょ。

 改札なしでこれですからね。

KTXwetrutyou.jpeg

 信じてるけど裏切られているっぽいですよ(笑)。
 そもそも改札なくした理由は「全席予約制だから、車掌が見て回れば空き席でないところに座っている人がいればすぐ把握できる」とかいうものだったのですが。
 本当の理由は「自動改札を運営できなかった」のが実際です
 なお、撤去された自動改札はサムスン製だったそうです。


 で、KTXとSRT(KTXの車両を利用した別の高速路線)が5年と7ヶ月ちょいで100万件オーバーの不正乗車だそうで。
 計算してみたら1日500件の不正があるんですが、それは。
 しかもこれ、当然の話ではあるのですが「不正乗車として摘発された数」だけですからね。

 まあ……韓国人は子供の頃から地下鉄の不正乗車を英才教育されている人々なので。

ソウル地下鉄で子供の不正乗車が蔓延。43円を惜しんで「改札の下を通りなさい!」と親が命令する世界(楽韓Web過去エントリ)

 普通にこれくらいあるのか。
 ……それにしても1日500件はすげえなぁ。けっこうな便数あるにしたって。

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韓国の高速鉄道KTX、5本に1本が5分以上の遅延。遅延賠償金も増加の一途

カテゴリ:KTX コメント:(63)
タグ: KTX
「KTX・SRT 5台のうち1台は遅延」… 賠償額5年間120億ウォン(韓国経済新聞・朝鮮語)
KTXとSRTの遅延運行が毎年増え、KORAILとSRのサービス品質低下が懸念されるという指摘が出た。5台に1台は定時に到着できず、列車遅延運行で顧客に賠償する遅延賠償金が増加傾向にある。

国会国土交通委員会所属のチェ·インホ共に民主党議員が韓国鉄道公社とSRから提出された資料によると、全体列車運行回数のうち5分以上遅れた列車の割合はKTXの場合、2019年8.5%だったが、今年8月までに18%に増えた。SRTの遅延率は2019年6.3%だったが、今年9月までに20%に急増した。

韓国鉄道公社とSRは列車が20分以上遅延すれば遅延賠償金を支給している。列車遅延率が増加し、KORAILの遅延賠償金は2019年8億7000万ウォンから2023年10月29億ウォンに増えた。賠償金は今年末までにさらに増える見通しだ。

SRは2019年1億8000万ウォンから2022年12億ウォンに増加した。今年8月までに3億3000万ウォンを記録している。
(引用ここまで)


 国政監査ネタ。
 韓国の高速鉄道であるKTX、SRT(車両はどちらも同一)はそれぞれ18%、20%以上が5分以上遅延しているとのこと。
 ま、実際には99.8%が定時到着しているのですけどね。

韓国の高速鉄道KTXの定時到着率は99.8%と世界最高水準! なお、その陰に隠れて進んでいるヒヤリハットも……(楽韓Web過去エントリ)

 ただし、この場合の「定時到着」は15分59秒以内の国際基準。
 んで、20分以上遅れると切符の払い戻しなどがあるのでその20分だけは守るために、呼称等があっても応急処理をしてやり過ごすことが日常化していました。


 その甲斐もあって、2019年実績では遅延賠償金は8億7000万ウォンだったそうです。  ですが、2023年になって10月までで29億ウォンに激増。
 ……機材の老朽化でしょうかね。フランスのアルストム社製のKTX-Iが運行を開始したのは2004年。
 KTX山川(KTX-II)が運行を開始したのは2010年。だいぶくたびれているはず……と思ったら、なんか新規導入した編成のほうが欠陥が多いとの話も。

3700億ウォンをかけたKTXイウム……3年余りで欠陥140件発生(ニュース1・朝鮮語)

 KTXイウムははじめて動力分散方式を導入したものですが、乗り心地が悪いと不評だそうです。
 最高速度260km/hに抑えてもこれか……。
 動力分散方式にしたってことは、客車の下にモーターが置かれているってことだからなおのこと悪化したんでしょうね。

 まあ、韓国の場合はレールメンテの問題等もあるでしょうし。
 しかたないんじゃないかな、と何度か乗った立場から言えますわ。

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去年1月に起きたKTXの脱線事故、原因は「金属疲労で車輪が脱落した」からだった……脱落するほどの金属疲労が検査で見つからないかぁ

カテゴリ:KTX コメント:(75)
タグ: KTX 鉄道関連
1月に発生したKTX脱線の原因は…「金属疲労」によるホイール破損(中央日報)
去る1月忠北永東トンネル近隣で発生したKTX-山川脱線事故は「疲労破壊」によって車輪が突然壊れて発生したことが最終確認された。

また、壊れた車輪の硬度などが製作基準に満たない事実も明らかになったが、そもそも製作欠陥か、運行過程で発生したのかは明らかにできなかった。

(中略)

事調委は事故が起きた発端が車輪破損にあったと見て、事故車輪に対する外観検査と破断面分析、機械的性質試験、成分分析などを施行したと説明した。

その結果、事故ホイールが製作仕様で定めた使用限度(摩耗限界)には到達していない状況で金属疲労破壊現象により壊れたと分析された。

摩耗限界とは、車輪が走行しながら摩擦により径が減る許容値を意味し、摩耗による最大使用可能径は850mmであるが、事故当時の車輪の直径は869mmで余裕があった。 (中略)

事調委はこれとともに、コレイルが車両点検時に使用する既存の超音波検査方式では、車輪全体の部位の内部欠陥を早期に発見するのが難しいという限界も確認したと明らかにした。

結局脱線の原因が疲労破壊によるホイール破損のためであるのは見つけたが、製作欠陥なのか不良なメンテナンスのためかは確認できなかったという意味だ。
(引用ここまで)


 去年1月に脱線した韓国の高速鉄道KTX。
 当時から「脱線したのは車輪が突然外れたから」とされていて、原因が不明だったのですが。
 去年の12月に「金属疲労で車輪が脱落していた」との事故調査委員会の報告が行われていました。

 高速鉄道の車輪が金属疲労で脱落するまで検査で分からないとかある?
 いやまあ、新幹線とはなにもかも違うっていうのは理解していますけどね。

 韓国では高速鉄道の脱線事故が年4件起こっているとされています。
 フランスは50年以上の歴史の中、2020年の事故も含めて4回。新幹線も中越地震などの地震に伴う脱線が4回だけ。
 こうして考えてみると……こう、KTXはダイナミックですよね。


 KTXでこうして事故が起こっているのは韓国独自の技術で製造された(とされている)KTX山川が中心。
 フランスで設計製造、あるいは現代ロテムでライセンス生産されたKTX-Iについては交換時期が近づいているそうです。

KTX-1交換費用だけで6兆ウォン……30年ぶりに高速鉄道が大躍進する(マネートゥデイ・朝鮮語)

 一応、2004年から使用されたので、30年が経過する2034年まで使うことはできるそうです。
 ただ、フランスから導入された車両については野ざらしになっていた期間がけっこう長かったのでさっさと代替したいという気分なのでしょう。

 後継車両としては動力分散式を取り入れたKTXイウムを全線導入したいようですけどね。
 動力集中式であれだけ揺れていたのが動力分散式でどうなっているか、ちょっと興味がありますかね。

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韓国の高速鉄道KTXの定時到着率は99.8%と世界最高水準! なお、その陰に隠れて進んでいるヒヤリハットも……

カテゴリ:KTX コメント:(110)
【コラム】韓国高速鉄道KTX、99.8%は定時到着だなんて(朝鮮日報)
99.8%。これはKORAIL(韓国鉄道公社)が先日発表した高速鉄道KTXの定時到着率だ。今年は先月までに運行した3万303本のうち定められた時間に到着できなかった列車がわずか58本(0.2%)という驚くべき数字だ。KTXの定時到着率はここ5年で最も低かった時でさえ99.0%(2022年)と圧倒的だった。KORAILは「フランスは84%、ドイツは75%ほど(2021年)」として「世界最高レベルの定時到着率」と自画自賛している。

 一方で「この定時到着率は乗客が感じる『体感定時到着率』とあまりに懸け離れている」との指摘にKORAILの関係者は「国際鉄道連合(UIC)の基準を適用し、終着駅に15分59秒以内に到着した列車は全て定時に到着したと見なしている」と説明した。KORAILの資料を確認すると、これだけ遅れても「定時運行」に分類されたケースは全体の19.3%(5852本)に達していた。

 要するに5本に1本は遅れて運行しているわけだが、しかしこの数字も現実と大きな開きがある。記者は週末婚夫婦のため毎週KTXでソウルと釜山を行き来しているが、感覚としてはほぼ半分が定時に到着できていない。 (中略)

 不思議なことに遅延時間のほとんどが15分ほどで、20分を超えたのは1年でわずか3回だった。KORAILの関係者は「顧客からの抗議を解決する基準に従い20分以上遅延した場合は賠償する」と説明した。賠償金の支払いを避けるため「20分のマジノ線(最終防衛ライン)」だけは超えないようにしているようだ。
(引用ここまで)


 韓国に行った時、KTXは何回乗ったのかな。KORAILパス(外国人向けKTX乗り放題切符)を使って7〜8回ってところか。
 んで、メイン路線となるソウル−釜山間は417km、7万5000ウォン。
 これを2時間半で走るわけですが、だいたい5分くらいは遅延するイメージ。
 東海道新幹線なら東京−岐阜羽島間で2時間ちょい、1万1310円(ひかりで指定席の場合)。
 東北新幹線だと東京−くりこま高原駅間で2時間弱、1万2930円(はやぶさの場合)ですかね。

 ソウル−釜山間は数回乗ったけども、遅延がゼロだったのは1回はあったはずです。
 ……いや、がんばっていると思いますよ?
 片道7万5000ウォンの安くてそこそこしか速度の出ない高速鉄道のわりにはがんばってると思うんだけどなぁ。
 新幹線が高いのは震災時以外に脱線も衝突もしたことがないという安全神話に対してお金を払っているようなもので。
 正確でもある意味で当然の部分があります。


 それに比べたらKTXは脱線事故は毎年4件ほど起きています。
 去年には原因もなにも分からないのだけども車輪が外れて脱線とかしてましたね。
 そのていどなのですから、「15分59秒以内の遅延は遅延ではない」はとてもよい成績だといえるのです。

 2012年時点でもKORAILは同じような主張をしていて「15分59秒以内なら遅延ではないとか笑わせる」くらいの記事はあったのですけども。

[社説] KTX定時運行・安全性評価、自慢は禁物だ(世界日報・朝鮮語)

 「故障鉄」「事故鉄」ってあだ名がついているけども、遅延は最低限。
 なぜなら故障があっても応急処置だけして運行を続けるから。
 その結果が「なんだかよく分からないけど、いきなり車輪が外れて脱線」なわけですが。

 どちらにしても韓国としてはとてもがんばっていて、優秀な成績だとは思います。
 がんばってますね。

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韓国の高速鉄道、5年間で2万回以上の遅延をしていた……意外とがんばってない?

カテゴリ:KTX コメント:(69)
「KTX・SRT列車、5年間2万回以上の遅延運行」(聯合ニュース)
国会国土交通委員会所属国民の力ユ・ギョンジュン議員が11日KORAILとSRから受けた資料によると、SRTは2018年から今年8月まで5分以上到着が遅延した回数が合計1万7172回だった。一日平均10件近く列車が遅れたのだ。

KTXは2017年から今年8月まで7545件遅れた。ただし、16分以上遅れた数値だけ資料として提出した。国際鉄道連盟(UIC )基準で終着駅に15分59秒以内に到着した列車は、定時で区分するという理由からだ。16分未満まで含めると1万件以上と予想されるということだ。

SRTとKTXの列車遅延の理由としては、線路問題が最も大きかった。どちらも線路異常による脱線及び軌道離脱、それによる連鎖遅延がほとんどだった。

ユ議員は「高速鉄道の長所は迅速、定時性なのに定時性が確保できなければ国民に信頼を得られないだろう」とし「先端技術を基盤とした定時性確保のための努力が必要だ」と指摘した。
(引用ここまで)


 韓国の高速鉄道であるKTX、SRTの遅延回数がそれぞれ5年間と4年間で計2万回以上。
 SRTは4年8ヶ月で5分以上の遅れが1万7172回。
 KORAIL(韓国鉄道公社)は「国際的基準」である16分未満の遅延は遅延にカウントしないとのことで、5年8ヶ月で16分以上の遅延が7545件。16分未満も入れるとおそらく1万回以上とのこと。

 1日平均で5分以上の遅延が10回以上。
 思ったよりも健闘していると思いません?
 遅延理由は線路異常による脱線、軌道離脱、それによる影響での遅延。
 脱線が1年に4回以上起きているそうなので、さもありなん。


 でもまあ、全然健闘していると思います。
 ちなみに新幹線の遅延は1本平均で10〜20秒ほどだそうですわ。
 まあ、KTXと新幹線は別カテゴリなので比べるのは無意味ではありますけども。

 KTXはソウル−釜山間の400kmで5万9800ウォン。6200円。
 ざっくり東京−名古屋間が360kmくらいなのでのぞみの指定席で11300円。
 運賃が倍違うものは同一カテゴリじゃないので比べることは無駄。

 なにしろ韓国では14回も「ここ危険だから保守しておいて」って要請されていながら、実際に線路の保守は7回だけなんていうことしかやらないのですから。
 で、けっきょく重大な脱線事故を起こすっていうね。
 っていうか営業運転中の新幹線で脱線事故なんて地震のあった時くらいしかないよ……。

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韓国高速鉄道の脱線事故、14回に渡って「保守せよ」と指摘されていた場所だった……なお、保守回数はその半分だけ

「大田SRT脱線線路、事故前14回も保守せよ」と指摘(聯合ニュース・朝鮮語)
7月、釜山発水西行きSRT列車の脱線事故が発生した大田操車場周辺の線路に事故以前から補修が必要だという指摘が何度もあったにもかかわらず、適切な補修作業が行われなかったという主張が提起された 。

線路補修が事前に適切に行われれば事故を予防できただけに、SRT脱線事故が典型的な「安全不感症」による人災という分析が出ている。
25日、国会国土交通委員会所属のパク・サンヒョク(共に民主党)議員室が韓国交通安全公団から受けた「韓国鉄道公社(コレイル)およびSR鉄道安全管理体系の検査結果」報告書によると、 SRT列車脱線の原因は温度上昇によるレール変形と推定される。
航空鉄道事故調査委員会は現在、正確な事故原因を調査中だが、軌道方向がずれて列車が脱線した可能性が大きいと見ている。
交通安全公団の随時点検の結果、事故が発生した線路は2021年1月から2022年6月まで月1回施行した軌道検測車点検で「平面性誤差」などが検測され、14回も補修が必要だという指摘を受けた。
特に該当線路は既存線路と高速専用線をつなぐ「中継レール」区間であり、構造的に事故に脆弱だった点であると把握された。高速専用線はレール1m当たり重量が60kgであるが、中継レール区間は1m当たり50kgに過ぎない。 (中略)

これに対してKORAILは「軌道検測車保守指摘14回のうち7回保守を施行した」とし「構造的に脆弱な中継レール敷設により繰り返し間違いが発生したが、列車安全運行には影響がなかった状態だった」と反論した。
コレイルは「今回の軌道離脱は爆炎及び線路の構造的(中継レール)要因のためとみられる」とし「維持・保守とは直接的な関係がないと把握している」と説明した。 (中略)

国土交通部は、構造的脆弱性解消のために50㎏/mの中継レール区間70ヵ所を高速専用線に適した60㎏/m線路に置き換える方針だ。

線路の不十分な管理とともに、先行列車が異常を感知したにもかかわらず、後行列車の注意運転がなされていない点も事故原因と指摘される。

SRT脱線事故当時、機長と駅関係者の間の無線通信録音録によると、先行列車機長は大田操車場駅側に「私たちが出発した際に左右の衝撃が少しあるようだ」と報告したが、後続列車にはいかなる通知も行われなかった。
(引用ここまで)


 いつもの。
 7月に韓国の高速鉄道が脱線事故を起こしたのですね。
 幸いなことに脱線しただけで怪我人が11人ていどの事故で済んだものの、一歩間違えば大事故になりかねないものでした。
 当時の映像がこちらです。



 完全に乗り越えてしまっている形。


 脱線事故の起きた場所について、14回も線路を保守せよとの指摘があったにも関わらず無視。
 KORAILは「7回は対応した」って言っているので、指摘が2回あったら重い腰を上げて対応するという内規でもあるのかな。

 さらに先行車両から「衝撃があったので気をつけたし」との報告があったのだけども、それを後続車両に伝えることもなく。
 結果として脱線。


 直接的な原因はふたつあるようで。
 当日、急激に暑くなったことでレールが変形したこと。
 そして高速専用線と従来路線の切替地点であったこと、だそうで。

 っていうか、切替地点で脱線しやすいのであればもうそれは構造的なもので、SRTがどうこうとかKTXがどうこうって話じゃないのでは。
 韓国では高速鉄道で毎年4件の脱線事故が起きているとのことですが、それも当然か……。
 一応、それを意識してか「現在の中継地点の線路を高速専用線と同じ比重のレールに変更する」とはKORAILも語っているそうですが。
 じゃあ、今度はその手前の変更されていない部分がどうなるのって話なのでは。
 というか従来路線と高速路線で切り替えているという時点で、高速鉄道としては終わっているような。

 韓国のやりかたも分からないではない。
 事故が起きてしまうまで、事故は起きていないわけで(進次郎構文)。
 起きていない事故に対して対策をするなんてナンセンスなんですよ。韓国の感覚では。
 まあ、その結果が度重なる脱線だし、建築中のマンションが崩壊することなのですけどね。
 事故の確率は低いからへーき。

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