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カテゴリ:KTXの記事一覧

韓国の高速鉄道、5年間で2万回以上の遅延をしていた……意外とがんばってない?

カテゴリ:KTX コメント:(69)
「KTX・SRT列車、5年間2万回以上の遅延運行」(聯合ニュース)
国会国土交通委員会所属国民の力ユ・ギョンジュン議員が11日KORAILとSRから受けた資料によると、SRTは2018年から今年8月まで5分以上到着が遅延した回数が合計1万7172回だった。一日平均10件近く列車が遅れたのだ。

KTXは2017年から今年8月まで7545件遅れた。ただし、16分以上遅れた数値だけ資料として提出した。国際鉄道連盟(UIC )基準で終着駅に15分59秒以内に到着した列車は、定時で区分するという理由からだ。16分未満まで含めると1万件以上と予想されるということだ。

SRTとKTXの列車遅延の理由としては、線路問題が最も大きかった。どちらも線路異常による脱線及び軌道離脱、それによる連鎖遅延がほとんどだった。

ユ議員は「高速鉄道の長所は迅速、定時性なのに定時性が確保できなければ国民に信頼を得られないだろう」とし「先端技術を基盤とした定時性確保のための努力が必要だ」と指摘した。
(引用ここまで)


 韓国の高速鉄道であるKTX、SRTの遅延回数がそれぞれ5年間と4年間で計2万回以上。
 SRTは4年8ヶ月で5分以上の遅れが1万7172回。
 KORAIL(韓国鉄道公社)は「国際的基準」である16分未満の遅延は遅延にカウントしないとのことで、5年8ヶ月で16分以上の遅延が7545件。16分未満も入れるとおそらく1万回以上とのこと。

 1日平均で5分以上の遅延が10回以上。
 思ったよりも健闘していると思いません?
 遅延理由は線路異常による脱線、軌道離脱、それによる影響での遅延。
 脱線が1年に4回以上起きているそうなので、さもありなん。


 でもまあ、全然健闘していると思います。
 ちなみに新幹線の遅延は1本平均で10〜20秒ほどだそうですわ。
 まあ、KTXと新幹線は別カテゴリなので比べるのは無意味ではありますけども。

 KTXはソウル−釜山間の400kmで5万9800ウォン。6200円。
 ざっくり東京−名古屋間が360kmくらいなのでのぞみの指定席で11300円。
 運賃が倍違うものは同一カテゴリじゃないので比べることは無駄。

 なにしろ韓国では14回も「ここ危険だから保守しておいて」って要請されていながら、実際に線路の保守は7回だけなんていうことしかやらないのですから。
 で、けっきょく重大な脱線事故を起こすっていうね。
 っていうか営業運転中の新幹線で脱線事故なんて地震のあった時くらいしかないよ……。

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韓国高速鉄道の脱線事故、14回に渡って「保守せよ」と指摘されていた場所だった……なお、保守回数はその半分だけ

「大田SRT脱線線路、事故前14回も保守せよ」と指摘(聯合ニュース・朝鮮語)
7月、釜山発水西行きSRT列車の脱線事故が発生した大田操車場周辺の線路に事故以前から補修が必要だという指摘が何度もあったにもかかわらず、適切な補修作業が行われなかったという主張が提起された 。

線路補修が事前に適切に行われれば事故を予防できただけに、SRT脱線事故が典型的な「安全不感症」による人災という分析が出ている。
25日、国会国土交通委員会所属のパク・サンヒョク(共に民主党)議員室が韓国交通安全公団から受けた「韓国鉄道公社(コレイル)およびSR鉄道安全管理体系の検査結果」報告書によると、 SRT列車脱線の原因は温度上昇によるレール変形と推定される。
航空鉄道事故調査委員会は現在、正確な事故原因を調査中だが、軌道方向がずれて列車が脱線した可能性が大きいと見ている。
交通安全公団の随時点検の結果、事故が発生した線路は2021年1月から2022年6月まで月1回施行した軌道検測車点検で「平面性誤差」などが検測され、14回も補修が必要だという指摘を受けた。
特に該当線路は既存線路と高速専用線をつなぐ「中継レール」区間であり、構造的に事故に脆弱だった点であると把握された。高速専用線はレール1m当たり重量が60kgであるが、中継レール区間は1m当たり50kgに過ぎない。 (中略)

これに対してKORAILは「軌道検測車保守指摘14回のうち7回保守を施行した」とし「構造的に脆弱な中継レール敷設により繰り返し間違いが発生したが、列車安全運行には影響がなかった状態だった」と反論した。
コレイルは「今回の軌道離脱は爆炎及び線路の構造的(中継レール)要因のためとみられる」とし「維持・保守とは直接的な関係がないと把握している」と説明した。 (中略)

国土交通部は、構造的脆弱性解消のために50㎏/mの中継レール区間70ヵ所を高速専用線に適した60㎏/m線路に置き換える方針だ。

線路の不十分な管理とともに、先行列車が異常を感知したにもかかわらず、後行列車の注意運転がなされていない点も事故原因と指摘される。

SRT脱線事故当時、機長と駅関係者の間の無線通信録音録によると、先行列車機長は大田操車場駅側に「私たちが出発した際に左右の衝撃が少しあるようだ」と報告したが、後続列車にはいかなる通知も行われなかった。
(引用ここまで)


 いつもの。
 7月に韓国の高速鉄道が脱線事故を起こしたのですね。
 幸いなことに脱線しただけで怪我人が11人ていどの事故で済んだものの、一歩間違えば大事故になりかねないものでした。
 当時の映像がこちらです。



 完全に乗り越えてしまっている形。


 脱線事故の起きた場所について、14回も線路を保守せよとの指摘があったにも関わらず無視。
 KORAILは「7回は対応した」って言っているので、指摘が2回あったら重い腰を上げて対応するという内規でもあるのかな。

 さらに先行車両から「衝撃があったので気をつけたし」との報告があったのだけども、それを後続車両に伝えることもなく。
 結果として脱線。


 直接的な原因はふたつあるようで。
 当日、急激に暑くなったことでレールが変形したこと。
 そして高速専用線と従来路線の切替地点であったこと、だそうで。

 っていうか、切替地点で脱線しやすいのであればもうそれは構造的なもので、SRTがどうこうとかKTXがどうこうって話じゃないのでは。
 韓国では高速鉄道で毎年4件の脱線事故が起きているとのことですが、それも当然か……。
 一応、それを意識してか「現在の中継地点の線路を高速専用線と同じ比重のレールに変更する」とはKORAILも語っているそうですが。
 じゃあ、今度はその手前の変更されていない部分がどうなるのって話なのでは。
 というか従来路線と高速路線で切り替えているという時点で、高速鉄道としては終わっているような。

 韓国のやりかたも分からないではない。
 事故が起きてしまうまで、事故は起きていないわけで(進次郎構文)。
 起きていない事故に対して対策をするなんてナンセンスなんですよ。韓国の感覚では。
 まあ、その結果が度重なる脱線だし、建築中のマンションが崩壊することなのですけどね。
 事故の確率は低いからへーき。

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韓国の高速鉄道、重要部品に亀裂が生じる→補修もせずにそのまま運行で4年9ヶ月放置……実はいつものことでした

カテゴリ:KTX コメント:(77)
SRT主要部品ひびわれたが…知りながらも4年9ヵ月間運行(朝鮮日報・朝鮮語)
国土交通部傘下の水西高速鉄道(SR)が高速列車であるSRT主要部品がひび割れて壊れて事故の危険があることを知りながらも、これを4年9ヶ月間事実上放置したという監査院監査結果が出た。

監査院は去る1日SRTを運営する公企業SRの定期監査結果を公開した。これによると、SRは2017年7月、 SRT 303号列車「ヨーダンパー(Yaw damper)取付台」という部分に亀裂が生じたことを発見した。「ヨーダンパー取付台」は、列車走行時に衝撃を吸収する「ヨーダンパー」が離脱しないように支える固定装置。この装置が故障すると、台車(客室)が激しく揺れて事故につながる可能性があります。SRは当時300号台10列車を自社調査したが、その結果303号を含め301・306・310号など4列車の10ところで「ヨダンパー取付台」にひびが入ったりボルトが損傷したことを確認した。

監査院は「SRの2017年12月、瑕疵発生報告書には(部品)割れ等による安全事故の発生が懸念されると書かれている」とし、「SRは(初めての欠陥発見後)4年9ヶ月が過ぎた今年4月現在までも臨時措置だけで亀裂部分などに対する補修をしなかった」と明らかにした。

これに対してSRは「コロナの影響で製作会社の出張整備が制限され、復旧作業が遅れた」とし、「軽微な亀裂で列車の安全には全く問題がない」と話した。しかし、2017年11月、釜山行きKTXが密陽市上東駅を通過している間、列車の「ヨーダンパー」が線路に落ちて1人が怪我し、車両2台が破損する事故があった。
(引用ここまで)


 SRT、という韓国の高速鉄道がありまして。
 ソウル駅近辺があまりにも混み合っていることから、ボトルネックになっている状況が長年続いています。
 で、水西というソウル近郊にある駅から釜山に向けてもう一本の高速鉄道を走らせています。
 途中からはKTXの路線と合流するのですけどね。

 KORAILではないSRという別の公企業が運営しています。
 車両はKTX-IIことKTX-山川とほぼ同一のものとなっています。
 けっこう長いトンネルを走るのですが、非常用出口に設置されているエレベーターが17ヶ所中14ヶ所で使えなくなっていたなんて報道もありましたね。

 で、そのSRTが先日、脱線事故を起こしました
 楽韓Webでは7回目としていましたが、実際には「高速鉄道だけで1年に4件ほどの脱線事故を起こしている」のだそうで……。


 んで、そのSRTが監査に廻されたところ、ヨーダンパーの亀裂を放置したままで4年9ヶ月走行したいたことが判明したそうです。
 ……いや、まあね。
 本家のKTXも連結器に亀裂を抱えたままで走っていたし、変圧器が爆発しても放置されていたので大丈夫でしょ。知らんけど。

 ちなみにちょっと調べたらKTXのほうでもヨーダンパーに亀裂が生じたまま走ってたそうですわ。

[単独] 「とんでもない故障」を抱いたまま走るKTX - 山川(YTN・朝鮮語)



 これがスクープされたのが2014年。
 で、最初の記事にあるように2017年11月に脱落して怪我人が出た……と。
 まあ、こうして事故が起こることなんて滅多にないので大丈夫、ケンチャナヨ……ってことなのでしょう。
 いつぞやの崩壊したマンション建設と一緒ですね。

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失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織
マシュー・サイド
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2016-12-23

韓国高速鉄道、脱線事故を起こしたのは「予告された事故地点」であったためか?

カテゴリ:KTX コメント:(49)
「予告された事故」大田操車場脱線を防ぐためには(週刊朝鮮・朝鮮語)
去る7月1日、大田操車場で起きたSRT高速鉄脱線事故は線路と線路運営上の構造的問題が原因という指摘が出ている。 (中略)

大田操車場は京釜高速線をはじめ、京釜線、湖南線など全ての列車が集まる場所だ。当時、事故の余波で脱線車両が線路を長時間占拠し、後続の列車が最長6時間近く遅れたり、ダイヤから取り消されることも起きた。脱線による余波は週末まで続いた。これに線路メンテナンスを担当する韓国鉄道ナ・ヒスン社長と事故列車運営会社であるSRイ・ジョングク社長はそれぞれ謝罪文を上げ、国土交通部のウォン・ヒリョン長官も「高速列車が一般線を通ったり、列車が分岐する区間など脆弱な部分に対する特別点検だけでなく、現メンテナンス体系に対する全面見直しが必要だ」という立場を明らかにした状態だ。

大田操車場で繰り返される脱線事故を防ぐためにも、京釜高速線は大田操車場を経由せず、大田駅とまっすぐ続く高速専用線の構築が緊急だという指摘だ。(中略)線路建設を担当する国家鉄道公団(KR)によれば、今年から京釜高速船で大田操車場の地下に通過し、大田駅とまっすぐ続く5.96キロの高速専用線構築に乗り出す計画だ。来る2025年までに完工する予定で、総事業費は3700億ウォンほどと推定される。

だが、国家鉄道公団のこのような線路改良計画にコレイルが煮え切らない反応を見せており、工事を予定通りに終えることができるかは未知数だ。 (中略)

高速列車を在来線で運用する場合、最高速度を出せないことはもちろん、車輪摩耗や線路毀損が深刻になるなどの問題が少なくない。特に大田操車場を通り、益山まで降りる路線は線路がジェットコースターのように曲がりくねっている。夏の猛暑のたびに線路の伸びによる脱線リスクが大きいという指摘も受けた。ある鉄道系の関係者は「高速道路に乗らなければならないベンツやBMWを未舗装道路に入れ続ける」とし「車軸と車輪が破綻するしかない」と話した。
(引用ここまで)


 先日発生した韓国高速鉄道の事故原因がどうやら分かってきました。
 現場は高速鉄道が旧来線を通過する場所で、専用線ではなかったとのこと。

 というか、在来線を通ることができるので比較的安価に開通できるというような部分がKTX-I開通当時から言われ続けてきたのですが。
 もちろん、KTXといえども在来線区間では時速100kmていどしか出すことができず、なにが高速鉄道なんだって話でもあります。

 さらに「重くて速い」高速鉄道が走ることで線路の摩耗も早かった。
 つまり、線路のメンテナンスが間に合っていなかったために起きた事故なのではないか、という疑惑が出されていると。


 さらに複数の路線が乗り合わせているので、今回のように事故が起きれば各路線が止まってしまうというボトルネックのような場所でもあったそうですわ。
 ……ちなみにソウル駅発着はすでに飽和していて、事故を起こしたSRTがソウルからはやや離れた水西という駅を発着駅としているのはそれを避けるため。
 だけども、ソウルから離れた場所でまた合流していて同じようにボトルネックを引き起こしていたっていう。

 あれじゃないかなぁ……韓国には高速鉄道は早すぎたんじゃないかって感じです。
 原発のタービン建屋で雨漏りとか、塩害で原子炉が緊急停止しなくなってからのほうがよかったんじゃない?
 いや、煽りとか抜きで。
 定期的に脱線事故起こしているのはやばいって。

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韓国高速鉄道の脱線事故、先行車両から「線路に異常がある」との報告も後続措置ゼロで無視していた……でしょうね

カテゴリ:KTX コメント:(73)
脱線SRT先行列車で異常兆候を報告……後続措置なしで事故防止できず(聯合ニュース・朝鮮語)
1日、大田操車場付近で発生したSRT列車脱線事故直前、先行した列車から「線路に異常があるようだ」との申告があったことが明らかになった。
鉄道当局はこのような通報を受けても後続列車に減速・注意の運行など、適切な指示をせずに、食い止められたかも知れない事故が起きたのではないかという指摘も出ている。

国土交通部は3日、SRT軌道離脱事故と関連し、航空鉄道事故調査委員会が現在、正確な事故原因を調査しており、調査過程でこのような申告内容を確認したと明らかにした。
国土部は事故の原因と関連しているため、気温上昇によるレールの管理の問題と車両整備不良などさまざまな可能性が提起されており、すべての可能性を開いておいて見ている。

ただ、調査委は今まで調査された内容を総合してみると、レール管理に少なくない問題があったものと把握しているという。
調査委は事故列車に先立って事故地点を過ぎた先行列車で事故地点を過ぎたときに列車が揺れるなど、異常兆候を捉えて報告した事実を確認した。
国土部は「先行列車が事故地点を過ぎたときに列車が揺れて大田操車場駅にこれと関連して報告された記録があることが調査された」とし「それでも操車場駅では後行列車に対する減速や注意運転など適切な指示を下さなかったと把握された」と伝えた。
(引用ここまで)


 先日、韓国高速鉄道SRT(車両そのものはKTX同等品)が脱線事故を起こしたのですが、当該地域で先行車両から「振動があった」と報告があったものの放置。
 減速等の措置を行わなかった、との事実が判明したとのこと。

 ああ、はい。
 でしょうね。

 楽韓さんが撮影したこの動画でもびびり音が出るほどに振動しているのが分かります。高速走行区間でレールに問題があるのではないか、と当時感じました。



 あとものすごい加速性能が悪いんですよね。まあ、動力集中方式なんでどうしようもない部分ではありますが。

 なんだろうね、こういうミスはありがちな話ではありますが。
 高速鉄道での事故は本当に大事故につながるので……。
 これまで脱線事故はばんばん起きてますが、いまのところ死者はなし。
 ……少なくとも営業運転中には。


 「なんか知らんけど、これまで死者の出る事故起きていないからヨシ!」
 ……なんだろうな。

 あと韓国でもここ数日、6月〜7月としては記録的な熱波がきてまして。
 その影響でレールが曲がったことが事故の原因ではないかともされているのですが。

爆炎にレール膨張したか… SRT脱線、最大110分遅延(ニュース1・朝鮮語)

 じゃあ、夏本番はこれまで毎年脱線してたのかよって話なんですが。
 まあ、一因ではあるかもしれませんね。
 いつぞやの江陵線での脱線転覆事故のように事故原因が「ポイントケーブルの誤接続を1年間放置してた」とかいった感じでピンポイントで分かるほうが少ないもので。

 複合的要因で起きてはいるのでしょう。
 でもその要因のひとつが「レールの膨張」だったとしたら情けなさすぎやしませんかね……。

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韓国の高速鉄道、また脱線……すでに今年2回目、同型車両は運行開始から7回目の脱線事故

カテゴリ:KTX コメント:(87)
SRT列車脱線して11人怪我… KTXも遅れて乗客「まるで北朝鮮の抑留だ」(MBN・朝鮮語)
線路に止まっているSRT列車です。
一番後ろの動力車の車輪が線路から離脱しています。
釜山から出発し、水西に向かっていたSRT列車が昨日午後3時20分ごろ、大田邑内洞にある大田操車場周辺で脱線しました。
列車9両のうち機関室と旅客席の一部がある一量が線路を抜けたのです。 (中略)

その列車には乗客380人余りが乗っていました。
当時、衝撃で乗客11人が怪我をしたが、そのうち7人は病院に移されました。
(引用ここまで)


 ソウルの水西を目指していたSRTが脱線事故。
 SRTというのは韓国の高速鉄道のひとつで、KTXの亜種。KTX-II、KTX山川と呼ばれるものとほぼ同じ車両を使用しています。
 一時期は「超振動列車」とも呼ばれていたのですが、最近はそうした話は聞かなくなりましたね。



 ただ、KTXは異様な頻度で事故を起こしています。
 たとえば新幹線が営業運行中に脱線事故を起こしたのはわずかに2回。
 どちらも大地震の際のものです。
 2004年の中越大地震での200系、今年3月の東北新幹線の脱線の2件だけ。

 KTXの脱線事故の歴史でもチェックしてみましょうか。


2011年 トンネル内で脱線事故。KTX2。
2013年 KTXの対向車両と接触、脱線。KTX2。
2016年 仁川直通線で脱線。KTX2。
2018年 KTX江陵線で事故。KTX2。ポイントの誤接続を1年間見逃していた
2022年 なぜか車輪が外れた(原因未だに不明)。KTX2。
・2022年 今回。SRT(車両はKTX2同等品)。

 恐ろしいことにフランスが設計、製造したKTX-Iでは脱線事故はなかったのに韓国が「独自技術で設計製造した」とされるKTX2、KTX-山川ではこのように事故を繰り返しているのですね。

 そもそもKTX2は2011年に専門家会議で「高速鉄道を製造するには技術力が足りなかった」と結論づけられている代物。
 2014年には裁判所からも「欠陥商品である」と認定されて、製造元の現代ロテムには賠償判決が下っています。

   それでもKTX山川は運行停止になるわけでもなく、今日もリスキーダイスを振り続けているというわけです。
 「KTX山川くんのちょっといいトコ見てみたいー」

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韓国当局、脱線事故を起こしたKTX同型車両をすべて運行中止……車輪を交換することで旧正月に備えるものの

カテゴリ:KTX コメント:(92)
韓国国土交通部、KTX山川列車事故で同型車両の運行暫定中断(中央日報)
国土交通部が最近発生した韓国高速鉄道(KTX)の事故と関連し、事故車両と同型車両の運行を14日から中止することにした。

国土交通部は13日、確実な安全確保に向け事故車両と同型車両の車輪をすべて交換するまでは該当列車の運行を中止するように韓国鉄道公社に措置したと明らかにした。

これに先立ち5日午前11時53分ごろ、走行中の高速鉄道列車が京釜(キョンブ)高速線の大田(テジョン)~金泉亀尾(キムチョングミ)の間のトンネル近くで車輪などが破損し停車した。この列車に使われていたのは「KTX山川」と呼ばれるタイプの車両だ。

国土交通部は鉄道事故の原因が究明されていない状況で同じ車輪を使う列車の運行は旅客の安全が保障されないため緊急措置が必要だと判断した。

国土交通部は現在の、事故車両の車輪が脱落して事故が起きたと推定しており、航空鉄道事故調査委員会を通じて正確な事故原因を調査している。

国土交通部のノ・ヒョンウク長官は「高速鉄道を利用する国民の不安を解消するため潜在的危険要因を先制的に統制しようとするもの。今回の措置により運用可能な列車編成が減る恐れがあるため、旅客輸送需要、座席予約状況、新型コロナウイルス防疫管理などを考慮して利用客の不便を最小化するよう鉄道公社が措置するようにしたい」と明らかにした。
(引用ここまで)


 KTXIIことKTX山川について、車輪をすべて交換するまで運行を停止する措置が国土交通部(省庁に相当)から出たそうです。
 あー、なるほど。
 来月1日から旧正月がはじまります。
 その前後、韓国でもっとも人の流れが大きくなる時期となります。旧正月を控えて、いまのうちに措置をしておこう……ということかな。

 交換が必要とされるのは事故車両と同じ140000系13編成分。1400000系は15編成あったのですが、江陵での脱線転覆と今回の脱線事故で2編成が離脱しています。
 ただ、現状ではなにが原因で車輪が外れて脱線したのかまだ不明。
 本当に車輪の交換で安心なのか、という根本的な問題があるような気がしますね。


 でもまあ、「対策やっています」というポーズとしては必要なのでしょう。
 これまでの事故はあるていど分かりやすいというか、システムのミスで他の特急車両に追突したとか、ポイントの設定ミスで脱線したとかいうものでした。

 今回の脱線はただ走っていたのに車輪が外れた、というもの。
 ……逆に怖いよなぁ。
 これがハインリッヒの法則のトップにくる重大事故であるならまだマシ、くらいですか。

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韓国高速鉄道、脱線の原因は「車輪が外れたこと」だった模様

カテゴリ:KTX コメント:(143)
タグ: KTX 鉄道関連
韓国高速鉄道KTX列車、なぜ脱線? 外部の衝撃よりも車体の欠陥の可能性=韓国(中央日報)
前日の5日午後12時58分ごろ、ソウル駅を出発して釜山(プサン)駅に向かっていたKTX-山川列車が忠清北道永同トンネル付近で脱線事故を起こして乗客7人が負傷した。当時、消防本部はトンネル内で鉄製の構造物が列車に落下して衝撃を加えたことが脱線の原因ではないかと推定していた。

しかし、調査委員会が現場を確認した結果、トンネル内ではこれといった落下物が見つからなかったことが分かった。初期に推定した事故原因は信憑性が落ちるという意味だと解釈することができる。

その代わり、事故列車のうち唯一脱線した4号車の車輪が事故現場から3キロほど戻った梧灘(オタン)トンネルで見つかったことで状況が変わった。梧灘トンネル近隣では列車が脱線した形跡や破片も見つかったという。

まだ確認されていないが、4号車の車輪が先に外れて、これによって異常が感知されて走行列車に緊急ブレーキがかかったせいで脱線したのではないかという推定がある。

このため車輪が外れた経緯を明らかにするのが事故原因糾明の核心として注目されている。外部物体が強い力で車輪に衝突した可能性と、車輪周辺の欠陥によって外れた可能性の2つが主に原因として挙げられている。だが、匿名を求めた政府関係者は「鉄製の車輪が外れるくらいの強い衝撃を与えるような物体はまだ現場から見つかっていないと承知している」とし「車両自体の欠陥が疑われている雰囲気」と伝えた。
(引用ここまで)


 韓国高速鉄道、いわゆるKTXにはいくつか車両に種類があります。

 KTX-I(100000形。フランスから車両ごと直輸入)
 KTX-I(100000形。ノックダウン生産、およびライセンス生産)
 KTX-山川(110000型。韓国の純国産技術で作った、という建前)
 KTX-山川改良型(120000型=SR130000型=140000型)

 これらに加えて、ごく最近にKTXイウムという動力分散式のミニKTXともいうべき車両(6両編成)が導入されています。最高時速は260kmほど。

 フランスが設計、製造したKTX-Iについてはこれといって大きな事故の話を聞きません。韓国でのノックダウン生産、ライセンス生産版のKTX-Iについても同様。線路(というか枕木)はアレでしたが。
 ところがKTX2(KTX山川)についてはいろいろとやばい話が出ています。


導入前のテストは通常の1/20で終了。
変圧器が爆発したことがある。
連結部に多数の亀裂が見つかる。
・モーター減速機に欠陥が見つかりリコールされる
・裁判所から欠陥車両として認定される。
・2011年には「高速鉄道を設計・製造するには技術力が足りなかった」と結論。

 脱線事故は2011年2013年2016年2018年、そして2022年の今回と起きています。

 幸いなことにこれまで運転中の乗客死亡事故は起きていないのですが。
 今回も事故原因は「まず車輪が外れたこと」だそうですわ……。
 いやもうね。

 韓国さん、さすがっすわ。
 日本はかないっこないな、こんなの。

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