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カテゴリ:ハングルの記事一覧

韓国の読書率、12年でほぼ半分に……下落開始前後には「肩甲骨は難解なので『かたのほね』に言い換えよう」「食事代を『ごはんのねだん』に言い換えました」との運動が成功。なるほどね

カテゴリ:ハングル コメント:(127)
韓国成人「年に1冊も本読まない」が6割超 理由は「本持ち歩くと仲間外れに」なる(産経新聞)
休日には若者の利用も多く、韓国でも本好きは健在なんだな、と思っていたところ、驚きのニュースが入った。政府の調査によると、昨年1年間に本(電子書籍含む)を1冊以上読んだ成人は38・5%で、10年前に比べ30ポイント近く低下。40~50代では年に1冊も読まない人が7割に上った。

やはり、ユーチューブなど娯楽の多様化が影響したのか。チェグロを経営する李愛羅(イ・アンナ)代表に尋ねると、本離れの理由は他にもあるという。「韓国では数年前から、本を持ち歩くと仲間外れにされるようになったんです」

どんな本を読んでいるか示すのは「優秀さをひけらかす」行為とされ、読書に関する話は「親しい友人同士が隠れて行う」ものになりつつあるという。
(引用ここまで)




 韓国での読書率が下がりに下がっている、とのニュースが先月出ていまして。
 「この1年間で本を読んだことがあるか」との問いに、成人の6割超が読んでいないと回答。
 38.5%だけが「本を読んだ」と回答したとのことで。

成人の6割以上が年間読書量「ゼロ」 読書率は過去最低=韓国(聯合ニュース)

 94年は86.8%だったものが、1/3までは行ってないけどそのレベルで減少。
 特にこの12年ほどの移ろいがひどい。

・2013年 71.4%
  ↓
・2025年 38.5%

 ほぼ半減。
 これを見てふと思い出したのが、2010年の朝鮮日報に掲載されたコラム。
 「暗号のような医学用語」でした。



 「肩甲骨は難解なので『かたのほね』と書くべきだ」としたのがこの記事です。
 延々と漢字復活を唱えてきた朝鮮日報ですらこのレベルになってしまったのが2010年頃だったわけです。



 日本版ではURLが変わってしまってて、そんな記事なかったって言われるのも業腹なので、大元の記事を出しておくか。

ただの風邪なのに「上気道感染?」…暗号のような医学用語(朝鮮日報・朝鮮語)

 上気道感染は風邪症状が出る病気のひとつではあるけども、「風邪」ではないんだけどなぁ。

 個人的にも2010年くらいから完全にハングル推進派が盤面を制覇したのだな、といった感触があります。
 「漢字語から国語への言い換え運動」が本格的に終わりつつある局面。
 2015年にはソウル市が公文書で「食事代」を使うのをやめて「ごはんのねだん」を採用しています。



 なるほど、2013年からの急降下の理由がなんとなく察せられる感じがしますね。

 で、冒頭記事の産経新聞のコラムがやたらと韓国人の気に障っているようでして。
 「事実陳列罪」に引っかかってしまったようですね。
 記事中のブックカフェなんて「あるのかどうかも分からない店」扱いになってます。
 「事実であってもそれを指摘されたくはない」って気分は理解できなくもないけど。
 でもま、このあたりがPIAACでの読解力テストが31カ国中22位だった理由だろうな、との感じはあります。


華氏451度〔新訳版〕
レイ ブラッドベリ
早川書房
2014-07-28


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韓国ハングル推進派「ソウルの顔である光化門の扁額をハングルに変えようと提唱したら『文化財破壊』と言われた……ぐぬぬ。そうだ、ハングルの扁額を追加すればいいんだ!」……韓国にはお似合いだからいいんじゃない?

光化門にハングルの看板が追加されるか···「国家アイデンティティ」vs「歴史歪曲」(ニューシス・朝鮮語)
光化門の看板追加設置をめぐって熱い討論が繰り広げられた。 賛成側はハングルを通じた「国家アイデンティティ」を主張し、反対側は「歴史歪曲」として対抗した。

31日、ソウル鍾路区(チョンノグ)の大韓民国歴史博物館では「光化門看板討論会」が開かれた。

光化門の扁額議論は1月、国務会議でチェ·フィヨン文化体育観光部長官が既存の漢字扁額を維持しながらハングル扁額を追加設置する方案を提案して始まった。

光化門の扁額は壬辰倭乱(文禄·慶長の役)の時に焼失したが、その後、興宣大院君の時代に再建された。以後、日本による植民地時代と6/ 25戦争を経た後、1968年に朴正煕元大統領がハングルで書いた直筆懸板が設置された。 2010年に白地に黒い文字でできた漢字の扁額に変わったが、考証を経て2023年に黒地に金箔文字の扁額を新しく掲げた。

2024年当時、文化体育観光部のユ・インチョン長官がハングルの扁額交換を主張したが、当時のチェ・ウンチョン国家遺産庁長が反対した経緯がある。
(引用ここまで)




 先日、「26万人以上が殺到する!」とされていたものの4万人だか5万人だかしか集まらなかったBTSのライブが行われたのが光化門広場。
 で、その奥手にあるのが光化門。
 ソウルの顔、すなわち韓国の顔であるという言いかたをしてもそこまで間違いではないでしょうね。

 で、その光化門にかかっている扁額を「ハングルに変えろ!」とする要求をしているのがハングル推進派。
 ……ハングル推進派というか、漢字撲滅派というべきか。



 ただ、「文化財は可能なかぎり、かつての姿のまま保護する」って建前がありまして。
 これに照らすと「扁額をハングルに変える」ってのはちょっとした文化財毀損にもなると。



 そんなわけでハングル推進派が考えてきたのが「そうだ、漢字の扁額はそのままにして、ハングルの扁額も足せばいい!」って手段。
 このハングル推進派による「ハングル扁額追加案」を文化体育観光部長官(大臣に相当)が提案しまして。
 タウンミーティングが進められている、といったのが冒頭記事。

 光化門の扁額の変遷についてはこちらのエントリで解説しています。



 現在の「黒い地に金箔の漢字で『光化門』と書かれているもの」が最古の資料にあります。
 ただ、それがハングル推進派には気に入らないわけです。
 「なにが文化財保護だ。漢字は滅するべき。例外はない」と。

 まあ、もはや大半の韓国人が自分の名前を漢字では書けませんし、漢字を書く時に「とめはねはらい」もまったくできません。
 「金」って書くとしたら、屋根部分は45度の斜め線しか書けないし、中の部分も3本の横線は全部同じ長さ。
 点の部分は斜めの短い線。

 個人的にはハングルの扁額に置き換えちゃってもいいんじゃないかと思いますよ。
 韓国には似合っていると思います。



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韓国のハングル推進団体「光化門に漢字が書かれているのは民族的恥辱! ハングルに変更すべき!!」とデモ行進……「歴史的建造物の復元」とか意味ないんだなぁ……

カテゴリ:ハングル コメント:(117)
ハングル団体「光化門の漢字の看板を外してハングルをつけなければ」(聯合ニュース・朝鮮語)
ハングル団体などが28日、光化門(クァンファムン)の漢字看板を外してハングル看板をつけなければならないと主張した。

ハングル団体と国連韓半島平和繁栄財団などはこの日午前、ソウル鍾路区光化門前で「ハングル懸板付け世界市民宣言記者会見」を開き「大韓民国の象徴である景福宮正門に中国漢字懸板が掛けられ国民と国を恥ずかしくさせる」としてこのように明らかにした。

彼らは「ハングルは世界最高の文字で大韓民国国家遺産を越え人類文化遺産」とし「光化門は漢字の扁額よりハングルの扁額がもっと似合う」と強調した。

ハングル団体は、正確な創製時期が不明な訓民正音の基本28字の象徴性を生かし、12月28日を創製記念日に決めようと提案している。 彼らによると、この日は「ハングル創製581周年」になる日だ。
(引用ここまで)


 韓国で漢字復活ができない背景には「ハングル団体」の存在があります。
 教育現場や省庁に対して有形無形の圧力を加えて、漢字を復活させないようにしているのです。
 その原動力がいまひとつこう分からないというか。
 愛国心……なのかなぁ。圧力団体の常として利権がからんでいる部分はあるのでしょうね。

 豊田有恒氏はその著書の中で「日本は併合時代に(朝鮮半島で)漢字・ハングル併用を推し進めたので、漢字・ハングル併用が『日帝残滓』のように扱われ、排斥されるようになった」と述べています。
 一方でハングルは「民族のシンボルの域に祭りあげられることになった」としています。


 で、去年の年末にそうした「ハングル至上主義」の団体が光化門広場でデモを行ったそうですわ。
 「光化門の扁額をハングルにせよ!」って。
 現在の光化門の扁額はこちら。

スクリーンショット 2025-01-04 22.04.16.png

 その前がこれで白地に黒い文字。2010年に掛け替えられたもの。

スクリーンショット 2025-01-04 21.48.58.png

 これがどうやら間違っているらしいと分かって、上の黒地に金文字のものになりました。
 ちなみに2010年8月に再建された白地の扁額はわずか3ヶ月でひびが入り、いつものように「乾燥が足りなかった」ってオチでしたね。

 で、それより以前は1968年に復元された際に朴正熙大統領がハングルで扁額を揮毫したものでした。

スクリーンショット 2025-01-04 21.51.15.png
(画像引用元・すべてJTBCニュース映像から画面キャプチャ

 歴史的には建造されてからこっち、ずっと「光化門」と漢字で書かれたものでした。
 件の団体による声明は「韓国を代表する建築物に漢字が書かれていることで恥を感じる」からハングルに変えろ、とのことですが。
 なんかこう……PIAACのテスト結果が悪かったのもしょうがないかな、って気はします。

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ハングル推進派「ハングルだけで読解力は世界トップクラスになる。漢字がなくてもいいんだ! むしろ併用世代のほうが読解力は低いくせに!」……これがハングルカルトか

韓国語に漢字併記必要なし、韓国青少年の読解力は世界トップレベル(ハンギョレ)
 「ハングル専用のために文を読み理解する能力(読解力)が低いというのは、漢字教育強化論者らがでっち上げた嘘だ。国際学業達成度評価で韓国の15歳の読解力水準は世界1~2位だ。国際成人力量評価でも韓国の16~24歳の読解力は22加盟国のうち3位だ」 (中略)

 漢字教育強化論者は「ハングルのおかげで文字を読めない単純文○率は低いが、文を正しく理解できない実質文○率が高い」と主張している。 教育部が2015年改正教育課程で「小学校教科書漢字併記」を推進する主たる根拠だ。 イ理事長は「韓国の55~65歳の読解能力は国際成人力量評価22調査国中で20位だった。読解力が低い層はハングル(専用)世代ではなく、漢字(併記)世代」と反論した。 (中略)

 政府の漢字強化政策は、すでに小学生の学習負担増加になって現れている。政府は2008年に児童生徒生活記録簿に国家公認資格を記入させたが、漢字資格試験も含まれている。 その結果、2009年だけで37万人の小学生が漢字資格試験を受けた。 全国の小学生367万人の10%だ。

 小学校教科書漢字併記反対国民運動本部はこの日、国会前で記者会見を行い、小学校漢字併記に反対する教師1000人の宣言文を発表した。 教師たちは「小学校教科書の漢字併記は、子供の基礎的な言語学習と思考発達に障害をもたらすものであり、絶対に受け入れられない」と明らかにした。
(引用ここまで)


 「韓国が漢字をなくしてしまったのはハングルカルトのせいだ」とするブリティッシュコロンビア大学教授の話を今朝のエントリで紹介しました。
 そのハングルカルトによる「漢字撲滅せよ」みたいな記事があったのでピックアップ。
 記事自体は2015年のものです。

 彼ら曰く「ハングルオンリーになっても読解力は下がっていない。むしろ15歳の読解力水準は1〜2位。16〜24歳の読解力は3位だ」としています。
 その一方で「55〜65歳の読解能力は22カ国中20位」「つまり、漢字併記世代のほうが読解力が低いのだ」と。

 この記事自体が10年前なので、55〜65歳は現在の65〜75歳世代に相当します。
 1950年代に生まれた世代ですね。
 ただ、この世代が過ごしたのは韓国が世界最貧国だった世代ですからね。
 この比較がまっとうなものかって問題があります。


 もうひとつの問題は「読解能力」がどのレベルのものであるかって話ですね。
 16〜65歳の読解能力を調べたOECDのPIAAC調査(2013年の第1回)では、 読解能力を1〜5級に分けていました。
 韓国は1、2級の「日常生活に困る」ほどの等級は少ないものの、高度な読解力を要する4、5級も少ないとの結果に終わっています。

韓国人の読解能力は世界1位! → 嘘でした(楽韓Web過去エントリ)

 「読むことはできても、理解できていない」ハングルの弱点が露わになったといっても過言ではないでしょう。
 韓国語学習者であるロス・キング教授が指摘した「漢字を知ることで韓国語の理解度が深まる」ってのは事実なんだろうなぁ。
 将来ハングルネイティブだけになって「かたのほね」形式の言葉のほぐしが徹底したらなんとかなるんじゃないですかね。
 それで読解力が上昇するとも思えませんが。

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韓国人「韓国語とハングルを世界公用語にすべきだ」と運動を開始……あ、ノーベル文学賞を受けてのニュースではありません

カテゴリ:ハングル コメント:(99)
韓国語を「世界公用語」に 推進委員会発足=日本などに支部設け活動へ(聯合ニュース)
韓国の社団法人、韓国正しい言葉研究院は7日、ハングルの制定を記念する祝日「ハングルの日」(10月9日)を迎え、韓国語を世界で広く使われる公用語とすることを目指す「世界公用語(韓国語)国際推進委員会」の結成大会をソウル市内で開催した。

 現在、国連をはじめとする主要国際機関では英語、フランス語、中国語、スペイン語、ロシア語、アラビア語の6言語を公用語として使用しているが、これに韓国語を加えて世界で広く使われるようにしようというのが同委員会の目標だ。

 委員会側は「韓流ブームと国力伸長により韓国語の勢いが増しているなか、世界的に多くの学者からハングルの優秀さを認められている」と説明した。

 この日の結成大会を皮切りに米ニューヨーク、シカゴ、ハワイ、中国、日本、フランスの6カ所に海外支部を設置し、本格的な活動に乗り出す計画だ。
(引用ここまで)


 韓国人はじめてのノーベル文学賞受賞で韓国はえらいことになっています。
 国会審議が中断されるほどの事態。
 ネチズンからは「(受賞を知って)道で大声を上げた。涙が出るほどだった」とか「ニュースを知って本屋に駆けつけた」等々、賛美の声が上がっています。
 まあ、具体的なノーベル賞関連は次かその次くらいのエントリで。

 さて、そんな中で「韓国語を世界公用語にしよう」とする運動がはじまりました。
 あ、いや。ノーベル文学賞受賞を受けてのものではなく、今月7日のニュース。
 なので「勢い余って」ではなく、彼らの日常の妄想考えが反映されたものといえるでしょう。


 曰く、国連などの国際機関では「英語、フランス語、中国語、スペイン語、ロシア語、アラビア語が公用語として扱われている。これに韓国語が加わるべきだ」としているのですが。
 ……うーん。

●世界の言語、使用人口
1.英語 15億人
2.中国語 14億人
3.スペイン語 5億人
4.アラビア語 4億人
5.フランス語 4億人
 ¦
10.ロシア語 1億5000万人
11.日本語 1億2500万人
 ¦
15.韓国語/朝鮮語 7000万人

 フランス語まではランキング上位。ロシア語はまあ、国連安保理常任理事国だってことと、文化圏を形成しているからってことでしょうかね。
 で、そこに「韓国語が加わるべき」なのだそうですが。

 ホントに「なに言ってんだおまえら」ってところですかね。
 「ハングルの優秀さを伝える」のだそうですよ。これまで文字を持たない少数民族に使わせようとして失敗し続けているのにね(笑)。

『世界最高の文字』であるハングルをインドネシアのチアチア族に教えようとする事業、やっぱり失敗(楽韓Web過去エントリ)

 チアチア族へ教える事業だけでなく、黒竜江流域のオロチョン族やタイ・チェンマイのラオ族、ネパールのチェパン族にも教えようとして失敗を続けています。
 あと去年も同じように「ハングルを分け与えてあげよう」とするコラムとかも書かれています。
 朝鮮半島以外でハングルを使わせようとするのは彼らの念願なのですね。
 ……まあ、「大きなお世話」で終了です。

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韓国人「読みにくい漢字ではなく、我々の美しいハングルを書いたK書道こそが世界化にふさわしい」

「書道、漢字ではなくハングルが主になってこそ…。K書道で「世界化」が実現すれば」(ニュース1・朝鮮語)
「読みにくい漢字ではなく、私たちの美しいハングルで堂々と丁寧に書いたK書道を一緒に分かち合いたいです」

一生を政治・行政家の人生を生きてきたソン・ハジン前全羅北道知事(72)が墨香をいっぱい含んだ書道家として世の中と疎通に乗り出す。

ソン前知事は自身初の招待展である「躊躇なく書く、青い石・翠石ソン・ハジン招待展」を開く。 招待展は今月25日から10月1日までソウル仁寺洞の韓国美術館で、10月11日から11月10日まで全州現代美術館で開催される。 招待展では計105点の作品を見ることができる。

ソン・ハジン前道知事は、韓国の書道界ではよく知られている人物だ。 彼は幼い頃から祖父の柳在、宋基面先生と父親のカンアム、ソン・ソンヨン先生の影響を受け、目が覚めると筆跡を書いてきた書道愛好家だ。 (中略)

ソン前知事は「大衆が書道に接する度に漢字のために当惑しているのを見て、書道をより簡単に楽しめる芸術にすることはできないかと悩むようになった」として「芸術は全て社会的機能を持っているが、書道はその部分が弱いのではないかという考えをした。 そこで下した結論が、ハングルが主となる韓国書道への変化が必要だという考えに至った」と説明した。

続けて「ピカソと言えばスペインを思い浮かべるように、すべての芸術は国籍がある」として「ところで書道は漢文漢字を使うので韓国人が書いたのか中国、日本人が書いたのか分からない」と指摘した。
(引用ここまで)


 漢字関連ニュース2本ほど。
 韓国にはハングル書道、なるものがありまして。
 まあ、あまり迫力とかを感じないものとなっています。

 漢字は書きかたに流れがあるので書道として成り立っている部分があるのですが、ハングルって記号ですからね。
 ○とかあるし。
 結果、書道ではなくどこかカリグラフィー的なものになっていたりします。
 なんというか、細部をごまかしたものになってしまっているのですね。

ハングル書道.jpg

 最終的にはこうした形でやるしかない、と。
 「すべての芸術には国籍がある」って(笑)。しかも「ピカソといえばスペイン」とか、もうピカソが抜け出したかったのがそうした「型」なんだけどね。


 もうひとつこちら。

「今後公告」に「どこの工業高校?」…笑ってばかりはいられない「識字力低下」(TV朝鮮・朝鮮語)
ある大学のコミュニティに「今後の工業高校はどこか」という質問が上がってきました。

「事が過ぎ去った後」という意味の「今後」と「広く知らせる」という「公告」の言葉の意味が分からなくてできた現象です。

コメディアンのキム・デヒ氏のユーチューブでは「友人の娘の結婚式の祝辞をしに行く」と言うと、ゲストが「祝辞は牛を育てるとのことではないか」というとんでもない質問をして話題になっています。

識字力の低下がますます深刻になるのです。

「退屈な謝罪」と「武運を祈る」の意味を知っている人がどれくらいいるのか直接聞いてみます。

ハム・ドンチャン / 京畿道安山市 「(退屈とはどういう意味だと思いますか?)お見舞いの言葉を伝えるという感じだと思いますが」
シン・ソンウク / 京畿道利川市 「『武運』は正直よく分かりません。 私たちももう少し勉強してみる必要があると思います」。

教育部によると、国内成人の3%を超える146万人は、小学校1、2年生レベルの識字力に過ぎず、基本的な読み書きも難しい水準でした。

これ以上笑って済ますことはできない状況だという嘆きが出てきます。
(引用ここまで)

 「今後公告します」と書かれたものに対して、「今後の工業高校とはどこか?」となってしまうギャグ的な光景。
 「公告」が「工高」のハングルと同じなのですね。

 先日の「対辺」と「大便」が同じってパターンと一緒。
 「公告」なんて難しい言い回しではなく「今後知らせます」くらいにしておかないとダメってことです。
 「肩甲骨」を「かたのほね」ってしないと理解できないのと同じですね。

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韓国人「いまこそハングルを文字を持たない人々に分け与えるべきだ」……傲慢かつ滑稽だなぁ、これまで何度も失敗しているのに

カテゴリ:ハングル コメント:(110)
タグ: ハングル
【コラム】韓国だけで使うにはもったいない、「ハングル分け合い」を深く考える時期(中央日報)
ハングルの特性の中の一つは音素文字、すなわちアルファベット文字という事実だ。これは子音と母音を同時に備えていて人間の言語を正確書く可能性が大きい文字だ。アルファベット文字の一つであるローマ字は現在地球上に文字として表記されている4000余種類の言語のうち、1440種類を表記するのに使われている。文字の優秀性はまさにこのような事実、すなわち「言語を正確に書くことができる能力」から見出さなくてはならない。

ところでハングルはどうだろうか。ハングルは今まで韓国語を書く文字としてのみ使われてきた。ハングルはローマ字とは違った特性があり、これを活用して言語を書くことができる能力もまた優れている。

ある人々はハングルは韓国語を書くものであり、他の言語を書くということはできるのかと不思議がる。そのうえ、このような試みが国粋主義から出た発想程度に考える人が意外にも多いが、これはハングル誕生の偉大な目標を忘れているだけでなく、相変らずハングルをとても下に見ていることにほかならない。

ハングルが優れていると思うなら、これからは音素文字がしなければならないこと、すなわち外国語表記にも関心を持つべきだ。ハングルが持つ文字的特性を十分に活用するなら、無文字言語(字で書かない言語)や難文字言語(字が難しくて書いて読み取ることが難しい言語)を簡単に書き取ることができる。このような「ハングルの分け合い」が現実のものになれば、ハングルは人類の文明を保全する役割を果たすことになるだろう。

あと20年もすればハングル創製600周年を迎える。我々は世宗(セジョン)大王が愛民精神と共に社会的弱者のために創り出したハングルを新たに認識し直すべきで、ハングルで世界のさまざまな言語を表記することができるように研究・準備し、新たな600年を迎えなければならないだろう。そのような意味でハングルは新しい出発点に立っている。
(引用ここまで)


 まーた韓国人の自尊心で無文字文明にハングルを「教えてあげよう」とするコラム。

 かつてインドネシアのチアチア族という持たない少数民族にハングル、そして韓国語を教えこもうとするありがた迷惑なプロジェクトがあったのですね。
 2009年のことでした。

インドネシアにハングルを使う島が誕生(楽韓Web過去エントリ)

 当時から楽韓Webでは「現地政府の公認を得ずにやっているのではないか」としていたのですが、案の定その通りで失敗。
 こちらが2011年。

『世界最高の文字』であるハングルをインドネシアのチアチア族に教えようとする事業、やっぱり失敗(楽韓Web過去エントリ)

 ついで2012年には韓国語教育プロジェクトも終了しています。

「世界最高文字のハングルと韓国語を教えてあげます!」→「それより約束した援助金くれよ」(楽韓Web過去エントリ)

 けっきょくのところ、チアチア族のいるバウバウ市が「韓国からの援助」をハングルを使うってダシにして求めていただけでした。


 それ以前にも「これまで学会は中国・黒竜江流域のオロチョン族やタイ・チェンマイのラオ族、ネパールのチェパン族など少数民族にハングルを伝えようとしていた。しかし韓国に対する反感や非体系的な方法のため失敗していた」とありまして。
 何度も何度も「ハングルを無文字文明に採用」させようとして失敗を繰り返しているのですよ。

 そうした過去があるにも関わらず、いまだに「ハングルを分け合おう」とか言っている傲慢さ、そして滑稽さよ。
 まだローマ字で表記してアルファベットに慣れ親しんでいたほうがなんぼかマシ。
 ハングルなんか書けたところで応用はミリほども利きませんからね。

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韓国人「問題文がなにを書いているのか分からない」……文章読解力が下落した理由とは?

カテゴリ:ハングル コメント:(175)
「問題が何を言っているのか分からない」小中生の文章読解力「赤信号」(ニューシス・朝鮮語)
小学校3年生の甥の世話をするイ某(51・女)さんに問題集採点は容易なことではない。間違った問題よりアスタリスクの問題が多いからだ。イさんは「同じタイプの問題をどんなものに当ててどんなことに星印をつけたのか尋ねたら、問題がなんなのか分からない」とし「10年前の子供を育てる時と比べると学習量が少ないわけでもないが、ただ理解力が不足して悩んでいる」と言った。

23日、ニューシス取材を総合すれば最近、両親の間では子どもの問解力が心配に浮上している。文解力とは、文字を読んで理解する能力をいう。デジタルとインターネットに慣れて以来、着実に指摘されてきた「文力不足」問題がコロナ19以降さらに深化したという分析も出ている。 (中略)

文解力低下が深化したのにはコロナ19の影響もある。登校制限で教師が子供たちの文解力のレベルを把握することさえ難しくなった。

ここにオンライン学習の普遍化で学生たちはデジタル機器と映像を近づける一方、銀年中に文字を拒否する傾向を見せる。英語教師C氏は「e学習場、YouTubeなど映像媒体に触れることが多いので、子供たちがほとんど読書をしない」とし「問題文を解釈する「職人」、「義母」が出たのに意味が分からない。『景気低迷』という言葉を単年に覚えて解釈はしたが、意味を知らずに不思議な答えをしたりもする。難しい」と話した。

学生たちの文解力がますます落ちる現象は数値でも現れる。

韓国教育課程評価院が昨年12月に公開した「経済協力開発機構( OECD )国際学業成果度評価( PISA )研究報告書」によると、韓国学生の読書領域平均学業成就度は2009年539.29点から2018年515.72点と23.57ポイント下落した。
(引用ここまで)


 韓国人児童の文章読解力が下落している、というニュース。
 これまでは小学生、中学生くらいまでの読解力では世界でも指折りだったのですけどね。
 ま、それも中学生くらいまでで青年以降では世界でも下のほうになってます。

 漢字読解が完全にできなくなったことと関連しているかなぁ……という感触。
 これまでは親・教師世代はまだ漢字に接してきた経験があったので、なんとか漢字起源の単語をさらっと解説できてきたのでしょう。

 それが親・教師の世代もハングルのみで教育を受けてきた世代になり、意味を解説できずに単語を覚えるだけの作業になりつつある。
 そんな中で、単純に覚えることができない児童は落ちこぼれるしかない、という構造ではないかな。

 なんかの韓国ドラマで漢字の四字熟語を知っているかどうかでマウントを取り合うなんていうシーンがありまして。
 韓国において「漢字を知っている」というのは、特権階級におけるそういう扱いになっているのだなぁと感じたものです。


 まあ、医学用語で胸椎や肩甲骨といった「暗号文のような言葉」ではなく「せなかのほね」「かたのほね」と言い換える、とのことですから。
 あと祝儀袋に書かれた漢字の名前が読み取れない
 そりゃまあ、「義母」とか書かれても分からないだろうなぁっていう。

   いち早くハングルオンリーにした北朝鮮では外国語として漢字学習を行っている層があるようですけどね。
 「これまで使ってきた文字を一気に消滅させる」といった壮大な社会実験は世代を超えて調査しないとその効果が分からないということなのでしょう。
 まあ、それでも「世界文字オリンピック2回連続金メダル」のハングルは韓国人にちょうどいいんじゃないかと思います。
 好きでそれを選んだわけですしね。

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