休日には若者の利用も多く、韓国でも本好きは健在なんだな、と思っていたところ、驚きのニュースが入った。政府の調査によると、昨年1年間に本(電子書籍含む)を1冊以上読んだ成人は38・5%で、10年前に比べ30ポイント近く低下。40~50代では年に1冊も読まない人が7割に上った。
やはり、ユーチューブなど娯楽の多様化が影響したのか。チェグロを経営する李愛羅(イ・アンナ)代表に尋ねると、本離れの理由は他にもあるという。「韓国では数年前から、本を持ち歩くと仲間外れにされるようになったんです」
どんな本を読んでいるか示すのは「優秀さをひけらかす」行為とされ、読書に関する話は「親しい友人同士が隠れて行う」ものになりつつあるという。
(引用ここまで)
韓国での読書率が下がりに下がっている、とのニュースが先月出ていまして。
「この1年間で本を読んだことがあるか」との問いに、成人の6割超が読んでいないと回答。
38.5%だけが「本を読んだ」と回答したとのことで。
成人の6割以上が年間読書量「ゼロ」 読書率は過去最低=韓国(聯合ニュース)
94年は86.8%だったものが、1/3までは行ってないけどそのレベルで減少。
特にこの12年ほどの移ろいがひどい。
・2013年 71.4%
↓
・2025年 38.5%
ほぼ半減。
これを見てふと思い出したのが、2010年の朝鮮日報に掲載されたコラム。
「暗号のような医学用語」でした。
「肩甲骨は難解なので『かたのほね』と書くべきだ」としたのがこの記事です。
延々と漢字復活を唱えてきた朝鮮日報ですらこのレベルになってしまったのが2010年頃だったわけです。
日本版ではURLが変わってしまってて、そんな記事なかったって言われるのも業腹なので、大元の記事を出しておくか。
ただの風邪なのに「上気道感染?」…暗号のような医学用語(朝鮮日報・朝鮮語)
上気道感染は風邪症状が出る病気のひとつではあるけども、「風邪」ではないんだけどなぁ。
個人的にも2010年くらいから完全にハングル推進派が盤面を制覇したのだな、といった感触があります。
「漢字語から国語への言い換え運動」が本格的に終わりつつある局面。
2015年にはソウル市が公文書で「食事代」を使うのをやめて「ごはんのねだん」を採用しています。
なるほど、2013年からの急降下の理由がなんとなく察せられる感じがしますね。
で、冒頭記事の産経新聞のコラムがやたらと韓国人の気に障っているようでして。
「事実陳列罪」に引っかかってしまったようですね。
記事中のブックカフェなんて「あるのかどうかも分からない店」扱いになってます。
「事実であってもそれを指摘されたくはない」って気分は理解できなくもないけど。
でもま、このあたりがPIAACでの読解力テストが31カ国中22位だった理由だろうな、との感じはあります。
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