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カテゴリ:放火・火災の記事一覧

韓国の電池工場で23人が亡くなる火災事故発生 → 1審では重大な責任として「懲役15年」 → 2審「工場に非常口設置の義務はない。遺族と和解もしている」と「懲役4年」に……

「『大幅減刑』を問題視するアリセル遺族に『拘置する』とした裁判官」【取材後】(KBS・朝鮮語)
「被告人パク・スングァンに対して宣告します。 被告人を懲役4年に処する」
23人が死亡した「アリセル惨事」の責任を問い、重大災害処罰法違反などで起訴されたアリセルのパク・スングァン代表。 22日、パク代表に対する2審判決が出ました。
懲役4年。昨年9月、1審が宣告した懲役15年に3分の1にも満たない刑量でした。
減刑事由は二つ。 会社側には工場の各階ごとに非常口を設置する義務がなく、遺族全員と和解に至ったという理由からでした。

判決が下されると、法廷には一瞬沈黙が漂いました。
それからしばらくすると、アリセル惨事で弟や娘、家族を失った遺族たちの泣き声と絶叫が沸き起こりました。 遺族たちは宣告を下した水原高裁刑事1部のシン・ヒョンイル判事に向かって「量刑がこれしかないのか」、「家族を助け出せ」と叫びました。
これに対しシン判事は「騒ぎを起こした傍聴人については、他の傍聴人がすべて退廷した後、拘置の可否を決定する」と述べた。
「拘置」は裁判進行を妨害したり法廷秩序を害する恐れがある人を裁判所職権で留置場・刑務所などで一定期間拘禁する制度です。
遺族を代理する弁護士が「遺族は刑量を見て衝撃を受けた状態」として、拘置を考慮するのは行き過ぎた処置だと指摘すると、シン判事は騒いだ人たちが遺族かどうかを確認し、遺族でない人たちに対してのみ監置するかどうかを判断するとしました。 (中略)

遺族を代理するシン・ハナ弁護士は裁判長に向かって「遺族たちが和解をすることになった経緯と現実的な状況、アリセルが支給した金銭の性格や大きさなどを考慮すれば、和解の意思を真意と認めることができるのか疑問」と話しました。
被害者と遺族たちの真の被害回復ではなく、善処と量刑減軽のためにアリセル側で合意を要求し、金銭を提供したということです。
シン弁護士は「この程度の規模の事件で懲役刑が4年が出るならば、事実上重大災害処罰法が作動できるのか疑問に思う」とし、「ある面では違憲だと宣言したことと似た効果を与えると考える」と強調しました。
それと共に「遺族たちに大きな傷を与える判決を下したと考える」と付け加えました。 (中略)

また「遺族と和解したという理由を量刑に大きく反映したが、私が(企業の)会長でも、安全保健業務に金を使わず、生活が厳しい遺族と合意するだろう」と批判した。
(引用ここまで)




 アリセル電池工場での火災事故を覚えていますかね。
 23人が亡くなり、うち18人が外国人労働者。



 外国人労働者にはまともな安全教育は為されておらず、彼ら非正規の持つIDカードでは非常口が開かなかったとされています。
 まあ、いつもの韓国における人災でしかなかったのですね。

 当時の火災映像もあるのでそちらも。



 重ねてあったリチウム一次電池が一斉に燃えたこともあって、かなり強い火が出ていました。

 さすがに企業側に大きな瑕疵があった場合に適用される「重大災害処罰法」(重処法)で起訴され、一審では企業の代表に懲役15年の判決が出されました。
 韓国では珍しく重い判決が出たと思っていたのですが。
 二審では一気に懲役4年となりました。
 減刑の理由は──

・工場の各階に非常口を設置する義務はない
・被害者と企業側の和解がすべて済んでいる

 ……だそうで。



 ……非常口設置の義務はないかー。
 そっかー。
 じゃあ、しょうががないなー。

 23人が亡くなって火災が起きた前々日にもボヤを出すなどしていたこともあって、「人災だ」とされていたのですよ。
 まあ、韓国では2年だか3年だかに1度くらいはこのレベルの事故や火災が起きるのですけどね。

 最近の自動車部品などを製造していた「安全工業(社名)」での火災もなにも安全関連に予算をかけることなく、「火災報知器が鳴ったら止める」が習慣になっていたことから14人が亡くなる事故となりましたが。

 火災でも事故でも起きたら被害者家族に和解金を支払ってしまえば懲役15年相当の事故でも懲役4年になる。
 起きるかどうか分からない事故を怖れて安全を買うより、起きてしまってから考えれば充分って動機になりますわな。
 ま、これまでそうやって工場運営をやってきたのですから。
 これからもずーっとこうやって「安全に金をかけるなんてばからしい」って風潮が続くのでしょう。



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14人が亡くなり、60人が負傷した韓国での工場火災……当該工場の火災報知器には「警報を消す方法」が書かれたメモがあった

カテゴリ:放火・火災 コメント:(50)
【速報】「頻繁な警報機の誤作動···その日も職員が消した」安全工業火災状況確認(京郷新聞・朝鮮語)
警察は火災当時、警報器が人為的に消えた可能性が高いと判断した。 火災当時、警報器が鳴ったがすぐに消え、避難放送も出なかったという職員の陳述も多数確保された。

大田警察庁のチョ・デヒョン広域犯罪捜査隊長は「現在、火災警報器に初めて接近した人物を特定した」とし、「立件した人物の中の1人」と話した。

それと共に「当事者は警報機を切ったのではなく、他の特定ボタンを押したと陳述しているが、調査した結果、該当ボタンは存在しないことが確認された」と説明した。

続けて「サイレンと待避放送など4つのスイッチが全て消えていた点から見ると、誰かが意図的に操作したと見るほかはない」として「現在陳述の信憑性を確認中」と付け加えた。

警察は普段、工場で火災警報器の誤作動が頻繁だったという点も注目している。 実際、現場には「警報機を消す方法」が書かれたメモが貼られていたことが確認された。 警報器が上がると、火災の有無を確認してから消すのではなく、とりあえず警報器から先に消す慣行があった可能性が提起される部分だ。

ソン代表は警察の調査で2015年下半期に不法増築された「2.5階」のメゾネット休憩空間に対しても本人の承認の下に建築された事実を概して認めたと知られた。 該当休憩空間は許可なしに設置された構造物で、スプリンクラーなど基本的な消防施設が備わっていなかったことが把握された。 ここで9人が死亡するなど被害が集中した。
(引用ここまで・太字引用者)




 韓国で先月に発生した自動車部品メーカー「安全工業」の工場火災。
 当初から「火災報知器は10秒ほど鳴ってすぐに切れた」とされていました。
 また、火事発生当初から──

・「誤作動が多かったので、日常的に止められていた」
・「鳴って止まっても誰も気にする風でもなかった」
・「煙が出てきてはじめて本当の火事だと知った」



 で、結果がこれ。



 さらに当初から「誰かが止めたのではないか」ともされていたのですが。
 警察曰く「止めた人物を特定した」そうで。
 かつ、火災報知器の横に「警報器を止める方法」のメモ書きがあったそうですわ。

 いつもの韓国といえばいつもの韓国でしかないのですが。
 セウォル号でもそうでしたし、リチウム電池工場での火災でも同様でした。
 さらにいえば梨泰院のハロウィンでの事故も、済州航空機爆発炎上事故も同様ですね。

 「安全の価値が低い」のです。
 安全に金を払わない。価値がないものだから。
 「事故は起きるまで起きていないのだから、対策にお金を費やすなんて無駄」くらいの考えかたになる。
 なので、1年に1度くらいのペースでこうした事故が起きる。

 安全対策を施していない結果、事故が起きた時により悲惨な結果となるわけです。



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韓国メディア「産業団地での重大事故は20年が経過した老朽化した場所で起きている!」……20年でそこまで老朽化する? 韓国の場合、するのか

カテゴリ:放火・火災 コメント:(57)
【独自】国内の重大事故の97%が集中した「時限爆弾」とは…安全工業の惨事も「老朽化産業団地」で発生(韓国日報・朝鮮語)
国内重大産業災害事故の97%が造成されて20年が過ぎた老朽産業団地で発生したことが確認された。大型火災で74人の死傷者が発生した大田安全工業も老朽化した産業団地である大徳産業団地にある。 老朽化した産業団地に対する安全管理の強化が急がれるという指摘が提起された。

国会国土交通委員会所属のパク・ヨンガプ共に民主党議員が韓国産業団地公団から提出された資料によると、2021〜2025年の5年間、公団管轄の産業団地69ヶ所で発生した重大事故119件中115件(96.6%)が老朽化産業団地で起きた。 老朽化した産業団地は着工日基準で20年以上経過した産業団地を意味する。

被害規模を調べれば老後の産業団地の危険性はより一層克明にあらわれる。 5年間に発生した全体死亡者108人のうち106人(98.1%)が老朽化した産業団地で発生した事故で命を失った。 また、全体財産被害額約1230億ウォンのうち95.7%に達する1177億ウォンが老朽産業団地に集中した。

惨事が発生した安全工業が位置した大徳産業団地は造成されてから30年が過ぎた。 大徳産業団地は国家産業団地ではなく大田市が管理する「一般産業団地」に属する。 全国には国家産業団地55ヶ所、一般産業団地765ヶ所など計1360ヶ所余りの産業団地が存在するが、このうち韓国産業団地公団が委託管理するところは国家産業団地36ヶ所などを含め計84ヶ所に過ぎない。 全体の約93%に達する国家が直接管理する産業団地ではない地方自治体管轄の一般産業団地は管理力量と予算不足で事実上安全死角地帯に放置された「時限爆弾」と違わないという指摘だ。
(引用ここまで)




 「産業団地」はさまざまな工場を一ヵ所に集めたもので、日本にも存在しますね。日本の場合は工業団地、かな。
 工業用インフラを集中して整備することができるのでいろいろと有利。
 韓国では横のつながりがある工場同士を誘致してより効率的なやりとりができるようにするなんてのがよくあります.
 石化を集中させるとかやってますね。規模を追い求めすぎてて、かえってやばいことになっていたりしますが。

 いつまで経っても着工できない龍仁半導体クラスターも産業団地のひとつといえるでしょう。
 製造だけじゃなくて後工程、パッケージングまでやるんじゃないかな。



 でもって、そうして韓国経済を支えてきた産業団地が老朽化して、安全工業の火災のような事故を多発しているのだ、としているのが冒頭記事。
 産業団地で起きた重大事故の96.6%が着工してから20年以上経過した「老朽化産業団地」で起きている、ってことなんですが。

 20年でそんな「老朽化」する?
 いやまあ、「韓国でのメンテナンス」だったらするのか。
 安全工業の工場も「床が切削用の油でべとべと」「踏んばって歩くから膝にくる」「換気扇はろくに動いていない」「頻繁に火災報知器が鳴るけどすぐ切れる」ってされていて。



 ……これだったら20年で老朽化するわな。
 「床をぴかぴかになるまで毎日磨く」のはなにもきれいにするってだけの話ではなく、「いつもと違うところがあったらチェックして報告する」ってことでもあるんですよね。
 気づきの機会を増やす、ってことでもある。

 そういう部分は日本の支配が終わったと同時に喪われたのでしょうね。36年じゃ養われなかった、ってことでもあるのか。

 あとナトリウムは200kgあったそうですわ。



 この部分については「水がつかなくてラッキーだったね」ってだけか……。



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韓国で14人が亡くなった工場火災、「火災報知器が10秒だかそこら鳴って消えた」「いつもの誤動作だと思った」→避難が遅れて大惨事に……

カテゴリ:放火・火災 コメント:(53)
タグ: 火災 安全工業
「安全工業火災警報器10~30秒だけ鳴る」···避難ゴールデンタイムを逃した(ハンギョレ)
警察は、火災が発生した直後に鳴った警報器の作動が止まったことが、脱出時点を遅らせて人命被害を増大させた要因と見て、捜査を進めている。 これと共に警察はソン·ジュファン代表など安全工業経営陣6人を出国禁止措置を施した。 (中略)

惨事生存者たちは警察に「10〜30秒程度だけ警報が鳴った後、普段のように消えた」と陳述した。 大田警察庁のチョ・デヒョン広域犯罪捜査隊長は「この部分が火災避難を遅延させた最も大きな要因と見ている。 警報機を誰かが直接切ったのか、そもそも警報機自体に問題があったのかなどを集中調査する予定」と述べた。 (中略)

続いて「火災発生当時、(東館の端)休憩スペースにいたある職員が『風に当たろうとしてしばらく1階に降りた時に警報が鳴ったが、すぐに消えて再び2階に上がろうとした際に煙が(直通階段を乗って)上がり始めた』と陳述したことを見ると、火災が発生した直後に短時間で拡散したものと見られる」と説明した。

スプリンクラーが設置された空間に水が触れると爆発する危険物質であるナトリウムを不法に扱った事実も確認された。 当初、屋内駐車場用に設計された3階の天井全体には、水タンクと連結されたスプリンクラーが設置されていた。 安全工業は駐車場の片方を塞いでエンジンバルブに入る極少量のナトリウムを作る精製所として使ってきたが、このナトリウム精製所の上にもスプリンクラーが設置された状態だった。 安全工業はこの3階空間に保管許容値(10kg)の15倍となる150kgのナトリウムを保管した事実が消防当局に摘発され立件された状態だった。
(引用ここまで)




 えー、「韓国らしさ」が詰まっているってことで、何度かお伝えしている「安全工業」(社名)の工場火災。
 安全工業って社名がもういい味を出しているというか。
 14人が亡くなっている火災なので茶化すのもなんなんですが、もうそれくらいしないとやってられないというべきか。

 一応、火災発生時に数十秒だけですが火災報知器は鳴ったそうです。
 ただ、「誤作動が多発している」との報道もありました。



 熱のこもった職場環境だったために度々誤作動を起こしており、「普段のように誤作動だと思って昼休みを続けてた」のだそうですよ。



 「誤作動だと思って切った」のか、自動的に切れたのかまでは分かっていませんが。
 火災報知器が鳴り続けていたら避難状況は変わっていたでしょうね。
 いつぞやの原発で「放射線検知器が作動しなかった」ってニュースがあったのですが。
 ハンビット原子力発電所「異常なほどに動作する」ので「放射線検知器の電圧をいじって動作しないようにしていた」ことがあります。
 これもかなり異常なニュースだったので、参照してみてほしいのですが。



 11年前に判明した出来事か……。難も変わってないな。

 あとナトリウムを貯蔵している部屋にスプリンクラーが設置されていたって話が出てて。
 それも150kgって出てて。
 そっかー、150kgかぁ。

 以前は水素が生じて爆発するとされていたのですが、原理が異なっていたそうです。



 ……スプリンクラーが動作しなくてよかったですね。



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韓国で14人が亡くなった工場火災、2年に1度のペースで火災を起こしていた……でもなにも改善されず。ヒヤリハットの行き着く先がこれ

大田安全工業、「2年に1回」火災···元職員「洗浄油の管理はずさん」(ハンギョレ・朝鮮語)
安全工業の元職員のA氏は24日、ハンギョレに「本当の問題は工場内部設備部品を洗浄する時に使う洗浄油」とし、「洗浄油のオイルタンク管理が全くできない」と伝えた。 自動車と船舶用エンジンバルブを主に生産する安全工業の工程は、大きく「押し出し-鍛造-加工-品質管理-包装」の段階で構成される。 洗浄油は押し出しの過程で部品金型についた離型剤(製品がくっつくのを防ぐために塗る油)を拭き取るのに使われる油だ。 A氏は2018年までこの工場で仕事をしたが、最近までも内部職員らと交流を続けてきた。

A氏は「洗浄油が揮発性があり、使用しているうちに蒸発してドラム缶に入った洗浄油を注いで補充した。 その後、ドラム缶を指定場所ではなく作業場のどこにでも置いた」として「火災発生時にそれ(洗浄油缶)が破裂すれば爆発する。 そのような安全不感症が問題だった」と述べた。 火がつくと大型事故につながりかねない洗浄油が、製造特性上火花が発生しやすい工場内部に無造作に放置されたという意味だ。 本来、洗浄油は工場本館建物の外部指定場所に保管するようになっている。

実際、工場で様々な用途で使われてきた油は、安全工業で最も一般的な火災の原因だった。 この日、大田消防本部が公開した火災発生現況を見ると、消防当局は2009~2023年の間に安全工業に火災が発生したという申告を受け、7回出動した。 2020年タバコの吸殻による火災を除けば、全て油汚れがついていたダクトと集塵施設で発生した。

ただし、A氏は消防当局に集計されたこと以外にも工場内でさらに多くの火災が発生したと推定した。 Aさんは「2015年ごろにもショット機(部品表面を整える機械)に連結された集塵機に火災が発生し、黄色い仮設はしごに乗って配管を壊し火災を自主鎮圧したことがある」と話した。 この火災は消防当局が集計した火災発生現況に含まれなかった。
(引用ここまで)




 昨日、ピックアップした自動車部品などを製造するメーカーである「安全工業」の工場で起こった火事。
 14人が亡くなり、60人が重軽傷を負うという大事故になったのですが。
 まあ、いつものように危機不感症であったとのお話。

 15年間で7回の消防出動。
 それ以外の火災もぽつぽつとあったとの証言。
 思い起こされるのがアリセルのリチウム(一次)電池工場での火災ですね。
 こちらも同様に過去、数回に渡って火災を起こしていたことが知られています。



 でも、どちらの工場も変えず、変わらずでそれぞれ大規模な火災を起こしたと。



 まあ、一般的な韓国企業の安全対策ではあります。
 事故なんて起こらなければいいわけで、それに対して費用をかけてまでなにか対策をするなんてバカらしいんですよ。
 それで抜け出せなかったら意味がない。
 これは務安国際空港で起きた旅客機爆発炎上事故にも通底している考えかたです。

 台風が来る度にローカライザーが故障なり、損傷なりしたら困るわけですよ。
 そこで「よし、土台をコンクリートで固めたらいいんじゃね?」ってなったのですね。
 進入側じゃないほうに設置すれば航空機も安全ですしね。まさか逆側からアプローチする航空機なんてあるわけないですし。
 そうした考えかたで、まるでペトン陣地のようなコンクリート土台が作られたのです。

 基本、これと同じ考えかたです。
 切削用の油をいちいち、所定の場所から持ってくるのは効率が悪い。じゃあ、作業場に近いところに置けばいいんだ。
 なーに、火災なんて滅多に起きるもんじゃないから。ボヤくらい俺たちだけでもいくらだって対処できる。
 大丈夫大丈夫。

 その結果がこちらです。



 まあ……うん。いつもの韓国の結果です。
 「数度の火災」はハインリッヒの法則の「軽微な事故」だったのでしょうね。


ヒューマンエラー防止対策 ヒヤリハットの検証と精査
尾崎裕
幻冬舎メディアコンサルティング
2020-10-30


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韓国でいつものパターンの「安全軽視からの工場火災」が発生。14人が亡くなり、60人が重軽傷を負う……本当に「いつものパターン」なんだよなぁ……

カテゴリ:放火・火災 コメント:(75)
【社説】14人が亡くなった韓国の工場火災、なぜ惨事が繰り返されるのか(ハンギョレ)
 今月20日、大田(テジョン)の自動車部品メーカーの工場で火災が発生し、14人が死亡、60人が負傷するという惨事が起きた。真夜中でもなく昼間に起きた火災で、どうしてこれほど多くの人命被害が出たのか。当惑するばかりだ。この工場は普段から油分を含んだ蒸気のせいで火災警報器の誤作動が頻発しており、蒸気を排出するために換気扇の設置を求める声も多くあがっていたという。また、火災に弱いサンドイッチパネルで建てられていたうえ、建物内部にはジムなどの違法に増築された施設があったため、従業員の避難が難しかったはずだとの指摘もある。今回も産業現場にまん延する慢性的な安全意識の欠如が、大規模な惨事を引き起こしたのだ。

 22日のハンギョレの取材を総合すると、大田の「安全工業」の経営陣は火災の危険性が非常に高い作業環境を放置していたうえ、火災に対する安全対策をおろそかにしていたことが明らかになった。作業の過程で切削油を使用していたため、工場内部には油を含んだ蒸気が充満していたにもかかわらず、換気設備が不足していたという。切削油だけでなく、天井などは油で汚れていたため、配管などを通じて火は瞬時に広がった。さらに、人命被害が集中したジムと休憩室は、違法に上に建て増しされたものだった。窓は1つだけで、避難路も十分に確保されていなかったため、昼休みにこの場所を利用していた従業員の多くが脱出できなかったとみられる。
(引用ここまで)




 韓国で14人が亡くなり、60人が重軽傷を負った大きな火災がありました。



 いつものように工場で。
 いつものようになんの安全対策も取られておらず。
 いつものように違法増築で避難経路も分かりにくくなっていた、とのこと。

 まあ……いつもの韓国ですね。
 1年半ほど前の電池工場での発火→火災となって、23人が亡くなった事故とほぼ同じ構造。



 この時は発火事故を幾度となく起こしていたリチウム(一次)電池を床に積み上げていて、ひとつが発火して即座に延焼。
 23人の犠牲者中、パッケージ作業をしていた外国人労働者が18人でした。

 この時は「どこに非常口があるのか教えてもらっていない」「そもそも非常口への経路は外国人労働者の持つパスでは扉が開かない」なんて状況だったとのことです。



 ……韓国では珍しくない光景です。



 今回も「切削油を使っていて、油の蒸気が充満していた」「床はすべって膝を痛めるほどだった」との話が出ています。
 こんな状況で火が出たら……ねえ。

「床の油のせいで膝が痛い」韓国・大田の火災工場、4年前から「危険警報」(中央日報)

 結果、真っ昼間に起こった火災であったにもかかわらず、冒頭のような犠牲者が出てしまったと。
 「火災報知器の誤作動は頻発」なんてのも韓国の安全意識そのもの。
 「油を含んだ蒸気で充満していたので換気扇を要求していた」のだけども、そんなことで工場を止めたら大損害ですからね?
 事故や火災なんて「起こるまでは起きていない」のですから、安全対策費なんて無駄金を費やすわけにはいかないんですよ。

 だいたい、こうした「安全対策費をけちった」がために起きた事故が1年に1回くらい、10人以上の犠牲者を伴って生じていますね。
 務安国際空港でコンクリート壁にぶつかって爆発炎上した済州航空機の事故なんかも同じ文脈で語れます。
 ま、根本的にはこんな国ですよ。これでもだいぶマシになったほうなのです。



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韓国の簡易宿泊所に宿泊していた日本人、火災で意識不明に……「安全」はお金を出しても買えないのが韓国なので

カテゴリ:放火・火災 コメント:(68)
タグ: ホステル 火災
火災発生のソウルのホステル、スプリンクラー設置なし…日本人親子の母親が意識不明
 火災が発生したのは、明洞(ミョンドン)・光化門(クァンファムン)などソウル市内の主な観光地に隣接する7階建ての建物。火災当時、カプセルホテル(3・6階)とホステル(7階)など2つの宿泊施設が営業中だったが、カプセルホテルが使用している3階で最初に火が出たものと推定される。宿泊していた6階から脱出したインド人観光客のデシラジさん(48)は、「煙がひどく、息ができないほどだった。従業員が裏口にある鉄製の階段に案内してくれたおかげで脱出できた」と語った。重傷を負った日本人親子は、当時常駐の従業員が退勤した7階のホステルの宿泊客だったという。

  火災が発生したカプセルホテルは、2段ベッドをいくつも並べて狭い空間に多数の宿泊客を受け入れられる「ハチの巣型」構造で、1泊の料金が3万~5万ウォン台(3000~5000円台)と安いため、主に若い外国人観光客が利用していた。又石大学のコン・ハソン教授(消防防災学)は、「単位面積当たりの可燃物の量が多いほど火災の危険性は高まるが、仕切りが可燃物でありうるため、危険度も高まる」とし、「宿泊客が多く、廊下も狭い場合は、避難が遅れる危険性もある」と指摘した。

  問題は、このように火災に脆弱なカプセルホテル型のゲストハウスにスプリンクラーが設置されていなかったという点だ。この建物は2000年以前に竣工したため、スプリンクラー設置の対象外だったためだ。消防当局の関係者は「(当該建物の)消防施設の詳細な現状を見ると、スプリンクラーは設置されていなかった」と明らかにした。

  法改正により、2018年から6階以上の宿泊施設、2022年からは階数に関係なく面積600平方メートル以上の宿泊施設にスプリンクラーの設置が義務化されたが、それ以前に竣工した建物にはこの規定が遡及適用されない。
(引用ここまで)




 なんでも21日にあるBTSの野外ライブにもう前乗りで韓国に向かっている人がいるようで。
 推し活も大変ですね。

 なんでも仁川国際空港のイミグレが1時間かかったとか……。
 ……仁川のイミグレ、1時間くらいは普通じゃない?
 あそこの手際、妙に悪いし。

 そんなこんなで三連休かつ、BTSのライブってことで日本からの観光客も少なくないそうですが。
 そんな中、韓国のホステルで火災。



 親子で韓国観光をしていた日本人の母親(50代)が意識不明のまま。



 20代の子供のほうも一時意識不明だったとのことですが。
 火事で意識不明から意識を取り戻した場合、いろいろ障害が残ることが多いのですが。
 そんなことがないことを祈りますわ。

 ホステルっていうのは日本でいうところの簡易宿泊所。共有キッチンを使えたりしますね。
 同じ建物にカプセルホテルがあって、火元はそちらだとのことですが。
 まあ、どっちにしてもスプリンクラー設置はないでしょうね。

 というか、ホテルにすらついていないことが多数。
 以前、ホテル火災があった後に「スプリンクラーが設置されているホテルを探したけど全然なかった」なんてこともありました。



 まあ、韓国では安全はお金をちょっと出すくらいでは買えないので。
 運がよければなんとかなります。
 韓国で一番、必要とされるパラメーターかもしれませんね……。



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韓国で起きた行政サーバー火災、原因は「バッテリーの電源を切らないまま移設しようとした」ことだった……そっかー、切らなかったかー。じゃあ、ショートして火事起きてもしょうがないなー

国政資源火災は「人災」··· 電源を遮断せずに作業中に発生(朝鮮日報・朝鮮語)
9月26日午後8時15分頃、大田儒城区国家情報資源管理院5階電算室で火災が発生し、政府24、モバイル身分証、郵便局サービスなどシステムが麻痺した。

当時、電算室では「無停電電源装置(停電時にサーバーに電気を供給する非常電源)」のリチウムバッテリーを地下に移転する作業が進行中だった。作業者は本体である無停電電源装置とその内部に装着された1~8番バッテリーの電源を全て遮断した後、作業をしなければならなかったが、2~8番バッテリー電源を遮断しなかったことが調査された。

分離した電線をテープで包むなど絶縁作業もしなかったという。 警察はこのために4・5番バッテリー側から火花が散ったと明らかにした。

警察関係者は「当時、作業者に全員を遮断しなければならないと教育したが、装備を取りにしばらく席を外した作業者2人が全員を遮断せず事故が起きた」と話した。 電気工事は下請けが禁止されているが、バッテリー移転工事を受注した業者は不法下請けをしたことが調査された。 当時、作業者は全員下請け業者所属だった。
(引用ここまで)




 えーっとですね。
 9月末に韓国の行政サーバが全部燃えたって火災あったじゃないですか。
 んで、アクティブバックアップ、パッシブバックアップもなくデータバックアップしかされてなかった。
 ちまちま手作業でバックアップデータを書き戻しする間、デジタル行政がほぼゼロになるって状況に陥っていました。



 あまつさえ重要度によって月イチ、週イチのバックアップ作業しかないデータもあったのですが、月末かつ週末だったので1ヶ月分、もしくは1週間分がほぼ吹っ飛んだっていう。
 たとえば「終末医療を受けたいか否か」の申請なんかも吹っ飛んで、もはや誰からそのデータを受け取ったのかも分からない。
 場合によっては延命治療を受けたくないと思っていた人も延命治療を受けている可能性すらあるっていうね。



 あとおまけに国家公務員の作業用クラウドストレージはいっさいバックアップをしていなかったので、個人の仕事データが数年分まるまる吹っ飛んだなんて事態にもなっています。



 まあ……いやな事故だったね。

 

 というかまあ、バックアップサーバを作る予算がなかったので、本番サーバだけ構築してサービススタートさせたりとか、とても韓国らしい所業だとは思うのですが。
 その後、ぽつぽつと火災原因が見えてきています。

 まず、無停電電源装置のリチウムイオン充電池を充分に消耗させてから移設する、という予定だったのですが。
 充電率80%で移設作業開始していたことが判明しています。



 で、今回は「電源を切らないまま移設作業を進めようとしていた」ことが判明。
 ……。
 …………。
 そっかー、電源切らなかったかー。

 じゃあ、どっかとショートして火事が起きてもしょうがないな。
 しょうがないしょうがない。
 韓国なのだからしょうがない。



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