昨年10月8日、スウェーデンのノーベル委員会は2025年ノーベル賞を発表し、ノーベル化学賞と生理医学賞に日本人をそれぞれ1人ずつ選定·公布した。 日本のノーベル賞受賞は31回目で、科学関連ノーベル賞(物理学賞12、化学賞9、生理医学賞6人)は27回目だ。 学者としてうらやましさを感じるが、一方では恥ずかしいこともある。
これまで日本が科学関連のノーベル賞を27人も受賞する間、私たちは何をしていたのだろうか。 様々な理由があるだろうが、筆者が見るには制度的な影響が大きい。 (中略)
ソウル大学をはじめとするほぼすべての大学が類似した単科大学や学科、同じ専攻、さらにはカリキュラムまで大同小異だ。 さらに大きな問題は、総合大学の場合、すべての専攻を備えた、まさに「学科専攻デパート」として運営される。 これでは、一つの分野に深みのある研究が行われるはずがなく、ノーベル賞は夢見ることもできないのが実情だ。 したがって、これからは「選択と集中」に乗り出さなければならない。 (中略)
全国すべての大学の体育学科は韓国体育大学校へ、音楽など芸術関連学科は韓国芸術総合学校へ、教育関連学科は韓国教員大学校へと編入させ、美術大学は弘益大学、商学系は延世大学、法学部は高麗大学、工学部は漢陽大学などに特化して集中的な研究に取り組むべきだ。 また、ソウル大学は基礎科学である数学、物理、化学、生物分野に特化し、ノーベル賞中心大学に育てなければならない。 このような国内外の優秀な人材には、医師より高い報酬を提供し、研究だけに集中させるのも一つの方策だ。 (中略)
第三に、このように特化した首都圏の大学を地域特性と類似した地方に移転しなければならない。
(引用ここまで)
去年、日本人がまたもやノーベル賞をダブル受賞したことで、韓国側のリアクションが面白くなったのは記憶に新しいところですが。
年明けにも「こうすれば韓国もノーベル賞を執ることができる!」みたいなコラムがあったのでご紹介。
その提言内容はざっくりこんな感じ。
・現在の大学制度を創造的破壊しなければ。
・大学そのものを学科に特化させる。
・ソウル大学に基礎科学を集中させる。
・これらの大学を地方に分散させる。
……だ、そうで。
「首都圏への一極集中」って一言にいいますが、韓国は明らかにやりすぎているので。
それをノーベル賞云々のついでに是正したいんでしょうけども。
でもまあ、「それができれば苦労はしねえ」ってヤツですわ。
半導体工場ですら「ソウルの近郊にしないと研究者が集まらない」ってレベルの国ですよ?
大学がソウルから出てしまったら、没落間違いなしですわ。
KAISTやPOSTECHみたいに工学系に特化しているとかならともかくなぁ……。
まあ、ここまで自然科学部門のノーベル賞は受賞ゼロ。
日本人のそれは27個。
韓国メディアやら識者は「このままでは日本に追いつけない!」とか言ってますが、もはや比較対象ですらないのですよ。
なので「なにかを変えれば……」ってすがるのも気分的には分からないでもないけどね。
変えたところで医師偏重の社会が改まるとも思えませんし。
社会全体を改変するくらいじゃなきゃ意味ないでしょうね。
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