相互RSS募集中です

カテゴリ:軍事の記事一覧

韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も……

カテゴリ:軍事 コメント:(75)
K防衛産業、ポーランド輸出「ジャックポット」なかったことになるのか……政権交代で無効の可能性(京郷新聞・朝鮮語)
政権交代が有力なポーランドで10月の総選挙以後、前政権が締結した契約が無効化されかねないという展望が出てきた。 韓国からの防衛装備の輸入も無効になる可能性が提起されている。

10日(現地時間)、ロイター通信によると、野党連合の一員である「ポーランド2050」所属のシモン・ホロブニア下院議長は同日、民放「ラジオジェット」に対し、「法と正義党(PiS)臨時政府が署名した合意は無効になる可能性もある」とし、10月15日の総選挙以降、PiSは予算を使わず、国家管理だけに権限を制限すべきだったと述べた。

先立って10月15日の総選挙で執権党であり民族主義指向右派保守政党であるPiSは下院で35.4%を得票するにとどまり第1党になったが、過半数確保に失敗した。 一方、欧州連合(EU)首脳会議常任議長を歴任したドナルド·タスク元首相率いる市民連合(KO)が主導する野党連合は、過半数の議席を獲得することに成功し、8年ぶりに政権奪還を目前にしている。 PiSのマテウシュ·モラビエツキ首相が信任投票で予想通り敗れた場合、野党連合が11日に政権を獲得できる見通しだ。

ロイター通信は前政権の合意が無効化される場合、韓国の防衛産業輸出にも火の粉が飛ぶという観測を出した。 新政府の国防長官と予想されるポーランド農民党(PSL)のウラジスラヴ・コシニアカミッシュ代表は前日、マスコミとのインタビューでポーランド独自の防衛産業に対する投資の重要性を強調し、「PiS政府が10月15日以後に締結した契約は分析と評価を経るだろう」と述べた。 (中略)

これに先立ち、ロシアのウクライナ侵攻後、国防力増強を図っているポーランドは、韓国と数十億ドル分の兵器購入契約を締結し、国内の期待を集めている。 しかし、今回の政権交代問題に資金不足まで重なり、武器輸出契約が失敗に終わる恐れがあるという憂慮が多数提起された状況だ。

フィナンシャルタイムズ(FT)も11月「韓国は防衛産業輸出契約の一部がポーランドの政権交代と資金不足により危険にさらされる恐れがあると憂慮している」と報道した経緯がある。 韓国政府はポーランドの資金調達を支援するため、先月、5大都市銀行の関係者を呼んで共同融資の形で金融支援を行う案について話し合ったという。
(引用ここまで)


 「ポーランドへの兵器輸出でうっはうは」としていた韓国ですが、ポーランドが政権交代したこともあって輸出そのものがなくなりそうだとのニュース。
 そもそも、韓国側もK2、F/A-50の輸出に際してポーランドに貸出をする予定だったのですが。
 担当の輸出入銀行の貸出枠を拡大することができずにいる状況。

韓国のポーランド武器輸出が暗礁に…国会空転で資金調達に支障(中央日報)

 9月時点でこれ。
 けっきょく、国会での承認が得られずに民間の5大銀行を集めてなんとか資金を調達……というか、捻出しようとしているところでした。

 韓国にはメガバンクがないために、こうした国家同士の借款の伴う取引に極端に弱いのですね。
 原発輸出をUAEに対して成功させましたが、その時も「60年運転保証、韓国軍派遣確約、全額借款」というオプション付きで、かつ国際市場から借りてからUAEに貸しつけたことで逆ざやになる始末だったことが後日に語られています。
 この時も「メガバンクがあれば資金調達が楽にできるのに……」みたいな話がありましたね。


 ドル建ての総資産額で毎年ランキングが発表されるのですが、韓国の銀行が上位50位に入っていたことは1度もないんじゃないかな。
 総資産で1兆ドル以上とされるメガバンクはもちろん存在しません。……もしかしたらウォン安で入っていないだけかもしれませんけどね?
 ちなみに韓国以上に円安が進んでいる日本は三菱UFJ、三井住友、みずほ、ゆうちょが総資産1兆ドル以上となっています。

 閑話休題。
 そうした韓国での資金調達問題がありつつ、さらにポーランドの新政権からは「我々は我々自身の防衛産業への投資を考えなければならない」とする意向が働いています。
 とりあえずK2に関しては第1次契約の180輛はともかく、その後のK2PL(ポーランド向けにアレンジしたもの)820輛についてはキャンセルの可能性が高い。180輛もどうなることやら(初期の28輛については納入済)。
 FA-50についても初期12機は納入される(された?)のでしょうが、それ以降の36機の行方は暗め。
 どうも韓国としてはKF-21の輸出国としてポーランドに期待していたらしいのですけど、それどころじゃなくなっている感じですね。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

韓国メディア「日本が軍事大国化している。多くの兵器を増強しているぞ」……なお、記事には間違いばかりの模様

カテゴリ:軍事 コメント:(70)
タグ: 軍事
[寄稿]ウクライナ戦争の口実… 日本の軍事力が大きく増えている(朝鮮日報・朝鮮語)
ロシアのウクライナ侵略を機に、日本がまるで待っていたかのように本格的な軍事力増強に乗り出している。これまでも日本の軍事力は自衛隊だと言うが、韓国よりはるかに先端兵器で武装した国だが、ロシアの侵略戦争で軍事戦略が防御戦略から攻撃戦略に変わる。2022年末に決定された国家安全保障戦略が法律的な後押しを受け、ブレーキのない軍事大国として走っている。兵器体系を見れば、北朝鮮と中国東部を打撃できる射程1000キロ以上のミサイルを2024年から1000発保有することに決めた。第2次世界大戦後、日本は射程数百キロの地対艦ミサイルを保有していたが、すべてが防御用ミサイルだったが、今はすべてが攻撃型ミサイルに変わるという点が特別な変化だ。軍国主義を放棄し、相手が攻撃した時、防御用の対処をするといういわゆる専修防衛戦略がなくなるのだ。あまりにも大きな歴史の変化が北東アジアで起きているのだが、米国の同意の下、スピード感を持って進んでいる。 (中略)

世界最高の戦闘艦であるイージス艦を韓国は3隻保有しているが、日本は計6隻だ。4万〜5万トン級の中型空母も2隻を計画している。中国潜水艦の天敵という対潜哨戒機も100機余りを超え、独自開発したP-1対潜哨戒機は航続距離が9000kmを超え、朝日新聞は「大東亜共栄圏」タイプの対潜哨戒機とニックネームを付けたことがある。北朝鮮のキム・ジョンウン第1書記が最も恐れる米国のF-35ステルス戦闘機も、韓国は60機だが、日本は147機を保有することになる。潜水艦戦力も原子力潜水艦ではない潜水艦としては世界最高の性能を誇るそうりゅう型潜水艦で武装しており、韓国の潜水艦が対抗するのは難しい。

日本はまた、主に米国から輸入してきた兵器を国産化して自主生産し、国が主導して輸出に邁進することにしたという。国家が主導することは第2次世界大戦で敗戦してから初めてのことだ。中国に劣らないもう一つの軍事大国日本が隣国に登場している現実を直視しなければならない。
(引用ここまで)


 ……なんかこう。
 まるでウクライナ戦争を契機にして日本が軍事大国への道を辿っているって話を韓国メディアがしているのですが。
 いや、それをいうなら大量の戦車、戦闘機、自走砲を売り込んでいる韓国はなんなんだって話ですわな。
 ポーランドに180輛のK2戦車、K9自走砲を212輛、F/A-50を48機。
 ウクライナ戦争を利用して大儲けしているわけで。

 そもそもが日本が戦力増強を見ているのはウクライナ戦争きっかけではなく、中国への備えです。明らかに。
 先日、フィリピンと円滑化協定について協議を開始したとのニュースが入ってきました。

日本とフィリピン、安保協力の円滑化協定で協議開始-中国けん制(ブルームバーグ)

 これ、ダイヤモンド安保構想2.0といってもいいものになる可能性があります。
 まあ……フィリピンは政権によって大きく対中政策が変わる危険性もなくはないのですが。
 それでも中国がフィリピンへの「小国扱い」をやめるとも思えないので。
 準同盟がかなえば、こんな感じで中国の太平洋進出をきつくすることができます。

asia_whitemap.png

 イギリス、オーストラリアとのRAA(円滑化協定)とは異なって、フィリピンへのそれはかなり日本からの供与が多くなるのでしょう。


 台湾がさまざまな国からの技術供与を受けて自国での2500トンクラスの潜水艦建造を成功させたように。

台湾が初の自主建造潜水艦を披露 対中防衛を強化(BBC)

 フィリピンにも潜水艦が欲しいところ。いま選定中とのことですが、たいげい型供与はさすがに無理か。
 現在日本から供与中のTC-90も将来的にはP-3C供与とかになるのかもしれないですね。

 閑話休題。
 この記事の事実誤認がけっこうきついですね。
 4〜5万トン級の中型空母云々はおそらくおおすみ型の後継艦のことなんでしょうが、まだ机上もいいところ。
 JMUの電磁カタパルト搭載か、っていわれているアレですね。まだ「予定」ですらないんだよな。

 通常動力の最新潜水艦はたいげい型が就役済。そうりゅう型はひとつ前。
 日本のイージス艦は6隻ではなく8隻(こんごう型x4、あたご型x2、まや型x2)。あと2隻追加予定。
 P-1が大東亜共栄圏型対潜哨戒機……いくら朝日新聞でもそんな言いかたします?
 まあ、「軍事大国化」っつーてこうして根本を間違っているレベルでしかない、ってところです。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

韓国陸軍からついにM48A3が退役! ただし、M48A5はいまだに400輛残存

カテゴリ:軍事 コメント:(53)
「50年前の装備が今もある」、古い武器を依然として使う韓国軍(世界日報・朝鮮語)
国会国防委員会所属の国民の力であるイ·チェイク議員が軍当局から提出された軍団級以上部隊の耐久年限超過装備現況資料によると、地上·艦艇·航空装備の中で耐久年限が過ぎたものが相当数あった。

地上分野ではM48A5K戦車、M101105mm曲射砲、M114mm155mm曲射砲、ミストラル地対空ミサイルと土偶対戦車ミサイルが退役予定対象であることが分かった。

艦艇分野では蔚山級護衛艦(FF)、浦項級哨戒艦(PCC)、チャムスリ級高速艇(PKM)、機雷探索艦(MHC)が耐久年限を超えている。航空装備はF-5E戦闘機とヘリコプター(500MD、AH-1S、BO-105、CH-47D)が含まれた。

昨年公開されたものと比較すると、海兵隊M48A3K戦車は今年明らかになった耐久年限超過装備対象から除外された。耐久年限が25年だったM48A3Kは90mm主砲を使用する戦車で、1970年代から韓国軍で使われてきた。 (中略)

1964〜1995年に導入されたM48A5K戦車は耐久年限(25年)を超えたが、完全に退役していない。昨年基準で400台余りが残っているという。 (中略)

これと関連して防衛事業庁は今年5月、国産K2戦車4次量産計画を確定した。来年から2028年まで1兆9400億ウォンをかけて150台余りのK2戦車を作る。K2戦車が追加配置されれば、機甲電力の現代化には一層弾みがつく見通しだ。 (中略)

F-5Eは1970年代に導入した機種と1982~1986年に国内生産した機種がある。国内生産基準でも30年以上使われたわけだ。早ければ国産KF21量産が本格化する2020年代後半からは一線から順次退く見通しだ。
(引用ここまで)


 ようやく。
 実にようやく昨年になってM48A3Kが退役を迎えたそうです。世界で唯一、韓国陸軍でだけ使われてきたんじゃないですかね。
 M48A5やM60はともかく、A3はもう骨董品というか動かしているのなんでってくらいの代物でした。
 というかM48A5がまだ400輛あるってのもすごいですけどね。

 韓国は基本戦略として南北軍事境界線に戦車をまんべんなく配置するという方針を取っています。
 ざっくり2000輛を配置しています。
 そのためにM48A3まで引っ張り出して「こっちには戦車いっぱいあるぞ!」ってやってたわけですね。
 どうにかこうにかK2戦車の4次生産(予定)にまでやってきたのでM48A3は退役できた模様。


 さて、そのK2ですが260輛が生産されていて、うち10輛をポーランドに輸出しています。さらにポーランド向け生産を170輛。これはK2のまま。韓国製エンジンにレンク社製トランスミッションを搭載したもの。
 オプション契約の追加分800輛があれば、それは改修したK2PLになるともされています。現地生産になるのでは、ともされていますね。

 で、いつものパワーパックですが。
 4次生産の150輛からは韓国国産パワーパックが採用される予定になっています。

K2戦車、来年から5年間で2兆ウォン台の量産……航空機統制機の追加購入(聯合ニュース・朝鮮語)

 ただし、まだ耐久試験には合格していない状況のまま。
 まあ、もうひとネタもふたネタも提供してくれるのではないか、との感触。

 F-5EやF-4Eが現役なのもさすがにどうにかしたほうがよさそう。
 まあ、代替の戦闘機がないのでKF-21が戦力化されるまではそのままなんでしょうが。
 こちらは一応、2026年に戦力化の予定。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

韓国の水陸両用車による死亡事故、20ミリの降雨があり、視界も悪い中で試験が行われていた……なお、待機してたのは小型ボート2隻と漁船だけ……

カテゴリ:軍事 コメント:(46)
「雨が降っているのになぜ水中試験?」 海洋警察、浦項装甲車事故合同鑑識実施(韓国日報・朝鮮語)
気象庁などによると、26日、事故地点の浦項市南区東海邑道九里の海岸沿いは19.9ミリの雨が降り、一日中曇り空だった。現場には小型ボート2隻と漁船1隻、潜水士などが待機したが、装甲車沈没を防ぐには力不足だった。しかも浸水事故後も位置把握ができず救助に乗り出した海軍と海洋警察、消防などが装甲車を発見するまで2時間近くかかった。

海洋警察は、装甲車の開発に参加した国防科学研究所(ADD)と防衛産業会社に対しても捜査を拡大するものとみられる。事故が起きた装甲車は、軍当局がハンファ·エアロスペースに依頼して製作した上陸突撃装甲車の試作品だ。海洋警察関係者は「製品欠陥で事故が起きた可能性を排除していない」とし「装甲車が高度な技術開発で作られた装備であり軍事装備なので捜査結果が出るまでに多くの時間と人材が必要になるものと見られる」と話した。
(引用ここまで・太字引用者)


 先日お伝えした、韓国軍で開発の水陸両用車であるKAAV-II(KAAV-2)の浸水事故
 けっこうひどい状況であったことが判明しています。
 20ミリの降雨、とありますがこれが1時間あたりだったらけっこうな雨。
 実際の現地の様子があったので見てみたのですが……。



 え、これで水中試験したの?
 波こそそこまで高くないものの、視界は相当に悪い。
 いや、軍用車両なんだからそういう状況でも使えなきゃいけないのは当然ですが。


 それにしたって「小型ボート2隻と漁船1隻、潜水士など」でやる試験内容じゃないんじゃないって感じではあります。
 捜索開始から発見まで2時間かかったのも納得ですね。
 やっぱり現場猫案件ですわ。

 なお、亡くなった2人は国立墓地に祀られることもなく、国家有功者としても扱われず、公的には「ただ事故で亡くなっただけ」という扱いを受けるそうです。

KAAV-Ⅱ犠牲者たち… 国立墓地にその場所はない(SBS・朝鮮語)

 なんだろ……悲惨だわ。

 ちなみに日本では三菱重工が10年くらい前から水陸両用車を開発していて、アメリカ軍の海兵隊が「20ノット出せるなら興味がある」なんて話が出ています。
 とはいえ、自衛隊はAAV7導入しちゃいましたけどね。

アングル:三菱重の水陸両用車、米海兵隊が関心(ロイター)

 自衛隊からも装軌装甲車に3000馬力のウォータージェットエンジンを併用することで珊瑚礁を踏破して上陸するパワーがあるものってレポートが出てましたね。
 韓国のKAAV-IIは13ノットくらいが目標性能だそうです。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

韓国で試運転中に水没事故を揚陸水陸両用車、開発中にもかかわらずまともな酸素供給装置すらなかった……

カテゴリ:軍事 コメント:(126)
タグ: KAAV-2 軍事
[単独]浦項2人の死亡した浸水装甲車、酸素供給装置がなかった(韓国日報・朝鮮語)
27日の韓国日報の取材を総合すると、前日午後3時ごろ、浦項市南区東海面(ナムグ·トンヘミョン)の都区海水浴場近くの海兵隊第1師団訓練場で試運転中だった上陸突撃装甲車(KAAV-Ⅱ)は、1筒に10〜20分ほど耐えられる小さな酸素ボンベを3つ備え、海に入った。この装甲車は海上浸透作戦に投入される装備で、海と陸地を行き来する水陸両用に開発された。装甲車が水中に完全に沈んだ後、相当な時間が経っても出てこないため、陸地でこれを見守っていた国防科学研究所(ADD)関係者などが軍と海洋警察などに知らせ、約40分後に消防などが連絡を受けて現場に到着した。

しかし、装甲車の位置把握だけでも相当な時間がかかった。海軍特殊部隊まで動員され肉眼で水中捜索に乗り出し、1時間が過ぎて海水浴場から約1km離れた水深10m余りの地点で装甲車を発見したという。十分な酸素供給装備なしに装甲車が長時間水中に沈んでいたため、特殊部隊の隊員たちが装甲車を発見してハッチ(蓋)を開けた時、防衛産業会社の職員2人は心停止状態だったという。ADDなどは事故装甲車をまだ水の外に回収できていない。

救助当局の関係者は「水中では水圧のためドアをすぐに開けることができず、搭乗者がドアを開けたり救助されるまで耐えられる酸素供給装備があるかを救助当時に確認したが、なかった」と話した。海兵隊も上陸装甲車大隊の海上機動訓練を行う際、火災や浸水などの非常事態に備えて酸素呼吸器の使い方を身につけ、非常脱出訓練を実施しているというが、問題の装甲車に酸素供給を行うほどの装備はなかった。 (中略)

これに対し防衛産業会社の関係者は「今回の試作品試験は安全規定により酸素ボンベ3個が配置されており、人によって差があるだろうが、搭乗者1人が1時間前後を耐えられる状況だった」とし「位置追跡も搭乗者が着用したネックレス型の信号発生器で探すことができ、肉眼だけに依存したものではなかった」と説明した。しかし、この関係者は「事故当時、信号発生器がまともに作動したかなどは調査中」と話した。
(引用ここまで)


 先日、韓国軍が開発中の水陸両用車KAAV-II(KAAV-2)が水没事故を起こしまして。
 試運転を行っていた開発元の社員2名が亡くなったそうです。
 こうした開発中の事故はどうしてもなくせないものだよなぁ……くらいに見ていたのですが。
 だいぶ「お笑い韓国軍」仕様の事故だったことが判明しつつあります。

 水陸両用の装甲兵員輸送車、揚陸するためのものなのですが水没はしません。
 陸上自衛隊が保有するアメリカのAAV-7での訓練風景の動画があったのでご覧ください。



 上部が浮いているのが分かると思います。
 KAAV-2がこれと同様なのかどうかは分かりませんが、少なくとも「水没」は異常事態。


 で、その異常事態が起きてから軍と海洋警察に知らせて、1時間後に水没したKAAV-IIのハッチを開けて操縦者を「救出」したそうですわ。
 もちろん、心肺停止状態。
 なお、まともな酸素供給装置はなし。

 沈む可能性をゼロと認識してのテストですよね、これ。
 引き上げる装備なし、酸素ボンベも最低限のものだけ。
 通信回線も常時開けていない。
 沈んだあとの位置把握すらできていない。
 現場猫が受話器を持って「なんで沈まないって思ったんですか」って言っている風景しか思い浮かばないですわ。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→


韓国軍「2037年までに戦闘機用ジェットエンジンを独自に開発する。推力は1万5000ポンド以上! F414クラスだ」「戦闘機輸出の自由を得るためにエンジン技術を獲得しなければならない」……ですって

戦闘機の心臓、エンジンはなぜ私たちが作れないのか(東亞日報・朝鮮語)
戦闘機1台の輸出が国産中型自動車1000台の輸出に匹敵するという話を聞いたことがありますか。それだけ武器体系の中でも戦闘機の付加価値が大きいということです。ちょうど最初の国産戦闘機KF21の量産段階への進入が目前に迫っており、この分野への関心が高まります。

ところでKF-21戦闘機の心臓であるエンジンは誰のものでしょうか。米国ゼネラル·エレクトリック(GE)の「F414」エンジン設計図を受け、韓国でライセンス生産します。事実上、心臓はアメリカ産と同じです。航空エンジン開発技術を持つ国が全世界に6カ国(アメリカ·イギリス·フランス·ロシア·ウクライナ·中国)だけだからです。 (中略)

前述した通り、国産戦闘機KF-21や軽攻撃機FA-50エンジンはすべて米国GEのものです。したがってKF-21とFA-50を他国に輸出するにはアメリカの承認が必要です。 もしアメリカが「No」と言ったらエンジンを手に入れることができないので輸出が不可能です。2020年、アラブ首長国連邦とK9自走砲の輸出契約を結んでも、ドイツのエンジン輸出禁止のため、結局輸出できなかったのと似たような一種の心臓麻痺が生じる可能性もあるのです。つまり、航空エンジンの開発は自主国防の問題だけでなく、K防衛産業の未来がかかっている問題です。 (中略)

戦闘機に入るエンジンは推力が1万5000ポンド以上でなければなりません。防衛事業庁が今年2月の「ドローンショーコリア2023年カンファレンス」で、「1万5000ポンド級の新型ターボファンエンジンを2037年までに開発する」と発表し、話題になりました。その程度のエンジンなら、アフターバーナーまで装着する場合、KF-21に搭載されたF414エンジン(最大推力2万2000ポンド)に匹敵するからです。ただ、まだ具体的な計画というよりは宣言的な水準です。
(引用ここまで)


 韓国がKF-21の輸出(や共同開発)に際してアメリカの意向をさかんに気にしています。
 それもそのはずで、KF-21のエンジンはGE社のF414。
 アメリカがノーといえばそれに逆らうことはできません。

 記事中にもありますが、K-9自走砲をUAEに輸出しようとしてドイツからノーを突きつけられたこともありますし。
 韓国の訓練機兼軽攻撃機であるFA-50(T-50I)をインドネシアに輸出した当初、アメリカからの許可が下りずにレーダーが使えない状態でした。
 あるいはT-50のウズベキスタンへの輸出もアメリカの横やりで潰されています。

韓国を裏切るインドネシア。「KF-Xに出せるお金はない」と言いつつ、ラファールの購入を推進へ(楽韓Web過去エントリ)
「韓国の独自技術で開発された」はずの超音速練習機T-50、アメリカから「我が国の技術流出は不可」とされて輸出禁止に(楽韓Web過去エントリ)

 これら以外にもアルゼンチンにT-50を売ろうとしたのだけども、イギリスのマーチンベイカー社の射出座席を採用していたので許可が出なかったなんてこともあったはず。


 というわけで「輸出を自由にするためにも技術独立」が叫ばれていまして。
 2037年までに戦闘機用ジェットエンジンを独自技術で製造することを宣言しているのです。
 目標スペックは1万5000ポンド。
 うん、まあ……がんばれ。


 なお、韓国では自国の戦闘機用エンジンの技術水準はアメリカに比べて60%ていどである、としています。

人工衛星·極超音速·ミサイル防衛技術、米英の50〜60%にとどまる(韓国経済新聞・朝鮮語)

 なにをもって「60%ある」としているのかは不明ですが。
 これまでF404、F414(予定)、F110といった戦闘機エンジンのライセンス生産はしていることもあって、「あるていどの技術はある」としているんでしょうけどね。
 UAVのエンジンを製造するのとジェットエンジンとじゃ技術水準はまるで違いますわな。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

韓国の銘品兵器(自称)のK2戦車、第4次生産が決定。「今度こそパワーパックを純国産化する」と意気込むものの、前途多難

カテゴリ:軍事 コメント:(61)
K2戦車国産変速機搭載、スタートから「きしむ」(イーデイリー・朝鮮語)
軍当局がK2戦車に国産変速機の適用を検討することを決めたが、事業開始からギクシャクしている様子だ。従来の製品ではなく、新しい変速機を作って試験評価に参加するようメーカーを圧迫してからだ。

11日、関連業界によると、最近防衛事業庁・国防技術品質院とSNTダイナミックスなどが参加した会議で、K2戦車4次量産分に国産変速機を搭載するための試験評価案が議論された。

軍当局は変速装置、制動装置国産化および強固な設計反映など品質改善が行われたと判断し、今回の4次量産事業を推進しながら国産変速機を搭載するという構想だ。国産変速機に対する320時間耐久度検査を経て、エンジンと変速機を結合した戦車の3200㎞駆動が可能であれば、4次量産戦車に搭載するということだ。

国防技術品質院主管の品質検査を今年6月から来年8月まで行った後、その結果を考慮して2024年10月頃に4次量産適用判断および契約を推進するという構想だ。軍当局は4次量産期間を考慮し、SNTダイナミックスがトルコに独自輸出した変速機で品質検査を推進する計画だった。

防衛事業庁は1日、国会国防委員会業務報告で「メーカー生産(トルコ)輸出用変速機に対する国防技術品質院主管品質検査後、その結果を考慮して4次量産適用を推進する」とし「4次量産分の戦力化遅延防止のため輸出用に優先生産される変速機に対して国防規格を適用し品質検査を早期に完了する」と明らかにした。

しかし、今回の会議で政府当局は既存の変速機に問題があり試験評価を通過できなかったため、部品ひとつひとつまで新しく製作して作った変速機で試験評価を進めるという方針を通知した。
(引用ここまで)


 「銘品戦車」(自称)こと韓国の主力戦車であるK2の4次生産が決定しまして。
 これまで260輛ほどが韓国陸軍のために生産されています。
 加えて150輛を追加生産する方針だそうです。
 これにポーランドに供給契約のまとまっている180輛も加えると580輛とかなりの生産数を誇る戦車となりますね。

 ただ、記事にあるようにパワーパックの国産化はまだでした。
 記事によると第4次生産は2024年以降のものになるので、そこに向けてテストを行っていく……とのこと。
 つまり、これまで生産が決まっている440輛については、ユーロパワーパックを搭載した第1次生産分100輛
 第2次、および第3次生産、さらにポーランド輸出用では韓国製のエンジン、ドイツ製ミッションを採用したものが取りつけられている……と。
 うん、やっぱり製造できていなかったか。


 変速機についてはこれまでも相当に揉めてきて、軍から「停止状態→32km/hまで8秒」が目標だった加速についての要求性能を10秒にするなどハードルを下げてきたのですが。
 それでも達成できず。
 耐久性テストをクリアできなかったのですね。

 今回も「まったく新規の部品で変速機を生産し、それをテストに回せ」と軍から言われているそうで。
 一応、トルコのアルタイには韓国製パワーパックを輸出しているそうですが、韓国軍当局は満足していないとのことです。

 ……いつものK2の輝かしい歴史いっておくか。

 陸軍「K2戦車は純国産の名品戦車(自分で言っちゃう)、600輛製造! 輸出もばんばんしていくぞ!」
   ↓
 韓国の技術力ではパワーパックの製造ができないことが判明。初期生産の半数はドイツ製に?
   ↓
 韓国メディア「パワーパックの製造に成功したのはドイツだけだから韓国で失敗してもしかたない」とか嘘をつく。
   ↓
 K-2の量産予定を600輛→200輛に減数。第1期生産分100輛はすべてドイツ製パワーパックを採用
   ↓
 追加生産分約100輛については国産パワーパック採用が決定
   ↓
 ついで3次生産分約100輛の追加生産が決定。全生産数は約300輛(予定)に。
   ↓
 ただし開発チームはすでに解散済
   ↓
 S&T重工業の生産する変速機が9600km走破の耐久テストに合格できないことが判明。
   ↓
 6回目のテストを行ってもどうしても合格できない
   ↓
 S&T重工業、業を煮やして封印してドイツに送って原因究明するべき部品の封印を勝手に破ってしまう
   ↓
 S&T重工業「耐久テストのハードルが高すぎる。訴えてやる!」と韓国政府を提訴
   ↓
 S&T重工業、軍から第7回耐久テストを依頼されても試作変速機を提出するつもりなし
   ↓
 ヒュンダイロテム、1日4500万円相当の天文学的遅延賠償金支払い義務(上限なし)に頭を抱える。
   ↓
 第2次生産での国産変速機の採用を断念
   ↓
 ドイツ製変速機の採用が決定。
   ↓
 ポーランドへの輸出を試みるものの失敗
   ↓
 ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、一転ポーランドで大量採用決定。ただし、変速機はドイツのまま
   ↓
 150輛の第4次生産が決定。今度こそ国産変速機を採用したい、とするものの……←イマココ

 あ、そうそう。
 ちらっと次期主力戦車K3の話題があったので、そのうちピックアップします。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

韓国で「電磁波で殺人マクワウリができる」「人間が茹だってしまう」と怪談を広められていたTHAADミサイル問題、ようやく環境アセスが終了……実態は「規制値の0.2%相当」だった……ま、そんな数字なんて反対運動には関係ないのですけどね

THAAD電磁波「6年の怪談」…実際は基準値の0.19%=韓国(中央日報)
慶尚北道星州(キョンサンブクド・ソンジュ)にある在韓米軍の高高度ミサイル防衛(THAAD)システム基地に対する環境影響評価がついに終わった。2017年のサード配備以来、6年ぶりのことだ。環境影響評価の結果、THAADの電磁波は測定最大値が0.018870W/㎡(ワット毎平方メートル)で、人体保護基準(10W/㎡)の530分の1水準(0.189%)にとどまった。携帯電話基地局より電磁波が出ないということだ。

2017年導入当時、一部の政党、進歩市民団体、マスコミなどは「THAADによる電磁波が星州産マクワウリに染み込んで腐らせる」「星州産マクワウリが『電子レンジマクワウリ』になるだろう」などの各種「THAAD怪談」を広めた。全国のマクワウリ栽培面積の70%以上を占める最大産地である星州の農民は一時数百億ウォン台の売り上げの打撃を受けたりもした。さらに、一部の共に民主党議員は当時反対集会に参加し「強力な電磁波の下で私の体が揚がりそうで嫌だ」という歌まで作り怪談拡大の先頭に立った。しかし、いざ科学的検査結果は人体に無害だということだった。

国防部と環境部は21日、「先月11日、国防部国防施設本部が受け付けた星州THAAD基地の環境影響評価書に対する協議を完了し、環境影響評価書を承認した」と明らかにした。環境部は「THAADによる電磁波に関連し、国防部(空軍)と信頼性のある第3の機関である韓国電波振興協会の実測資料を関係専門機関および専門家などとともに総合検討した結果、測定最大値が人体保護基準の0.189%水準であり、人体および周辺環境に及ぼす影響は微々たるものと判断された」と明らかにした。
(引用ここまで)


 韓国では2016年7月、地対空迎撃ミサイルの統合システムであるTHAADミサイルの導入を決定しました。
 実際の配備は翌2017年の3月に2基のランチャーを導入。
 しばらくはこの暫定導入の形のままかと思いきや、ムン・ジェイン大統領が北朝鮮の弾道ミサイル連発にびびりまくって6基の正規導入を推進してしまいました。
 左派全体でTHAAD導入の反対運動をしていたのですけどね(笑)。

 その反対運動のお題目もまあ陳腐というか、反科学を極めたものでした。
 「THAADミサイルのXバンドレーダーから出る電磁波で殺人マクワウリができる!」だの「ミツバチが全滅する」「農作物が全滅する」だの大騒ぎしていました。
 主として左派がそんな主張をしていましたね。

 導入決定当時、パク・クネ政権の国防部長官(防衛相に相当)は「THAADミサイルが配備されたら私が現場に行って電磁波を浴びてみせよう」まで言ってました。
 そんな騒ぎのあったTHAADミサイルの環境アセスメントがようやく終了し、THAADミサイル部隊の正常化に乗り出すことができるようになったとのニュース。

 ん? このTHAAD反対騒ぎになにかを思い出すって?


 そうですね。
 処理水放出に反対する韓国人のやりようにそっくりです。
 当時もいまと同様に科学者はそうした話に反論していたのですが、こうした「怪談」は感情に訴えかけるものなので反論はほぼ無意味。

 なにせ当時から「じゃあ、Xバンドレーダーの電磁波を実際に計測してみよう」って話に対して「一方的な測定反対、中止せよ」って運動を繰り広げたのですよ。反対派は。
 第2回の実地測定も反対運動に直面していたのですが、軍が強行したところ規制値の1/200ていどであったことが判明。

 ま、そんな数字なんて最初からどうでもいいことなので反対運動は変わらなかったのですけどね。
 90代の老女を先頭に立たせて強制連行を免れるとかやってましたから。

 こうしたしぐさは韓国ではよく起きることなのです。
 よく起きることだからいい、とかではなくね。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

アタック・オブ・ザ・キラートマト [Blu-ray]
シャロン・ミラー
キングレコード
2022-07-06