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韓国映画、続々とNetflixでの配信に参入。現在、韓国で製作されている劇場公開用映画はゼロに……パラサイト 半地下の家族のアカデミー賞受賞から6年。韓国映画は滅亡しました、とさ

カテゴリ:映画 コメント:(114)
「つまらない」 「もう面白くない」相次いで失敗したが···結局ネットフリックスに行ったマ・ドンソク(ヘラルド経済・朝鮮語)
「興行惨敗して結局ネットフリックスに」

ドラマシリーズに続き、映画までネットフリックスのブラックホール現象がますます佳境に入っている。 主演だけでなく脚本、製作にも参加し、相次いで興行に惨敗したマ・ドンソクも結局ネットフリックスに向かう。 (中略)

犯罪都市シリーズを相次いで1000万映画に載せたマ・ドンソクは、最近披露した作品が相次いで興行に惨敗した。 また、他の1000万人の期待作「聖なる夜:デモンハンターズ」は観客数77万人にとどまり、興行に惨敗した。 (中略)

OTTの月購読料が映画一本のチケット代と似ている。 映画館に一度行けば、映画チケットやおやつ費用を合わせて1人当り平均3万ウォンの費用がかかる。 このような場合、家でネットフリックスを思う存分見た方が良いと考える人が多いのが現実だ。

一方、ネットフリックス発の劇場映画の危機が現実化し、劇場映画の製作がほとんどないと伝えられた。 今撮影中の韓国映画がないということは、2年後に封切りする映画が「0件」ということを意味する。

業界関係者は「一言でいえば『崩壊』だ」として「韓国映画が全く作られていない」と話した。 CGVは今年に入って12支店を閉店した。 開館6年しか経っていないメガボックス聖水店も最近、営業を終了した。
(引用ここまで)




 マ・ドンソクは「犯罪都市」シリーズの主演俳優として知られています。
 韓国では大ヒットシリーズとなっており、第4作目が去年だったかに公開されています。
 韓国では興行収入よりも観客動員数が重視されており、記事中にも「1000万人シリーズ」ってありますね。

 で、その勢いを駆ってこのマ・ドンソクが企画原案まで担当した新たな主演作「聖なる夜:デーモンハンターズ」なる映画が公開されたのですが。
 「損益分岐点200万人」とされる大作だったにもかかわらず、77万人で終了したとのこと。
 なんか今週から日本で「悪魔祓い株式会社」とかいうタイトルで日本公開されるそうです。大丈夫か、GAGA。

悪魔祓い株式会社 公式サイト

 リンク先は音が出るので注意。



 んでもって、この映画もNetflixに持ちこまれて、さらにマ・ドンソクの次回作もNetflixで製作されると。
 Netflixはその資金力でワーナーブラザースも買収して、劇場公開もしないことはないのでしょうが。
 こないだ、先行公開された「フランケンシュタイン」もなかなかよかったですし。

 それでもメインは配信になるんでしょうね。
 現在、韓国で製作されている映画はついにゼロになったとのこと。
 つまり、2年後の年末に公開される映画はゼロだってことです。
 まあ、ブロックバスターではない小規模なものは公開されるかもしれませんが。

 記事中にある「CGV」は韓国で最大手の劇場チェーン。TOHOシネマズとかイオンシネマみたいな存在です。たしか200劇場くらいあったのかな。
 そこが1年で12もの劇場を閉めたとのこと。

 製作されている映画が消滅し、劇場も続々と閉店していく。
 「パラサイト 半地下の家族」がアカデミー賞を受賞して、「我々は世界の映画のトップに立ったのだ!」って韓国メディアが自画自賛をしてからわずか6年。
 韓国映画は滅亡しました、とさ。



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韓国の映画館が泥沼の赤字で苦境に……ひとりあたりの入場料も減少。不況の影響か

カテゴリ:映画 コメント:(72)
韓国・映画館業界、赤字の泥沼に…「ビッグ3」の国内事業は全社が損失(KOREA WAVE)
韓国の主要映画館3社が昨年の国内事業でそろって赤字を記録し、業界の低迷が続いている。上映予定作の不足やヒット作の不在から、不振は今後も続くと予想される。

メガボックスは2024年に134億ウォンの営業損失を計上。前年(177億ウォン)より赤字幅は縮小したものの、依然厳しい状況だ。他の映画館チェーンも同様で、CJ CGVは海外事業の好調により759億ウォンの営業利益を確保したが、国内事業は76億ウォンの赤字だった。ロッテシネマもベトナム事業の黒字で補填したものの、国内では大幅な損失を出した。

業界低迷の背景には、期待作の興行不振がある。韓国映画では「破墓」「犯罪都市4」以外に大ヒット作がなく、ハリウッド映画も「ジョーカー2」「グラディエーター2」の公開延期で年末特需を逃した。さらに、劇場公開からOTT配信までの期間短縮が進み、観客離れに拍車をかけた。2024年第4四半期の観客数は2628万人で、前年同期比15.9%減となった。

2020年のコロナ禍以降、新作映画への投資減少で上映作品そのものが不足。今後も目玉となる海外作品は少なく、「アバター3」は2025年12月公開予定と、しばらく厳しい状況が続く見込みだ。
(引用ここまで)


 根本的に国内映画館って国産映画が元気でないとどうにもならないって構造にあります。
 洋画で日本なり韓国なりに入ってくるのって、あるていどのヒットが見込めるもの、要するに厳選されたものです。
 数は自ずと少なくなるのですね。

 国産映画と海外映画の両輪が動いてくれて、映画館ははじめて儲けられる。極めて受動的な産業といえます。
 逆にいえば平日でもあるていどお客の入る映画があるととんでもなく儲かるわけですが。

 韓国の映画館が赤字なのは国産映画がどうにもならない状況だから、でしょうね。


 去年の大ヒット作って「破墓(パミョ)」らしいのですが。
 ……あれがぁ?

韓国映画今年の1位作品、破墓(パミョ)を見てきた……シナリオが雑すぎない?(楽韓Web過去エントリ)

 あのとっちらかった見どころがよく分からない、最後までシナリオをまとめることを破棄した映画を1200万人が見たんだそうですが。
 それを思えば「パラサイト」はよくできてたか。
 最後に「え、そこまで?」って唐突さは感じますが、まあ少なくとも一貫はしていた。
 ああなる動機が浅いというか、そこまでの盛り上がりはないのではないかって気がするんですけどね。

 あの「破墓」が1位なら、そりゃ映画館も苦しいでしょうよ。
 去年は洋画もどうということなくて、日本の興行収入ランキングも10位までに入れた実写洋画なし。7位に「インサイド・ヘッド2」、10位に「怪盗グルーのミニオン超変身」。
 韓国でも洋画の状況は変わらず、あまり奮っていないようです。
 「インサイド・ヘッド2」「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」「モアナ2」だけが10位以内相当。なんか韓国では「韓国映画」と「洋画」を混ぜたランキングがないんですよね。

 観客ひとりあたりの料金も下落しているとのことで、割引率が高いところでしか人が入らないって傾向があるようです。
 ……あー、不況の影響で映画館に行くこと自体がしんどいのか。

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韓国映画今年の1位作品、破墓(パミョ)を見てきた……シナリオが雑すぎない?

カテゴリ:映画 コメント:(49)
破墓オフィシャルサイト
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『パラサイト 半地下の家族』を超えて韓国で約1,200万人を動員、『犯罪都市 PUNISHMENT』『インサイド・ヘッド2』を抑えて7週連続で第1位を記録し、2024年No.1大ヒット! 第74回ベルリン国際映画祭でワールドプレミアとして上映、世界133か国で公開が決定し、第60回百想芸術大賞で監督賞/主演女優賞/新人男優賞/芸術賞を受賞するなど、海外で熱狂と快挙が報じられた超話題作!
(引用ここまで)


 破墓(パミョ)って韓国映画を見てきまして。
 えーっとそうですね。

(注:先月18日公開の映画なのでこれから見る人がいるとも思えないのですが、激しくネタバレします)

 クソ映画オブザイヤーにエントリーできますね。
 なんか2時間14分くらいの上映時間なんですが、なぜか完全に2部構成なんですよ。
 そのうち、1部相当はまだそこそこ納得できるというか。
 まだ破綻していないんですけどね。

 2部入ったらなんもかんもが破綻している。
 あの叫ぶ蛇どこ行ったのよ。っていうかなんなの、あれ。
 あれに祟られた作業員どうしたの。


 100年前に死んだ人だったら、1924年。「日韓併合時代で勲章をもらった」って設定もだいぶおかしい。
 まあ、劇中世界が2024年だとは語られていないので確実ではないですけどね。
 その他のシナリオもだいぶ理不尽。

 なんかJホラーの韓国版って感じました。……どっかで「コワすぎ!」を感じたなぁ。
 「日帝の呪いの鉄杭」も出てきたのですが、それがキーアイテムになっているのかと思ったら「ない」ってなってて「じゃあ、キーアイテムなんだよ」「そもそもキーアイテム見つけたらどうするつもりなんだよ」ってなりました。
 総じてシナリオが雑。あっちこっちに視点が散っている。

 あれを1200万人以上が見て今年1位の興行収入になっているって、個人的にはちょっと信じがたい。
 なんでもパラサイト 半地下の住人よりも入ったそうですよ。
 「韓国映画の雑さ」が悪いほうに出た感じがしますわ。

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韓国メディア「アカデミー賞が『パラサイト 半地下の家族』の受賞以降、視聴者が急減している……なぜだろう」

「パラサイト半地下の家族」の時までは人気だったのに…米アカデミー、募金キャンペーンまで なにが起きたのか(ソウル経済・朝鮮語)
2020年、本・ジュノ監督の「パラサイト半地下の家族」が作品賞、監督賞など4冠王を獲得し、韓国だけでなく世界映画史の歴史を書き直した米国アカデミー(オスカー)授賞式のグローバル視聴者が急減している中で、アカデミーが5億ドル(約6862億ウォン)規模の募金キャンペーンを始めた。 オスカーは米国の映画人だけでなく、世界の映画人なら誰でも一度受賞を夢見るうえに、1年に一度開かれるこの授賞式が開かれる日は世界人が生中継を見守った。

10日(現地時間)、AFP通信と英紙フィナンシャルタイムズ(FT)はアカデミー授賞式を主管する米国映画芸術科学アカデミー(AMPAS)は2028年の授賞式100周年を控え、「アカデミー100」と命名した募金キャンペーンを始めたと報道した。

これは映画産業と新しい映画製作者を育成する責務があるアカデミーの財政を多角化し、年次授賞式を持続的に開催するためのもので、アカデミーと米国ABC放送との長年の授賞式中継権契約がほとんど終わっていく時点に出てきた。

アカデミーのビル・クレイマー最高経営者(CEO)は声明で「アカデミーはまもなく2回目の100年を迎えることになるが、私たちは引き続き国際映画界の卓越したリーダーになろうと思う」と話した。

それと共に「すべての健康な組織のようにアカデミーも多様で持続可能な支援基盤が必要だ」と強調した。

授賞式の中継料は、これまでアカデミーの収益の大半を占めてきた。

しかし、授賞式の視聴率が最近急落傾向を示し、中継権契約も調整が避けられない状況であるものと分析される。

リサーチ専門機関のスタティスタ(Statista)によると、授賞式の全世界のテレビ視聴者数は2014年の4千400万人から今年は1千950万人に減少した。

アカデミーは後援者たちがすでに1億ドル(約1372億ウォン)以上を寄付したと明らかにした。
(引用ここまで)


 「アカデミー賞の授賞式中継が見られなくなってしまった、なぜだ!」
 ……ポリコレ棒を振りかざしすぎたからじゃないですかね。
 というか、パラサイト 半地下の家族についても作品賞を取らせたのは明らかに「多様性」に考慮した結果でしかない。

米アカデミー賞、作品賞に「多様性」の条件設置へ(BBC)

 これが2020年のこと。
 2025年からと施行の猶予はあったものの基本的な考えかたは通底していたわけで。
 この方向性がパラサイト 半地下の家族の受賞に影響を及ぼしたのは間違いないでしょう。


 っていうか、作品賞、監督賞、脚本賞はやりすぎなんだよなぁ。
 「この方針で行きます」ってアナウンスするために便利に使われたってことなんでしょうが。
 で、授賞式の視聴者数が少なくなって、懐事情が厳しくなっているっていう。

 「アカデミー」賞だからエンタメ系の映画が入りづらいのは分かるけども。
 「あー、これ見た!」ってならない、なれないんだったらそりゃ見なくなるよね。
 エンタメ方面から離れて、高尚になってポリコレにおもねるんだから、客も離れるでしょ。

 ま、寄付でがんばってくださいな。

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ソウル市の公園に展示されていた「グエムル」像の撤去が決定される……その裏にある理由とは?

2億投入しましたが…凶物になった「漢江モンスター」10年ぶりに撤去(韓国経済新聞・朝鮮語)
ソウル市がパク·ウォンスン市長時代、漢江公園に設置した映画「怪物」の中の怪物造形物をはじめ、凶物扱いされる公共美術作品を撤去することにした。 文化体育観光部も公共美術管理制度を改善する案を推進する。

公共美術が政治家の功績を積む手段に変質し、税金だけを浪費する凶物に転落したという指摘が出た直後だ。

ソウル市の関係者は17日、「漢江公園にある怪物造形物のように美観を害する公共美術作品を撤去する計画だ」と明らかにした。 ソウル市は漢江公園の公共美術造形物の現況を調査し始め、専門家の検討を経て、早ければ上半期中に撤去に入る。

ソウル市が管理する漢江公園には46の公共美術作品がある。 このうち麻浦大橋と元暁大橋の間に高さ3メートル、長さ10メートルの大きさで1億8000万ウォンをかけて建てた怪物造形物などは、凶物として扱われ、予算の浪費だという指摘が提起されてきた。

映画「グエムル-漢江の怪物-」が1000万人の観客を動員したが、2014年にパク·ウォンスン前ソウル市長が造形物設置を指示した時は封切り後8年が過ぎた後だった。 パク前市長は漢江の面白い話を文化·観光資源として活用しようとした。
(引用ここまで)


 ソウル市の公園に展示されている「グエムル 漢江の怪物」のモンスター像が撤去されるとのニュース。
 どんな造形物かというと、「グエムル ソウル 公園」で画像検索した結果がこちら。

スクリーンショット 2024-04-18 11.37.03.png

 あー、はいはい。
 あの映画の怪物(グエムル)か。
 1億8000万ウォンをかけて作られたものなのだそうで。

 この「撤去の決定」、ふたつの視点から解説できると思います。
 まず、ひとつは「韓国の持つIPの限界点」って部分。
 日本では等身大ガンダムがあったり、ゴジラ像があったりしてランドマークになっていますね。
 そうしたレベルのものがない。

 一応、韓国的にはテコンVあたりが国民的IPなのでしょうが、権利関係が不明になっている部分も多く、続編はもう望めないレベル。
 そこでこうした単発もののモンスター等に頼らざるをえない部分が出てきているわけです。


 さて、もう一方の視点は「易姓革命」、前政権の行ったことをすべて否定する韓国や中国の風習で説明できると思います。
 このグエムルの怪物像、なぜか上映8年後にパク・ウォンスン元ソウル市長(セクハラがばれて亡くなる)が鳴り物入りで設置したものです。
 これ以外にもソウルの公園にいくつもこうした造形物が展示されているとのことですが。

 現在のソウル市長であるオ・セフンがこれらの造形物の撤去を命じたとのことで。
 ソウル市政からパク・ウォンスン色を薄めようとする「易姓革命」の一端としても説明できるでしょう。

 「公園の風景とマッチしていない」と言われれば「確かにその通りです」としか言いようがない。
 それでも設置済のこうした像なんてたまに清掃が必要なくらいでメンテナンスが必要になるわけでもない。
 わざわざ「撤去」との判断に至ったのは、どちらかといえば易姓革命としての判断ではないかと感じられますね。

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韓国で観客動員1000万人突破の韓国映画「破墓」、なんと日本公開が決定、「呪いの鉄杭」「秀吉の大名の墓」など反日要素満載!

カテゴリ:映画 コメント:(122)
観客動員1000万人突破 映画『破墓』監督「反日・左派の映画? 同意できない…韓国人なら感じることのできる普遍的な感情」(朝鮮日報)
幼い頃に近所の裏山で見た破墓(墓を移すために墓を掘り起こすこと)に着想を得たというチャン・ジェヒョン監督(43)の映画『破墓』が、韓国で観客動員数1000万人を突破した。さまざまな話題が次から次へと出て口コミで広がった上に、「反日映画」「左派の映画」などの論争が続き、人々の好奇心を刺激した。今月21日、観客1000万人突破を前に会ったチャン・ジェヒョン監督(43)は、『破墓』をめぐる論争について口を開いた。

 墓から出てきた「不気味なもの」の正体を推理していく序盤部分の完成度には疑問の声はなかったが、日本の大名の精霊が登場する後半部分からは、評価が真っ二つに分かれた。チャン監督は「シナリオの段階から予想していたこと」としながらも「前半部分は大衆的で気軽な感じに作り、後半部分はマニア向けに作ったのですが、反応が異なるので少し意外でした」と話した。「一か所を掘り進めていくうちに徐々に深く入っていくストーリーであって、全く異なるジャンルに変わるとは思っていません。異質な感じがするかもしれませんが、精霊も超自然的な現象ですから」

 日本の精霊に立ち向かい、韓日の霊と巫女(みこ)が戦いを繰り広げることに加え、独立運動を思わせる内容を至る所に忍ばせ、「反日映画」というレッテルも付いた。チャン監督は「韓国人であれば、程度の差はあるものの、誰もがこの地の悲しみと痛みに対するもどかしい気持ちを抱いていますよね。韓国人なら感じることのできる普遍的な感情を盛り込んだと考えています」
(引用ここまで)


 楽韓さんの中でだいぶ話題になっている「破墓」という韓国映画があります。
 どうやら4月にも日本で公開されるとの話でいまから楽しみにしているのですけどね。
 KADOKAWA K+系で公開される模様です。

 韓国では観客動員数が延べ1000万人を突破したとのことで、「一流映画」として認知されている模様。
 さて、その内容ですが。
 一部から「左派反日映画」とされています。
 なにしろ内容が──

「戦前に親日派とされていた人物の墓を移転する」
「墓を暴いたらその下にはさらに文禄・慶長の役で討ち取られた日本の大名の墓があった」
「なんなら『あの』呪いの鉄杭が出てくる」
中国には顔に漢字書くとかバカじゃね。もう漢字使ってないのに 」と嘲笑される。

 いや、楽しみしかない。
 文禄・慶長の役で死んだ大名って誰なんだよって話ですが。


 「あの鉄杭」についてはもう分からない読者もいるかもしれませんから、書いておきましょうか。
 日帝風水謀略説とされるものがありまして。
 風水で韓国の気、民族精気を奪おうとして、韓国の地脈を断つために日本政府がさまざまな場所に鉄の杭を打ちこんだとするもの。

 1995年に金泳三大統領が国家事業として「日帝の鉄杭除去」をはじめたのですね。
 ……いや、本当の話。  で、独立記念館に「これこそが日帝の悪しき鉄杭だ!」って展示したのです。
 まあ、さすがにその後に撤去されましたが。
 この鉄杭についてはまとめた記事をあとで書きます。破墓関連でリブートしているので。

 いまだに「日帝」が韓国人の琴線に触れるものであることが分かるのではないでしょうか。
 日本公開を楽しみにしてますよ。

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日本、北米で人気爆発の「ゴジラ-1.0」、韓国ではなかったことにされている?

カテゴリ:映画 コメント:(103)
 昨日、ゴジラ-1.0を見てきまして(2回目)。
 余裕を持って見ることができたので、「ああ、そういうことか」とか「最後のあざはアレなのかな?」等々の考察を挟みながら見ることができました(ネタバレを最大限避ける方向)。


 北米でも大爆発といっていいくらいの状況で、限定上映だったものが期限を取っ払って上映されるとのこと。

『ゴジラ−1.0』が北米でヒット 実写邦画で史上最高のオープニング興収(Forbes Japan)
Godzilla Minus One is North America's Highest Grossing Japanese Film, Showtimes Extended Indefinitely(GODZILLA-MOVIE.COM・英語)

 映画批評をまとめたRotten Tomatoesでも大好評で批評家からは肯定的な評価が97%、観客からの評価は98%。相当な高スコアとなっています。

GODZILLA MINUS ONE(Rotten Tomatoes・英語)

 怪獣映画は批評家と観客の評価が乖離することが多いのですが、ゴジラ-1.0は例外中の例外な感じ。
 アメリカでは戦争のトラウマがよりリアルに感じられる部分もあるのかもしれませんね。


 で、韓国ネタにつながるかと思ってNAVERニュースでゴジラ-1.0(고지라-1.0 、고질라 마이너스 원)で検索した結果がこちら。

スクリーンショット 2023-12-11 12.26.41.png

 いっさいニュースがないレベルでなにもない。
 「ゴジラ」という単語の翻訳ミスかなぁ……と思っていろいろ見たのですが、別に間違ってはいない模様。

 一応、個人のブログ等々では取り上げられているのは確認しましたが、もう苦笑するくらいにニュースサイトでの取り扱いはゼロ。
 もちろん、韓国での公開の話題もゼロ。
 まあ、鬼滅の刃が「大正時代を美しく描いている」って理由で叩かれたのと同様に、ゴジラ-1.0もゼロ戦や震電が出てくることで叩かれて終わりになる気もしますが。

 それにしてもこの無視され具合はすごいわ。

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韓国映画、日本のドラマをリメイクしただけなのに監督が「混沌とした時代を通過しているいまを作家として描いてみようと思った」とかコメントしてしまう……文化が違うなぁ

日本のドラマのリメイクなのに「独創的な韓国ホラー」だなんて(朝鮮日報)
今月8日に封切られた映画『ニューノーマル』(チョン・ボムシク監督)が過去に放映された日本のドラマの基本ストーリーをそのまま使っていながら、韓国の制作陣によるオリジナルであるかのようにPRし、物議を醸している。『ニューノーマル』は映画『1942奇談』(2007年)、『コンジアム』(2018年)を手がけたチョン・ボムシク監督の最新作で、女優チェ・ジウや歌手チョン・ドンウォンらが出演している。オムニバス形式のエピソード6編のうち5編が日本のフジテレビの深夜ドラマ『トリハダ~夜ふかしのあなたにゾクッとする話を』やその続編のストーリー構成と事実上、同じだ。『トリハダ』とその続編は2007年3月から2009年10月まで計34話のエピソードが放映され、2012年と2014年には劇場版も公開された。ストーリー展開が奇抜で、「幽霊が出なくても恐ろしい作品」ということでホラーやサスペンスのファンの間でかなり知られているドラマだ。

 『ニューノーマル』はエピソード1『エム(M)』からして『トリハダ』にそっくりだ。 (中略)

 問題なのは、同映画の公式資料や広報物、クレジットなどで、まるで韓国の制作陣が最近の韓国の世相を反映させて作った作品であるかのようにPRし、観客の誤認を招いている点だ。 約10年前の日本のドラマのテーマや問題意識がベースなのに、「新鮮かつ独創的なウェルメイド(構成のしっかりした)サスペンス」「ユニークなKホラー」と宣伝している。そして、「大韓民国の現実に基づく、リアルな登場人物たち」と強調している。ほとんどのストーリーは日本のものをそのまま使っているのにもかかわらず、「脚本・監督チョン・ボムシク」あるいは「Written and Directed byチョン・ボムシク」と表記されている。チョン・ボムシク監督は最近のメディアとのインタビューやプレスリリースなどで、「現在、私たちが暮らしている大韓民国の現実に基づいた現代人の寂しさと孤立を、スピード感のある展開で描いた」「類例のない混沌(こんとん)としたニューノーマル時代を通過しつつ、この時代を生きる一人であり、作家としての観点を盛り込んでみようと思った」と語っている。

 制作会社側は11日、本紙の問い合わせに「『ニューノーマル』が『トリハダ』の版権を買い付けて制作したものであることは事実だ」「映画上映後のクレジットに版権の部分について表記した」と回答した。本紙が確認した結果、全エンディングクレジットのうち中程の部分に「一部のアイデアは日本のテレビ『トリハダ』シリーズに基づいている」とひらがなとカタカナで表記されていた。しかし、ストーリー構成をそのまま使い、セリフやカメラアングルまで同じシーンが多く、「一部」と見るには無理があると指摘されている。
(引用ここまで)


 日本のトリハダをリメイクした韓国映画が公開されたとのこと。
 朝鮮日報曰く、「シナリオ構成はまったく同じ、カメラアングルやセリフまで同一」ってレベルでのリメイクだそうです。
 ですが、クレジットは「ひらがなとカタカナで表記があるだけ」で「日本のドラマをリメイクした」ことは最小限にしか表示されていない。

 そんな中、担当した監督が──

「現在、私たちが暮らしている大韓民国の現実に基づいた現代人の寂しさと孤立を、スピード感のある展開で描いた」
「類例のない混沌(こんとん)としたニューノーマル時代を通過しつつ、この時代を生きる一人であり、作家としての観点を盛り込んでみようと思った」

 「自分独自の作家性がある」というを出しているっていうね。


 まあ、韓国ではよくあること。
 日本のものであるってことを隠してなんかやるというのはもう基本です。
 「日本製品不買運動コンサート」でヤマハのドラムを叩いて、KORGのシンセを使って、ミキサーはMIJを使っていたものを黒いテープで隠していたとかいうアレと同じ。
 ちなみにそれを取材するのはキヤノンのEOS 5Dやら富士フイルムの放送用FUJINONレンズを搭載したビデオカム。

光復節反日集会にも「日本製品」を持ち出した左派団体···声を高めて先頭に立った「不買運動」はどこに行ったのか?(ペンアンドマイク・朝鮮語)

 最近だと重粒子線治療装置のTOSHIBAのロゴを隠した、なんて話もありました。

がん細胞だけ選んで殺して脱毛ない… 「夢の治療」韓国もすぐに始まります(中央日報・朝鮮語)
延世大学医療院、国内初の前立腺がん中入者治療を開始した(週刊東亜・朝鮮語)

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 透けているのが物悲しさを感じさせますね。
 延世大学の職員だか学生だかがこれをやったのでしょうが。どんな気分でやったのやら。

 日本でも韓国ドラマのリメイクをしていますし、映画でもある。まあ、少なくとも映画についてはヒットしたとは言い難いものばかりですが。
 でも、さすがにカメラアングルまで持ってきておいて、監督が自分の作家性を語るなんて恥ずかしいことはやってませんわな……。
 「文化が違う」のでしょう。

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