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カテゴリ:映画の記事一覧

日本、北米で人気爆発の「ゴジラ-1.0」、韓国ではなかったことにされている?

カテゴリ:映画 コメント:(103)
 昨日、ゴジラ-1.0を見てきまして(2回目)。
 余裕を持って見ることができたので、「ああ、そういうことか」とか「最後のあざはアレなのかな?」等々の考察を挟みながら見ることができました(ネタバレを最大限避ける方向)。


 北米でも大爆発といっていいくらいの状況で、限定上映だったものが期限を取っ払って上映されるとのこと。

『ゴジラ−1.0』が北米でヒット 実写邦画で史上最高のオープニング興収(Forbes Japan)
Godzilla Minus One is North America's Highest Grossing Japanese Film, Showtimes Extended Indefinitely(GODZILLA-MOVIE.COM・英語)

 映画批評をまとめたRotten Tomatoesでも大好評で批評家からは肯定的な評価が97%、観客からの評価は98%。相当な高スコアとなっています。

GODZILLA MINUS ONE(Rotten Tomatoes・英語)

 怪獣映画は批評家と観客の評価が乖離することが多いのですが、ゴジラ-1.0は例外中の例外な感じ。
 アメリカでは戦争のトラウマがよりリアルに感じられる部分もあるのかもしれませんね。


 で、韓国ネタにつながるかと思ってNAVERニュースでゴジラ-1.0(고지라-1.0 、고질라 마이너스 원)で検索した結果がこちら。

スクリーンショット 2023-12-11 12.26.41.png

 いっさいニュースがないレベルでなにもない。
 「ゴジラ」という単語の翻訳ミスかなぁ……と思っていろいろ見たのですが、別に間違ってはいない模様。

 一応、個人のブログ等々では取り上げられているのは確認しましたが、もう苦笑するくらいにニュースサイトでの取り扱いはゼロ。
 もちろん、韓国での公開の話題もゼロ。
 まあ、鬼滅の刃が「大正時代を美しく描いている」って理由で叩かれたのと同様に、ゴジラ-1.0もゼロ戦や震電が出てくることで叩かれて終わりになる気もしますが。

 それにしてもこの無視され具合はすごいわ。

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韓国映画、日本のドラマをリメイクしただけなのに監督が「混沌とした時代を通過しているいまを作家として描いてみようと思った」とかコメントしてしまう……文化が違うなぁ

日本のドラマのリメイクなのに「独創的な韓国ホラー」だなんて(朝鮮日報)
今月8日に封切られた映画『ニューノーマル』(チョン・ボムシク監督)が過去に放映された日本のドラマの基本ストーリーをそのまま使っていながら、韓国の制作陣によるオリジナルであるかのようにPRし、物議を醸している。『ニューノーマル』は映画『1942奇談』(2007年)、『コンジアム』(2018年)を手がけたチョン・ボムシク監督の最新作で、女優チェ・ジウや歌手チョン・ドンウォンらが出演している。オムニバス形式のエピソード6編のうち5編が日本のフジテレビの深夜ドラマ『トリハダ~夜ふかしのあなたにゾクッとする話を』やその続編のストーリー構成と事実上、同じだ。『トリハダ』とその続編は2007年3月から2009年10月まで計34話のエピソードが放映され、2012年と2014年には劇場版も公開された。ストーリー展開が奇抜で、「幽霊が出なくても恐ろしい作品」ということでホラーやサスペンスのファンの間でかなり知られているドラマだ。

 『ニューノーマル』はエピソード1『エム(M)』からして『トリハダ』にそっくりだ。 (中略)

 問題なのは、同映画の公式資料や広報物、クレジットなどで、まるで韓国の制作陣が最近の韓国の世相を反映させて作った作品であるかのようにPRし、観客の誤認を招いている点だ。 約10年前の日本のドラマのテーマや問題意識がベースなのに、「新鮮かつ独創的なウェルメイド(構成のしっかりした)サスペンス」「ユニークなKホラー」と宣伝している。そして、「大韓民国の現実に基づく、リアルな登場人物たち」と強調している。ほとんどのストーリーは日本のものをそのまま使っているのにもかかわらず、「脚本・監督チョン・ボムシク」あるいは「Written and Directed byチョン・ボムシク」と表記されている。チョン・ボムシク監督は最近のメディアとのインタビューやプレスリリースなどで、「現在、私たちが暮らしている大韓民国の現実に基づいた現代人の寂しさと孤立を、スピード感のある展開で描いた」「類例のない混沌(こんとん)としたニューノーマル時代を通過しつつ、この時代を生きる一人であり、作家としての観点を盛り込んでみようと思った」と語っている。

 制作会社側は11日、本紙の問い合わせに「『ニューノーマル』が『トリハダ』の版権を買い付けて制作したものであることは事実だ」「映画上映後のクレジットに版権の部分について表記した」と回答した。本紙が確認した結果、全エンディングクレジットのうち中程の部分に「一部のアイデアは日本のテレビ『トリハダ』シリーズに基づいている」とひらがなとカタカナで表記されていた。しかし、ストーリー構成をそのまま使い、セリフやカメラアングルまで同じシーンが多く、「一部」と見るには無理があると指摘されている。
(引用ここまで)


 日本のトリハダをリメイクした韓国映画が公開されたとのこと。
 朝鮮日報曰く、「シナリオ構成はまったく同じ、カメラアングルやセリフまで同一」ってレベルでのリメイクだそうです。
 ですが、クレジットは「ひらがなとカタカナで表記があるだけ」で「日本のドラマをリメイクした」ことは最小限にしか表示されていない。

 そんな中、担当した監督が──

「現在、私たちが暮らしている大韓民国の現実に基づいた現代人の寂しさと孤立を、スピード感のある展開で描いた」
「類例のない混沌(こんとん)としたニューノーマル時代を通過しつつ、この時代を生きる一人であり、作家としての観点を盛り込んでみようと思った」

 「自分独自の作家性がある」というを出しているっていうね。


 まあ、韓国ではよくあること。
 日本のものであるってことを隠してなんかやるというのはもう基本です。
 「日本製品不買運動コンサート」でヤマハのドラムを叩いて、KORGのシンセを使って、ミキサーはMIJを使っていたものを黒いテープで隠していたとかいうアレと同じ。
 ちなみにそれを取材するのはキヤノンのEOS 5Dやら富士フイルムの放送用FUJINONレンズを搭載したビデオカム。

光復節反日集会にも「日本製品」を持ち出した左派団体···声を高めて先頭に立った「不買運動」はどこに行ったのか?(ペンアンドマイク・朝鮮語)

 最近だと重粒子線治療装置のTOSHIBAのロゴを隠した、なんて話もありました。

がん細胞だけ選んで殺して脱毛ない… 「夢の治療」韓国もすぐに始まります(中央日報・朝鮮語)
延世大学医療院、国内初の前立腺がん中入者治療を開始した(週刊東亜・朝鮮語)

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 透けているのが物悲しさを感じさせますね。
 延世大学の職員だか学生だかがこれをやったのでしょうが。どんな気分でやったのやら。

 日本でも韓国ドラマのリメイクをしていますし、映画でもある。まあ、少なくとも映画についてはヒットしたとは言い難いものばかりですが。
 でも、さすがにカメラアングルまで持ってきておいて、監督が自分の作家性を語るなんて恥ずかしいことはやってませんわな……。
 「文化が違う」のでしょう。

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「社会批判を取り入れている韓国映画はすごい」ってそれ本当? 実際の韓国内での成績を見てみると……

カテゴリ:映画 コメント:(101)
タグ: 映画 韓国映画
【噴水台】危機の韓国映画(中央日報)
今回は新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)やNetflix(ネットフリックス)をはじめとするグローバルOTTの躍進で再び韓国映画危機論が大きくなっている。映画振興委員会によると今年韓国映画劇場占有率は31.4%にとどまっている。2004年集計を始めて以来、新型コロナの直撃弾を受けた2021年30.1%を除くと最も低い数値だ。

今年1ー3月期の公開映画のうち観客が100万人を超えたのは『交渉』と『ドリーム』だけだった。今年ヒットしたのは『すずめの戸締まり』(551万人)、『THE FIRST SLAM DUNK』(467万人)など日本映画など海外映画だった。チケット価格は上昇したが観たいと思う映画がないという観客の不満も高かった。

先月31日に公開された『犯罪都市3』が公開初日に最多観客動員記録を立てて、6日で500万人を集めてスパートをかけている。『犯罪都市3』の損益分岐点は180万観客だ。韓国映画が損益分岐点を越えたのは昨年11月に公開された『フクロウ』以降初めてだ。4日基準で計2566個のスクリーンを確保して座席占有率76%を占めて「公正信号灯」には赤信号が点った。それでも俳優マ・ドンソクの「ワンパンチ」アクションが危機の韓国映画に反転の契機になることを思わず応援してしまうのはこのためだ。
(引用ここまで)


 明日からも使い道のない韓国豆知識。

 「映画ランキングの指標は興行収入ではなく入場者数」

 一応、興行収入もチェックされてはいますが、ポピュラーな指標は入場者数です。

 さて、THE FIRST SLAM DUNKが韓国で大ヒットした、とのニュースを以前にお伝えしましたが。
 その後、すずめの戸締まりも公開されてこちらも大ヒット。
 ちょっと前まで韓国で今年の劇場入場者数ランキング1位がすずめの戸締まり、2位がTHE FIRST SLAM DUNKでした。

 その後、5月末に封切りされた記事中にある犯罪都市3が1位になっています。
 それでも日本のアニメ映画が韓国の年間ランキングの上に入りそうだ、という事実は韓国映画の勢いのなさを感じられるストーリーと言えるのではないでしょうか。

 「韓国映画(ドラマ)は社会批判や政治風刺を取り入れていてすごい」みたいな言説をよく聞きます。

 たとえばアカデミー賞作品賞を受賞した「パラサイト 半地下の家族」は韓国社会が内包する貧富の差を描いている、としていますし。
 「イカゲーム」は「一攫千金のためになんでもする」韓国社会の闇を描いたとされています。
 で、国際的な評価も高いのだ、と。


 その一方で韓国人自身はそうした映画に辟易している、という事実が見えるのですね。
 韓国映画におけるバイオレンス描写とか復讐劇とかは、韓国社会に横たわる恨を晴らす装置と化してしまっているのですよ。
 いや、そういうのどうでもいいからってなってスラムダンクなり、すずめの戸締まりなりのエンタメに振った映画がヒットするわけです。

 パラサイトを見た人なら分かってもらえるかと思うのですが、最後の親父の行動が唐突に感じませんでしたか?
 けっこう勢いでごまかされてしまうのですが、個人的には「そこまでそうなってしまう伏線、あったっけ?」ってなりました。
 あれが「恨を晴らす装置」としての描写ならば、構造的に納得できる感触があるのです。

 2020年以降に劇場公開されて、歴代劇場入場者数でトップ50に入った韓国映画は前述の犯罪都市3の前作である犯罪都市2の1本だけ。外国映画はアバターやトップガンマーヴェリック等、何本か入っています。
 つまり、2020年以降で大ヒットしている韓国映画は犯罪都市シリーズだけだって話なのですよ。
 コロナ禍があったとはいえ、だいぶひどい成績といえます。

 映画って「何本かのヒット作の恩恵で、圧倒的多数の当たらない映画の赤字を補填する」ビジネスモデルとなっています。
 ヒット作がないと、特に国内で製作されるヒット作がないと産業として死ぬのですね。
 記事によると、韓国映画で損益分岐点を超えられたものは去年11月のフクロウって映画以来はじめてだそうで。半年に1本じゃさすがにビジネスとして終わりかけてますわ。
 そりゃまあ、メディアも焦ってこんな記事を書かざるを得ないでしょう。

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韓国メディア「スラムダンクのようにZ世代の子供時代のコンテンツが爆発的なシナジーを生み出している」……「世界を席巻している」ウェブトゥーンでそんなことはできそう?

カテゴリ:映画 コメント:(116)
「スラムダンク」「アトムブーツ」…30年前の漫画が今爆発した理由あった=韓国(中央日報)
先月4日に公開された劇場版『THE FIRST SLAM DUNK』から始まったスラムダンク熱風が流通業界にも広がっている。業界によると、ソウル汝矣島(ヨイド)のデパート「ザ・現代ソウル」で13日間開かれたスラムダンクのポップアップストアの累積訪問客は1万8000人余りに達する。売上は開店5日で5億ウォン(約5200万円)を突破した。グッズ(記念品)販売だけで1日平均1億ウォンの売上をあげたといえる。

コンビニ「セブンイレブン」はスラムダンクの漫画本全巻計2000セットを準備して今月10日から予約販売に入る。このコンビニは今月1日にも飲料メーカー「ロッテ七星飲料」とともに「スラムダンクワイン」を発売した。 (中略)

偶然なことに、スラムダンクとともに1992年に世に出た少女漫画『美少女戦士セーラームーン』は最近英国のブランドシューズメーカー「ジミーチュウ(JIMMY CHOO)」とともに「セーラームーンブーツ」を発売した。漫画出版30周年を記念して作ったコラボコレクションだ。 (中略)

最近ファッション業界では驚くような「アトムブーツ」が口コミに乗っている。米国ニューヨーク・ブルックリンを拠点としたアートグループ「ミスチーフ(MISCHIEF)」が17日に発売すると予告した「ビッグレッドブーツ(Big red boots)」だ。強烈な赤の、一見やぼったく見えるブーツは子ども時代に読んだ漫画の中のアトムブーツそのままだ。本物のブーツなのかおもちゃなのかわからない滑稽なブーツを履いているモデル写真はインスタグラムなどソーシャルメディアで話題になっている。

童心を刺激する漫画キャラクターの登場は過去の懐かしさと出会うと爆発的なシナジーを発揮する。スラムダンクやセーラームーン、ハウルの動く城、アトムなどはどれも1990年代に幼少期を送った今のミレニアル・Z世代が共感するほどの思い出のキャラクターという共通点がある。消費主体に浮上したミレニアル・Z世代が共感できるキャラクターを全面に登場させて消費心理を刺激する戦略だ。
(引用ここまで)


 韓国で大ヒット上映中のTHE FIRST SLAM DUNKの観客動員数が250万人を突破したとのこと。

「ザファーストスラムダンク」250万人↑… 今年の公開映画唯一(ニューシス・朝鮮語)

 今年公開された映画では1番乗りだそうで。
 ポップアップストアも新たに開設されて、大邱では前日から行列があったそうですわ。
 さらにスラムダンクの原作翻訳版がベストセラーの20冊中18冊を占めたっていうニュースもあったりしています。

【ベストセラー】チャートに並びはじめた「スラムダンク」(聯合ニュース・朝鮮語)

 何度か「不買運動はどうした」みたいな話を書いてますが、もはやちょっとしたスラムダンクブームといった様相です。


 記事中にある「Big Red Boots」はこんな感じのものだそうですわ。



 草。
 「ポ、ペ、ポ、ペ」ってアトムの足音が聞こえてきそうですね。
 良質なコンテンツは世代を超えることができる、といういい例じゃないでしょうか。

 スターウォーズもハリー・ポッターもオープンワールドのゲームとして「世界を体験する」ことができるようになったりしています。




 元が良質なコンテンツだからこうしてリブートができるし、グッズを売り出すこともできるわけで。
 さて、「大流行のウェブトゥーン」や「世界に通用しているK-POP」もこんな風に30年後や50年後にまで影響を残して、利益を出し続けることができるんでしょうかね?

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韓国人「パラサイトの聖地巡礼……ああ、うん」「ボン・ジュノよりキム・ギドクのほうが好きかな」となってしまう理由とは?

韓国「パラサイト」の聖地を回って見えた真実(東洋経済オンライン)
本作品がアカデミー賞を受賞した後の韓国への取材で、映画に登場するロケ地を回ってみることにした。いわゆる映画愛好家がいう“聖地巡礼”である。
(引用ここまで)


 一昨日の「再開発を望み続けるタルトンネの住人達」のエントリで「あれ、タルトンネ、トンタルネ……どっちだったっけ?」って「月の町 タルトンネ」で検索した時に見つけた記事。
 3年ほど前、パラサイト 半地下の家族がアカデミー賞を取った際に、聖地巡礼をしてみたかたのコラムです。
 記事自体が面白いので読んでみるとよいと思います。
 引用部分を最小限にしたのは誘導のためでもある。

 で、やっぱり韓国人的には「パラサイトが誇らしいかといったらそうでもない」とのこと。
 「アカデミー賞作品賞、監督賞受賞」という権威自体はあったとしても。
 「韓国の恥部を切り売りしたようなものだ」との認識。
 まあ、分からないでもない。
 韓国に住む日本人からは「辛くて見てられない」って評価もありましたっけ。


 記事中にも邦画で国際的な評価を得ていた万引き家族との比較があります。
 あるいは江南スタイルで世界的一発屋になったPSYについても同じことがいえるかな。
 なぜかコッパ・イタリアでライブやってブーイングを受けてましたね。あれがもう9年前かぁ。

 パラサイトの聖地巡礼となると、必然的に貧しい地区をまわることになる。
 韓国人にとっては「見てもらいたくない韓国の一部」をつつかれるのも同然。
 写真を見ても「古い町並みだな」って感じになりますね。
 3年前の時点で一部はすでに取り壊されて再開発が進んでいるとのこと。
 スーパーやピザ屋もいま行ってもあるかどうか。

 「アカデミー賞を取った!」ってムン・ジェインが監督らを招いて食事会していましたが。
 じゃあ、パラサイトが韓国人にとって誇らしい存在かというとそうでもない、という話題の補強としてピックアップしてみました。

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「日本は嫌い」「ノージャパン」でもスラムダンクに熱狂する韓国人

カテゴリ:映画 コメント:(95)
「日本は嫌い」と言いながら『スラムダンク』に熱狂する韓国人…日本メディアも驚く人気(朝鮮日報)
1990年代に人気になった日本の漫画『SLAM DUNK(スラムダンク)』が映画『THE FIRST SLAM DUNK(ザ・ファーストスラムダンク)』として復活、韓国で「スラムダンク」ブームが再び巻き起こっている。映画が韓国で今年初の観客動員100万人を達成したかと思えば、グッズを販売するポップアップストアで「オープンラン(開店と同時に売場に駆け込むこと)」現象が起こっているほどだ。 (中略)

 今月4日に公開された『THE FIRST SLAM DUNK』は26日時点で通算観客動員数167万人を突破した(27日付け映画振興委員会映画館入場券統合ネットワーク集計)。これは韓国における歴代の日本アニメ興行ランキング5位に当たる。

 「スラムダンク」ブームは流通業界にも吹き荒れている。同映画の公開後、ある業界内ではバスケットボール用シューズの売上が488%増、バスケットボールの売上が350%増となり、ソウル市永登浦区のデパート「ザ・現代 ソウル」には『THE FIRST SLAM DUNK』ポップアップストアがオープンした。同デパートの前にはグッズを購入するためにオープン前日から夜を徹して行列する人々もいた。原作の漫画『SLAM DUNK』の注文数も1057%増と跳ね上がった。

 このような「スラムダンク」ブームに、韓国国内では「NOジャパン運動はもう終わりなのか」「選択的不買(自分の都合によって日本製品を買ったり買わなかったりすること)だった」「それなりに頑張ってNOジャパンをしたけど、スラムダンクだけは我慢できなかった」などさまざまな反応が出ている。
(引用ここまで)


 日本でヒットを続けているTHE FIRST SLAM DUNK。
 先週までで日本では動員610万人、興収89億円。

国内映画ランキング : 2023年1月20日~2023年1月22日(映画.com)

 節目の100億円も見えてきました。
 うちも2回見にいって、3回目もありだなとか思っているところ。

 んで、韓国でもかなりのヒットを記録しているそうで。
 韓国ではひとつの区切りになる「100万人突破」を簡単に決めて、すでに167万人。
 韓国以外でも公開が予定されているそうですよ。
 これが確立されたコンテンツの強さでもありますね。ポケモンとかドラえもんとか。


 ザ・ヒュンダイ・ソウル(現代百貨店の旗艦店)に設置されたポップアップストアでは大行列ができているそうですよ。

韓国、『スラムダンク』人気で異例の風景…早朝からポップアップストアに行列(中央日報)

 ノージャパン運動をやっていても、韓国のゆるキャラが日本語を話しただけで糾弾されても。
 記事タイトルでいうところの「日本が嫌い」であっても。  コンテンツを見る、見ないは別。

 逆説的に日本で韓国のコンテンツを見ている人も、韓国自体が好きかどうかは別って話でもあるわけです。
 コンテンツを消費する行動と、そのコンテンツが属している国は別。
 ちょっと考えればあたりまえのことなんですけどね。

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韓国メディア「J-POPはK-POPに完敗した」「韓国文化は世界の文化の頂点に立った」……ああ、そりゃすごいわ

カテゴリ:映画 コメント:(175)
「J-POPはなぜK-POPに完敗したのか」…日本のため息(朝鮮日報)
最近、日本のエンターテインメント業界で最も関心を集めているテーマは「Kカルチャー(韓国文化)」だ。映画『パラサイト』で世界の文化の頂点に立った韓国文化について、日本経済新聞は今月10日、厳しい韓国社会の雰囲気とエンタメ界に合った「パルリパルリ文化(早く早くという気質を反映した文化)」のおかげだと分析した。

 この日報じられた「韓国エンタメなぜ強い」と題する特集インタビュー記事で、日本の専門家らは韓国社会の雰囲気に注目した。ライターの西森路代氏は、『パラサイト』などの韓国映画が誕生し得る背景について「厳しい国だから」と分析した。

 西森氏は「政権や財閥の腐敗、競争社会のネガティブな面から目を背けずに描いた姿勢が実を結んだ」とつづった。日本の場合、ファンであれば好きなアーティストが誤った行動を取っても前向きに受け入れようという傾向が強いが、韓国の場合は「アイドルが女性蔑視発言をすれば、ファンが『間違っている』と指摘する」というわけだ。
(引用ここまで)


 まあ、J-POPがK-POPに完敗していようといいのですけどね。
 大元の日経新聞の記事には「完敗」なんてひとつも書かれていないのですが。

BTSやパラサイトが大ヒット 韓国エンタメなぜ強い(日経新聞)

 それよりもなによりも「パラサイトで世界文化の頂点に立った韓国文化」って書けちゃうのすごい。
 「世界文化の頂点に立った」ですよ?
 韓国人の精神社会をそのまま反映していますわ。

 パラサイトはいい映画だとは思います。
 韓国社会をよく描いているし、昨今の話題である上下の分断を描いているということで、評論家筋からの受けもいいでしょうよ。
 でも、アカデミー賞作品賞受賞は明白にポリコレ棒が振るわれた結果、象徴として受賞されたというのが実際。
 2019年以前であれば受賞できたかどうかはかなり疑問。

 去年のノーベル文学賞を受賞したグリュック氏は「アメリカ人の白人である私が受賞するなんて思わなかった」とコメントしてましたね。
 BLMやらなにやらが激しい運動を繰り広げていた去年からの趨勢であれば、白人でもアメリカ人でもない者が受賞者になることが自然であったろうという話なわけです。
 それでも韓国人の視点からは「世界文化の頂点に立った!」なのですね。

 パン・ギムン氏が国連事務総長になった時に「韓国人が世界大統領になった!」と大騒ぎしたのと同じ感触です。
 「文化が違〜う」ってアレですね。


韓国で興行収入1位になった映画「盗掘」、続編は日本の小倉コレクションを盗みに行く?

カテゴリ:映画 コメント:(96)
映画「盗掘」、考証はどれほど丁寧か?(ハンギョレ・朝鮮語)
去る8日放送された<チブイショー珍品名品>(韓国放送1)には、いつもと違う雰囲気の招待客が登場した。俳優イ・ジェフン・ジョオジン・イム・ウォニが去る4日封切りした映画「盗掘>広報のために出演したものである。天才盗掘師カン・ドング(イ・ジェフン)と仲間たちが地中に隠れ、遺物を盗掘して爽快な展開を繰り広げる作品の内容と一致したプログラムを選んだわけだ。映画は公開後五日を通してボックスオフィストップを占めており、56万人の観客を集めた。 (中略)

映画には、「小倉コレクション」に対する言及も出てくる。日本植民地時代に日本人ビジネスマン小倉武之助が収集し、日本で持っていった私たちの文化財1100点余りを指す。博物館の学芸員セヒ(シンヒェソン)は公開講座で「小倉コレクションを返還させなければならない」と強調したが、後ろではジン会長の指図を受けて、私たちの文化財を日本人に売って渡す。

映画は、最後の場面で日本行きを示唆して続編の余地を残す。<盗掘>を制作したキム・ジヨンサイロンピクチャーズ代表は「第1弾の興行成績を見て続編をどうするのかを検討する」とし「もし続編で日本行って、韓国の遺物を盗むという仕立てであれば、痛快さが倍加されないかと思う」と語った。
(引用ここまで)


 「盗掘」という韓国映画が11月の頭から公開されていまして、興行収入で1位になっているそうですよ。
 日本語字幕のついているティザーもあります。



 で、映画の最後で「日本に行く」と言い残してエンドマークになる、という続編を示唆する形で終わるとのことですが。
 よくもまあ、そんな話を示唆するだけでもできるもんだと感心しますわ。
 それも本編のほうで実在の小倉コレクションに言及しておいて、ですからね。

 小倉コレクションは実業家だった小倉武之助によって収集された朝鮮の文化財。
 現在では1000点超が東京国立博物館に寄贈されて展示されています。
 つまり、国立博物館に盗みに入ることを示唆している、というわけですね。
 盗掘でもなんでもないんだが。

 ま、映画ならお好きにどうぞ……というくらいかな。
 「映画が根拠だ」みたいなことを言わないのであれば。