韓国でもフォーミュラ大会を満たすことができる。フォーミュラマネジメント・カンパニー(FMC)は、2月の会社を設立し、コリアフォーミュラグランプリ(以下KFGP)を、今年5月23~24日に1回戦を開催すると発表した。
KFGPは日本、ヨーロッパなどから完成車を購入するか、関連部品などを組み立てるレベルとはまったく異なる。FORMULAは、設計、構造計算、3D制作過程などを介して、本体を製作された車両を使用する。エンジンはヒュンダイ製1,600ccガンマGDiエンジンを搭載し、シャシーはKF2000、KF E、KF1600T、KF1600など4種類がある。コリアフォーミュラ(KF)車両は国内で開発/製造された純粋な韓国の技術である。
タイヤは大韓民国第4タイヤ企業であるジェコタイヤが開発したZF01が使用される。FMCの関係者は「クムホとハンコックタイヤを選択することもあったが、コスト等の状況を考慮してジェコタイヤZF01に決めた」とし「KF1600の実車テストを通じた最適化されたパフォーマンスを発揮できるように最善を尽くした」と述べた。ジェコタイヤはモンスターゲージのビッグデータとドリフト/レーシング選手たちの乗り心地を参考にして製作されたタイヤである。しかし、今回のフォーミュラタイヤは、純粋にレース用に開発されたコリアフォーミュラ専用タイヤである。 (中略)
今年の大会では、KF1600が使用される。KF1600 KDH03Vは、1995年JK技術研究所と日本のウエストエンジニアリングによる合弁で国内ではじめて走行したJK96F以来、25年ぶりに登場するフォーミュラカーである。
KF1600 KDH03Vの仕様は、長さx幅x高さがそれぞれ3836x1687x1005mmであり、重量は燃料とドライバーの体重を除いた状態で422kgに確定する方針だ。現代ガンマ1.6GDiエンジンを搭載し、最高出力は150馬力である。ここでLSDが適用されたコツク(Kotouc)6速シーケンシャルトランスミッションを採用し、最高速度は260kmに達する見込みである。ブレーキは前後のバランス調整式である4Pアルミキャリパー方式である。
(引用ここまで)
かつてフォーミュラコリアというものがありまして。
日本のウエストレーシングカーズが韓国に合弁会社を設立して、同社が販売していたF4のシャシーにヒュンダイの1.8リットルのエンジンを載せたというもの。
まんま日本のF4と同じだったのですけどね。
1995年にJK96Fを20台販売してシリーズがスタートし、2000年には性能向上させたJK02Fをリリースしたものの、6台しか売れずに合弁会社は解散。
アフターサポートは日本から部品を送るという方式に変更になり、その後は2007年までシリーズは行われていたそうですが、尻すぼみで終わったそうです。
当初は1周2.1キロというエバーランドサーキットしかなかったのですべてのレースが行われていて、2002年には太白レーシングパークが開設されて、そちらでも開催されていましたね。
その後、霊岩の韓国インターナショナルサーキット、インジェ・スピーディウム(何度か日本のスーパーフォーミュラが開催されるとアナウンスされましたが、そのたびに霧散)と4つのサーキットがあるわけです。
ちなみに去年、京畿道でフォーチュンレースウェイというサーキットが開業する予定でしたが、騒音問題で開業できなくなっている模様。
で、13年ぶりに韓国ローカルのフォーミュラカーが製造されて新たなシリーズが行われる、ということで検索してどんなマシンなのか見てみたのですが。
え、だっさ。
サイドポンツーンの形状、なんすかこれ。
まあ、スーパーFJと同クラスと考えれば冷却もそんな必要じゃないでしょうし、ウイングの加工精度も求められるレベルは低いでしょうからいいんでしょうが。
韓国で開催されるフォーミュラレース、これだけですからね。
もうちょっと子供が憧れるようなフォルムにしたほうがいいと思うのです。
どうやら白、黒、赤の3台が霊岩の韓国インターナショナルサーキットでテストを行っている模様。
レース仕様で塗装されたらもうちょっと変わるのかなぁ……。