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カテゴリ:韓国人vs.外国人の記事一覧

ベルリンの現地市民が「少女像撤去反対」のデモ、ベルリン市長の辞任を求める……その映像があるんですが、これが「現地市民」?

ベルリンの少女像撤去が目前……市民からは「市長辞任」要求(聯合ニュース・朝鮮語)
ドイツ・ベルリン当局が、平和の少女像の撤去期限を今月28日に定めた中、在独市民団体と現地市民が5日(現地時間)、少女像の存置とカイ・ベグナーベルリン市長の辞任を求めた。

この日午後、コリア協議会と「平和の少女像と共にする人々」主催でベルリン市庁前広場で開かれた集会で参加者100人余りは「アリ(少女像)は留まらなければならない」、「ベグナーは辞職せよ」等のスローガンを叫んだ。

2020年9月、少女像の設置を主導したコリア協議会は「ベグナー市長は日本政府のために自分の政治的影響力を使わず、ベルリン市民の要求に集中しなければならない」と主張した。

ドイツのrbb放送は、ベグナー市長が日本政府と紛争の可能性を理由に、コリア協議会の青少年人権教育プログラム支援可否を審査する諮問委員会に予算を削減するよう圧力をかけたと先月報道した。
(引用ここまで)


 ドイツの現地市民が「少女像を守れ!」とする集会を開いて「ウェグナー市長は辞任せよ!」「少女像を守れ!」といったシュプレヒコールを上げたそうです。
 映像があったので見てみましょうか。



 「ドイツの現地市民」……?
 ぱっと見ですが、デモをしているのはアジア人しかいないように見えますね。
 ドイツ人と思しき人物は20秒くらいのところでスピーチしている人だけ。
 30秒すぎにはシュプレヒコールを上げている周辺の映像が出てきますが、ドイツ人らしき姿は数人、といったところ。
 これはプレスもいるのかな。


 種明かしをするとこの集会を主催しているのがコリア協議会で、この市民団体はベルリン市に申請していた支援金申請を拒絶されたところです。

ドイツ・ベルリンで違法占拠を続ける「少女像」、韓国の市民団体は「過料を払い続けてでも撤去しない」と宣言……なお、像を利用した平和活動への支援金申請は拒絶されました(楽韓Web過去エントリ)

 公金チューチュースキームを維持したいので、そのネタとなる少女像の撤去については徹底抗戦しているってところです。

 ちなみに撤去期限は今月28日。あと3週間ほど。
 「コリア評議会」は過料を払ってでも撤去する気はない、と表明しています。
 その過料がいくらかは不明なんですけどね。

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韓国メディア「韓国は今後、どのように国際社会に貢献していくつもりなのか。ウクライナ支援金は日本の18分の1でしかない」

カテゴリ:韓国人vs.外国人 コメント:(83)
お金で再編される「同盟」… 日本はすでに動いている(週刊朝鮮・朝鮮語)
尹大統領が昨年9月、ニューデリーG20会議で明らかにしたウクライナ支援金を見てみよう。 当時、2023年の1年間、1億5000万ドルの人道的支援が行われるだろうと話した。 今年は3億ドルに増えるという。 同じNATO準加盟国の隣国日本はどうだろうか。 2024年2月基準で、戦争開始後2年間で約1兆2000億円が提供された。 ドルに換算すると80億ドル(1ドル150円基準)程度だ。 1年平均40億ドルであるわけだ。 2023年の日本の国家総予算112兆円を基準にすれば、約0.5%程度がウクライナに入ったと見ることができる。 韓国の場合、2023年の国家予算が639兆ウォンに達する。 3億ドルの支援金は韓国ウォン4000億ウォン(1ドル1350ウォン基準)程度で、国家予算の0.063%に当たる。 支援金の絶対金額はもちろん、国家予算の比重から見ると、日本が韓国に比べて8.5倍程度高い。

韓国ではよく「日本外交=マネー」と非難する人がいる。 しかし、韓国外交も日本と同じだということをよく知らないようだ。 韓米同盟のために猛虎・青龍部隊を海外に送った韓国は、今や若者の血の代わりにお金と医薬品などで国際貢献に乗り出している。 日本はお金が多いから支援金も多いと言えるかも知れない。 韓国が日本より豊かな国になったというニュースを逃した人々だ。

6月5日、韓国銀行は韓国の昨年1人当り国民総所得(GNI)が3万6194ドルを記録したと発表した。 統計を集計した後、初めて日本(3万5793ドル)を抜いたという「ニュース」が流れた。 外国から見れば「豊かな国」韓国のウクライナ支援に期待をかけざるを得ない。 特に、トランプ氏がこの数値を逃すはずがない。

しかし、韓国より「貧しい」日本が総予算基準でウクライナ支援金は8.5倍も高い。 戦争3年目に入り、年老いたゼレンスキー大統領の立場から見れば、握手や写真も良いが、金や武器が優先だ。 しかし、韓国は事実上無回答で一貫しており、尹大統領のリップサービスだけが国内向けニュースに広がっている。 李承晩安保2.0は始まったが、国際的な観点から見れば、まだ言葉遊びに過ぎないかもしれない。

「安全保障はお金だけでできるものではない」とし、韓日間の8.5倍の差を無視しようとする人も少なくないだろう。 国際政治の裏面を見れば、価値観、理念とともに結局、金の論理が核心を貫くという事実を知らない指摘だ。
(引用ここまで)


 トランプの再選でアメリカの同盟関係は大きく変化するだろうと予測する記事の中で、ちょっと面白い記述があったのでピックアップ。
 韓国は国際貢献をどうするのか、と問うているコラムでもありますね。

 これは以前から楽韓Webでも投げかけている疑問なのですが、韓国はもはや大国になった、先進国になったとしています。
 ムン・ジェインあたりがさかんに演説で「我々はすでに先進国」なんて話をしていましたが、じゃあ先進国としてどのような役割を果たすのか。
 あるいは果たすつもりがあるのかを一切語ってきていないのです。


 MSCI先進国株式に組み入れてほしいとか、「我々は事実上のG8」だの「心理的にG8」だの述べていますが。
 そうなった時、韓国はどのように世界に対して貢献をするのか、あるいは国際社会に貢献するのかって青写真を見たことすらない。
 たとえばムン・ジェインだったら「我々は世界に冠たるワクチンハブ国家になる!」とかの自己満足で終わり。
 「ワクチンハブ国家」の成果はサムスンバイオがモデルナから容器充填、ラベル貼り、パッケージングを請け負っただけでしたね。

 現在ですら、ウクライナ支援額(2年間)は絶対額で日本の1/17.8。
 国家予算比で日本の1/8.5。
 経済規模比で1/7ていど。

 「ひとりあたりGNI(ドル建て)で日本を追い抜いた!」って大はしゃぎしているのですが、それだけで「先進国になれた」わけじゃないんだよね。

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韓国のスパイとして逮捕された韓国系アメリカ人、実は彼女は主役ではない。本当の主役は韓国の諜報機関である国家情報院であり、彼らがどれほど欧米のシンクタンクに浸透していたかこそが本当の問題だ

韓国国家情報院の不適切な活動、米国で公開されて波紋(中央日報)
国家情報院が同盟国である米国で繰り広げた海外情報収集活動の具体的内容や不適切な慣行が公開されて外交的な波紋が予想される。専門家は金品で情報部員を抱き込み、急ぎの情報をかき集めたり断片的に活用したりするのに汲々とするだけで、駐在国の状況などを考慮して丁寧に管理することができない国家情報院のアマチュア的諜報活動の限界があらわれたものと指摘した。 (中略)

米検察はテリー氏が国家情報院職員と接触中の事実を同僚研究員に公然と明らかにし、本人も昨年6月連邦捜査局(FBI)インタビューで自身が2008年CIAを辞めたのは国家情報院要員との接触に問題があったからだと認めたという。テリー氏がその後も持続的に国家情報院要員と会って接待を受けたことが問題を大きくした可能性がある。 (中略)

専門家は国家情報院が情報収集などのために無理にロビー活動をしながら事態を悪化させたと指摘した。元国家情報院第1次長(海外担当)のヨム・ドンジェ氏は「過去情報機関は『コリアゲート』と呼ばれるパク・ドンソン事件(1976年)以降、米国で異常なロビーは自制した」とし「国家情報院が大きなミスを犯したようだ」と話した。コリアゲートは韓国中央情報部が在米韓国人事業家パク・ドンソンさんを通じて米議会に全方向から不法ロビーを行ったという事実がワシントン・ポスト(WP)によって暴露され、韓米葛藤が生じた外交スキャンダルだ。

今回の事態で学者的良心と独立性を守って声を挙げる米国内の知韓派の活動が萎縮する場合があるという懸念が出てきた。匿名を求めたワシントン消息筋は「韓国政府と民間シンクタンクなどの情報交流が当面はスムーズにいかないかもしれない」と述べた。
(引用ここまで)


 昨日報じられた、元CIA分析官で現在は国際政治専門家として活動しているスー・ミ・テリーが韓国の諜報機関である国家情報院(国情院、NIS。旧KCIA)から資金援助等を受けていた件。
 直接の逮捕原因は外国代理人登録法(FARA)違反、すなわちどこかの国のロビイストとして働いていることを明白にせずにエージェントとして行動していたこと。
 まあ、要するにマイルドなスパイですわな。

 ただ、この事件の主役は逮捕されたスー・ミ・テリー容疑者ではないのですよ。
 彼女はおそらくはエージェントのひとりでしかない。
 主役は韓国の国情院です。

 そんなことを考えてまとめようとしていたときに、中央日報が似たような趣旨の記事を上げていたのでピックアップ。


 X(Twitter)でもnknews.orgの設立者であるチャド・オキャロル氏のこの件に関する考察を翻訳して貼っていたりします。



 要するにですね、国情院のスパイとして働いていたのはスー・ミ・テリー容疑者ひとりではないのではないか、ってことです。
 国情院がどこまで欧米のシンクタンクに根を張っているのか。
 朝鮮半島関連のシンクタンクはどこまで「クリーン」なのかが問われているのです。

 スー・ミ・テリー容疑者はオバマ政権においてアメリカ国家安全保障会議、NSCの朝鮮・日本・太平洋問題担当主任だったのですよ(2008〜09年)。
 オバマ政権が、その初期において日本に冷淡であり続けたのはスー・ミ・テリーの影響であった可能性があるほどです。

 それ以前のCIA上級分析官を辞職したのも「国情院との接触があったために、辞めさせられるよりは自主退職を選んだ」って話(引用太字部分)。
 アメリカ側のシンクタンクは韓国問題を扱うことを躊躇せざるをえないでしょうね。
 「韓国に都合のいい話」をするのであれば、国情院のスパイだって見られる可能性があるわけですから。

 楽韓Webでは扱いませんでしたが、先日CSISから「カナダを外してでも韓国をG7に入れるべきだ」なんて論評が出てました。
 今にしてみると、それがどういう背景で出てきたのか。ちょっと疑問に感じますね。

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ソウル市長「フィリピン人家事労働者には最低賃金を適用しなくてもいいよね?」……ね、これが韓国人の東南アジア諸国への視線ですわ

韓国、「最低賃金差別適用」フィリピン家事労働者を9月から投入(ハンギョレ)
 最低賃金の差別適用だとの批判を招いたフィリピン家事管理士が来月に入国し、9月からサービスを開始する。

 ソウル市と雇用労働部は16日、外国人家事管理士モデル事業のサービスを利用する家庭を、17日から来月6日までの3週間にわたって募集すると発表した。ソウル市と労働部は当初、今回のモデル事業を昨年末に実施する計画だったが、韓国政府とフィリピン政府との協議が長引き、実施が9カ月遅れた。 (中略)

 今回のモデル事業で、フィリピン家事管理士たちには1時間当たり9860ウォン(約1130円)の最低賃金が適用される。利用家庭は1時間当たりの最低賃金や4大社会保険などの最小限の間接費用を反映した金額(1時間当たり1万3700ウォン、約1570円)、1日4時間だと月119万ウォン(約13万6000円)ほどを負担する。ソウル市の説明によると、これは現在の公共ベビーシッターの時間制総合型(世話+家事)の月約131万ウォン(約15万円)に比べて9.2%安い。これについてソウル市のオ・セフン市長は、「賃金が月100万ウォンほどになってはじめて政策効果がある」と述べ、外国人家事管理士への最低賃金差別適用を主張しており、批判はおさまらないとみられる。
(引用ここまで)


 かつて韓国ではマンションの管理人に対して最低賃金が適用されず、最低賃金の90%を支払うだけでよいと法的に定められていました。
 マンション管理人っていうのは日本のそれとは違って、かなりひどい扱いをされることで知られています。
 韓国のマンションは多棟が普通で数百世帯くらいあるのが一般的です。
 で、管理人も数十人の単位でいるのですが。まあ、扱いがひどい。
 住民から暴言を吐かれる、暴行されるとか日常茶飯事。

 この最低賃金非適用対象だったマンション管理人がパク・クネ政権下で「最低賃金の対象とする」となった時に「んじゃ全員解雇」「全体を半分にして別の派遣会社から雇うわ」みたいなこともよくありました。

韓国政府「マンション警備員にも最低賃金を適用しろ」→業者「じゃあ全員解雇」(楽韓Web過去エントリ)

 ま、こんな扱いを受ける人々がいるのですよ、ってところです。


 さて、それと同じようなことをソウル市がフィリピン人の家事労働者にしようとしています。
 現在は最低賃金の対象となっていて、利用者は1日4時間の場合に月に119万ウォンを負担するとのことですが。
 これを「なんとか100万ウォン以内に収めて、利用率を向上させたい」と主張しているそうですよ。

 「個人間契約なら最低賃金も適用されないはずだ」みたいな議論もあるそうです。
 最低賃金とは(笑)。
 まあ、現状でも300万人規模で最低賃金を受け取っていない労働者がいるのですから、当然とでもいうべきか。

 ちょっと前に「韓国からのASEAN各国への視線は、多かれ少なかれテコンダー朴で描かれているもの」って話をしましたね。
 さらっとこんな風にして「フィリピン人の最低賃金適用外にしようぜ!!」なんてことが言えるくらいの意識であるとの証拠といえるのではないでしょうか。

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韓国メディア「インド太平洋地域からの韓国への好感度、信頼度は高くない。ASEANからの視線を見てみると日本とは比べものにならないほどだ」

カテゴリ:韓国人vs.外国人 コメント:(100)
【韓半島平和ウォッチ】インド太平洋地域での低い韓国の好感度…人的ネットワークの構築から(中央日報)
韓国のインド太平洋戦略の対象地域は北太平洋だけでなく東南アジア、西南アジア、オセアニア、インド洋沿岸アフリカ、欧州、中南米など非常に広い範囲だ。米国・中国・日本など主要国が位置する北太平洋が重要だが、インド太平洋戦略の趣旨を考慮すると、東南アジアや西南アジアにも関心を向けなければいけない。韓国との関係、地理的位置、成長潜在力、戦略的な価値などを総合的に考慮すると、東南アジアと西南アジアが主要対象になるしかない。東南アジアは、東南アジア諸国連合(ASEAN)と部分対話関係を結んだ1989年以降、現在世界2位の貿易・投資対象となり、人的交流は世界1位だ。西南アジアは最近インドの浮上に伴って重要性が高まっている。

にもかかわらず東南アジア国家の韓国に対する認識は極めて低いという研究結果を看過してはいけない。4月初め、シンガポール東南アジア研究所(ISEASユソフ・イシャク研究所)が発表した世論調査結果によると、ASEAN所属8カ国のうち韓国は経済影響力が1.0点、政治・戦略影響力が1.4点にすぎなかった。ほとんど最下位レベルだ。米中競争で第3勢力戦略パートナーとして選択する協力相手でも、韓国はインド、オーストラリア・英国より低いという事実が我々の地位をそのまま見せている。日本は信頼度、暮らしたい国・働きたい国、および訪問希望国の3つの指標で米国と中国を抑えて1位だった。 (中略)

日本は東南アジア国家に莫大な開発援助をし、人的交流を通じて着実に関係を築いていった。日本政府が1960年から2011年まで政府開発援助全体の34.9%を東南アジアに向けたほどだ。日本は人的資源開発にも力を注いだ。一例として東方(Look East)政策を採択したマレーシアの場合、約2万6000人が日本国際協力機構が運営するプログラムに参加したが、次官級以上の官僚の60%が訓練経験者だ。日本は毎年、東南アジアの留学生約3000人に国費奨学金を支給していて、日本-東アジア学生・青年交流ネットワーク(JENESYS)を通じて2007年以降、約4万人の青少年交流を支援した。

2023年現在、韓国の大学以上の高等教育機関に在学中の海外留学生は18万2000人だ。アジア出身は16万2000人(89.0%)と圧倒的に多いが、うち東南アジア出身は29.1%、西南アジア出身は2.6%にすぎない。中国・ベトナム・ウズベキスタン・モンゴルの4カ国が81.4%を占めた半面、ベトナムを除くと韓国留学生のうち東南アジアと西南アジアの出身者は10%ほどだ。人的資本蓄積のために政府レベルで包括的な長期計画樹立が急がれるという事実を見せる統計だ。 (中略)

留意すべき点もある。韓国の東南アジア・西南アジア政策が政権が交代する5年ごとに変わって一貫性を失い、現地で信頼度が低いという事実だ。日本が福田ドクトリンを基盤に着実に実績と信頼を築いたように、韓国も持続性と一貫性を担保する長期的な接近が重要だ。また我々はこの地域の未来を共に切り開く「対等なパートナー」と認識しなければいけない。まだ差別意識・行動が存在していて、韓国社会が温かい包容的姿勢と普遍的基準に基づく認識と待遇で心から抱擁する多文化社会に変貌することが求められる。
(引用ここまで)


 韓国人が思うほどにASEANから韓国は認識されていないよ、とのコラム。
 まあ、事実です。
 記事中で引用されているISEASの年次世論調査はこちらから見ることができます。

State of Southeast Asia Survey(ISEAS・英語)

 楽韓Webでも何度かピックアップしたことがありますね。

 たとえば「米中葛藤の中で、ASEANにとって『第三軸』として信頼でき、かつ好ましいパートナーを探すとしたらどこ?」って設問があるのですが。
 この質問に対する回答はこう。

オーストラリア 9.5%
EU 37.2%
インド 10.5%
日本 27.7%
韓国 5.9%
イギリス 9.2%

 日本はEUの次に位置している状態。大丈夫? 信頼しすぎてない?
 ブルネイ、シンガポールからはEUを越える数字を得ています。
 一方で韓国は回答の中で最下位。特にベトナムからは0.5%ってのが象徴的ですね(ちなみに前年は0%だったので伸びは無限大)。


 韓国におけるASEANへの視線って、テコンダー朴のセリフにある「へえ、後○国でも人気があるのか」ってあれです。
 いや、さすがに誇張しすぎてはいますが。
 でも、多かれ少なかれあんな感じです。

 タイが大洪水に見舞われたときにK-POPの男性グループがタイからのインタビュアーから「タイの洪水についてご存じですか?」って聞かれて、「我々の金銭的な補償で心が治癒されたらいいだろう。7000ウォンくらい?」って答えたことがあります。

タイ人記者「タイの大洪水をご存じですか?」 韓国人歌手「ああ、知ってる。金でも渡せばいいか? 500円くらい?(爆笑)」(楽韓Web過去エントリ)

 まあ……そんな感じで対応している人々から信頼されるのかっていったら……ね。

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韓国メディア「タイで『韓国訪問禁止』のハッシュタグがトレンド入り……観光客が減少して日本・中国などに流れている。なんとかしなければ!」……入国拒絶しているのに?

カテゴリ:韓国人vs.外国人 コメント:(40)
タイからの訪韓観光客が急減…現地で「韓国へ行くのをやめよう」運動が再び拡散(朝鮮日報)
今年、韓国を訪れるタイ人観光客が急減している。タイで再び「韓国旅行禁止運動」の動きが見え始めているのだ。バンコクのあるメディアが20日(現地時間)に報道したところによると、タイ国旅行代理店協会(TTAA)のチャルン・ワンガナノン会長は「韓国旅行拒否運動が起こる前、韓国はタイで人気旅行先トップ3の一つだったが、そうした時期はもう終わった」と語ったとのことだ。

そして、「タイ人は電子旅行許可(K-ETA)を受けなければならない。入国規制が厳しい韓国を避けて他の旅行先に足を向けている」と報じた。

旅行費用が安い上、ノービザ入国が可能で、「観光客が追い出された」という報道もないベトナムや中国などを訪れるタイ人観光客数が、訪韓タイ人観光客数を上回ったということだ。

 事実、韓国観光公社によると、今年1月から4月までに韓国を訪れたタイ人観光客は11万9000人で、昨年同期比で21.1%減少したという。 (中略)

 入国規制騒動により、タイ人の間では反韓感情が広がっているという声もある。

 昨年、訪韓タイ人観光客が入国許可を得られないケースが増えたことから、タイの交流サイト(SNS)には「韓国旅行禁止」というハッシュタグが付けられた投稿が数百万件寄せられた。このため、タイでは首相まで出てきて、国民をなだめるほどだった。
(引用ここまで)


 韓国はアメリカのESTA(電子渡航認証システム)にならった電子ビザとして、K-ETAというシステムを入国者に課しています。
 日本やアメリカとといったいわゆる先進国には免除しているのですが、タイに対しては免除せずにそこそこの割合で発行拒絶されています。

韓国メディア「東南アジア観光客が韓国ではなく日本に行ってしまうのは電子渡航認証システムのせいだ」……いや、それだけじゃないでしょ(楽韓Web過去エントリ)

 タイのX(Twitter)上で#韓国訪問禁止ってハッシュタグがトレンドに乗ったこともあるとのこと。
 あるいは一家全員で申請したのに、ひとりだけが拒絶されるなんてことも少なからずあるとの報道でした。
 結果、「じゃあ、旅行先を日本にしようか」ってパターンも多いそうです。


 韓国へのタイ人観光客は4月までで11万9000人。21.1%の減少。
 ざっくり前年同月比で4500人ほどの減少。
 日本のそれは4月までで46万6200人。27.5%の伸長。

 韓国から拒絶されて日本に変更したって人はそれほど多くはないかな。「影響があるほどの多さではない」ってところ。
 ただ、タイ人観光客は確実に増えている感触はあります。浅草寺とか見てもタイの方だろうな、と思える人たちは少なくない。

 この減少を受けて観光についての監督省庁である文化体育観光部は「全面免除でなくとも一時免除を」としていて、一方で法務部、外交部は「違法滞在対策として必要」との判断で対立しているとのこと。

タイ観光客誘致vs違法滞在者管理… 「方向づけるべき」(聯合ニュース・朝鮮語)

 ただまあ、韓国に行かなくなっているのはK-ETAによる拒絶だけじゃなくて、「韓国という観光地」の問題である気もしますけどね。

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韓国、またも世界国債指数へ編入されず……「経済規模でトップ10のうち、世界国債指数に入っていないのはインドと韓国だけだ……」

韓国、世界国債指数「WGBI」編入不発…9月には編入を期待(聯合ニュース・朝鮮語)
韓国が世界3大債権指数である世界国債指数(WGBI )に今回も編入できなかった。

WGBIを管理する英国ファイナンシャルタイムズストックエクスチェンジ( FTSE )ラッセルは27日(現地時間) FTSE債権市場の国家分類を発表し、韓国の国債指数観察対象国( Watch List )の地位を維持すると明らかにした。

これは世界国債指数編入を留保するという意味だ。

FTSEラッセルは、国債発行規模、国家信用等級、市場アクセス性などを踏まえ、通常3月と9月WGBI編入の可否を定期的に決定する。

FTSEラッセルは「韓国は2022年9月にWGBI編入検討のための観察対象国に上がった」とし「韓国政府は国際投資家の国債のアクセス性を改善するための計画を進め続けている」と説明した。 (中略)

名目国内総生産(GDP)基準世界10大国のうちWGBIに編入されていない国は韓国とインドだけだ。
(引用ここまで)


 韓国には目下の大目標がふたつありまして。
 FTSEの世界国債指数に採用されること。
 そして株ではMSCI先進国指数に編入されること。

 「先進国である韓国」「実質的(心理的)G8である韓国」にふさわしい扱いをされることを求めてやまないのです。
 というか、韓国人の意識としては「FTSEやMSCIが間違っている」くらいなんですよ。
 コロナ禍の頃に「K防疫で韓国は世界がうらやむ先進国になった」と思ってますからね。
 その後、コーンウォールG7に呼ばれて、「ついに韓国は英米と同じ列に並ぶ国家となった」のですから。

 ただ、株式市場は透明性がかなり低い。
 今朝も書いたことですが、一般の投資家に開かれている市場とはとても言えないんですよ。


 政治的にであればあるていど妥協してもらえる部分があるんですよ。
 地政学的な側面から大事だ、とか。
 とりあえず譲れない部分ではないからいいかとか。

 でも、経済についてはまったくそうした「妥協した」評価はできない。
 変に妥協だのなんだのしたら顧客の財産を減らす結果になりかねませんから。
 すなわち、「素の韓国」を評価されているわけです。

 そして、素の韓国は先進国指数に編入させるにはきつい、との評価になっているわけです。
 国債についても同じことで、「国債指数に入れたときにどのような影響があるか」を考慮されて、「まだその時ではない(その時がいつ来るかは不明)」となっているわけです。
 「経済規模で世界10位以内に入っている国で、WGBIに入っていないのはインドと韓国だけ」なのもむべなるかな、といったところ。

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アメリカ人インフルエンサー「韓国はもっとも陰鬱な国」とYouTubeで語ってしまう

米有名作家、韓国旅行後「世界で最も憂うつな国ですね」(中央日報)
米国の著名な作家であり、インフルエンサーのマーク・マンソンさんが韓国を訪問した後、「世界で最も憂うつな国を旅行した」という映像を投稿して話題になった。 (中略)

マンソンさんは約24分間の映像で、韓国が経済・文化的に全世界の注目を集めているが、韓国人は深いうつ病や寂しさを病んでおり、これは韓国が儒教文化の悪い点と資本主義の短所を極大化した結果だと言った。 (中略)

マンソンさんはK-POP、スポーツ、大企業の寮文化など韓国の各種産業に1990年代末に流行したゲーム『スタークラフト』が始めた「育成文化」が根強く位置し、競争の日常化になったと分析した。

マンソンさんは「認知歪曲」という概念について「世の中と私たちの人生を見る誤った方式」とし、「これはより大きな不安とうつ病につながる」と説明した。また「最も一般的な認知歪曲は『全部でなければ皆無(allor nothing)』という思考だが、『Aが賢くなければ、Aは愚かなことに違いない』と考えること」とし「韓国の若者は『全部でなければ皆無』という評価を受けているようだ。メンタルヘルスの観点から良いことではない」と懸念を示した。

特に、韓国が儒教文化の悪い点と資本主義のデメリットを極大化した点が残念だとも強調した。マンソンさんは、「儒教文化では個人がいない。すべてが家族中心だ。家族のために犠牲になればなるほど、より良い人になる。あなたが犠牲になる意志や能力が少ないほど、より多くの恥をかかされ、審判を受ける」と指摘した。また「儒教文化ではうつ病や心的外傷後ストレス障害(PTSD)のような精神健康問題を共感しようとせず、むしろ人格の失敗だと判断する」と指摘した。また「これは健全な態度ではない」と強調した。

マンソンさんは「韓国は悲しいことに、儒教の最も悪い部分である羞恥心と判断力を維持しながら、最も良い部分である家族および社会との親密感は手放したと思う」とし「資本主義最悪の面である華やかな物質主義と金儲けに対する努力は採択し、自己表現能力と個人主義は無視した」と分析した。また「このような相反する価値観の組み合わせがおそらく途方もないストレスと絶望につながるようだ」と診断した。
(引用ここまで)


 アメリカの著名な作家でYouTuberでもある人物が「世界でもっとも陰鬱な国を旅行してきた」とする動画をアップして話題を呼んでいます。
 その動画がこちら。



 中味は「韓国人に生まれなくてよかった」に似ているものですね。
 オール・オア・ナッシングの考えが叩きこまれている。
 なのに挽回する機会はない。
 世界の中でももっとも強く経済成長してきたために、さまざまなものを置き去りにしてきた……等々。


 この動画の中でもっとも引きつけられたのはこの場面。

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 韓国派儒教の影響から「恥」と「罰」の概念だけを残し、よい面の「家族」と「共同体」を消し去った。
 資本主義から「物質主義」と「資本」を尊び、「自己表現」と「個人主義」を無視するようになっている。

 この最悪の組み合わせが韓国人のストレスと絶望に直結している、と。
 だいぶ面白かったですね。
 儒教の影響から恥と罰だけを残した、という部分についてはかなり的確な指摘ではないかと感じられます。

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