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カテゴリ:韓国人vs.外国人の記事一覧

韓国、またも世界国債指数へ編入されず……「経済規模でトップ10のうち、世界国債指数に入っていないのはインドと韓国だけだ……」

韓国、世界国債指数「WGBI」編入不発…9月には編入を期待(聯合ニュース・朝鮮語)
韓国が世界3大債権指数である世界国債指数(WGBI )に今回も編入できなかった。

WGBIを管理する英国ファイナンシャルタイムズストックエクスチェンジ( FTSE )ラッセルは27日(現地時間) FTSE債権市場の国家分類を発表し、韓国の国債指数観察対象国( Watch List )の地位を維持すると明らかにした。

これは世界国債指数編入を留保するという意味だ。

FTSEラッセルは、国債発行規模、国家信用等級、市場アクセス性などを踏まえ、通常3月と9月WGBI編入の可否を定期的に決定する。

FTSEラッセルは「韓国は2022年9月にWGBI編入検討のための観察対象国に上がった」とし「韓国政府は国際投資家の国債のアクセス性を改善するための計画を進め続けている」と説明した。 (中略)

名目国内総生産(GDP)基準世界10大国のうちWGBIに編入されていない国は韓国とインドだけだ。
(引用ここまで)


 韓国には目下の大目標がふたつありまして。
 FTSEの世界国債指数に採用されること。
 そして株ではMSCI先進国指数に編入されること。

 「先進国である韓国」「実質的(心理的)G8である韓国」にふさわしい扱いをされることを求めてやまないのです。
 というか、韓国人の意識としては「FTSEやMSCIが間違っている」くらいなんですよ。
 コロナ禍の頃に「K防疫で韓国は世界がうらやむ先進国になった」と思ってますからね。
 その後、コーンウォールG7に呼ばれて、「ついに韓国は英米と同じ列に並ぶ国家となった」のですから。

 ただ、株式市場は透明性がかなり低い。
 今朝も書いたことですが、一般の投資家に開かれている市場とはとても言えないんですよ。


 政治的にであればあるていど妥協してもらえる部分があるんですよ。
 地政学的な側面から大事だ、とか。
 とりあえず譲れない部分ではないからいいかとか。

 でも、経済についてはまったくそうした「妥協した」評価はできない。
 変に妥協だのなんだのしたら顧客の財産を減らす結果になりかねませんから。
 すなわち、「素の韓国」を評価されているわけです。

 そして、素の韓国は先進国指数に編入させるにはきつい、との評価になっているわけです。
 国債についても同じことで、「国債指数に入れたときにどのような影響があるか」を考慮されて、「まだその時ではない(その時がいつ来るかは不明)」となっているわけです。
 「経済規模で世界10位以内に入っている国で、WGBIに入っていないのはインドと韓国だけ」なのもむべなるかな、といったところ。

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アメリカ人インフルエンサー「韓国はもっとも陰鬱な国」とYouTubeで語ってしまう

米有名作家、韓国旅行後「世界で最も憂うつな国ですね」(中央日報)
米国の著名な作家であり、インフルエンサーのマーク・マンソンさんが韓国を訪問した後、「世界で最も憂うつな国を旅行した」という映像を投稿して話題になった。 (中略)

マンソンさんは約24分間の映像で、韓国が経済・文化的に全世界の注目を集めているが、韓国人は深いうつ病や寂しさを病んでおり、これは韓国が儒教文化の悪い点と資本主義の短所を極大化した結果だと言った。 (中略)

マンソンさんはK-POP、スポーツ、大企業の寮文化など韓国の各種産業に1990年代末に流行したゲーム『スタークラフト』が始めた「育成文化」が根強く位置し、競争の日常化になったと分析した。

マンソンさんは「認知歪曲」という概念について「世の中と私たちの人生を見る誤った方式」とし、「これはより大きな不安とうつ病につながる」と説明した。また「最も一般的な認知歪曲は『全部でなければ皆無(allor nothing)』という思考だが、『Aが賢くなければ、Aは愚かなことに違いない』と考えること」とし「韓国の若者は『全部でなければ皆無』という評価を受けているようだ。メンタルヘルスの観点から良いことではない」と懸念を示した。

特に、韓国が儒教文化の悪い点と資本主義のデメリットを極大化した点が残念だとも強調した。マンソンさんは、「儒教文化では個人がいない。すべてが家族中心だ。家族のために犠牲になればなるほど、より良い人になる。あなたが犠牲になる意志や能力が少ないほど、より多くの恥をかかされ、審判を受ける」と指摘した。また「儒教文化ではうつ病や心的外傷後ストレス障害(PTSD)のような精神健康問題を共感しようとせず、むしろ人格の失敗だと判断する」と指摘した。また「これは健全な態度ではない」と強調した。

マンソンさんは「韓国は悲しいことに、儒教の最も悪い部分である羞恥心と判断力を維持しながら、最も良い部分である家族および社会との親密感は手放したと思う」とし「資本主義最悪の面である華やかな物質主義と金儲けに対する努力は採択し、自己表現能力と個人主義は無視した」と分析した。また「このような相反する価値観の組み合わせがおそらく途方もないストレスと絶望につながるようだ」と診断した。
(引用ここまで)


 アメリカの著名な作家でYouTuberでもある人物が「世界でもっとも陰鬱な国を旅行してきた」とする動画をアップして話題を呼んでいます。
 その動画がこちら。



 中味は「韓国人に生まれなくてよかった」に似ているものですね。
 オール・オア・ナッシングの考えが叩きこまれている。
 なのに挽回する機会はない。
 世界の中でももっとも強く経済成長してきたために、さまざまなものを置き去りにしてきた……等々。


 この動画の中でもっとも引きつけられたのはこの場面。

スクリーンショット 2024-01-29 12.03.09.png

 韓国派儒教の影響から「恥」と「罰」の概念だけを残し、よい面の「家族」と「共同体」を消し去った。
 資本主義から「物質主義」と「資本」を尊び、「自己表現」と「個人主義」を無視するようになっている。

 この最悪の組み合わせが韓国人のストレスと絶望に直結している、と。
 だいぶ面白かったですね。
 儒教の影響から恥と罰だけを残した、という部分についてはかなり的確な指摘ではないかと感じられます。

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タイ人「韓国から入国承認が出ないので日本に行く」「韓国の対応は気分が悪い」……韓国メディア「東南アジアはインバウンドで攻略しなければならない市場。なんとかしなければ!」

カテゴリ:韓国人vs.外国人 コメント:(52)
「韓国に行こうと思ったけど、気分が悪くて日本に行く」東南アジアからの観光客を防ぐK-ETA(イーデイリー・朝鮮語)
先月、タイのある褒賞観光客団体は、「予定されていた30人余りのうち半分近くが韓国に来られなかった。 韓国電子旅行許可(K-ETA)の承認が下りなかったからだ。 結局、彼らは本来の人員の半分だけを訪韓し、日程を消化した。 一緒にしなければならない同僚がいないので、日程の間ずっと気まずい気持ちになったのは仕方なかった。 担当旅行会社の関係者は「韓国に来られなかった人たちは代わりに日本など他の国を調べることにした」として「念入りに海外旅行客を誘致したが、このように詰まると力が抜けた」と話した。 (中略)

事前入国審査システムであるK-ETAは、外国人観光客誘致と不法滞在対応のため、2021年9月に導入された。 今は厳しい審査のため、東南アジア観光客の入国を妨げる障壁となっている。 (中略)

ややこしいK-ETAは結局、潜在訪韓客を逃す要因になっている。 訪韓観光客の多数を占める東南アジア諸国がK-ETA免除対象から除外された状態だ。 現地では訪韓旅行に対する関心が高いが、K-ETA発給可否が不明なため、韓国を「いつでも旅立ちたい目的地」にすることは難しい。 特に、多くの人が一度に動く団体や褒賞観光客の場合、ビザなし入国が可能な日本などを代替地に選ぶ姿も現れている。

東南アジア専門インバウンド旅行会社の関係者は「入国が難しい韓国に対する反感が大きくなると『気分が悪くて』日本に目的地を変更するという団体もあった」とし「冬を迎えて韓国に雪を見ようとする東南アジア旅行客が増えている時期にK-ETAが悪材料になる姿」と話した。

現在、韓国を訪れる観光客の5人に1人は東南アジア諸国から来ており、東南アジア観光客の割合は日本や中国より高い。 今年1~10月までの訪韓外来客のうち東南アジア主要7カ国(マレーシア、香港、フィリピン、ベトナム、タイ、シンガポール、インドネシア)の割合は21.4%で、日本(20.8%)、中国(17.4%)より高かった。 新型コロナウイルス感染症以前の2019年、これらの国の割合は18.6%で、中国(34.4%)の半分水準に過ぎなかったが、今は地位が完全に変わった。

韓国としては主要市場に浮上した東南アジア市場を積極的に攻略しなければならないが、むしろ冷遇しているわけだ。 (中略)

東南アジア専門のインバウンド旅行会社の関係者は「楽しい旅行の前提条件は『暖かい歓待』だが、開始前から入国の心配をさせたら誰が来るだろうか」とし「韓国が好きで訪れる外国人観光客を潜在的不法滞在者として冷たく眺める態度が続けば心理的障壁が高まり、結局主要市場に位置する東南アジア観光客の訪韓忌避につながりかねない」と憂慮した。
(引用ここまで)


 タイのソンクラーン、ベトナムのテト、どちらも旧正月のことですが、長期休暇が得られます。
 つまり、そこからのインバウンドが期待できるわけですね。
 来年の旧正月は2月半ば。
 いま予約の真っ最中なんて場合も少なくないところじゃないでしょうか。

 タイ、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン等のASEANからの訪日客もかなり多くなっています。
 ちょっと調べたらこんな感じ(2023年1〜10月暫定値。後ろの%は訪日客全体からの割合。JNTOより引用)。

タイ 755,700人 3.8%
シンガポール 391,500人 2%
マレーシア 303,500人 1.5%
インドネシア 323,500人 1.6%
フィリピン 479,500人 2.4%
ベトナム 490,000人 2.4%
ASEAN計 2,743,799人 13.8%

 まあ、ASEANをひとくくりにするのも無理があるところですが。
 それでもざっくり訪日客の8人に1人以上がASEANから。
 しっかりと市場になりつつある、というのは実際でしょう。


 さて、その一方で韓国ではこれらの国々に香港を加えた統計で日本よりも多数、訪韓客がいるそうです。
 日本では20.8%、韓国では21.4%。
 ですが、それら東南アジアの国々からの入国を阻んでいるのが以前にも語ったK-ETA。
 アメリカのESTAと似たようなシステムで認証を得るものですが、このK-ETAがブラックボックス的に東南アジアからの入国を蹴るもので、中には韓国に着いてから蹴られたことが判明するなんてこともあるそうで。

 結果、「怖くて韓国には行けない」ってことで日本へと行き先を変更する人も多いとのこと。
 記事中に「タイの人々は雪が見たいから韓国に行く」ってありましたが……だったら日本に来たほうが幸せになれそうな気がしますけどね。
 ま、そのあたりの「幸せ」は相対的なものですので。

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韓国大統領室「韓国はイギリスと合意を結んだことで中国、日本に劣らないイギリスのパートナーとなった」……じゃあ、実際に日本とイギリスの関係を見て見ましょうか

チョ・テヨン「ダウニング街合意、韓国が日本・中国に劣らない英国パートナーになったこと」(ニュース1・朝鮮語)
チョ室長は「英国が伝統的にアジアで最も重要だと考える国は一番目が日本、二番目は中国だった」とし「今や韓国が日本、中国に劣らず英国の重要なパートナーになったという明確な一線を画す訪問だった」と強調した。 趙室長は、今回の訪問前に英国側が大統領室に数回国賓訪問を提案した後日談も公開した。

チョ室長はダウニング街合意により国民が実質的に体感する変化の一つとして「ワーキングホリデー年間上限5倍上方修正」を挙げた。 彼は「国民に最も肌に響くのはワーキングホリデー」として「既存は上限が1000人だったが、今回5000人で5倍に増えた」と話した。

韓英間外交·国防長官2+2会議が新設されたことについては、「韓国としては米国·豪州以後3番目の新設で、英国もアジアでは日本·豪州以後韓国が3番目」とし、「英国海軍艦艇をこの地域(韓半島)に送り、北朝鮮の国連安全保障理事会決議履行を海上で監視する」ということだ。 象徴的に韓半島と北東アジアで英国と大韓民国がパートナーになったという約束」と話した。

趙室長は韓英自由貿易協定(FTA)の改善交渉が始まったことについても、「最初は英国が欧州連合(EU)に所属していたため、韓EU間FTAを行ったが、(ブレグジットで)英国がEUから抜け出したため、急いで韓英FTAを行った」とし、「早い時間内に交渉を完了し、韓英間ではるかに多くの先端技術協力、原発協力、気候変動協力、サプライチェーン協力などを推進しようと思う」と述べた。
(引用ここまで)


 ユン・ソンニョル大統領がチャールズ国王の戴冠式に向かいまして、いくつかの外交をしてきたのですね。
 で、ダウニング街合意なるものを結んできた、これで韓国は日中と並び立つパートナーとなったのだ……としてますが。
 うん、なんだろね。

 韓国ってアメリカとの軍事同盟以外にはなんもないんですよ。
 日本とはGSOMIA以外、いまのところなにもない。
 それ以外の国ともなんもない。

 日本はイギリス、オーストラリアと円滑化協定を結び、フィリピンとも交渉開始しています。
 物品役務相互提供協定(ACSA)もイギリス、オーストラリアともに結んでいます。


 イギリスとはこの11月に自衛隊、イギリス軍の実動訓練を行っています。

自衛隊と英陸軍、共同で実動訓練 円滑化協定を初適用(日経新聞)

 これ以外にもイギリスはTPPに加入していますね。
 あ、そういえば韓国もイギリスと一緒にAIIBに加入していたんでしたっけ?
 そこはご一緒できなくて残念ですね(笑)。

 ……こうして見てもアメリカと軍事同盟を結んでいる以外、どこともつながろうとしていない。

nothingbutkorea.png
(画像引用元・朝日新聞記事より画面キャプチャ)

 まさにこの画像のぼっち飯感。
 FTAを結んでいる国は多いって主張もあるかもしれませんが、個別FTAはやっぱり包括的なFTAであるTPPのような多国籍協定には負けるんですよ。
 多国籍協定であれば内包されているA国にもB国にも同じ条件で輸出入ができるわけで。

 たぶん、こうした結びつきにないからこそ中立外交ができるって思い違いをしているんでしょうね。
 ……ぼっちなだけなのに。

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韓国の「タイ人入国拒否」に憤るタイ社会、問題なく入国できるであろう弁護士や社長、CEOまで「韓国に行こうとは思わない」と語る……なぜなら……

カテゴリ:韓国人vs.外国人 コメント:(86)
韓国に憤るタイ社会、その真の理由【コラム】(朝鮮日報)
最近タイで最も注目を集めている話題の一つが「韓国旅行禁止」だ。韓国を訪れるタイ人観光客が韓国入国を拒否されるケースが相次いていることから、タイ社会に怒りが広がっているのだ。(中略)最近タイで最も注目を集めている話題の一つが「韓国旅行禁止」だ。韓国を訪れるタイ人観光客が韓国入国を拒否されるケースが相次いていることから、タイ社会に怒りが広がっているのだ。 (中略)

韓国人はタイ人のことを「発展途上国から来た人々」という目で見て、外見や肌の色などを理由に差別する、と書き込んでいるタイ人が多かったというわけだ。実際に、韓国旅行中に受けた差別や、韓国で働いていたときに受けた虐待やいじめなどの経験談がSNSで話題になっている。

 X上で「韓国旅行禁止」をタイ語で検索すると、リポストの多かった投稿の一つが「韓国ネットユーザーのコメント」のスクリーンショットだ。関連する韓国の記事に韓国人が付けたコメントを、タイのネットユーザーらが翻訳したものだ。「(タイ人は)来るな 誰も残念に思わない(笑)」「体を売るのが目的だからそうなったんじゃないのか」など、見ていて恥ずかしいコメントが書き込まれている。

 取材中に出会ったタイの若者たちは、韓流は好きだけれど韓国には行こうとも思わない、と話すケースが多かった。名門大学出身の弁護士、不動産企業の社長、スタートアップ企業の最高経営責任者(CEO)など、身元が確実で韓国への入国を拒否される可能性のない人たちも同じことを口にしていたので、かなり戸惑った。「問題になっているのは不法滞在の可能性があるケースであって、あなたは問題なく入国できる」と言うと、ようやく本音を明かした。「韓国に行ったら差 / ベツされそうで怖いんです」
(引用ここまで)


 タイからの観光客を韓国当局が入国拒絶を繰り返していることで、タイでは「韓国旅行禁止」とのハッシュタグがX(Twitter)トレンドに載っているとのこと。
 朝鮮日報では「タイの人々が韓国に観光に行きたいからこそ、こんなハッシュタグが流行しているのだ」と自己満足を楽しんでいる記事を掲載。
 ま、実際にはやや違ってまして。
タイで広がる「韓国旅行禁止」のハッシュタグ、韓国当局がなにをしたかというと……(楽韓Web過去エントリ)

 要するにタイ人を女性はあっち方面で就労、男性は不法就労するって決めつけて「はい、あんた入国拒否な」ってやりまくっているっていう。
 おまけに韓国人の大半もそのやりようを認めています。


 で、その様子を見てタイの弁護士や社長、CEOといった立場の人々も「韓国には行きたくない」と述べている、と。
 そりゃま、そうでしょ。
 タイでの社会的立場がどうであれ、韓国では同じく差 / ベツされるであろうことが見えているんですからね。

 記事の最後では「我々韓国人はアメリカなどで受けてきたことを忘れてしまったのか」とありますが。
 忘れてしまったんでしょうね。
 「我々は実質的(心理的)にG8」とか言えているんですから。

 まあ、忘れてしまったというか……。
 2012年の時点ですでにK-POPの歌手が「タイに洪水があった? じゃあ、7000ウォンくらい寄付でもすればいいか(爆笑)」みたいなことを言えていたわけですから。
 最初から韓国からのタイへの視線なんてこんなんですよ。

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韓国文化展で多数の間違いのあったドイツの博物館、韓国当局によって説明を修正、「胸を出した女性の写真」は撤去……やっぱり「そんな風習はなかった」ことにしたいのだな……

カテゴリ:韓国人vs.外国人 コメント:(105)
ドイツ·フンボルトフォーラム特別展で韓国遺物の説明を13%修正……「間違いではない」(聯合ニュース・朝鮮語)
100万点以上の展示品を所蔵する世界で最も大きく重要な非ヨーロッパ文化専門博物館の一つであるドイツ·フンボルトフォーラム内のアジア芸術·民族学博物館が、韓国遺物特別展の展示物の説明を大々的に見直しながらも誤りがあったとは認めていない。 (中略)

「アリラン-閉鎖された王国に対する魅惑」と名付けられた特別展では、プロイセン文化遺産財団人類学博物館に所蔵された、これまで公開されなかった朝鮮時代(1392~1910)などの韓国遺物1800点余りのうち120点を選別し、来年4月21日まで展示中だ。

ヤン・サングン駐ドイツ文化院長は「フンボルトフォーラムアジア芸術博物館側と国立中央博物館側が要請した16件の修正要求を全て反映することで協議を終えた」とし「ただし、内部担当者の病気休暇などの事情で是正が全て直ちに行われることは難しいものと見られる」と明らかにした。

聯合ニュースが3日、特別展の現場を確認した結果、16件の修正要求のうち、すでに撤去された韓国のかんざしだと紹介した日本の髪飾りと胸を表わした朝鮮女性の写真の他に、計6件の修正要求が反映された。 (中略)

フンボルトフォーラムアジア芸術·人類学博物館のラス·クリスティアン·コッホ館長は展示物撤去以後、連合ニュースと会い「これは韓国国立中央博物館などのフィードバックに対する私たちの対応で両側の研究結果を合わせ展示説明を変えていく」とし「フンボルトフォーラムは対話のためのプラットフォームであるため、これは望ましい」と話した。

彼は「所蔵品が非常に多いので私たちは柔軟に展示物を交替することもでき、外で話す話に対して対応できる」とし「このような特別展内容を固定する必要はないと見る」と話した。

今回の展示を企画した韓国館専担キュレーターのマリア·ソボトカ氏は、どのように特別展展示物の説明に誤りが16件に達することになったのかという連合ニュースの質問に対し、「これは誤りではない」とし、「学界では討論が慣例であり、その過程で特定主題に対して様々な専門的な意見がある。展示開幕後、もし展示物に対するフィードバックがある場合、これについては国立中央博物館の同僚たちと協議する」と説明した。 (中略)

ソボトカ氏は胸を表わした朝鮮女性の写真に「誇らしい母親たち」という題名の下、朝鮮時代の女性たちが息子を産むと非常に誇りに思い胸を表わしたという西欧人たちの俗説を記載した根拠としては、04年に発表された淑明女子大学のハン·ヒスク教授の論文を提示した。だが、戦時当時の説明にはこの論文前後になされたこのような俗説に対する論難が含まれなかった。
(引用ここまで)


 韓国文化の特別展「アリアリラン」を開催しているドイツのフンボルトフォーラムが韓国文化院の申し出を受け入れて、展示物の解説をいくつかすでに入れ替えた、もしくはこれから入れ替えるとのこと。
 まあ……しょうがないんじゃないですかね。

 ドイツに韓国文化の専門家なんて数えるくらいしかいないでしょうし。
 絶対的な理解度が足りないんじゃないかと思います。
 そもそもフンボルトフォーラムには韓国関連の文化財が180点ほどしか収蔵されていないって話でしたし。
 ちなみに日本も中国もその100倍の収蔵品があるそうです。

 もっとも大きなエラーは「日本人女性が使っていたかんざしを韓国のもの」として展示していたこと。
 そして「産後に胸を出した服を着ていた女性を展示していたこと」のようですね。


 2度ほど楽韓Webでもこの件を扱っています。

ドイツの博物館が「韓国の乳を放り出した李氏朝鮮時代の女性」の写真を展示→韓国国会議員「日本の陰謀だ、撤去しろ!」(楽韓Web過去エントリ)
韓国国会議員「我々の文化財が欧米で評価されていないのは問題だ!」「評価の間違いを正すべきだ!」と糾弾(楽韓Web過去エントリ)

 その中で解説したのですが、韓国では「このような風習はなかった」とする方向性を見せています。
 今回の聯合ニュースでも同様ですね。

 「西洋の俗説」と切り捨てていますから。
 最初に取り上げたエントリでも「日本人が朝鮮文化を貶めるために製作した写真」って言っている議員がいましたね。

 「そのような風習がなかった」ことにしたいのです。あくまで。
 なんなら「日本の陰謀」「西洋の俗説」とまでしたい。
 まあ、それで覆い隠すことはできないとは思いますけどね。日本にはそれなりに研究者が揃っているので。

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タイで広がる「韓国旅行禁止」のハッシュタグ、韓国当局がなにをしたかというと……

カテゴリ:韓国人vs.外国人 コメント:(42)
怒るタイ人旅行客「#韓国訪問禁止」、SNSで非難急増(中央日報)
タイからの旅行客が出入国管理事務所の厳格な入国審査のため韓国訪問を忌避しているという現地メディアの報道が出てきた。現地メディアは「厳格な審査は違法労働者のためだが、その被害を合法的観光客が受けている。韓国が解決策を見出さなければならない」と指摘した。

バンコクポストなどが1日に報じたところによると、タイのセター首相は先月31日の閣議後、「韓国出入国管理所によりタイ国民が持続して追放されている問題を政府が調査するだろう」と明らかにした。

セター首相は「この問題に今回初めて接したが、外交部次官と議論するだろう」と付け加えた。

先週複数のインフルエンサーを含むタイのネットユーザーは、X(旧ツイッター)に「韓国入国が拒否され追放された」という否定的な経験について相次いで投稿した。

これを受けXを利用するタイのネットユーザーの間では「#韓国訪問禁止」というハッシュタグが人気を呼んでいる。先月27日にはタイのXでトレンド1位となった。

Xでこのハッシュタグで検索すると、韓国の入国審査で拒絶され追放された、面接室に連れて行かれた、などの主張をするタイのネットユーザーの投稿を見ることができる。
(引用ここまで)


 韓国に入国しようとしたタイ人が次々と入国拒否されている、とのニュース。
 9月までに韓国を訪れたタイ人の数は約27万人。
 日本人、中国人、台湾人、ベトナム人に次ぐ5位の位置にいるそうです。

 ところがインフルエンサーだろうとなんだろうと片っ端から入国拒否にしているとのこと。
 これに怒ったタイの人々はX(Twitter)上で#韓国訪問禁止(タイ語で)とのタグを使って抗議運動をしている、と。
 まあ、韓国の言い分はおそらく「不法就労が多い」ってことなんでしょうね。

 タイは完全に中進国の罠に引っかかった国で、ひとりあたりGDPが7000ドルほどで行き詰まっているところ。
 貧富の差は世界一ともされています。
 といったわけでまだまだ世界に向けて出稼ぎに出ている人も多いとのこと。


 で、韓国で「小さな幽霊」としてなくなっていく……という現実もあったりするのですが。

焦点:出稼ぎタイ人は「小さな幽霊」、韓国で数百人が死亡(ロイター)

 フィリピンでも同様にビザ取得が難しく、ほとんど入国させていないなんて話もありました。

駐フィリピン韓国大使館、フィリピン人に観光ビザを出さない→フィリピン人「もういいや、日本や台湾に行こう」……そりゃそうよ(楽韓Web過去エントリ)

 というかまあ、東南アジア全般に入国審査を厳しくしている節があります。
 アメリカのESTAに倣った電子渡航認証システムのKーETAも東南アジアの国々には免除されていません
 本音ではさほど来てほしくないのだろうなぁ……と感じますね。
 それでいて「観光立国がどうのこうの」言うのだから矛盾しているというか。
 彼らの考える「キレイナ韓国」には「先進国からモテモテ」みたいな気分があるのですね。そんなわけないだろうになぁ。

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韓国国会議員「我々の文化財が欧米で評価されていないのは問題だ!」「評価の間違いを正すべきだ!」と糾弾

「フンボルトフォーラム展示会」相次ぐ指摘に···国立中央博物館「システム改善」(聯合ニュース・朝鮮語)
チョン・ジェスと共に民主党議員は、フンボルトフォーラムアジア芸術博物館内の韓国室に「日本茶道家たちが韓国陶磁器を高く評価するなど日本で驚嘆した」という内容を問題点に追いついて対策づくりを促した。

元議員は「徹底的に植 / ミン主義的な視線から私たちの陶磁器を眺めている」とし「開館当時からこの問題提起が続いてきたが、2年が経った今までもそのまま」と指摘した。

これに対してユン・ソンヨン国立中央博物館長は該当内容を「認めない」とし「韓国室問題や国外展示関連の(問題)部分を変えることができるように努力する」と答えた。
(引用ここまで・太字引用者)


 先日、「胸部を出した女性の写真」を韓国の文化財であるとして展示していたフンボルトフォーラムの韓国特別展「アリアリラン」のニュースをお伝えしました。
 「跡継ぎの男児を生んだ女性は授乳できることを誇らしげに示すために胸部が出た服を着ていた」というもの。
 で、韓国で「屈辱だ」といった形でニュースになり、フンボルトフォーラムは当該の写真を撤去したとのこと。

 韓国人は根本的にこの風習をなかったものにしたい方向性があります。
 ま、実際には戦後、なんなら朝鮮戦争あたりまではあった風習なのですけどね。後年は単に授乳作業が面倒だからという理由になったようですけども。

 一部の韓国人からは「日本が韓国を貶めるために捏造した風習なのだ」みたいに言われることもあります。
 件のニュースをお伝えしたエントリでも国会議員がそんなような話をしていましたね。


 実際問題ですね、文化小国として扱われていることにとてつもないコンプレックスを抱いているのですよ。
 アメリカはニューヨークにあるメトロポリタン美術館にはサムスン電子が出資することで韓国室ができているのですが。
 そのレポートをしてきているのでご覧ください。

メトロポリタン美術館の韓国館に行ってみた……同情を禁じ得ない(楽韓Web過去エントリ)

 メトロポリタン美術館の日本、中国、韓国の配置がこんな感じ。
 赤が日本、オレンジが中国、水色が韓国。



 で、今回の画像の展示があったフンボルトフォーラムの配置はこんな感じ。



 まあ……若干の同情を禁じ得ません。

 んでもって、今回の記事の太字部分ありますね。「日本の茶道家らが韓国の陶磁器を高く評価した」っていう部分に韓国の国会議員が文句をつけている。
 これこそが韓国人がもっとも嫌う韓国文化財への評価方法なのです。
 日本を一旦経由している。

 「日本から高く評価された」ことで欧米から評価されている。韓国の文化財を直接的に褒めていないことが気に入らないのですよ。
 文化的に韓国を矮小化しているっていう。そういった評価軸が気に入らないのだそうですわ。

 井戸茶碗に侘び寂びの美を見いだしたのは日本の茶道家であることに間違いはないしなぁ。
 でもま、そういう部分が気に入らないのならしかたない。自慢の白磁でも展示すればいいんじゃないですかね。
 ちなみに李氏朝鮮時代の白磁は派手さがなくて欧米からはさっぱり評価されていないのですが……そういう部分もやっぱり気に入らないんでしょうね(笑)。

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