24日(現地時間)、米国で開かれた韓米2+2通商協議の関心事の一つは、ドナルド・トランプ米大統領が登板するかどうかだった。
トランプ大統領が先立って日本との交渉の時は予告なしに登場し、日本側を当惑させ、交渉の場を揺さぶったため、韓国の交渉団も最後の瞬間までトランプ大統領の動向に神経を尖らせるしかなかった。
幸いこの日午前、米国財務部庁舎で開かれた協議は計画通りチェ・サンモク副総理兼企画財政部長官とアン・ドクグン産業通商資源部長官、スコット・ベサント米国財務部長官とジェイミソン・グリア米国貿易代表(USTR)が参加した中で「サプライズ」なしに進行された。
協議は午前8時10分頃から1時間10分余り進行され、トランプ大統領の直接介入はなかった。
(引用ここまで)
アメリカと韓国の通商、財務担当相の2+2会談がありまして。
この会談について、韓国側がやたらに神経を尖らせていたんですよね。
赤沢経済再生担当相がアメリカの財務長官との会談に向かう際、トランプ大統領がサプライズ参加したことがありまして。
この一連の動きにけっこうどっしりと対応できていた赤沢大臣、なかなかの人物。
寡聞にして知らなかったのですが、慌てずに対応できていた感じですね。
USTR代表も含めて4対1の交渉になっていましたが、まあ課題を持ち帰ることはできた感じですかね。
で、韓国メディアは「日本にやったように、韓国との交渉でもトランプ大統領が出てくるに違いない」と述べていたのですね。
なぜなら韓国は日本と並び立つアメリカの同盟国で、貿易量も大きいから……との話でした。
サプライズの期待がすごい勢いだったんですよ。
「トランプはいつくるのか!」くらいの勢いで。
蓋を開けたら2+2で順調に会談は終了。
期待されていた「トランプ乱入!」どころか、赤沢大臣の時には完全サプライズで登場した商務長官も来ることなく。
まあ、すんなりと終わりました。噂されていた基地関連の話題も出ることなく。
まったくもってすんなりと終了。
メディアからは「トランプ乱入なし」って書かれてしまうっていう。
どんだけ期待していた……というか、韓国の位置を日本と同等、なんだったらそれ以上のもののはずと考えていたからなんでしょうが。
なんかこう、ごめんな。
直前が日本で。
あと赤沢大臣、また訪米するらしいわ。
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中味は長編記事。最新の記事は「イ・ジェミョン大統領の韓国が台湾有事を誘発する 」となっています。
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