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カテゴリ:米韓関係の記事一覧

韓国メディア「アメリカよ、誤解しないでほしい。イ・ジェミョンは親中派ではなく実用外交派だ」……同盟国が「実用外交」とか「等距離外交」って言っている時点で異常なんだよ

韓米関係、赤信号を控えた黄色信号··· 「李在明=親中」 誤解払拭(ふっしょく)が急務(文化日報・朝鮮語)
今月11日、龍山(ヨンサン)合同参謀本部で開かれた韓日米3カ国合同参謀議長会議で、米国のダン・ケイン合同参謀議長は北朝鮮と中国の脅威を同時に指摘し、抑止力の再確立の必要性を力説した。 ただ北朝鮮の脅威だけを言及した金明洙(キム・ミョンス)合同参謀議長とは違った。 一方、国内では戦時作戦統制権転換を対米交渉カードとして使うという話が聞こえ、ドナルド・トランプ米大統領の無理な防衛費分担金増額要求を非難する声も出ている。 韓米関係に赤信号まではいかなくても黄色信号は灯った状態だ。 (中略)

現状には二つの誤解が存在する。 まず、トランプ政権の誤解だ。 韓国の新任大統領を親(親)中国と誤解する。 過去のイ・ジェミョン大統領の中国関連発言のためだが、政府が標榜する「実用外交」の内容や外交安保人事の面々を見れば親中ではない。 ただ、誤解を解く努力を先にしなければならなかったが、できなかった。 国家安保室長のような専門家を送って安保や関税交渉をすることは、首脳間の信頼が積もった後に効果がある。 今からでもトランプ大統領が喜びそうな人事を送って誤解を解かなければならない。 (中略)

米国と対抗する前に考えなければならないことは、衝突の主な被害に韓国が耐えなければならないという点だ。 米国には韓国に代わる輸入市場がある。 韓国と疎遠になったからといって、米国のインド太平洋戦略が崩れることはない。 一方、韓国は年間数百億ドルの黒字を出す市場が消え、北朝鮮の核の脅威に一人で耐えなければならない。 日本は米国債を1兆ドル以上保有したが、韓国は対抗カードがない。
(引用ここまで)




 元ネタはシンシアリーさんのところから。

 「アメリカはイ・ジェミョンと共に民主党を親中派であると誤解している」との主旨で、韓国はその誤解を解かなければならない」としているのですが。
 「イ・ジェミョン政権は実用外交であり、親中派ではない」とのこと。
 いわゆる「中国にも謝々、台湾にも謝々」って発言が誤解されているのだとしていますが。

 うーん。
 韓国メディアも、共に民主党も、イ・ジェミョンも。
 そしてなんなら韓国人のほぼすべてが誤解……というか、勘違いしていることがあるんですが。
 「実用外交」とか「等距離外交」とか標榜している時点で、アメリカの同盟国としての態度としておかしいからね?



 「安米経中」(安保はアメリカに頼り、経済は中国に頼る)ならまだいいんですが。
 「アメリカにも中国にも等距離で接する」って発言自体が、もう親中派の告白なんよ。
 アメリカからしてみたら「いや、そんな寝言は同盟を解消してから言えや」ってなりますからね。
 「同盟とは?」って感じるでしょうよ。

 日本のように対中包囲網を敷いて着々と準同盟国を増やしていくわけでもなく。
 フィリピンやベトナムのように中国に対抗する手段を整えるわけでもなく。
 なんだったら、アメリカは韓国を特別扱いしてしかるべきだみたいな態度に出る。

 アメリカだって「おまえらなに考えてんだ」くらいのことは思うでしょ。
 かつては日本の防衛力がそこまで頼りになるものでもなかったから、相対的に韓国の立場が上がっていただけで。
 日本がきっちりとその役割を自覚しつつあるいま、韓国は本当に「同盟国としてアメリカとできることはなにか?」を考えたほうがいいよ。
 もはやアメリカの基本戦略は「対中国」で変わらないのだから。



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韓国メディア「あれ、もしかしてアメリカとの外交関係も安保関係も悪化し続けてない? なにか動きを見せないとやばくない?」……そこにようやく気がついたかぁ……

カテゴリ:米韓関係 コメント:(63)
タグ: 米韓関係
【コラム】韓国の安全保障、積極的な発想の大転換が必要(中央日報)
昨年12月初めから6カ月間続いた極端な政治混乱の安全保障費用は何だろうか。北朝鮮の挑発なく静かに乗り越えたからいいのだろうか。そうではない。韓国の安全保障に深刻な影響を及ぼす重大変化が進行中なのにわれわれはまともに対応できなくなっていた。

トランプ政権が在日米軍司令部の役割を格上げし西太平洋で日本中心の安全保障ネットワークを構築していることだ。ヘグセス国防長官は3月末、米日国防相会談後に「日本が今後西太平洋で直面するいかなる種類の緊急状況にも先頭に立つだろう」と話した。在日米軍司令官を現在の3つ星将軍から4つ星将軍に格上げし、在韓米軍司令官は4つ星から3つ星に格下げするだろうという話まで出回っている。もう韓国戦争(朝鮮戦争)以降数十年にわたり在韓米軍が担ってきた北東アジア安障の主導的役割が在日米軍に渡ることになるのだ。

こうした脈絡から在韓米軍の戦略的柔軟性に対する米国の強い要求や米国防総省の在韓米軍4500人縮小検討報道に続き1万人水準への縮小の主張まで出てきた。米日国防相会談で日本の中谷元防衛相は「朝鮮半島、東シナ海、南シナ海を『ひとつの戦域』に統合しよう」と提案し、ヘグセス国防長官もこれを歓迎したという。韓国が政治混乱の渦中で手を出せない状況で韓国の安全保障問題を米日の当局者同士で議論した形だ。ヘグセス国防長官はまた、最近シンガポールで開かれたシャングリラ会合(アジア安全保障会議)で日本、オーストラリア、フィリピンを米国同盟の「核心グループ」と呼び、韓国にはほとんど言及しなかった。 (中略)

北朝鮮の脅威が米国の2次的な関心事になり、在韓米軍のすべての能力が中国に集中するならば韓国が後回しにされる、いわゆる「アチソンライン」が再び引かれるのではないかとの懸念が出てきそうだ。 (中略)

こうした困難をどのように解決すべきだろうか。米国が韓国に要求するのは彼らが最も危険と考える中国の台湾威嚇に韓国がもっと積極的に出てほしいということだ。そして同盟らしく米国と中国の間で確実に自分たちの側に立ってほしいということだ。

しかしわれわれは台湾問題に韓国が巻き込まれることを事実望まない。その上で米軍が韓半島で北朝鮮の脅威にだけ集中することを望む。われわれの立場では最善策だ。問題は国際政治の現実だ。 (中略)

米国にどのように対応すべきだろうか。認識の転換が必要だ。この地域の安全保障脅威は分離しているのではなく互いにつながっているという認識が必要だ。実際に世の中は大きく変わった。朝ロ同盟締結により韓半島で戦争が起きればロシアが参戦できる状況になった。そして台湾で米中衝突が起きれば中国は米軍を韓国に足止めするために北朝鮮の挑発を望みかねない状況だ。だから同盟である韓米が台湾問題や北朝鮮の脅威に対し統合的な観点から共同で対処しようと米国側に提案しようということだ。 (中略)

韓国が米国の悩みである台湾問題に対しより積極的に協力するから米国も北朝鮮の脅威と関連し韓国の安全保障にもっと積極的に協力してほしいと話さなければならない。そのように韓米間の対立を避け重要な両国間の懸案を解いていく信頼基盤を速やかに設けなければならないだろう。積極的な発想の大転換が必要な重大局面だ。
(引用ここまで)




 韓国の有識者にもじわりと「いや、このままだったら米軍が縮小しても、撤退しても文句はいえないような……」って意見が出てくるようになりました。
 まあ、多少はね?

 オバマ大統領(当時)による広島訪問から9年。
 そして返礼的に安倍総理(当時)は真珠湾を訪問しました。
 楽韓Webでは「戦後の終わりだ」と形容しましたね。

 そこからトランプ政権第1期、バイデン政権、トランプ政権第2期と政権が交代してもアメリカの対アジア外交の方針はなにも変わっていません。
 対中包囲網を周辺の同盟国と共に敷く、と。

 そしてその音頭を取ってきたのは常に日本でした。



 クアッドにCPTPPは言うに及ばず。
 イギリス、オーストラリアとの準同盟化、ベトナム、フィリピンへの防衛装備供与等々。
 フィリピンとも準同盟といっていいレベルに格上げされようとしていますし、ASEAN諸国からの日本への信頼は世界でもトップレベルにあります。
 これについては来週に楽韓noteにて書く予定となってます。お楽しみに。

 そんな中、韓国はなにをしてきたんだって話ですね。
 パク・クネ政権では天安門で習近平、プーチンとのスリーショットを撮影。
 ムン・ジェイン政権では外交にことごとく滑りまくり。
 ユン・ソンニョル政権では米韓関係を重視していたものの3年弱で弾劾。

 多国間の防衛協力に取り組むわけでもなく、クアッドやAUKUSに入らせてほしいというわけでもなく。
 ただただ自国利益のためだけにしか動いてきてないよねっていう。

 「対中国包囲網に加わるのか、否か」って問われている中で、「中国に謝々、台湾にも謝々」とか言っている人物が大統領になってしまったわけですよ。
 挙げ句の果てには「台湾有事については宇宙人が地球侵攻したら考える」とか言っちゃうんだから。



 そりゃアメリカもそんな韓国につきあうのも疲れるでしょ。  

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米国防次官が日本、オーストラリアに「台湾有事になったらどんな役割をするのか?」と問題を提起……「拒否戦略」のエルブリッジ・コルビー氏は台湾有事を念頭にした作戦構想も議論へ

「アメリカ政府、日本・オーストラリアに『米中戦争時にどんな役割を果たすのか』と圧力」(聯合ニュース・朝鮮語)
米国が台湾問題で中国と戦争に突入する場合、日本とオーストラリアがどのような役割を果たすのか、具体的な立場を両国政府に要求したと、英国の日刊紙フィナンシャルタイムズ(FT)が12日(現地時間)報道した。

FTによると、ここ数カ月間、コルビー米国防総省政策担当次官は日本・オーストラリア国防当局者らと会った席で、この問題を提起し続けたと、複数の消息筋が伝えた。

ある消息筋は「台湾有事の際に直接適用される具体的な作戦構想と訓練が日本とオーストラリアと共に議論されている」と伝えた。

同消息筋は「(コルビー次官の)要求は、米国さえ台湾安保保障に関する白紙小切手を提供しない状況の中、日本とオーストラリア政府を驚かせた」と伝えた。

米国はこれまで台湾防御可否を明確に明らかにしない「戦略的曖昧性」を維持してきたし、トランプ大統領もこれに対して具体的に言及したことがない。 ただ、ジョー・バイデン元大統領が任期中に公開的に5回、台湾防衛を約束したことがある。 (中略)

FTの報道には台湾問題で米中間の武力衝突時にどんな役割をするか提示しろというコルビー次官の要求を日本とオーストラリアの他に韓国政府も受けたのかは言及されなかった。
(引用ここまで)




 エルブリッジ・コルビー氏が国防省次官に指名された時に、楽韓さんは「アメリカの対アジア外交政策は基本的に変わらないってことです」って話をしましたね。
 コルビー次官は台湾有事はもはや起きるか起きないかではなく、起きること前提で物事を進めていかなければならないとする論者です。

 その著書でも台湾有事を防ぐには抑止力を磨き上げ、中国に見せつけるしかないと述べていますね。
 「アジア・ファースト」は新書なのでさくっと読めます。「拒否戦略」はアメリカが執るべき大きな戦略についての提言となってます。

アジア・ファースト 新・アメリカの軍事戦略 (文春新書)
エルブリッジ・A・コルビー
文藝春秋
2024-10-18



 なので「台湾も日本も東南アジアも防衛予算を増額しなければならない。明日にも起こると認識すべきだ」って話を押しつけられるだろうなぁ……とはなっていたのですが。
 さっそくやってきたか、といったところ。



 「台湾防衛を確約していない中」としていますが、「あのエルブリッジ・コルビー」が国防省次官になっている時点で「台湾有事になれば大きく介入する」って決意を示したも同然なんですよ。
 彼はそりゃもうとんでもない頻度で「全世界の警察官をやめて対中戦略に集中すべきだ」って話をしてきています。
 中東からも欧州からも兵を減らして、対中戦略にだけ集中すべきであるとの論者です。

 そんなコルビー氏が国防政策策定の実質トップになったのですから。
 アメリカ政府による言明こそないものの、方向性を見せつけた人事と言っていいでしょう。

 で、問題は韓国なのですが。
 そうした話は韓国については出ていない。
 まだコルビー次官と韓国の当局者が会っていないって部分が大きいでしょうけども。

 著書の中でもコルビー次官は韓国について「中国が狙ってくる弱い環」扱いしています。
 著書を読むかぎりではこのまま韓国に対してはスルーして「戦時統制権は韓国に渡しますよ」っつーて、だんだんと在韓米軍を減らしていく方向性なのかなぁ……とも感じます。

 いまのところはまだ「やったね、イ・ジェミョンの謝々外交がさっそく成果を出しているよ!」とこするつもりもありませんが。
 そうなる可能性は少なくない、と思いますね。

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米シンクタンクから今度は「在韓米軍は台湾有事に使えるのでめいっぱい使い倒そう」とする提言……「在韓米軍が北朝鮮以外には使えない? そんなの米韓条約のどこに書いてあるの?」ですって

米軍将校「韓国は第1列島線の錨…在韓米軍は台湾紛争に関与」(中央日報)
米国の専門家の間で「在韓米軍の役割を対北朝鮮抑止に限定せず、台湾紛争にまで拡張するべき」という主張が出ている。韓米間で貿易・通商パッケージディール交渉の可能性が高まり、トランプ米政権が在韓米軍の役割再編を交渉カードとして使用するという懸念が出ている状況からだ。

米シンクタンク「アトランティックカウンシル」は10日(現地時間)、米海兵隊のブライアン・カーグ中佐の「韓国は第1列島線の理想的な錨になる」と題した報告書を公開した。

カーグ中佐は報告書で「米軍を朝鮮半島に留めておく(韓米間の)協定、規定、文書はない」とし「韓米連合司令部の任務は北朝鮮の脅威に限定されず、韓国に対する外部攻撃を抑止して撃退することを含む」と主張した。

また「台湾の安保は朝鮮半島の安保とも無関係でない」とし「中国の台湾侵攻は米中戦争の触媒となるおそれがある。強大国間の戦争は水平的に拡大する傾向があり、中国の台湾侵攻が韓国に対する北朝鮮の攻撃につながる経路は多様だ」と指摘した。さらに「米国が中国の侵略から台湾を防御する場合、韓国も必然的に関与することになる」とも言及した。 (中略)

また、米国が北朝鮮や中国との軍事衝突時に必要な核心軍需物資も韓国に保管できるとした。これを中国との衝突状況に活用しても韓国政府は反対できないはずとしながらだ。
(引用ここまで)




 今度は逆に「韓国にあるていどの米軍資産を集結させるべきである」とするコラムがアメリカのシンクタンクから出てきた、とのニュース。
 こちらはアトランティックカウンシルなるシンクタンク。
 いつものようにソースもどうぞ。

South Korea is the ideal anchor for the first island chain(Atlantic Council・英語)

 先日の「1万人規模に減少させ、さらには撤退も考慮に入れるべき」とする 、別のシンクタンクからの提言とはまったく反対のもののように見えます。



 実はですね、核心部分で言っていることは同じであったりするのです。
 先日の提言は「在韓米軍基地は現在のアメリカの根本戦略である対中包囲網に役立つものではない。韓国政府は在韓米軍基地を朝鮮戦争再開時以外には使わせまいとする方針である」と定義づけています。
 そして「であれば、そうした対中包囲網に使えない基地は必要ない。2万8000人規模の現在のものから1万人規模に減らし、さらに完全撤退も視野に入れるべき」とするものでした。



 その一方でこちらのアトランティックカウンシルによる提言は「もっと積極的に在韓米軍を中国包囲網に組み入れていこう!」とするもの。

・「対北朝鮮以外には在韓米軍の資産を使えないなどとしているところもあるようだが、そんなものは『神話』に過ぎない」
・そもそも米韓相互防衛条約にそんな条文はない。
・なんなら発動条件は「いずれかの締結国に対する太平洋地域における武力攻撃」と定義されている。

 つまり、対中戦略に在韓米軍基地をばんばん使っていけるのだ、といった考えなのですね。
 前者が「対中戦略に使えない基地なんていらん」ってものだとしたら。
 こちらは「対中戦略に使えないなんて誰が決めたんだ」くらいにしれっと「在韓米軍基地使い倒そうぜ!」って述べているわけです。
 武器弾薬もばんばん持ちこんで補給も万全にして「朝鮮半島の安定は台湾海峡の安定だ」くらいの勢い。

 どちらにしても「アメリカの基本戦略は対中封じこめ」であると。
 もうそこは動かしようのない現実。
 その視点から「在韓米軍が使えるのか使えないのか」とする議論が百家争鳴しているわけです。

 これらのシンクタンクによる提言、アメリカ政府への提言である部分もあるのですが。
 それ以上に台湾有事になってから「いや、使わせないけど?」とか言い出させないために、いまから旗色をしっかり出せって韓国政府が問われているのですよ。
 「おい、韓国。在韓米軍基地を使わせるのか、使わせないのか。どっちなんだい?」ってことです。

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アメリカのシンクタンク、「在韓米軍は1万人を残して再編成すべきだ。対中防衛に役立たないのなら基地撤去も念頭に置くべき」……これ、台湾をこっち側に置いた新アチソンラインが現実化しようとしてませんか?

カテゴリ:米韓関係 コメント:(88)
アメリカ国防長官前顧問「在韓米軍の戦闘兵力を大幅に削減し、1万人を置くべきだ」(聯合ニュース・朝鮮語)
現在約2万8500人水準の在韓米軍のうち、地上戦闘兵力の大部分と2個戦闘飛行大隊などを撤収し、約1万人だけを残さなければならないとピート・ヘグセス米国防長官の首席顧問を務めた人物が主張した。

この主張はダン・コールドウェル元米国防長官首席顧問と、シンクタンク「ディフェンス・プロパティーズ」(Defense Priorities)のジェニファー・キャバノ先任研究員との共著となる報告書で、9日(現地時間)に公開された。東アジアで米軍の態勢を中国を牽制し、米国の国益を保護する方向に再編しなければならないとし、このように提案した。

著者らは「私たちは韓国で基地防御と関連しないすべての地上戦闘部隊と陸軍通信、情報、本部部隊とこのような部隊と関連した支援·維持部隊の一部を減らすことを勧告する」とし「これは韓半島で循環配置する戦闘旅団(BCT)と陸軍戦闘航空部隊を含む2歩兵師団の大部分を撤収する」と明らかにした。 (中略)

そして、最終的には在韓米軍をさらに減らし、残りの飛行大隊と地上軍の大半を撤収しなければならないと勧告した。

著者らは、このような態勢再編が必要な理由のひとつとして、「韓国が韓半島以外に域内の他の地域で紛争が発生した場合、米国が韓国にある基地を制限なく使用できる接近を提供しなかった」と指摘し、「域内戦争が発生した場合、韓国にある米軍戦力を活用できなくなる恐れがある」と主張した。

これは、米国が台湾海峡などで中国と衝突する場合、そのような紛争に在韓米軍が介入することに韓国が反対するという点を指摘したものだ。

著者たちはまた「米国の同盟とパートナーのただ乗りが依然として問題」と主張し「韓国が色々な米国の同盟より国防により多くのお金を使うことはあるが、主要戦闘支援力量の一部を継続して米国に依存している」と評価した。

さらに、「米国が日本、フィリピン、台湾、韓国など域内同盟が自国の安保を一次的に責任を負うようにし、米国は支援または米国の核心国益を保障するのに必要な場合に役割を制限しなければならない」とし、「米国は国家をこのような方向に押し進めるために米国の軍事態勢(footprint)を調整しなければならない」と主張した。

著者らは、韓国が通常戦力で北朝鮮に対して相当な優位を持っているため、米国の支援なしに直ちに、または短期間で自らを効果的に防御できると評価した。

また、「現在、米軍の態勢はあまりにも攻勢志向的であり、中国国境とあまりにも近くに位置しているため、中国の攻撃を抑制するよりは緊張の高まりを誘発する可能性が高く、紛争が発生した場合、米国の人材と資産が生存する可能性が低い」と診断した。
(引用ここまで)




 現在の国防長官であるピート・ヘグセス氏の主席顧問で会った人物が「世界の米軍基地をスリムにして、対中国を主眼に再編成する必要がある」とのレポートを出したとのニュース。
 その報告書がこちら。

Aligning global military posture with U.S. interests(Defense Priorities・英語)

 特に韓国に辛辣にあたっているといったわけではなく、全体的に米軍基地を縮小する必要があるとの提言になっていますね。
 ただまあ、韓国にはけっこうな紙幅をとって「大きく撤退すべきだ」って論を張っています。

 要するに現在の在韓米軍は対北朝鮮戦、朝鮮戦争再開を意識した編成になっており、かつ対中防衛の役に立たない。
 アメリカ人の目からしたら「これ、いらんよなぁ」ってなるわけです。

 報告書では在韓米軍を現在の2万8000人規模を1万人にまず減らす。
 そしてアメリカの対中包囲網に役立たないのであれば、ほぼ撤去まで行ってもいいとしています。
 有事の際に米軍の兵站、修理拠点とするのであればそれなりの整備要員を残してもいい、とのこと。



 それでなくても通常兵器では韓国が北朝鮮を圧倒している。
 これは現在の国防省次官であるエルブリッジ・コルビー氏の持論でもありますね。
 韓国は自主的に対北朝鮮について責任を持たなければならない。

 かつ、台湾有事があった際にも米軍基地をまともに運用できそうにない。
 であれば、在韓米軍は大幅に撤退するしかないなって結論です。

 現在、韓国とアメリカの間で戦時作戦統制権について交渉が行われています。

戦時作戦統制権の移管問題 韓国政府が米国と実務協議を開始(朝鮮日報)

 ……これが成立したらもう在韓米軍再編成は待ったなしですね。
 「米軍が他の軍隊の下につく」情勢をアメリカ政府が許すわけないですから。
 トランプ政権は本気で「韓国と一線を画す」方向性にあるように見えます。

 「台湾をこちら側に含めた新アチソンライン」が敷かれつつあるのですが……韓国側は意識できていますかね?

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アメリカ有識者「イ・ジェミョンはトランプと習近平、どちらと会談をするのかが外交戦略の鍵となる」……とはいえアメリカからは無視気味にされてますけどね

ビクター・チャ「李大統領、トランプ氏と習近平氏のどちらが先に会うかがカギ」(聯合ニュース・朝鮮語)
李在明(イ・ジェミョン)大統領が米国と中国の首脳のうち、誰と先に会談するかが彼の外交で重要な決定ポイントになると、米国内の韓半島専門家が9日(現地時間)見通した。

米国シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)のビクター・チャ韓国碩座はこの日「韓米経済の再設定:機会と障害物」を主題にCSISが開催したオンラインセミナーでイ・ジェミョン政府が経済と安保にかけて以前の政府よりさらにバランスの取れた対米·対中関係設定を望むとし、このように明らかにした。

チャ氏は、ドナルド・トランプ米大統領の早期帰国(G7首脳会議)、李大統領のNATO首脳会議不参加などで、6月の2度の多国間首脳会議を契機にした韓米首脳会談の機会を生かせなかった状況で、「大きな質問のひとつは、イ大統領がトランプ大統領と会う前に習近平中国国家主席に会うかどうかだ」と述べた。

チャ氏はさらに「もうひとつの重要な決定ポイントは、イ大統領が中国の9月3日の戦勝節出席の招請に応じるかどうかだ」と明らかにした。

韓米首脳会談の日程がまだ決まっていない状況で、時間がかかっても同盟国である米国との会談を韓中会談に先立って開催するという原則を立てるかどうかは、李在明(イ・ジェミョン)政府の対外政策において重要な第一歩になるという診断だった。
(引用ここまで)




 CSIS(戦略・国際問題研究センター)で朝鮮問題主席を務めるビクター・チャ氏はイ・ジェミョン大統領に対してその当選前から「やばいよやばいよ」って話を延々としています。



 現在の米韓関係は危ういバランスの上に成り立っている。
 トランプ大統領はほぼ韓国を無視している状況が続いている。
 そんな中、イ・ジェミョンは「等距離外交」を標榜していてこれまたやばい。

 ずーっとそのあたりの危険性を語り続けているのですが……イ・ジェミョンには全然届いていなさそう。
 自分の「等距離外交」「中国に謝々、台湾にも謝々」こそが王道であると認識しているんだろうなぁ。



 その結果は関税交渉であってですらカウンターパートと会えていないってものになっています。

対米通商交渉 カウンターパートに会えない韓国、何度会っても成果が得られない日本(朝鮮日報)

 ウィ・ソンラク国家安全保障室長が訪米しても、ルビオ国務長官とは「非常に短時間」の会談で終了したとのこと。
 ……これ、外交用語的には「挨拶して終わり」ってことですわ。
 さらに財務長官との会談も希望したけど実現せず。

 もちろん、米韓首脳会談はまったく見通しが立たない。
 外交部長官(外相に相当)もまだ決まらない。

 そんな中、習近平主席に誘われた戦勝節出席をするのか否かに注目すべきだとのビクター・チャ氏の指摘。
 出席するとしたらパク・クネ以来の「偉業」となってしまいますが、さて。

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ジョン・ボルトン「アメリカ政府はまだイ・ジェミョンの考えを明確につかんでいない」……それはそう。なぜならイ・ジェミョンには「外交政策」なんてものはないから

元ホワイトハウス大統領補佐官「米国、まだ李大統領のことを掴みきれていない…韓米首脳、早期会談を」(中央日報)
「李在明(イ・ジェミョン)韓国大統領とドナルド・トランプ米国大統領の顔合わせは早ければ早いほど良い」

トランプ執権代1期に外交安保策士の役割を果たしたジョン・ボルトン元ホワイトハウス大統領補佐官(国家安全保障担当)は4日(現地時間)、中央日報とのインタビューで「新たに就任した李大統領にはすべき仕事が多くあり、米国の立場でもできるだけ早く両首脳間の会談を進めなければならない」と話した。 (中略)

--在韓米軍の戦略的柔軟性を拡大しなければならないという議論はどのように捉えるべきか。

「東シナ海や南シナ海で中国の脅威は地域内すべての自由国家に対する脅威だ。したがってアジア地域で在韓米軍がもっと幅広い柔軟性を確保するべきだという点を韓国も安全保障の側面から重く受け止めて考慮しなければならない」 (中略)

--李在明大統領とトランプ大統領の会談が予想よりも遅れている。

「李大統領はできるだけはやくトランプ大統領と会わなければならない。米国の立場でも同じだ。議論の主題ははっきりしている。米国と韓国両側が協定を通じて関税を減らし、正常な貿易関係に戻るように願う。このような経済的観点だけでなく、地政学的観点でも両国の首脳会談が必要だ。当然北朝鮮核プログラムの対応について議論するべきだが、米国政府は李大統領の考えを明確に掴みきれていない」

--李在明政府は「国益中心の実用外交」を前面に出している。

「核心は対中関係だ。インド太平洋地域全体にかけて脅威を加え、台湾に対する潜在的攻撃の可能性まである中国を、韓国も脅威としてはっきりと認識しなければならない」

--中国は李大統領を戦勝節80周年記念式典に招待したが。

「中国が抗日戦争勝利を記念して韓国と日本の溝を深めようとするのが狙いなら、李大統領の出席は失敗に終わるだろう。日本を狙った政治的宣伝行事が目的なら、李大統領の出席は害になるだろう」
(引用ここまで)




 ジョン・ボルトンが中央日報とのオンラインインタビューで「アメリカ政府はイ・ジェミョン(李在明)大統領の考えを明瞭に掴めていない」と発言。
 ……うんまあ。
 イ・ジェミョンはよく言えば「臨機応変」な外交政策を持っています。
 なので、そのパーソナリティを把握しにくいのは間違いないでしょうね。
 もっと正直な話をすれば「一貫した外交政策」どころか、外交政策そのものがないんですけども。
 そのあたりを解説したnote記事がこちら。



 これまでイ・ジェミョンがやってきたのは「当面の敵を設定して、それを叩くこと」だけです。
 そしてこれからもそれは変化しないでしょう。
 なので当面はユン・ソンニョル前大統領を叩き続けます。「内乱!」「戒厳令!」って言い続けるでしょうね。



 なに? まだG7に招待国として出席して、顔合わせをしたくらいでまともな会談はゼロなのになぜそんなことが言えるのかって?
 大統領選挙の際のテレビ討論会とか見てればだいたい分かりますよ。
 あの時も延々と「内乱勢力」って言い続けて、相手を茶化すだけで終わりました。

 なのでまだ化けの皮がはがれていないだけなのです。
 首脳会談で1対1で対話があった時、なにを言い出すか分かりません。

 ムン・ジェインはトランプとの首脳会談の時に、マスコミの前での冒頭会見でトランプに独演会をされていても我慢できていたのですよ。
 その代償として「首脳会談2分www」とかになりましたけども。



 これと同じこと、あるいは似たようなことをイ・ジェミョンがやられた時、どうなるかなんですよね。
 といったわけでテタテ(1対1での対話)がある首脳歓談があることを戦々恐々としながら楽しみに待っているんですよ。
 特に米韓首脳会談。



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韓国メディア「在日米軍も自衛隊も台湾有事に備えている。日本は各国と協力体制を整えている。韓国は在韓米軍の扱いを含めてなにか準備をしているのか?」

「在日米軍は今後数年かけて指揮権限を徐々に拡大」 実現すれば在韓米軍の見直し不可避(朝鮮日報)
スティーブン ・F・ ジョスト在日米軍司令官(空軍中将)は6月28日、日本に駐留する約5万5000人の在日米軍の任務について「同盟の管理から人道支援、災害救助、武力衝突に至るさまざまなスペクトラムを合わせた作戦の統合・同期化に向け見直されるだろう」と述べた。その上でジョスト司令官は「(在日米軍司令部は)今後数年かけて指揮権限を徐々に拡大していく」と明言した。 (中略)

また日本は、米国が進める「中国けん制に向けた同盟国の役割拡大」に応えるため、韓半島、大韓海峡、南シナ海を一つの戦域(戦時作戦区域)とするいわゆる「ワンシアター(一つの戦域)」構想の概念を米国に提示し協議を進めている。

 在日米軍司令官が言及したように、在日米軍の重要性が拡大し、米軍が東アジア地域を一つの戦区として統合し運用するようになれば、この地域における米軍の構造が大きく見直される可能性が考えられる。トランプ政権内部からは「在韓米軍の戦時作戦統制権移譲と同時に在韓米軍司令官は中将(三つ星)が担当」「現在中将が担当している在日米軍司令官は大将(四つ星)が担当し国連軍司令官を兼任」との案が出ているという。在日米軍の規模は在韓米軍の約2倍だ。また国連軍司令部(UNC)の移転や韓米戦時作戦統制権の韓国への移管に向けた議論も同時に行われるとみられる。

 米日両国は昨年7月、中国の軍事的脅威に対抗するため指揮・統制体制の協力強化で合意し、米軍は自衛隊拡張に歩調を合わせ在日米軍司令部を合同軍事司令部に格上げすることを決めた。 (中略)

 日本はインドやオーストラリアと共に多者安保協力体であるクアッドの一員であり、最近は中国けん制の重要国であるフィリピンなどとも安全保障面での協力を進めている。南シナ海や東シナ海で中国の覇権主義をけん制するため米国やフィリピンとの3カ国協力も活発に行っている。

 在日米軍の役割が実際に拡大した場合、在韓米軍もいかなる形であれ変化は避けられないと予想できる。米国は人員やリソース面での制約を考慮し、現在その任務が北朝鮮抑止に限定されている在韓米軍についてはいわゆる「戦略的柔軟性」を模索している。
(引用ここまで)




 在韓米軍、在日米軍がそれぞれ変化しそうだとの話がじわじわと出ています。
 在韓米軍についてはすでにウォールストリートジャーナルがすっぱ抜いたように、人員を減らそうとする方向性。
 また、これまでの在韓米軍は基本的に「対北朝鮮に備える」ものとして駐留してきたのですが、対中国を見据えて「柔軟性を持たせる」ものにしようとされています。

 在日米軍については司令官を大将にして、国連軍司令官を兼任させようとの案が出ているとのこと。
 アジア方面の主力としての役割を駐日米軍に大きく持たせることになるのでしょう。
 明らかに台湾有事を見据えての改変ですね。



 じゃあ、韓国はどうするのか。
 自国の軍備はあくまでも北朝鮮に対応するものとしてきていましたが、明らかに通常兵器では北朝鮮なんて相手にならなくなっている。
 ロケット、ミサイルの類いをぶちこまれた時の対応とかそのくらいの課題は残っていますが。

 で、クローズアップされるのがイ・ジェミョンの「台湾有事なんて韓国に関係ない」って話ですね。
 台湾有事の際、北朝鮮が中国に命じられて南侵まではいかなくとも、ロケット弾を打ってくることくらいのことはしてくる可能性があります。
 なので「韓国軍は対応できない」ってのは分からない話でもない。

 じゃあ、在韓米軍をどうするのか。
 燃料や弾薬補給すらやらせない可能性があるんだよなぁ……。釜山海軍基地とかは韓国軍と在韓米軍が併用している軍港なんですが。
 「対北朝鮮に備える」とか言い出しかねないと考えています。

 2027年に台湾有事が想定されているともされていますが、その頃はまず間違いなくイ・ジェミョン政権下。
 「中国の怒りを買わない」ことを最優先にしてくる可能性があって、東アジアの不安定要因そのものなのですよ。いまの韓国は。

 日本のようにフィリピンやベトナムとも防衛について対話して、かつクアッドの一員でもあり、各国と準同盟を結びつつある国とは異なっていて、アメリカ以外の国とはどことも協力体制を敷いていない。
 結果、「有事の際にどこを向くのか分からない危険な国」扱いせざるをえないんだよな……。



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