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カテゴリ:米韓関係の記事一覧

韓国メディア「アメリカから『韓国は中国寄り』と見られているのでは? 米中双方に対して曖昧戦略をとる政府が不信を呼んでいる」……やっとお気づきになられましたか

「MAGAの一部、韓国を親中と認識」…尋常でない危険信号(中央日報)
韓米両国は表面的に強固な同盟と緊密な連携を強調しているが、政府内外で感知される「同盟の危険信号」は尋常でない水準だ。安全保障や経済・通商はもちろん、北朝鮮関連情報の共有、地域内での軍事的役割分担にいたるまで、主要懸案で両国の見解の違いが表面化し、同盟の亀裂がますます拡大している。 (中略)

韓米両国は安全保障分野における戦略的優先順位について徐々に見解の相違を表している。韓国政府が北朝鮮との軍事的緊張緩和や戦時作戦統制権(戦作権)の移管といった韓半島(朝鮮半島)を中心とする課題を重視しているのに対し、米国は自国の対中牽制という国家戦略に韓国をはじめとする同盟国が直接的・間接的に貢献することを求めている。

こうした過程で、米国の戦略構想にどれだけ実質的に貢献するかが同盟国を評価する主要な基準として定着しつつある。在韓米軍の対中牽制の役割拡大を柱とする同盟の現代化や、ホルムズ海峡における韓国の軍事的貢献問題は、こうした見解の相違が表れている代表的な事案だ。 (中略)

梨花女子大学の朴元坤(パク・ウォンゴン)教授は「米国の国家戦略部門、軍、学界、一般国民にいたるまで中国を牽制する必要性については強い共通認識がある。しかし韓国政府のあいまいな対中姿勢のためトランプ支持層のMAGA(米国を再び偉大に)グループの一部では韓国政府は親中政権という認識が働いている」とし「これは米国側からすればそもそも韓国を信頼できるパートナーと見なせるかという問題」と指摘した。 (中略)

最近浮上している韓米関係の不協和音は一時的な騒動ではなく、米国の対外戦略の変化と自国優先主義が重なって表れた構造的な現象というのが専門家らの見方だ。このため経済・外交・安全保障などあらゆる分野を網羅する包括的な対応が必要との指摘が出ている。
(引用ここまで)




 米韓関係が崩壊しつつあることについて、韓国メディアからようやくぽつぽつと記事が出るようになりました。
 昨日にピックアップした国情院(旧KCIA)トップや、与党前代表の国会議員が訪米できなかったこと。
 国情院職員へのビザが下りなかったことなどはまだその一端でしかないのでしょう。



 先日の国連総会に伴ってイ・ジェミョンが訪米した際には、本当に直前まで予定がなかったことが知られています。

【社説】米中、米日に続き朝米会談の兆し…韓米はなぜ会えないのか(中央日報)

 対米投資案を持っていったのでなんとか首脳会談が実現しましたが。
 そこからまた投資についてもめまくっているのはご存じの通り。



 冒頭記事を読んでもらうと、アメリカ側が韓国に求めるものが多くなったので……的な解釈をしているっぽいのですが。
 そうした部分も確実にあるとは思うのですけどね。

 ただ、根本的にアメリカは韓国……というか、イ・ジェミョン政権、ひいてはイ・ジェミョン本人を信用していないのですよ。
 大統領選挙中に「「中国に謝々、台湾にも謝々」、「台湾有事には関与しない」といった発言があったことは当然、アメリカにも知られているでしょう。
 根本的に中国寄りであると認識されているわけです。

 イ・ジェミョンが大統領に就任した直後、ホワイトハウスから出たのは「米国は全世界民主主義国家に対する中国の介入と影響力行使に対しては依然として憂慮し反対する」って言葉でしたからね。



 そして、著名なシンクタンクであるCSISのビクター・チャ氏は大統領選挙中から延々と「このままでは米韓関係は崩壊する」といった警鐘を鳴らしてきました。
 相当に韓国寄りの人物であるチャ氏がそこまで言うほどに米韓関係の現状は危機に瀕しているのですよ。



 去年の4月の時点で楽韓noteにそんな話をまとめてますのでごらんください。



 イ・ジェミョンとトランプはぶつかるしかないんですよ。
 ノ・ムヒョン、ムン・ジェインと引き継がれてきた韓国左派の悪いところを増幅した人物なのですからね。



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韓国政府「アメリカが原潜取得の妥当な理由を見つけろと言った? 朝鮮半島安保のためだ」……だからそれじゃダメだって言われてるんだよ

カテゴリ:米韓関係 コメント:(72)
米海軍「国格誇示用の原潜は不可」指摘に…韓国政府「韓半島安保のため」(中央日報)
米海軍が韓国の原子力潜水艦(原潜)導入をめぐり、単なる「国格の象徴」ではなく明確な運用目的が必要だと指摘したことに対し、韓国政府が「韓半島(朝鮮半島)の安保のため」との立場を明らかにした。

韓国外交部は11日、中央日報の質問に対して「われわれの原潜運用は、急変する韓半島の安全保障環境に能動的に対応し、安保を強固にするために推進するもの」と明らかにした。 (中略)

米国側が、韓国が導入しようとしている原潜について、単なる対北朝鮮抑止にとどまらず、インド太平洋海域で運用する必要性を繰り返し示唆したものとみられる。これに対し韓国政府は、原潜の運用を「韓半島の安保」に限定し、距離を置く姿勢を見せている。

韓米は昨年の首脳会談の成果としてまとめられたジョイント・ファクトシート(共同説明資料)で、米国が韓国の原潜建造を承認し、燃料調達策を含む後続協議を続けることを明文化した。当時、李在明(イ・ジェミョン)大統領も、原潜を韓半島海域の防衛に活用すれば米軍の負担を減らすことができるとの論理を展開した。

通商摩擦で中断している韓米の原潜協議が再開される場合、燃料調達と建造方式だけでなく、原潜をどの海域でどのような任務に活用するかも主要な争点として浮上する見通しだ。
(引用ここまで)




 なんというかこう……だいぶ面白いっすね。
 韓国は20年来、「原潜がほしい」って言い続けているのですよ。
 それに対してアメリカは米韓原子力協定で韓国の開発に枷を駆け続けている状況が続いています。
 イ・ジェミョンは「韓国国内で開発も建造も行う」と高らかに語っていますが。



 アメリカ側にその気がないっぽいのは一昨日のエントリでも語ったとおり。
 「日本は原潜を取得すべきだ。韓国は……あー、理由をちゃんと考えるように」ってアメリカ海軍当局者からの指導が入っています。
 まあ、実際問題として韓国に原潜が必要かっていったら、必要ないんですよね。



 これが「日米の他、オーストラリア、フィリピン等と一緒に対中戦略の封じこめに加わる」っていうのであれば「そりゃ外洋に出る原潜や空母も必要かもね」ってなるでしょうが。
 空母+原潜ってある意味セットですからね。あとミサイル巡洋艦と駆逐艦。まあ、小型の打撃群にするならイージス艦だけでもよいでしょうが。

 で、「米海軍当局者はこのように『原潜NG』って述べているが」との質問に対して、韓国政府が「韓半島安保のためにだ」って言い出したのが冒頭記事。
 じゃあ、ダメだな(笑)。

 北朝鮮の原潜に対抗するってだけならそのあたりは必要ない。
 少なくともアメリカの意識としては「核の傘を提供している韓国には必要ない」となるでしょう。
 わざわざ「理由を考え直せ」「我々からは教えられない」って言われているのにこれですからね。

 トロフィーとしての原潜取得なんですよ。
 日本を上回るため、といってもいいかな。
 そんなんでアメリカから核燃料なり技術の供与をもらえるつもりでいるんですから。
 戦闘機開発時にも「同盟国なのでKF-21への技術供与があって当然だ」って韓国の言いように、アメリカ側は「……なんで?」ってすげなく拒絶したものでしたが。



 原潜取得もそれと同じ経緯を辿りそうですね。



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韓国メディア「小泉防衛相が『原潜の保有を排除しない』って発言した。ギャオーン!!」→「米海軍から『日本は原潜保有すべき、韓国には理由がない』って言われた。オンギャー!!!」……だってキミら、本当にゲームのトロフィー感覚で原潜保有しようとしてるじゃん

一線を越えた日本···小泉防衛相「原子力潜水艦保有は排除しない」(韓国経済新聞・朝鮮語)
小泉進次郎日本防衛相が原子力潜水艦導入の可能性を取り上げた。 年内に予定された安全保障関連3文書改正議論で、原子力潜水艦導入も選択肢から排除しないという立場だ。

11日、共同通信などによると、小泉防衛相は同日の記者会見で、原子力潜水艦保有と関連し、「多様な選択肢を排除せずに検討する」と明らかにした。

原子力潜水艦は原子炉を動力源として使用する。 長期間の高速航海が可能で、作戦半径が広い。 実際に導入されれば、日本は「戦争可能な国家」への変身に一歩近づくことになる。

小泉防衛相は原子力潜水艦について、「長時間の潜行が可能であり、普通の潜水艦に比べて数倍速いスピードを持っている」とし、「乗務員の安全をより高いレベルで確保しながら活動に従事することが可能になる」と説明した。

特に、費用と技術的負担に触れ、原子力潜水艦の導入を具体化していく姿も明らかにした。 小泉防衛相は「原子力装置が高価なので持続的な整備と運営に特殊な専門技術が必要だ」と話した。 (中略)

前日には、米海軍当局者が日本の原子力潜水艦保有の検討に肯定的な見解を明らかにしたというニュースが伝えられた。 日本が原発を保有し、基盤技術を備えているという点を根拠に挙げた。
(引用ここまで)




 韓国メディアが「小泉進次郎防衛相が『原潜も選択肢として排除しない』と発言した。ライン越えだ。オンギャー」と叫んでいます。
 当該の発言はこちらの動画にあります。
 原潜についての質問は6分40秒くらいから(タイムバー合わせ済)。



 去年9月には防衛相の有識者会議で「潜水艦の次世代動力(原子力潜水艦の隠語)、ありっちゃーあり」くらいの提言をしています。
 それを受けたわけでもないのでしょうが、高市政権になって小泉進次郎防衛相が就任記者会見で「あらゆる選択肢を排除せず」って文言を述べています。

 今回の記者会見での発言もそれを踏襲したもの。
 いまさら「ライン越えだ!」もないもんですけどね。



 日本はもう韓国だの中国だのが言いがかりをつけてくることを前提として「それはそれ、これはこれ」でやっているわけです。
 周辺国の言うことを気にしていたらはじまるものもはじまらん。
 「抑止力を高めるためにはあらゆる選択肢を排除しない」ってのは原則になったんですよ。

 もちろん、これは対中国を考えてのことですし。
 その対中国戦略はアメリカが裏書きしている。

 昨日ピックアップした「日本は原潜を導入すべき。原発もあるし技術がある」「韓国には導入する理由がないし、我々がそれを教える立場にもない。ステータスシンボルとして導入するのは間違っている」ってアメリカ海軍当局者の発言。



 あれもそうしたクアッド、日米安保条約、さらには英豪比といった準同盟国間での合意があった上での話。
 韓国がその中に入っていない、ですか?
 だって韓国とは「アメリカと同盟を組んでいる同士」以上の関係ではないですからね。

 ちなみに昨日の米海軍当局者による話は韓国にも伝わっています。

米海軍「日本の原子力潜水艦導入が必要」韓国は妥当な理由を見つけなければならない」(韓国経済新聞・朝鮮語)

 関連ニュース記事のコメントに「韓国にも原発技術はありますが?」ってのがぽつぽつ 見受けられますが。
 そういう話じゃないんだよな。
 アメリカや日本の描いた絵に乗るのか、乗らないのかって話をしているんですよ。それができないなら技術供与はできないし、米韓原子力協定の改正もできないって話をしてるわけです。
 ……理解しなよ。



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アメリカ海軍「日本が原潜導入を考えている? いいね!👍」→「韓国も原潜を……? ちゃんと理由があるならいいけど、ステータスシンボルとして導入したいってのは間違いだな👎」

米海軍「韓国、国格のために核潜水艦を買うべきではない」妥当な理由があってこそ」(聯合ニュース・朝鮮語)
米海軍が9日(現地時間)、韓国の原子力潜水艦(核潜水艦)導入と関連して、単に象徴的なレベルではなく、なぜ必要なのかに対する明確な目的が裏付けられるべきだという立場を明らかにした。

韓国が昨年の韓米首脳会談を機に、原子力潜水艦の建造協力を本格的に推進し、米国側と協議を続けている状況で出た発言であるため、注目される。

米海軍関係者はこの日、ハワイの真珠湾ヒッカム合同基地で韓国をはじめとするアジア太平洋地域の取材陣と会い、韓国の原子力潜水艦導入に関する質問を受けると、「韓国は原子力潜水艦を保有しなければならない妥当な理由を探さなければならない」と話した。

この関係者は「韓国が単に国格の象徴性(status symbol)のために原子力潜水艦を購入するならば、それは誤った理由である」とし「費用が途方もなくかかることだから」と説明した。

さらに過去、ダリル・カードル米海軍参謀総長(大将)が韓国の核潜水艦導入推進と関連して「韓国が近隣海域を一度も抜け出さなければ核潜水艦は必要ない」という趣旨で言及した事実を紹介した。

それと共に「私たちがその理由を決めることはできない」として「韓国自ら妥当な理由を探さなければならない」と強調した。
(引用ここまで)




 「米海軍当局者」が誰なのかは不明なのですが、韓国の原潜保有に向けた野望について「理由がない」としています。
 これだけ話をしているってことは、かなりの高官なのだろうなぁ……と思われます。

 具体的な言及としては──

・「韓国は自ら原潜保有について妥当な理由を見つけるべきだ」
・「我々(アメリカ)が理由を提供することはできない」
・「ステータスシンボルとして持とうとするならそれは間違い」
・「かつて『近隣海域を出ないのなら必要ない』との発言があった」

 ……といったところ。
 その一方で「日本が原潜を持つというのなら、それは理解できる」といった主旨の発言もしています。

日本の原潜保有検討を肯定 米海軍当局者「技術ある」(共同通信)

 日本の潜水艦は明らかに「日本近海だけで活動するわけではない」し、反撃能力手段の確保としての原潜保有は抑止力の向上って意味でもありといえばあり。



 韓国は「原潜がほしい、空母がほしい」って重ねて発言しています。
 ムン・ジェイン政権の頃から言っていましたし、もっと遡ればノ・ムヒョン政権時代に362事業と呼ばれて秘匿されていた計画がありました。
 2003年6月2日に承認された計画なので362事業。
 4000トン級の原潜保有を目指した計画だったのですが、翌年に朝鮮日報にすっぱ抜かれて断念に追いこまれました。

 以来、韓国では原潜保有は夢なのですよ。特に左派政権にとっては。
 アメリカの支配を脱して「自主国防路線」を突き進むことが彼らにとっては正義ですからね。
 といったわけで、イ・ジェミョン政権では原潜取得の計画を進めています。



 ただまあ、「なんのために?」とは今回の米海軍当局者だけでなく、国内からも散々問われています。ハンギョレですら「なんのために原潜を保有するのかの理念が見えない」とかこき下ろされていましたからね。



 韓国が原潜や空母を取得するってことは、外海に出る意向があるってことですからね。
 アメリカの同盟国が「アメリカの対中国戦略に乗る」って意思を内外に示すことに他ならない。

 そうではなく、「単にステータスシンボルとして保有するというのであれば間違っている」ってのが今回の指摘です。
 「ちゃんと理由を考えな? そうでないと技術供与とかできないよ」って話をされているんですね。
 子供に諭すようにして。



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対米投資遅延、クーパン問題、イラン協力なし……アメリカ、韓国への不信感が頂点に達してしまう → 伝統的な米韓軍事演習を縮小へ

韓国産業通商部長官訪米中に爆発したトランプ大統領の不満…「韓国、最も遅い交渉相手」(中央日報)
ポリティコは17日、トランプ大統領の合同演習縮小指示と関連し、匿名の交渉関係者の「(韓国は)最も交渉の遅い相手だ」という発言を引用しながら「トランプ大統領は韓国が約束した3500億ドル(約56兆円)規模の投資約束履行が遅いことに対する不満を理由に演習縮小を強調しているもの」と報道した。

ポリティコは「経済と安全保障関係をめぐり、ひとつの領域に対する不満が他の部分に影響を及ぼす点が現れた」と評価した。トランプ大統領が対米投資推奨に向け、これと関係のない韓国の安全保障状況を交渉のてこに使っているという意味だ。ポリティコは「貿易問題に対する韓国の誤った判断により安全保障で代償を払うことになるかもしれない」という見出しで関連内容を報道した。 (中略)

ラトニック長官は先月ワシントンで開かれた韓米造船協力センター(KUSPC)開所式でも「言葉や了解覚書(MOU)ではなく船舶建造数で評価する」としながら韓国の投資遅延に対し露骨な不満を示した。ラトニック長官の言葉に開所式のムードは急激に冷え込んだ。 (中略)

金長官が具体的な投資先を決めることができていない状態でラトニック長官と会ったことと関連し、韓国政府消息筋は「金長官の帰国日程はまだ決まっていない」と伝えた。米国の不満を和らげるため多様な活動を継続しようとしているものとみられる。それだけ米国の圧力が強いという意味でもある。経済問題が安全保障分野まで拡大した状況で通商トップだった呂翰九(ヨ・ハング)通商交渉本部長は釈然としない理由で突然免職された状態だ。

米シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)のビクター・チャ氏はこの日緊急オンライン座談会で、「トランプ氏の特徴はあらゆるものを取引と考える点。(韓国が)1次投資を発表しさえすれば良くなるだろう」と予想する。
(引用ここまで)




 トランプ大統領が韓国に対して「米韓合同演習を縮小したのは韓国の投資が遅いから」と話したとのこと。
 なんでも演習はこの週内でさくっと終わるとの話。

米韓合同演習、異例の途中打ち切りか 「週内で終了」韓国KBS報道(産経新聞)

 乙支フリーダムシールドっていったら、米韓合同演習の中でもかなりの規模のものです。
 10日間以上は行われていたんじゃないかな。
 旧乙支フリーダムガーディアン、旧乙支フォーカスレンズですね。

 それが5日間で終了。
 この訓練縮小についてさまざまな憶測が出ていました。
 イラン戦への協力を拒んだからではないか、ともされていました。
 実際には「韓国側の投資案件遅延に対しての警告」であったわけです。



 ムン・ジェイン政権時代は韓国側から訓練の縮小を申し込んでいたものです。
 対北朝鮮しか頭にない政権でしたからね。
 それがユン・ソンニョル政権時代には正常化されて。
 またイ・ジェミョン政権で縮小された、と。

 アメリカの「韓国に対する不信感」がどれほどのものなのか。
 その証拠のひとつがまた集まってしまった、ってところです。

 対米投資の交渉実務者が更迭され、キム・ジョングァン産業通商部長官(経産相に相当)が急遽渡米してラトニック商務長官と会談を重ねています。

対米投資・クーパン・イラン……トランプ氏、韓国への積もった不満が爆発したか(ニューシス・朝鮮語)

 キム長官の渡米でアメリカ側の不信を解消したい、とのことですが。
 実際には「クーパン問題はどうなんだ」「いつになったら1号投資案件は決定するのか」「合意を守るつもりはあるのか」と詰められている模様。

 まあ、君たち自身がアメリカ相手にゆっくりと確実に育て上げた不信感だわな。
 そう簡単に解消とかできるわけないんだよね。



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アメリカから「投資案件が進まないなら関税引き上げ」の最後通牒を食らった韓国、翌日に交渉担当者を更迭。さらに大臣を急遽渡米させる……泥縄が過ぎない?

ヨ・ハング、真夜中0時に更迭……交渉のためではないというが、どうしたことか(SBS・朝鮮語)
イ・ジェミョン大統領が今日(15日)0時を持って産業通商部のヨ・ハング通商交渉本部長を職権免職しました。
政務職公務員の身分を一方的に剥奪する職権免職は異例の措置ですが、大統領室も産業部も具体的な理由を明らかにしませんでした。
ヨ前本部長は、文在寅政府時代、産業部通商政策局長と通商交渉本部長を務め、イ・ジェミョン政府発足と共に通商交渉本部長として再び起用されました。
以後、韓米関税交渉を主導し、米国の貿易法301条調査、クーパンイシューのような敏感な通商懸案も受け持ってきました。 (中略)

更迭の理由について、官庁からは韓米交渉とは無関係だとする意見が出ている中、ヨ前本部長側は虚偽の主張については法的対応を検討するとの立場を示したということです。
(引用ここまで)




 アメリカから「対米投資の遅延もいい加減にしないと関税引き上げるぞ」って主旨の最後通牒を受けたとのニュースがありました。
 現在、15%のトランプ関税を25%にするのではないかとされています。



 アメリカ側は激怒しており、「韓国許すまじ」くらいの勢いだとのこと。
 商務省から短期間でメールが2回届いている、しかも今週届いたものは「もう関税上げるわ」って内容であったとされています。

 まあねえ。
 「関税上げるわ」って脅さないと進捗がゼロっていう状況ですから。
 そりゃ脅してくるよね。



 で、韓国側がなにをやったかというと、交渉実務を取り仕切ってきたヨ・ハング産業通商部(経産省に相当)本部長を15日0時をもって更迭。
 ……え?

 アメリカから「最後通牒」ともいえるメールが届いたのが14日。
 で、翌15日0時で交渉担当者を更迭。
 見せしめ……ですかね。
 一応、政府は「対米交渉とは関係ない免職だ」と発表しています。

 ついで産業通商部長官(経産相に相当)が予定になった渡米をしているとのこと。

対米投資履行・関税:「足元の火」キム・ジョングァン産業長官、再び米国行き(韓国経済テレビ・朝鮮語)

 ザ・泥縄。
 ま、アメリカとしては一回関税上げちゃうのいいかもしれませんね。
 「3ヶ月限定で」とかやってみせて、「投資交渉に進捗がなければ3ヶ月延長」って延々とやるっていう。
 それくらいやってみせないと話にならないですよ、韓国。



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アメリカ政府から韓国に向けて「対米投資を無視し続けている」と圧力、商務省から韓国政府に先月、今週と短期間できつめのメールが……

カテゴリ:米韓関係 コメント:(82)
「米国、投資を急がなければ関税引き上げ」報道…韓国大統領府「多様なチャンネルで議論」(中央日報)
青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)は14日、米商務省が対米投資を加速させるよう韓国政府に圧力をかけてきたという一部の報道に対し、「韓米間の戦略的投資プロジェクトに関し、多様なチャンネルを通じて緊密な議論が進行中」と明らかにした。

青瓦台は同日の報道発表で「両国間の具体的な議論事項や、政府内の意思疎通や対応については確認できない」としながらも、両国が通商懸案について議論を続けているという趣旨の説明をした。 (中略)

あるメディアはこの日、米商務省が韓国政府に対し「対米投資を急がなければ相互関税を15%からさらに引き上げる」という内容の電子メールを送信し、このため青瓦台が関係部処の長官が出席する緊急会議を開いて対策を議論した、と報じた。
(引用ここまで)




 一部の韓国メディアが「アメリカから『対米投資をこれ以上遅らせるのなら関税を引き上げる』との最後通牒がきている」との報道をしています。
 1月にトランプ大統領が「韓国は投資にやる気を見せていないので関税を25%に引き上げる」と語ったことがあります。



 この脅しに対して韓国政府は縮み上がって、それまで国会で棚上げにしていた対米投資法案をあっさりと通過。
 以降、第1弾投資対象を探している……ってところでまた停止。

 日本側がさくっとLNG火力発電所で第2弾投資案件まで決めているのに対して、なんとも煮え切らない状態が続いています。
 まあ、そもそもトランプ政権の韓国への信頼度は西側諸国へのそれとして最低ラインのものでしょう。
 「信頼関係がなくはない」くらいのもの。



 でもって、大元のニュースはこれかな。

【独占】米「投資を早くしないと関税引き上げ」韓国に「最後通牒」(韓国経済新聞・朝鮮語)
14日、韓国経済新聞の取材を総合すると、米商務省(ラトニック長官)は先月末に続き、今週、韓国政府に対米投資プロジェクト、相互関税に関する電子メールを繰り返し発送した。 書簡には昨年10月、慶州韓米首脳会談の結果物である「韓米ジョイントファクトシート(JFS)」で約束した2000億ドル規模の対米投資(造船業協力1500億ドルを除く)プロジェクトが10ヶ月間発表されないことに対する不満が盛り込まれた。 対米投資発表がさらに遅れると、ドナルド・トランプ大統領に報告するという言及もあるという。 これはトランプ大統領が相互関税を上げるしかないという圧迫と解釈された。 今週初めには圧迫強度がさらに高い電子メールをもう一度送ったと知られた。
(引用ここまで)

 中央日報のどこかのほほんとした報じかたに比べて、だいぶ緊急性が高い感じ。
 アメリカ側がこの件で怒っているの2回目だしね。

 トランプ大統領が明日にもトゥルーソーシャルあたりで「韓国への関税引き上げを決定した」って書いてても不思議じゃないってところ。
 まあ、それ以前の問題ではあるかな。
 この記事もリーク元はアメリカ政府ってオチなんじゃないですかね。

 米韓関係、ホントに危険水域に来ているって見たほうがいいと思いますよ。



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韓国メディア「日韓が為替市場に同時介入したのでは!!!」 → どうも日米の共同介入にちょい乗りさせてもらっただけの模様

韓国財政経済部「日本と一貫して協調」…韓米日、為替市場同時介入の可能性(中央日報)
韓国と日本の為替当局が共同で為替安定化措置を取り、米国も協調した可能性があるという報道があった。ほぼ同じタイミングでドルを売って自国通貨を買うことで、ウォンと円の価値を同時に高める方法だ。韓日協力を越えて米国までが参加した初の「三角為替協調」の事例だ。

ロイター通信は31日、消息筋を引用し、「日本と韓国の当局が外為市場で自国通貨を買う形で介入し、複数の消息筋は米国も動いた極めて異例の協調介入だと説明した」と報じた。財政経済部のムン・ジソン国際経済管理官(次官補)は「(韓日為替当局による同時介入について)確認できない」とし「日本とは一貫して協調体制を維持していて、今後もそうする計画」と述べた。
(引用ここまで)




 おや、これは面白い。
 日韓関係、というか日米韓関係においてチェックすべき項目といえるのではないでしょうか。
 大元であるロイターの報道はこちら。

日韓が異例の協調為替介入か 米国も連携、円とウォン急伸(ロイター)

 楽韓Webではこれまで何度か「これからの日韓関係は協力できうる部分は協力する。それ以上の無理なことはしない」との予測を述べています。
 安保関連では人命救助などの共同訓練は行う。しかし、二国間での軍事演習は行わない。
 首脳が一緒にドラムを叩いてもCPTPPに加入によけいな世話を焼くことはない、といった話をしています。

 一部メディアから「韓国がCPTPPに加入する。日本は水産物輸出規制に目をつぶる」なんて報道がありましたが。
 この報道曰く「6月下旬にも加盟表明をする」とのことでしたね。
 もしかしたら共同通信のカレンダーではまだ8月になっていないのかもしれませんね。

 さて、今回の為替介入について見てみましょうか。
 日韓が同じタイミングで為替介入することができれば、韓国に利があると思われます。
 少なくとも市場参加者を疑心暗鬼にさせるくらいの効果はあるのではないですかね。
 ただ、日本にとってスケールメリットはありませんし、ほとんど影響はないでしょうが。デメリットはないので乗らせてもいいか、くらいなものでしょう。
 アメリカにとっては円、ウォンが高くなることで日韓からの輸出が有利になりすぎることを防げるってメリットがあると思われます。



 まあ、実際には日米の共同介入に韓国も乗らせてもらったって感じかな。
 記事にあるように30日の介入は一時157円台にまで至ったのですが、わりとすぐ160円台に舞い戻りました。
 その1日後、再度の介入があって157.43円で取引時間を終えています。

 この2度目の介入にはアメリカの協調介入があったであろうとされています。
 1度目はレートチェックだけだったようです。
 しかし、31日の閣議に出席したベッセント財務長官のメモに「やること:円買い。50〜100億ドル」とあったとされています。

米財務長官の「やることリスト」に円買い50億─100億ドル ロイターの写真で判明(ロイター)

 50〜100億ドルは絶対的な介入額としては大したものではありません。それでも「アメリカ政府の了解の下に日本政府、日銀が介入している」 ── つまり、アメリカの裏書きがあると見せているのは大きな意味あいを持ちます。
 ベッセント長官のメモも当然、報道の目に触れることを意識したものでしょうね。
 現在の日米関係がどのようなものであるか、よく理解できるのではないでしょうか。

 なお、韓国側に2度目の介入はなかった模様です。
 タイミングを教えてもらえなかったんでしょうね。



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