ご遺体急増の韓国、冷蔵庫に積み重なったり冷凍車に安置されたり…壮絶なコロナ死後(朝鮮日報)
葬儀の現場は悲惨だ。棺桶と葬儀用花輪の品薄現象が起きている。葬儀場を確保することができず、京畿道(キョンギド)に住む遺族が江原道(カンウォンド)に行って葬儀を行う「遠征葬儀」も盛んだ。地方の葬儀場の中には霊安室の安置冷蔵庫が満杯になったため精肉用冷凍倉庫や新鮮食品配送用冷凍車を借りて使っているところもあるという。遺族がこれを知っても「それでも葬儀をやらせてほしい」というのでただ呆れるばかりだ。
火葬場もいっぱいだ。葬儀室で出棺の儀式を行っても火葬の順序を待つために遺体を移動させることができなかったり、火葬炉を夕方時間まで稼動したところ出棺を夜遅く行ったりする場合も多いという。連鎖大乱により、通常は三日葬だった葬儀期間は六~七日葬へと倍以上にのびた。これによって国民が感じる心理的苦痛と経済的損害、生活の不便は言葉では言い尽くせない。政府が全国の火葬施設の火葬炉1基あたりの一日の稼働回数を5回から7回に増やしたというが、臨時方便にすぎない。
(引用ここまで)
韓国の地方のある葬儀場は先日、大型の精肉店などで主に使用する「精肉用冷凍倉庫」のレンタル契約を結んだ。遺体を安置する冷蔵庫として使うためだ。霊安室には以前から遺体安置用の冷蔵庫が4台あったが、今月に入って遺体が急増し余裕がなくなったため、窮余の一策として精肉用の冷凍庫を借りたのだ。この冷凍倉庫は葬儀場から離れているため、入棺を終え遺体を車で運べば遺族は遺体がどこに安置されるか分からず「霊安室が満杯のため外で遺体を安置している」程度しか聞かされない。葬儀場側も遺体の安置場所が「精肉用倉庫」という事実まではどうしても伝えることができない。
別の地方の葬儀場は殯(ひん)所(出棺まで棺を安置しておく場所)に棚を設置して遺体を安置している。「葬儀をしたい」との問い合わせには「もう霊安室がいっぱいです」として断っているが、遺体を安置する手立てのない遺族が「それでも葬儀だけはやらせてほしい」と希望するため変則的な方法を使っているのだ。この葬儀場の担当者は「遺体安置用の冷蔵庫一つに2-3人の遺体を積み重ねる葬儀場もある」と語る。
(引用ここまで)
いわゆる火葬場大乱、なるものは何度か伝えてきました。
葬儀関連はすべてがいっぱいいっぱいでなにできない状況。
もう霊安室もいっぱいでどうにもならないところに追いこまれている。
精肉用冷凍倉庫までレンタルしちゃってる……っていうひどいニュース。その精肉用冷凍室、また業務に使うんですかね。
あと常温で保存して逮捕されるというような事例も出てるそうですわ。
一昨年の春頃、イタリアやアメリカで病院に遺体の入った袋が山ほど放置されている映像が出てました。
あれの再現が韓国で起きている、ということですかね。
そもそも火葬場の設置効率は通常の死亡率に合わせてあるはずですから、新型コロナでこれだけ多くの超過死亡があると対応できないのも当然。
昨日発表までの1週間で2296人が亡くなりました。1日平均で328人。
実際には「隔離期間外に亡くなると新型コロナでの認定外」になるので、その倍はいるとされています。
現在、1日の稼働回数をひとつの焼き場につき5回だったものを7回にして対応しているとのことですが。
ちなみに去年の末から新型コロナで亡くなっても土葬が許可されているとのこと。
韓国は基本、儒教に従って土葬が比較的多い国柄なのですが。
これまでは火葬しなければならないという方針でした。
1000万ウォンの葬儀支援費も火葬証明がないともらえない(ただし隔離期間外での死亡はどちらにせよもらえない)そうです。
ただ、それをアナウンスしていないこともあって、この火葬場大乱が引き起こされたのだという報道もあったりします。
「コロナ死亡者埋葬可能」指針2ヶ月隠された政府、火葬場大乱呼んだ(朝鮮日報・朝鮮語)
ただ、ウイルスが外に出ないようにビニールで密閉しなければならないとのことで「100年経っても土に還らない」と専門家による指摘。
そもそも火葬の割合も2015年の段階で8割を超えています。
そもそも昨今の土地高騰で土葬自体もぜいたくなのかもしれませんね。
「このまま土葬が続けば韓国はすべて墓場になる」なんてジョークもあったほどでしたが。
しかし、ここまで社会的負荷が増大するまでに放置し続けるとは……。
K防疫とはなんだったのか、をユン政権が監査することもあるのでしょうね。
Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローよろしくお願いします。→Follow @rakukan_vortex