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カテゴリ:伝染病の記事一覧

韓国での特養ホーム相当の施設で高齢者と介護者が集団感染、介護崩壊へ……「症状が出ても人がいないから休めない」ほどに

「高齢者と介護者の相互感染で阿鼻叫喚」…韓国の療養施設「介護崩壊」(ハンギョレ)
 「新型コロナの症状が出ていると伝えても、『仕事をする人がいない』ということで、出勤するよう言われます。出勤を拒否すれば解雇されます。その結果、高齢者と療養保護士の感染が相次いでいます。療養施設は阿鼻叫喚そのものです」

 仁川(インチョン)のある療養院で働く療養保護士のKさん(54)は、「最近の療養施設の高齢者は、いつ新型コロナにかかったとしてもまったくおかしくない。高齢者の相当数に基礎疾患があるので『生きる人は生き、死ぬ人は死ぬ』として放置する印象さえ受ける」と述べた。Kさんは「以前は、療養施設で感染者が出ればコホート(同一集団)隔離をしていたが、今はオミクロン株にさらされたまま療養保護士が高齢者の介護をしている」とも話した。

 疾病管理庁の資料によると、11~17日の1週間に新型コロナで亡くなった1835人のうち、療養病院と療養院で亡くなった感染者は647人(35.3%)に達する。
(引用ここまで)


 韓国の今日発表の新規感染者数は42万4641人。
 減りきらないなぁ……。



 水曜日になると40万人を超す、というパターンが確立されつつありますね。

 で、韓国の療養院、療養病院(特養ホーム的なもの)で集団感染が続発しているというニュース。
 新型コロナで亡くなった人数の1/3が療養院。
 というか、1日に40万人も感染していればもっとも弱い層からこうなるのも当然なのですけどね。
 母数が大きすぎてなにも手立てがない。

 介護する側も感染しているし、介護される側も感染している。
 症状が出ても休めないレベルまで来てしまっている。
 ……控えめに言って地獄。

 感染拡大のなにがダメって弱者から淘汰されるってことですよ。これまで必死になって「弱くても最低限の文化的生活を送る権利がある」とされてきたものが、崩壊しつつある。
 これ、先日の電力危機の時にもTwitterで言っていましたけど。
 20世紀初頭にまき戻りつつある部分があって本当に怖い。


 その一方で若年層は「支援費満額をもらい損ねた」とか言っているっていう。
 なんだったら感染して「スーパー免疫者」としてウリに入ろうみたいな考えかたがあるというニュースを紹介してきましたが。
 こうして感染しても気楽な部分があるようです。

感染者急増のため減額された生活支援費...「もっと早く感染すべきだった」=韓国(Wow! Korea)
「もっと早く感染すべきだった。1日の差で支援金が半減した。それさえもいつ支給されるか分からないと言う。人をからかうのでもあるまいし…」

会社員であるA氏(32)の新型コロナウイルス支援金は、たった1日の差で異なる金額が支給されることになった。今月14日、A氏の母親と兄弟が感染したのに続き、A氏と父親がそれぞれ16日、17日に同ウイルスに感染した。1日2日の差であるが、A氏と両親が受け取る支援金に差が出た。韓国政府が今月16日から感染者に対する生活支援金の支給額を減額したためだ。A氏は「以前、知人は濃厚接触者という理由で隔離する間、80万ウォン(約8万円)程度を受け取ったと聞いている」とし「あげたものを返せという感じがして、剥奪感も大きく不合理だ」と打ち明けた。
(引用ここまで)

 あまりに感染者が拡大しすぎて予算が枯渇したとのこと。
 「手厚いケアのK防疫」とか言ってたなぁ……。
 こういう部分でも感染拡大をさせるに任せるのは無謀でしかない、ということが分かりますね。

 ちなみに日本ではいわゆるステルスオミクロンによる第7派がやってきそうな感触ですが、韓国ではオミクロン変異体による感染拡大が減りきらない間に入れ替えが進みそうです。
 すでにステルスオミクロンが過半数になっているとのこと。



 それでも当局はピークが過ぎていて、重症者も想定よりも少なくなるのではないかと予想しています。

重症者「最多」なのに… 政府「最大1300~1700人」予測値下げ、なぜ?(ハンギョレ・朝鮮語)

 経口治療薬の投与等で重症者を少なくできる、と期待しているそうです。
 まあ、その予測が的中することを願ってますわ。本気で。

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韓国で「感染を経験してこそ『スーパー抗体保有者』となれる」との雰囲気……その背景にある理由とは?

「スーパー抗体保有」感染者たちが大きな顔をする世の中=韓国(朝鮮日報)
韓国、新型コロナ感染者1千万人時代の「おかしな風景」…「いまは私がマイノリティ」不安な未感染者(中央日報)
ソウル市銅雀区に住む警察公務員志望のチャンさん(26)は、一日新規感染者数が30万人を超えていることから予備校での受講を取り消そうか悩んだが、自身が先日感染して悩みが消えた。チャンさんは「対面授業は1教室に40-50人いるので不安だし、オンライン授業は勉強がきちんとできないような気がして、あれこれ悩んだが、一度感染したら気持ちが楽になった」と話した。家庭教師をしているキムさん(27)は「もしかしたら私が生徒たちを感染させて、受験に支障を来すのではないかと注意していたが、今はマスクを取って教えてもいいような気がする」と言った。

 ソウル市西大門区に住むパクさん(26)は先週、自宅療養を終えた友人のために「感染パーティー」を開いた。7日間、自宅療養で苦労した友人のために、既に完治と診断された3人が自宅療養終了を記念して豆腐を買って行き、デリバリーで頼んだ料理を食べるなどしてお祝いした(韓国では刑務所を出所した人に豆腐を食べさせる習慣がある)。パクさんは「友人が家に7日間閉じ込められて、苦労したことをいたわり、これからは新型コロナの心配がない『本当の自由』を手に入れたことを祝うため」と語った。
(引用ここまで)

完治者は新型コロナウイルス免疫が形成されたという期待感から相対的に負担が低そうだ。衣類会社に通うチョさん(29)は「すでに一度かかったので出勤は心配にならない。会社で働くのがはるかに効率的だ」と話す。

企業は▽政府の防疫指針緩和▽業務効率性▽新型コロナウイルスで完治した「免疫者」が増えたこと――を対面拡大の理由に挙げた。ある企業関係者は「会社は政府指針に従うほかはないが、緩和のシグナルが出続けている。感染して治った社員も半分ほどと増え、役員の間でも対面が効率的との意見が出てきた」と説明した。
(引用ここまで)


 昨日も書いたように「いっそオミクロン変異体に感染してしまって『スーパー免疫者』になりたい」という気分が韓国で蔓延しているのですよ。
 今回の記事はその「スーパー免疫者」が「たとえ防疫措置緩和になっても私はすでに感染して治癒したから平気」としているというものなのですが。

 いや、オミクロンの免疫回避能力はそういうもんじゃないからね?
 実際、感染した人の中和抗体価は3ヶ月くらいで低下して、再感染するというケースも多数見受けられます。
 20〜30代でも確率は小さいものの亡くなるかたはいますし、そもそも感染者数が増えること自体が韓国社会に負荷を与えているのは間違いない。
 現状の韓国では感染してもちゃんとした治療を受けられるかどうか分からないし、治療薬も「症状が出てから5日以内」にもらえるかどうかも分からない。

 それなのになんでこんなに感染にあこがれるのやら……。
 と書いていて、ふとしたことに思い当たりました。


 これ、広義の「ウリとナム」ですね。
 感染して治癒した者は「ウリ」(我々の意。この場合は仲間意識)になれるのです。
 一種のイニシエーションとして作用しているということになるのです。

 記事中に「感染パーティーを開いた」という記述がありますが。これはまさに入会の儀式ですわ。
 すでに全国民の5人にひとりは感染しており、今週中には4人にひとりになるペース。
 多いとはいえども全体から見ればまだ少数。
 彼らは「エリートである『スーパー免疫者』にようこそ」みたいな雰囲気を作っているということなのでしょう。

 シンシアリーさんのところでピックアップしていた「感染者のマスクが取引されている」という話も、このあたりから紐解けば理解につながる……つながるか?
 そういう風潮があるということ自体は理解できるかもしれませんが。
 そもそもその風潮自体は理解できないな……文化が違う、というヤツです。

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韓国の医療関係者「職員の40%が新型コロナに感染した病院もある。診療、手術も中止でもう限界だ」と叫ぶものの……

「職員の40%が感染した病院も…診療や手術は中止、韓国の医療現場は麻痺状態」(ハンギョレ)
 保健医療労組は、今月21~22日に医療機関で感染が確認され隔離中の医療機関の職員は、全職員の5~6%ほどを占めると把握している。累計の隔離者は全職員の20~30%に達すると推定している。保健医療労組は「全体の40%に当たる400人あまりの職員の感染が確認された病院もある」と明かした。ある上級総合病院は、1日平均で22%ほどの手術をキャンセルまたは縮小。病室の運用を60~70%程度にまで縮小したりした病院もある。原州(ウォンジュ)延世医療院支部のイ・チョルジョン政策局長は「ある病棟では31人いる職員のうち14人の感染が確認され、またある病棟では患者の保護者を含め17人が集団感染した。毎日20~30人の医療スタッフが新たに陽性判定を受けており、1週間の累計感染確認数が170人に達したこともあった」と話した。

 現場の保健医療労働者たちは、政府の「病床稼働率」と患者を治療する実際の現場は異なると指摘した。政府は連日、重症患者と準重症患者の病床稼働率を60%台だと説明している。病床数は余裕があるように見えても、病床を運用する実際の人員はそれより少ないため、政府発表は現実を反映していないというわけだ。

 感染症専門病院である釜山(プサン)医療院は現在、300床あまりの病床に1日平均で170人から200人ほどのコロナ感染者が入院している。しかし感染する医療スタッフが多く、過負荷がかかっている。放射線技師でもあるチョン・ジファン釜山医療院支部長は「コロナ病棟の入院患者の60~70%以上が精神疾患、認知症、療養、床ずれ、寝たきり患者か、酸素吸入や透析を必要とする重症度の非常に高い患者」だとし「見るべき重症患者は多いが、人手が足りないため今は食事もできず、勤務時間内に食事するとさえ申し出ない看護師がほとんど」と語った。
(引用ここまで)


 韓国の医療関係者が「もう限界だ!」とデモをしたそうです。
 ……まあ、オミクロン変異体の感染力を考えたら、医療陣に感染していないわけがないですね。
 職員の40%が感染した、というのはさすがに一部でしょうけども。
 夕方の更新でも書きましたが、自覚症状のない患者がひとりふらっと来ちゃったらそれだけで集団感染になりかねない。
 母親の通院の付き添いでも戦々恐々としてましたわ。持ちこんでもいけないし、持ち帰りたくもない。

 「医療崩壊」には明確な定義はありませんが、とりあえず新型コロナについては他の診察や手術が妨げられたら充分に「医療崩壊している」とは言えるのではないでしょうかね。
 少なくともそういう意味においては、韓国は2月半ば以降はずっと医療崩壊していると言っても過言ではないでしょう。
 12月の超過死亡5000人っていうのもそうですが。
 本来なら受けられたはずの診療が受けられずに亡くなっている人も少なからずいるはずですし。


 ひとつ前のエントリで20〜30代の感染者が31人亡くなっている、という統計がありましたけども。しかも20日間で。
 母数が圧倒的に増えているのですから、そうなるだろうな……とは思えても実際にしんどい話ではあります。

 もうひとつの注目点は韓国当局が延々と言い訳している「重症者病床は埋まっていないからコントロール下にある」というものの否定。
 現状、重症者用病床の6割が使われているていどなので余裕がある、とされているのですが。
 医療陣が増えているわけでもないので、手当はできていない。

 これ、韓国政府が「重症者用病床を増やす」ってアナウンスしていた時から言われていたことではあるのですけどね。
 医療関係者が生えてくるわけでもないのに、病床だけ増やしてどうするんだっていう。
 答えは「他の科から引っ張ってくる」というものらしいですが。

 まあ……医療崩壊してるわな。

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韓国人「いっそオミクロンに感染してスーパー免疫者になればいいんじゃね?→感染経験者「やめとけ」「人生で一番の痛みだった」「痛みで眠れない」

オミクロンかかったらいっそ気楽だと? 確定者たち「体験するべきではない」(マネートゥデイ・朝鮮語)
「オミクロンをちょっと味わえば考えが変わるだろう」

「別に痛くもないということなので、むしろかかって『スーパー免疫者』になりたい」と言う職場の同僚に、30代の職場のAさんはこのように語った。3週間前に感染し、今も呼吸困難症状を経験するAさんはむしろマスク着用にもっと気を使うなど気を遣っている。再感染の危険も侮れないほど高いとされている。それだけAさんにとって感染経験は過酷だった。

今、未確認者が「少数」になるほどコロナ19が急激に広がると、「むしろ感染する方がよい」という言葉を周囲でたまに聞く。20~30代の会社員の間では感染確定されて7日間の休暇を受けるのがさらに利益だという言葉まで出てくる。実際に確定者の中で、特に症状なしに進んだという経験談が出てきたうえ、防疫当局もオミクロン変異の危険性が季節インフルエンザレベルであるという評価を出すためだ。正しい話だろうか。

まず症状。実際に私が感染した場合、感染したかも分からないまま終わるかもしれませんが、それは保証されません。医療現場では確定者のうち無症状の割合が4人中1人程度という言葉が出ている。4人中3人は、喉の痛み、咳、筋肉痛、悪寒などの症状を何とか体験する可能性が高いわけだ。

私が4人中3人に属するなら、既存に経験したインフルエンザとは違う痛みを味わう可能性も高い。オミクロンの確定者の多くが「喉をナイフで軽く掘る感じだった」という経験談を伝える。「首の痛みと咳のせいで20分ごとに起こされた」、「腰、首、膝など関節の節が切れているようだった」、「生まれてから一番の痛み」も感染者からよく聞くことができる言葉だ。 (中略)

珍しいが若くても最悪の場合、命を失うこともある。今月1~20日、20~30代の確定者のうち死亡者は計31人に集計された。19歳以下の死者も4人だった。40~50代の死者は212人だった。3959人と比べると確かに小さい数字だが、50代以下でも死者ははっきり出ているのだ。 (中略)

イ・ジェガブハンリム大学江南聖心病院感染内科教授は、Facebookを通じて「インフルエンザが確定者基準で1日40万人ずつ発生したことがあるか」とし「インフルエンザの致命率とオミクロンを比較することもできない言葉遊びはもうやめろ」と話した。
(引用ここまで)


 今日発表の新規感染者数は31万8130人。
 ようやく実効再生産数も1を割って0.9にまで下落しました。ただ、先週比で1万6000人ほどしか減っていないし、4日連続で30万人台。減少幅が小さいなぁ。



 死亡者が減ると重症者が増えるというイタチごっこも続いています。
 なんとも減りきらないなぁ。
 ちなみに今日発表の日本の数字は2万8446人。だいたい、人口比で28倍の感染者数となります。うん……すげえな。

 そんな中、「いっそのこと感染して3回ワクチン+感染のスーパー免疫者になりたい」みたいな声が韓国の掲示板で出ているのですが。
 「どうせ無症状か軽い症状で終わるんだから」みたいな認識がけっこう多いようですね。

 ただ、近くで感染した人の話でも「誰だインフルエンザみたいなもんだ」とかいったヤツ!!!!」って話は少なからず聞こえてきます。
 記事中にある「生まれてから一番辛かった(痛かった)」なんてのも聞きますね。
 韓国ではドラッグストアに鎮痛解熱剤もない状況なのにどうするつもりなのやら。


 Vtuberの月ノ美兎さんが感染したとのことで、自分の症状を語っています。



 これらの症状にプラスして、後遺症の危険性もあるわけですからね。
 脳の縮小や糖尿病になりやすくなる、といった後遺症があるそうです。



 ……もうね。
 後遺症による糖尿病は一過性で済むという話もあるにはあるのですが。
 それにしたってね。
 ブレインフォグや倦怠感、糖尿病、味覚・嗅覚の消失、脱毛。どれをとっても怖すぎる。

 あといわゆる「シャイオミクロン」もさらに増えているようです。
 自家用の抗原検査キットで陽性になっても、病院に行かず自己隔離で7日過ごして終わらせようという。検査や登録がわずらわしい、という層が一定以上いるようです。
無症状なのに「確定判定」あえて? 専門家「突然の重症」警告(マネートゥデイ・朝鮮語)

 ただ、医療関係者からは突然悪化することがあるので、陽性診断を受けておいてほしいとの声も。
 陽性診断なしで病院に担ぎ込まれたらそこから集団感染もありえるわけで。
 一週間で人口の5%前後が感染するという韓国ならではの話だなぁ……。

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日本人ライターが「家族のコロナ感染」で分かったK防疫のおかしな実態とは?

カテゴリ:伝染病 コメント:(66)
韓国で「コロナ感染」したらわかった「韓国コロナ対策」のおかしな実態(マネー現代)
筆者も家族がオミクロン感染するという事態に遭遇することとなった。 (中略)

現在、韓国ではこれまでのように誰でも受けたい時に無料のPCR検査が受けられるという体制から変更がなされているため、感染が疑われる場合は、まず「抗原検査」をしなくてはならない。

そして、抗原検査で陽性が出た場合、保健所でのPCR検査を受けることができるという手順である。 (中略)

保健所や臨時検査所の混雑具合を示す案内表示をスマホから確認することもできるが、検査対象に条件をつけているにもかかわらずどこもかしこも軒並み1時間以上の待ち時間となっている。

長男の検査結果はやはり陽性であることが伝えられ、翌日には検査を受けるべく長男以外全員で保健所に向かったものの、やはり、この日も朝から長蛇の列であった上に、日曜日であり時間の関係上、人数制限として番号札が配布され筆者一家は惜しくも午後の検査に回された。 (中略)

しかし、午後から検査を受けようとやって来た人の中には人数制限がされていることを知らず、検査が受けられないとわかると保健所の職員に詰め寄ったり、質問攻めにする人も多く、検査場はカオスな雰囲気であった。 (中略)

新規感染者数が一日20万人前後を記録している現在では、保健所も自治体もキャパシティを大幅に超え、物資配給や、アプリの管理といった細やかな対応は事実上なくなっている。
(引用ここまで)


 韓国で暮らしている日本人ライターが「長男が新型コロナに感染した」状況をレポート。
 検査場はカオス。
 保健所からのケアはほとんどなし。
 隔離のための物資配給もなし。
 濃厚接触者であるはずの家族は「陰性であれば出歩いてもいい」とされている。

 「3Tを徹底するK防疫」なんてもはや片鱗すら残っていない。
 ま、こうして感染しまくって集団免疫を得るのがK防疫2.0らしいので。
 というか、こういう方針にするならするで明白にそう宣言すべきだと思うのですけどね。

 50万人感染することになっても構わない。
 重症者が1000人くらいでコントロール下に置ければ問題ない。
 1日に300〜400人が亡くなってもいい。
 初期のスウェーデン式の社会的免疫を得るようにするって宣言すればいいのですよ。


 それがK防疫2.0だと。

 そういうこともなく、なし崩し的に防疫措置緩和。
 50万人とかわけのわけらん感染者数になって、医療崩壊して、保健所もパンクして、火葬場が廻らなくなっている。
 1ヶ月で超過死亡5000人とかいう状況になっている。

 まあ、実際には感染による社会的免疫獲得とかは考えていなくて「ワクチン接種率が高いから大丈夫だ」くらいに思ってたのでしょうけどね。
 ただ、思ってたよりも重症化率も高いし、死者も多い。
 でも「間違ってました」なんてことは言えないので緩和を進めるしかない。
 「大統領選挙対策でした」とも言えない。
 「最初からこうするつもりでしたがなにか?」っていう顔をして突き進むしかないっていうのが実際ですわ。

 そうでなかったら「ピークは2万人」から「ピークは37万人」まで増えるわけがないもんね……。
 ユン・ソギョル政権になって内部文書の暴露とかありそうだなぁ。

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韓国国務総理「K防疫は失敗していない! 主役の国民と医療陣を愚弄するな!!」と叫ぶ……いや、笑われているのキミら韓国政府だから

キム総理「K防疫が右往左往? 国民と防疫医療スタッフ蔑視するあくどい話」(ニュース1・朝鮮語)
キム・ブギョム国務総理は28日「K防疫が右往左往して失敗したという言葉に同意することができない」と切って言った。

キム首相はこの日午後、自身の社会関係網サービス(SNS)に載せた文で「これは2年以上コロナ19(新種コロナウイルス感染症)と死闘を行った国民と防疫当局・医療陣の努力を蔑視するあくどい言葉」と述べた。 (中略)

金首相は「政府はK防疫を放棄したのではなく、生物のように生きて動くオミクロンという敵に対応できるように対応戦術を改編したもの」とし「拡散速度によって既存方式が現場に適用が難しい場合には、その即時必要な措置を柔軟に取れるように自律性も幅広く与えた」と話した。 (中略)

キム首相は「敵が戦術に出れば私たちも戦術に対抗すれば良い」とし、「迅速抗原検査と近隣病院、医院の参加で、より早くより多く検査し、より多くの人が治療を受けることができるようにすること」とした。

キム首相は「このようにして私たちは今『K防疫2.0』というアップグレードされたバージョンを次々と完成させていく」とし「政策的批判とアドバイスは当然甘くなる。 しかし不信と不安を助長する刺激的言語で防疫を振って国民の信頼を壊すな」と改めて強調した。
(引用ここまで)


 キム・ブギョム国務総理がまたしても「K防疫を否定するな、それは国民と医療陣を否定する言葉だ」とかいうおためごかしを垂れ流している、というニュース。
 元ネタはシンシアリーさんのところから。

 このキム・ブギョム総理、1月末にも同様に「K防疫を否定するな」「K防疫は2.0になった」という話をしています。
 まあ、その前後あたりは1日に1万人前後だった感染者数が1ヶ月半で50万人にも膨れ上がったのですけどね。
 その際にも「K防疫の主役は国民と医療陣だ。彼らを否定するような言葉を言うことは許されない」とまったく同じ言い訳をしていました。

 うまく行っている時は「我々が世界になった」だの「世界が我々を見習っている」とか自画自賛しておきながら。
 いざ失敗したって非難されると「それは国民を非難していることになるぞ」とかもう本当に卑怯者のやることだよなぁ。


 先日も書いたように、韓国メディアは延べ感染者数が1000万人を超えたあたりで韓国政府のやりようを一斉に非難しています
 本来は左派政権をべったりと褒めそやす方針のハンギョレですら。

 以前は「感染者が1日1万人までだったら耐えられる」とか言ってたもんなぁ。
 それがいまや50万人だの30万人だのっていう桁がまったく違っているレベルに。
 いくら当時のデルタ変異体に比べてオミクロン変異体の重症化率が低いって言っても感染させすぎなんだよね……。

  感染者比重、台湾の199倍・日本の4倍… 「政治防疫」の言葉まで(韓国経済新聞・朝鮮語)
一日の確定者数で連日世界1位を走っており、指標墜落はさらに加速する見通しだ。去る20日、新規確定者は33万4708人で、アジア全体の確定者(41万1745人)の80.2%をも占めた。壊れにくい大記録(?)だ。韓国の確定者のアジアの割合は19日と18日にもそれぞれ54.0%、53.1%に達した。

政府は「低い死亡率」を提示し、依然として「よく管理されている」とするが、現実逃避に過ぎない。感染者があまりにも多く、20日の一日の死亡者だけが327人でアジア全体の死亡者(711人)の46.0%に達する。中国、インド、日本などの人口大国より韓国死亡者が圧倒的に多い。人口100万人当たりの累積死亡者は242人で、日本(215人)、台湾(36人)、中国(3人)などアジア主要国中1位だ。
(引用ここまで)

 引用外に「違憲クラスの強力な防疫パスを導入したかと思ったら、すべての防疫措置をなくした。『ワクチン接種で集団防疫だ』と言い出したのに、集団感染を通じた集団免疫に転じた。わけがわからない」といった記述がありますが。
 まあ、これが韓国人の本音でしょうね。
 すでに人口あたりの死者数で日本をも追い越し、なんだったらその死者数も「隔離期間中以外は新型コロナによる死亡ではない」としている状況。

 韓国には「日本の感染者数はごまかしだ!」とか「検査が有料だから感染者数が少なく見えるだけだ」と声高に叫んでいた時期がありましたが。
 あれは「自分たちであれば間違いなく数をごまかす」という確信があったからこその叫びだった、というオチだったのさ。
 ま、韓国にはK防疫2.0だか、K防疫Meだかがあるので、韓国人はみな安心して暮らしているのでしょうね。
 なんだったっけ……「韓国を見習え!」でしたっけ?
 片腹痛いなぁ。

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韓国人「治療薬も出ない、援助金も大して出ない」「どうせ症状は風邪くらい」と新型コロナに感染しても病院に行かない「シャイオミクロン」が問題に……

痛みがあっても「検査しない」「シャイオミクロン」が懸念される(ソウル経済・朝鮮語)
「あえて病院に行って検査を受けるべきですか?」国内の新型コロナの艦船者が22日、1000万人を越えた中で陽性判定を受けるのを気にする雰囲気が広がっている。これにより「シャイオミクロン」に対する懸念も大きくなっている。シャイオミクロンとは、コロナ19症状があるか、自己診断キットで陽性を受けたにもかかわらず、病院で迅速抗原検査や保健所で遺伝子増幅検査(PCR)を受けたくない患者群を指す。医療界は「シャイオミクロンを放置すれば、地域社会感染をさらに拡散させるだろう」と指摘した。

チョン某さん( 29 )はコロナ19症状があると考えながらも別に検査を受けなかったという。チョン氏は、「薬を飲んですっかり休めればよいというのに、あえて病院まで行って検査を受けなければならない。防疫緩和もする傾向だし、陽性判定を受けることが大きな問題だとは思わない」と話した。李某さん(29)は家族がみな確定判定を受け、自分も症状があったが「検査を受けることができなかった」と話した。すると、「夫と娘が隔離中で、世話をできるのがわたし一人だけだった。職場も事情上、7日間を完全に休むには大きな負担」とも話した。 (中略)

にもかかわらず、当局はまともな対策を出せずにいる国だ。チョン・ウンギョン病気管理庁長は21日、病気管理庁コロナ19定例会見で「診断検査体系転換後、自己診断キットに陽性が出ても迅速抗原検査を受けていないタイプの患者規模はどの程度と推定しているか」という記者たちの質疑に「把握するのは難しい」と答えた。このような患者タイプに対しては個人の良心に任せるような答えも出した。チョン庁長は「もし自家診断キットで養成の場合には、もう少し正確な確認検査と診療、そして治療を受けていただくことを繰り返しお願いする」と話した。

医療界は、シャイオミクロンを放置する場合、悪循環に陥って流行調節が難しくなるかもしれないと指摘する。キム・ウジュ高麗大感染内科教授は「防疫緩和基調が警戒心を緩和させ、シャイオミクロンを煽り、彼らが再び感染を拡散させる悪循環につながっている」とした。 (中略)

シャイオミクロンの場合コロナ19治療薬を投薬することができないため、必ず診断を受けなければならないという指摘が提起される。キム教授は「高リスク軍の中でシャイオミクロンで隠れれば投薬対象ではなく、投薬も受けられず重症や死亡につながるなど、さらに危険になる可能性がある」と話した。
(引用ここまで)


 韓国ではあまりにも感染が拡がりすぎている、という話を連続でしていますが。
 冗談抜きで「1d6(サイコロを1個振って)して1なら感染」みたいな状況です。
 自家用の抗原検査キットで陽性が分かっても病院にかからない「シャイオミクロン」なる層が生まれてるとのこと。

 「ワクチン接種していて、かつ若ければどうせ風邪くらいの症状で済む」という認識が多いようです。
 あと自営業者やフリーターにとっては7日という隔離期間が厳しいとの現実的な問題もあるようですが……。
 そうした「休まない人々」がいるので、感染が縮小していかないなんていう側面もありますね。


 陽性が確定したところで、もらえるのは1日5万ウォンだけ。それも隔離期間中のみ。
 経口治療薬がもらえるわけでもない。
 そもそも保健所もパンクしていて、鎮痛消炎剤すら薬局から消え失せている状態。
 既往症がなければ重症化する可能性も低い。

 じゃあ、そのまま仕事していようという層が出るのは当然ともいえますか。
 問題は軽症や無症状でもブレインフォグや脳が縮小するなどの後遺症があり得ることと、そうして感染が止まらなければさらなる変異体が生じる可能性が高くなるってことですかね。
 特に脳への影響は恐ろしいわ……。
 個人的には脳の機能が損なわれることに根源的な恐怖があるので、本当にかかりたくないです。

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韓国メディア「治療薬を確保もせず、なぜ防疫緩和したんだ!」……それがK防疫でしょ

【コラム】だまして捨てた、政府が国民を=韓国(中央日報)
昨年11月に「40万4000人分の治療薬購買契約を近く完了する」という発表をはじめ、中央災難安全対策本部の柳根赫(リュ・グンヒョク)第1総括調整官(福祉部第2次官)が1月12日に「政府が計100万4000人分(パクスロビドは76万2000人分)の購買契約を締結した」と述べたという記事が目に入った。その後、「薬が仁川(インチョン)空港に到着した」「物流倉庫に運ばれた」「誰々が処方を受けた」「効果があった」などと、すべてが順調だという内容ばかりだった。「処方があまりにも少ない」という記事もあったが、供給不足を指摘する内容はなかった。「新しい薬なので副作用を心配して患者が処方を拒否する」「報酬点数が少なく管理が難しいため医師が処方を避ける」など患者と医療関係者の責任にする政府の一方的な主張が入った内容ばかりだった。一般国民の頭の中には「100万人分の薬がある、望めばいつでもこの薬で治療できる」という希望が注入されるしかなかった。大統領選挙前(3月9日)はこのような状況だった。政府の意図的な嘘であれ、現場を把握できていない無能であれ、とにかく事実でないという点を国民が気づくまで長い時間はかからなかった。

保守ー進歩の10年執権交代周期を崩して5年で政権を明け渡すことになった文在寅(ムン・ジェイン)政権は、コロナに関連して手を引くような姿を見せ、状況はさらに悪化した。防疫の話でなく治療の話だ。10万人程度(2月21日)だった一日の新規感染者数は大統領選挙の前日に30万人を超えて62万人(3月16日)まで急増し、一日58人だった死亡者数も同日429人まで増えた。 (中略)

さまざまな見方があり、専門家からも異なる声が出ているが、個人的に防疫緩和という方向には同意する。しかし防疫緩和は治療放棄でない。2つは完全に異なる話だ。ところが政府は2年以上も「防疫」を口実に国民に対する人権侵害をしておきながら、治療薬の確保など政府の役割が必要な今になって放置している。

そのようにしてコロナ発生から794日目に累計感染者数1000万人時代に入った。治療薬を一度も使用できず今年に入って7869人がコロナで死亡した。医療体系の対応を超える感染者急増で各自の対応が基本となる時代になったとしても、パクスロビドは見物もできず、地域の各薬局で解熱剤と風邪薬が品切れという状況を目の当たりにすると、虚しい叫びだとは思いながらも政府はいったいどこにいるのか、この2年余りの間に何をしたのかと改めて問わざるを得ない。政府は処方を難しくするという手段で、今までに実際に導入した(100万人分でない)16万7000人分のパクスロビドのうち10万人分を使った。需給問題を指摘されると「まだ在庫6万人分が残っている」と抗弁する。これは一日の感染者62万人基準でわずか一日で処方が終わる分量だ。
(引用ここまで)


 今日発表の新規感染者数は39万5598人。
 重症・重篤者は4人減ったものの、死亡者は470人。


韓国の新規コロナ感染者39万5598人 死者は最多470人(聯合ニュース)

 先週同日から比べると20万人以上減っていますが、そもそもの数字が大きすぎて「減少」といわれても……といった状況。
 そして明白に死者数が増えてきています。
 ちなみにパク・クネ前大統領が弾劾される遠因となったセウォル号沈没事故での死者・行方不明者は304人。
 毎日毎日、セウォル号沈没事故以上の犠牲者が出ている、ということになりますかね。

 そして韓国国内では普通に「コロナ関連死を例外扱いにしている」という言いかたがされるようになっています。


死者1日1千人が予想出てくるのに… 政府は「致命率低く」強調(聯合ニュース・朝鮮語)

 ちなみに「隔離期間中に新型コロナで亡くなった」と認定されると、葬儀費用として1000万ウォンがもらえるそうで。
 その費用惜しさじゃないかくらいのことまで言われるようになっています。
 まあ、実際にそれが目的かどうかはともかく。
 「致命率が低いので我々は新型コロナをコントロール下に置いている」ということは言いたいのでしょうね。間違いなく。
 そうした状況に対して中央日報は「韓国政府が国民をだまして捨てたのだ」とのコラムを出しています。


 ざっくりいえば「経口治療薬も満足に用意できなかったのに、なぜ防疫措置緩和を続けるのか」といった話ですね。
 ま、正論。
 「効果が高いから」という理由でパクスロビドだけを承認して、モルヌピラビルをスルー。
 でも、感染爆発してしまって処方しても届くのは2週間後とかいう状況になってる。

 ワクチン接種率が8割を超えて、かつオミクロン変異体の重症化率が低いという話から「よし、緩和だ!」って方針になったのでしょう。
 全労働者の20%を占める自営業者をなんとかしたいという気分もあったでしょうし。
 なにより大統領選挙に向けて有利な材料にしたかったのは間違いないんでしょうけども。

 だけど、1日に50万人も感染させることはなかったんじゃないのっていう。
 しかも、「致死率が低い」という建前を崩さないために隔離期間外の死者は「新型コロナ関連死ではない」としちゃう。
 ワクチンも治療薬も重症者用病床も後手後手。

   一応、明日にもいくばくかのパクスロビドが納入されるって話ですが。

パクスロビド4万4千人分明日到着…「航空機の接続遅延」(聯合ニュース・朝鮮語)

 「100万人分の契約をしたんだ!」という韓国政府の喧伝はなんだったんだ、って言われてもまあしかたないな、という体たらくではありますね。

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