診療拒否に乗り出した専攻医をはじめとする医師たちが、政府の医学部増員と必須医療パッケージに反対して集会を開いた。 医療界のストが本格化して以来、2度目だ。
ソウル市医師会所属の医師300人余りは22日、ソウル龍山区(ヨンサング)の大統領室前で、政府の医学部入学定員拡大に反対する集会を行った。 彼らは「準備ができていない医学部定員の医学教育が毀損される」、「非科学的需要調査を直ちに廃棄せよ」と書かれたプラカードを振りながら政府に医学部増員撤回を要求した。 (中略)
一方、大韓医師協会の非常対策委員会は、来月10日に予定されていた全国医師総決起大会を1週間繰り上げて3日に行うことにした。
(引用ここまで)
いま、韓国でもっとも賑わっているのがこの医師ストライキ。
先日もちらっと書きましたが、その時点では専攻医ら6000人が辞表を出している、とされていましたが。
今日の時点で9000人以上にまで膨れ上がったそうです。
辞表出した専攻医、1万人に肉迫。うち8000人がすでに病院を去った(電子新聞・朝鮮語)
さらには医大生、医学部生の休学も3000人以上。
病院への受け入れや手術もだいぶ滞っているそうです。
彼らの主張は「医学部定員の2000人増加に反対!」とするもの。
一部の医者は街頭デモを行っています。
掲げているプラカードは「準備のできていない医大増員は医学教育を損なう」かな。
なんだかんだ言ってますが、要するに自分たちの医師としての立場を希釈するような政策に反対といって患者を投げ出しているわけですよ。
多くのコメントは「患者を見捨てて自分たちのお金のためにデモをするようなヤツらからは医師免許を取り上げろ!」とするもの。
実際、世論調査を見ても増員案については7〜8割が賛成しています。
大学医学部の入学定員増 有権者の7割超「肯定的」=韓国(聯合ニュース)
来年から医学部、医大への入学者をこれまでの3000人ちょっとから5000人ほどにするとのことなので、かなりの増員であるのは間違いない。
ただ、これまで医学部を諦めていた学生にはかなりの福音となるのではないでしょうか。
ユン政権は一歩も退かず、辞職届を出している専攻医に対して出国禁止処分まで出しています。
「日本に行こうとしたら出国禁止」「違憲では?」 韓国研修医の書き込みが話題に(朝鮮日報)
ま、これは兵役を済ませていない現役医には当然のように課される義務ではあるのですが。
「辞職届を出しただけ」で受理されていない医師はまだ「現役医」であると判断されているわけですから。
韓国は国民番号でプライベートをかなりのところまで監理できているので、こういったことも簡単にできるのですね。
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