問題になっているのは、楊州市・玉井新都市のラピネット・ザ・テラス。188世帯のブロック型一戸建て住宅だ。大韓総合建設の施工で分譲価格は6億5000万ウォン(約6736万円)~7億3000万ウォン(約7565万円)。昨年12月の竣工・入居が予定されていた。
ここは2021年4月、一つの団地ではなく50世帯未満の5区画に分けて建築許可を受けた。50世帯未満の団地は建築法が適用されることになり、この場合、地方自治体の品質検収や事前予備点検、消防施設設置などさまざまな義務点検対象から除外される。
入居予定者は安全について非常に懸念している。住宅法により施工されれば屋内消火栓、スプリンクラー、水噴霧消火設備など消火用水設備が必須だが、建築法の適用を受けたため基本的な消防施設が必要なくなるためだ。
欠陥があることも不満だ。入居予定者たちは昨年12月、事前点検で公開された家の状態を見て驚いた。部屋のドアが電灯に引っかかったり、洗濯室には蛇口と排水口さえなかった。壁は垂直ではなく床は水平でない。2階の居間の窓には手すりも設置されておらず、ドアを開けると2階から転落する可能性さえあった。
(引用ここまで)
韓国でいつものように不良工事の行われた住宅が問題になっている、とのニュース。
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いや、いつものことじゃない?
問題となっている映像がありますので、こちらをどうぞ。
韓国の地上波であるMBCのバラエティー番組での取り扱いのようですね
扉を開くとシーリングライトに当たる。
洗濯機置き場には水道も排水口もない。
入居前から床と壁の間に隙間が空いている。



うーん、韓国ではよくあること。
でもまあ、この住宅が通勤急行であるGTX-Cが(将来的にはきっと)通る、周囲には自然があって癒やしの空間が広がっている。小中学校も整備される……ということで、6億5000万〜7億5000万ウォンで分譲され、あっという間に売り切れたのだそうですよ。
平均倍率で9.52倍、最大倍率で25.08倍という激烈な競争を勝ち抜いて購入したのだそうです。
まあ……なんだ。残念だったね。
よくあること、なので同じような欠陥住宅はいっぱいあります。
こちらは京畿道の高陽市にある同じようなタウンハウスの様子。
こちらは例の「建設中に崩壊したマンション」と同じ現代建設によるもの。
まあ……なんだ。建設中に崩壊しないでよかったですね?
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