道を歩いてみると発見することになる黄色の矩形があります。視覚障害者の安全歩行を誘導するために設置された「点字ブロック」です。「障害者・高齢者・妊婦等の便宜増進保障に関する法律」に基づいて公園や道路、交通機関との接続されている建物・障害者専用住宅の入り口などに点字ブロックを設置する必要があります。
点字ブロックは点状ブロックと線形ブロックに区分なりますよ。点状ブロックは「位置検出用」です。出発地点、待機地点、方向転換指示、警告などを表示するときに使用されます。簡単に考えて横断歩道の前に点状ブロックが設置されている場合は「一旦停止」という意味です。線形ブロックは歩行方向を指示する際に使われます。 (中略)
ですが点字ブロックが正しく設置、管理されていないという指摘は着実に提起されます。
「道路安全施設設置及び管理指針」を見ると、点字ブロックの上に障害物を設置しない。マンホールの蓋のような施設やスタンドのように移動不可能なものを置いてもいけません。点字ブロック突出面が摩耗したり破損した時は、ブロックを交換すること明示されています。黄色い塗装が剥がれても直さなければなりません。
(引用ここまで)
韓国の舗装がひどいということは何度も何度も書いていますね。
ソンウ・ジョンも書いてましたね。「いったいどういう人が、ブロックをこんな風に並べたのか」と憤怒しながらソウルの道路を歩くって。
どんなもんかと気になるでしょうから、この記事の動画を見てくださいな。
わざわざピックアップしているのか、って思うでしょ?
こんなん、ソウルのどこでも10分も歩かずに見つかりますから。
楽韓さんもさすがにそんなに道路を撮ってはいなかったのですが、こんな一枚がありました。
線形ブロックを唐突にひとつだけはめ込んでいるっていうね。
工事している最中に足りなくなっただかなんだかってところでしょうね。
いや、そもそもそんなことを考えていないか……。
ま、これが韓国というものです。
これは面白い本でしたわ

伊藤 亜紗
光文社
2015/4/20