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韓国の「鉄筋70%オフマンション」は無資格業者が設計、さらに鉄筋の少なさを指摘した監理者は現場から飛ばされていた……すべてヨシ!

カテゴリ:建造物 コメント:(75)
また無資格業者が構造図面を作成···「裏面契約」で再下請け(KBS・朝鮮語)
問題は設計時点から始まっていました。
図面に地下階を地上階と間違って表記したのです。

監理業者の関係者/音声変調「設計自体が間違っていました。構造計算をしなくても、ぱっと見てもこれはちょっと違うんだけど……」

建物の荷重などを計算できる構造技術士が図面作成を担当しなければなりませんが、実際の作成業者は技術士がいない無資格業者でした。

構造設計業界関係者/音声変調「構造技術者が図面を描かなければならないという指針がない当時にした契約です。以後に変えずにそのまま進行して計算だけ担当したと見られます」

先立って地下駐車場が崩れた仁川黔丹新都市のもう一つのアパート、以後無量板構造全数調査で大量鉄筋漏れが確認されたここでも無資格業者が図面を作成しました。
無資格業者を指定したのは建築事務所。
構造技術士がいる設計業者と契約を結んだ後、無資格業者に再下請けを与えたのです。
このような裏面契約はLHが発注先である現場では慣行のように続いています。 鉄筋が抜けているただ5ヶ所を担当していた他の設計業者も図面は全て無資格業者が担当しました。
(引用ここまで)


 韓国で横行している鉄筋抜けマンション、現場の判断でそうなったというわけではなくそもそも設計自体がダメだったとのオチ。
 先日、韓国土地住宅公社が施主となって建設したマンションから鉄筋70%オフのものが見つかったとの報道がありました。

韓国で今度は「鉄筋70%オフ」のマンションが見つかる……発表しなかったのは「調査対象とは構造方式が違っていたから」「補強して入居に備える」そうです(楽韓Web過去エントリ)

 で、その設計図を建築関係者が見たところ「どうして安全だと思ったんですか」ってなったと。
 ちなみに設計を担当したのは無資格業者。

 これ、いつものことなのです。
 韓国土地住宅公社のOBが天下りしたところ、あるいは独立して起業したところに優先的に仕事を回しているのですね。
 地下駐車場が崩壊したマンションも同様でした。


 んで、建設途中に現場で「これでは鉄筋が少ないからなんとかしなくちゃいけない」って気づいた監理官もいたのだそうですよ。
 「当該部分を壊して最初から建築し直すべきだ」と提言したのですね。

 で、その人ですが。
 LH側から現場を抜けろと命令されていなくなりました。

LH、鉄筋抜け外壁再施工主張した監理団長交換(東亞日報・朝鮮語)

 ミスを指摘する人間がいなくなったのでヨシ!

 まあ……そりゃ崩壊もするよね。 

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韓国で今度は「鉄筋70%オフ」のマンションが見つかる……発表しなかったのは「調査対象とは構造方式が違っていたから」「補強して入居に備える」そうです

カテゴリ:建造物 コメント:(100)
タグ: 建造物 鉄筋
今回は鉄筋70%漏れ···LHの骨抜きマンション「最高峰」が明らかになった(中央日報・朝鮮語)
韓国土地住宅公社(LH)が仁川黔丹(インチョン·コムダン)新都市に建設しているマンションの外壁鉄筋が最大70%まで抜けていることが分かった。これまで明らかになったLHマンションの鉄筋漏れ規模の中で最も大きい。

25日、LHなどによると、鉄筋が抜けている地点は、同団地全体13棟のうち4棟の地下壁部6ヵ所だ。この団地の地下駐車場は無梁版構造なのでLHが5月に自主的に実施した緊急安全点検当時の点検対象だった。しかし、当時は無梁版構造で建てられた地下駐車場の部分だけを点検し、住居棟の鉄筋漏れは発見できなかった。

鉄筋漏れ事実が確認されたのは6月末であり、監理会社職員が発見しLHの現場監督官に知らせLH本社にまで報告された。だがLHは7月末、このアパートを含む無量板構造適用団地(地下駐車場)91ヶ所に対する安全診断結果を発表する時、このような内容は漏れた。鉄筋だけでなく不良内容まで「脱落」したのだ。

結果発表当時、LHのイ・ハンジュン社長は「後で縮小・隠蔽などの言葉が出ないように非常に軽微なことまで詳細に発表した」と言ったが、このような「重大な」不良を発表しなかったわけだ。 (中略)

2025年6月に入居予定のこの団地の工程率は約30%で、鉄筋漏れが発見された4棟は発見当時、地下階の骨組み工事が完了した状態だった。LHは鉄筋漏れを確認した後、自主報告などの手続きを経て11日から遅れて補強工事を進行中だ。LHはこの過程で入居予定者にこのような事実を事前に知らせなかった。ある建設業界の関係者は「骨組み工事が完了した状態ならコンクリートを壊して再び鉄筋を入れることもできないのに、どのように補強するというのか分からない」と話した。

補強工事は約2ヵ月がかかり、11月中旬頃に終わる見通しだ。LHは補強工事後、別途の安全点検を行い、構造的な安定性が確保されたかどうかを点検するという立場だ。

LHの公共分譲アパート入居予定者キム某氏は「私が入って住むアパートは安全に建てられたのか大きく心配になる」として「LHが建てているすべてのアパートのすべての施設を全て安全点検しなければならないだろう」と話した。

LH関係者は「70%漏れは非常に一部部分」とし「4月に発生した黔丹地下駐車場崩壊事故とは異なり、今回は監理がまともに作動し早期に問題点を発見した」と話した。彼は「入居予定者の不安感を減らし被害を最小化するために入居者と持続的に疎通する一方、安全に問題がないよう補強工事と事後安全点検を完璧にする」と付け加えた。
(引用ここまで)


 韓国土地住宅公社(LH)で今度は必要な鉄筋が70%も脱落していたマンションが発覚。
 2025年6月に入居が開始予定のマンションで、すでに骨組み工事が終わっている段階だったので補強してそのまま売るそうです。
 うーん、ダイナミックコリア(金大中時代に使われたアピールフレーズ)。

 LH側からは「今回は監理がまともに働いて問題点を早期に発見できた」とかコメントがあって草生えるのですが。
 監理がまともに働いているんだったらそもそも鉄筋70%オフになったりしないんだよなぁ……。
 あと業界関係者から「骨組み工事終わってんのにどうやって補強するのか謎」ってコメントも怖い。
 以前の駐車場崩壊が偶然の出来事ではなかったことがよく理解できるのではないでしょうか。


 っていうか鉄筋70%オフでよく建っていられますね。
 そういう技術が進化しているのかなぁ。
 ちなみに今回のは無梁版構造(フラットスラブ構造)の地下駐車場ではなくて住居部分の壁構造の鉄筋です。

 これまで問題があるとされてきたのは無梁版構造のものだけだったので、壁構造だった住居部分はチェックしてなかったってどういうことなの。
 いやまあ、韓国ってそういうものですけど。
 いつでもどこでも簡単に命を賭けた綱渡りができてすごい。

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韓国で地下駐車場が崩壊したマンション、原因は鉄筋不足だけじゃなかった……

カテゴリ:建造物 コメント:(92)
タグ: 建造物
鉄筋不足を隠した韓国土地住宅公社…「駐車場崩壊」の別の原因も隠蔽(中央日報)
LH(韓国土地住宅公社)がLHマンションの安全性を点検した安全診断専門会社の「診断結果」を黙殺した事実が明らかになった。 (中略)

建設業界によると、LHアパート安全点検をした専門会社はLHマンション地下駐車場の上の花壇の土深(土壌の深さ)が設計より深いため荷重状態と深さを確認する必要があると診断報告書に明示し、LHに提出した。

設計図面上、土深は1メートルだが、実際の現場点検の結果、土深が3メートルのところもあり、設計基準に合わせて花壇が造成されたところは一つもなかったというのが、診断会社の関係者らの話だ。

今回LH事態が浮上したことで、設計図より高く積まれた土を取り除く作業を急いで行った現場も少なくなかったという。建設現場で設計図は法と変わらない。

実際、6日に鉄筋不足の団地としてLHが発表したソウルのあるLHマンション団地を調査した結果、松が植えられた花壇の高さは地上基準で最高80センチだった。地下に1メートルの土が積まれているため、土深は最高1.8メートルということだ。

設計より深い土深は黔丹マンション駐車場崩壊事故の3つの原因の一つだ。鉄筋不足と共に設計基準より1メートル高く積んだ地下駐車場上の土砂の重さが設計荷重を超過したと、国土交通部は7月5日に発表した。

国土部建設安全課のイ・ユンウ課長は「専門家が設計図より1メートルほど高く積まれた土が崩壊原因の一つと分析した」と述べた。しかしLHは7月末、無梁板構造を適用した91カ所のLH団地のうち15カ所で鉄筋不足を確認したと明らかにし、土深の件には言及しなかった (中略)

鉄筋不足団地は一部だが、土深設計荷重超過が懸念される団地はすべてであり、さらに深刻な問題になり得る。LHが安全診断を依頼した100余りの団地がすべて該当する。
(引用ここまで)


 構造的に鉄筋不足が問題となっている韓国のマンションのお話。
 韓国土地住宅公社(LH)が建設主となって建てたマンションのうち、地下駐車場にフラットスラブ構造を採用したものは6つにひとつの割合で鉄筋不足が確認されています。
 いわば、サイコロを振って1が出たら不良施工というすごい状況となっています。

韓国人「6面サイコロを振って1が出る確率でマンションの不良施工物件がある……ってこと?」……調査の結果、91ヶ所中の15ヶ所で設計・施工の不良が判明(楽韓Web過去エントリ)

 このきっかけになったのが地下駐車場が崩壊した黔丹マンションだったのですが。
 崩壊した理由は鉄筋不足だけじゃなかったとのレポートがあり、それが隠蔽されていたとのこと。


 地上の公園の盛り土が設計よりも1メートル多く、その重量も崩壊の一因だったとのこと。
 で、こちらも全数調査したら、「土の厚さは1メートル」って表記されていても守られているところが一ヶ所すらなかったとのオチ。
 中には3メートルも土が盛られていたところもあったとか。

 設計図に従うのはなぜか、との根本的な話を理解せずに施工しているってことですから。
 ……とても韓国らしい話でため息も出ませんね。
 とにかくこの崩壊騒ぎでいまのところ人命に関わっていないのが唯一の救い。
 それ以外はもうなんていうかこう……いや、すごいわ。

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韓国の「鉄筋不足の崩壊マンション」、専門家が設計図を見たら「……なんでこんな設計図になってるのか」

「鉄筋漏れ」マンション、設計から手抜き···専門家「これは描いただけの図面」(JTBC・朝鮮語)
LHは鉄筋が抜けたマンションが建物を建てる施工過程で問題があったと明らかにしました。しかし、私たちが専門家たちと一緒に調べてみたら、設計段階から問題があり「設計図面を描いているだけ」という指摘も出てきました。設計を担当したのはLHのOB業者です。 (中略)

京畿道南楊州市のあるアパートです。
地下駐車場126本の柱から鉄筋が抜けていると発表された場所です。
設計図面原本を確保して調べてみました。

地下2階には柱の符号がぎっしりと書かれています。
鉄筋を入れるべき柱15本も表示されています。
ところで、地下1階と屋根階には柱符号も鉄筋を補強する柱表示もありません。

当時の施工会社も不思議に思いました。
設計を担当した会社にも聞いてみました。

施工会社関係者「構造・設計事務所にメールして電話を入れて「地下2階設置された柱だけすれば良いです」という答えをもらって施工詳細図を描いたのです」

地下1・2階と屋根階には鉄筋を補強しなければならない柱が141本ありました。
しかし、設計図面が不十分で地下2階を基準に柱15本だけが鉄筋を補強したのです。
LHは「施工ミス」としていましたが、専門家の判断は違いました。

コ·チャンウ/韓国建築構造技術士会長「構造計算書から図面から全部合っているのか、もう一度チェックしてみなければなりません。(設計図が)意味を正確に伝えられるようになっていません」

ただ書いただけの図面とも言われました。

イ·ドゥピル/建築士:「『どうしてこんな設計図を描いてしまったんだろう?』という感じ。『地下1階ではせん断補強してください』という斜線もなくメモもない」

実際、LHも現場調査をする時は設計図原本ではなく柱符号を全て表示した図面を書きました。
設計を担当した会社はLHのOBが運営しています。
LHが警察に捜査を依頼したが、このように診断から間違って捜査も空回りしかねないという懸念が出ています。
(引用ここまで)


 ああ、はい。
 鉄筋が足りなくて崩壊した地下駐車場があり、そこから韓国土地住宅公社(LH)によって建造されたマンションの全量検査がはじまっているのですが。
 鉄筋が足りないままで立てられている建物が16.7%とサイコロで1が出たら不良建築という状況が判明しました。

 その後も追加で鉄筋の入っていない建物が見つかったりしています。
 対策としてジャッキアップしている映像が出てましたね。

 その原因としてLHは「熟練した労働者がいない」「たまたまミスした」等のヒューマンエラーを上げていたのですが。
 どうやら原因はそうじゃない、との話。


 以前からLHから天下りしたなんの実績もない設計事務所が設計を担当したのではとの話はあったのですが。
 それが改めて確認された形ですね。

 まあ……韓国ではなによりも優先されるのはウリ。
 ウリ(「我々」の意。ここでは仲間意識のこと)のいうことはなにより優先して聞き入れるのが当然のこと。
 法律よりもなによりもウリは大事なのですよ。

 で、結果として駐車場が崩壊すると。



 これが韓国の通常の風景です。

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韓国の施工能力評価トップ10企業、半分が「欠陥判定」を受けたマンションを建設してた……韓国ではフツーの光景です

カテゴリ:建造物 コメント:(53)
マンションに欠陥が多い建設会社15社のうち5社は「施工能力評価トップ10」(聯合ニュース・朝鮮語)
鉄筋漏れ事態を契機にマンションの欠陥問題に関心が集中している中、最近5年間共同住宅(マンション)の欠陥判定を最も多く受けた業者15社のうち5社が施工能力評価「トップ10」企業であることが分かった。

国会国土交通委員会所属の共に民主党ホ·ヨン議員は国土交通部から受け取った「2019〜2023年建設会社別共同住宅瑕疵判定現況」を分析した結果、このように現れたと3日明らかにした。

業者別ではDL建設が899件で最も多かった。
最近の鉄筋漏れ事態を触発したGS建設は678件で2位だった。

これら15社のうち現代建設(2位)、大宇建設(3位)、GS建設(5位)、DLE&C(6位)、ロッテ建設(8位)などは今年の施工能力評価順位で10位内に名を連ねた国内建設業界の代表企業だ。
またHDC現代産業開発(11位)、DL建設(13位)、大方建設(14位)、中興土建(15位)、鶏龍建設産業(18位)などは20位内に含まれる。
(引用ここまで)


 韓国の「ここ5年間で欠陥と判定されたマンション」を見てみたところ、欠陥件数トップ(ワースト)10の中に施工能力評価でトップ10にランキングされていた企業が5つも入っていた、とのニュース。

 例の地下駐車場が崩壊したマンションを建設していたGS建設が欠陥件数678件で2位。
 しゃばしゃばコンクリートで建設途中に崩壊したマンションありましたね(22年1月)。
 あれを建設していたHDC現代産業開発が欠陥件数444件で4位。

 このふたつの建設企業は施工能力評価で5位(GS建設)と11位(HDC現代産業開発)。


 もちろん、施工能力評価が上位にあるのだから、その分の補正があるともいえますが。
 まあ、どこが建てようとどこに建てようとなにを建てようと、こうして欠陥が多い。
 韓国の建造物にはあたりまえのように欠陥がある。
 その究極系が建物の崩壊でしかない、というわけです。

 ま、多くの場合で崩壊までは行きませんからね。
 実際、必要な鉄筋が半分しか入っていなかった地下駐車場でも崩壊はしていなかったわけで。
 もうすでに入居済だけど。

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韓国でマンション販売が上向きに……その最大のアピールポイントは「このマンションは鉄筋いっぱい入ってます!」

カテゴリ:建造物 コメント:(55)
「鉄筋多量含有」···フラットスラブ恐怖で変化した住宅広報(韓国経済新聞・朝鮮語)
LH(韓国土地住宅公社)などが発注したマンションから鉄筋が抜け落ち、安全への懸念が高まっている中、これを広報に活用する団地が相次いでいる。「壁式構造」や「鉄筋が入った」等、建築物に基本的に適用される内容を強みであるかのように掲げ消費者を糊塗するという指摘も出ている。

1日、業界によると、今月入居を開始した京畿道平沢市高徳洞の「高徳国際新都市ヘスティブル」は「鉄筋のあるマンション入居を歓迎します」「ここはどう? 鉄筋の時!」と書かれたプラカードをかけた。この団地はLHが供給した新婚希望タウン団地だ。仁川黔丹新都市のマンションで駐車場崩壊事故が発生したことを契機に行われた全数調査の結果、この団地は鉄筋が抜けていないことが確認された。

分譲時点から「鉄筋」などを活用する団地も登場した。最近、ソウルのあるビラは分譲を広報しながら「鉄筋多量含有」を強みとして掲げた。一般的に住宅を広報する時、予想相場差益と分譲価格、駅勢圏などの長所を前面に出すことと「鉄筋量」を最も強調したのだ。 (中略)

暁星重工業が京畿南楊州市茶山洞に供給中の「ハリントンプレイス茶山パーク」は広報物に「最近イシュー化されている無量板構造工法ではなく鉄筋コンクリート壁式構造で施工された」という字句を入れた。
(引用ここまで)


 韓国土地住宅公社(LH)が扱ったマンションの中でいわゆる無量板構造、フラットスラブ構造を採用した地下駐車場でいくつも鉄筋が抜けているものが発見されている、ということは既報。
 逆に考えるんだ。
 「フラットスラブ構造を採用していないからいいさ」と考えるんだ。

 というわけで、フラットスラブ構造を採用していないマンションが「鉄筋入ってます!」って宣伝がされているそうです。
 ……まあ、気分は分からないでもない。  ここのところ、ちょっと不動産景気がよくなりつつあるのですよ。


 「もう充分に不動産価格は下がった」と判断されたようで、ヨンクル族(魂までかき集めて不動産投資する人々)もまた増えつつあります。
 政策金利が据え置かれている+政府から金利を上げるなという指令が飛んでいることから、市中金利は5〜6%ほどで推移しています。
 「まだだ、まだいける」ってなっているんですね。金利低下も見据えているとのこと。

 で、そのマンション購入のためのアピールポイントが「うちは壁構造の駐車場です。フラットスラブ構造じゃありません!」「鉄筋いっぱい入ってます」っていう。
 ……なんつーか。
 ちょっと悲しいというか。
 韓国的ですね、というべきか。

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韓国人「まさか我が家が『骨抜きマンション』だったなんて」……さらに鉄筋の足りていないマンションが2件発覚

カテゴリ:建造物 コメント:(77)
タグ: 建造物 GS建設
[ルポ] 「我が家が『骨抜きマンション』なんて……」鉄筋漏れ、マンション住民の不安を訴える(聯合ニュース・朝鮮語)
「言葉だけで聞いていた『骨抜きマンション』が我が家だとは想像もできませんでした」

28日午後、忠清南道公州市の韓国土地住宅公社(LH)の公州月松A4マンションで会った30代住民のカン某氏は虚しく笑いながら、「国がすることはすべてそうですね。全く期待しないほうがいいですね」と話した。

LHは前日、公州月松A4マンションの無量板柱345本のうち154本(45%)からせん断補強鉄筋が抜けていることを確認したと発表した。
マンション地下駐車場の無量板柱のうち半分近い鉄筋が抜けているというニュースに住民たちは当惑した反応だった。
駐車場の入り口に座っていた40代住民のムン某氏は「どうしても心配です。アパートの駐車場にひびが入ったのを見てもとても不安です」と心配した。 入居が始まった昨年6月からこのアパートに住んでいるという70代住民のチョン某氏も「半分も鉄筋が抜けているという話を聞いてからはずっと心が不便だ」とし「柱が建物の基礎なのに基礎からそのように手抜きをしていたら、アパート全体の安全性にも問題があるのではないか」と批判した。
一部の住民は、すでにこぼれた水であるかのように自暴自棄になっている様子も見せた。

入居して6カ月になるというチェ某さん(66)は、「以前、外国で建設の仕事に3年間勤めたことがありますが、(建物を)こんなに手抜きはしませんでした。今になって補修作業をしたからといって手抜き工事がなくなりますか? 地震が起きたら、みんな死ぬ」と言って、解脱したかのような表情を浮かべた。
30代のイ某氏は「私たちのアパートが鉄筋漏れアパートだという話は聞いたが、アパートで補強工事をすれば何の問題もないと言ってひとまず信じて見守っている」と話した。

同日、マンション地下駐車場の一部階では補強工事が進行中だった。
一部の地下駐車場では補強工事を控えて、そのためのジャッキアップ(臨時補強構造物)が設置されていた。
LHは構造物崩壊を憂慮する住民を安心させるためにジャッキアップに「これは構造物崩壊憂慮のために設置するのではなく、本格的な補強工事に先立ち安全に備えるための臨時仮施設」という案内文を貼ったりもした。
(引用ここまで)


 以前、LHのマンションで無梁板構造(フラットスラブ)を採用している建物を調べたところ、16.5%(≒サイコロで1が出る確率)で鉄筋が足りていなかったというニュースがありました。

韓国人「6面サイコロを振って1が出る確率でマンションの不良施工物件がある……ってこと?」……調査の結果、91ヶ所中の15ヶ所で設計・施工の不良が判明(楽韓Web過去エントリ)

 そこにさらに2件追加されることになりました。
 1件は345本のうち154本(45%)の鉄筋がない状態。
 もう1件は362本のうち88本(24%)の鉄筋がないとのことです。

 原因は「現場労働者の作業未熟など施工ミス」だそうですが。
 ま、そんなことを信じる人がどれだけいるのやら。
 どちらのマンションもすでに入居済。
 820世帯、1139世帯が生活しているそうですわ。


 ただし、どちらも無量板構造が採用されいているのは地下駐車場だけ。
 なので「建物は問題ない。地下駐車場には補強工事を行う」としています。
 ……住民にしてみたら「本当に鉄筋が足りていないのは駐車場だけなのか」と疑心暗鬼にもなりますわな。

 あ、そうそう。
 一足先に地下駐車場が完全崩壊したマンションの建設担当だったGS建設ですが。
 10ヶ月の営業停止処分になったそうです。

「鉄筋漏れ事態」GS建設に10カ月営業停止処分「退出」(聯合ニュース・朝鮮語)

 あと地下駐車場が崩壊したマンションの住居棟ではコンクリートの強度が不足していたとのことで。
 養生をまともにやらずに「はい次、はい次」ってやったんでしょう。

 まあ、GS建設が営業停止になったところで、どうせどの建設会社を選んでも同じことではあるのですけども。
 今回発覚した2件もGS建設が担当したものじゃないですからね。

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韓国の崩壊マンション、天下りを受け容れた無資格業者が監理していた……

カテゴリ:建造物 コメント:(44)
タグ: 建造物 天下り
「鉄筋漏れ」黔丹マンション、無資格業者が図面を作成した(SBS・朝鮮語)
4月末に地下駐車場が崩壊した仁川黔丹新築マンションの構造図面作成業務を無資格業者が担当していたことがSBS取材結果確認されました。

国土交通部の建設事故調査委員会は仁川黔丹新都市新築アパート駐車場崩壊事故は設計から施工、監理全般にわたる総制的不良のためだと診断しました。 (中略)

ところがSBS取材の結果、当時ビラ補強筋設置位置などを表現する構造図面作成業務を無資格業者A社が引き受けたことが確認されました。

LHの設計用役課業指示書によると、構造図面作成業務は構造技術士が作成しなければならないが、A社は構造図面作業のために構造技術士を採用したり構造技術士事務所として登録したことがありませんでした。
(引用ここまで)


 先日、地下駐車場が崩壊したマンションの設計は「無資格業者」だったとのSBSのスクープ。
 ……なんだろ。
 全体的にこうなんでしょうね。

 いまのところ確認されていないんですが、施主の韓国土地住宅公社から天下りを受け容れていた業者が設計と監理を受注したとの話。

【社説】鉄筋不足の韓国土地住宅公社のマンション…国民の安全壊す利権カルテル(中央日報)

 韓国ではまだ天下りは既得権といってもいい状況。公社や高位公務員にとっては「天下りできて当然」くらいの考えでいるのは間違いありません。

 で、その設計を受注した企業は無資格業者。
 当然のように崩壊した……と。


 さらにですね、この地下駐車場が崩壊したマンションを監理をしていた業者が、建設中に崩壊していたマンションの管理者でもあったっていう。

「崩壊アパート」監理を担当したLH前官業者がまた監理(JTBC・朝鮮語)

 去年1月にあったこの崩壊事故ですね。



 コネがないとなにも動けない国である、とはよく言われます。
 学閥、血縁、地縁等が濃厚なウリでなければ韓国社会はどうにもならない。

 逆にいえばその中であれば不法でもなんでもやりたい放題できるのがよく理解できるのではないでしょうか。

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