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カテゴリ:建造物の記事一覧

韓国の地下鉄トンネル崩落事故、発生の8時間前には当局からの「作業中止勧告」が出ていた……なお、無視して作業は続行された模様

地下鉄トンネル崩落事故、発災8時間前に監督当局から「作業中止勧告」出ていた /京畿道・光明(朝鮮日報)
 京畿道光明市内の鉄道路線「新安山線」地下トンネル工事現場で道路崩落事故が発生する8時間前、韓国雇用労働部(省に相当)がポスコ・グループの建設会社で施工会社の「ポスコE&C」に作業中止勧告の公文書を送っていたことが15日に分かった。作業中止勧告は労働災害の発生する差し迫った危険性がある場合、雇用労働長官が事業主に下すことのできる措置だ。しかし、ポスコE&Cは勧告に従わずに作業を続けて崩落事故が発生し、作業員1人が行方不明になっている。

 雇用労働部などが同日明らかにしたところによると、安養雇用労働支庁がポスコE&Cに作業中止勧告を下したのは11日午前7時ごろだという。同部関係者は「口頭勧告を先に行い、続いて関連公文書をすぐに送った」と話す。崩落事故は同日午後3時13分ごろ発生した。

 この崩落事故は事前にさまざまな兆候が現れていたという。施工会社はトンネル内部の柱が破損していることを確認し、事故前日の10日午後9時50分から地下の作業員らを退避させた。

 事故当日の11日午前0時30分ごろ、工事関係者たちは光明市に対して「事故の恐れがある」と申告し、警察が工事現場の近隣区間を通行規制した。そして、施工会社は同日午前4時ごろ、韓国トンネル地下空間学会と共に安全診断を実施した。

 施工会社が地下トンネルの柱に対する補強工事に着手したのは11日午前7時ごろだったという。これは、雇用労働部が作業中止勧告を下した時間と一致している。

 その後も作業が中止されないまま工事が進められ、同日午後3時13分ごろ、崩落事故が発生した。光明市日直洞の新安山線複線電鉄第5-2工区でポスコE&Cが施工中の地下トンネル工事現場と上部の道路が崩れたのだ。
(引用ここまで)




 韓国の地下鉄工事現場でトンネル崩落事故が起きたことは既報。
 大きな原因として「脆弱な地盤なのでトンネル工事をするならそれなりの下準備が\必要」とされていた場所なのですが。
 設計段階から完全に無視。



 まあ、韓国ではありがちな話。



 で、一帯が道路もなんもかも巻き込まれる形で崩落したと。



 かつ、現場では地下水が通常の工事地点の4倍にも達していたとの報道もありました。

不安だった光明新安山線崩落事故現場…「一日に水を1600トンずつ汲み出す、他の所の4倍」=韓国(中央日報)

 でもそんなことお構いなしに工事続行。
 下準備もせずにトンネルを掘り続けてたと。

 さらに「作業中止勧告」が出ていたにもかかわらず、工事は続行されていた……と。
 本当に事故が起きるかどうかなんて事故が起きるまで分からないですからね。
 事故が起きなかったら、退避等で無駄になるお金はどうなるんだってことです。
 まあ、大規模崩落したんですが。

 あ、そうそう。仁川でも昨日の夜にシンクホールあったそうですよ。

仁川富平駅前の横断歩道で地面が壊れる…幅5メートル沈下(ニュース1・朝鮮語)

 こちらも凍結がゆるむ+地下工事での発生。韓国では地下工事は凍結している間に進めるのが肝要ってことですかね。



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今日もまた韓国で道路陥没。先日のシンクホールから200メートルと離れていないところで電柱が沈みこむ……春の風物詩だなぁ

「シンクホールの主な原因」…ソウル下水管の3割が50年以上の老朽化(中央日報)
ソウル下水管の約3割が50年を超えた「老朽化」した下水管であることが分かった。老朽化した下水管は、最近ソウル都心で相次いで発生しているシンクホールの主な原因として指摘されている。

15日、共に民主党のチン・ソンミ議員にソウル市が提出した資料によると、2023年12月基準でソウル下水管路総延長1万866キロのうち、50年以上になった下水管路は3300キロ(30.4%)だ。

30年を超えた下水管路は6028キロ(55.5%)に達する。一般的に経過年数が30年以上経てば老朽下水管に分類される。 (中略)

老朽化した下水管はシンクホールの主な原因に挙げられる。下水管の穴と割れた隙間から漏れた水が地中の土を掃きながら空いた空間ができて地面が崩落する原理だ。

国土交通部の資料によると、最近5年間(2020~2024年)、全国で発生した地盤沈下計867件のうち、下水管損傷が原因になったケースが394件(45.4%)で最も多かった。
(引用ここまで)




 韓国で頻発しているシンクホール問題。
 一昨日、釜山で横断歩道に5メートル×3メートルの大きな穴が空きましたね。



 そのすぐ近くでまたシンクホール発生。
 発生時の映像があるのでごらんくださいな。



 電信柱くん、没シュートです(ちゃらっちゃっちゃっちゃらー)。

 んでもって、ソウルでもまた小さいながらも発生しています。
 こちらは今日発生。

今度は中浪区庁近くのシンクホール···「正確な原因を把握中」(国民日報・朝鮮語)

 それから光州広域市でも発生。

光州東区地山交差点で深さ1.7メートルのシンクホールが発生(聯合ニュースTV・朝鮮語)

 今年は当たり年かなー。  



 その原因を中央日報では「下水管の老朽化だ」としています。
 まあ……うん。基本はそうなんだろうね。こうして温度がそこそこ高くなってきて、凍結していた漏水部分が溶けるようになった。
 で、漏水によって土砂が流れてしまってシンクホールが発生する。
 それに加えて地下鉄とか建物の工事で振動があればブーストされる。

 東京とかも老朽化度合いは似たようなもんなんですよね。
 ただ、東京の場合はなんでも交換せずに内側を腐食に強い材質で補強する技術があるらしいので、それでさくさく強度を高めているって話なんですが。
 韓国の場合、そうした技術もないわけで。

 かつ水資源公社はイ・ミョンバク政権の頃から赤字体質になってて、14兆ウォンほどの負債を抱えています。
 ユニバーサルスタジオコリアの誘致が決裂したのは、この巨額負債が原因ではないかとも思われます

 まあ……韓国は韓国でがんばってくださいな。



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韓国で去年9月にトラック2台が飲みこまれた道路陥没地点のすぐ近くでまた道路陥没……韓国もすっかり春ってとこですね

横断歩道が5メートル下に··· 人でもいたら(世界日報・朝鮮語)
釜山沙上区の都市鉄道工事現場付近で再び大型シンクホールが発生した。 昨年9月にトラック2台が墜落した現場周辺で、最近7ヶ月間に10件を超える地割れ現象が続き、市民の不安感が高まっている。

13日、釜山沙上区と警察によると、同日午前5時30分ごろ、沙上区鶴章洞の横断歩道で、横5メートル、縦3メートル、深さ5メートル規模の大型シンクホールが発生した。 警察から「シンクホールが発生しそうだ」という通報を受けた沙上区庁職員が安全措置をしていたところ、地面が消えたが幸い人命被害はなかった。

釜山市は「下水ボックスに買い入れた通信管路連結部破損で雨水が長期間漏水し土が流出し、地割れが発生したと推定される」と明らかにした。 市は14日午前6時まで車の通行ができるように臨時復旧措置を進めている。

シンクホールが発生したところは釜山沙上~下端線都市鉄道工事現場付近だ。 この一帯では昨年9月、大型シンクホールにトラック2台が8メートル下に墜落した事故を含め、同日までに10件以上の地割れ現象が発生した。 釜山市が特別調査に乗り出し、豪雨と遮水工法の不良により事故が起きたとし、今年2月に結果を発表したが、シンクホールの再発を防ぐことができなかった。
(引用ここまで)




 えーっと、去年9月にトラックが2台飲みこまれたシンクホールの事故があったんですが覚えてますかね?
 最近、記事の枕が同じようなものになっている気もしますが。
 連続しているものが多いんだよね……。

韓国でまたまた起きた道路陥没でトラック2台が沈む……豪雨被害のひとつとされるものの実は「人災では?」ともされる理由とは?(楽韓Web過去エントリ)


 映像はこちら。



 2台が沈んでいるすぐ横をバスが通り過ぎようとしていて、さすが韓国は違うよなぁ……って思わされた次第。
 すぐに道路封鎖とかにならないんですね。



 この現場のすぐ近くでまた道路陥没が起きました。現場は釜山市。
 しかも横断歩道のど真ん中に。5メートル×3メートルのけっこうな大型のもの。
 はい、映像こちら。



 韓国もすっかり春ですねぇ……。
 凍結していた地盤が緩むとこうして道路が陥没していくのです。
 今回は通行制限していたところでどかんと陥没したってことで被害者はゼロ。

 でもって、先日も紹介した新安山線近くの巨大道路陥没、ありましたね。

韓国で地下鉄工事現場で大規模なトンネル崩落事故→3年前に「ここの地盤は非常に不良なので工事には下準備が必要」とされていた→もちろん、そんな下準備とかやってませんでした(楽韓Web過去エントリ)

 あの近くでまた道路が歪んでいるってことで注意喚起されています。



 まあ、韓国で車道であろうと歩道であろうと道路が歪んでいるのはいつものことなのでそんなに心配いらないかもしれないですけどね。
 今回の釜山の横断歩道がでっかく削れたのだって被害者はいなかったわけですし。へーきへーき。
 あ、それとソウルで起きた巨大シンクホールの近くでもまたなんか穴開いたそうです。

江東区死亡事故近くのシンクホール···「原因調査中」(国民日報・朝鮮語)

 だいじょぶ、だいじょぶ。全然小さい。ケチャンナヨで行けばいいさ(変なテンション)。



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韓国で地下鉄工事現場で大規模なトンネル崩落事故→3年前に「ここの地盤は非常に不良なので工事には下準備が必要」とされていた→もちろん、そんな下準備とかやってませんでした

監査院、光明地下トンネル付近を3年前に点検…「地盤 非常に不良」(聯合ニュース・朝鮮語)
監査院が2023年1月に公開した「広域交通網構築推進実態監査報告書」によると、監査院は広域交通網計画樹立と広域交通網構築事業の進行および事後管理などが適正に行われているかを点検するために2021年9月から同年12月まで資料収集および今回の監査を行った。

監査報告書には「新安山線第5工区(始興市庁〜光明)の場合、トンネル時点から約19km離れた区間に岩盤が砕けるなど一部断層破砕帯が存在し地盤状態が「非常に不良」状態である5等級なのにトンネル設計にインバート設置が反映されていない」という内容がある。

インバートは円形に近いコンクリート施設物で、鉄道公団は都心区間に地下トンネルを建設する時、地盤の分類等級が4等級以下で「不良」または「非常に不良」の場合、地盤隆起現象に対応できるようトンネル底にインバートを設置するようにしている。

監査院は鉄道公団のこのような規定にも第5鉱区トンネル設計にインバート設置が反映されていない点を指摘したのだが、この日崩壊事故が発生したことにより監査院が非常に不良だとした地盤状態と今回の事故との関連性に関心が集まる。

ある大企業建設会社の研究員は「今回の事故の場合、地盤が元々良くなかったか上水道破裂などの理由で地盤が弱くなって発生した可能性がある」と話した。
(引用ここまで)




 先日、韓国で地下鉄工事中に大規模な崩落事故がありまして。
 でもまあ、地下鉄工事中に崩落事故を起こすってのはそれなりにありがちな事故。
 そこまでピックアップすることもないかなぁ……とスルーしていたのですが。



 映像を見ても相当に大規模なのがわかりますね。
 一応、作業員はほとんど退避済で行方不明だったひとりも救助されたとのこと。



 「扱わないかなー」とか思いながらもぽちぽち言葉を変えて検索してみたら、冒頭記事が引っかかった次第。
 以前から監査院が「このあたりの地盤危険だよ」と指摘していた。
 で、そうした地盤である場合にはインバートを設置せよって規定になっているそうですわ。

 インバートってのはトンネルの下ごしらえみたいなもの。
 軟弱地盤を掘ると圧力の問題で下側がぐずぐずになってしまうので前もってコンクリートで固めてからトンネル作業をするってもの。
 で、当該区域はその対象になる「非常に不良(地盤)」であったにも関わらず、設計段階からインバート設置が考慮されていなかったとのこと。

 ……一応、マニュアルとしては「軟弱地盤だからこうしてね」って指針はあったと。
 でもまあ、「現場に臨んでは臨機応変」が韓国のいいところですからね。
 いつものようにいつものごとく、だったわけです。



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韓国で逆走事故を起こしたエスカレーター、実は逆走防止装置がついていた……しかし、認証外の安物で一度も検査は行われず……これが韓国ってもんですよ

逆走防止装置がないと言っていたのに…設置されていたにもかかわらず「ドドドッ」と(SBS・朝鮮語)
昨年末、ソウル地下鉄3号線の景福宮駅でエスカレーターが突然逆走した事故がありました。調査に乗り出した当局は「逆走防止装置がなかった」と説明しましたが、取材の結果、当時その装置が設置されていたことが確認されました。 (中略)

公社側は設置されていたのは事実だが、認証を受けていない製品だったと釈明しました。

ソウル交通公社関係者:「認証を公団がしていなかったため、認証されなかった製品はすべて未設置扱いです」

設置事業当時、認証制度は運用されていましたが、任意の制度だったため、認証を受けていない製品が設置されていたのです。

逆走防止装置業界関係者:「逆駆動装置とはいえ、機能を果たしていなかったようで、現在の基準で見るとひどいものでした」

ソウル交通公社は2019年から、1台あたり約1,200万ウォンをかけて認証を受けた装置を再設置しています。

しかし、認証を受けた装置が設置されていた水內(スネ)駅のエスカレーターでも、昨年逆走事故が発生し14人が負傷しました。

専門家たちは逆走防止装置の点検に問題があると指摘しています。

規定上、逆走防止装置の正常な作動を確認するためには、重りをエスカレーターに載せて点検する「負荷検査」を行うことになっていますが、設置以降この「負荷検査」が実施された場所は一つもないことが確認されました。
(引用ここまで)




 えーっと……。2023年に韓国でエスカレーターの逆走事故があったのは覚えてますでしょうか。
 まあ、韓国でエスカレーターの事故ってけっこう多いので覚えちゃらんねえよって話もありますが。
 こちらの事故。



 わりと大規模だったので覚えているかたもいるんじゃないでしょうかね。
 楽韓Webでもピックアップしています。

韓国で逆走事故を起こしたエスカレーター、中国製だった……そもそも駅のエスカレーターの大半が中国製で保守部品の入手すらできていない模様(楽韓Web過去エントリ)

 原因はふたつあって、上で扱っているように中国製のエスカレーターですでにメーカーがなくなってて部品の交換もろくにできていないってこと。
 そして、もうひとつが逆走防止装置がついていないこととされていたのですが。



 実はついててあれだった、ってニュースが半年後くらいにあったのでピックアップしてみました。
 なんでも「300万ウォンの逆走防止装置を1000台導入していた」のだそうですよ。
 でもって「認証を受けていない製品だった」と。
 あくまでも「勧告事項」であり、設置義務ではなかったので認証を受けていない製品でもまあ取り付けておけばいいだろうって感覚でつけたのでしょう。

 ああ、これはあれだ。……魚探だ。
 統営艦につけられた魚探じゃないか。

韓国海軍最新の救助艦、「魚群探知機」を装備されていた……(楽韓Web過去エントリ)

 セウォル号が韓国のどこにでもあるように。
 救助艦である統営艦につけられた魚探も韓国のどこにでも普遍的に見られるのですよね。

 あとおまけに逆走防止装置が実際に作動するかどうかのチェックもやってなかったそうです。
 1000台設置してゼロ。
 こっちはハンビッ原発3号機の校正がまともにできなかったアレだなぁ。

韓国ハンビット原発3号機で「放射線検知器が作動しなかった」恐るべき理由……(楽韓Web過去エントリ)

 ま、韓国人の安全に対する意識ってこんなレベルです。
 逆走事故が起きなかったらそのままでしたし。
 セウォル号事故が起きなかったら魚探のままだったでしょう。
 そんなもんです。



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韓国ソウル市「道路陥没の危険度を記した地図を作る!」→「地価に影響があるから非公開」→「実は技術力不足でできていませんでした」

「住宅価格に影響」 公開されなかったソウル市の「シンクホール地図」…地質調査もしていなかった(東亞日報・朝鮮語)
先月、ソウル江東区明逸洞で発生した地割れ(シンクホール)事故以後、ソウル市のシンクホール危険地域調査資料、いわゆる「シンクホール地図」に対する公開要求が高まったが、ソウル市が住居価格影響などを理由に非公開を固守し論難がおきた。 このような中、この地図がシンクホールの危険度をまともに知ることができない不十分な資料であることが把握された。 専門家らは精密な地質調査を経て、きちんとした「シンクホール地図」を作るべきだと提言した。

ソウル市は昨年8月、西大門区延禧洞のシンクホール事故直後「地盤沈下安全地図」を作ると発表した。 当時「地盤沈下憂慮を科学的に総合分析し数値化した地図」として年内構築を予告した。 以後、地図を作ったが、最近江東区事故を契機に地図公開要求が出てくるや「不動産価格などに混乱を与えかねない」として拒否した。 「住宅価格のために危険情報を隠す」という批判が出てきた背景だ。

9日、東亜(トンア)日報の取材結果、ソウル市が作ったというシンクホール地図は、単に地下施設を書面で調査した資料水準に過ぎないことが分かった。 地質調査やレーザー探査などは抜けていた。 地図名も「地盤沈下安全地図」から「優先整備区域図」に変わった。 地下鉄駅、水道管、ガス配管など地下施設密集地域を優先管理対象に表示した水準だった。

専門家たちはソウル市が作った優先整備区域図が大型シンクホール予防に実効性がない資料だと指摘した。 ソウル市立大学土木工学科のイ・スゴン元教授は「地下精密調査なしに単純に施設位置だけを調査した資料で深さが10mに達するシンクホールを予測して備えることはできない」とし「ソウル市が作った資料はせいぜい水道管漏水有無や『ポートホール』のように自動車の車輪が少し抜ける小さな地盤沈下の可能性だけが見られる水準」と話した。 (中略)

ソウル市関係者は8日「最初は地中を把握しシンクホールを予測する地図を作ろうとしたが、現在これを具現する技術がないということを後で知ることになった」として「内部参考資料水準なので公開された時に無駄な誤解が生じかねない」と釈明した。 結局、資料を不十分にしたため、公開を憚ったわけだ。
(引用ここまで)




 去年8月、ソウルで大きなシンクホールができたことを覚えてますでしょうか。
 韓国のシンクホールなんて多すぎていちいち覚えてられない? これはしたり。
 では、この画像ではどうでしょうかね。



 あつらえたかのようにぴったりとハマっててまるでコラージュのようですが。
 一応、映像のほうもあります。



韓国でまたまたシンクホール発生、今度は自動車1台がまるまる飲みこまれる……なお、2日に1件以上のペースで発生している模様(楽韓Web過去エントリ)

 このシンクホールで事故が起きた際に、ソウル市が「シンクホール地図を作成する」と言い出したのですね。
 「年内にシンクホール地図を完成させ、域内の安全度を高める」とかなんとか言っていたのです。
 んで、完成後に「住宅価格に影響を及ぼすから非公開にする」ってやったのですよ。
 まあ、それ自体はよいんですよ。韓国らしい話だな、で終わったのですが。



 実はその「シンクホール地図」とやらが実際には技術不足で地下を調べることができず、地下施設がどこにあるかを記しただけのものになっていたとの話。
 地図名も「地盤沈下安全地図」から「優先整備区域図」になったってオチ。

 ……そりゃ公開できないか。
 「シンクホール地図を作ります!」→「できませんでした!」とはいえんわな。

 先日もピックアップしたように、韓国には地下探査をする装備もろくにありません。
 小型のものも含めて全国で10台。

韓国でまた10メートルクラスの道路陥没が発生、ただし今度は被害者ゼロ……なお、探査用の機材は全国で10台だけ。しかも、地下2メートルまでしか探査できない代物(楽韓Web過去エントリ)

 そもそもシンクホール地図なんて作る技術力なんてどこにもありませんでした、とさ。
 めでたしめでたし。



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韓国でまた10メートルクラスの道路陥没が発生、ただし今度は被害者ゼロ……なお、探査用の機材は全国で10台だけ。しかも、地下2メートルまでしか探査できない代物

韓国の道路でまた陥没…幅10m・深さ1m、人的被害なし(KOREA WAVE)
韓国京畿道安山市常緑区の道路で1日午後1時30分ごろ、縦横10メートル、深さ1メートルほどの陥没が発生した。近隣の水辺公園へとつながる階段が崩れるなどの被害が発生したが、幸い人的被害はなかった。

警察関係者によると、陥没が起きた地点に埋設されていた水道管から漏水が発生し、それが原因となった可能性があるという。
(引用ここまで)


 韓国首都圏の京畿道でシンクホールが発生。
 縦横10メートル、深さ1メートルとかなり巨大なものではあるのですが。
 人命被害はありませんでした。

 そう、これ。
 これが前に書いた「道路陥没しても被害はないかもしれない」ってパターン。
 韓国はこれにフルベットしているんですよ。
 だって、地中レーダーが10台しかないって言ってますからね。全国で。



 いや、冗談でもなんでもなく。
 GPRが10台だけ。

2年間で264件のシンクホールが発生···探知装備は全国10台のみ(ニュース1・朝鮮語)

 車載用4台、歩道用3台、共同確認調査用GPRが3台。
 地中レーダーシステムはこんなものって映像があったのでどうぞ。冒頭でころがしているのが歩道用。車載用は30秒くらいに出てくるヤツ。
 共同探査用は専用車両のことかな。



 日本だと何台あるかわからんくらいあるんじゃないでしょうかね。
 しかも、韓国にある機材では探査できるのは最大で地下2メートルまでで、それよりも深いところで原因が起こっている場合には上を通っても分からないと。
 しかし、全国で10台か。
 どんだけメンテナンスにお金を使うのが嫌いなのやら。

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韓国で起き続ける道路陥没、対策チームはわずか4、総人数12人。道路用探査機材は3台だけ……まあ、安全なんてどうでもいいって社会ですからね

カテゴリ:建造物 コメント:(52)
韓国で相次ぐ地盤沈下、対策人員はわずか12人…探査装備も不足のまま(KOREA WAVE)
国土交通省によると、現在、地盤沈下に対応するために設置された国土安全管理院の専任チームは、わずか4チーム12人しかいない。地盤探査機材も、道路用車両3台と狭小地域対応用6台の計9台しか保有しておらず、全国で相次ぐ事故に対応するには明らかに不十分な水準だ。

政府は2018年に「地下安全管理に関する特別法」を施行し、深さ10メートル以上の掘削工事に対し事前の地下安全影響評価を義務付けた。また、老朽化が進む地域や道路の地盤に関する共同調査も義務化された。 (中略)

自治体からの調査要請に対する実施までの平均所要日数は220日に上る。

ソウル市や釜山市を除く多くの自治体では、自前で地盤沈下を点検する余力がなく、国土安全管理院への依存が高い状況だ。

2024年の地下安全統計年報によると、過去5年間に光州、蔚山、大田、全北などの自治体で実施された地中レーダー(GPR)による共同調査は年間100件未満にとどまっている。

地下安全法の施行規則では、GPR調査は5年に1度の実施義務しかないため、調査頻度が低すぎるという批判が絶えない。毎年1回以上実施が義務付けられている目視調査では、精度が劣るという問題も指摘されている。

過去5年間のGPR共同調査の実施件数は計5009件であり、目視調査(1万8560件)を大きく下回っている。しかも、2022年(施行5年目)に実施件数が集中している点からも制度の限界が見て取れる。
(引用ここまで)


 ソウル市で先日発生した巨大なシンクホールから、韓国で「道路を恐る恐る渡らなければならない」との声が上がりつつあります。
 ですが、国土交通部傘下の国土安全管理院が所有する機材、人員はたったこれだけ。

・地盤探査機材 道路用車両 3台
・狭小地域用6台
・人員4チーム12名

 結果、自治体から調査依頼が来ても実施まで220日必要となるとのこと。
 一応、ソウル市や釜山市は自前の装備を持っているようですが。実際にどこまで調査しているのやら。

 でもまあ、調査結果が出て「陥没の予兆がある」ってなっても無視しているから、最初から調査なんて無駄じゃないですかね?

韓国で生じた道路陥没、4ヶ月前から予兆があった……でも政府もソウル市もいっさい対処せず。韓国そのものだわ(楽韓Web過去エントリ)

 韓国では「事故は起きるまで起きていない」が合い言葉です。
 ひどい工事技法が使われても、たとえば「高層ビルを上から壊す機材がないので中程から壊しはじめよう」ってなっても。


韓国のビル崩壊で9人が亡くなった事故、原因は「韓国社会」だった模様(楽韓Web過去エントリ)

 倒壊するまで事故は起きてないので、さほど問題ないのですね。
 そのままちゃんと撤去できていれば過程は問われないのです。


 同様の考えかたで事故が起きたのが去年年末の済州航空機着陸事故でした。
 渡り鳥の生息地で韓国の空港の中でももっともバードストライクの危険性が大きな空港だったのですが。

・バードパトロールは最低人数
・鳥類レーダー装備なし
・画像探知なし

 で、その上にコンクリート製の基礎で固められたローカライザー。
 それでも開業以来、事故はなかったんですよ。バードストライクは生じていても、具体的な事故には至ってなかった。
 なので対策は必要なかったのです。

 たとえシンクホールができても事故にはならない可能性だってありますからね。
 法律で5年に1度の調査は義務づけられているとのことですが、ぎりぎりになるまで調査依頼もない。
 安全なんてどうでもいいって社会なのですから、当然のことなのです。

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