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カテゴリ:建造物の記事一覧

韓国の道路で点字ブロックをチェックしてみた結果……

カテゴリ:建造物 コメント:(73)
明洞・江南・汝矣島回って確認「盲目」点字ブロック(フィナンシャルニュース・朝鮮語)
道を歩いてみると発見することになる黄色の矩形があります。視覚障害者の安全歩行を誘導するために設置された「点字ブロック」です。「障害者・高齢者・妊婦等の便宜増進保障に関する法律」に基づいて公園や道路、交通機関との接続されている建物・障害者専用住宅の入り口などに点字ブロックを設置する必要があります。

点字ブロックは点状ブロックと線形ブロックに区分なりますよ。点状ブロックは「位置検出用」です。出発地点、待機地点、方向転換指示、警告などを表示するときに使用されます。簡単に考えて横断歩道の前に点状ブロックが設置されている場合は「一旦停止」という意味です。線形ブロックは歩行方向を指示する際に使われます。 (中略)

ですが点字ブロックが正しく設置、管理されていないという指摘は着実に提起されます。

「道路安全施設設置及び管理指針」を見ると、点字ブロックの上に障害物を設置しない。マンホールの蓋のような施設やスタンドのように移動不可能なものを置いてもいけません。点字ブロック突出面が摩耗したり破損した時は、ブロックを交換すること明示されています。黄色い塗装が剥がれても直さなければなりません。
(引用ここまで)

 韓国の舗装がひどいということは何度も何度も書いていますね。
 ソンウ・ジョンも書いてましたね。「いったいどういう人が、ブロックをこんな風に並べたのか」と憤怒しながらソウルの道路を歩くって。
 どんなもんかと気になるでしょうから、この記事の動画を見てくださいな。



 わざわざピックアップしているのか、って思うでしょ?
 こんなん、ソウルのどこでも10分も歩かずに見つかりますから。
 楽韓さんもさすがにそんなに道路を撮ってはいなかったのですが、こんな一枚がありました。

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 線形ブロックを唐突にひとつだけはめ込んでいるっていうね。
 工事している最中に足りなくなっただかなんだかってところでしょうね。
 いや、そもそもそんなことを考えていないか……。
 ま、これが韓国というものです。

これは面白い本でしたわ
目の見えない人は世界をどう見ているのか (光文社新書)
伊藤 亜紗
光文社
2015/4/20

韓国によくある半地下の格安住居、大雨になったらどうなるの?→結果……

カテゴリ:建造物 コメント:(59)
「1ヶ月の収入70万ウォン……IMF管理下でも、ここまでではなかった」(東亞日報・朝鮮語)
ソウル市恩平区鷹岩3棟、蘆原区上渓4棟被災者が代表的である。お盆を20日に控えた9月3日、鷹岩3洞住民センターにつながった路地には、泥水が付着した世間の家電製品があちこち散らばっていた。去る8月28日から3日間、ここに「水爆弾」レベルの雨あふれながら500世帯が浸水被害を受けたためだ。特に地下室で生活する人々の被害が深刻である。

鷹岩3棟は恩平区16棟のうち、高齢者人口の基礎生活受給者の割合が最も高いところである。最近鷹岩1・2棟の再開発され、住民の多くが鷹岩3棟に移動してきたからだ。今回の浸水被害住民の中にも一人暮らしの高齢者が多い。

去る3月、ここに一人で引っ越したイム(69)氏も状況が似ている。イムさんの家は部屋2間にトイレ1つ、小さなキッチン付きという構造の集合住宅の1階である。地下室ではありませんが地帯が低く、突然起こった水騷動にまったく手を打つことができなかった。

地下室襲った豪雨で家具類が流された「夜8時ごろ、突然部屋に水が流れはじめました。びっくりして、床にある物を上にあげたが、その間にも雨水が胸まで上がってきた。『助けてくれ』と声を上げたが、雨の音があまりにも強くて外には聞こえないんです。『これで死ぬんだな』と思った瞬間に知り合いの弟が外扉を開いてくれて、どうにか逃げられました。そのことを考えると、今でもどきどきします。どういうわけでこのような状況になったのか、憂鬱ですね」
(引用ここまで)

 以前にソウルを訪れた際に、半地下の住居というのを多数見かけたのですね。
 そのときのホテルがなぜか住宅街の真ん中にあるという立地でして。いろいろと見て回ったのですが、そういった住居は少なくない数がありました。
 本当にぎりぎりに人が住めるというような構造で、内部は天井までの高さが2メートルほど。窓は地上すれすれにあって「採光はできなくもない」というようなものが多いとのこと。
 当時から「こんな構造で大雨のときはどうするんだろう」と思っていたのですが。

 先日、ソウルを「水爆弾」とされる大雨が襲いまして。
 多くの半地下住居が引用部分のような状況に追い詰められたのだそうですよ。
 「大雨になったらどうするんだろう」という問いに対する正解は「水に流されるまま」でした。

 以前、コシウォン(考試院)は安価な住居として使われている、と書きました。だいたい、月家賃で30~40万ウォンほど。
 こういった半地下、あるいはビルの屋上に建てられた木造住居(先日、ソウル市長が「下層の気持ちを知るため」に一ヶ月入居していたアレ)はそれよりもさらに安く提供されています。
 今回の記事では半地下住居の家賃は18万ウォンだとのこと。
 安価である代わりに、こうして大雨の時に危険に見舞われたり、夏は暑く冬は外よりも寒いというような住環境であるというわけですね。

 で、ここから記事は「こういった人々の暮らし向きはムン・ジェイン政権になってから上向いていないどころか最悪だ」という方向に向いているのですが。まあ、それは置いておいて。
 とりあえず半地下の住民というものがどんな暮らしをしているのか、大雨になったらどうなるのか知ることができました。

おっとこれも新潮社だった。
新版 貧困旅行記(新潮文庫)
つげ義春
新潮社
1995/4/1


韓国で工事中の地盤崩壊で隣接地の幼稚園が崩壊……ああ、いつものケンチャナヨ工法ですね

【写真】地盤崩壊で傾いたソウルの幼稚園(中央日報)
【社説】幼稚園崩壊…「安全大韓民国」は虚しいスローガン(中央日報)

ソウル銅雀区(トンジャクク)上道(サンド)幼稚園の建物が7日未明、大きく傾いた。上層部の重さを支えられず幼稚園の建物1階は柱が沈み、あちこちに亀裂が生じた。建物の下部を支えるコンクリート擁壁も崩れて土砂が流出した。

今回の事故は、延べ面積936平方メートル(約283坪)規模で老朽マンションを撤去して多世代住宅49世帯を再建築する工事現場で矢板が崩壊して発生した。矢板は地盤を掘削する際、地盤が崩壊するのを防ぐために設置する仮設構造物。

幼稚園の建物の崩壊危険はすでに6カ月前に予告されていた。幼稚園は3月19日から5回にわたり区庁建築課などに問題を提起していたが、区庁側は工事施行者に口頭や文書でだけ措置を取るよう伝えただけだった。
(引用ここまで)

 こないだのシンクホールとまったく同じパターンで工事現場が崩れ落ちて、幼稚園が傾く……画像を見ると傾くというか半ば以上崩壊するという事故発生。
 もはや建物としては機能しないので、明日以降の撤去が決まったそうです。
 ただ、地盤が崩壊したのは夜だったということで、たまたま怪我人はゼロだったのは幸い。
 というか、これ土留め何メートルくらいあるんだろ。画像の右側には残存している部分があるのですが3階建ての幼稚園と同じくらいの高さがあるから10メートル前後ってところかな。

 前回のシンクホールは10日前から予兆があって通報されていたとのことでしたが、今回は6ヶ月前から亀裂が生じていて区に報告済みだったそうで。
 いつものケンチャナヨ建設ですね。工事完成まで亀裂ていどで終わっていたらなんの問題なし。
 今回は賭けに負けたということです。

 三豊デパートの崩壊、聖水大橋の崩落、セウォル号沈没。どれも同じ方向性です。
 ぎりぎりまで安全係数を削りに削る。人の命の値段が極端に安い。事故が起きなければOK。起きれば運命とあきらめるまで。
 それを海外に輸出したのがパラオのKBブリッジの崩落であり、ラオスのダム崩壊だということですね。
 セウォル号沈没の際に「今度こそマニュアルを守ろう」「安全を尊重しよう」だの言ってましたが。
 やるわけがない。
 中国よりはなんぼかマシ、というていどの国ですよ。
 マニュアルを守るよりも、聯合ニュースの日本支社長が言うように酒を飲んで殴り合ってストレス解消するのがお似合いです。

事故がなくならない理由 安全対策の落とし穴 (PHP新書)
芳賀 繁
PHP研究所
2012/9/14

韓国で大規模な陥没発生→住民「我々のマンションが5度も傾いた!」……そんなに傾いた建物はない模様

カテゴリ:建造物 コメント:(92)
早朝マンションの駐車場6m下に「バン!」... 200人避難(東亞日報・朝鮮語)
31日午前4時38分頃、ソウル衿川区加山洞のマンション前の道路に大型シンクホールができて、住民200人余りが緊急避難した。住民は「十日前にすでに地盤沈下が懸念されるという苦情を出したにも衿で何の措置がなかった」と指摘した。

消防当局によると、このマンションの向かいで行われているオフィス新築工事現場の間の道路に横30m、縦10m、深さ6mの長方形シンクホールが発生した。この事故でマンションの前に駐車場されていた乗用車4台の前輪がシンクホールに向かって落ち、牽引された。マンションの花壇はシンクホールに向かって吹き飛ばされ、樹木と街灯は倒れた。

消防当局はこの日午前5時44分頃からシンクホールに最も近いマンション棟の住民を避難させた。76世帯(176人)が居住するマンションから東からわずか10mほど離れてたところにシンクホールは空いている。
(引用ここまで)

 「水爆弾」と呼ばれる豪雨で地盤が緩んだところに工事があって、一気に土壌が崩れ落ちたとのこと。
 横30メートル、縦10メートル、深さ6メートル。……もうそこに25メートルプールとか作っちゃえばいいんじゃないですかね。3レーンくらいの。
 福岡でも先月末に水害の余波で小さな陥没が2件ほどあったそうですが。
 韓国のそれはちょっとスケールが違ってました。

 5度ほどマンションが傾いたという話もあったのですが。これは虚偽報告ではないかとのこと。

道路陥没でマンションが傾き150人が避難=韓国ソウル(中央日報)

 画像を見るとマンションは20階建て前後。

ソウルシンクホール180831

 画像はリンク先からのもの。
 陥没した駐車場が分かりにくいへっぽこドローン画像ですが、左が工事中で右がマンションであるということがよく分かりますね。見える範囲では傾きはないように見えます。

 5度も傾けば最上階では数メートルほどの傾きが出ているはずなので、目視でも分かるはずですがそんな画像はひとつもありませんでした。
 ちなみにピサの斜塔はかつて傾斜5.5度ほどでしたが、いまは4度弱に矯正されているとのこと。それでもあれだけ傾いているのが分かるのですよ。
 傾いた建物の画像がないということは、まあ住民あたりが「5度も傾いた!」くらいに騒いだというオチかな。

 韓国では水道の老朽化が原因でさまざまな場所で漏水しており、冬の間はそれが凍っているので耐えていたものが春の訪れと共に緩んで土壌が落ちこんで陥没するという事故が多発します。
 いわば春の風物詩ですね。韓国に俳句があったら「道路陥没」は春の季語になっていたことでしょう。
 同様に工事で振動があると液状化が一気に進んで陥没するわけですね。

 以前のカップルがすっぽりと落ちた事故も近くで工事が行われていた場所でした。
 今回も同様のメカニズムで大規模陥没が起きた、ということですね。住民側は「10日ほど前から区に苦情を入れていたのに」と言っていますが……まあそれが本当かどうかも含めて不明。
 道路陥没と住民の大げさな話、どちらも韓国にはありがちな風景ですね。

全国インフラ危険度ランキング(週刊ダイヤモンド特集BOOKS Vol.339)――あなたの街も逃げられない 老朽化で不可避の撤去、統合、複合化
竹田 孝洋 / 嶺 竜一
ダイヤモンド社
2018/7/26

ラオスで韓国企業の建設していたダムが崩壊、被災者6600人以上→SK建設「ダム崩壊ではなく大雨であふれただけ」→嘘でした

ラオスのダム「崩壊」発生から3日前、ダム中央部沈下発見... 「大雨による氾濫」SK解明議論(京郷新聞・朝鮮語)
最小数十人が行方不明になった、ラオスのダム崩壊事故発生から3日前、すでにダム中央部に沈下が発生して施工側で収拾作業に出たことが確認された。また、事故原因について施工者のSK建設は「大雨による補助ダムのオーバーフロー」と主張しているのに対し、発電所の運営を担当している韓国西部発電は「大雨による補助ダムの崩壊」と説明した。大型の人命事故が発生して責任論議が浮上すると、SK建設が責任逃避的な釈明とも受け取れる部分だ。

西部発電は25日、共に民主党クォン・チルスン議員に提出した「ラオス・セナムノイ補助ダム崩壊経過報告」を通じて「20日(現地時間)ダムの中央に約11㎝の沈下が発生した」と明らかにした。続いて22日には、ダム上部10カ所に亀裂沈下が発生して復旧装備を手配した。これはダム建設の自体の欠陥があったという意味で、予期せぬ大雨による浸水やこれに伴うダムの一部の損失に事故が発生したというSK建設の主張とは多少表現が異なっている。

このレポートには、23日午前11時にダム上部に1m沈下が発生し、工事を総括する合弁会社(PNPC)が州政府に避難案内の協力要請をしたと書かれている。これにより、最初の沈下発生から3日後になって、ダム近隣の村長に危機的状況を通報し、一歩遅れて住民避難が開始されたというものである。当日の午後2時30分には、補修装備が現場に到着したが、ダムの沈下兆候が発見されて待機した。午後3時30分には少量の水があふれ経過し、この時から本格的なダムの崩壊が始まった。午後5時には、下流地域の住民も避難対象となることを案内した。

24日には、ダムが崩壊して約5億トンの放流が行われた。西部発電は「現地の集計では30人が連絡途絶」と述べた。現地災害対策当局によると、死者や行方不明者と一緒に1300家屋、6600人余の被災者も発生した。軍人と警察、消防などは利用可能な人材を総動員して救助・捜索作業を行っている。SK建設側は「大きなダムが崩れたのではなく周りに土手のように作成された補助ダムがオーバーフローした」という立場だ。自然災害による氾濫が今回の事件の主な理由であると傍点が打たれている。しかし、西部発電はレポートのあちこちに「大雨による崩壊」という表現を使用している。
(引用ここまで)

 ラオスで韓国企業によるジョイントベンチャーが建設していたダムが崩壊し、6つの村が5億トンの水によって水没。
 1300の家屋が被害に遭い、6600人が被災者となったとのこと。

 ラオスで韓国企業がダムを建造し、タイに電力を販売するというプロジェクトだそうです。
 で、建設主体のSK建設が26%、発電主体の韓国西部発電が25%、タイ、ラオスの企業が残りの49%を負担する形でジョイントベンチャーを構成して工事にあたっていたとのことです。
 工事に関してはSK建設と西部発電が主導していたようですね。

 で、昨日の夜の段階でSK建設からは「補助ダムが大雨であふれただけで崩壊ではない」というアナウンスがあったのです。
 ですが、ジョイントベンチャー相手の韓国西部発電が国会議員に対して提出した経過報告書では「補助ダムは崩壊した」「20日の段階で11cmの沈下が発生」「23日には1メートルの沈下が発生した」「工事を担当していた従業員はすべて退避させた」との記述があったとのこと。
 どちらの主張が本当なのかは分かりませんが、ジョイントベンチャーを構成している企業が起きていない崩壊をわざわざ「崩壊」と表現することもないかと。

 当初は「大雨でオーバーフロー」なのか「ダム崩壊」なのか、なんとも判断できなかったのでスルー気味だったのですよ。
 天災であればどうすることもできないしなーというように思っていたもので。
 ……まあ、即座に「韓国企業の作ったダム崩壊m9(^Д^)プギャー」くらいに騒げるのであれば、エントリ書くのも楽なんでしょうけどね。

平気でうそをつく人たち:虚偽と邪悪の心理学
M・スコット・ペック
草思社
2011/8/12

韓国のビルがいつものように崩壊 → 負傷者ひとりだけだったという秘訣は?

カテゴリ:建造物 コメント:(79)
【取材日記】考えるだけでめまいがする龍山商業施設の崩壊=韓国(中央日報)
今月3日、ソウル龍山(ヨンサン)で4階建て商業施設の建物がたった2秒で全壊する事故が起きた。休日だったので居住民1人が負傷するだけで済んだのは天佑神助だ。平日の1階食堂は100人余りの客で混雑するということで、考えただけでもめまいがする。ある土木工学者は「一歩間違えていたら大型事故につながるところだった海外トピック級のニュース」と話した。

住民は建物崩壊の兆しは数年前からあったと証言する。1966年に建てられたこの建物は2006年の都市環境整備事業(再開発)区域に指定された。事故建物1階食堂のオーナーはわずか20日余り前、建物の外壁が前面にせり出してひびが入った様子を写真に撮って管轄の龍山(ヨンサン)区庁に届け出ていたばかりだった。1年前にも近隣商人が周辺道路にひびが入って穴が空いたという苦情を寄せていたという証言もあった。

だが、区庁側は住民の声を聞き流した。安全点検や補修補強指示など適切な措置を講じなかった。現行法上、この建物安全管理は区庁ではなく、再開発組合(建物主)に一任しているからと釈明した。また、延べ面積が301平方メートル(91坪)に過ぎないため建築法による定期安全点検の対象外だったという。

これは弁解に過ぎない。建築法35条3項によると、建物に危険があると判断すれば、許可権者である地方自治体が職権で安全点検ができる。しかし、区庁側は事故直後には「苦情が受理された事実の報告を受けたことがない」と言い逃れ、住民の抗議が強まると「現場を見た後、建物主に安全点検に対する勧告措置を取っていた」と言葉を変えさえした。 (中略)

結局、事故原因は内実に迫るほど明白な人災だ。今回の事故のように、ソウルなど大都市の旧市街には再開発・再建築要件に合わせようと放置されたままの老朽化した建物が少なくない。ソウル市内の住宅再開発・再建築など、整備区域に指定されたものの管理処分認可前でまだ撤去できない建築物の数はあわせて309カ所ある。整備区域に二重指定されて10年を越えた建物は182カ所に達する。一刻も早く整備区域内の建築物を全数点検し、死角地帯をなくさなくてはならない。まだ海外トピック級の人災が発生する国だというのが私たちの現実だ。
(引用ここまで)

 完全崩壊したけども負傷者がひとりだけということで「ああ、事前に兆候とかがあって全員避難できてたんだな」と勝手に納得していたのですが。
 商業施設で土日休みだったから、たまたま崩壊に巻きこまれる被害者がいなかったというだけの話のようですね。
 韓国らしいというべきか。

 韓国全土で築30年を超えた老朽建物が254万件あるそうです。
 すべての建築物の36%に相当するそうで。

「今崩れてもなんの不思議もないでしょう」…全国あちこちに第2、第3の龍山商店街(イーデイリー・朝鮮語)

 釜山では50%以上が築30年の建物とか恐ろしい状況になっているとのこと。
 まあ、釜山の傾いたビル(注:新築)もそのまま使っているそうですし、あんまり気に病んでもしかたないんじゃないでしょうかね。
 よっぽどのことでもないかぎり、こんな崩壊は起こらないでしょうし。起きたとしてもその建物に住んでいるとも限らないですし。
 地方自治体に連絡したところで軽く見回りされて「問題ない」って言われておしまい。

【萬物相】「ビル崩落、中国のニュースじゃないの?」(朝鮮日報)
5月には食堂の従業員が「壁がゆがんでいる」と竜山区庁に通報したが、区庁の職員はビルを外から見て回った後、「大丈夫」と言って戻っていったという。
(引用ここまで)

 巻きこまれたらセウォル号に乗っていたくらいに運がなかったと思えばいいだけです。
 遺族が体育館にこもって絶食デモでもしてくれるかもしれませんよ?
 韓国というものはそうして発展してきたわけですからね。20面ダイスで2回連続1が出ることなんてそうそうないのと同じで、韓国なのだからなんの問題もありません。

 だって、けっきょくのところ、なにを言ったところで崩壊するんでしょ?
 新築のオフィステルだってなにもしなくても傾くのですから。
 ちなみにこのオフィステルは「もう撤去するしかない」ってことになって、ユンボでちょっと手を出したらそのまま全体が崩壊したそうです(笑)。
 これからもこうして過ごしていくしかないのですよ。

渡くんの××が崩壊寸前(1) (ヤングマガジンコミックス)
鳴見なる
講談社
2016/5/6

韓国の小学校、放射性ラドンガスまみれで肺がんリスク「高」だった → こまめに換気で対策を → 今度はPM2.5で汚染された大気が……

沈黙の殺人者「ラドン」は、あなたの子供を狙う(時事ジャーナル・朝鮮語)
400を超える全国の小・中・高等学校の室内ラドン(Radon)濃度が勧告基準値を超えていることが示唆ジャーナルの取材結果確認された。1級発がん性物質に分類されるラドンは世界保健機関(WHO)が肺がん発症の主な原因物質と規定している。土壌や岩石などに存在する自然放射性ガスであるラドンは、建物の床や壁の切れ間を介して室内に流入される。密閉された空間で高濃度のラドンに継続的にさらされると、肺がんなどを取ることができ、「沈黙の殺人者」とまで呼ばれている。

特に専門家は、年齢が幼いほどラドンに長時間曝露すると危険であると警告している。しかし、現実にラドンは若い学生の近くにあった。時事ジャーナルがシン・チャンヒョン共に民主党議員室の協力を得て、文部科学省から単独入手した「2017年の学校室内空気質の測定結果」によると、全国408の小・中・高校の室内ラドン濃度が勧告基準値を超過したことが分かった。総調査対象1万350カ所のうち4%に達する数値だ。ラドン濃度が基準値の10倍をはるかに超えた学校も発見された、多くの学校が小学校であることが分かった。全国の小・中・高校の室内ラドン値が調査され、公開されたのは今回が初めてだ。 (中略)

地域別に江原、忠清、全北などで相対的に高濃度ラドンが検出された理由は、これらの地域がラドンガスを排出する花崗岩か反対に位置しているからである。また、花崗岩地反対で出てきた土壌や岩石を建築材料として書いてラドンにさらされた可能性もある。木材にされた建築材料のためだという分析もある。文部科学省は、「教室の床が木製の材質である学校では比較的高濃度のラドンが排出されている」とし「土壌で発生したラドンが教室に流入する可能性が高い」と説明した。
(引用ここまで)
 ああ、地質的に見ると韓国の大地はほとんどが花崗岩。そのおかげで地盤は強固で地震が少ないのですが。
 花崗岩はラドンを産む土壌でもあるのです。
 韓国人はなにかといえば「日本は放射能で汚染されている」だのなんだの言っているのですが、実際には大量のラドンを吸いこんでいたというオチ。
 アスベスト対策もろくに講じられていないという話ですから、肺がんリスクはさらに倍増って感じです。
 ちなみにラドン濃度を低下させるための対策としてこまめな換気が推奨されています。
 換気、つまり外気と空気を入れ換えることですね。
 さて、ここでもうひとつニュースです。

先月ソウルの空かすませたPM2.5 ほとんどが中国発?(聯合ニュース)
韓国環境部・国立環境科学院とソウル市保健環境研究院は9日、先月22~27日に微小粒子状物質「PM2.5」が高濃度になった原因を地上と衛星での観測データや大気質モデリングなどで総合的に分析した結果、中国など海外からの影響が最大69%だったと発表した。 (中略)

 国立環境科学院は3月22日と24日には海外からの流入量が多く、25日から26日午前の間に韓国で粒子状物質の2次生成が盛んになり濃度が高くなったと分析した。粒子状物質の2次生成とは、大気中にガス状態で排出された硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)などが物理・化学反応によって粒子状物質(硫酸塩、硝酸塩)に変化する現象を指す。
(引用ここまで)

 この時期は黄砂が舞うのでどうしても中国由来の粒子状物質が多くなりますね。
 写真は聯合ニュースのものですが、去年くらいまでの中国の都市と相似。

pm25

 世界三大大気汚染都市の面目躍如ってところですか。
 換気しなければラドン、換気すればPM2.5。
 ……もしかしてこれって詰んでます?

 ちなみに韓国で貧しい人が住む場所として定番となっている半地下ですが、ラドンが滞留するということで危険度が高い場所としてWHOが注意喚起していたりします。
 健康な人は野菜を1日350グラム以上食べている、という統計があります。
 実はあれは「高収入で健康に気をつけている人は野菜を350グラム以上食べられる状況にある」というものであったという話がありましたね。
 健康格差というのは知識の格差や収入の格差であったりもする、ということなのでしょう。

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
門田 隆将
PHP研究所
2012/11/22

韓国で事故多発、タワークレーンは安全を無視して今日も工事中

カテゴリ:建造物 コメント:(46)
【変わってこそ安全になる】今日も大通りで通行人の上に鉄筋が飛び回っている(中央日報・朝鮮語)
1月30日午前11時、ソウル麻浦区弘大入口駅近く大通りでは、工事用鉄筋が人々の頭の上を通っていった。大型工事現場のタワークレーンがH型鋼材を最上階へと次々に上げられている作業中だった。市民は自分の頭の上に鋼材があることを知らずに過ぎて通った。
近くの路地の5階建ての商店街の建物の前の歩道は、タワークレーンが占領していた。4階の内部工事を終えた後、窓から資材を運ぶ作業をするためだ。歩道を奪われた人々は、車道を歩いて通った。通行を案内する作業者や標識はまったくない。

この日の午後、パク・ジョングク市民安全監視センター代表と一緒に訪れたソウル瑞草区の工事現場にも危険は垣間見えてた。工事現場では、作業中にレンガなどが落ちて通っていた通行人がケガことを防ぐために、落下物防止網を設置するようにしている。しかし、これを畳んでいた工事現場も多かった。パク代表は「落下物防止網を広げておけば作業中に不便なことが多いために、多くの現場で畳んでいる。今、作業者がレンガを落とすようなことがあれば、通行人が負傷する可能性がある危険な状況」と述べた。

近くの3階建ての建物では、タワークレーンが内装工事後に残った資材を運んでいた。タワークレーンは「アウトトリガー」と呼ばれる部分を地面にしっかりと固定した後、作業をするが、左はほとんど伸ばしていなかった。パク代表は「左まで伸ばす道路を占拠することになるため、「道路占用許可」を受けた後、工事をしなければならない。しかし、ほとんどの工事は道路使用許可を得ずにおこなっているためにあのような形になる」と述べた。続いて「あれではバランスを失い、倒れる場合も多く生じる。昨年12月、ソウル江西区の工事現場で市内バスを襲ったタワークレーンも同様の理由で倒れた」と説明した。

教大駅の近くの路地の道路ではショベルカーが3階建ての一戸建て住宅を壊していた。壊れたレンガで出てきた汚れや工事の音に驚いた市民が「ここは通れないのか」と尋ねると、作業者は「通ることはできる」と述べた。この市民は、作業中のショベルカーの横をギリギリ過ぎていった。した施工業者の関係者は「ショベルカーのレンタル料は1日40万ウォンほど。人件費も毎日発生するのですぐに工事することが重要で、通行人のための安全通行路案内などの措置に気を使うことはほぼない」と述べた。

工事のための道路を占拠して作業する場合は、施工者は担当区役所に「道路占用許可申請」をしなければならない。区役所がその区域の車の流れなどを判断して許可証を発行すると、施工者は、独自の交通関連の対策を設け管轄の警察署に申告しなければならない。通行人のためのバイパス通行路案内施設の設置、夜間照明灯設置等に関する内容である。施工者は、一般の人が見やすい場所への道占用許可事項を記載した標識も配置する必要がある。

しかし、業界関係者は実際にはこういった規定に従うことはほとんどないという。手早く工事をするためだ。ソウル麻浦区庁の関係者は「道路占用許可申請をせずに工事する場合も多い。現場で目撃していない以上、自治体がこれを取り締まることも容易ではない」と述べた。

教大駅の近くでもリスク要因が検出された。(訳者注:地下鉄の?)通気孔を周辺に壊れており、継ぎ目が見えるようなところもあった。足で軽く踏んでも大きく揺らめくところも多かった。通気孔を踏まないように、わざわざ戻る市民が多かったが、数人は知らずに踏んで通り過ぎたりした。
(引用ここまで)

 先日の危険建造物に続くシリーズもの。
 今回は危険な工事というところですかね。

 こういう工事に際する気配りとか一切ないです。
 以前に楽韓さんが報じた駅のエレベーター工事がこんな感じでした。


 柵もなにもないフルオープン。
 ちなみにここが1階で3階から降りようとしたときには「停止中」とかいう表示もなにもなし。
 キャリーバッグを持って1階にきてようやく修理してることがわかるという次第。

 韓国で歩いている最中に工事現場があれば、できるかぎり避けます。そこ以外に道がないのであればしょうがないので早足で行きます。

 一事が万事。全体的にこういった扱いです。
 迂回路設定なし。警備要員なし。案内板等もまったくなし。
 事故の確率なんて低いものですからね。
 ケンチャナヨ精神で事故が起きたら運が悪かったとあきらめる。
 それが韓国社会というものです。

 地下通風口で思い出しましたが、ロッテワールド近くの地下通気口が背よりも高いアクリル板で覆われていて「なんだこりゃ?」って思った覚えがありまして。
 んー、撮影してたような覚えがあるのだけど見当たらない。
 通気口そのものは腰くらいの高さでした。
 あとになってから、あれは路上コンサート見たさに通気口に乗って起きた死亡事故を受けての措置なのだろうと気がついたのです。
 ロッテワールドなら子供も多いでしょうしね。

 一応、こうして安全に配慮しつつはあるのですが。
 どれもけっきょくは事故が起きてからの後付けで、基本の安全思想のところが意識低すぎるのです。
 事故自体は減らないわけです。

最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか
ジェームズ・R・チャイルズ
草思社
2017/8/8