今年第1四半期(1〜3月)の出生児数が前年同期比14.8%増加し、合計出産率も0.95人を記録し、人口絶壁のマジノ線とされていた「合計出産率1.0人台」回復の可能性が高まっている。
婚姻が出産につながる割合が95%を上回る国内環境上、第1四半期の婚姻件数が8年ぶりに最大値を記録した点は、今後の出生児増加の流れが持続するという観測を裏付ける。 最近、若年層の結婚と子供に対する肯定的な認識の変化も、このような傾向を牽引した主要要因に挙げられる。
専門家らは早ければ来年中に合計出生率が1.0人台に復帰するものと予想している。 (中略)
ソウル大学人口政策研究センターのイ・サンリム責任研究員は「COVID-19以後、回復傾向を見せていた婚姻件数が2024〜2025年に大きく増加した」として「最近結婚する夫婦が子供を早く産む傾向も現れていると見られる」と分析した。 (中略)
専門家たちは早ければ来年の合計出生率が1.0人台を回復すると見通した。 通常、第1四半期に出生児が多く、下半期から減少する傾向を見せているだけに、今年1.0人台の回復は容易ではないという分析だ。
イ責任研究員は「来年は出生率が1.0人台に上がる」とし「今年第1四半期の出生児が大幅に増加したが、まだ今年1.0人台を回復することは難しいかもしれない」と説明した。
(引用ここまで)
韓国で「人口絶壁のマジノ線」である合計特殊出生率1.0を回復しそうだ、とのニュース。
人口絶壁のマジノ線が1.0でいいんですかね。
普通は2.1ですが……。
少子化は全世界共通の問題ではありますが。
韓国のそれがやや復活しているように見えるのはふたつの理由があります。
ひとつめはわりとポジティブ。
コロナ禍でせき止められていた結婚式が行われるようになって「結婚式をすることが大事」って意識がまだ強い韓国人の婚姻数が増えた。
結婚後に子供、ってライフプランがまだまだ強い韓国では「結婚式=婚姻=子供」って式になるので、一気に増えたわけです。
そんなわけで、現在は「通常時よりも子供を産もうと考えている人が多い」ってボーナスタイム。
もうひとつは、「あまりにも合計特殊出生率が低かったので、0.9とか1.0でも上昇したように見える」ってことですね。
0.7から見たら、1なんて届きようのない数字に見えます。
でも、普通の国だったら1になったら社会がパニックを起こすレベルですよね。
でも、韓国では「合計特殊出生率が1.0になるのはマジノ線を守り切った」意識になってしまうんですよ。
あまりにも減りすぎたから。
あと現実的な話をすると、もう充分に「子供を産める女性」の母数自体が減っているので、率がどうなろうとも縮小が再生産されるだけなんですよね。
もう20代が1年で20万人減るって勢いですから……。
日本も合計特殊出生率は1.13(25年推定)ですが、女性数が減っているので……ね。
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