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カテゴリ:ハイブリッド/EVの記事一覧

リチウムイオン電池の特性を問い合わせる→日本企業はすぐ対応、韓国企業は「直すように頑張ります」

「電池は韓国より日本が優秀」 米テスラのケルティ氏(FujiSankei Business i)
> --韓国メーカーが車載用電池市場でも価格攻勢をかけているが、性能についての評価は

 「サムスンやLGの場合は、他社の商品をまねするのがうまいうえに、自社製品に仕立てるスピードも速いため、価格を安く抑えることができる。もともと EVの部品のなかで、リチウムイオン電池は最も高額だ。このコストを抑えるには、日本メーカーだけではなく、韓国メーカーと競争してもらう必要がある。た だ、技術優位性では、パナソニックはじめ日本メーカーの方がやはり高い」

 --どういった点で日本勢の技術レベルが高いのか

 「日本メーカーは、高密度化など電池の性能を決定づける材料を深く知り尽くしている。例えば、『電池の寿命が短くなったのはなぜか』との問い合わせに、 すぐ対応してくれる。さらに、材料の組み合わせによる電池の特性の変化なども深い部分で理解している。一方、韓国メーカーに同じ質問をすると、『いろいろ 試して、直すように頑張ります』となる。材料に至るまで電池を化学的に理解しているという点で、日本は韓国メーカーより技術的に優位だ」
(引用ここまで)

 テスラのようにリチウムイオン充電池が命の綱である企業の場合、リスク分散と技術力の把握は両輪みたいなものになるのでしょうね。
 それにしても「直すように頑張ります」はよかったな。
 ちなみにこの記事にもありますが、パナソニックはテスラから8万台分の契約を結んでいます。
 つい先日もフォードにも供給契約を結んでいましたね。
 ボルトの爆発事故が印象的だったのかなぁ……。

GMボルト、工場操業を5週間停止。従業員はレイオフ

GMが「ボルト」を5週間生産中止 発火問題も影響(msn産経ニュース)

 GMボルトの追加試験で生じた発火事故はその後に行われたNHTSAの安全性調査では「構造上の欠陥ではない」ということになったのですが、実際に発火事故が起きて報じられた以上、影響がないわけがありません。
 トヨタバッシングで散々やられた手法ですね。
 さらに自社からわざわざ「すべての販売済車両を含めて改修する」なんていうリリースもあったのだから、消費者が離れてしまって当然。
 見事なまでにあの国の法則を体現したパターンとなってしまいましたね。
 GM再生の象徴として華々しくリリースされたんだけどなぁ……。

韓国初の電気自動車を作った「CT&T」経営破綻で会社更生法適用申請

電動ゴルフカートのCT&T、経営破綻(朝鮮日報)

 ちょ、経営破綻するからって「電動ゴルフカート」に格下げかよ。
 CT&Tが破綻するっていうのは既定路線だけど、韓国全体で「電気自動車」って言い張ってきたんだから、最後まで電気自動車扱いしてやれって。
 あくまでも「韓国の誇らしい電気自動車!」って言い張って、うちらみたいな韓国ウォッチャーに「電動ゴルフカートだろ」って突っこませる隙を作っておいてくれないと困るんですが。
 おまんまの食い上げだわ(笑)。

 ま、それはともかく。
 シマザキさんが買って日本で人気だったはずのe-Zoneを製造していたCT&Tが経営破綻。
 おまけに粉飾会計の恐れ。
 ま、実に韓国的な末路といえるのではないでしょうか。
 ろくな技術を持っていないのに、持っていると言い張ってまともな成果も出せていないうちに株式公開して売り抜けたであろう経営者は、韓国的な意味においては有能だったのかもしれませんね。

LG化学のリチウムイオン充電池を採用したGMボルト、側面衝撃試験に耐えきれず発火炎上!

米運輸省がリチウムイオン電池調査、GM「ボルト」発火で-関係者(Bloomberg)

 韓国のLG化学が製造しているGMボルト用のリチウムイオン充電池がアメリカ運輸省の道路交通安全局の駐車場に置いてある状態で発火炎上したそうです。
 側面衝撃試験を実施した3週間後、駐車場に置いてある状態で炎上。あまりにも炎の勢いが激しくて延焼したほどとか。

 韓国のマスコミは「日本のプリウスは旧世代のニッケル水素充電池なんか使っているけど、韓国は最新のリチウムイオン充電池を採用しているから有利!!」みたいな記事を山ほど書いてきたのですよね。
 でも、実際にはこう。

 あの大爆発ノートPCのバッテリーを製造していた会社ですよ>LG化学
 そもそも、リチウムイオン充電池は衝撃を受けたら発火するというのは物理特性ですよ。まさかそれを克服せずに商品化していたとは……。
 LG Chemもアレだけど、根本的にはGMの責任だよなぁ。

「100万台導入」のかけ声等で政策主導だった韓国の電気自動車製造、もはや青息吐息

「頓挫寸前」韓国の電気自動車育成政策(朝鮮日報)
電気自動車時代は到来するか(朝鮮日報)

 ハイブリッドにしろ電気自動車にしろ、まだ夜明け前のデータ収集の世界なんだけどさ。
 韓国の資本力でやるとしたらヒュンダイしかないのになぁ。
 アメリカなら投資家にアピールして……とかできるけど。テスラモーターズとか。
 でも、ヒュンダイが作ったのはi-mievよりも性能がいい(仮)ブルーオン
 「日本で人気だったはずのCT&Tのe-Zone」もあったのですが、身売り。
 その他のメーカーもエコカーバブルに身を燃やしてしまって、影も形もなくなってしまったと。
 でもなー、それ以前に作っているものがゴルフカートに毛が生えたていどじゃどうしようもないと思うのですけどね。
 本気で作ろうっていうんじゃなくて、あくまでも公的助成が目的であとは企業を売り払ってしまって野となれ山となれというような感じにしか見えません。
 ハイブリッドは完全に「プリウスとその他」だし。こういう先行者利益を電気自動車で狙ったのかもしれませんが。
 プラグ形式とか。
 でも、給電スタンドが放置されているんじゃなぁ……。

Web魚拓:頓挫寸前 / 到来するか

ヒュンダイ・キアのガソリンハイブリッド、5年前発売のカムリ・ハイブリッドにはどうにか勝てそう?

ハイブリッド車:現代・起亜自が挑戦状(朝鮮日報)
> 性能面では、ハイブリッド車で先頭に立つトヨタを凌ぐといわれる。特にK5ハイブリッドは燃費がガソリン1リットル当たり21.7キロに達し、ライバルであるトヨタ・カムリの19.7キロを6.6%上回っている。

 トヨタのハイブリッド車は100キロワットのモーターを使用するが、K5ハイブリッドは30キロワットのモーターを搭載しながら、トヨタ車に匹敵する 150馬力を発揮する。モーターのサイズを小さくすることで車体を軽くし、それだけ燃費を向上させることができたというわけだ。

 また、トヨタ車は70キロ以上の高速走行では電気モーターが使用できないが、K5もソナタも、高速走行時でも電気モーターが使用できる。これも燃費が優れている理由だ。

 さらにカムリはニッケル水素バッテリーを使用しているが、K5ハイブリッドはより小型で性能も優れたリチウムイオンポリマー・バッテリーを使用している。
(引用ここまで)

 うーん、なんで比較対照がカムリ・ハイブリッドなんだろ。
 5年くらい前、北米とオーストラリアで発売されたモデルなんだが。
 もちろん、搭載している電池はニッ水だし、ハイブリッドシステムに肝要なドライブコンピュータの世代も相当に前。
 おそらくは韓国に輸入されている最新ハイブリッドカーということなんだろけども。

 ヒュンダイが「最新のシステムを搭載している」っていうなら、プリウスαのリチウムイオンモデルと比較すればいいのに(笑)。
 あとモーターの話も眉唾ですね。
 30キロワットのモーターで150馬力発生って、どう考えても入力が大きいんじゃないかなぁ……。
 こういう物理的な部分は変わりようがないわけで。1/3のモーターを使っていながら同等の仕事ができるっていうのが本当であれば、どこかで3倍の負担をさせていることは間違いないのですよ。
 ちょっと怖いかなぁ……。

韓国製電気自動車「チェンジ」が日本にやってくる

ADモータース、電気車'チェンジ'日本に輸出(韓国経済新聞)

 リンク先はハングルです。

 韓国のADモータースで販売している電気自動車を日本に輸入するということらしいのですが。
 輸入元はオートレックス……オートレックス?
 日本で大人気のCT&Tのe-Zone総輸入元じゃないですか。
 CT&Tが身売りしたということなので、新しい電気自動車の手当が必要になったということなのかな。

 大元の記事の画像を見れば「ああ、これもゴルフカートなんだろうな」と予想はできますが。
 一応、スペック諸元を見つけてきました
 1回の充電での最大走行距離が100km、最高時速は60km、充電時間は220Vで6-7時間。
 ……そうだね、ゴルフカートだね。

韓国で盛り上がらない電気自動車市場、その理由とは?

道路走行許可から1年、電気自動車100台も売れず(東亞日報)
>  3月現在、登録されている電気自動車は計93台。低速電気自動車が79台で、南山(ナムサン)循環道路を走る電気バスが9台、ソウル市が電気自動車を改造して使っているワンボックス「カーニバル」が5台だ。電気自動車の月平均の販売量は8.09台に過ぎない。民間で販売されたのはゼロに近く、大半は官公署の業務用車両として普及された。期待を集めた電気自動車の市場自体が形成されていない格好だ。

 高速電気自動車に先立って出荷された低速電気自動車は、電気自動車の普及を促し、電気自動車時代への架け橋になると期待されたが、結果は水準以下だ。まず、まだ補助金が出ない。補助金が出ない低速電気自動車は、価格競争力がない。ADモーターズの電気自動車「チェンジ」は2354万ウォンだ。同じクラスの一般自動車である起亜(キア)自動車の「モーニング」は1000万ウォン前後で買える。消費者の立場からすれば、より高額を支払ってチェンジを買う理由が見当たらない。

 低速電気自動車を生産する国内の中小メーカーは、破綻寸前だ。一時はグリーン成長企業ともてはやされたCT&Tは、資金繰りで行き詰まり、先月末に会社売却という極端な決定を下した。
(引用ここまで)

 おや、i-mievよりも性能がいいことで韓国で走られているブルーオンが、去年の段階で20台ほど公的機関に納入されているはずだったんですが。
 どこに行ったのでしょう?

 そもそもが「低速電気自動車」っていうくくり自体が怪しいもんなぁ。
 これ、要するに韓国における電気自動車の限界点である電動ゴルフカートを市街地で走らせるための御為ごかしだし。
 無理矢理、日本で売っているっていう実績を作るために売り出して「日本で大人気のe-Zone」を作っていたCT&Tも資金繰りができなくなって身売り。

 韓国の目論見としては「低速電気自動車で充電スタンドの設置に弾みをつけて、いち早く電気自動車を普及させて一気に市場を取ろう!」というくらいのものだったんでしょうが。
 電動ゴルフカートに毛が生えたようなものが必要かどうか、まずそこからちゃんと考えておくべきでしたね。
 それ以前に、軽よりも中型車、中型車よりも大型車を見栄のためだけに乗る韓国人がそんなものに乗るかどうかを考えるべきだったかもしれませんが(笑)。