9日、国会国防委員会所属のチョン·ソンホ共に民主党議員が防衛事業庁から受け取った資料によると、インドネシア側はKF21事業開始後、今年2月までに1兆2694億ウォン相当の分担金を払わなければならなかった。しかし、インニ側はこのうち2783億ウォンだけを納付し、計9911億ウォンを未納している状況だ。
インドネシア側はKF21開発費の20%水準である約1兆7000億ウォン(以後1兆6245億ウォンに減額)を2026年6月までに負担する代わりに試作機1台と各種技術資料を移転してもらうなどの条件で2016年1月共同開発に参加した。
しかし、インドネシア側は事業初年度の2016年に500億ウォンの分担金を納付したことを除けば、この7年間で当該年度の分担金を計画通り納付したことが一度もない。さらに2018年と2020、21年には自国経済事情悪化などを理由に分担金を一銭も出さなかった。
インドネシア側は2021年11月、韓国放射庁との実務協議でKF-21事業分担金のうち30%(約4800億ウォン)を現物で納付することに合意したが、これさえも後続協議がなされていない状態だ。 (中略)
韓国側は2021年11月から最近まで、防衛事業庁をはじめKF-21体系開発会社である韓国航空宇宙産業(KAI)高位関係者などを通じて、計29回にわたってインドネシア側に未納分担金の納付を促してきたことが把握された。 (中略)
このようにインドネシア側のKF-21分担金延滞が続くことにより、国内の一部では「インドネシアをKF-21事業から完全に退出させなければならない」という主張も出ている。
(引用ここまで)
インドネシアのKF-21についての分担金未納問題。
韓国で開発中のマルチロールファイター KF-21(KF-X/IF-X)は共同開発国のインドネシアが開発分担金を20%負担する契約になっています。
インドネシアの負担する総額は1兆6245億ウォン。月々の分割払いが予定されていました。
ところが、インドネシア側はこれまで分担すべき1兆2694億ウォンのうち、2783億ウォンだけを支払い、それ以外を完全に無視。
これまで8000億ウォンほどが未納のまま、とされてきましたが。
一部を物納にする等々いわれてました(パーム油等)が、それも支払いなし。
そこから時を経て1兆ウォンほどが未納であると記録が更新されていました。
いやまあ……どうなんでしょうかね。
これまで韓国側に支払った分担金は2783億ウォン。ざっと今日のレートで300億円ってところか。
インドネシアが契約したラファール、42機の代金(弾薬別)が総額で81億ドルとされています。1兆2000億円。
おおよそラファール1機分しか分担金を支払っていない。
インドネシアが支払い済のKF-21の分担金役300億円は手付けだと思って無視するか。
あるいは延滞している分担金の1兆ウォンと、これから支払うべき3500億ウォンを支払ってKF-21を40機導入する権利を得るのか(機体価格はまた別)。
インドネシアはすでにフランスのマルチロール戦闘機、ラファールF4の購入について42機分を契約済。
導入までのタイムラグに対応するために旧型のミラージュ2000を中古で12機導入。
さらにF-15EX(F-15ID)についても24機の導入が決まっています。
ラファール、F-15EXと4.5世代だけで66機。それなりの戦力を揃えることに成功しています。
自認している「地域大国」としての面目が満たされるだけの航空戦力になったとはいえるでしょう。
ここにKF-21をさらに40機……ちょっと考えにくいかなぁ。
ラファール、F-15EXの交渉時に「もうちょっと総額引いてくれ。この契約がダメでもこっちはKF-21の共同開発もやっているから」くらいのカードに使われた感がありますね。
しかし、1兆ウォン規模で支払い無視しててまだ契約続けているんだから、韓国とインドネシアはまさに「狐と狸の化かしあい」ですわ。
仲良くケンカしな、ですね。
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