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WBC韓国代表、豪戦・日本戦の前日に「選手数人が朝まで飲んでいた」疑惑が判明

カテゴリ:WBC コメント:(70)
タグ: WBC2023 野球 WBC
WBC野球代表チーム飲酒論議「オーストラリア前日、一晩飲んだ」(中央日報・朝鮮語)
2023ワールドベースボールクラシック( WBC )野球代表チーム一部選手が大会期間飲酒をしたという疑惑が提起された。

あるメディアは30日、「WBCに出場した野球代表チーム選手たちが本選1ラウンドが開かれた日本東京で大会期間のナイトスポットを訪れた」と伝えた。メディアは選手のポジションとタイプを特定して報道した。

1ラウンド初の試合である3月9日、オーストラリア前日の夜から試合当日の夜明けまで酒を飲み、日本戦前日の9日にも飲酒をしたと報じた。代表チームはオーストラリアに7-8に敗れ、日本にも4-13で完敗した。以後2連勝を収めたが、組3位に脱落した。韓国野球委員会(KBO)と球団は選手を通じて事実を確認中だ。
(引用ここまで)


 WBCで韓国代表のうち、3名がオーストラリア戦前日、および日本戦前日にパブだかキャバクラだかで朝まで飲んでいたのではないか、とする疑惑が上がっています。
 オーストラリア戦はデイゲームでしたから、朝まで飲んでいたとすると数時間で試合に向かったってことですかね。

 ま、それで勝てりゃなんの問題もないのですが。
 結果はご存じの通り。
 オーストラリアに8-7で競り負け、日本には13-4のコールドゲームぎりぎりでの大敗。
 3大会連続の初戦敗退で終了しました。

 いろいろと戦犯捜しもありました。
 で、今回の「飲酒疑惑」につながっているわけです。


 女性の接待があった、との話はこちらから出ています。

「女接待婦もいた」···WBC代表チーム、試合前日徹夜で酒場を巡る議論(中央日報・朝鮮語)

 記事では「遊興酒店に出入り」ってなってるんですが、たぶんキャバクラかなんかでしょう。
 韓国での「遊興酒店」は持ち帰りありで、横にモーテルが併設されているようなところなので、ちょっとイメージが違うんですけどね。

 さて、この3人ですがKBOから事情聴取を受けまして。
 「酒は飲んだがオーストラリア戦、日本戦の前日ではない」と述べています。

WBC代表選手3人、飲酒認定… 「オーストラリア・日本前の前日は飲んでいない」(韓国経済新聞・朝鮮語)

 大会中くらい飲まないってできんもんかねぇ。
 ……できないから負けたのか。

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WBC:韓国代表の弱体化は2018年にソン・ドンヨル監督が政局に巻きこまれて辞任させられた時に確定した

カテゴリ:WBC コメント:(102)
【コラム】国政監査に引きずり出された韓国代表監督…野球までダメにした韓国の政治(朝鮮日報)
2018年10月10日は野球関係者の間で「韓国野球『恥辱の日』」と呼ばれている。この日、宣銅烈(ソン・ドンヨル)野球韓国代表監督(当時)は国会の文化体育観光委員会国政監査会場に呼び出され、「試合に勝とうとばかり考えてしまい、申し訳ない」と議員たちの前で頭を下げて謝罪した。韓国代表チームが同年のジャカルタ・パレンバン・アジア競技大会(アジア大会)で金メダルを獲得してから1カ月後のことだ。

 野球韓国代表監督の口からこのような発言が出ることになったのは、当時の与党・共に民主党所属・孫恵園(ソン・ヘウォン)議員らが韓国代表選抜の過程で請託があったとの介入疑惑を取りざたしたためだ。朴槿恵(パク・クンヘ)元大統領の「親友」崔順実(チェ・スンシル)受刑者による国政介入事件のきっかけとなったミル財団・Kスポーツ財団疑惑の余波がまだ残っていた文在寅(ムン・ジェイン)政権初期、積弊(前政権の弊害)清算の流れに便乗した孫恵園議員は、韓国野球委員会(KBO)事務総長が金淇春(キム・ギチュン)元大統領府秘書室長の側近だとして陰謀論を主張した。「宣銅烈監督が請託を受け、兵役免除という恩恵を与えるため、実力不足のプロ野球選手を韓国代表に選んだのではないか」ということだ。

 宣銅烈監督は悔しさのにじむ表情で、「実力だけを見て、成績だけで選んだ」と述べた。「(韓国プロ野球の)5球場で行われている試合について、テレビ中継を通じて選手たちの実力をチェックする」という宣銅烈監督に対し、孫恵園議員は「年俸を2億ウォン(現在のレートで約2000万円)ももらっておきながらテレビを見て仕事をしているのか」としっ責した上で、「アジア大会優勝はそれほど難しいことだとは思わない」と言い、「辞任しろ」と怒鳴った。 (中略)

かつての名投手であり名監督でもある野球人・宣銅烈監督は国政監査終了後、「今後は国民の声に耳を傾ける」と、政治家のような言葉を言わされるような形になった。同監督はその1カ月後に辞任した。東京五輪までという契約で、韓国の野球代表チームにとっては初の専任代表監督として選ばれてから1年後のことだった。現在も専任監督制は廃止されたままだ。
(引用ここまで)


 以前もちらと語りましたが、ソン・ドンヨルは韓国球界におけるレジェンドです。
 王・長嶋のようなカリスマであり、並び立つものがいない人材といえます。
 2018年、アジア大会に向けて金メダルを獲得すべく、韓国代表を構成して金メダルを獲得しました。
 アジア大会では金メダルだけが兵役免除の対象となるので死に物狂いで金メダルを取りにきていましたね。
 この際の日本代表は社会人代表のみで構成されていたので、負けてもまあ当然というべきでもありますが。

 この際、ソン・ドンヨルは国会の国政監査に召喚されて「恣意的に(兵役を済ませていない)選手を選択したのではないか」として糾弾され、代表監督辞任に追いこまれました。
 記事にあるように、なにも知らない国会議員に「辞任しろ!」と叱責されて、です。


 当時、ムン・ジェイン政権発足後の「積弊清算」の余波を受けたものなのですね。
 兵役免除という利益を受けるためにワイロを受け取ったのではないか、とまでされていました。
 以降、韓国代表監督を積極的に引き受ける人物はいなくなりまして。
 まあ、そりゃそうです。
 ソン・ドンヨルほどの英雄が監督を引き受けても、政局に利用されて糾弾されて吊されるのですから。 

 この出来事以降、専任監督ではなくKBOのチームを率いている監督が併任する形で代表監督をするようになりました。
 当然ではありますが、代表に割ける時間はそれほどのものにはなりません。
 今回、韓国代表チームが事前に4万キロもの移動をしてしまったのも、代表監督がいるキャンプ地にわざわざ行ったから。
 韓国代表の弱体化はこのあたりにも理由があるのではないでしょうかね。

 国政監査の場では「ノーベル賞を取れなかった理由はなんだ。担当省庁の長官(大臣に相当)は喪服を着てこい!」と未来創造科学部長官(文科大臣に相当)が糾弾されたことすらありました。
 国政監査は国会議員にとっては1年に1度の晴れの舞台なのですね。

 ですが、金メダルを取ってですら、国会で吊されるとあれば誰だってやろうとはしないでしょ。
 それもあのソン・ドンヨルですら、なのですから。  さらにいえば当時、KBOのコミッショナーすらソン・ドンヨルをスケープゴートにして差し出してましたからね。
 それでなくても弱体化している代表の監督をするなんて火中の栗を拾うような真似はしたくないっていうのが本音でしょう。
 2013年、2016年とWBCの1次リーグで敗退した代表を立て直そうとした矢先の出来事でした。まあ……そりゃ弱くなるよね。政治から選手選考に口を出されて、かつ上層部が監督を守ろうとしないのですから。

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WBC:100mphを超える球、日本は58、韓国は0……ここまでの球速の差がついた理由とは?

カテゴリ:WBC コメント:(83)
日本は58なのに韓国は0···レベルが違う、長い目で見なければ(SPOTV NEWS・朝鮮語)
2006年ワールドベースボールクラシック(WBC)や2008年北京オリンピックまでだけでも日本投手たちのボールが私たちより「すごく早い」という感じはなかった。もちろん、全体的な投手たちのレベルは当時も今でも日本が上だが球速で「レベルの違い」までではなかった。

日本プロ野球でプレーする選手たちは大多数が時速140キロ台の中、後半を投げ、韓国にもそんな選手たちはいた。だが、わずか10~15年の間、この差はとても広がった。

今回のWBCで日本の投手たちは自分たちのレベル向上を全世界に知らせた。(中略)単に大リーグの投手に依存したわけでもなかった。最強と評価された米国打線を決勝戦7回までたった1失点に抑えたのは、いずれも日本国内でプレーする投手だった。

「投手全員が最高150キロ以上を投げられる」という言葉も虚言ではなかった。 (中略)

日本は今大会で最も速いボールを投げた国のひとつだった。大リーグ公式ホームページ(MLB.com )のコラムニスト、マイク・ペトリエルロの集計によると、日本投手は100マイル(約161キロ)以上のボールを計58回も投げた。もちろん大谷と佐々木がすべての比重を占めてはいるが、他の国と比べても圧倒的だった。ベネズエラ投手が20球、ドミニカ共和国は13球に過ぎず、国を代表する特急投手が大挙参加しなかった米国には100マイル以上の投球はなかった。

日本が出ている間に韓国は歩き、今は後発走者の追撃に苦しむ状況だ。韓国よりずっと野球が下手だと思っていた他の国でも、韓国選手より速いボールを投げる選手がかなり多いことを確認した今回のWBCだ。

実はこの差はすぐには追いつけない。長い目で見て、連続性を持っていかなければならないという指摘が出ている。幸い、我々も150km以上の速いボールを投げる若い選手が以前より多く出ている。彼らの球威を維持すると同時に、どれほど良いコマンドとともに行けるかという選手や指導者たちの宿題になるだろう。
(引用ここまで)


 今回の日韓戦で圧倒的だったのが球速の差。
 楽韓Webでもそのような指摘をしていましたね。150km/hを超える投球すらちょぼちょぼで、大半が140km/h後半くらい。
 この球速では日本代表の打線を抑えることはほぼ不可能です。

 現状で代表クラスの一流打者を140km/h台で抑えるには──

・極端に球の出どころが分かりにくい。
・複数の球種で球筋が途中まで同じ。
・極端に球速の差がある変化球がある。

 と、いった条件を揃える必要があります。
 ボソックス時代の上原がそんな感じで無双してましたね。
 現在ではストレートで150km/hを出すのは当たり前で、それ以外になにかフィニッシュにつながる球が必要になるのです。


 ノウハウが拡散していて、それなりの体格のピッチャーなら140km/hくらい、すぐに出せるようになっているのが現在です。その中でもフィジカルモンスターがこぞってピッチャーになっているのですから、160km/hくらい出せても当然。
 それをいかにコントロールするのかが課題になるレベル。アメリカでも3Aで160km/hを出すピッチャーは山ほどいるって話ですね。
 でもコントロールできていなければメジャーに上がれない。

 記事中にあるMike Petriello氏の「各国の100mphを超える投球数」についてはこちら。



 韓国代表はもちろんゼロ。
 KBOが極端に打高投低の環境にあることもひとつの原因なんでしょうけども。さすがに多少は矯正されましたが、一時期は3割打者が20人とか30人とかいるレベルでしたからね。
 去年でも韓国では13人の3割打者がいました。10球団。
 日本だとセパあわせて6人。12球団。
 メジャーでも11人しかいない。30球団。
 そんな中で速球派が少なくなる傾向にあるのかもしれませんね。

 球速はすべてではないですが、現代野球では確実に必要な要素のひとつなのです。
 まあ、現状の方向性が全然違うっぽいので次のWBCまでにどうこうとかは無理だろうなぁ……。

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韓国メディア「侍ジャパンがいま快進撃しているのは北京五輪で韓国に負けたからだ」……ここのところ負けまくってる韓国はなんで快進撃しないんですかね?

カテゴリ:WBC コメント:(95)
KBO国民向け謝罪、日本野球も韓国を学んだ…。WBCの失敗を悪く見るのはやめよう(OSEN・朝鮮語)
2023年ワールドベースボールクラシック(WBC)準決勝進出に成功した野球日本代表チームの勢いが熱い。日本の東京で行われた1〜2ラウンドの5試合すべて勝利し、チャンピオンシップラウンドが開かれる米国に快速進撃する。圧倒的な競技力と全面的な支援、国民的な野球愛と熱気で野球強国の威容を見せている。

さらなる第1ラウンドの早期脱落で終わり、集中砲火を浴びている韓国野球とは対照的だ。ところが、このような日本も国際大会で失敗したことがある。9戦全勝金メダルで韓国野球最高の瞬間だった2008年北京五輪が日本にとって黒歴史として残っている。当時、日本は韓国に2度も負けてノーメダル屈辱を受けた。

「北京惨事」はアジア最高を自負していた日本野球を目覚めさせた。当時、日本オリンピック委員会選手団の報告書を通じて野球代表チームを率いた故星野仙一監督は「国際大会の経験が多ければ、大きな競技に動揺することなく実力を発揮できるだろう。そのような経験を積まなければならない」という意見を出した。

日本のマスコミも監督や選手を非難することだけに没頭せず、「五輪で見せた韓国選手の団結力を学ばなければならない」という骨のある助言と代案を出した。それで翌年2009年のWBCを控えて誕生したのがまさに「サムライジャパン」という名称。戦国時代の武士精神で愛国心を鼓吹させ、選手たちを一つに結集させた。 (中略)

08年北京五輪の失敗と凄絶な反省がなかったら、日本野球はこのように発展していただろうか。15年前に韓国を学ばなければならないと言った日本のように、韓国も今回のWBC失敗を鏡にして跳躍しなければならない。監督、選手たちをまとめて非難し、大逆罪人だけを作って終わるのではなく、野球発展のための現実的な対策を講じなければならない。

KBOは16日、WBC不振に失望したファンに対国民謝罪メッセージを出し、「大きな責任を痛感し、様々な叱責を謙虚に受け止める。冷静に問題点を分析し、中長期的な対策を立て、リーグの競技力と代表チームの競争力を向上させる」と約束した。各団体と協力し、外部専門家の意見を聴取する」と付け加えた。
(引用ここまで)


 「いまのWBCにおける日本代表の快進撃は2008年の北京オリンピックで韓国代表に2回も負けたことに原因がある」……ですって。
 あの大会、そもそも韓国代表は予選敗退一歩手前。
 アジア予選で日本に負けて世界最終予選にまわった。
 全勝したって言っていたけど、世界最終予選でカナダにも負けてんだよね。

 っていうか、そもそも「韓国を見習え」なんて話が主流になったことはない。
 あたかも韓国に負けたことで日本が団結したみたいなナラティブを作ろうとしていますが。
 別にそんな話じゃないんだよな。


 そうしたストーリー、ナラティブが代表を強化するのであれば、2006年に日本に負けてベスト4、2009年に日本に負けて準優勝だった韓国代表こそが強化に向かうべきだったのに、負けまくってるだろうに。
 そもそもここのところ2019年のプレミア12以降で日韓の代表戦を4戦ほどしているけど、日本の全勝。
 もはや別にライバルでもなんでもないっていう。

 ところでまた国民に向けての謝罪文出したそうですわ。
 イ・ジョンボムの息子であるイ・ジョンフも「国民のみなさんに申し訳ない」なんて話をしていました。

韓国代表のスターも謝罪 イ・ジョンフ「申し訳なく」「世界に比べてまだまだ」メジャー挑戦意向も表明(デイリースポーツ)

 以前、日本に3-0で負けた際に大韓サッカー協会が国民に対しての謝罪文を出しましたが、そういう風習なのでしょうね。
 安い謝罪だわ。

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WBC:韓国代表、自ら望んで水面下でプールBに入れるよう調整、自滅した模様

カテゴリ:WBC コメント:(117)
“日韓戦”を自ら望み、惨敗した韓国…「最弱体」のプールから脱落した現実【WBC2023】(スポーツソウル)
韓国野球委員会(KBO)の関係者は大会前、2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で韓国代表がプールAではなくプールBに入ったことが「水面下の調整のおかげだ」と強調した。

彼は「韓国対日本の試合は興行成功の最上のカードだ。台湾は韓国を望んでいるが、“彼らは我々の相手ではない”とメジャーリーグを説得した」と、裏話を打ち明けた。 (中略)

実際、今回の組み合わせでは、韓国の属したプールBが相対的に“最弱”だった。だが、オーストラリアに7-8、さらには日本に4-13と大敗。

“最弱”に見えたプールに編成されても、韓国は敗退に終わった。韓国プロ野球の総体的危機が赤裸々に表れた大会だ。
(引用ここまで)


 韓国メディアから「韓国代表はわざわざプールBを望んで、水面下でWBC側に調整を願い出た」との報道がありました。
 ……それ、なんか戦略的に意味あるのかな。

 2013年、2017年と韓国代表はそれぞれ台湾、韓国で行われた一次リーグで敗退。
 2013年は3チームが2勝1敗となって当該チーム間の得失点差で敗退、2017年は1勝2敗で敗退といいところなし。
 ただ、台湾にはどちらでも勝っていたのです。

 なので「お得意様」のいる台湾に行くのも手ではないかと思うのですけどね。
 実際に勝てるかどうかはともかく。
 日本に勝てなくてもその他に勝てば準々決勝に進出できるって考えなんでしょうけども。
 なんとも解せぬ。


 日本はWBCの過去4回の大会ですべてベスト4に残った唯一の国です。
 安定してリーグを勝ち抜く力があると言ってもいいでしょうね。もちろん、東京ドームで行われるという地の利も大きいでしょうけども。
 でも、韓国さんはソウルの高尺スカイドームでやっても負けているので(笑)。

 スポーツソウルではWBC敗退を受けて「なぜ韓国代表はこうなってしまったのか」というリブートKBOとのシリーズを立ち上げています。

「最高」を選んだが実状は…中を見ると「リーグ危機」まで見える [リブートKBO①](スポーツソウル・朝鮮語)
砂漠で雪に打たれ、飛行機に乗って地球の半周した代表チーム、兼任監督制限界か【リブートKBO②】(スポーツソウル・朝鮮語)

 理由探しはいろいろとできるでしょうけども。
 根本的に投手力が足りていない。もうちょっと全体的に球速を上げないと日本にはもちろん、他の国の代表にもぱかぱか打たれますよ。
 ノウハウが拡がっていて140km/hくらいならもうどの国のピッチャーだって出せる時代ですからね。

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韓国代表、なぜかアメリカでキャンプを張ってしまってWBC開幕前に4万キロ近い距離を移動していた

カテゴリ:WBC コメント:(70)
代表チームの監督がいない韓国野球…3万8900キロの移動で疲労(中央日報)
韓国代表選手は2月1日に所属チームで練習を始めた。そして2月15日に米アリゾナ州ツーソンに集まった。2週間ほど練習した後、韓国に戻って高尺(コチョク)ドームで練習試合をした。そして3月4日に大阪に移動した。6、7日に日本プロ野球チームと練習試合をした後、9日に東京でオーストラリア戦に臨んだ。

特に斗山ベアーズのキャンプ地オーストラリア・シドニーで練習をしていた梁義智(ヤン・ウィジ)は、WBC開幕前にシドニー→ソウル→アリゾナ州ツーソン→ロサンゼルス→ソウル→大阪→東京と移動した。代表チームの招集序盤にコンディションが良くなかったは当然だ。時差に適応できず立って寝たという話も聞こえる。

このような非常識なことが生じた理由はただ一つ、プロ野球KTウィズの李強チョル(イ・ガンチョル)監督が代表チームの監督を兼ねているからだ。KTは2月にアリゾナでキャンプをした。KTだけでなくキウム・LG・起亜・NC・ハンファなど計6球団がここでスプリングキャンプをした。それで代表チームのキャンプも米国でしようという意見が多かった。しかし予想外にアリゾナ州ツーソンの天気は良くなかった。練習試合が中止になったほか、移動中に飛行機の不具合もあり、日程に支障が生じた。 (中略)

しかし代表監督制は5年で消えた。一部の国会議員は、2018アジア競技大会で韓国が金メダルを獲得したにもかかわらず宣銅烈(ソン・ドンヨル)監督を国政監査に呼び出して恥をかかせた。
(引用ここまで)


 今回のWBC、韓国代表は戦わずして負けていたのではないか、との話。
 代表監督は専任ではなく、KBOのKTウィズの監督が兼任。
 KTウィズのキャンプ地であるアリゾナ州ツーソンで代表チームのキャンプも兼ねた、と。
 で、2月下旬までキャンプして、韓国にいったん帰国して練習試合、大阪に移動して練習試合、で9日に東京でオーストラリア代表と第1戦。

 無駄な移動がありすぎたのではないかと。
 ……ドイツワールドカップでなぜかスコットランドでキャンプを張った韓国代表の二の舞ってことですかね。練習試合のためにノルウェーにまで遠征したっていう。
 移動は無駄な体力を使いますからね。できるだけ避けたい。疲れの質が違うというか。


 んで、専任監督がいない。
 これは記事中にもあるように「代表の選定」で兵役免除がらみの恣意的な選定があったのではないかとしてソン・ドンヨルを糾弾した結果ですね。
 あの「韓国の英雄」であるソン・ドンヨルですら糾弾されるのですから、誰がやっても同じことになる。
 貧乏くじのつけ回しになった結果、KBOの監督と兼任監督になることになったのですね。

 ソン・ドンヨルが糾弾される〜とのエントリでも書きましたが、韓国人選手であれば「ソン・ドンヨルに恥をかかせるわけにはいかない」と認識があります。
 「この人を勝たせなければならない」という想いで選手をまとめられるのですね。
 その人物があんな扱いになる。

 あと韓国代表の強化試合なんかも一切やってません。そこが問題点だとも指摘されています。

WBC:「日本のように毎年韓国代表を招集して強化試合を」…専門家たちの提言(朝鮮日報)


 侍ジャパンは東京オリンピック後となる去年でも、台湾、オーストラリア代表を招いていますし、日ハム、ジャイアンツとの強化試合もしています。
 栗山監督はこの時から代表監督としてチームをまとめていますね。
 会見とか見ると「ああ、選手は『この人を勝たせたい』って思うだろうな」って部分がありますよね。

 とりあえずは専任監督だよなぁ。引き受けてくれる人物がいるのかどうかがそもそも問題ですけどね。
 イ・スンヨプとかならまとめられるんだろうか。

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WBC:韓国メディア記者が「大谷の小さな行動に『本当に悔しい』と思わされた」理由とは?

カテゴリ:WBC コメント:(158)
大谷翔平の“小さな行動”が「本当に悔しくてたまらない」と韓国記者、技術よりも先に必要なもの(スポーツソウル)
韓国代表の拙戦は、選手構成のときから予想されていた。本紙『スポーツソウル』が報じたように、今回のWBC代表は歴代最弱だ。エースと呼べる投手も、勝利の立役者の役割を果たす打者もおらず、プレッシャーだけを背負って大会に出場した。 (中略)

泣き面に蜂だからといっても運が味方して勝利を重ねることもありえたが、実力では目指していた目標(ベスト4)に到達するとは、実は期待していなかった。韓国プロ野球KBOリーグのレベルが地域予選なしに本選ラウンドに進出できる、ちょうどその程度だ。 (中略)

ただ本当に悔しかったのは、日本代表の象徴として浮上した大谷翔平の小さな行動のせいだった。「同じ選手なのに、どうしてあんなことができるのだろう」という、羨望混じりの嫉妬が悔しい気持ちの始まりだ。

韓日戦の3回裏、無死2、3塁。大谷は申告敬遠を得た。バットボーイにバットを渡した後、脛と肘のプロテクターを外し、手袋を外して渡しながらそっと抱擁するジェスチャーを取った。若干の微笑みも浮かんでいる。自分の道具を受け取りに来た少年に、感謝の気持ちを表したものと映った。

KBOリーグで一度も見たことのないシーンだった。刹那の瞬間だったが、残像がかなり長く頭の中に残った。韓国選手たちはどうしてあんな態度(attitude)を取ることができないのだろうか。怒りはここから出発した。 (中略)

人間性の良い人になってこそ、ドラフト1位の資格を得ることができるというのが大谷の考えだ。愛される人になって礼儀と配慮、信頼などが身につかなければならないという誓いも改めて目立った。

国際大会のように不確定要素が多い試合は、いずれにしても勝率は半々だ。勝敗とは別に、野球人自らが「尊敬される人」になろうと努力したかが、凄惨な成績よりも韓国が先に反省しなければならない部分だ。尊敬する人が失敗すれば、非難より激励の声が大きくならざるを得ない。
(引用ここまで)


 WBCで韓国代表は3大会連続のファーストラウンド敗退が決定しました。
 最終戦の中国戦こそコールドを決めたものの、チェコとはそれなりの試合をしてしまった感じですかね。

 オーストラリアと同レベルで、そこに負けたので今大会もほぼ1戦目の敗戦で終了。
 直近の過去2大会も1試合目で実質大会終了していたのですよ。
 つまり、記事中にあるように「予選なしで本戦に進出できる」のが韓国の実際の立ち位置でしょう。
 今回、久々に日本戦がありましたが、まったくもって怖さがありませんでしたね。
 一昨年の東京オリンピックでも同様でした。


 でもってそんな状況下で、大谷が出塁した際にボールボーイに軽くハグしたのを見て、韓国人記者が「悔しくてたまらない」と述べている、と。
 尊敬されるような人物であることでも上を行かれている。

 それに比べて韓国は戦前に「投げるところがなくなったらぶつけるか」とか軽口を叩いている人物がセーブ王。
 楽韓Webでは「こんなことを言ったら当てるようなボールが投げられなくなる」と話しましたが。
 実際、10人もの投手を投入したにもかかわらず日本戦でも投げられませんでした。
 それどころかWBCで登板なしで終了。
 実際の競技でも負けて礼儀でも負けて。

 奪三振、最優秀防御率の投手2冠は代表追放状態。
 まあ……2000年代であれば「絞り尽くして出した代表」は日本と充分に戦える戦力だったかもしれませんが。
 そこから10年、20年分の野球、ベースボールの進化に置いていかれている感じですね。

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WBC:「四球乱発」「基本すらできていない」韓国野球、「日本のライバル」なつもりだったのはそっちだけなのでは?

カテゴリ:WBC コメント:(145)
WBC:四球乱発の投手、穴だらけの守備…韓国代表は本当にプロ集団なのか(朝鮮日報)
「日本はもはや韓国をライバルと思っていないだろう。この結果は必然だ」(韓国が日本に4-13で敗れた後、米大リーグ〈MLB〉関係者が朝日新聞系列「AERA dot.(アエラドット)」とのインタビューで語った言葉)

 野球の韓国代表チームが6年ぶりに開催された2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で拙戦続きだ。オーストラリアと日本を相手に開幕から2連敗したが、プロだというにはお恥ずかしい場面が続出した。野手たちは基本を忘れたプレーを繰り返し、投手たちもマウンドに上がるたびにストライクゾーンに球を入れられず、あわてふためいた。 (中略)

 韓国は4-13と惨敗し屈辱を喫した日本戦で、5回から7回二死までに郭斌(クァク・ピン)、鄭哲元(チョン・チョルウォン)、金允植(キム・ユンシク)、金元中(キム・ウォンジュン)、鄭又栄(チョン・ウヨン)、具昌模(ク・チャンモ)、李義理(イ・ウィリ)という7人の投手が2と3分の2イニングを投げ、8被安打5四球1死球を許し、8失点した。このため、4-6で勝負の行方が分からなかった試合の流れが一気に日本に傾いた。投手たちがまともに勝負できずに打たれ続けるありさまに、韓国の野球界からは「戦力で日本に押され気味なのは分かっていたが、あまりにも無気力な負け方だった」という声が上がっている。ヤン・サンムン女子野球韓国代表監督は「韓国代表チームの選手たちがWBCで四球を乱発し、押し出しで点を許して負けるのを見て、視聴者たちも恥ずかしくなっただろう」「次の大会でもこのような目に遭わないためには変化が必要だ」と言った。
(引用ここまで)


 引用外で楽韓さんも指摘したヌートバーに2塁まで行かれたライト前ヒットについて書かれていますね。
 野球という競技の性質として、投手が全部抑えることは無理でヒットを打たれることもある。ヒットを打たれたらどう対応するのかが野手の基本。
 あそこは1塁走者を3塁に進ませないではなく、打者走者を2塁に進ませないことを優先するのが当然。
 1塁に留め置くことができればダブルプレーもあるし、最悪でも2塁はフォースアウトにもできる。
 1塁を空けることで攻撃側のオプションが増えてしまうので絶対にやってはダメなプレーでした。

 あとまあ……四球連発ってことですが。
 無理よね。要するに投げるところがなくなってしまって、勝負を避けざるをえなかった。
 いわゆる「臭いところ」に投げることでしか対応ができない。
 なんでそうなるかというと。


 「日本代表に対して空振りを取れる球」がなかったから。
 キム・グァンヒョンはまだ通用していたのですが、それ以降の中継ぎはまったく通用しなかった。
 誰も彼も球速が中途半端なんですよね。ツーシームでも150km/h近くは出さないと通用しない。
 フォーシームならなおのこと。
 圧倒的な変化球があるというわけでもない。

 全員がKBOなら通用するのだろうな、くらいのものでした。
 その結果が「投手10人を投入」だったわけで……。
 要するに「すべてが格下」だったのが原因ですよ。
 そりゃAERAにすら「イ・ジョンフ以外は有象無象」くらいのことも書かれるわ。

日本が韓国に圧勝 「もはや韓国はライバルではない」の指摘も、唯一“別格”と評された選手とは【WBC】(AERA)

 ちゃんと野球の勉強してから来てくださいな。マジで。

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