うちの子のソウル大学合格、取り消してください(東亞日報/韓国語) 韓国語ですが、Google Chromeの翻訳機能で見るか
KANIさんところで概要をご覧ください。
Aという高校で、化学と生物の成績がよくかなり頭のいいBクンが高校の先生から「それだけ頭がよければソウル大学を受験しておいてはどうだろう。うちの
高校からソウル大学合格者が出れば名誉だし。修能試験(韓国版センター試験)の第1選抜試験に合格しても、ソウル大学での2次の面接を受けなければいいんだし。というか、受けないと他の大学の願書は出してやらないよ」と言われて、ソウル大学を受験。
で、頭のよかったBクンは第1選抜試験でトップクラスの成績を取ってしまい、面接の必要ない優先選抜で合格してしまいました。
優先選抜で合格すると、他の大学を受けることができなくなってしまうため、Bクンの両親は「教師に強要されて受かってしまったので、本人の希望を容れて不合格にしてくれ!」というデモを高校前でやっている、というのがおおよそのストーリー。
KANIさんとこで取り上げられていて、「わけがわからないよ」というように感想を述べていた話題ですが。
これはソウル大学で受験したのが化学生物工学部であり、あとに受験しようとしていたのが高麗、中央、蔚山大学の医学部であるというところにすべて謎が集約されています。
詳しくは
先日のエントリを参照して欲しいのですが。
ソウル大学卒業でなくとも、医学部卒業という肩書きは韓国で大きな意味を持ちます。
特に前述の3つの大学のうち、高麗、中央のふたつは韓国でも屈指の大学です。蔚山大学は評判聞いたことがないので、分からないのですが。
とにかく、あるていど以上の頭脳の持ち主は本人の向き不向きや志望を問わずに医学部に進められます。
韓国では医者というものは儲かりまくる職種ですので。
チンイルパでアニメDVDやら家電製品やら、やたらと国際通販しまくって、Amazon.co.jpの箱が毎週捨てられている人がいるくらいです(笑)。その方は歯医者ですが。
というわけで、ソウル大学に受かってしまい、他の大学を受験できないという状況は医学部進学の邪魔になる。
なもんで両親は不合格にしてくれというデモをやっているわけです。
少なくともうちの韓国社会の理解では、そういう構造以外思い浮かびませんでした。100%間違いなくこうでしょう。