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カテゴリ:携帯電話/スマフォの記事一覧

IT識者「サムスンのスマホのGOS問題はアプリではない、サムスンのプロセッサ製造の問題であり、TSMCに惨敗しているためだ」

「サムスンの技術優位は終わってしまった」GOS事態の本質(KBS・朝鮮語)
 
ゲームするときにスマートフォンが熱くなる「発熱」問題を制御するというのに反対する人はいない。問題は携帯電話の性能を最大60%レベルまで制限し、この制限を選ぶ自由まで剥奪した点だった。

世界が反発した。高性能だと広告したのは「詐欺」という主張まで出た。携帯電話の性能を測定するベンチマークアプリ会社は最新製品のギャラクシーS22シリーズを比較対象から除外してしまった。結局、副会長が公式に謝罪し、GOSを使用するかどうかを選択できるようにすることにした。しかし、GOSの事態は単なるプログラムの問題ではありません。 (中略)

GOS事態の主人公は、クアルコムの<スナップドラゴン8 gen1>チップセット(AP)だ。4ナノプロセス。サムスンファウンドリが委託生産してギャラクシーに搭載した。しかし、発熱問題が浮き彫りになり、次世代チップに急速に置き換えられるものと見られる。

問題は次のチップはクアルコムがTSMCに生産を任せたという点だ。外信はその理由がサムスンファウンドリの低い収率のためだと見ている。サムスンの4ナノプロセスの歩留まりが30~35%台低いと推定するが、これは製品100個を作れば不良品が60個以上という話だ。

一方、TSMCは収率が70%台で安定している。サムスンファウンドリの低い歩留まりと発熱問題などにぶつかったクアルコムがパートナー企業を変えたという話だ。

サムスンファウンドリがTSMCと共に7ナノ以下のプロセスに入った唯一のファウンドリ企業ではあるが、低い収率が示すように依然としてプロセスと生産技術の面でかなり遅れているようだ。IntelもAppleも次世代3ナノプロセス製品はすべてTSMCに任せる。

中国のあるIT専門家はツイートを通じて「今年下半期以降、TSMCが生産する新しいスナップドラゴンの消費電力と性能が確実に改善されるだろう」と話した。そうすれば、サムスンファウンドリの評判は大きく損なわれる可能性があります。
(引用ここまで)


 サムスン製のスマホにGOS問題というものが生じまして。
 Game Optimizing Serviceの頭文字を取ったもので「ゲームアプリの動作を最適化するアプリ」としてGalaxyシリーズに搭載されており、アンインストール不可の常駐アプリとなっています。
 で、発熱を抑える等の効果があるとされていたのですが。

 このGOSというソフトがゲーム以外のアプリの動作も制御していたということで3月の頭くらいから大きな問題となっています。
 かつてはベンチマークソフトだけにブーストをしていた、なんていう機能がありましたが。
 今回の問題は「ベンチマークの時は制御をせず、それ以外の時だけ制御をする」というものだったそうで。
 ただ、大元の問題はこのGOSというアプリにあるというわけではない、との指摘が多数あります。


 著名な業界リーカーであるIce Universe氏は何度かサムスン電子のファウンドリ事業に言及しています。
 この問題の大元にはサムスン電子のファウンドリ事業で製造されているSoC(CPUやGPUなどを搭載したスマホの頭脳部分)がある、と指摘しています。
 SnapdragonやExynos(サムスン独自のSoC)が製造されているサムスンのファウンドリに問題があるからだ、としています。




 これはかなり以前から問題視されていた部分でして。
 サムスン電子のファウンドリの5nmプロセスは、台湾のTSMCの5nmプロセスで製造されるSoCに大きく負けているのではないか、と。
 発熱、性能、歩留まりのすべてで劣っているのではないとされています。

 たとえば昨今のハイエンドスマホに搭載されているSnapdragon 888には当たり外れがある、とされています。
 それがどうもサムスン電子製造のものとTSMC製造のものではないかともされているのですね。
 現状、どこで製造されたものなのかを見ることはできないのですが。
 楽韓さんが持っているXPERIA 1 IIIはそれほど熱くなることがないので、TSMC製のSnapdragon 888が搭載されているのかもなと思ってます(願っている)。

 ちなみに前述のIce Universe氏は次期SnapdragonのハイエンドSoCはTSMC製になるので安心だ、という話も出しています。



 そういえばnVidiaのGPUの製造はサムスン電子が一手に引き受けていたのですが、TSMCも製造に加わるとされています。
 これも歩留まり等で問題があったのではないかとされていますね。
 まあ、これはサムスン電子側に問題があるというよりは、TSMC側の製造能力が高すぎるんだろうなぁ……という感じです。

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韓国メディア「日本人はサムスンの携帯電話を冷遇しているが、折りたたみタイプなら善戦できるはずだ」……いや、それは……

日本人「韓国製スマホ買わない」……サムスン新型フォルダブルも冷遇?(ヘラルド経済・朝鮮語)
サムスン電子の新型フォルダブルポンが10月に日本に上陸する。一ヶ月間の事前予約を経て、日本1、2位のキャリアを介して出荷される。日本は、Appleと自国ブランド選好度が高く、サムスン電子のプレミアムスマートフォンのシェアが微々たるところである。9月初め0%台のシェアで、サムスン電子が苦戦する中国でのフォルダブルポンが期待以上の反応を引き出しただけ日本市場で善戦できるか注目される。

9月30日、業界によると、サムスン電子は10月6日に日本で新型ギャラクシーZシリーズを公式発表する。事前予約は9月8日から行われた。日本のNTTドコモとKDDIキャリアの手を握って進出する。価格はギャラクシーZフリップ3 14万8925円(韓国ウォンで約157万ウォン)、ギャラクシーZフォールド3 23万7565円(約251万ウォン)である。
(引用ここまで)


 韓国では「ギャラクシーシリーズは韓国製(サムスン製)だから日本人が買おうとしないのだ」という話が定説になっています。
 正直、それもどうなんだろうなぁ……という解釈ですが。
 韓国のだからという理由が100ないかというとそうではないと思いますけどね。
 でもまぁ、中国製スマホがそこそこ売れているのでそういうわけでもないと思うけどな。

 だけども、今度ドコモとauで発売されるギャラクシーZフリップ3とギャラクシーZフォールド3は期待ができるはずだ、というニュース。
 特にドコモとauは日本の携帯電話キャリアで1位、2位なので売上にも当然期待できる……っていう。
 うーん。

 フリップ3はこの縦型折りたたみのスマホ。

galaxyflip3.png
(画像引用元・NTTドコモ)

 フォールド3はこちらの折りたたみタイプ。

galaxyfold3.png
(画像引用元・NTTドコモ)


 いや、このボディは明らかに特殊用途でしょ。
 フリップのほうは「地面等に置いて動画が撮れる」とかいう部分をウリにしているっぽいのですが。



 公式の動画なのに再生回数462回ということでお察しください。
 まあ、こういうシーンだったら確実に三脚持ってきて撮るよね。

 なんで日本がこんなにiPhone天国になっているか、という話ですが。
 すごい簡単なことをいうと、iPhoneじゃないとAirDropで画像共有できないんだよ。これはホントに大きくて、わざわざDropBox使ったりしなくちゃいけない。
 1枚や2枚ならともかく、10枚単位になったり動画とかだともう面倒でしょうがない。
 あと親世代にケータイ渡す時とかも「自分が操作できる」という部分でiOS(iPadOS)搭載機器を渡すとかもしているかなぁ。
 個人的にはAndroid(XPERIA 1 III)をメインにしたらニュースの共有がGmail経由でないとできなくなったのが面倒になったなぁっていうのがありますね。
 まあ、どっちにしてもAndroidでの日本市場には期待しないほうがいいですよ。

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韓国人「日本企業がサムスンの折りたたみスマホをパクったぞ!」……折りたたみスマホなんて昔から存在してるんだが……

「日本、サムスン無視するのに……」フォルダブルフォンはサムスンのコピー?(ヘラルド経済・朝鮮語)
レッツゴーデジタル、アンドロイドヘッドラインなどの外信によると、日本企業の富士フイルムが米国特許商標庁(USPTO)に特許出願したフォルダブルフォン関連技術が最近公開された。

グラフィックデザイナーテクニゾコンセプト(Technizo Concept)が特許をベースに製作したレンダリング画像を見ると、富士フィルムのフォルダブルポンは、画面を拡げて大画面のタブレットに拡張される仕組みだ。折りたたみ時のフロントディスプレイまで、サムスン電子のギャラクシーフォールドシリーズとそっくりだ。

外信は折り畳み角度に応じてインターフェイスが変更されている機能もサムスン電子の「フレックス(Flex)モード」と似ていると見た。ディスプレイを拡げた状態でアプリケーションを実行した後、折りたたむとフロント画面にアプリが全画面表示される機能などもサムスンフォルダブルフォンに導入された機能と同様である。

シャオミ、ファーウェイ社などの中国メーカーに続き、日本でもサムスンフォルダブルフォンと同様の製品を準備中であること外信は予測した。サムスンがフォルダブルフォン市場の主導権を先取りしながら、日本でも後発走者ギャラクシーフォルダブルフォン「フォロー」に乗り出したという分析だ。

b 日本のスマートフォン市場は、サムスン電子が唯一苦戦する市場である。ギャラクシーSシリーズなど、サムスン電子の主要なフラッグシップスマートフォンが日本では「サムスン(SAMSUNG)」のロゴが抜けたまま発売されることもある。韓国産製品に対する日本人の認知度が非常に低いためである。

日本市場で善戦するアップルとは異なり、サムスン電子の日本市場シェアは一時期、5%以下に落ちることもあった。

最近になってギャラクシーフラッグシップの善戦でシェアをやや回復したが、それでも10%前後にとどまっている。 (中略)

通信業界の関係者は「日本はアップル以外の外国製携帯電話の敷居が唯一高く反韓感情などの影響もあり、サムスンが苦戦する市場」とし「しかし、フォルダブルフォンはサムスン製品を置き換えることができるスマートフォンがないため、日本の反応もかつてとは異なってくるだろう」と予想した。
(引用ここまで)


 韓国メディアが「富士フイルムの折りたたみスマホはサムスンのフォルダブルフォンのパクリだ」とかいうニュースが掲載されているのですが。
 ……特許出しただけだしなぁ。
 アメリカで特許出願した、ということは既存技術となんらかの違いがあるということなのでしょう。
 富士フイルムも特許……というか知財戦略には長けたメーカーであるという感触。
 なにか素材系で旧来の折りたたみスマホとは違いがあるのかもしれませんね。

 ちなみにその特許からわざわざレンダリングした人物がいるとのことで。
 その画像がこちら。

fujifilimfoldablephone.jpg

 まあ、スマートフォンを折りたたんで使うっていうなら、こういう構造になりますわな。
 というか、この構造自体は液晶だけどもソニーの「Sony Tablet P」で実現してました。あの当時はまだ折りたたみ2画面にOS単位で対応できていたわけでもないので「チャレンジングなタブレット」で終わったものでしたが。


 折りたたんでおいて使う時に大画面、もしくは2画面で使うなんてアイディアはありがちというかすでに実現済み。
 タブレットではなくスマホであればNECもスマホ事業を持っていた頃にやってましたね。
 有機ELがあるからベゼルなしの全画面になっているだけ。

sonytabletp.jpg
mediasw.jpg
(上:Sony Tablet P 下:MEDIAS W N-05E)

 それをあたかも「富士フイルムがサムスンをパクった!」みたいに言うのが片腹痛いですわ。
 「折りたたみスマートフォンはサムスンが作った」っていう思い込み自体が間違ってるんだよな……。

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韓国で5GからLTEに戻ったユーザーが数十万人に……「LTEと5Gの切り替えだけでバッテリーが消耗する」「LTEと比べても速度が出ない」等々

韓国で「5G」離れ 64万人がLTE回帰 (日経新聞)
「5GからLTEに切り替えた人は56万2656人に上る」――。10月7日。与党「共に民主党」の洪貞敏(ホン・ジョンミン)議員が韓国国会の科学技術情報放送通信委員会の国政監査で明らかにした数字が話題になった。 (中略)

「5Gで何が変わったかって? 電池の持ちが悪くなったことですかね」。ある男性は苦笑いする。端末の不具合かと思いメーカーのサービスセンターに持ち込んだところ「5GとLTEの切り替えにバッテリーを消耗するためで故障ではありません」と説明された。最大の売り物であるスピードも「なかなかつながらないし、そもそもスマホでは大容量データをやりとりしないので、正直いってLTEで事足りますね」と冷めている。

「伝送速度はLTEの20倍」「2時間の映画のダウンロードが5分から3秒に」――。韓国政府や通信会社は当初、こんなうたい文句を掲げた。実際はどうか。
(引用ここまで)


 まあ……ねえ。
 速度や動作に多少の不満があっても人間というものは現状を是認しがちなのです。
 正常性バイアスが働いて「まあ、いいか」くらいの感覚になってしまう。
 であるにも関わらず、わざわざ事務手続きを経て5GからLTEに逆戻りするっていう。
 それも数十万人というオーダーで。
 よほどのことなのだろうな、ということが見て取れます。

 前回の5G関連でもちらっと書いたのですが、韓国政府は異常なくらいの5G推しをしていたのですよ。
 5Gの中でもミリ波と呼ばれる超高速通信が韓国では普及する、というように喧伝しまくっていました。
 曰く「LTEの20倍の通信速度」「遅延はほぼ存在しない。バンドのセッションがオンラインでできるレベル」みたいな宣伝文句。
 夢のような世界が拡がり、韓国はそのトップランナーとなるのだ、といった宣伝でした。

 5Gの広報を平昌オリンピック会場でやっていたのも大きい部分がありましたかね。
 韓国人の意識の中で平昌といえば地の果て。もう本当になにもない。日本で言うと……なんか問題に繋がる発言になりそうなのでパス。
 あえていうなら砂丘のあるあそこかな?
 そんなところで5Gの宣伝をしていたということは、全国津々浦々まで5Gがぱぱっと使えるようになる……というようにイメージされても仕方がないところ。

 でも実際には1年が経過してもソウルですら5GとLTEの切り替えが頻繁に起きてバッテリーを無駄に消費してしまう。
 5Gに繋がったとしてもさほどの速さではない。
 ミリ波対応はピンポイントで法人向けの展開で終了。
 失望されてもしかたがない。

 ま、最後のほうで「これはLTEへの切り替えでもあった混乱に過ぎないだろう」とありますが。
 スマホで5Gが必要になるシーンってなによって話でもあるのだよなぁ。
 フルHDまででの動画やアプリのダウンロードであればLTEで十分な速度がある。4Kは表示できない端末も多数。
 LTEには動画コンテンツがフィットしましたが、5G時代はなにがくるのか……という話。
 ミリ波の低遅延であればGoogleのStadiaなんかが生きるのでしょうが。
 そのあたりの具体的な未来が描けていないというのも今ひとつ盛り上がりに欠ける原因なのでしょうね。

韓国で先行する5G、高速通信だからこその使い道を探すものの……探すものの……

カテゴリ:携帯電話/スマフォ コメント:(77)
5G先行の韓国、用途開発は道半ば(日経新聞)
株式市場で期待が高まる次世代通信網「5G」。先行する韓国、米国ではスマートフォンなど対応端末も想定を上回る速度で普及する。ただ、いち早く5G網が整備された韓国でも動画視聴や写真投稿の用途では「4Gで十分」との声は多く、高速通信ならではのサービス開発は道半ばだ。新たな用途の開発に向けて通信会社を中心に模索が続いている。
(引用ここまで)


 3Gから4Gへの移行では高速度の恩恵が確実にあったのですよね。
 容量の問題こそあれどもモバイルで動画を見ることが現実的なものになって、Twitterやインスタグラムで山ほどの画像を見ることも難しくない話になりました。
 時々、電波状況が悪くなって3Gになったりすると「うわ、こんなんでよくネットやってたな」って思うほどですよ。
 ちょっと前に箱根に行ったときに箱根湯本←→強羅間の箱根登山鉄道の代替バスの大部分が3Gだったのですが、ネットを見るのを諦めたくらいでした。あと山道+ディーゼルの振動でえらい酔った(画面を見ていたからでは)。

 現状、5Gだからこそやれていることってほとんどないのですよ。
 去年の4月頃に韓国とアメリカが商用5Gに一番乗りしたのはどっちだなんてことをやっていましたが、6月になってもまともに5Gの通信網は確立していませんでした
 平昌冬季オリンピックの開会式でのドローンの制御は5Gでやっていた→嘘でしたなんてこともありましたね。

 5G5Gと騒いでいるけど、その本質的な変化ってなに? と問われているのです。
 少なくとも現在の韓国では見つかっていない、という話。
 というかまぁ……ADSLの頃から「ネットが速い」ということだけは騒がれていましたが、それ以外の「ブロードバンドならではの価値」なんて韓国で見い出されたことなんてなかったような……。
 あ、これ言っちゃダメだったヤツ?

ミリ波が実用化されるまで「速いLTE」ってだけじゃないかなー。
5Gビジネス
亀井卓也
日本経済新聞出版社
2019/6/14

韓国人芸能人のスマホにハッキング被害続出……その理由はとても韓国らしいだった模様

俳優チュ・ジンモ事態で広がる「ハッキング」恐怖…アップルがサムスンより安全?(中央日報)
俳優チュ・ジンモさんなど芸能人10人余りが携帯電話をハッキングされて脅迫を受けていると伝えられ、「クラウドアカウントはハッキングに脆弱」という懸念が出ている。最近、多くのスマートフォン使用者がアイクラウド(iCloud)、サムスンクラウド、グーグルクラウドのアカウントとスマートフォンを連動しているからだ。クラウドとスマートフォンを連動すれば、普段の自身のスマートフォン使用記録、メッセージ、写真・動画ファイルなどがクラウドに自動でアップロードされる。個人情報が入ったクラウドアカウントがハッキングされれば、今回の事件のように深刻な被害につながるおそれがある。しかし専門家らは「クラウドに関連した個人情報さえ徹底的に管理すればクラウドハッキングは懸念する必要がない」と話す。 (中略)

今回のハッキング事件発生後、一部では「アップルのアイクラウドの方がハッキングに安全だ」という主張が出ている。結論から言えば、この主張は半分は正しく半分は誤りだ。

今回のハッキング被害者がもしアイクラウドを使用していたとすれば、各種写真など個人情報が無分別に流出しなかった可能性が高い。アイクラウドは3度の認証手続きを踏んでこそクラウドのアカウントにログインし、クラウドにバックアップした情報を確認することができるからだ。

ハッカーが被害者のアイクラウドのアカウント(ID、パスワード)を知っているとしても何度も認証手続きを踏む。まず別のiPhoneに(1)ログインをしても(2)被害者がもともと使用するiPhoneに転送されたセキュリティーコードを追加で入力しなければならなず(3)もともと使用したiPhoneで使用していたロックパスワードも入力しなければならない。アップルがこのようにセキュリティー設定を強化したのは2014年にアイクラウドを使用した米ハリウッド芸能人にハッキング被害が生じたからだ。

サムスンもアップルと似た「2段階認証」システムを構築している。しかしすべてのギャラクシー機種に適用されているわけではない。また、消費者がこの機能を知らない場合が多い。2段階認証機能を使用するにはクラウド設定に入って活性化ボタンを押す必要がある。しかしスマートフォンの使用とクラウドサービスに慣れていない消費者はこのような機能を活用するのが容易でない。
(引用ここまで)


 チュ・ジンモという人やTWICEにいるナヨンという人がスマホをクラックされて、プライベートな会話や写真が流出した……との話。
 そんな中、それらの芸能人の使っているスマホが総じてギャラクシーだったことから、サムスンクラウドにセキュリティ上の問題があるのではないかという噂が韓国内に出ているとの話。

 で、記事を読んでみると「2段階認証が韓国のクラウドサービスではデフォルトになっていない」とのこと。
 ……これはサムスンのクラウドがどうこうって話じゃないな。
 つまり、韓国のクラウドサービスは韓国人向けに設計されている、ということですね。初期状態で2段階認証がなく、どこからでもさっさかとアクセスができる。
 パルリパルリ(早く早く)を身上とする韓国人のための設計になっているというヤツですわ。
 韓国は携帯電話向けのオンラインバンキングをかなりはやくから整備していた国であるのですが、4桁の暗証番号を何度でも試せるというガバガバセキュリティで実装してしまって預金流出が続出したなんて国でもあったりします。

 まだiPhoneがさほど高価な路線に走っていなかった頃から韓国ではAndroidのシェアが圧倒的だったのですが、それもファイルのやりとりにiTunesを介する必要があったiPhoneのシステムを嫌っていたから……という解説がされていましたね。
 こうしてセキュリティガバガバなのはなにもオンラインだけのことではなく、社会全般としての傾向としてそうなのでしかたがない。
 韓国のどこにでもプチセウォル号が潜んでいる、という話を2ヶ月に1回くらいのペースでしていますが。
 その例のひとつといえるでしょう。
 このガバガバさの先に春先になる度に起きる道路陥没があり、KTXの脱線転覆があり、セウォル号があるのです。

 あ、それとSMSでの2段階認証は国外に出てSIM入れ替えてるときに詰むので気をつけてくださいね(実体験)。

サムスン電子「Galaxy Foldは20万回の開閉に耐えられます」→米メディア「よーし、YouTubeで開閉耐久テストやっちゃうぞ」→結果……

ギャラクシー・フォールドの耐久性、事実か?米国ユーチューバー「20万回畳む」生中継(中央日報)
米国のITメディア「CNET」がサムスン電子の折り畳みスマホ「ギャラクシー・フォールド」の20万回画面折り畳みテストを行い、関心が集まっている。CNETはユーチューブで実験過程の動画をリアルタイムで公開している。
(引用ここまで)

 史上初の折りたたみ型スマートフォンとして発売しようとしたものの、製品版がこなれていないことが判明して発売延期。その後、ヒンジ等を改良して発売自体はしたものの全然アナウンスされなくなったGalaxy Fold。
 C-Netが「20万回の開閉に耐えるっていうんなら20万回のテストをしてやろうじゃねえか」という耐久テストに出てきました。YouTubeライブで。

 結論からいうと10万回から12万回の間のどこかで壊れました。



 ヒンジが90度ちょいのところでそれ以上開かなくなり、内面の画面が点灯しなくなりました。
 動かしていたら開くようにはなりましたが、内部でさらに壊れたっぽいですね。

 ファーウェイの外側にディスプレイがくるヤツも日常使いは無理っぽいし。
 折りたたみ式はまだ技術が追いついていないってわけです。マイクロソフトのSurface Duoのヒンジ方式のほうがまだ現実的かなー。

韓国人「世界初の5Gサービスを展開したのは韓国! さっそく5G対応のスマホを使うぞ!」 → 結果……

カテゴリ:携帯電話/スマフォ コメント:(55)
「世界初」のタイトルに隠された5G時代の不都合な真実(時事ジャーナル・朝鮮語)
4月に新しい携帯電話を購入するために、ソウル蘆原区の販売店を訪れたパクさん(30)は、従業員の推薦で5Gの携帯電話を購入した。従業員は5Gの速度とロング・ターム・エボリューション(LTE)速度は次元が違うと、新発売のギャラクシーS10 5Gモデルを推薦した。しかし、回線開通後に「携帯電話の設定で5GモードをLTEモードに変更する」と助言した。まだ5Gは連結網が商用化されていないために通信が切断されるという理由だった。従業員は「ネットワークが敷かれていないところでは、携帯電話が使えない可能性がありますので、LTEモードを維持すべき」とし「ニュースで5Gが商用化されたという話が出てきたら5Gモードに変えてください。少なくとも1カ月以内にソウルの主要な都心は5Gが商用化なるだろう」と述べた。

4月3日、国内の通信キャリアが世界初の第5世代の移動通信5Gサービスを商用化してから二ヶ月が過ぎた。しかし、5Gの商用化は「まだ」が正しく行われなかった。加入者の増加よりも5Gネットワークの構築速度が遅く、利用者がサービス利用に不便を訴えているからである。5Gに接続する場合、継続的な通信の受信が不可能であるか、既存のLTEにシームレスに転換できずにデータが切断される現象、バッテリー消費の増加などで、利用者はまだ不便を経験している。 (中略)

5Gサービス初期から利用者の不満が絶えなかった。5Gプランに加入したが開通を撤回した人も少なくなかった。国会委所属のイ・チョルフイ共に民主党議員が科学技術部を通じて集計した資料によると、4月の一ヶ月間5G端末を購入したが機器を返却して開通を撤回した数は、全体の0.5%である1316人と明らかになった。

主な理由は、通信障害に対する不満である。市民団体である消費者市民の会が4月5日から4月26日まで、消費者相談センターに5G関連で受け付けた消費者相談131件を分析した結果、89%が「5Gサービス品質不満」であった。通信が頻繁に切断され、5Gサービスを利用できないことが主な理由だった。このうち67%の消費者が開通をキャンセル、20%の消費者が料金の減免を希望することが分かった。 (中略)

名称だけの「5G」サービスに不満を抱きながらも、消費者が加入する理由はなんだろうか。移動通信3社が5Gスマートフォンに歴代最高レベルの支援金を提供しているために、最新の5Gフォンが既存LTE携帯電話よりも安くなる価格逆転現象が起きたためである。先に移動通信3社の初期の加入者を確保するために破格的な助成金を提供しながら、出血競争を繰り広げ、代理店が加入者を誘致するために提供した不法補助金も議論になった。このため、最新の5Gスマートフォンであるサムスン電子「ギャラクシーS10 5G」の価格が昨年発売された「ギャラクシーS9」よりも安くなっているほどだ。「5Gフォンを買って5Gサービスを利用する」というより「最新の携帯電話を安く買う」という意味で5G加入者が増えている状況である。
(引用ここまで)

 4月頃に「韓国が先だ」「いや、アメリカが先だ」と5G携帯電話が正式サービスとして開通したのはどちらが先かと争っていたのですよ。
 韓国は有名人に数台の5G対応スマートフォンを配って「これで開通した! サービス開始は韓国が最初!!」とやって、アメリカ側は5G対応のWi-Fiルータが契約できることをもって「正式に契約できるのはアメリカ」とかやっていました。
 もう、あまりに馬鹿馬鹿しいというかひとつひとつの記事の内容が薄かったので扱わなかったのですけどね。まとめて5G狂騒曲的に扱えばよかったかな。
 もちろん、韓国では「世界初の5Gサービスをはじめたのは韓国」ということになっています。
 が、当然のように5Gネットワークがまともに動いていない、というオチ。

 3GとLTEの関係と同じように5GとLTEはシームレスに切り替え可能という仕様になっているのですが、それもうまく動作していない模様。
 ネットワーク構築の初期にはありがちな話でもあるのですが。
 地図上では5Gの範囲内とされている場所であってもデータ通信ができない。
 あるいはできても5Gとして期待されている数値よりもはるかに遅い通信速度しか出ない。
 アンテナの本数よりもスマートフォンが圧倒的に多いという事情もあるようです。

 というのも、補助金で5G対応のスマートフォンは圧倒的に安くできるから、5G対応スマホを販売店でばらまいているために数だけは揃っているという事情があったりするのです。
 で、代理店は対応策として「設定でLTE通信だけにする」というものを推奨していると。
 泥縄。
 まあ、新規格が出てきた際にありがちな話でもありますけどね。
 3Gでもありましたし、LTEでもありました。「○○とか使えねえよ」みたいなアレ。
 それが「パルリパルリ」(早く早く)の韓国では増幅されている、という感じです。

週刊ニューズウィーク日本版 「特集:【SPECIAL REPORT】 5Gの世界」〈2019年3月26日号〉 [雑誌]
ニューズウィーク日本版編集部
CCCメディアハウス
2019/3/19