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カテゴリ:韓国教育事情の記事一覧

韓国政府「我が国の労働者、20代から認知能力が一気に落ちている」「大学卒業後に勉強をする機会も動機もない」

カテゴリ:韓国教育事情 コメント:(94)
「韓国の労働者は20代から認知能力が急速に衰退」(中央日報)
韓国の労働者の認知能力が青年期から下がり始め、低下速度も速いという国策研究機関の分析が出てきた。韓国開発研究院(KDI)は14日、こうした内容が盛り込まれた「労働者認知能力の減少要因と改善案」と題する報告書を発表した。研究陣は経済協力開発機構(OECD)が主管し10年ごとに実施する国際成人能力調査(PIAAC)の資料を分析した。

分析の結果、韓国の25~29歳の青年層の労働者は2011~2012年の調査では数理能力が6位、言語能力が4位でOECD主要17カ国のうち上位圏だった。だが2022~2023年の調査では数理能力と言語能力とも8位を記録し平均水準が低くなった。

年齢上昇にともなう認知能力低下幅も他の国に比べて大きかった。2022~2023年の調査で40~44歳の中年層の数理能力は青年層より14点、言語能力は19点低かった。OECD平均下落幅は数理能力が4点、言語能力が7点で、それより大きかった。中年層から60~65歳の老年層に進むと数理能力が40点、言語能力が46点落ち下落幅がさらに広がった。これもまたOECD平均の25点と28点を大きく上回る水準だ。
(引用ここまで)




 「認知能力が急速に衰退」ってだいぶ大げさなタイトルではありますが。
 これ、要するにPIAACの点数のことですね。



 31カ国、地域が参加して読解力(22位)、数的思考(23位)、問題解決能力(24位)のすべてで20位台。
 「OECD内で8位」ってのはまあ本当なんでしょうね。
 OECD域外の成績がよいので韓国の上にばんばん来ているのが実際だった記憶が。



 PIAACの点数についても20歳前後については平均点以上なんですが、それ以外の世代ではすべてで平均点以下。
 大学を卒業したら2度と勉強したくないって意識が強いんじゃないですかねぇ。
 あんな受験地獄をくぐり抜けてきた人たちですから。

 まあ、韓国人の立場だったらそうなってもしかたないかな、って感じます。
 でも「自称・世界最優秀人種」の割には大したことないね、ってのも実際です。

 あと、PIAACの話題になると、すべての項目で日本に圧倒的な差をつけられていることを書かないなぁ。
 徹底してます。
 日本は読解力で2位、数的思考で2位、問題解決能力で1位タイ。
 すべて20位台の韓国とはちょっとわけが違う。
 PIAACは16〜65歳がテストを受けての結果ですからね。



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娘が通う高校の定期試験問題を盗み出していた母と元教諭に実刑判決、「常に満点」だった娘にも執行猶予のついた有罪判決……なぜわざわざ彼らは「定期試験」の問題を盗み出していたのか、解説しましょう

カテゴリ:韓国教育事情 コメント:(56)
盗んだ試験問題で2年半全校1位 母(48)は懲役4年6月、娘(18)は懲役1年・執行猶予2年(朝鮮日報)
娘が通う高校に無断で侵入し、試験の問題用紙を盗んだ母親と共犯の臨時教諭に実刑が宣告された。

 大邱地裁安東支院刑事1単独の孫永彦(ソン・ヨンオン)裁判長は14日、建造物侵入、業務妨害、特殊窃盗などの容疑で逮捕・起訴された48歳の母親に懲役4年6カ月、共犯で31歳の臨時教諭に懲役5年と追徴金3150万ウォン(約340万円)を宣告した。二人の犯行を支援した学校の事務職員(32)には懲役5年、追徴金3150万ウォンが言い渡された。3人の犯行を止めなかった学校事務室長(37)には懲役1年6カ月、盗み出した試験問題で試験を受けた高校3年生の娘(18)には懲役1年、執行猶予2年が宣告された。 (中略)

 母親は昨年7月4日午前1時20分ごろ、臨時教諭と共に慶尚北道安東市内のある私立高校職員室に侵入して試験の問題用紙を盗み出すなど、2023年から11回にわたり犯行を繰り返した疑いがある。事務職員は被告らが学校内に侵入することを事前に知りながらこれを黙認し、防犯カメラの時間記録に手を加え犯行の様子を削除していた。

 娘は盗み出した問題用紙とその回答を事前に記憶して試験を受け、高校在学中はずっと全校1位だった。娘も自ら問題用紙を盗み出す目的で1回職員室に侵入したことが捜査で明らかになった。

 数年にわたり続いた一連の犯行は昨年7月の期末試験期間中に発覚した。母親らが校内の警備システムを解除して職員室に侵入したところ、偶然システムが誤作動し全ての犯行が明らかになった。
(引用ここまで・太字引用者)




 韓国で去年一時期、かなりの話題になったのが「母親が娘の通う高校に侵入して、試験の問題用紙を盗み出し、娘に与えて毎回テストで満点を取らせていた」って事件。
 その事件の首謀者らに地裁判決が出ています。
 事件のあらましはこんな感じでした。

 該当高校の元教諭が自分のIDがまだ残っていることを利用して、母親と一緒に高校に侵入。
 事務職員は辻褄をあわせるためにデータを改竄。
 完璧な犯行だったのですが。

 なぜかシステムを切ったはずの防犯システムが誤動作して犯行が判明。
 韓国製の防犯システムのぼろさが致命傷になったのです(笑)。
 こうしたミスはKTXの脱線転覆とかにつながるんですが。



 たまにはいい方向に転じることがあるんですね。



 母親に盗んだ問題用紙を与えられていた娘は試験で毎回満点。
 この犯行が判明した直後のテストでは40点とかだったそうです。
 そりゃまあねぇ。

 で、その問題用紙を盗み出していた理由が周囲でまことしやかに語られていまして。
 「娘をなんとしてでも医者にさせたかったのではないか」と。

娘を医学部に行かせるためにここまで…」 “全校1位”の母親による試験問題盗難事件=韓国(中央日報)

 え? 高校時代の試験が満点でも入試試験はどうにもならないんじゃないか……ですか?
 現在の韓国の大学入試は推薦で7割以上が決まります。ソウル大学ですら8割が推薦とされています。
 なので、内申がよければそれでほぼ決まるのですよ。
 その内申点をよくするためには校内での試験が重要。

 医学部にさえ入ってしまえば、なんとか医者になれるのはチョ・グクの娘が証明していますね。



 といったわけなので、「医学部に入るのが人生の成功」になるわけです。
 そんな韓国での象徴的な事件であったといえるのではないでしょうかね。



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韓国の「人気塾講師」が模試問題を不正入手、入手のために数千万円を支払っていた……なぜそのような事件が起きるのか、解説します

カテゴリ:韓国教育事情 コメント:(50)
「カリスマ講師が模試問題を不正取引」…韓国で人気の現役講師ら46人起訴(KOREA WAVE)
韓国で大学修学能力試験(日本の大学入試センター試験に相当)に関連する模擬試験問題を不正に取引したとして、有名予備校講師ヒョン・ウジン氏(38)やチョ・ジョンシク氏(43)ら計46人が、最近、在宅起訴された。起訴された中には、首都圏の大手予備校2社や現職・元職の中高校教員も含まれる。

ソウル中央地検によると、ヒョン氏とチョ氏は現職教員らから模擬試験用の出題問題を受け取る見返りに、数千万ウォンから数億ウォンに及ぶ金銭を渡していたという。これにより、不正請託および金品等の授受の禁止に関する法律違反などの罪で起訴された。

ヒョン氏は2020年から2023年の間に、現職教師3人に対しておよそ4億ウォン(約4400万円)を支払って模試問題を受け取ったとされる。一方、チョ氏も現職教師らに計8000万ウォン(約880万円)を提供しており、その中にはEBS(教育放送公社)の教科書が発刊される前に、未公開問題の提供を依頼した行為も含まれているという。これは背任教唆にあたると検察は判断している。
(引用ここまで)




 人気講師が模試問題を事前に買収していた、とのニュース。
 最大で4年間で3人に計4億ウォンを支払っていた講師もいたと。
 1年にひとりあたり350万円くらいを渡していたってことになるか。

 え、意味が分かりませんか?
 韓国では塾講師ってのは人気職業なんですよ。タレント並、もしくはそれ以上。
 年収200億ウォンとも300億ウォンともされています。

 なんでそんなことになるかっていうと、「今年の修能試験はこんな方向になる」って分析をして、生徒に1点でも多く取らせることができるから。
 医学部志望だとは1点の差が生涯を決定することが多々あるのですね。
 といったわけで、「講師」っていうよりも「予想屋」の側面が大きいのです。



 で、修能試験までに模試があるのですけども。
 講師の実力を測るのに「模試の問題をどれほど傾向として捉えられていたか」が問われるのですね。
 「今度の模試ではこんな問題が出るぞ」と予測して、どれだけ当てられるかが講師の実力となるのです。

 ……といったわけで年収1億円とかの高収入講師だったら、こうして模試問題を入手するために数百万円ほどばらまくのなんてどってことない「投資」となるわけです。
 「あいつの予想が当たったぞ!」、「また当たった!!」ってなって評判が評判を呼び、さらに収入は増えてなんなら独立もできるようになる。
 「予備校から呼ばれる」立場から、「予備校を選ぶ」立場になれる。
 韓国がよく言うところの「ルールを作る立場になれる」ってヤツですわ。

 まあ、それが実力じゃなくてインチキだってだけの話だったのさ。
 全員がそうしているわけではないでしょうけどね。



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20年前、韓国の名門科学高校に「物理四天王」が入学! → 20年後 → うち、3人は医者に。残りのひとりも米MITに活躍の場を移してしまい、韓国科学界で働く四天王はゼロに

カテゴリ:韓国教育事情 コメント:(65)
「物理4大天王」は去ったが··· 今日もK研究室の電気はつきます。 「超格差科学人材1万人プロジェクト」(ソウル新聞・朝鮮語)
2003年、大田科学高校の新入生の中には「物理4大天王」と呼ばれた4人がいた。 約20年が経った今、国内の科学界に残っている人はいない。 3人は医大・韓医大に進学した。 残りの一人であるチェ・スンウォン教授が科学者の道を歩んでいるが、韓国ではなく米国マサチューセッツ工科大学(MIT)にいる。 高校卒業後、米国の大学に進学したチェ教授は「韓国にいたら科学で進路を決めるための真剣な悩みがあっただろうか」と話した。

韓国科学技術界の人材不足と人材離脱が当然のことと見なされて久しい。 科学英才の大半の第1志望は医学だ。 科学界に残った修士・博士研究人材は海外に出る。

ソウル大学工科大学の金英五(キム·ヨンオ)学長は31日、「ソウル大学工学部の入学定員850人のうち、毎年100人以上が医学部進学のため、1年生の時に学校を去る」と述べた。 (中略)

ソウル新聞は新年の話題として「超格差科学人材1万人プロジェクト」を提案する。 毎年10万人ずつ入ってくる大学理工系新入生のうち、10%だけでも才能が花開くように育てようという趣旨だ。

黙々と研究室を守る人々の声をその出発点にした。
(引用ここまで)




 韓国には「科学高校」と呼ばれる20校ほど設置されている特別な高校が存在しています。
 当初理念としては「国の根幹である科学を学び、国に貢献する」ってものだったのですが。
 現状は単に大学進学率の高い高校になっています。
 飛び級で大学に進学するなんて学生もちょこちょこいるらしいですね。

 で、2003年に大田(テジョン)科学高校に「物理四天王」って呼ばれる学生がいたんですって。
 22年後のいま、その「物理四天王」のうち科学に携わっている人はひとりだけ。
 3人は医学・韓医学(韓国版漢方)に進み、ひとりは科学界にいるもののアメリカのMITで教鞭を執る教授になっているとのこと。
 MITの教授かぁ。ガチで優秀だったんでしょうし、「科学者になる」って夢を捨てられなかったんでしょうね。
 親族からの「医学部に行け」ってプレッシャーもあっただろうなぁ。



 まあ、こんな感じで実際に医学部・医療関連(医歯韓薬獣=医学部、歯学部、韓医学部、薬学部、獣医学部)に向かうわけです。
 ソウル新聞はこの「韓国国内の科学者シリーズ」をやってまして。
 こんな記事もあります。

「医学部へ?それとも米国へ?」K科学者の岐路が繰り返された(ソウル新聞・朝鮮語)
ソウル新聞が国内外の理工系研究者と現業従事者の計20人に対する深層インタビューを分析した結果、科学人材が新進科学者を経て成長するまで、随所には分かれ道が置かれていた。 まず、科学者になりたい青少年の最初の選択は学部で分かれる。 理工系志望の高校生たちは大学入試で▲自然·工学系列進学▲「医歯漢薬水」などメディカル系列に分かれる。

理工系学部の中でも「n回受験」による離脱が発生する。 相当数が大学修学能力試験を再び受けて、医薬学系列に再挑戦する。 4大科学技術院(光州・大邱慶北・蔚山・韓国)だけを見ても比率は相当だ。 4大科学技術院によると、2024年に科学高校・英才学校出身で科学技術院から途中で離脱した学生77人のうち32人(42%)は医薬学系列に進学した。

メディカルへの最大の理由は、職業の安定性だ。 工学部卒業後、歯科大学院に進学し、歯科医師として働く李某氏(41)は、「専門職は定年制限もなく、ワークライフバランスが可能だ」とし、「身を削って研究をしてもそれほど社会的認識が高くはないので、人を惹きつける要因にはならない」と話した。
(引用ここまで)

 「優秀ならまず医学部」
 「一度理工学系を卒業してもそこからまた医学部」

 まあ、韓国社会だったらそうなるわな。あとロースクールに行って弁護士等になるって選択も最近はあるようで。
 これも「定年がない」ってのが大きな理由でしょうね。

 大企業に就職できて研究職に就けても、実質45歳定年制度に怯え続けなければいけないわけで。
 だったら頭のよさを活かして定年のない「医者」か「弁護士」が選択肢になるってのも当然でしょう。
 いろいろと行きづらい社会よね。



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韓国の大学試験問題で「英語の問題が難しすぎた」として非難集中、試験所管の責任者が辞任を発表へ……競争社会だからこその風景ですね

カテゴリ:韓国教育事情 コメント:(46)
韓国大学入試の英語、異常なほど難しいと批判噴出 責任者が辞任(BBC)
韓国の大学入学共通テスト「大学修学能力試験(スヌン)」の英語科目は、問題が極めて難しいことで悪名高い。今年の試験についてはその難しさが激しく批判され、試験の責任者が「混乱」の責任を取るとして辞任する事態となった(※試験問題の一つと解答は、この記事の文末に例示)。

試験を所管する韓国教育課程評価院は10日、呉承杰(オ・スンゴル)院長が辞任したと発表した。呉院長は、問題の難易度が「不適切だった」との批判を真剣に受け止めているとし、問題は何回か修正したが「不十分だった」と述べた。

今年の問題で最も難解とされた中には、イマヌエル・カントの法哲学に関するものや、ゲームの関連用語が出てくるものがあった。

ゲームに関する問題は、英語の文章を示し、それを別の文章の段落のどこに入れるのが最適かを問うものだった(※この問題と答えは、この記事の下部に掲載)。配点は3点だった。 (中略)

受験生は70分間で45問に挑む。英語で最上級の成績を得たのは、昨年は受験生の6%だったが、今年はわずか3%強だった。

多くの人が、この問題や他の問題での言葉の使われ方を批判した。掲示板サイト「レディット」には、「気取った話し方」、「コンセプトやアイデアがうまく伝わらないひどい文章」などとする投稿があった。
(引用ここまで)




 韓国の共通テストにあたる修能試験が先月行われまして。
 まあ、いろいろと悲喜こもごもあったようです。
 そんな中、「英語の試験問題が難しすぎた」として糾弾されて試験を所管する韓国教育課程評価院の院長が辞任することになったと。

 記事の最後(引用外)に実際の問題があったのですが。
 「(3)……いや、(4)? ええっと、この文章が差し込まれるんだから(3)でいいか?」ってなったんですけどね。
 正解、不正解にかかわらず、こんな風にして時間取ってる時点で終わり。
 しかも、VRとかにちょっと造詣があるから概念的に分かるって部分も大きい。
 これ、ゲームとか理解していなかったら飛ばす問題かもしれないですね。

 かなり難易度高いなぁ。
 こうした問題が韓国では「キラー問題」として扱われていました。



 いわゆる「落とすための問題」ですね。
 ユン政権時代に「キラー問題は塾に行った人間しか解くことができない」として、修能試験でキラー問題を取りやめる方向に転換しています。



 ただまあ、キラー問題がないと「一定以上の勉強をしたら満点になってしまう」可能性が出てくるわけで。
 ま、どっちにしても高偏差値の人々の場合、問題の傾向が得意分野か否かでだいたい決まってしまう部分はあるのですが。
 そのハードルがとてつもなく上がっているのが韓国の実情ってことです。

 「1993年以降、修能試験の責任者が任期をまっとうできたのは3人だけ」ってのがなんというか。
 「競争社会・韓国」を象徴していますね。
 一応、「問題が難しすぎて辞任」ははじめてのことだそうです。




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韓国メディア「我が国でエコーチェンバーで陰謀論が流行るのは韓国人の読解力が低いからでは?」……あ、ようやくそこにつながりました?

アルゴリズムに閉じ込められたまま落ちるリテラシー··· 政治まで「陰謀論」に惑わされる(ソウル新聞・朝鮮語)
見たいものだけ見て、信じたいものだけ信じる。 「アルゴリズム」が占領した時代の人間の断想だ。 同じ信念を共有する人だけがいる「反響室」に閉じ込められ、そこで通用する情報だけが真実だという確信に捕らわれる。 他の考えや意見は全て「偽物」と片付ける。 宗教に近い強力な信頼を背に、正体不明の陰謀論が横行する。

昨年、ユン・ソンニョル前大統領の非常戒厳宣言後、韓国社会は極端に分かれ、接点のない葛藤を繰り返した。 対話と妥協の代わりに敵対とテロが蔓延したこの時期は、韓国史に拭えない傷になるものとみえる。 韓国の根深い政治·社会構造を越え、問題の原因を根本的な「リテラシー」(リテラシー)次元で指摘しなければならないと専門家たちは口をそろえる。 これは特にユーチューブをはじめとするアルゴリズム基盤プラットフォームの影響が大きくなる時代にさらに重要だというのが彼らの診断だ。

リテラシーは文を読んで理解する能力をいう。 それを「受け入れる」力量を説明することにとどまらない。 受け入れた情報を批判的に読解し、再構成することまで含めた概念だ。 (中略)

昨年末、経済協力開発機構(OECD)で発表した「2023国際成人力量評価(PIAAC)」報告書には韓国人が受け入れるには多少衝撃的な内容が含まれた。 報告書によると、韓国成人のリテラシー点数は500点満点で249点だ。 31の参加国のうち22位にとどまり、OECD平均260点にも及ばなかった。

年齢別では16~24歳のリテラシーは276点でOECD平均(271点)よりむしろ高く、25~34歳も272点でOECD平均と同じだった。 中高年層になるほど格差が大きかったが、韓国の55〜65歳の成人の平均リテラシーは217点でOECD平均(241点)よりなんと24点も低かった。

さらに大きな問題は、韓国の成人の読解力がますます落ちていることだ。 1次調査(2013~16年)より24点も下がった。 韓国と共に同期間、成人の読解力が20点以上落ちた国はスロバキア(20点)、ニュージーランド(21点)、リトアニア(29点)、ポーランド(31点)ぐらいだ。 (中略)

「エコチェンバー」現象はアルゴリズム時代の代表的な影だ。 反響室の中で個人は既存に持っていた信念が繰り返され、むしろ増幅されることを経験する。 その中で接する情報が事実でない可能性を見ずに批判なしに受け入れた後、再び広める。 根拠のない陰謀論が力を得る背景には、このような構造が隠れている。
(引用ここまで)




 韓国人の読解力が10年前よりも大きく下落したことは何度かお伝えしています。
 OECDが行った「読解力」、「数的思考力」、「状況の変化に応じた問題解決能力」を計るためのテスト、PIAACで韓国人はどれもOECD平均以下。
 それぞれのテストで31カ国・地域中22位、23位、24位でした。



 中でも読解力の低さにかなりのショックを受けたようです。
 PIAACでは問題のレベルを1〜5に分けて、それぞれのレベルにどれだけの到達者がいるかを計測しています。

 たとえば数的思考ではレベル1が簡単な四則計算。
 レベル3は複数のデータソースの使用、統合、操作を必要とする数学的分析が可能。
 レベル5では数学的情報を分析、評価、推論して批判的に考察が可能、といったところ。

 レベル1は小学校低学年、2は高学年〜中学生、3は中学3年〜高校レベル、4は数Ⅲ〜大学生レベル、5は大学生〜院レベルかな。
 4以上で「人に教える職業に就ける」ってイメージをしてもらえれば、そう遠くないかなと思います。



 韓国の場合、読解力でレベル1以下が31%。レベル2が37%。レベル3で27%、レベル4以上は6%でした。
 OECD平均と比較するとこんな感じ。

●読解力
   Lv1未満 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4以上
韓国 9%  22%  37% 27%  6%
平均 9%  17%  31% 31% 12%

 え、日本ですか? ……日本出すの?
 いや、いいけど。

   Lv1未満 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4以上
日本 4%   7% 24% 42% 23%

 日本は平均点で31カ国・地域中2位。レベル4以上の多さでも2位。
 数的思考力でも2位、2位。状況の変化に応じた問題解決能力で1位(同率)、2位。
 すべてのテストでレベル1以下がもっとも少ない国との結果でした。

 さて、冒頭記事は「こんな読解力だからエコーチェンバーに陥って、大統領まで陰謀論にはまるのだ」といった批判的なものなのですが。

 まあ、言っていることはもっともなので放置でよいと思うのですが。
 個人的にこの図に大受けしました。

スクリーンショット 2025-09-20 18.14.03.png

 グラフの上、灰色が前回の2013年から行われたテスト結果。
 黄色が2023年のテスト結果。
 上からフィンランド、ニュージーランド、アメリカ、スロバキア、韓国、スペイン、イタリア、リトアニア、ポーランド。
 1位のフィンランド以外は「第1回から成績が下落した国」をピックアップしているのですが。
 ここでも2位の日本を無視。

 PIAAC関連の記事で日本が出てきたことないんですよね。
 なんか各社で報道協定でも敷いているのかってくらいに「2位、2位、1位の日本」が出てこない。なんなら日本が同率1位になっている問題解決能力に言及しないまである。
 まあ、そうした現実を見たくはないのでしょうね。

 彼らの中では「永遠のライバル」らしいですから(平均で20位差)。



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韓国の理系高校からも理工系大学に進まず、医者になろうとする学生が増加……「理工系大学はソウルにキャンバスがないのも大きな原因」とのこと

韓国・科学高、英才高からKAISTへの進学率が低下…医大・名門大への進学が加速(KOREA WAVE)
韓国では、科学高校および英才高校を卒業しながらも、理工系特性化大学への進学を選ばない生徒が増加している。これらの高校は本来、優秀な理工系人材の育成を目的に設立されたが、現状では科学者よりも医師の道を選ぶ傾向が強まっている。 (中略)

これまで科学高校・英才高校出身者の進学先で最も多かった韓国科学技術院(KAIST)は、今年は2位に後退。入学者は548人で、前年から15人減少した。KAISTのほか、蔚山科学技術院(UNIST)、光州科学技術院(GIST)、大邱慶北科学技術院(DGIST)、浦項工科大学(POSTECH)、韓国エネルギー工科大学など、理工系特性化大学6校への合計進学者数は986人となり、初めて1000人を割った。全体に占める割合も36.9%から35.5%へと1.4ポイント下落した。

一方、最も多くの科学高校・英才高校出身者が進学したのはソウル大学で、全体の20%にあたる554人が入学。前年の503人から51人増加した。次いでKAIST、成均館大学(224人)、POSTECH(173人)、延世大学(163人)と続き、上位5大学中、非理工系特性化大学が多数を占めている。

いわゆる「SKY大学」と呼ばれるソウル大学・延世大学・高麗大学への進学者は、前年の825人(29.7%)から850人(30.7%)に増加した。また、上位10大学には、成均館大学、漢陽大学、中央大学といった医学部を持つ非理工系大学が含まれており、医学部人気が進学傾向に影響していることがうかがえる。 (中略)

教育関係者は「科学高校・英才高校では医学部進学を抑制するため、奨学金の返還や支援金の回収といったペナルティを科しているが、それでも進路変更を防ぎきれていない。理工系人材の育成という設立目的に沿うためには、より実効性のある対策が必要だ」と指摘している。
(引用ここまで)




 韓国には「科学高校」なるものがありまして。
 理系に特化した英才教育を行う場所として知られています。
 高2までのカリキュラムを終えると、早期卒業制度を利用してKAIST(韓国でトップとなる科学系大学)に進学するのがパターンでした。

 その科学高校から科学系大学に生徒が進学しなくなった、とのニュース。
 ……そりゃ、まあそうでしょ。
 研究系に進んだところで、コンスタントに結果を出さなかったら45才実質定年制度に引っかかるのは変わらないんですから。
 進学先が医学部のある大学中心になるのも当然。

 以前も大学の半導体関連学科は何度も追加合格を出して定員を補充しているって話がありました。



 これらの大学では「卒業後、半導体関連企業への就職が確約されている」にもかかわらず、です。



 まあ、45才で肩を叩かれる研究職よりは、そりゃ医者になろうとしますよ。
 大学病院には定年があったとしても開業しちゃえば70歳になってもまだ働けるわけですから。
 「韓国で一番勉強ができる」層にとって、医学部以外の理系なんて進む意味がほとんどない。

 「奨学金を取り上げるぞ!」って言われても、高校の奨学金なんてたかがしれてますしね。
 医者になったら即返済可能なレベルでしかない。

 あと理系大学の多くがソウルにキャンバスがないってのも原因だとされています。
 KAISTは韓国で第4の都市となる大田、POSTECHはポスコが設立したのでその地元である浦項。
 ま、ド田舎でないにしても大学と院の6年間を過ごすには辛いってところでしょう。

 偏差値とかも国立の釜山大学よりもソウル市立大学のほうが上位にあったりします。
 20歳前後の6年間、韓国の地方都市で過ごせっていうのもきつい話なんでしょうね。

 韓国人にとって常に第1選択肢は「ソウルにある医学部」なんですよ。
 それ以外でも医学部ならよし。
 それ以外の学部ならせめてソウルにあってほしいっていう。
 科学高校については「トップの勉強させてくれてありがと!」くらいの認識なんだろうなぁ。



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韓国で「ハーバード、UCLA卒業」と自称して本を書いていた人物、「学歴はすべて偽」だった……あ、韓国ではよくあることです

自称「ハーバード・UCLA卒、米国公認臨床心理学博士」の韓国人作家が死亡、経歴や書籍の推薦文も虚偽だった(朝鮮日報)
 11日、朝鮮ドットコムの取材を総合すると、『賢明な親は適当な距離を置く』の著者キム氏が前日死亡した。正確な死因は明らかにされていない。 (中略)

 著者のキム氏は、書籍と広報資料を通じてハーバード大学心理学、脳科学学士、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)臨床心理学博士、米国公認臨床心理学者だと自己紹介していた。しかし、オンラインコミュニティーを通じて、キム氏の論文と学位が検索してもヒットしないと指摘され、彼の経歴に対する疑惑が拡散した。

 これに対して出版社側は「ネット上の記録で著者がソウル市教育庁や最高検察庁などで講義したことを確認し、該当機関で講師の経歴を検証したものと判断した」と説明した。また「契約前に著者の事務所でミーティングを進めた際、ハーバード大学を含むさまざまな機関で発給された証明書が置かれていることを確認した」とし「周辺の臨床心理専門家の間でも高い評価を受けており、著者の履歴が偽りである可能性を一切把握できなかった」と話した。

 書籍の広報に利用された推薦状も問題視された。ハーバード大学教育大学院のハワード・ガードナー教授、イェール大学感性知能専門研究委員のデビッド・カルーソ、UCデービス(カリフォルニア大学デービス校)心理学科のディーン・キース・シモントン教授が同書籍を強く推薦したとあるが、あるネチズン(インターネットユーザー)が直接同教授宛てに電子メールを送って確認したところ、推薦状は書いていないという回答を得た。

 出版社側は「書籍に収録された推薦文は著者から受け取り、収録した」とし「著者は交流している指導教授や学界関連の人物から英文で推薦文をいただくと言い、その後、推薦文が送られてきた」という。さらに「当時はすでに著者と長く意思疎通を交わしていたため、著者を信頼していた。著者は随時進行状況を共有するなど、通常通り手続きが進行中であるかのように装っていたため、推薦文が本物かどうかを疑う思いすら湧かなかった」と話した。
(引用ここまで)




 韓国では学歴詐称はよくあることです。
 いや、本当によくあるのですよ。

 アメリカに留学していた韓国人女子校生が「スタンフォードとハーバードの両方に合格して、両方から来てほしいと懇願されている。しかたないので2年ずつ通うことにした」なんて言い出したことがありまして。
 全部嘘でした。



 チョ・グクの娘のチョ・ミンが論文の第1執筆者だったなんてのも学歴詐称の一種ですね。
 現在のイ・ジェミョン政権下で首相に指名されているキム・ミンソクの息子も同様に「論文を書いた」としているのですが、これもおそらくは嘘。

次期首相候補・金民錫の息子「高3時に香港大学で半年インターンしながら論文を共同執筆」→高校側「海外インターン休学は許可していません」【独自】(朝鮮日報)

 まあ、よくあることです。



 あとアメリカの韓国系ですが、トランプ政権入りした女性がやらかしていたなんてのもありました。

ワシントンをひっくり返したミナジャン……タイム誌表紙・ハーバード学歴偽造発覚(ソウル新聞・朝鮮語)

 なんでこんなことが起こるかというと、韓国では「学歴こそが最大のマウント要素」だからなのですね。
 ソウル大学に入った人間は誰よりもえらい。
 でも、アメリカやイギリスの名門大学に入ったほうがさらにえらい……なんてことになるわけです。

 自らを大きく見せるための威嚇要因とでもいいますか。
 本当によくあること。
 なので、上にある第1次トランプ政権時代の韓国系女性の学歴詐称も「まあ、韓国系ならやるでしょ」くらいの気分でピックアップしてなかったと思うのです。
 韓国慣れしすぎているのよろしくないですよね(笑)。



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 中味は長編記事。最新の記事は「 イ・ジェミョン大統領、就任と同時に報復を開始! 」となっています。


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