医学部の増員によって、工学部人材の窮乏状況が現実化する兆しを見せている。 最高科学人材が集まるKAISTなど4つの科学技術院の2025学年度定時志願者が昨年対比急減したことが分かった。 医科大学の定員が一気に1509人増えると、最上位圏の学生が大挙医薬学系列に集まったためだ。 今年、定時医学部の志願者は6年ぶりに1万人を超えた。 高級頭脳を育てる科学技術院まで「医大増員後の暴風」に包まれ、未来科学技術人材確保に非常事態になったという憂慮が出ている。
7日、鐘路学院によると、KAISTなど4つの科学技術院の2025学年度定時募集志願者は4844人で、前年(6743人)比28.2%減少した。 学校別に見ると、KAISTに志願した受験生は1333人で、昨年(2147人)より37.9%減少した。 募集人員が20人から15人に減少したが、志願者がさらに大幅に減り、競争率は107.35倍から88.87倍に低くなった。
光州科学技術院(25.2%)、UNIST(蔚山科学技術院·23.0%)、大邱慶北科学技術院(22.7%)なども志願者が大きく減少した。 2022年に開校した韓国エネルギー工科大学は開校当時、定時志願者が953人に達したが、今年は281人で70%急減した。 昨年(401人)と比べても29.9%減少した。
科学技術院と韓国エネルギー工科大学は、世界最高水準の科学技術人材を養成する特殊目的大学だ。 定時募集で郡別に1回ずつ、計3回だけ志願できる回数制限がない。 このうち、登録禁止規定も適用されず、他の大学の随時募集に合格した受験生も定時に志願できる。 鍾路学院は「回数制限がないにも関わらず志願者が急減したのは科学技術院などに対する関心と選好度自体が低くなっているという意味」とし「医薬学系列などに重複合格した学生たちが登録をあきらめ追加合格が大きく増えるだろう」と展望した。
科学技術院の人気下落は医学部選好現象の影響が大きいという分析だ。 特に今年、医学部の定員が増えたのが決定的だった。 最上位圏の学生が医学部に集中したためだ。 鐘路(チョンノ)学院によると、2025学年度の医学部定時志願者は前年より2421人(29.9%)増加した計1万519人に達した。
(引用ここまで)
今年の修能試験でKAISTをはじめとした科学系大学への入学志望がぐっと減ってしまったとのニュース。
KAISTは韓国における科学系大学の最高峰で、授業はすべて英語。
そもそもがTOEFL80点以上が入学条件とされているそうです。
ざっくりとですがTOEICなら800点台以上、英検なら準一級くらいか。
正直、卒業者にどんな人がいるとか知らないのですが、まあ韓国企業なりなんなりで技術職として働いているのでしょうね。
ただ、今年から医学部の定員増加があったために、そうした科学系大学の人気が一気になくなったと。
KAISTは志望者37.9%減。
倍率は107.35倍から88.87倍に。
まあ、予測できたことではありますね。
科学系大学って医学部に受からなかった人たちの受け皿くらいの扱いなんですよ、韓国では。
もちろん、最初から志望する学生もいないわけじゃないでしょうが、大まかな構造としては「医学部に届かない人」向けでしかない。
そりゃあ、KAIST卒業したところで45歳定年制度におびえながら成功を続けないといけない研究職になるしかないわけですからね。
それに比べたら初期こそインターンで丁稚奉公しなくちゃいけなくても、最終的には開業医として定年もなく診療を続けられる医者になれる医学部を選ぶでしょうよ。
狭き門としてかつてなら諦めていたものが、定員1.5倍になったわけで。
そりゃまあ、KAISTなんかに行くわけないよねっていう。
非資源国としては亡国の道筋をたどっているようにしか見えないのですが。
Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex
