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カテゴリ:ロンドンオリンピックの記事一覧

U23サッカー韓国代表が獲得したロンドン五輪の銅メダル、韓国サッカー協会の「審判への性接待」で剥奪の可能性も……IOCは不法行為への時効を認めておらず、13年前の女子陸上選手の銀メダルが剥奪された実例も

「審判性接待」ロンドン五輪銅メダル剥奪? 韓国サッカー最大の名誉失墜(デイリーアン・朝鮮語)
今回明らかになった審判性接待は懲戒綱領上最も重い犯罪項目である「勝負操作および買収」、「賄賂授受」に直結する。 しかし司法的·行政的処罰措置は現実的に難航が予想される。 FIFAの規定上、審判買収関連懲戒の公訴時効は5年で、すでに満了している。 大韓民国刑法上でも性犯罪公訴時効(5〜7年)が過ぎて刑事告発および公訴提起が不可能だ。 正式な調査が行われても、国際サッカー舞台での実質的な懲戒よりは深刻なイメージ失墜と道徳的打撃に終わる可能性が高い理由だ。

問題はIOCの立場だ。 時効が過ぎて処罰を免れたFIFAと違って、IOCの基準はレベルが違って厳しい。 IOCは五輪大陸予選の試合であっても、審判買収や性接待など深刻な不正行為の情況が事実として立証される場合、五輪本選で収めた成績とメダルを電撃剥奪するという原則を明示している。

特にIOCは公訴時効という概念自体を置かない。 事件がいくら古い過去のことであっても、五輪の公正性を毀損した不正行為が摘発されれば、数十年前の記録であっても、直ちに抹消してメダルを剥奪する厳罰追徴の基調を維持してきた。

もしIOCが今回の2012ロンドン五輪アジア予選の審判買収の件を問題視して調査に着手し不正行為を確定した場合、2012ロンドン五輪本選3位決定戦で宿敵日本を破って獲得した韓国サッカー史上初の「五輪銅メダル」が剥奪される悲劇を迎えることができる。

今回の事態で、韓国サッカーはこれまで国際舞台で築いてきた信頼と地位が一瞬にして地に落ちた。 15年前の過去の慣行という言い訳の裏に隠すには、事案の重さがあまりにも重い。 スポーツマンシップの根幹を揺るがした審判買収疑惑と、それによるIOCのメダル剥奪の可能性という爆弾を抱えた大韓サッカー協会が、初めての事態をどのように収拾するか、スポーツ界の視線が集中している。
(引用ここまで)




 大韓サッカー協会がワールドカップ予選、ロンドンオリンピック予選を裁くために訪韓した審判を「韓国のマッサージ店」で接待した件。
 2014年のブラジルワールドカップにおけるアジア3次予選で1試合。
 ロンドンオリンピックの予選で2試合。
 親善試合で4試合。計7試合で「接待」を行い、5勝2分。

 ロンドンオリンピックの予選では、最終予選の初戦となる2011年9月21日、対オマーン戦。2-0で勝利
 および、最終戦となる2012年3月14日のカタール戦。0-0でドロー。

 ふたつの「重要な試合」に接待を突っこんできたってことですか。
 特に初戦となるオマーン戦で勝てたのは大きいですね。ここで負けていたら、もしくは引き分けであったらオマーン代表が勝ち抜けていた可能性があります。

 スケジュールを見ても「やり慣れているなぁ」ってところですね。
 初戦、最終戦という本当に重要な2試合でやっているわけで。



 韓国代表の最終予選での成績は3勝3分で勝ち点12。
 2位のオマーンは2勝2敗2分の勝ち点8。
 初戦のオマーン戦での勝利が効いているのがわかります。
 韓国代表は2位になってプレーオフに廻っていた可能性は充分にあったのです。
 「接待」の勘所をわきまえている。
 ノウハウがあったのでしょうね。

 この結果をIOCがどのように扱うか。
 メダル剥奪があってもなんの不思議もありません。
 いまのところメダル剥奪まで一番長い期間をおいている実例を見てみましょうか。
 ロンドンオリンピックの女子800mで銀メダル獲得した選手が、12年10ヶ月後にドーピング検査で剥奪されています。

グリエフの銀メダル剥奪 陸上(朝日新聞)

 そもそもの銀メダルも1位の選手によるドーピング発覚で繰り上がったものだったのですが。
 ま、ロシアの選手ならしかたない。

 このようにIOCは基本、違法行為に対する時効を認めていません。
 奇しくも上の例はサッカー韓国代表(U23)が銅メダルを獲得したロンドンオリンピックでのものですね。
 さてはて。



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ロンドンの銀メダリスト、パク・テファンがメダル報奨金をもらえずに通販番組に出演

競泳:朴泰桓、メダル褒賞金もらえず通販番組に出演!?(朝鮮日報)
> 韓国競泳界のスター、朴泰桓(パク・テファン)=23、檀国大大学院=が、栄養ドリンクの通販番組に出演したことと、大韓水泳連盟からロンドン五輪のメダル褒賞金が支給されていないことが、海外メディアに報じられた。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル・アジア版は23日「五輪の英雄に対する処遇にファンたちが怒っている」として、朴泰桓をめぐる最近の韓国の世論を伝えた。

 同紙は「『マリンボーイ』との愛称で親しまれている朴泰桓が先週、テレビの通販番組に出演し、1時間にわたり健康補助食品を宣伝した。このような番組に 出演するのは、広告効果が落ちた有名人が、金が必要になった際に使う手のように映る」とつづった。また「朴泰桓が通販番組に出演して以来、大韓水泳連盟の ウェブサイトには、連盟を非難するファンたちの書き込みがあふれている」と報じた。

 同紙は「大韓水泳連盟が朴泰桓に対し、今年初めまでに支給するはずだったロンドン五輪銀メダルの褒賞金約5000万ウォン(約420万円)を支給しな かったため、こうした事態が起きた。韓国メディアは、朴泰桓が五輪後に水泳連盟の主催するイベントに出席しなかったため、連盟側との関係が悪化したと推測 している」と続けた。

 また、同紙は「朴泰桓はこのような状況でも楽観的」だとして、朴泰桓が先月インターネットのファンクラブサイトに寄せたコメントを紹介。このコメントで 朴泰桓は「褒賞金をもらえなくて気分が悪いとか悔しいといった気持ちは全くないが、父や支援チームのトップを通じて(連盟から)連絡が来ていれば、互いに すっきりしたのではないかと思う」と心境を語った。

 ウォール・ストリート・ジャーナルは、朴泰桓が昨年秋にスポンサーのSKテレコムとの契約延長に失敗した上、新たなスポンサーが見つからずに苦労しており、自費で練習費用を賄っていることも紹介した。
(引用ここまで)

 パク・テファンといったら、確かまだ大学生くらいの年代でまだまだ現役。少なくともリオオリンピックまでは行くだろうし、下手をしたらその次まで可能性はあります。
 それが通販番組のコメンテーター。
 メダル報奨金ももらえず、スポンサーも撤退、自費で練習費用捻出……か。
 個人的にはメダリストにしろ、国会議員にしろ最低限暮らせるくらいの年金なりなんなりは与えたいと個人的に思っているのです。
 それだけの仕事は充分にしていると思うので。

 ただ、このパク・テファンという選手、韓国水泳界にとってかなりの異端児というか、突然変異なのですよね。
 以前も日本代表と合同練習とかやっていましたはずです。
 ま、「合同練習」というよりは、日本代表の練習に参加という形だったのですが。
 要するに韓国国内じゃ練習環境がどうにもならないのです。
 現在も練習拠点はアメリカ。

 そのあたりが韓国水泳連盟にとって気に入らない部分でもあるのでしょうね。
 それにしても、メダル報奨金を渡さないとかすごいなぁ。
 儒教的とでもいうべきか。
 佐藤次郎への扱いをふと思い出しましたね。パク・テファン本人が明るくやっているというのがまだ救われますが。



IOC「韓国五輪委に警告を与えた」 → 韓国「ねんがんの銅メダルを取り戻したぞ!」

独島セレモニーの朴鍾佑帰国 半年越しのメダル授与へ(朝鮮日報)
IOC issues warnings to footballer Park, Korean NOC(IOC)

 韓国の報道は主従が逆なのですよね。
 IOCのリリースを見ても分かりますが、「IOCはパク・ジョンウと韓国オリンピック委員会に対して、ロンドンオリンピックにおいて行われた不適当な行動に対して強い警告を与えた」が主なのですよ。
 で、「IOCはKOCに対して競技者に向けてIOC憲章を遵守するよう教育をすることを求めた」という一文がきて、最後に「式典などを行わないことを条件にパクに対して銅メダルを与える」ときているわけですよ。
 もっとも重要なのは警告が与えられたということ。
 実際のプレスリリースを見ても、ボールドで書かれているのが「警告」なのです。
 ま、韓国にとっては「銅メダルを取り戻した!」ということがなによりも大事なのでしょうが。
 FIFAのときと同じで君たち「IOC憲章違反」っていう有罪宣告受けてるから。

「独島パフォーマンス」のパク・ジョンウに対してFIFAは2試合の出場停止と、韓国サッカー協会に注意処分を科す

五輪サッカーで竹島メッセージの朴鍾佑,2試合出場停止と罰金(ロイター)
「独島メッセージ」韓国選手 出場停止に=FIFA(聯合ニュース)
Korea Republic’s Park Jongwoo suspended for two matches(FIFA.com)
>ロンドン五輪サッカー男子3位決定戦で日本を破った直後に韓国代表の朴鍾佑(パク・ジョンウ)選手が政治的メッセージを掲げた行為に対し、国際サッカー連盟(FIFA)は2試合の出場停止処分を下した。
FIFAはスポーツ精神に反した行動を取ったとして、朴選手に3500スイス・フラン(約31万円)の罰金も科した。同選手は竹島(韓国名は独島)の韓国領有を主張するメッセージを掲げた。

このような行為が繰り返された場合、より厳重な措置を講じるとFIFAは韓国サッカー協会に対し警告した。
(引用ここまで)

 韓国のマスコミでは「この2試合の出場停止は軽い処分だ、銅メダル授与は確定的」としてますが……どうでしょうかね。

 2試合の出場停止、というところにちょっと意味がある気がしています。

 FIFA.comの文章の最後に「According to art. 118 of the FIFA Disciplinary Code, this decision cannot be appealed against and is therefore final and binding.」とありまして、簡単に訳すと「118条の規定により、この決定に関して上訴を受け付けず、最終的に決まったものであり拘束力を持つ」と いうことです。
 というのはFIFA規定では3試合以上の出場停止となると、抗議することができるのですよ。FIFAが抗議を受理すると処置はいったん棚上げにしなくてはならないという規定がありまして。
 そうなるとこの処置をまた止めなくてはならない。つまり、IOCに処分内容を送ることができないのです。
 FIFAが「処分を固定する」ことを急いだという気がします。

 そして他の処分、たとえば暴言や暴力行為で「クラブには注意処分が行われた」というのは普通にあるのですが、「次にやったらさらに重い罰を科す」とわざわざ書いているのはちょっと目にしたことがないです。
 FIFA.com曰く、「The Korea Football Association was warned that should incidents of such nature occur again in the future, the FIFA Disciplinary Committee may impose harsher sanctions on the Korea Football Association.」――「韓国サッカー協会は将来においてこのような事象が生じないように注意しなくてはならない。さもなくばFIFA懲罰委員会 はさらなる罰を科すであろう」というところですか。
 この中のharshというのがかなり強い単語です。
 なので、これを「軽い処分だ」としているのはちょっと意味不明かなぁ……と個人的には感じます。

 そもそもが「独島パフォーマンスをしたのは違法な『政治行動』である」ということが認定されているんですが。
 逆にいえば、この処分が行われたことによってFIFAが竹島は領土紛争地域であると認めたというわけですよ。韓国としては「これは『ソウルは我が領土』と言っているのと同じだ!」だったはずなのに、有罪判決ですよ?
 正直、これで「軽い処分」とか「ほぼ無実」と言っているのなら「脳天気だなぁ」としか思えません。
 IOCの処分はまた別の話ですしね。

パク・ジョンウの独島プラカード、FIFAが行うのは懲戒の有無、軽重のみでメダル授与はIOCの専権事項

FIFA to hear case over South Korea Olympic protest(ロイター/英語)
>The decision regarding the medal is down to the International Olympic Committee (IOC) while FIFA decides on any suspension.
(引用ここまで)

 FIFAは懲戒を施すのみで、メダル剥奪を行うかどうかはIOCの専権事項……ということだそうです。
 つまり、FIFAは「n試合出場停止」とか「罰金○万ドル」、あるいは「KFAの代表のワールドカップ予選における勝ち点剥奪」といった懲戒のみ。
 その懲戒を見てIOCはメダルを剥奪するかどうか、それが個人なのか団体であるのかを判断するということになるようです。
 後者だったりすると面白いんですけどねー。
 IOCには是非、一罰百戒を狙ってほしいです。

「パク・ジョンウへの処分発表は20~21日にはなし」とFIFA広報が明らかにするほどの事案で処分なしはありえない?

処分発表は今月下旬以降に 五輪サッカー竹島問題(スポニチ)
> 国際サッカー連盟(FIFA)の広報担当者は19日、ロンドン五輪で韓国の竹島(韓国名・独島)領有を主張するメッセージを掲げた朴鍾佑(韓国)への処分発表は、早くても今月下旬になる見通しを明らかにした。

 FIFAの規律委員会は20日、この問題で2度目の聴聞会を開くが、結論が出た場合も報告書作成や翻訳に数日を要するという。
(引用ここまで)

 あら、というわけで今日明日には発表はないそうです。
 というか、これほどまでにFIFAから広報されてしまう事案で「なにも処罰がない」なんて話はありえないと思うのですが。
 事案の大きさからこれだけ伸ばされてきたわけですからねぇ……。

IOCがパク・ジョンウにメダル証明書を発行、KOCは影響を恐れて1週間以上隠匿、韓国人は歓喜して「独島は我が領土!」

ロンドン五輪:IOC、朴鍾佑にメダル証明書=独島プラカード問題(朝鮮日報)
ロンドン五輪:朴種佑、メダル証明書受領=独島プラカード問題(朝鮮日報)
<サッカー>“独島パフォーマンス”朴種佑のメダル証明書、受領8日後に公開された理由は?
【韓国ブログ】“独島”主張の朴鍾佑にメダル証明書「涙が出る」(サーチナ)


 一般的な「オリンピックに参加してこういった成績を取りましたよ」という証明書をKOCが受け取ったということですね。
 で、サッカーで「独島プラカード」を掲げたパク・ジョンウに関してもそういった証明書が発行されたと。
 でも、KOC側としてはこれを「これで無罪放免の証!」と国民に受け取られてしまうことを恐れて1週間ほど隠してきたのですね。

 でもまぁ、案の定というか韓国内では「これで銅メダル獲得は確定した!」「独島は我が領土!」みたいな話が出てしまっているという。
 どれだけマスコミやKOCが「いや、これ別。別枠の話!」ってアナウンスしても「心証では確実だ」の国では無駄なのでしょうね。

ロンドン五輪で独島プラカードを掲げたパク・ジョンウがFIFAに直接釈明する事態にまで発展

<サッカー>“独島パフォーマンス”朴鍾佑、FIFAに直接釈明…文書提出へ(中央日報)
> 大韓サッカー協会の金鋳城(キム・ジュソン)事務総長は、「朴鍾佑が国際サッカー連盟(FIFA)に提出する経過書を作成中だ」と明らかにした。18日にFIFAが大韓サッカー協会に朴鍾佑事件に対する追加釈明資料を要請したのに伴ったものだ。 (中略)

 朴鍾佑もこのような事実を認めた。朴鍾佑は敏感な事案だと言葉を控えながらも、「経過書を書けという話を聞いた」と話した。朴鍾佑の経過書にはパフォーマンス当時の具体的な状況説明と自身の行動が偶発的であったという釈明などが盛り込まれるものとみられる。
(引用ここまで)

 まあ、いろいろと無理だろうなということは本人もじんわりと理解しているんじゃないでしょうかね。
 問題はあの「独島は我が領土」というプラカードで出されるペナルティが、パク・ジョンウだけが受けるものになるのか、韓国サッカー協会(すなわち韓国代表)まで累が及ぶのか。
 もう、完全に焦点はそこだけになると思いますね。

 どう考えたって、無罪放免されるんだったらこんなに時間がかかるわけがないし。
 あれを許したらソチでなにが起きるか、想像すらしたくありませんね……。