今回明らかになった審判性接待は懲戒綱領上最も重い犯罪項目である「勝負操作および買収」、「賄賂授受」に直結する。 しかし司法的·行政的処罰措置は現実的に難航が予想される。 FIFAの規定上、審判買収関連懲戒の公訴時効は5年で、すでに満了している。 大韓民国刑法上でも性犯罪公訴時効(5〜7年)が過ぎて刑事告発および公訴提起が不可能だ。 正式な調査が行われても、国際サッカー舞台での実質的な懲戒よりは深刻なイメージ失墜と道徳的打撃に終わる可能性が高い理由だ。
問題はIOCの立場だ。 時効が過ぎて処罰を免れたFIFAと違って、IOCの基準はレベルが違って厳しい。 IOCは五輪大陸予選の試合であっても、審判買収や性接待など深刻な不正行為の情況が事実として立証される場合、五輪本選で収めた成績とメダルを電撃剥奪するという原則を明示している。
特にIOCは公訴時効という概念自体を置かない。 事件がいくら古い過去のことであっても、五輪の公正性を毀損した不正行為が摘発されれば、数十年前の記録であっても、直ちに抹消してメダルを剥奪する厳罰追徴の基調を維持してきた。
もしIOCが今回の2012ロンドン五輪アジア予選の審判買収の件を問題視して調査に着手し不正行為を確定した場合、2012ロンドン五輪本選3位決定戦で宿敵日本を破って獲得した韓国サッカー史上初の「五輪銅メダル」が剥奪される悲劇を迎えることができる。
今回の事態で、韓国サッカーはこれまで国際舞台で築いてきた信頼と地位が一瞬にして地に落ちた。 15年前の過去の慣行という言い訳の裏に隠すには、事案の重さがあまりにも重い。 スポーツマンシップの根幹を揺るがした審判買収疑惑と、それによるIOCのメダル剥奪の可能性という爆弾を抱えた大韓サッカー協会が、初めての事態をどのように収拾するか、スポーツ界の視線が集中している。
(引用ここまで)
大韓サッカー協会がワールドカップ予選、ロンドンオリンピック予選を裁くために訪韓した審判を「韓国のマッサージ店」で接待した件。
2014年のブラジルワールドカップにおけるアジア3次予選で1試合。
ロンドンオリンピックの予選で2試合。
親善試合で4試合。計7試合で「接待」を行い、5勝2分。
ロンドンオリンピックの予選では、最終予選の初戦となる2011年9月21日、対オマーン戦。2-0で勝利
および、最終戦となる2012年3月14日のカタール戦。0-0でドロー。
ふたつの「重要な試合」に接待を突っこんできたってことですか。
特に初戦となるオマーン戦で勝てたのは大きいですね。ここで負けていたら、もしくは引き分けであったらオマーン代表が勝ち抜けていた可能性があります。
スケジュールを見ても「やり慣れているなぁ」ってところですね。
初戦、最終戦という本当に重要な2試合でやっているわけで。
韓国代表の最終予選での成績は3勝3分で勝ち点12。
2位のオマーンは2勝2敗2分の勝ち点8。
初戦のオマーン戦での勝利が効いているのがわかります。
韓国代表は2位になってプレーオフに廻っていた可能性は充分にあったのです。
「接待」の勘所をわきまえている。
ノウハウがあったのでしょうね。
この結果をIOCがどのように扱うか。
メダル剥奪があってもなんの不思議もありません。
いまのところメダル剥奪まで一番長い期間をおいている実例を見てみましょうか。
ロンドンオリンピックの女子800mで銀メダル獲得した選手が、12年10ヶ月後にドーピング検査で剥奪されています。
グリエフの銀メダル剥奪 陸上(朝日新聞)
そもそもの銀メダルも1位の選手によるドーピング発覚で繰り上がったものだったのですが。
ま、ロシアの選手ならしかたない。
このようにIOCは基本、違法行為に対する時効を認めていません。
奇しくも上の例はサッカー韓国代表(U23)が銅メダルを獲得したロンドンオリンピックでのものですね。
さてはて。
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