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カテゴリ:中韓関係の記事一覧

アメリカのシンクタンク「中国の人口崩壊で『アメリカ超え』は消滅か……世界秩序まで揺らぎかねない」と指摘……男あまりが3000万人超じゃあね

カテゴリ:中韓関係 コメント:(61)
タグ: 中国
「中国の人口減少・高齢化、米国との覇権競争に制約」-米AEI(アジア経済・朝鮮語)
中国の人口減少と高齢化がグローバル覇権競争で制約になりかねないという分析が出た。 中国が今のような出生率を維持する場合、2050年の中国の中位年齢は52歳に達し、3人に1人は65歳以上になる見通しで経済に負担になるという展望だ。

米国企業研究所(AEI)のニコラス・エバースタット(Nicholas Eberstadt)研究員は6日(現地時間)「中国の人口崩壊が世界権力均衡を揺るがす(China's Coming Population Crash Scrambles the Global Balance of Power)」というタイトルの文でこのように明らかにした。

中国政府は1980年から2015年まで35年間「一人っ子政策」を施行した。 中国は2010年代に入って出産率が急激に下がると、2016年に「2児政策」を全面施行し、2021年に3児許容で制限を追加緩和し、一人っ子政策は歴史の中に消えた。

しかし、2016年の出生児数がしばらく小幅増加したが、再び減少傾向を続けている。 出生児数は2016年1830万人から2023年890万人に半分になった。 2025年には792万人を記録し、800万人を下回った。 9年前の40%にも及ばない水準だ。

中国は2021年に人口減少局面に入り、出生と死亡の格差が拡大し続けている。 国連は2050年に中国で出生1人当たりの死亡者が2.3人を超えると見通した。 現在約14億人の中国の総人口は2050年には現在より1億5000万人減少すると予測した。
(引用ここまで)




 たまにやる「韓国メディアが伝えているけど、韓国にまったく関係のない記事」が気になったのでピックアップするヤツ。
 AEI(American Enterprise Institute)は中道保守派のシンクタンクとして知られています。
 政府からの支援を受けず、完全独立系になっているところだったはず。

 で、そこが「中国の人口減少は世界の勢力均衡を揺るがす」とするコラムを発表しています。

China’s Coming Population Crash Scrambles the Global Balance of Power(AEI・英語)

 「21世紀は中国の世紀となる」とする予測は前世紀からありましたが、それが人口動態によって妨げられるのではないかと予測されるようになっています。



 これはエマニュエル・トッドなんかも述べていることで、「中国は急激な少子高齢化を迎えるので覇権を取ることができない」とするもの。
 エマニュエル・トッドは人口動態を背景にした予測については信頼できる話をするんですけどね。
 うん、まあ置いておこうか。

 実際、中国の少子化は韓国と肩を並べるほどのひどさで。
 特にひどいのがひとりっ子政策が前面に押し出されていた時代の男あまり。

 2004年には1.21:1になったって話ですからね。女子が100人産まれたのに対して、121人の男子が生まれているわけで。
 前に書いた「中国死気」でも指摘していますが、1980年から2021年の42年間で3500万人くらいの男子が余っているのです。
 マレーシアの総人口と同じくらいかな。



 3500万人、ちょっとした国の総人口です。3500万人が次世代にまったくつながらない。こっわ。
 当該コラムは「人口が一気に減少することで中国は大国になることができても、本当の意味での覇権国になることはできないのではないか」とまとめています。

 逆説的にですが、中国がそうした人口減少にともなう国力の衰退が明白になる前にさまざまなことをしかけようとするのではないか、とする言説もあります。
 ピークを過ぎようとしているからこそ「ピークを過ぎる前に動こうとするので」危険度は却って増す、とするものですね。
 「デンジャーゾーン」がそれを描いています。おすすめ書籍です。


デンジャー・ゾーン 迫る中国との衝突
マイケル・ベックリー
飛鳥新社
2023-02-06


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中韓間で黄海のEEZ問題が継続協議中→韓国「中間線が国際的にも適法なのでは」→中国「人口が多いから黄海の70%は中国のもの。おまえらも30%は使ってもいいぞ」

カテゴリ:中韓関係 コメント:(57)
「人口」を前面に出す中国…西海上の線引き、韓国と隔たり(中央日報)
「我々の立場ではただ中間に正確に引いてしまおう。その範囲内であなたたちが好きにすればいい。今こういう話を実務的にすることにした」。

李在明(イ・ジェミョン)大統領は7日、中国上海で開いた訪問記者団懇談会で、西海(ソヘ、黄海)境界画定に関連してこのように発言した。李大統領は5日の中国の習近平国家主席との首脳会談で、今年中に次官級海洋境界画定公式会談を開くことで合意した。しかし両国はすでに20余年間続いた関連交渉にもかかわらず、見解の違いで結果を出せなかった。 (中略)

韓国はその間、中国との海洋境界確定議論で両国の海岸から等距離を適用する案を主張してきた。国連海洋法条約上、EEZの境界確定に等距離適用方式が一般的に使用されているという理由からだ。 (中略)

半面、中国は大陸棚、海岸線の長さ、人口などを考慮して中間線より東側に境界線を引くべきという立場だ。中国は1962年の朝中国境条約締結当時、西海領海境界線の基点を鴨緑江(アムノッカン)河口の東経124度10分6秒に定めた。これを根拠に東経124度から下に線を引いて朝中間の海洋境界線とし、韓国海軍にも東経124度の西側に越えないよう要求している。この場合、事実上、西海の70%が中国領域になる。 (中略)

中国は暫定措置水域内の近海に養殖施設と主張する構造物3基を設置し、最新鋭空「福建」を動員して軍事訓練を実施した。西海で境界を揺さぶる中国の試みが続いているということだ。 (中略)

これに先立ちオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所(PCA)は2016年7月、フィリピンが提起した南シナ海紛争訴訟で、中国の領有権主張は法的根拠がないという判決を出したが、中国はこれを認めていない。韓国海洋科学技術院のヤン・ヒチョル海洋法・政策研究所長は「中国は2国間問題に第3の主体(国際海洋法裁判所など)が介入することを受け入れないという基調が強い」と述べた。
(引用ここまで)




 黄海、韓国がいうところの「西海」、北朝鮮がいうところの「朝鮮西海」ですね。
 そのEEZ、排他的経済水域をどこに設定すべきか中韓間で争われているとのニュース。

 イ・ジェミョン大統領は「互いの領海からの中間線にすればいい」と発言していますが、これが基本的な韓国の主張。
 で、中国は「大陸棚、人口差などを考慮して、70%が中国のものになるはずだ」と主張している。

 これ、面白いのは日韓大陸棚協定では韓国は「韓国側の大陸棚がずっとせり出しているので韓国にEEZが認められるべき」って主張しているんですよね。
 で、中国は中国でインドとの領土問題については人口がどうのこうのとは口に出さない。
 どっちもどっちなんだよな。



 中国のやりようは基本、こういったものです。
 記事中にあるようにフィリピンともEEZ問題で争っています(物理)。
 去年の中国海軍艦と中国海警の同士討ちもそんな中で起きた事故でした。



 常設仲裁裁判所が「中国に権利はない」としたにもかかわらず、「受け入れず、認めない」としています。
 なぜなら中国は大国であって、フィリピンのような小国からの抗議を聞き入れる立場にないから。
 いや、これが実際の中国の基本的な主張なんですよ。

 同様に韓国にも対応しているに過ぎないのですね。
 大国として小国に命じているのですよ。そして、慈悲深いことに「おまえのところにも30パーセントほどは認めてやるよ」とおっしゃっている、と。
 ま、それでも韓国は「中国に謝々、台湾に謝々」の政策を続けるのでしょうよ。
 それくらいしか生きる道がないですからね。



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イ・ジェミョン大統領、習近平の「歴史の正しい側に立て」(対日戦略で共闘せよ)との言葉を「孔子の言葉と思って聞いた」「みんなが善良で真面目に暮らそうと言われたのだ」と冗談交じりで述べてしまう。本当に言葉が軽いよ、こいつ

イ・ジェミョン「習近平の『歴史の正しい方』発言、孔子の言葉と思って聞いた」(中央日報・朝鮮語)
イ・ジェミョン大統領が中国の習近平国家主席の「歴史の正しい側に立たなければならない」という発言の意味について「私は孔子の言葉として聞いた」と話した。

中国を国賓訪問中の李大統領は7日、上海で歴訪記者団昼食懇談会を開き、「善良に豊かに暮らそうという意味で理解した」とし、このように明らかにした。

続けて「(習主席が)特定の意味を付与したい意図があるかは分からないが、私たちが歴史的に正しい方に立つために努力しなければならないことは正しい」と言及した。

それと共に「それを特定事案を念頭に置いたのならば、私としては特別に反応する必要はなかった」とし、「公開席上の話は額面通りに受け取ってくれれば良い」と付け加えた。

習主席は5日、首脳会談の冒頭発言で世界情勢を取り上げ、「歴史の正しい方にしっかりと立ち、正確な戦略的選択をしなければならない」と述べた。 これに対してドナルド・トランプ米政府の「米国優先主義」を批判し、韓米日協力中の韓国に「中国の味方になれ」と要求したという解釈が出てきた。

李大統領は習主席と非公開の席で行った発言だとし「各国の核心的利益や重大関心事を当然尊重しなければならない」と強調した。
(引用ここまで)




 中韓首脳会談の場で習近平国家主席からイ・ジェミョン大統領に対して「歴史の正しい側に立つべきだ」とする発言があったとされています。

習氏「歴史問題」に言及、韓国に対日共闘促す…首脳会談で「正しい戦略的選択を」(読売新聞)
習氏は会談で「我々は歴史の正しい側に立ち、正しい戦略的選択を行わなければならない」と述べ、歴史問題での対日共闘を李氏に呼びかけた。
(引用ここまで)

 まあ、このあたりでイ・ジェミョン政権は中国側の言い分を受け入れることはなかった模様で、結果として共同声明がなかったりするわけです。
 それ以外にも台湾問題で韓国に「中国側の立場に立て」って言われてたりしてますね。
 事務方も胃が痛かったことでしょう。



 で、その一連の発言についてイ・ジェミョンが「そうした言葉を孔子の言葉だと思って聞いていた」と記者懇談会で語った、とのニュース。
 本人は軽い冗談のつもりで言ったようですが。
 韓国国内では「おまえさぁ……」ってなっている模様。

 朝鮮日報は社説で批判しています。

中国を国賓訪問した李在明大統領、冗談だとしても軽薄で不適切な言及【1月8日付社説】(朝鮮日報)

 台湾有事についても「宇宙人が地球に侵攻してきたら答える」なんて軽口を叩いてましたね。



 これは大統領選挙数日前の言葉でしたが。
 今回の「孔子の言葉だと思って聞いた」「善良に真面目に暮らそうとの意味で理解した」とか、中国も孔子も習近平もバカにしている言葉ですからね、これ。  本当に言葉が軽い。軽薄でしょうもない。イ・ジェミョン本人は「軽妙洒脱な受け答えをした」って自認しているのでしょう。
 国賓訪問なのに共同声明も用意してもらえなかったのも当然というべきか。

 この「自認軽妙洒脱」な人物があと4年半、国家元首か。
 韓国の行方が楽しみですね。



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中韓首脳会談、共同声明も出せないが「中韓友好!」を強調……パンダ貸与が最大の成果に?

【ニュース分析】韓中「関係正常化」固めたが…対立懸案は解決できず(ハンギョレ)
 中国を国賓訪問中の李在明(イ・ジェミョン)大統領は6日、全国人民代表大会の趙楽際常務委員長、李強首相と相次いで面会した。前日の習近平国家主席との首脳会談に続き、序列2位と3位の最高位級の人物らすべてに会ったわけだ。共産党機関紙の人民日報はこの日、1面トップで韓中首脳会談を2枚の写真とともに報じるという「破格の編集」で遇した。中国政府が韓国との2国間関係をそれだけ重視しているというシグナルを発したのだ。 (中略)

ただ、国賓訪問だったにもかかわらず共同声明が発表されず、両国の発表文の焦点も異なっていたことは、韓国政府にとっては後味が悪い。実際に両首脳は、民生と経済などでの実用的な相互利益の確保には一定の成果をあげたが、域内の安保秩序と中国内の韓国文化規制、西海をめぐる対立などの敏感な懸案では、見解の相違を明確に狭めることはできなかった。 (中略)

 韓国側の予想通り、安保問題での中国の焦点は「台湾問題」だった。このような雰囲気は「(李大統領は)韓国は中国の核心利益と重大な懸念を尊重し、『一つの中国』を堅持すると語った」と強調した中国側の発表文にも表れている。中国は「対日本における協力」と「米国の覇権主義と保護主義に対する共同対応」にも意味づけしている。 (中略)

 韓国の関心事である「限韓令」問題では、両国は「受け入れ可能な分野から漸進的、段階的に文化コンテンツ交流を拡大しようというコンセンサス」を形成したが、中国内のK-POP公演の容認などの進展した内容はなく、限韓令が解除されるかどうかも不透明だ。両国はまず囲碁とサッカーでの交流を拡大することで合意しただけで、韓国のドラマや映画の中国内での流通問題は今後の実務協議へと持ち越した。
(引用ここまで)




 イ・ジェミョン大統領の国賓訪中は今日終了して帰国予定。
 かつてのムン・ジェイン大統領に比べると、かなりマシ。だいぶだいぶマシな訪中になったのは間違いないところ。
 え、あれと比べるなって?
 ごもっとも。



 ただまあ、具体的な成果はゼロ。
 中国側に「うちらは対日闘争を繰り広げたズッ友だよな!」って言われて、空虚な笑顔を浮かべた感じが印象的でした。

 中国共産党は大して戦っちゃいないし、韓国に至っては「自称・大韓民国光復軍」がいないこともなかったていど。
 実際には戦っていない者同士が「割れ我は戦勝国だ!」って言っているっていう滑稽な状況でした。



 で、習近平国家主席との中韓首脳会談も行われたのですが、共同声明は発表なし。
 象徴的ですね。
 「中韓友好だ」って口では言っているものの、実務レベルではなにも決められなかったと。
 一応、「発表文」なるプレスリリースは出ているのですが。
 逆にそれが「共同声明としては出せなかったんだ」との「埋められないすき間」を強調する演出になってしまっていますね。

 あ、そうそう。
 最大の成果はパンダ貸与が成功しそうってことになりそうです。

イ・ジェミョン、「パンダを追加貸与してほしい」と趙楽際氏と会談(朝鮮日報・朝鮮語)

 というわけでソウルでまたパンダを見ることができるようになるかもしれないですよ。
 よかったですね!



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韓国メディア「中国の対韓好感度、一気に上昇! 中国人は『韓国が好き』と言っている」……このランキング見てそれ言えるのなかなかすごいですね

カテゴリ:中韓関係 コメント:(49)
"韓国が好き"···中国人の韓国好感度、1年ぶりに急上昇(国民日報・朝鮮語)
4日、中国清華大学戦略安保研究センター(CISS)が最近発表した「2025年中国人の国際安保官」報告書によると、韓国に対する好感度は5点満点で平均2.61点を記録した。

これは前年度の調査(2.10点)比0.51点上昇した数値だ。 中国人の韓国好感度は最初の調査である2023年2.60点から2024年2.10点に急落したが、今回の調査で再び以前の水準を回復した。 (中略)

主要国好感度調査ではロシアが3.48点で1位を占めたが、3年連続(2023年3.67点→2024年3.66点→2025年3.48点)下落傾向を免れなかった。

続いて英国(2.92点)、欧州連合(2.86点)、アセアン(2.74点)の順で、米国(2.38点)と日本(1.90点)の点数は韓国より低かった。 特に、日本は調査対象国の中で唯一1点台を記録し、3年連続最下位にとどまった。 高市早苗首相の「台湾有事介入」発言などで日中葛藤が激化したことが民心悪化の主な要因に挙げられる。

米国に対する認識は、改善と境界が共存する複合的な様相を見せた。
(引用ここまで)




 中国の精華大学がレポートの中で「中国人は他国をどのように見ているか」といった項目があり、韓国への好感度が上がっているとのニュース。
 アメリカ、日本との協力を外項の基盤としていたユン政権が倒れて、中立を標榜しているイ・ジェミョン政権が発足したことで「お、よく分かっている人間がトップになったではないか」って認識されたってことですね。

 大元のレポートはこっち。

Chinese Outlook on International Security(精華大学・英語/PDF)

 高い順からロシア、イギリス、EU、ASEAN、韓国、アメリカ、インド、日本。
 EU、ASEANってくくりがだいぶ雑ですね。
 インド、日本が低いランクにある。かつ、ロシアが3.5前後で安定した高好感度。



 これ、つまりはどれだけ中国に承伏しているかってランキングですね。
 そんなランキングで韓国の点数が高くなったって話を嬉々として取り上げている時点でまあ……うん。

 ここ10年くらいで中国人の「中華意識」ってのはホントに高まってまして。
 「我、中華ぞ? 世界の中央ぞ?」って意識がアホほど出まくっているのですね。
 それを反映したランキングになっている感じ。

 その一方でヨーロッパでも対中意識は悪化の一途を辿っているのですが、中国人からの視点ではまだまだそのあたりが把握できてないってところか。
 グレート・ファイアウォールに遮られてて、ヨーロッパからの視線の変化を感じられていないんでしょうね。

 個人的には面白いレポートだったのでさらっと読むだけでも楽しめると思います。
 しかし、「韓国が好き」はよかったな。



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中国、訪中した韓国のイ・ジェミョン大統領に「タイフォンミサイルの配備禁止、在韓米軍の『現代化』禁止」など」の4つの項目を求める。履行時には「観光客を増やす」と4要4答の朝貢外交を要求か

韓中をけん制する台湾…「中国、韓国に対して4つの要求と4つの約束を提示」(中央日報・朝鮮語)
イ・ジェミョン(李在明)大統領の4〜7日の国賓訪中に合わせて、中国が韓国にタイして「一つの中国」政策を再確認し、在韓米軍の任務拡大に反対するなど4つを要求したと、台湾の安保消息筋が主張した。韓中関係の変化に神経を尖らせている台湾は、中国が韓国に反対給付として限韓令(韓国大衆文化輸入禁止等)の解除など4つを約束したと付け加えた。

台湾聯合報と公営通信社の中央社は4日、情報機関の関係者の話として、中国が韓国に「4つの要求と4つの約束(4要4答)」を提示したと報道した。

中国の要求事項は第一に、韓国が習近平中国国家主席と会談する時、必ず公開的に「ひとつの中国」政策を遵守すると再度明らかにするという内容だ。 第二に、米国との国防産業協力に関連する製品、例えば軍艦などをインド太平洋地域で運用してはならないという要求だ。

第三に、タイフーン中距離ミサイルシステムの配備を拒否せよという要請だ。 射程2500キロの新型ミサイル「タイフーン」は2024年にフィリピンに配備された。 第四に、在韓米軍が地域で任務を拡大することに反対せよという内容だ。 これは、在韓米軍が台湾有事の際に投入されることを阻止しようという意図と解釈される。 (中略)

中国はこれに対する補償として4つの約束を提示したと台湾メディアは伝えた。 ▶ハンファオーシャンの子会社に対する制裁を正式に解除し、▶「限韓令」を廃止し、韓国芸能人の中国公演の許諾を約束し、▶中国観光客の韓国旅行を昨年基準で今年上半期に3倍、下半期に5倍拡大を約束し、▶金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長との対話が実現するよう協力を約束するが、ただ韓半島非核化反対は含まないという提案だ。
(引用ここまで)




 昨日、中国を国賓訪問したイ・ジェミョンですが、あまり詳細な動きは出てきていません。
 今日には習近平国家主席と首脳会談を行う予定になっています。
 で、そんな中で台湾メディアが「中国が韓国に対して『4つの要求』を行い、韓国が履行するなら『4つの答え』を与える、との提案をしている」との報道をしています。
 4つの要求は──

1.「ひとつの中国」政策を遵守する
2.米韓で製造した軍事装備品をインド太平洋地域での使用禁止
3.アメリカのタイフォンミサイルの韓国への配備不可
4.在韓米軍の「現代化」の禁止

 1についてはすでに達成済
 2は韓国が製造に関わった兵器、米海軍の艦艇なども含めてインド太平洋で使わせるなとの話ですが。これ韓国に言っても無駄なのでは……。
 3はTHAADミサイルの配備を禁止したのと同じ文脈ですね。タイフォンミサイルシステムはトマホークやSM-6を発射できるようにした車両。これを配備するなと。
 4は在韓米軍の「現代化」、つまり韓国国外への運用ができるような柔軟性獲得を阻止せよとの命令。

 いわゆる「三不一限」のイ・ジェミョン政権版ですね。



 ただし、韓国政府はこの「4要4答はない」としています。
 ……んー、微妙なところではあるんですが。

 じゃあ、中国政府が今回のイ・ジェミョン訪中でなんらかの条件を突きつけていないかっていったら、絶対にそんなことはないのですよ。
 年末、王毅外交部長はチョ・ヒョン外交部長官との電話による外相会談で「共闘」を呼びかけています。

中国、韓国に対日本・台湾で共闘呼びかけ 外相電話協議(日経新聞)

 このあたりも「条件の突きつけ」なんですよね。
 日本に対して歴史問題で共闘すべきだ。台湾問題については「ひとつの中国」原則を堅持しろっていう。

 実際になにが突きつけられるかはまだ見えていませんが、台湾メディアはこんな風に言っているってことですね。
 三不一限の時よりはよいんじゃないですかね。
 あの時は「中国の命令で主権を一部返上せよ」で終わりでしたけども。

 今回は「主権の一部を返上するなら、観光客を下賜するぞ」って言っているので、朝貢貿易くらいになっているわけです。
 少しランクアップしたとは言えると思います。



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イ・ジェミョン大統領、台湾問題で「ひとつの中国原則を堅持する」と表明してしまう……相変わらず言葉が軽いなぁ。なお、明日から中国を国賓訪問予定

カテゴリ:中韓関係 コメント:(81)
韓国、台湾問題巡り「一つの中国」原則を堅持-李大統領が表明(Bloomberg)
 韓国の李在明大統領は、現在の国際情勢下において、中国との関係は韓国にとって「極めて重要だ」と述べた。李氏のインタビューを中国国営中央テレビ(CCTV)が2日に放送した。

 李氏は台湾問題について、韓国として「一つの中国」原則を堅持する立場を改めて示した。また、第2次世界大戦において中国と韓国が侵略に抵抗した歴史を評価した上で、過去から教訓を学ぶ必要性を訴えた。

 韓国と米国の軍事同盟については、中国との対立を意味するものではないと説明。中国との対立は韓国の国益にかなわないと述べた。
(引用ここまで)




 あー、国家元首が「ひとつの中国」原則を堅持するって言っちゃったかぁ……。
 これまで韓国の立場としては、中国が主張している「ひとつの中国」について、「中華人民共和国を唯一の中国政府として認める」ってものがほとんど。
 台湾については曖昧さを残した話をしてきています。

 まあ、台湾(中華民国)との断交があまりにもひどかったってのはありますが。
 公式の立場としては日本と同じく、「台湾についての領有権には言及しない」ってものだったのです。
 アメリカは「中国の言っていることを認知する」まで。EUもまあ国によるけどおおまかには同じ感じ。

 ただ、このあたりについても、イシューとしては外務大臣クラスに言わせることが大事で、国家元首が軽々にどうのこうの言うもんじゃないんですよね。
 国家の立場としては曖昧さを残したいのであれば、ですが。



 先日、長編記事を書いている楽韓noteで「韓国は中国が怖くて怖くてしかたがないのだ」って話を書きました。



 三不の誓いを例にとって、「韓国はあまりにも中国を畏れているので、主権すら放棄することができる」って話をしています。
 21世紀になってまでこれですからね。

 さらに米韓同盟については「中国との対立を意味するものではない」と言明。
 ホントにイ・ジェミョンは言葉が軽いんだよな……根本的に。
 中国は大喜びでしょうよ、こう言われて。
 じゃあ、アメリカ側はどう考えるんだって話なんだが。

 イ・ジェミョン政権中の米韓条約解消まで注意すべき状況になりつつあるな。
 あ、それと明日からイ・ジェミョンが中国を国賓訪問します。このインタビューはそれに先駆けてのものですね。
 どんな扱いになるのか、楽しみではある。



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中国メディア「韓国に原子力潜水艦など必要ない」「大国になろうと挑戦するつもりなのか」と韓国の原潜取得に圧力……来年のイ・ジェミョン訪中はどうなる?

中国「韓国には原潜は必要ない……」「大国になろうと挑戦するのか」(MBN・朝鮮語)
中国の軍事アナリスト、宋忠平氏は22日に報道された国営グローバルタイムズとのインタビューで、韓米両国が核潜水艦の建造やウラン濃縮、使用済み核燃料の再処理など、首脳間の合意履行に向けた分野別協議を来年から同時に進めることにしたとするメディアの報道に言及し、「核不拡散に深刻な脅威になり得る」と主張しました。

これに先立ち、ウィ・ソンラク大統領室安保室長は16~17日(現地時間)、アメリカのワシントンDCで米国務長官兼国家安保補佐官らと会談したあと、首脳会談の合意履行の観点から来年から分野別協議を開始することで韓米間で一致したとしました。

宋忠平氏は、「アメリカはオーストラリアとのオーカス(AUKUS=アメリカ・イギリス・オーストラリア安保同盟)原子力潜水艦プログラムを通じて悪しき先例を作り、韓国でも類似の事例が現れている」としたうえで、「アメリカが一部の同盟国に自国の核技術と核燃料の使用を認めることは、必然的に核兵器不拡散条約(NPT)を損なうことになるだろう」と主張しました。

中国専門家のこうした主張は、韓国の原子力潜水艦保有がアメリカの対中国牽制戦略に韓国をより深く組み込む契機になり得るという認識とつながっています。 中国の立場からは、北東アジアでアメリカの海軍力の影響力が拡大することに対する構造的な懸念が背景にあるという分析が出ています。

宋忠平氏はまた、「日本もやはり原子力潜水艦保有計画を浮き彫りにしているだけに、原子力潜水艦をめぐる軍備競争が触発される恐れがある」とし、「原子力潜水艦保有国が増えるほど、核技術流出と核事故の危険も大きくなる」と述べました。

韓国は原子力潜水艦は必要ないという主張もしました。 宋忠平氏は「韓国は海洋国家だが、海岸線が制限的なので、原子力潜水艦を運用する実質的必要が大きくない」とし、「核軍備競争は平和と安定を害するだけ」と付け加えました。

それとともに「韓国がいわゆる強大国になるために核推進潜水艦を利用して他国の利益に挑戦するのではないか疑問」としたと、グローバルタイムズは伝えました。
(引用ここまで)




 中国が韓国による原潜取得の動きに警鐘を鳴らしている、とのニュース。
 グローバルタイムズ、環球時報は中国の国営英字紙ですね。
 つまり、基本的には中国政府、共産党の意向をそのまま反映した記事が掲載されるのです。
 ちなみに当該記事がこちら。

Chinese expert warns proliferation risk as South Korea, US plan consultations on nuclear-powered submarines next year(Global Times・英語)

 まあ、かねてからイ・ジェミョンは「北朝鮮や中国の原潜に対抗するには、韓国も原潜取得しなければならない」としていましたからね。
 これはトランプ大統領との米韓首脳会談でサプライズ的に発言した際の言葉。だからこそ、実際の気持ちが透けているわけです。

「北や中国側の潜水艦…」と言いながら原子力潜水艦を説得した李在明大統領…「特定国家を指すものでない」収拾(中央日報)

 その後、「特定国家を指すものではない」とか言い訳していましたが。



 これ、基本的にはTHAADミサイル問題と同じなんですよね。
 韓国がいくら北朝鮮に対応するものだと言ったところで、実際には中国にも向かっているものになるのです。
 中国はあからさまにTHAADミサイル配備について圧力を加え続けていて、事前に「配備されれば中韓関係は一瞬で破壊されるだろう」まで発言していました。



 なので、ムン・ジェイン政権が6基のランチャーを備えたTHAADミサイルの配備を認めた際に、「中韓関係は破壊された」と見なして韓国に圧力を加えて「三不一限」を実現させたのです。
 中国にしてみれば「韓国が主権放棄するのは当然」くらいの気分だったわけですよ。

 それと同じことが今回、韓国の原潜取得でも起きようとしているのです。

 まあ、原潜取得が順調にいったとしても実際の調達は次政権以降になるでしょうから、中国の圧力に直面するのはその頃になるんですけどね。
 さて、イ・ジェミョンは果たしてこうした中国側の圧力に耐えられるのか。
 来年早々にもイ・ジェミョンが訪中して中韓首脳会談を調整しているとのことですが。

韓国大統領、年明け訪中調整 同時期に日本も(時事通信)

 その際になにを言われるか。どんな扱いになるのか。
 ムン・ジェインのように扱われるのか。ちょっと楽しみにしておきましょう。



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