韓国の国策銀行、韓国産業銀行(KDB)が中国政府主導の陸と海の新シルクロード構想「一帯一路」に関連する投資で、2017年7月に中国の複合企業、海航集団(HNAグループ)に1億3350万ドル(約198億円)を送金したところ、回収不能になっていたことが韓国監査院による監査で7日までに明らかになった。産業銀は2021年、海航集団が破産したことを受け、投資資金を全額損失処理したが、実際には2017年に資金を一度に送金してすぐに資金に対する管理権を失い、現在は資金の所在も把握できずにいるという。年間100兆ウォン(約10兆円)近い政策資金を供給する国策銀行が中国企業による事実上の詐欺被害に遭った格好だ。
多額の損失が出たにもかかわらず、産業銀は誰の責任も問わず、事故を不問に付していた。監査院は事故発生から長い期間が経過し、関連者の大半が退職しており、産業銀が詐欺に遭ったのか、一部行員が中国側と共謀して金銭を横領したのかを判断する資料は確保できなかったと説明した。 (中略)
中国側の管理下に入った韓国側の資金は、4日後に美蘭空港公司に貸し付けられた。しかし、その資金がプロジェクトに投入されることは一度もなかった。産業銀が投資の実行を何度も要求したが、中国側はそれを無視したという。
美蘭空港公司は20年4月に利払いを中断し、21年1月には海航集団が破産した。中国の裁判所による決定を受け、韓国側は海航集団や美蘭空港公司などの資産の売却代金からわずか0.3%のみ配分されることが決まった。産業銀は資金回収が現実的に難しいと判断し、出資分と貸出分の全額を損失処理した。産業銀が失った政策資金は6134万ドル(約900億ウォン)に達した。産業銀が募った韓国の国内投資家も損失を被った。
(引用ここまで・太字引用者)
韓国産業銀行は韓国政府傘下の国営銀行。
産業支援を行ったり、時には財務危機回避のための企業再編(合併)を仕切ったりもしますね。
その「国営企業」が2017年に中国の一帯一路計画での空港拡張事業に対して1億3350万ドルを投資したそうですわ。
なんで一帯一路に……いや、別に韓国だったら不思議はないか。
投資対象になった中国の企業に振り込んだのだけどもなんの音沙汰もないまま3年が経過。
利払いが停止、翌年には破綻。
出資金全額が損失処理済。
なんというか、中国は本当に韓国の扱いかたが分かっているよなぁ……ってところですかね。
アジアインフラ投資銀行、AIIBへの参加なんかでも似たような経路を辿っています。
アメリカの反対を押し切ってAIIBに参入したのですよ。
韓国が中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)へ参入。アメリカの心証はどうなる?(楽韓Web過去エントリ)
この時点(2015年3月)でTHAADミサイル配備に問題が出るってきっちり予想しているあたり、我ながら有能ですね。
三不を韓国が表明したのは17年10月でしたから。
当初予定では韓国の出資比率は2位で、相当な発言権が得られるとの想定だったのですが。
インド、ロシアなどが韓国以上の出資比率で韓国は5位だったか6位だったかのあたり。
おまけに当初はAIIBの副総裁を務めていたのですが、AIIB側から「韓国人は辞めてくれ。あと局長級は能力重視なので韓国には任せられない」って言われたっていうね。
このAIIBでの扱いと、韓国産業銀行の一帯一路への投資はほぼ同じ経路を辿っているわけです。
本当にうまい。「こういうのでいいんだよ、こういうので」ってところですわ。
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中味は長編記事。最新の記事は「イ・ジェミョンとトランプがぶつかり、米韓同盟が消滅する日 」となっています。
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