世界で中国の影響力が最も大きく及ぶ国はどこだろうか。韓国内で中国の影響力が最も大きい分野は何だろうか。このような疑問を解消する研究結果が公開された。台湾の非営利団体「台湾民主実験室(Double Think Labs・DTL)」が最近発表した「チャイナ・インデックス(中国の影響力指数)2022」だ。
チャイナ・インデックスとは、中国が政治・経済的な影響力を利用して世界各国に浸透している状況を指数化したものだ。今年初めての調査でDTLは全世界82カ国を対象にした。 (中略)
調査結果、中国の影響力が最も大きく及ぶ国はパキスタンだった。 (中略)
地域別には、東南アジアで中国の影響が最も大きかった。カンボジア(2位)、シンガポール(3位)、タイ(4位)、フィリピン(7位)、マレーシア(10位)などが上位だった。 (中略)
韓国は82カ国のうち13位だった。分野別には、経済領域での影響力が最も高かった。経済分野での中国の影響力は82カ国平均が33.6%だが、韓国は72.7%だった。次に法執行(62.5%)、国内政治(52.3%)、外交(52.3%)、学界(47.7%)などが世界平均より高い数値を見せ、中国の影響から自由ではないことが分かった。反面、社会(18.2%)と軍事(18.2%)分野は世界平均より低かった。
一方、中国と覇権競争を繰り広げる米国で、中国の影響力は21位だった。学界や国内政治、メディア領域で特に中国の浸透力が大きかった。日本は中国と貿易、観光などで深く関わっているにもかかわらず52位に過ぎなかった。
(引用ここまで)
台湾のNPOが制定した「チャイナインデックス」なる数字で全世界82カ国中、韓国における中国の影響は13位だった、とのニュース。
ざっくりと見てみたのですがなるほどな、となる感じのランキングでした。
China Index 2022(Double Think Lab・英語)
韓国周辺のランキングは──
10位 マレーシア
11位 台湾
12位 オーストラリア
13位 韓国
14位 ナイジェリア
15位 カザフスタン
16位インドネシア
……といったところ。
オーストラリアでは「メディア」、「経済」、「内政」に強く食いこまれていて、韓国は「経済」、「法執行」、「内政」、「外交」に影響があると判断されている。
ざっくりとですが違和感ないかな。
日本は東アジア、東南アジアで最下位となる52位。全体的に低いもののその中でも「社会」、「外交」、「学会」で比較的高い数字になっていると。
こちらもなんとなくですが納得できる結果。
さて、韓国はすでに経済面で中国に圧倒的なほどに支配されている、というのは実情でしょうね。
だからこそアメリカの半導体輸出規制にフルコミットできずにいるわけです。
SKハイニックスがインテルが中国に持っていたNANDフラッシュ工場を買収するまでもなく、すでにサムスン電子、SKハイニックスは中国にDRAM、NANDでかなり大きな工場があったのです。
アメリカの輸出規制に準じるとこれらの工場に最新の製造装置を入れることができなくなり、競争力が一気に落ちるようになってしまう。
中国が韓国に対して「我々も含めてCHIP5にすべきだ」なんて言っている(圧力をかけている)のは、こうした中国への経済依存がにっちもさっちもいかないレベルにまで達しているから。
国賓として訪問したはずのムン・ジェインをあそこまで蔑ろにできたのも、そうした優位性を中国側が認識し、かつ韓国側がそれを耐える必要があったから。
これを覆すことは保守政権の5年とかじゃ無理だよなぁ……。
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