COVID-19パンデミックの時、国内観光客が集中し「特需」を享受した済州が最近危機を迎えている。 自営業の景気を見ることができる道内の飲食店廃業率が2年間増加傾向を見せてからだ。 最近、国内の高物価現象で内需が萎縮する中で、代替制性向が強い日本観光が円安効果で人気を集め、道内の景気が大きく悪化する姿だ。 今回の旧正月連休にも国内観光客は済州島より日本に向かう雰囲気だ。 (中略)
済州のある消息筋は「主要商圏の店も保証金がなくなって困っている。 出るのが今の済州の現実」とし「現在、海岸商圏など主要商圏が焦土化されたところもたびたび見える。 これまで家賃を含めた色々な物価が上がったため、道内の自営業者は今や旧都心に家賃が安くて小さな店に移っていく雰囲気も捉えられる」と説明した。
観光客数の推移もこのような統計を裏付けている。 済州特別自治道観光協会によると、昨年の導入観光客数は前年比3.7%減少した。 2020年以降、4年ぶりに減少傾向に転じた。 それさえも2022年に8万6444人にとどまった外国人が約71万人で720.6%増加し、減少傾向を阻止した状況だ。 韓国人の入島観光客数は前年比8.3%急減した。
先立って済州道観光客数はCOVID-19パンデミックで2020年前年対比33%減った後、空の道が完全に塞がると行き場を失った国内観光客が集中し前年対比2021年17.3%、2022年15.7%増加するなど薫風を享受した経緯がある。 (中略)
最近、韓国人が代わりに向かっているのは海外だ。 仁川空港公社によると、8日から12日までの5日間、計97万6922人が仁川空港を訪れるものと予想される。 旧正月連休期間に約100万人が海外旅行に行くわけだ。 インターパークは、今回の連休期間の日本行き航空予約率は37%で最も高かったと明らかにした。 このほか、比較的近い距離で物価が低い方に属するベトナム(17%)、タイ(6%)など東南アジアが後に続いた。 同じ期間に済州を訪れる観光客数も約20万人で前年対比23%増加すると予想されるが、昨年特に少なかった基底効果のためだ。
(引用ここまで)
「韓国のハワイ」として随一の観光地となっている済州島が危機を迎えている、とのニュース。
観光客の相手となる自営業が次々と廃業している、観光客は大半が海外に向かっているとの話。
それも当然といえば当然で。
見るところ本当にないんですよね。
お茶のテーマパーク、オソルロなる場所があるんですが。
「もしかしてお茶の起源は韓国とか書いてないかなぁ」とか思って行ったのですが、別にそこまでおかしなことが書いているわけでもなく。
かつ、これといって見るべきものがあるというわけでもなく。
お茶の実演販売やっているっていうだけの場所。あとカフェもあったのはありがたかったかな。
「ええっと……これがわりと有名な観光スポットになっている……ってこと?」みたいな感じでしたわ。
あとついでにいままで出せていなかった画像も出してみましょうかね。
これ、ただの「障害者労働センター」の看板なんですが。
……なにをどうしたらこのフォントを使おうって思うんでしょうかね。
文化が違う。こういう部分は楽しかった。
あと「神秘の道路」(トッケビ路=おばけ道)ってのもありまして。
別になんのこたない、目の錯覚で下り坂が上り坂のように見える場所なんですが。
ついでがあったので行ってみたのですが、けっこう衝撃を受けました。
これがこうして「観光名所」になるっていう事実に。
静止画だといまひとつ意味のないものしか撮れなかったので、動画で撮影すればよかったなといまになって思う。でも二度行く意味はないので行かないけど。
まあ、個人的には「済州島って(ミクロネシア等の)南方文化圏にあるんじゃないか」って考えが、あるていど石垣やトルハルバンの実物を見て整理できたのが最大の収穫だったのですけどね。
そうした見たいものがあるのであれば別ですが、わざわざ観光に行くような場所ではないなぁ……というのが実際に行った感想ですかね。
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