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カテゴリ:事故・事件の記事一覧

7人が死傷した韓国ハンファエアロの大田工場爆発事故、「無許可施設で爆発」していたことが判明……無許可なので国の点検等もいっさいされていなかった

7人死傷のハンファエアロ大田工場、「56棟建物」は無許可だったことが判明(中央日報・朝鮮語)
1日、7人の死傷者が発生した大田儒城区ハンファエアロスペース(株)大田事業場56棟は無許可施設であることが明らかになった。

24日、中央日報の取材を総合すると、爆発が起きた56棟(洗浄公室)は、ロケット推進剤の残留物を洗浄する危険な場所だが、ハンファエアロ側が関係機関の許可を受けずに運営していたところ、事故が発生した。

ロケット推進剤の残留物は、国連が分類した危険物のうち1等級で、火災や爆発、暴風による破片の可能性が高いという。 防衛事業庁の規定上、所持と保存だけでも必ず許可を受けなければならない。 しかし、該当建物は防衛事業庁の許可を受けず、無許可で運営されたというのが捜査機関の説明だ。

このため、この7年間、防衛事業庁がハンファエアロ大田事業場を対象に行った合同点検対象からも56棟の建物は抜けていた。 防衛事業庁はハンファエアロ側が点検申請をしなかったため、施設の存在が分からなかったという。

このような理由で56棟の建物には消防設備が消火器(20㎏)1台だけだった。 無許可施設であるうえ、面積が243平米に過ぎず、スプリンクラー設置対象からも外された。 建物の内部には防犯カメラ(CCTV)も設置されていなかった。
(引用ここまで)




 ハンファエアロスペースで5人が亡くなり、2人が重傷を負った爆発事故が起きたのは既報。
 当初から「いつもの韓国でしょうもない話になるのだろうな」と予想していました。
 なにしろ、爆発事故は3回目。



 同じ敷地内にある施設では過去5年で9回の火災を起こしているとのことでした。
 あと非正規雇用の20代の若者に「30分の安全教育」が行われた上で火薬の洗浄工程に入らせていたそうですよ。

 いつもの韓国ですね。



 で、今回判明したのは「1等級危険物である火薬を扱う施設」であるにもかかわらず、監督省庁である防衛事業庁の許可を得ずに運営されていたとのお話。
 ……そっかー。そうきたかぁ……。

 ハンファエアロスペースの大田事業所はこの5年、政府からの安全評価で「良好」との評価を受けていました。
 「良好」は上から2番目の評価。

「爆発事故」ハンファエアロ大田事業場、5年連続政府安全評価「良好」(チャンネルA・朝鮮語)

 ですが、爆発事故のあった第56棟はそもそも無許可施設だったので安全評価の対象外。
 そもそも企業側が点検申請をしていなかった。
 なんなら施設面積も狭いのでスプリンクラー設置義務もない。防犯カメラすら設置されてていない施設だったとのこと。

 ……じゃあ爆発事故が起きてもしかたないですね。
 いつもの韓国でした。
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7人死傷の爆発事故を起こしたハンファエアロ、「洗浄工程は火薬が水に濡れるから安全だ」と述べていた……ジクロロエチレン(常温で引火しやすい)使っててそれ?

カテゴリ:事故・事件 コメント:(52)
ハンファエアロの「推進剤の残留物」は第1級危険物……防衛事業庁、把握していながらも点検せず(ハンギョレ・朝鮮語)
「水に濡れた推進剤は爆発危険性が低い」というハンファ·エアロスペースの主張とは異なり、爆発事故が起きた「火薬洗浄室」にあった「推進剤残渣」は政府規定上「1級危険爆発物」に該当することが確認された。 防衛事業庁は該当洗浄室を「製造・保存施設」ではないとして管理・監督対象から外したが、労働当局は事故前にも洗浄室を「推進剤製造工程」に分類し管理していた。

ハンギョレが10日に入手した防衛事業庁の「軍用銃砲・刀剣・火薬類安全管理マニュアル(指針)」によれば、爆発・火災発生時に人命·財産被害を予防した目的の「危険物等級」で火薬類は1等級(爆発物)に該当する。 この危険物等級は国際連合(UN)が定めるものと同じだ。

マニュアルは、1等級火薬類の特性と爆発の危険性によって、6つの級数に細分化して分類した。 1.1級(集団爆発)、1.2(集団爆発ではないが破片生成)、1.3級(集団火災)、1.4級(普通火災)、1.5級(鈍感性が大きい爆発物)、1.6級(鈍感性が非常に大きい爆発物)などだ。 今月1日午前11時59分頃、大田事業場の「56棟洗浄空室(洗浄室)」で起きた爆発は、「隣接露出物に深刻な被害を与え、隣接した無防備状態の貯蔵爆発物に急激な速度で爆発を伝播する(放射庁指針)」 集団爆発(1.1級)の分類されていた。

防衛事業庁関係者はハンギョレに対し、「(火薬・水・洗浄剤・安定剤などが混合された固体推進剤は)指針上、第1級危険物である爆発物に該当する」とした上で、「事故が発生した56棟にあった爆発物が、第1級危険物の6つの等級のうちどれに該当するのかについては、現在捜査・調査中であり、答えるのは難しい」と明らかにした。

これまでハンファは、実際には爆発物である推進剤の残りかすを「スラッジ(泥の形の沈殿物)」と表現し、釈明してきた。 推進剤のみならず,使用された洗浄剤も引火性物質(1,2-ジクロロエチレン)であった。 捜査当局の現場鑑識では洗浄機械と残留物質、電動工具(機械)などが発見された。

防衛事業庁は該当洗浄室の存在を知りながらも「製造·貯蔵施設ではない」と判断し、一度も点検しなかった。 火薬類製造·貯蔵施設に対する許可権限と管理·監督責任は防衛事業庁が持つ。 防衛事業庁とは異なり労働当局は該当洗浄室も「推進剤製造作業工程」に分類し管理·監督してきた。 雇用労働部傘下の韓国産業安全保健公団が昨年作成した「作業環境測定結果報告書」によれば、56棟の洗浄室は2018·2019年爆発事故が起きた51棟(充電工室)、70棟(離型工室)などと共に推進剤製造工程(生産1チーム)に分類されている。
(引用ここまで)




 今月1日に起きたハンファエアロスペースの大田事業所での爆発事故。
 5人が亡くなり、2人が重軽傷を負った事故となっています。
 爆発が起きたのは「火薬洗浄室」でした。

 当初、ハンファエアロは「火薬から不純物を取り除く工程であるために、火薬は水に濡れる。そのために危険性は高くない部署だった」との説明をしていたのですが。
 「いや、そうか?」って思っていたのですよ。
 火薬なんてなんらかの形で燃えれば連鎖反応が起きて大爆発に至るものですからね。
 もちろんどのような工程であったかは直接見ていませんが、洗浄剤としてはジクロロエチレンが使われていたとのこと。
 ……常温で引火する物質です。

 火薬を扱う部署は韓国の防衛産業を管轄下に置いている防衛事業庁の区分では危険物等級で1級。それも上位の「集団爆発の可能性あり」に分類されるものではないか、とするニュース。



 一応、防衛事業庁が配布してるマニュアルはあったってことになりますかね。
 でも、いつものようにマニュアルは無視していたと。

 ハンファエアロスペース大田事業所での爆発事故は3回目。
 今回の爆発もあわせて13人が亡くなっています。
 ……まあ、どこまで行ってもこんなんなんでしょうね。
 もう一本、ハンファエアロスペースがらみのニュースを。

【独自】爆発事故のハンファエアロ、8年間で44件の安全改善を要求されていた(ソウル新聞・朝鮮語)
16日、ソウル新聞が確保した資料によれば、防衛事業庁と大田地方雇用労働庁などは2019年から4月までハンファエアロ大田事業場内の軍用火薬類製造・保存施設を対象に8回の安全点検を実施し、計44件の改善を要求した。

最も繰り返し指摘されたのは、アースと静電気の管理だった。 アースは静電気発生を防ぐために電気が地面に抜けるようにするもので、火薬類製造・貯蔵施設で最も基本的な安全項目に挙げられる。 大田事業場で7年間接地など電気的安全性関連指摘は計12件で、2020年以後ほぼ毎年現れた。 ウソク大学校消防防災学科のコン・ハソン教授は「推進体や火薬類を扱う施設では小さな静電気スパークも火がつく点火源になりうるので、静電気発生と蓄積を防ぐ管理が核心」と指摘した。

爆発の危険を下げるための停滞量(一つの施設に置ける火薬類の量)と貯蔵管理も、繰り返し改善要求の対象になった。 2019年には「超過保存で停滞量統合管理が必要だ」という指摘と共に認可停滞量と作業人員表記も脱落したという指摘が出てきた。 2020年にも貯蔵施設の停滞量超過が指摘され、昨年には地下弾薬庫の現況板に発糖火薬量と許可停滞量·管理停滞量を書かなければならないという改善要求が出てきた。 許可された量より多い火薬類が一つの空間にあれば、事故被害が大きくなる恐れがある。
(引用ここまで)

 「アースをきっちり取れ」って火薬取り扱い企業が繰り返し指摘されている、ってことでお察しください。
 あと火薬の停滞量(ひとつの作業所に置いている火薬の量)も超過しているとの指摘もあったそうで。
 いや、ほんとにさぁ。
 そうやって韓国経済ってのは成長してきたんでしょうけどね。
 いつまで経っても「ハーネスなしで高層建築をしている自慢」みたいなことやっているんだよな……。



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ハンファエアロでの爆発事故、犠牲になった5人のうち2人は20代の非正規職……かつ、この5年で9回の火災を起こしていた

「技術的限界のため手作業に依存…」ハンファエアロスペース爆発事故、入社100日未満の新人が犠牲に(中央日報)
1日に発生したハンファエアロスペース大田(テジョン)事業所の爆発事故で死亡した5人のうち、20代2人は入社100日にも満たない新入社員(非正規職)だった。昨年より契約物量が増加したことを受け、人員補充のため採用された若者が入社96日目にして帰らぬ人となった。 (中略)

カ事業所長は「昨年より契約物量が増え、2月26日に人員を補充した。非正規職期間(2年)が過ぎれば正規職として採用する計画だった」と述べた。50代の死亡者2人は20年以上勤務、30代は経験職だと説明した。「作業標準に従い30分間の安全教育と整備を実施したが不十分だったようだ」とした。

ハンファエアロは2018年と2019年に相次いで発生した爆発事故で8人が死亡したことを受け、環境・安全の自動化に220億ウォン(約23億円)を投資した。しかし火薬が付着した工具を洗浄する工程は技術的限界により手作業に依存せざるを得なかったという。 (中略)

事故が発生した56棟の洗浄工程室には消防設備が消火器(20キロ)1本しかなかったことが確認された。56棟は面積243平方メートルでスプリンクラー設置対象ではない。内部には監視カメラもなく、事故状況の把握には困難が伴う見通しである。(中略)過去5年間でハンファエアロ大田事業所では今回の爆発事故を含め9件の火災が発生した。
(引用ここまで・太字引用者)




 先月26日には西小門の高架道路が崩落。3人が亡くなりました。
 一昨日の1日にはハンファエアロスペースで火薬の洗浄作業中に爆発が起き、5人が亡くなる事故。
 前者のしょうもなさは何度も伝えていますが、本当にしょうもない。
 絶対に防げた事故でしかない。

 運がよくて3人だけの犠牲者で済んだ、っていう状況。
 運が悪かったら乗客の乗っていたKTXが崩落した部分に激突してもおかしくない状況でした。
 実際に崩落の5分前にKTXが通過していたとのこと。

 それと同様にハンファエアロスペースの爆発事故もしょうもないものになりそうだ……という感触。
 5人中2人は20代の若者。
 非正規で「30分の安全教育」が行われたとのこと。



 かつ、同じ敷地内の工場から過去5年で9件の火災が発生している、と。
 ヒヤリハットで改善とかないんでしょうね……。

 今年の3月には「安全工業」(社名)で大規模火災が起きています。



 14人が亡くなっています。ここでは2年に1件のペースで火災が起きていました。ハンファエアロと同じペースですね。
 かつ、火災報知器が鳴っても止める方法が通達されていました。

 一昨年のリチウム電池での火災事故では23人が亡くなりました。



 こちらでも2日前に火災が起きていたけども対応せず
 ずーっとそう。
 今回も同じ。たまたま犠牲者が5人だっただけで、構造的にはこれらの事故となにも変わりません。
 とても韓国的です。




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韓国のハンファ大田工場で3度目の爆発事故、7人が死傷……過去2回の事故で「再発防止策」を施したはずなのにこれ

韓国大田ハンファエアロで爆発事故…5人死亡・2人負傷(中央日報)
ハンファエアロスペース大田(テジョン)工場で爆発事故が発生して5人が死亡、2人が負傷した。

警察と消防当局によると、同日午前10時59分、大田市儒城区(ユソング)のハンファエアロスペース大田工場で爆発事故が発生し、同日午後1時現在5人が死亡、2人が負傷したことが確認された。死亡者は儒城ソン病院と忠南(チュンナム)大学病院に搬送された。

事故現場はハンファエアロスペース大田事業所56棟の洗浄作業室という。事業所内の推進体が爆発したのが原因と推定される。作業室には当時、計7人が勤務していたと伝えられた。ハンファエアロスペースは航空機用エンジン、宇宙ロケットエンジン、武器、銃砲弾などを製造している。 (中略)

ハンファエアロスペース大田工場では過去にも2回の爆発事故が発生している。2018年5月に爆発事故が発生した当時は現場で2人が死亡、3人がやけどで治療中に死亡した。翌年の2019年 2月にも大田工場70棟の推進体離型公室で爆発を伴う火災が発生し、中にいた作業員3人が死亡した。
(引用ここまで)




 昼の更新で「ただただついていただけ」って話をしました。
 撤去作業中の高架道路が崩落。
 それでも直下の線路では1分前に普通電車、5分前にKTXが通過していて激突するようなことはなかったと。

 亡くなったかたはいたものの、大惨事にはならずに済んだ。
 単に運がよかったから。
 「3センチも沈下した高架道路を安全確認」するのに、ハーネスとかの安全装置つけずに入った時点でなにやってんだって話ではあるんですが。
 13人も一気に乗ったってことで、その体重でやらかした気もしますしね。
 けどまあ、韓国社会全体で見たら幸運であった、とはいえるでしょう。

 で、今回はその運がなかった……っていうか。
 運ではどうしようもなかったというか。



 ハンファは漢字で書くと韓火、韓国火薬の略称です。
 現在でも火薬やその関連産業を大々的に取り扱っていまして、この大田工場ではK239 天武のロケット弾を製造しています。
 そのロケット弾製造中にこれまで2回の事故を起こしています。

 2018年には5人死亡、4人が負傷した事故。
 2019年には3人が亡くなる事故。どちらも火薬を扱っている最中の事故でした。
 特に2019年には20歳だかのインターンが危険な作業に就いていたとのことで非難が浴びせられました。

 1977年に起きた裡里駅爆発事故もハンファの火薬が爆発しています(→ Wikipedia 裡里駅爆発事故)。
 原因はそこに「火のついたろうそく倒した駅員がいた」ことだったんですが。
 楽韓Webの読者には「次男が遊興飲食店で殴られたので、父親で会長のキム・スンヨンがボディーガード(反社ともされる)を伴って復讐に行った」ってことで知られてますかね。



 そのハンファ傘下の工場で3回目の爆発事故と。
 これまでの事故で数ヶ月単位で操業停止処分を受けていて、「再発防止策」を幾重にも施したはずなのですが。
 3回目の爆発事故。
 韓国で運がなければこうなる、って例ですかね。



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韓国の動物園で狼が「柵の下の土を掘って」脱走 → 動物園は40分間に渡って「独自捜索」 → 見つからず警察に届ける → 5日後、見つかるものの逃げられる……ぐだぐだが過ぎる

カテゴリ:事故・事件 コメント:(65)
「空白の40分」オオカミ脱走で露呈した「ずさんな管理体制」…韓国・繰り返される悪夢、高まる住民の不安(KOREA WAVE)
韓国中部のテーマパーク「大田オーワールド」でオオカミ1頭が脱走したことで、施設側の対応の遅れや管理体制の不備に対する批判が強まっている。

消防当局などによると、4月8日午前9時30分ごろ、施設内のサファリで飼育されていたオオカミ1頭がいなくなっていることが防犯カメラで確認された。鉄柵の下の土を掘り、外へ逃げたとみられる。

しかし施設側は、独自に捜索を続け、約40分が経過してから消防や警察、市に通報した。

その後、警察約100人、消防隊員37人、施設職員約100人が動員され捜索にあたったが、脱走から6時間以上が経過しても捕獲には至らなかった。
(引用ここまで)




 韓国の動物園から狼が脱走。
 その脱走がなんというか……すごいしょぼいというか。
 「いまどきそんなんで動物に脱走される?」って感じのもの。

 檻の下の土を掘って脱出。
 ……だそうで。
 いまどきそんなんで脱走される?(2度目)

 まあ、「韓国の動物園なんてそんなもんだろ」って言われたら反論のしようもないんですが。
 さらに脱走が確認されてから40分間、動物園側が「独自の捜索」を続けていたそうですわ。
 この時点で見つかっていたらなにもなかったことにされていたのでしょうね。



 で、脱走から5日が経過して今日未明にようやくその姿が確認されたそうなのですが。



 捕獲網やら罠やら麻酔銃やら用意したそうですが、逃げられました。
 罠は餌だけ食べられたとのこと。
 ぐだぐだがすぎる……。

 なんでも2歳、30キロの個体だそうで。
 ゴールデンリトリバーの成体と同じくらい。
 さすがにこの大きさの狼と対峙するのはきついな。

 同じ動物園から18年にピューマが脱走したこともあり、射殺されたとのことですが。
 なんとなーく覚えてますね。

 日本だと台風で金網が敗れてリスが大量脱走。
 捕獲してみたら8匹増えたなんてことがありましたが。

台風で逃亡したリス、「30匹中38匹」捕獲 逃げた数より増えた?(AFPBB)

 「猛獣」の脱走騒ぎじゃなくて、このくらいのほのぼのネタで終わらせてほしいものよ。



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2022年に韓国であった群衆雪崩事故、いまになって特別調査委が結成されて聴聞会が行われる……これが「水に落ちた犬は打て」って世界か

「10分早かったら100人生き残っていた」…梨泰院生存者の切ない証言=韓国(ハンギョレ)
 10・29梨泰院(イテウォン)惨事の真相究明と再発防止のための特別調査委員会(特調委)の聴聞会が12日にはじまり、惨事当日にかろうじて生き残った生存者が証言した。会場は一瞬にして涙の海となった。事故直前に11件の通報が寄せられていたにもかかわらず現場に出動しなかった警察は、責任を押し付け合う一方、当時ソウル警察庁長のキム・グァンホ氏は証人宣誓を拒否し、遺族から激しい抗議を受けた。

 梨泰院事故の生存者の一人、ミン・ソンホさんはこの日、ソウル中区(チュング)の銀行会館で行われた聴聞会に出席し、惨事当日の状況を詳細に証言した。ミンさんは「(当日の午後)10時から11時までの間に3回大きな圧力がかかった」、「誰かが故意に押したというより、人の重さが何トンも積み重なったことで生じた小さな力で同時に動かされた」と語った。ミンさんは「救助出動が遅すぎた」として、「およそ10分でも早かったら100人は生き残っていたはず」と強調した。 (中略)

 続く聴聞会第1セッションでは、当時の梨泰院派出所、龍山(ヨンサン)警察署、ソウル警察庁の関係者が、惨事直前に「11件の通報」が寄せられていたにもかかわらず警察が出動しなかった責任を押し付け合う場面が、何度も繰り返された。当時、梨泰院派出所で通報を受理したパトロール2チーム長のA氏(匿名で出席)は、「11人の市民が通報したのは(警察)組織に要求したものであり、派出所に要求したものだとは考えなかった。混雑警備は事前に配置するのが根本」だとして、一次責任は「ソウル警察庁の状況室」にあると主張した。一方、参考人として出席した当時ソウル警察庁112治安総合状況室受理班長のキム・ヒョンゴン氏は、「現場から状況報告してくれないと当時の状況はわからない」とし、「全体的なシステム自体の問題」だと述べた。聴聞委員たちは、梨泰院派出所が通報を受けて現場に出動しなかったにもかかわらず、出動したかのように報告書に虚偽の記載をおこなった理由についても、集中的に問いただした。

 この日の第2セッションの証人として出席したキム・グァンホ元ソウル警察庁長は、刑事裁判中だとの理由で証人宣誓を拒否した。ユン・ヒグン元警察庁長らが証人宣誓をおこなった中、一人だけ席を立たなかったキム元庁長は「(証人宣誓に対し)拒否権を行使する」と述べた。ソン・ギチュン特調委員長が「正当な理由のある拒否なのかどうかは私たちが判断し、告発しうる」と述べたが、キム元庁長は「私の権利を行使する」と答えた。これに対し遺族は「何の権利だ」、「尹錫悦(ユン・ソクヨル)とまったく同じだ」と叫び、キム元庁長の態度に強く抗議した。
(引用ここまで)




 2022年に起きた韓国の繁華街である梨泰院での群衆雪崩事故。
 狭い路地、かつ下り坂に群衆が下からも上からも殺到したことで起きたとされています。



 このエントリで楽韓さんは「政争の具として使われるだろう」としていました。
 その後、ユン政権下ではその他の疑惑等々にはさまれて大きく扱われることはありませんでしたが、ここにきて「ユン政権のもうひとつの犯罪」的な扱いをされるようになってきました。

 政権交代後、やにわにクローズアップされるようになりましたね。
 「水に落ちた犬は打て」の精神。



 当時、左派からは「ムン・ジェイン政権下では一方通行にしていたのに、ユン政権で無法地帯になった」だの「警察が薬物捜査にうつつを抜かしていたからだ」だののフェイクニュースが出回ったものですが。



 個人的に事故原因は韓国のイベント運営の下手さであると考えています。
 人の流れの設計とかやらなかったんでしょう。

 まあ、だからといって所轄警察の動きが遅かったりなんだりが減刑されるべきではないとも思いますが。
 この時でセウォル号の沈没事故から8年。
 韓国人の危機意識はさほど変わっていなかったし、いまでもおそらくは変わっていないことを示す事例でしょうね。



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韓国メディア「一昨年の済州航空機爆発炎上事故の原因はコンクリート壁だけではない!」……いや、そりゃそうかもしれんけどさ

盛り土だけではない…「チェジュ航空事故の原因、多角的な分析が必要」(中央日報)
務安(ムアン)空港で発生したチェジュ航空旅客機事故の原因をめぐる議論が、空港の方位角施設、いわゆる「ローカライザーの盛り土」問題に集中している。しかし、バードストライク(鳥類衝突)や復行(予定していた着陸を行わず高度を上げて再び飛行すること)・再接近などの運航過程、航空機の機体欠陥および整備、管制対応、空港施設など複数の要因が重なった事故であるため、全過程を総合的に分析する必要があるとの指摘も出ている。

監査院は10日、「航空安全脆弱分野の管理実態」に関する監査結果を発表し、務安空港など一部の空港のローカライザー基礎構造物が、国際基準の趣旨とは異なりコンクリート構造物や盛り土の形で設置され運用されていると明らかにした。 (中略)

ただし、事故原因を盛り土だけで断定するのは時期尚早だとの指摘が出ている。国土交通部と航空鉄道事故調査委員会の調査範囲には、バードストライクの経緯と予防活動、操縦士の非常手順の実施、管制対応、航空機の機体欠陥および整備、方位角施設の設置基準を満たしていたかどうかなどが含まれている。
(引用ここまで)




 一昨年の年末に起きた、務安国際空港での済州航空機爆発炎上事故。
 乗員・乗客181名中、179名が亡くなっています。
 また、助かった乗員2名も重傷を負いました。
 動画には衝突時の映像が含まれています。



 んで、1年2ヶ月ほどが経過した中で「事故原因はローカライザーをコンクリート壁で強化したことだけではない」とする言論が出てきている……と。
 まあ、言わんとすることは分からないでもないですけどね。

 事故の経緯はこんな感じです。

・そもそも韓国の空港ではバードストライク対策が不十分だった。
・特に務安国際空港周辺では渡り鳥が多数いた。
・事故機はバードストライクで片方のエンジンが出力を失った。
・機長は焦って逆側のエンジンのスイッチを切った。
・事故機は全動力を失ってしまった。バッテリーは未搭載機種だった。
・フラップを下ろすことも、リバーサーの作動もできなくなった。
・やむなく、ゴーアラウンド後に通常時とは逆側から着陸を試みた。
・胴体着陸はうまくいったものの、滑走路端に盛り土があり衝突。
・衝撃で爆発炎上。



 いくつもの事故原因があり、それらが複合したためにあの衝撃的な事故になった……としたいのでしょうけども。
 ……どうなんでしょうね。
 事故原因の軽重にポイントをつけていくとしたら──

・空港のバードストライク対策 15点
・バードストライクの発生 3点
・機長の操作ミス 30点
・ローカライザーをコンクリートで補強していた 5億点

 ……くらいに感じるけどなぁ。
 航空機のアクシデントは起こるもの、その際のミスも起こるものと想定されていて「それでもなんとか乗員・乗客を無事に帰す」ためのフェイルセーフが設置されているのです。
 済州航空機の場合もどう見ても胴体着陸まではそれなりにうまくいっていたのに、最後のコンクリート壁でなにもかもが瓦解したってだけに見えます。

 サンフランシスコ国際空港でのアシアナ機事故の際も「韓国人機長は優秀だ」とか「(儒教の問題でサングラス着用を機長に言い出せなかったとした)事故調査委は人種差別的だ」とか言ってて事故原因を正確に把握できていないなんて言い続けてましたけども。



 最終報告書には「オートパイロットに頼り過ぎていた人為的ミス」と記載されました。
 なんとかして自分たちの責任を軽くしたいって部分がいつものように働いている感触がありますね。



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韓国人、「1歳年下なのに生意気だ」と刺殺……韓国では稀によくある事件ですね

カテゴリ:事故・事件 コメント:(60)
タグ: 儒教 朱子学
酒の席で知人を凶器で殺害した50代「1歳下なのに…」=韓国(中央日報)
韓国で、深夜の酒の席での口論の末、凶器を振るって知人を死なせた50代が警察に逮捕された。

26日、蔚山(ウルサン)の蔚州(ウルジュ)警察署は、殺人容疑でAを現行犯逮捕し、取り調べていると明らかにした。

Aは同日午前6時23分ごろ、蔚州郡の自宅で一緒に酒を飲んでいた50代のBさんを凶器で刺して死亡させた疑いがもたれている。

事件直後、Aは119番通報し、「生意気だったので刺した。警察には知らせず、ひとまず来てほしい」と話したという。 Bさんは救急隊によって近くの病院に運ばれたが死亡した。

AはBさんや別の知人と一緒に酒を飲んでいたところ口論になったことが分かった。 Aは警察に対し、「1歳年下のBさんは、普段から礼儀がなっていなかった」と供述しているという。
(引用ここまで)




 「1歳年下のヤツが生意気だったので刺した」
 韓国では稀によくある事件。
 さすがに毎年はないかなぁ……でも、数年に一度は目にするって頻度ですかね。

 殺人事件にまでは至りませんが、こうした「年齢がどうのこうの」で暴行なら本当にありふれた韓国の日常でしかない。
 あと酒の場での暴力なんかも同様。
 酒+年下の儒教意識で、こんなんなるんでしょうね。

 かつて酒の場でハンギョレの記者が同僚に襲いかかって、殴り倒した上で蹴りを入れて内臓破裂だったかで殺してました。



 この報道でも「胸をぶつけて〜」ってされていましたが、防犯カメラには倒れた相手の胸ぐらをつかんでは床に落とすって犯行がしっかりと映されていたとさ。
 酒の場だったってことから1審で懲役4年。2審で懲役3年に減刑されてました。



 以前、連合ニュースの東京支社長とかも「我々は酒を飲んでけんかしてストレスを解消するのだ」とかバカなことを言ってましたけども。



 それで人死に出してりゃ世話ないわな。
 ちなみにハンギョレは徹底してこの事件を隠蔽しようとしていたのですが、さすがに隠蔽しきれずに他社にすっぱ抜かれてました。

 ま、この事件も同様に「酒の場での犯行」ってなって懲役3年とかで終わりでしょう。
 「日本統治時代はよかった」って話をした90代の老人を撲殺した犯人ですら「酔っていたので」って懲役5年とかでした。
 韓国社会そのものが「酒の上での犯行」に寛容なんですよね。



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