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カテゴリ:世界遺産登録騒動の記事一覧

韓国外相が「軍艦島で『強制連行明記』の約束を守れ」と発言……慰安婦像撤去の約束は?

韓国外相 ユネスコに各国の約束履行促す=軍艦島情報施設念頭か(聯合ニュース)
 外交部によると、康長官はユネスコについて韓国の重要なパートナーと強調。韓国がユネスコに1950年に加盟して以来、双方の関係が発展してきたことを評価した。また、今後、教育や科学、文化などの分野での協力強化に期待を示した。その上で、各国がユネスコと約束したことが適切に履行されるよう関心を求めた。

 外交部は各国が約束したことについて具体的な説明はしなかったが、「明治日本の産業革命遺産」(全23施設)の世界文化遺産登録当時、日本政府が朝鮮半島出身者の強制徴用があった端島炭坑(軍艦島、長崎市)について、強制徴用犠牲者を記憶するための情報センターの設置を約束したことなどを念頭に置いたものとみられる。

 これに対し、ボコバ事務局長は「韓国とユネスコの協力強化の必要性に共感し、ユネスコは中立的かつ専門的な国際機関として役割を果たしていく」と述べた。
(引用ここまで)

 つまり、「我々は慰安婦合意などという約束は守らない。それどころか約束そのものを反故にする。それ以前の条約すら反故にする方向でいる」という状況。
 でも、同じ連中が同じ口でこちらに約束を守れと言ってきているのですね。
 ソ・ギョンドクは「軍艦島の世界遺産登録撤回運動を展開する!」とか騒いでいましたっけ。
 もはやソ・ギョンドクの言うことなんてなんの価値もなくなってしまったのですが。
 でもまぁ、映画軍艦島が尻つぼみながらもヒットしたことで、この話題が韓国国内でなくなることはないでしょう。
 先代の外交部長官であるユン・ビョンセもこの件についてはいらいらとしたコメントを発していましたね。

 民主労総も日本大使館前、および釜山の日本総領事館横に徴用工像を建てることを諦めてはいないようですし。
 話題としては延々と続いていくのでしょう。
 ただまあ、日本側はすでに「強制連行はなかった」という原則を貫く方向性でいるようですけどね。

世界遺産ビジネス(小学館新書)
木曽功
小学館
2015/8/5

韓国人「世界よ、これが軍艦島の真実の姿だ!」→嘘でした

NYタイムズスクエア「軍艦島」広報映像の人物 朝鮮人ではなく日本人だった(中央日報)
ニューヨークタイムズスクエア軍艦島「広報映像中の人物、朝鮮人以外の日本人」(中央日報・朝鮮語)
[寄稿]軍艦島の真実攻防と韓国政府がすべきこと(ハンギョレ)
今月3日から一週間、米国ニューヨーク(NY)のタイムズスクエア屋外電光掲示板を通じて上映された「軍艦島(正式名・端島)の真実」という15秒の長さの広報映像で、一部の写真が間違って使われたことが確認されて問題となっている。日本極右勢力が国際社会で強制徴用そのものを否定するための根拠として悪用する可能性があるとの懸念も出ている。すでに日本では韓国側が「印象操作」を通じて「フェイクニュース(偽ニュース)」を量産しているという主張が広がっている状況だ。

該当の写真は、炭鉱の中で横になって採炭作業をしている鉱夫を撮影したものだ。映像物では「軍艦島の本当の名前は地獄島」という内容の前に「120人が死亡した」というコピーとともに配置されていた。ところが写真の中の人物は強制徴用された朝鮮人ではなく日本人であることが確認された。しかもその場所も軍艦島の海底炭鉱ではなかった。
(引用ここまで)

 中央日報の韓国版は「韓国人の反応」が見えるようについでにリンク。
 というか、この筑豊の炭鉱夫の写真であるという話はだいぶ以前から指摘されていたものです。
 つい最近もたとえば韓国のMBCテレビは産経新聞に取材にきた際にこの話を聞いていたはずなのですが、無視していたとのこと。

あきれた「軍艦島」に関する韓国発のフェイクニュース(産経新聞)

 要するに事実などはどうでもいいから、「日本の蛮行」を喧伝したいということなのですよね。
 他にも「強制徴用で端島に行った。父親と一緒に」とかいう証言があって、わざわざ炭鉱に使えないような子供を徴用で連れていく必要がどこにあるんだっていう。
 炭鉱夫募集に応募して家族で移住しただけじゃねえかみたいな話もよくあります。

 証言の内容とか真実性とかどうでもいいのですよ。
 たとえばチョン・ウソンという慰安婦は1937年にインドネシアの日本軍慰安所で働かされたという証言をしています。
 1942年までオランダ領だったインドネシアに慰安所が存在するわけがないのですが、韓国では無批判です。
 ムン・ジェインの公約が聖公約なら、元慰安婦の証言は聖証言ですからね。
 疑いを差し挟むことは人道にもとる行為なのですよ(笑)。

 都合さえよければウソだろうとなんだろうと構わない。
 都合が悪ければ科学的な真実であろうと糾弾する
 韓国社会の縮図です。

 楽韓Webでいうところの「ただの隣国関係でありたい」というのは、そういった輩と距離を取りたいということでもあるのですけどね。

長崎県「軍艦島に強制徴用の案内板を出す? そんな計画はありませんが、なにか?」→韓国人「許されることではない!」

強制徴用伝える情報センター設置 長崎市「年内に計画ない」(聯合ニュース)
 2015年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」(全23施設)について、日本政府が朝鮮人の強制徴用犠牲者を記憶するため情報センターの設置などの措置をとることを約束したにもかかわらず、今年中に履行する計画はないことが、長崎市関係者への取材で23日、確認された。

 同関係者は聯合ニュースの取材に対し「まだ計画はない」として、日本政府が12月までに世界遺産センターの履行計画について報告した後、政府から計画に伴う指示が来るだろうと話した。また、市が独自に履行措置を取ることはなく、政府と一体で施行されると説明した。

 明治日本の産業革命遺産の全23施設には、端島(軍艦島、長崎市)炭鉱など、日本による植民地時代に朝鮮半島出身者が強制労働をさせられた7施設が含まれる。世界文化遺産登録の際、日本はこれら施設について情報センターを設置するなど犠牲になった労働者を記憶する措置を取るとしたが、まだ実行していない。

 このような日本側の姿勢は「強制労働はなかった」とする日本政府の立場が反映されたものと受け止められる。後続措置の早期履行を求めてきた韓国の市民団体の立場とはかけ離れたものだ。

 登録当時に日本側は世界遺産委員会で「forced to work」と言及したが、その後は「強制労働(forced labor)を意味するものではない」と主張してきた。登録が実現しただけに、さまざまな言い訳をして約束履行を拒否する可能性も高いとみられる。
(引用ここまで)

 日本政府はすでに「強制労働はなかった。これは韓国政府と協議の末の結論だ」という見解を出していますね。
 長崎県も政府の見解に従って行動し、韓国が求めるような案内板を掲示していない。
 いいですね。
 政府と自治体が協力して事態にあたることができるというのは、実はこれまであまりなかったことですから。
 世界遺産で町おこしができるということもあるでしょうけども。

 いまのところ韓国政府からは「世界遺産登録時のユネスコからの勧告を履行すべし」くらいの発言しかありません。

韓国政府、日本に軍艦島の世界遺産登録後続措置の履行を圧迫(中央日報)

 12月の報告に向けて圧力が増えていくかもしれませんね。
 世界遺産認定取り消し云々を言っているのはソン・ギョンドク教授くらいなものですが、「映画軍艦島」の公開で韓国国民の世論も沸騰していくでしょう。
 そして、ポピュリストの親玉であるムン・ジェイン政権は世論の沸騰具合を見て「政府レベルでユネスコに働きかける」くらいのことを言い出すでしょう。

 なにしろ、世界遺産登録時にもほとんどの人には予測すらできなかった手のひら返しをしてきたくらいですから。
 あれはおそらく、韓国国内から反対の声が抑えられないほどに大きくなったのが原因でしょう。
 日本政府にも強硬姿勢のままでいてもらって、韓国政府からの世界遺産抹消運動を待ちたいところです。
 実際に登録抹消になるかどうかはともかく、韓国からその運動を起こされることで日韓関係は決定的な転機を迎えることになると考えているのですが。
 さてはて。

 ユネスコからの勧告を守れというくらいなら、まず盗難文化財に関するユネスコ条約を守れって話なんですがね。

論文盗用のソ・ギョンドク教授「軍艦島の世界遺産撤回運動を展開する!」……日韓関係を完璧に終わりにするつもりの模様

軍艦島の案内板に「強制徴用」言及なし…約束守っていない日本(中央日報)
朝鮮人強制徴用の悲しい歴史を抱えている軍艦島(端島)に最近、新しい案内板が建てられた。だが「強制徴用」に関する言及は全くなかった。

韓国広報専門家である誠信(ソンシン)女子大の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授は20日「先週、軍艦島と近隣の高島に行ってきた」とし「日本は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産登録以来、軍艦島に案内板4つを設置したが、その中で最も最近建てたものと見られる案内板にも朝鮮人の強制徴用に関する内容はなかった」と話した。 (中略)

徐教授は「日本は登録以降、いかなる約束も守っていない。新しい案内板に強制徴用の事実や年度に関して時期を強制徴用が終了した1945年までと表記していない」とし、「これは強制徴用を隠そうとするその場しのぎの策略に過ぎず、明らかな歴史歪曲」と強調した。軍艦島近隣の高島も約4万人の朝鮮人が強制徴用を強いられた歴史があったが、この島に建てられた新しい案内板にも強制徴用という言葉は見当たらなかった。

徐教授は石炭資料館の入口左側にある年表にも強制徴用の時期を完全に欠落していると証言した。徐教授は今年末まで日本政府が約束した強制徴用を紹介する情報センターの建立などが行われなければ、今まで8回にわたって軍艦島を訪問して確保した数枚の写真資料と映像をユネスコ側に送って「軍艦島の世界遺産撤回運動」を展開していく計画だ。
(引用ここまで)

 論文盗用の積弊勢力であるにも関わらず、恥ずかしくもなく韓国で活動しているソ・ギョンドク教授が軍艦島に8回目の訪問。
 看板が新しくなったにも関わらず、「強制徴用の歴史を記す」とした約束が守られていないとお怒りのご様子。
 まあ、それも当然の話でして。

 軍艦島(端島)には徴用の歴史なんてまったくないですからね。
 朝鮮半島からきた労働者はいたのですけどね。
 軍艦島のものではありませんが帰るときには揃いのスーツに腕時計をはめて凱旋したという証拠写真も韓国政府から出されています
 当時の炭鉱夫といったら高給取りの象徴みたいなものでしたからね。
 確かに危険な職場ではあったでしょうし、朝鮮人の死者も出たでしょうよ。
 それを込みにしても高給が魅力の職場であったわけです。

 ……という案内板でも書いておくとよいでしょうかね。写真と一緒に。
 あと、ハングルでだけ「映画・軍艦島はまったくのフィクションです」って書いておくか。
 熊本城でも韓国人が「この城は韓国人によって作られたのですよね」ってよく聞かれるって、案内担当のかたが言われていましたね。
 「そういう伝承は一切ありません」って答えるとあからさまに不機嫌になるそうです。
 なんか韓国では加藤清正が築城技術を朝鮮征伐の際に持ち帰ったっていう話があるとのこと。
 それと同じような都市伝説を軍艦島にも持ちこもうとしているってことなのでしょうね。

 あ、それと世界遺産撤回運動とか是非やってほしいですね。
 それによって嫌韓の強度はさらに増すことでしょう。世界遺産登録時の騒動で「なんなんだよ、韓国人」ってなった人間は少なくありません。
 ソ・ギョンドクがそういう運動をすることは、日本にとってはそれほど悪い条件でもないのですよ。
 もし、それが実現したら……いや、ちょっと想像の埒外ですね。
 中国と同じレベル、もしくはそれ以上に嫌われることになるのは間違いないでしょう。

韓国政府「軍艦島などの世界遺産に『強制労働』の事実を記した情報センターが設置されてない。約束違反だ!」……でっていう

産業革命遺産での強制労役を伝える情報館設置 日本側に動きなし(聯合ニュース)
2015年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」(全23施設)について、日本政府が朝鮮人の強制徴用犠牲者を記憶するため情報センターの設置などの措置をとることを約束したにもかかわらず、約2年が過ぎた現在も履行されていないことが分かった。

 韓国外交部の当局者は29日、「15年に日本の産業施設が世界文化遺産に登録される際、日本は施設で働いた犠牲者をしのぶ情報センターを建て、該当施設が産業の近代化に貢献したことだけでなく、否定的な歴史を含む全体的な説明を用意するとしたが、約2年経過した現時点まで、何も明確な措置が取られておらず残念だ」と話した。

 また「日本は今年12月1日までに履行の経過報告書を提出し、来年7月に世界遺産委員会がそれを検討して意見を出すことになっている。残された時間があまりない」とした上で、日本側に履行を働きかけることが重要だと説明した。「韓日関係がさらに悪化しないよう日本が国際社会に向けて行った約束を履行することが重要だ」と強調した。

 韓国は現在、21カ国からなるユネスコ世界遺産委員会の委員国であるため、政府は来月2日からポーランドで開かれる同委員会で問題を提起し、韓国側の立場を説明するとともに、日本に措置の迅速な履行を促す予定だ。 
(引用ここまで)

 そもそも強制労働はなかった、という形で情報センターを作ることは日韓によるすりあわせの結果であるというのが日本政府の根本的な立場です。
 韓国側は「強制労働があったことを記すのが約束だ!」と強弁しようが、まったく無視で問題ないでしょう。
 このまま無視し続けて、もし韓国政府が「明治日本の産業革命遺産」に対して登録取り消しとかあったとしたら……。

 それはそれで日本にとっておいしい事態なのです。
 世界遺産登録騒動で韓国政府の手のひら返しがあった(そして楽韓Webはそれを嗅ぎつけて「どうも反対に回るっぽい」という話をいち早くしてましたね)のは記憶に新しいところですが、人間というものは単発で起きた事件というのはどうしても記憶に残りにくい。
 ですが、ストーリーとして描かれると強烈に記憶に刻まれるのですよ。
 歴史的事実よりも「司馬遼太郎の歴史小説」や、「塩野七生のローマ人の物語」における記述のほうが多くの日本人の脳裏に刻まれている。
 それはストーリーとして完結しているからなのですね。

 同様に軍艦島をはじめとする世界遺産登録騒動から、さらに世界遺産取り消し要求なんてものがあったとしたらどうなるか、ということです。

 よく「話せばわかる」とかいう人間がいます。韓国人は……というか、外国人なんかと本質的に「話せばわかる」なんてこたありえないのです。日本人同士であってですら難しいものを、外国人相手にできるわけがない。
 いいとこ「ここまでは譲るけど、ここから先は譲らない」くらいの外交しかできない。
 だけども、韓国人に関してはその最低限度の外交ですら通用しないのだということをストーリーとして見せつけることができる。

 韓国人のやりかたなり中国人のやりかたなりを日本人の基本的な知識として知っておくべきであると常日頃から思っていますが、なかなか定着しようとしない。
 基本的に日本人はお人好しなので、自分の常識の範疇でどうしても物事を判断してしまう。
 でも、このストーリーが生まれるというのであれば、それははなかなかにおいしい事態。
 「ただの(マネージされた)隣国関係」にまた一歩近づけると思いますよ。

世界遺産ビジネス(小学館新書)
木曽功
小学館
2015/8/5

産経新聞「軍艦島は地獄島なんかじゃない」 → 朝鮮日報「産経新聞が予告編に難癖をつけてきた!」

「軍艦島は地獄島…」韓国映画・絵本が強制徴用の少年炭鉱員を捏造 憤る元島民たち「嘘を暴く」(産経新聞)
「『軍艦島』の内容は捏造」 産経新聞が韓国映画に難癖(朝鮮日報)
 右翼傾向の強い日本の産経新聞が、日本による強制占領期に朝鮮人の強制徴用が行われていた端島炭鉱(軍艦島、長崎市)を舞台にした韓国映画『軍艦島』(監督:柳昇完〈リュ・スンワン〉)と児童用絵本について、「嘘を暴く」と主張した。映画『軍艦島』は今年7月に封切り予定で、まだ予告編が公開されただけだ。

 産経新聞は8日「軍艦島は地獄島…韓国映画・絵本が強制徴用の少年炭鉱員を捏造(ねつぞう)」と題する1面トップ記事で、映画『軍艦島』のキャッチコピーと、狭い場所で採掘作業に従事する韓半島(朝鮮半島)出身の少年たち、ガス爆発の危険にさらされながら作業を続ける徴用者たちが映る予告編の内容を紹介した上で「事実と異なる」と報じた。

 また、昨年出版された児童用絵本『軍艦島-恥ずかしい世界文化遺産』(尹ムニョン作、ウリ教育)についても「絵本に出てくる2016年は朝鮮人慰安婦が『少女像』として脚光を浴びていた時代であり、少年坑夫は(慰安婦少女像の)少年版」と主張した。

 産経新聞はさらに、日本国籍を取得した韓国系日本人、鄭大均(チョン・デギュン)首都大学東京・名誉教授が「戦時中に日本の炭鉱に朝鮮人少年坑夫など存在しなかったことは関係者なら誰でも知っている」と話したと報じた。
(引用ここまで)

 『アリラン』という小説がありまして。350万部を超える韓国では大ベストセラーの歴史小説です。
 その中で日韓併合は苛烈な収奪と虐殺に満ちていた、ということになっています。
 現在の韓国人の「日韓併合時代」への印象は、この小説が大きく作用していると思われます。

 で、『皇太子妃拉致事件』という小説もありまして。この中で「電文435号」というものが存在することになっていまして。
 国母である閔妃の殺害の真実を記したもので、総督府から日本政府に送られているという設定なのですが。
 実際の総督府による電文は141号までしか存在しないそうです。
 旧NAVERで「日本人は電文435号を秘匿しているのだろう」と言われて、きょとんとしたことがあります。

 このように韓国ではフィクションが事実と認識されることが多々あるのです。
 いまではすっかりおとなしくなってしまった水野俊平教授が野平俊水名義で書いていた「韓日戦争勃発!? - 韓国けったい本の世界」や「韓国人の日本偽史」なんかで解説していましたね。

 同様に映画・軍艦島での描写が「事実」として扱われるようになるのは間違いないところ。
 フィクションをフィクションとして扱えない民度の未熟さ、というのを常に感じますね。
 まあ、建国神話たる青山里戦闘からして嘘。
 対日戦の戦勝国であるという自認も嘘。
 なんもかもが嘘の歴史を抱えた人々なので、こうしたフィクションでも容易に信じられてしまうのでしょう。

平気でうそをつく人たち:虚偽と邪悪の心理学
M・スコット・ペック
草思社
2011/8/12

韓国高官「日本は世界遺産登録時の約束を守れ!」 → 日本「強制労働はなかった、と記述しますよ」

韓国高官「日本は世界遺産登録に伴う約束の履行を」(聯合ニュース)
 韓国外交部の趙賢東(チョ・ヒョンドン)公共外交大使は2日、外交部、文化財庁、ユネスコ韓国委員会の共催でソウルのロッテホテルで開かれた「世界遺産解釈国際会議」に出席し、昨年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」について、「日本政府が適切な解釈戦略をまとめ国際社会に対する約束を誠実かつ速やかに履行することを期待する」と述べた。 (中略)

 日本は、ドイツで昨年7月に開かれた世界遺産委員会で世界文化遺産への登録が決まった産業革命遺産23施設のうち、日本による植民地時代に朝鮮半島出身者が労働を強いられた端島炭坑(軍艦島、長崎市)など7施設について、強制労働を認め、犠牲者を記憶するのための措置を取ることを約束した。

 日本政府は措置に関連し、2017年12月1日までに世界遺産委員会の事務局に当たる世界遺産センターに経過報告書を提出する義務がある。

 趙大使の発言は、日本に対し強制労働を認めその事実を世界に知らせるためのパンフレット作成や教育プログラムの運営など、約束の履行を求めたものだ。
(引用ここまで)

 世界遺産登録に伴って世界遺産センターに経過報告書を提出する義務はあるけども、それが韓国の望むものであるかどうかはまた別なのですよね。
 長崎県が「徴用はあったけども、監獄島ではない」と書いているように。
 岸田外相が「強制労働はなかったと記述する」と表明したように。

 基本的には「徴用はあったが強制労働はなかった」という事実を記したものになるようです。
 記述に関して韓国とのすりあわせもしないという宣言もありました。

 これで「韓国の満足するような記述」になったら、地元自治体からえらい抗議が起きるでしょう。現状の安倍政権でそんなヘマをするわけないとも思いますが。
 文科省の担当者が投票の時に押されていましたが、それなりに盛り返して韓国の意のままにはならなかったということに落ち着きそうですかね。

 このケースもそうですし、アメリカでの議院演説でも同じでした。韓国がやりたい放題にはもうやらせないという明確な意志が安倍政権からは感じられます。
 次の政権でどうなるか、という部分もあるのですがそのあたりは有権者が声を大きくしていかないとダメな部分でしょうね。

新しい国へ  美しい国へ 完全版
安倍晋三
文藝春秋
2013/1/20

韓国広報専門家ソ・ギョンドク「軍艦島に強制徴用の説明文がない!」とお怒り(半年ぶり2回目)

日本、端島ユネスコ登録から1年……ソ・ギョンドク「なにひとつ変化がない」(聯合ニュース/朝鮮語)
端島(別名軍艦島)炭鉱に朝鮮人強制徴用被害者を称える措置を講じるという日本の約束が履行されていない。
先週、端島を訪問したソ・ギョンドク誠信女子大教授は「挑戦半島出身の労働者が動員された端島がユネスコの世界文化遺産に登録されてから1年が過ぎたが、日本ではまだ『強制徴用』という事実を明らかにしていない」とし「なにひとつ変化がない」と29日、明らかにした。
日本植民地時代に韓国人​​が強制的に労働した端島炭鉱など日本の近代産業施設は、昨年7月の第39回世界遺産委員会で世界遺産に登録された。日本代表団は、登載決定直後、1940年代、韓国人の強制労働を認めて、各施設に「全体の歴史」を知ることができるよう解釈戦略を用意すると約束していた。

しかし、ソ教授は「強制徴用の事実を隠すことは相変わらずで、むしろ一般の人々の釣りを許可するなど、ひたすら『観光の島』という広報をしている」とし「登録後の新しい案内板がふたつ増え、いくつかのガイド本も発刊されたが、そのどこにも強制徴用に関する言及はない」と声を高めた。
ソ教授によると、ユネスコ登録後に端島を訪れる観光客は、3倍に増加して予約なしで船に乗ることは不可能である。
また、Tシャツをはじめ、端島関連商品が50余種以上製作されてお土産店に陳列されており、これを買おうとする観光客で大変なにぎわいをなしている。長崎市は「軍艦島資料館」も建設して開業しており、市内のあちこちにはその事実を知らせる垂れ幕とポスターを設置して推進している。
ソ教授は「長崎市で端島が一目で見える場所に資料館を改装している。平日の午前なのに、非常に多くの人がそこを訪れた」とし「資料館に行ってみるとやはり強制徴用の事実についてまったく言及していなかった」と強調した。

彼は「このような状況を写真と映像の両方を、次の週ユネスコ国際記念物遺跡協議会に伝え、日本の約束不履行を知らせる」と付け加えた。
(引用ここまで)

 去年の12月には中央日報が。
 今年1月にはソ・ギョンドクが。
 今月頭には聯合ニュースが。
 それぞれ「軍艦島に強制徴用の説明文がない!」とお怒りでした。
 で、さらにしびれを切らせたソ・ギョンドクがこの月末に軍艦島にやってきて「まだ説明文がない!」と叫んでいると。

 まあ、すごい簡単にいってしまえば軍艦島に徴用でやってきた韓国人労働者はいないので終了なのですよね。
 なんだったら、「強制労働させられた朝鮮半島出身の労働者」の写真でも展示すればよいかとも思いますが。
 炭鉱労働従事者って当時先端の技術職ですしね。
 募集でやってきた韓国人が荷運びくらいだったらやっていたかもしれませんが。
 ま、そのあたりも詳細を書けばよろしいかと思います。

 そもそも、明治日本の産業革命遺産が登録された直後に日本政府の正式な見解として「強制労働はなかった」と言ってますから。
 それが掲載されて終わりでしょうね。

日本人として知っておきたい外交の授業 PHP文庫
中西 輝政
PHP研究所
2015/8/31