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カテゴリ:大統領選挙2017の記事一覧

韓国の次期大統領候補が「反米反日路線」へと突き進む理由とは?

「キューバ革命」に突き進む韓国(日経ビジネスオンライン)
──前回は、韓国の自称「名誉革命」が、既得権層を打ち倒す「ロシア革命」に向かい始めた、という話でした。

鈴置:それだけではありません。米国との関係を断絶する「キューバ革命」に至る可能性も相当にあります。大統領候補と見なされる政治家が一斉に「米国離れ」を叫び始めたからです。

 世論調査で支持率1位を占めることが多い「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表。12月15日にソウルの外信記者クラブで以下のように語りました。

 聯合ニュース「文『THAADは次の政府に先送りすべきだ・・・誰がなるかは分からずとも、政権交代は確実』」(12月15日、韓国語版)から引用します。

・朴槿恵大統領の職務が停止され首相が権限を代行する中で、THAAD(地上配備型ミサイル防衛システム)を強行するのは望ましくない。次の政権で十分に議論し、外交的努力を尽くして合理的な判断を下すべきだ。
・(日本との慰安婦合意に関しては)正当性を認めることが難しい。合意に関する両国の説明が異なるだけに、合意を(再)確認する必要がある。 ・(日本とのGSOMIA=軍事情報包括保護協定=については)この協定を通じ受け渡しする情報が何なのかに対し、十分に見直し検討する必要がある。

 THAADもGSOMIAも、そして実は「慰安婦合意」も米韓同盟の紐帯です。その3点セットをすべて見直す、と表明したのです。「文在寅政権」は米国との同盟を打ち切る方向で外交政策を組み立てると宣言したのも同然です。

 文・前代表は翌12月16日にも「大統領に当選したら最初にどこに行くか」との質問に「躊躇せずに言う。私は真っ先に北朝鮮に行く」と答えました。

 これも明確に「離米路線」を打ち出したと受け止められました。朝鮮日報が「文在寅『国民の憲法意識がすなわち憲法・・・弾劾棄却すれば次は革命しかない」(12月17日、韓国語版)で報じています。(中略)

──安保問題に関しほかの候補は?

鈴置:野党候補は皆「3点セット」見直し論です。要は「離米派」ばかりです。朴大統領の行ったことはすべてひっくり返す、というのが今の韓国のムード。「ABP(Anything but Park)」なのです。

 中でも、この3点セットは朴槿恵大統領の「悪行中の悪行」とされています。大統領選に立候補する者なら「NO!」と叫ばなくてはなりません。

 激しい発言から「韓国のトランプ」と呼ばれる李在明(イ・ジェミョン)城南市長の発言に注目する必要があります。李在明市長は「日本は敵性国家だ」とまで言い出し、それを理由に「3点セット」に強く反対しています。

 支持率調査あるいは人気投票で2位、あるいは1位に付けることもある政治家です。この人の発言に引っ張られ、与党系含めすべての候補が「反日・離米」に傾いて行くと思います。
(引用ここまで)

 鈴置氏のいつものコラム。
 韓国の次期大統領候補によって、韓国には「キューバ革命」が起きる、すなわち反米政権になるであろうというお話ですね。
 何度か楽韓Webでも語っていますが、パク・クネは「親日媚米政権」であったといまの韓国では考えられています。
 実際の政治的なスタンスはそうではない。むしろ中国側に組み入れられる寸前まで行っていたのですが、現在の韓国では「パク・クネ=親日媚米」であるという構図が描かれているのです。
 慰安婦同意、THAAD配備、日韓GSOMIA締結の3本セットによってそのように考えられている……というか野党側が描いた構図、もしくは韓国人全般が信じたがっている構図ではそのようになっています。

 そして、これまた何度も書いてきたように韓国の政権交代は易姓革命の側面を大きく持ち、前の政権を可能なかぎり否定することが宿痾となっています。
 今回の弾劾によってそれはかつてないほどに強化されており、どれだけパク・クネ政権の業績を否定できるかがひとつの目安となっているのですね。
 特にパク・ウォンスン現ソウル市長イ・ジェミョン現城南市長はそうすることによって支持を大きく伸ばしています。ムン・ジェインもそれに引っ張られる形で発言を過激化させている。
 いわば、次の政権のレゾンデートルが「反日反米」であり、大統領候補たちはどれだけ反日反米であるかをアピールすることが選挙活動の大きな争点となってしまっているわけです。

 そもそも共に民主党は反米指向であったのは間違いないのですが、それがブーストされているのですよ。
 そして、韓国人が「それこそがパク・クネ政権を否定することになる」と是認することでかつてないほどに高まっている。
 もはやその過激化を止める手段はないように見えるのですけどね。
 一種の社会実験としてどこまで行くのか見てみたいという気はしています。

世界反米ジョーク集 (中公新書ラクレ)
早坂隆
中央公論新社
2005/1/10

パク・クネ政権の反動で韓国から保守政党が消滅、北主導の統一までも?

「ロシア革命」に変容する韓国の「名誉革命」(日経ビジネスオンライン)
韓国保守系ジャーナリストが激白「韓国は消滅する」 「朴氏退陣デモ」裏に親北団体の存在(ZAKZAK)

 まず最初に消滅するのは韓国そのものではなく、韓国の保守派です。
 最低でも1期5年は左派政権になるでしょう。誰がやるかはまだ分かりませんが、反日・反米・反保守が際限なくエスカレートするであろうことは間違いありません。
 ヘタしたら3期15年くらいは覚悟する必要があるかなぁ。おそらく改憲もあると思われるので4期16年前後という可能性もなくはない。

 例の下野の歌でも「朝鮮日報も共犯だ」とされていたことを鈴置氏も指摘していますが、パク・クネ政権を超えて保守全体に対して反感が出ているのです。
 シンシアリーさんも「テグで保守が負けるなんて聞いたことがない」と書かれていますね。 
 根本的な地殻変動が起きつつあるのです。

 日本では「一度民主党に任せてみるか」ってやってしまって、その揺り返しが延々と続いています。2020年代くらいまではその余波は続くのではないでしょうか。民進党はあの3年間に作った借金を払い続けているようなものです。
 その保革で真逆の反応が韓国で起きていると考えれば理解しやすいかもしれません。
 トランプが既存の政治家に辟易した層からの支持を得た、ということにも通じているかな。

 セヌリ党はパク派、非パク派で割れてさらに存在感を希薄なものとしていくでしょう。
 ただ、野党も万全というわけではなく、ムン・ジェイン、イ・ジェミョン、パク・ウォンスンの3人で割れるという可能性もあり。こちらもこちらで新党結成も視野に入れるでしょうね。
 なにしろ、野党で1位になれば、イコールで大統領なのですから。
 その結果としてヘタをしたら北朝鮮主導の統一まであり得る、ということになるかもしれませんね。

ナポレオン ―獅子の時代― (1) (ヤングキングコミックス)
長谷川哲也
少年画報社
2003/10/24

スーパー極左のソウル市長、大統領選への実質出馬宣言!

ソウル市長「大統領になったら国家情報院からメスを入れる」(中央日報)
朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が20日、「私が大統領になったら国家情報院から真っ先にメスを入れる」とツイートした。野党圏大統領候補の一人である朴市長が自ら「大統領」に言及したのは今回が初めてだ。

朴市長は「やれと言った国の安保はほったらかしで、国民を査察するとは!朴元淳の制圧文書に続いて大法院長まで査察!」としながら国家情報院を強く批判した。これは最近、韓国メディア「世界日報」元社長の趙澣圭(チョ・ハンギュ)氏が暴露して問題が表面化した国家情報院による梁承泰(ヤン・スンテ)大法院長査察疑惑と自身の問題を関連づけて指摘したものだ。
(引用ここまで)

 おっと、ソウル市長のパク・ウォンスンが実質的な大統領選出馬表明。
 これまで城南市長のイ・ジェミョンばかりが目立っていましたが、このパク・ウォンスンもかなりのサヨク的人物なのです。月頭の「次期大統領候補を紹介」のエントリでも「ウルトラスーパーデラックス左翼」と紹介しましたが、「国際女性戦犯法廷」で「検事」をやったほど。

 「国際女性戦犯法廷」について何度か言及しているので、解説しておきましょうかね。
 要するに擬似裁判……裁判ごっこです。
 被告は昭和天皇の他、安藤利吉、畑俊六、板垣征四郎、小林躋造、松井石根、寺内寿一、東條英機、梅津美治郎。全員死んでますね。「死人を裁く」という時点ですでにどういう場所か理解できるというものです。
 で、「弁護人」なし、「検事」だけで「裁判長」が「判決」を言い渡してシャンシャンで終了というクソのような茶番でした。
 この「法廷」をオランダのハーグで開催したのですが、ハーグには本物の国際司法裁判所があることから権威付けに利用したのでしょうね。

 ただ、クソのような茶番であっても、役立つことがひとつだけあるのです。
 これに参加したということでその人物の人となりが理解できるということ。

 彼の大統領戦への参加で、これまでエスカレートしてきたムン・ジェインの過激な言説がさらにエスカレートするのではないかと思われます。
 いやはや、混沌としてきましたね。

中国から帰化して驚いた 日本にはびこる「トンデモ左翼」の病理 フォロワー18万人のツイッターで大反響のリベラル批判
石平
徳間書店
2016/9/29

韓国次期大統領候補ムン・ジェイン「よろしい、ならば革命だ」と宣言

【社説】「法が駄目なら力で」 弾劾にふさわしい文在寅発言(朝鮮日報)
 韓国最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表は17日「革命が成し遂げられるまでキャンドルの火を消してはならない」と発言した。文氏は前日のメディアからの取材でも「(憲法裁判所が弾劾訴追案を棄却すれば)革命しかない」と述べた。「法で駄目なら力で」ということだ。これは法治国家における司法の秩序を根本から否定する言葉だ。もし大統領がこのようなことを口にすれば、たちまち弾劾問題が起こるだろう。文氏は崔順実(チェ・スンシル)被告による国政壟断(ろうだん、利益を独占すること)問題が表面化すると、その発言が徐々に過激化し「えせ保守を火で焼き払え」「国の大掃除が必要だ」などと軽々しく口にするようになった。

 文氏は今のところ次の大統領候補の中ではトップの支持率を維持しているが、そのような立場の人間としてはあまりにも不適切な発言が多い。憲法裁判所がどのような決定を下すかは今のところ誰にも分からないし、またその結果は誰もが受け入れなければならない。それが自由民主主義の基本的な秩序であり決まりだ。そう考えると文氏の主張は憲法に従わないよう国民を扇動するものと言わざるを得ない。自分とは異なった考えを持つ人たちもこの国の国民であり、「焼き払え」といった言葉を口にするのは国民に対する礼儀に反するものだ。

 文氏は崔順実問題について「メディアの監視が甘かったから起こった」などとも主張している。しかし実際この問題は最初から最後までメディアが暴いた。メディアは文氏のような政治家が持つ法的な権限など何も持たないが、そのメディアの取材や報道によって明らかになった問題を文氏は何の代価も払わず利用している。だとすれば本来なら文氏は自らの発言に謝罪すべきなのに、実際は他人を責め立てるばかりだ。大統領選挙戦が始まるとメディアによる検証は一層厳しくなるだろうが、それは国民の求めでもある。大統領選挙候補者はメディアの検証に反発するのではなく、むしろ協力しなければならない。

 文氏はあるインタビューの中で、自ら大統領に当選した場合「米国よりも北朝鮮に先に行く」という趣旨の発言をした。もちろん最初にどこに行くかは大統領としての選択だ。ただそのことは選挙公約として国民の前にはっきりと明言し、その上で国民の選択を仰がねばならないし、それによって起こる問題の責任も全面的に自分が負わねばならない。ちなみに文氏が連日強硬な発言を繰り返す背景には、李在明(イ・ジェミョン)城南市長が最近過激な発言で人気を集めていることがあるという。二人は大統領選挙を刺激的な言葉の競争ではなく、ぜひとも政策論争の場にしてほしいものだ。
(引用ここまで)

 馬脚を現したというか、最初から知っていたというか。
 ろうそくデモが「平和なデモ」であれば戒厳令が出せないという、パク・クネ政権にとって一番キツい状況であるからそうしていたというだけで。
 別に法や秩序に忠実であったというわけではないのです。
 法に忠実であれば、大統領府は手出しができないというシチュエーションだったからそうしていただけ。

 でも、弾劾まで行ったのにまだ自分たちに政権がやってこない。
 大統領代行は「国家元首として私を扱え」と言ってくるし、憲法裁判所の判決がいつ出るのかさっぱり分からない。
 せっかく政権奪取一歩手前まで来ているのに、法に従っていたのではこれ以上の進捗はありえない状況になってしまった。
 ろうそくデモは世界4大革命のひとつであるのに、反革命分子が多数存在しているのです。

 で、あれば「本当の革命」をやるしかない、というのは彼らの本音でしょうね。
 先日も反日に関して書きましたが、こういった発言はエスカレートさせていくしかないのですよ。
 それでなくても声闘(ソント)の風習がある国なのですから、声をできるだけ大きくしなくちゃいけない。
 より過激なことを言ったほうが勝ち。
 より多くパク・クネを否定したほうが勝ち。
 だから「アメリカより先に北朝鮮を訪問する」とか言っちゃう。

 政策なんて二の次三の次で、より騒いだほうが勝つのは今回だけでもあるまいし。
 そもそも経済政策なんてあるんでしょうかね?

「革命はいつもインテリがはじめるが夢みたいな目標を持ってやるからいつも過激なことしかやらない」
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア [Blu-ray]
富野由悠季
バンダイビジュアル
2011/06/24

韓国メディア「大統領候補が『GSOMIAも慰安婦合意もTHAAD配備も破棄だ』っていうけど、それ本当に守れるの?」……しっ、余計なことを言わない!

【社説】慰安婦合意・GSOMIA破棄、文在寅氏は守れない約束をするな(朝鮮日報)
 現政権が進める安全保障政策について、最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表はこれらを全て見直す考えを表明した。文氏は外信記者クラブでの講演やインタビューなどを通じ「開城工業団地は直ちに再開すべき」だとか「米国の最新鋭地上配備型迎撃システム『高高度防衛ミサイル(THAAD)』配備の決定は次の政権に委ねよ」などと求めた。さらに日本との慰安婦合意についても「新たな合意が必要」として覆す方針を明言し、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)も再検討を強く示唆した。

 野党の大統領候補者がそれまでの政策を批判し、自らが政権を握ればそれらを見直すと約束するケースは実は決して珍しくない。しかし国内向けの政策ではなく、外国政府とすでに合意した約束を覆すとなれば、それは次元が異なる問題だ。もちろん外交政策であってもある程度の修正は可能だ。しかし文氏のように同盟国や友好国と結んだ合意を全て破棄したり見直すとなれば、これは大韓民国における政策の信頼性そのものが疑われるようになる。

 THAADは韓米両国の政府と軍当局が様々な検討を行い、最終的に北朝鮮のミサイル攻撃への対処に最も効果的ということで配備が決まった。その結果、韓米両国の軍事施設はもちろん、有事の際、米国などからの増援部隊がやって来る港などもこのTHAADによって守られることから、米国政府はTHAAD配備問題だけは迅速に進めるよう、韓国政府に何度も求めている。そのためもし文氏の主張が実行に移されれば、韓米同盟に大きな亀裂が入るのは間違いない。

 開城工業団地の操業中断は国際社会との約束だ。北朝鮮による4回目の核実験に対する国連制裁のレベルを上げることを目的に、韓国政府が事前に取った措置だ。現在、北朝鮮に流入するドルを減らすため、国連は北朝鮮から中国向けの石炭輸出にも規制をかけ、また韓国も世界に向け北朝鮮に外貨を持たせないよう呼びかけている。ところが文氏が明言するように、韓国が開城工団を通じて再び北朝鮮に毎年5億ドル(約600億円)以上の外貨を与えるようになれば、この国は国際社会からどのような目で見られるだろうか。

 日本との慰安婦合意についてはその評価が分かれているのは事実だ。今の政府がこの問題に対する態度を突然変えたことへの批判は今も根強い。しかしこれも国際社会と結んだ約束であり、締結からすでに1年近くが過ぎた。これを今になって破棄するとなれば、韓日関係そのものが完全に破綻するだろう。日本との軍事情報包括保護協定は韓国と日本が北朝鮮に関する情報を共有し、双方の弱みを補うことを目的に締結されたもので、すでに政府間で署名まで終えている。北朝鮮の潜水艦の動きに関する情報など、この協定によって韓国が非常に大きな恩恵を受けているのも事実だ。

 これらの事情を文氏が知らないということはまずない。そのため文氏がもし政権を握ったとしても、これらの外交・安全保障政策をすべて覆すのは簡単ではないどころか、おそらく不可能だろう。だとすれば今文氏が主張する内容は、自らを支持する過激派に迎合するものであり、有権者を欺く行為に他ならない。同盟国や友好国との合意を覆しても良いと文氏が本当に考えているのであれば、これ以上何か言うべきことがあるだろうか。
(引用ここまで)

 うわ、よけいなことを朝鮮日報が言い出してますね。
 もちろん、韓国国民に対しての迎合に決まっています。
 特に城南市長のイ・ジェミョンが過激な言説で支持率をぐっと上げてきている。統計によっては2位のパン・ギムンを追い抜いたというニュースもあるほど。
 つまり、最大のライバルとなり得るわけですよ。

 支持を上げている大きな理由が、GSOMIA締結に対して「パク・クネは父親の祖国のために死ぬ覚悟を決めたようだ」、「日本は敵性国家」、「私が大統領なら慰安婦合意を覆す」といった発言である以上、対策は簡単なのですよね。
 それと同じか、それ以上の過激な言説を並べればいい。
 以前に書いたように、どこまでもエスカレートする可能性はありますが、それはそれで面白いと思いますけどね。

 韓国人の知性が試されているとでもいうべきか。
 こうして社説を書くくらいなら、本人に正せばいいのに。  本当にこれらの話をやるのか、それに付随して出てくるであろう不都合をどう考えているのか。
 日本やアメリカがこういった話に対してどう対処すると思うのか。日韓、米韓の通貨スワップ協定が難しくなると思われるが、どうするのか。
 マスコミはそういうことができる立場にいるのだから、「大統領候補へのインタビュー」という形ででも連載すべきだと思いますけどね。
 こうして言って終わりでなんの生産性もないなら、マスコミなんて必要ないんだよな……。

イスラム国 テロリストが国家をつくる時 (文春e-book)
ロレッタ・ナポリオーニ
文藝春秋
2015/1/10

韓国大統領候補ムン・ジェイン「慰安婦合意、GSOMA、THAAD配備のすべてを見直す!」と発言。公約が際限なく反日でエスカレートする模様

次期大統領有力候補の文氏「慰安婦合意は見直す」(朝鮮日報)
 最大野党「共に民主党」の前代表で、次期大統領選挙の有力候補と目される文在寅(ムン・ジェイン)氏が15日、ソウル市内で行われた外信記者との懇談会で、THAAD(在韓米軍の高高度防衛ミサイル)配備問題、慰安婦問題の韓日合意、韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)など朴槿恵(パク・クンヘ)政権が推進してきた外交政策について、事実上全て見直すべきとの考えを示した。

 文氏はTHAAD配備問題について「次期政権に先送りした方がよい」と述べた。「韓米同盟を強固にするという従来の方針と、THAAD配備の見直しという主張は相反するのではないか」との質問に対し、文氏は「THAADの配備見直しが韓米同盟を損なうとは思わない」との見方を示した。しかし、米国政府と在韓米軍は今年中の配備が必須だとしており、文氏が大統領になった場合、韓米の間にあつれきが生じる可能性が高い。

 文氏はTHAADについて「朴政権は、米国から提案も論議も決定もないと主張し続けていたのに、いきなり拙速に処理した。首相が(大統領)権限を代行するという状況でTHAAD配備を強行するのは適切ではない」として、次期政権で十分に検討した上で合理的決定を下すべきと主張した。しかし文氏は韓米関係については「トランプ新政権の対韓国政策に大きな変化はないとみている」として、これまでの韓米関係を継承し、発展させる意向を示した。在韓米軍撤収論については「南北だけでなく北東アジア全体の軍事バランスと平和のためにも重要な役割を果たしている」として、撤収させる考えはないことを示した。

 韓日の慰安婦合意に関しては「朴政権が日本と結んだ慰安婦合意は正当性を認めがたい」として「カネは必要ない。日本の法的責任と謝罪をもう少し明確にする新たな交渉が必要だ」と主張した。文氏は韓日GSOMIAについても「日本は軍事大国化の道を歩んでおり、とりわけ独島(日本名:竹島)については領有権を主張し続けている。韓日の間で領土紛争がある状況でGSOMIAを締結するのが適切なのか疑問」だとして、国民感情も考慮した上でGSOMIA締結を再検討すべきと主張した。GSOMIAについては民主党など野党各党が協定の破棄を主張している。
(引用ここまで)

 お、いいですね。
 ただ、まだ生ぬるい。これをきっちりと大統領選公約として出してほしい。さらにいえばタイムテーブルでどのようにしてこれらを実現するのかという絵を描くべきです。
 仮にも大統領になろうというものが宣言するのですから。
 そのくらいのことはやって当然。

 おそらくイ・ジェミョンの登場によってこのあたりの公約はエスカレートの一途を辿るでしょう。
 最終的にどこまで行くのか予想できないほどです。

 というのも、ノ・ムヒョンは7%の経済成長を公約に掲げていました。
 これは当時のハンナラ党からの候補が公約として6%の経済成長を公約に掲げていたのを見て、腹立ち紛れに7%と言っただけだったのです。
 体脂肪率0%のスーパーボディとかいうバカな俳優がいましたが、このように数字が大きいものがよい場合はより大きな数字を出し、小さい数字がよい場合は極限まで小さな数字を出すのが韓国人というものなのです。

 その数字が実現可能であるかどうかとか、体脂肪率0%になったらもうすでに脳みそ壊れてるよとかそういう現実はどうでもいいのです。
 声闘(ソント)では相手をやり込めれば勝ち。
 そして、一度勝った人間はずっと上の立場でいることができるというのが李氏朝鮮からの風習なのですよ。

 つまり、韓国では公約はエスカレートせざるをえない構造にあるのです。
 パク・クネは慰安婦合意、GSOMIAなどで「親日」のレッテルが貼られました。易姓革命である韓国の大統領選挙ではその逆に行かなければならない。
 よって、反日をどこまでもエスカレートさせることが予想できるのです。
 THAAD配備、慰安婦合意、日韓GSOMIA、日間通貨スワップ協定、それぞれの項目について公約がどうなっているのか一覧を作ってほしいですね。
 韓国マスコミには無理かなぁ……。

良心をもたない人たち
マーサ・スタウト
草思社
2012/10/10

「日本は敵性国家だ」で有名になった城南市長イ・ジェミョン、重ねて反日宣言を行う

日本は重要な隣国だが敵性国 支持率急上昇の李氏=韓国(聯合ニュース)
 韓国次期大統領選の有力候補の一人とされるソウル近郊・城南市の李在明(イ・ジェミョン)市長は14日、仁川大での講演前に記者団に対し、「日本は重要な隣国であり、共存共栄すべき国」としながらも、「日本が軍事大国化を目指し、膨張主義を続ければ、最初の犠牲者は朝鮮半島になる可能性があるため、軍事的には敵性を完全に解消したとみることは難しい」との認識を重ねて示した。

 李氏は朴槿恵(パク・クネ)政権に対する過激な発言で支持を集め、次期大統領選をめぐる世論調査で3位に浮上するなど、支持率が急上昇している。

 李氏は日本と締結した軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について、「日本の自衛隊を軍隊として認め、われわれにはメリットもなく日本に軍事情報を提供することは国民の立場からも納得できない」として、「日本が韓国国民の感情を刺激してまで、すぐ寿命が尽きる政権と韓日の対立を招く協定を締結したのは適切ではないと思う」と述べた。

 また、昨年末の慰安婦合意に関し、「国家的に合意できる事案ではない。国の越権行為」として、「理解を求めることはできるとしても、被害者がいるのに政府が何の権限で合意したのか」と反論した。

 李氏は先月、自身のフェイスブックに「軍事的な側面からみれば依然として日本は敵性国家であり、日本が軍事大国化がする場合、真っ先に攻撃対象になるのは朝鮮半島」と主張していた。
(引用ここまで)

 パク・クネが弾劾されて、憲法裁判所でおそらく罷免される。
 つまり、次期大統領選が濃厚になっている現在であってもこの過激な文言を取り下げない。
 むしろ重ねてきた。
 NHKの取材に対しても同様に答えています。日本に対する外交姿勢でもこのままであるという宣言ですね。

 この「日本が軍拡を果たせば狙うのは韓半島(朝鮮半島)だ」というのは韓国人の基本認識なのです。
 韓国人の意識の中では「日本はこの豊かな地を狙っている。そして韓国人を隷属させ、独島を取り戻すつもりなのだ」というシナリオが優先されているのですね。
 地下資源もろくになけりゃ、基本的価値観も共有していない。
 住んでいる人間のほぼすべてが反日思想に染め上げられている。

 そんな国を戦争で手に入れたところで、大もめにもめるのは目に見えているのに、なんの必要があって日本がそんなことをするつもりだと思うのでしょうかね。
 もはや懲りたのですよ。
 中国(元を除く)ですら手に入れようとしなかった国をまた併合するなんて冗談じゃない。
 日清・日露の頃には重要視していた地政学的にも、アメリカと同盟を組んでいるのであればなんら問題ない。

 ただ、その韓国人が持っている認識をくすぐることで、イ・ジェミョンは一点突破を行おうとしているのです。
 「日本が軍拡化したら大変なことになる。それを防ぐには私を大統領にするしかないのだ」というような形ですかね。
 パク・クネへの悪口だけでこれまで展開してきた人物ですから、敵を作り続けることで最後までやっていくしかないのです。
 そして、そのやりかたは韓国人の感性にとてつもなく響くのですね。
 いまのところはダークホースの域を出ない候補ですが、劇場型を突き進めることで罷免から大統領選までを突破するのでしょう。
 共に民主党ですら敵に仕立て上げるかもしれませんよ。


筒井康隆
新潮社
2013/12/27

ソウル市長「韓国が大変な時期なのに天皇誕生日のパーティーだと!?」と批判……大統領選へのアピールか

ソウル市長「このような厳重な時期に市中心部で天皇誕生日パーティー?」 批判(中央日報)
韓国の野党系大統領選候補の1人である朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が市の中心部で開かれた日本の天皇の誕生日祝賀行事を批判した。

朴氏は8日、自身のツイッターに「このような厳重な時期に『天皇誕生日パーティー?』 きょうは天皇誕生日ではなく慰安婦被害者パク・スギさんの告別式が執り行われた日です」というコメントを載せた。

駐韓日本大使館によると、この日午後5時、ソウル南山(ナムサン)グランドハイアットソウルで明仁天皇の誕生日祝賀行事が開かれた。この席には韓国政財界の要人と外交使節も招待されたことが分かった。

朴氏は続いて「(朴槿恵大統領の)弾劾で不条理かつ不合理、そして不公正な大韓民国の体制を変える始まりの日にしましょう」とし、朴大統領に対する弾劾を再度促した。
(引用ここまで)

 うーん、大統領選を見据えているのかな?
 「次期大統領候補が反日オールスター」であることはすでに述べましたが、このソウル市長のパク・ウォンスンと城南市長のイ・ジェミョンはかなり突き抜けた存在。
 どっちがひどいかといったらパク・ウォンスンのほうが格段にひどいのですけどね。

 なにしろ、あの「女性国際戦犯法廷」で検事役として日本を糾弾したという経緯の持ち主で、もはやなんというかまともに会話ができるかどうか怪しいレベル。
 沖縄で基地建設反対している輩と同じくらいアレといえば理解できると思いますが。
 そんなんがソウル特別市の市長なのです。

 もっとも、天皇陛下の誕生日祝賀行事に反対しているのはパク・ウォンスンだけではなく。
 シンシアリーのブログによると、行事の行われたグランドハイアットホテルには多数の市民がわざわざつめかけて「こんな状況(注:まだ弾劾採決前)であるというのにパーティをするなんて!」と糾弾したとのこと。
 いわく「我々の状況を無視している!」と。
 ……知らんがな。

愛蔵版 誕生日大全
サッフィ・クロフォード , ジェラルディン・サリヴァン
主婦の友社
2012/9/14