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カテゴリ:カプチルの記事一覧

韓国の巨大マンション「警備員室にエアコンを設置したい? お前らで買え。電気料金はお前らが負担しろ」と警備員を冷遇……これが韓国社会よ

カテゴリ:カプチル コメント:(84)
猛暑に警備員ら私費でエアコン設置……電気代請求したマンション(中央日報・朝鮮語)
大田のマンション警備室の夏場のクーラーの使用に伴う電気料金を警備員に請求して論議がおきている。

大田西区のマンションの警備員として働いてAさんは去る23日、管理事務所から管理費明細書を渡されました。

この明細書には、先月のマンション内の警備室4ヶ所で冷房のためにエアコンを使用して発生した電気代15万2730ウォンが請求されていた。450余世帯が住んでいるアパートで世帯当たり340ウォンを負担すればいい金額である。

警備員に冷房費を請求した決定は、同代表会議で最終決定されたと伝えられる。

Aさんを含む警備員8人約2万ウォンずつ分けて銀行の窓口で直接電気料金を納付したという。

大田放送によると、マンション管理事務所側は2年前、警備員が私費でエアコンを設置して電気料金まで負担することとしたので、これに合わせてコストを請求したと主張した。
(引用ここまで)


 韓国におけるマンション警備員、すなわち労働者の中では社会的な最下層に位置している人々への扱いというものが透けて見えるニュース。
 マンション警備員はかつては最低賃金の適応対象外でした。
 こんな扱いを受けるのは「社会のセーフティネット」的な職業とされているからなのです。
 同時に、ちょっとでもミスをすればつばを吐かれるなんて日常茶飯事。暴行もまあ、ニュースにはなることもあるけども多発しています。
 これは商業ビルの警備員なんかも同様

 いわゆるカプチル(甲質)というヤツですね。
 立場が上の者が下に位置する者に対して、徹底的に叩く。物理的にも精神的にも。
 実際にはこれ、両班とそれ以外の関係そのものです。
 日本においても文化・文明の形の源流が江戸時代に求められるものが多いように。
 韓国のそれも少なからず李氏朝鮮時代のものに影響されています。
 カプチルは両班と常民(や賤民)との関係まんま。
 ちなみに両班の横暴に対抗するための手段が契という相互援助組織。これがウリの発祥(の大きな部分)ではないかと見てますが。まあ、それはさておき。

 韓国でも酷暑がこれだけ騒がれていて、庶民は電気料金が大変だって言っている中で「マンション警備員の休憩室」にはエアコンが設置されていない。
 警備員らが私費でエアコンを購入することは許可するのだけども、電気料金は支払わせる。
 ……すごいよな。
 まあ、「警備員」というものが韓国でどのように扱われているのか。
 韓国社会で「弱い立場」に属するものがどのように扱われているのか。
 よく理解できるのではないでしょうか。
 この延長線上にパラサイト 半地下の家族のストーリーラインがあるのですね。

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韓国地方議員「ビル崩壊の被害者の冥福を祈ります」→記念写真パシャー→規制線を越えて献花→焼香所では「こっちの花輪を前に持ってこい!」と

カテゴリ:カプチル コメント:(83)
「並んでパシャッに儀典ガプチルまで」崩壊惨事現場で政界の悩み(聯合ニュース・朝鮮語)
光州撤去建物の崩壊惨事現場で常識を破った政界関係者の歩みが話題を呼んでいる。
惨事三日目を迎えた11日午後、鶴洞再開発事業地の事故現場には菊を手にした光州を地盤とする議員が訪れた。
議員らは、議会次元で構成された今回の惨事の調査特別委員会の最初の日程であり、被害者の冥福を祈ろうと、現場を訪れたと説明した。

議員らはライトイエロー民間防衛服を着て、議会事務局での写真撮影を担当する職員を同行した。
議員らは写真撮影に出た職員の位置調整の要求に一糸乱れず動いて献花シーンを演出した。
一部の議員は、警察・消防統制線の向こうに入って献花をしようとして周りの顔色を見て再び出てくることもあった。

東区役所の駐車場に設けられた合同焼香所でも、この日の地域政界人の空気を読まない言動に非難の声が出た。
この要人は二列に置かれた追悼の花輪の中で、野党代表の名前が刻まれた、特定の花輪を指し、合同焼香所の管理を担当した職員を叱責した。
有力政治家の花輪を後列に置いたという理由で、公務員が叱責される様子は市民追慕客にもそのまま露出された。
この公務員は花輪が倒れないように固定した紐を切って、地域政界要人の「儀典ガプジル」通りに花輪の位置を調整した。
後列から最前列に移された花輪を送った有力政治家は大統領選挙にも出馬した履歴がある。

花輪位置のせいで要人に怒られた公務員は、自分自身を責めた政界人事名前を明らかにしてくれという記者の質問に口を閉ざした。
(引用ここまで)


 韓国の地方統一選は来年の大統領選挙後の6月に行われる予定。
 大統領選挙が実質的に活動期に入っているように、地方選挙もはじまっているのです。
 というわけで、昨日「韓国社会そのものが事故原因」と書いた光州のビル崩壊事故の現場に地方議員がやってきては記念写真パシャーとやって、さらに献花も規制線の内側に置こうとする。
 挙げ句の果てに焼香所で「我々の花輪を前面に持ってこい!」と要求。記事タイトルのカプチルというのは「甲質」のことで、甲が乙に対して優越な立場を利用して横暴を働く、というような状況のことです。
 なぜなら少しでも「光州のみなさん、私はこうして哀悼の意を表していますよ!!!」ってアピールしなければならないから。

 ちなみにかつて韓国の国会で乱闘が日常茶飯事だったのもこれと同じことだったのですよ。
 「こうして働いています!」っていうアピールが必要だったのですね。
 というわけでチェーンソウで扉を切り裂いて催涙弾を議場に持ちこむとか過激化が止まらなかったと。
 そこで重要法案はまず委員会で6割の賛成が必要となる「国会正常化法」を施行した、ということなのです。国会の本会議場での乱闘を避けようとしたと。
 一応、これ以降は目立つ乱闘はほぼ起きてませんね。

 ま、これも含めて韓国社会、ということで。

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韓国の国会議員、最高裁の裁判官に「予算を復活させて欲しいなら『議員様、残して下さい』と言え」と強要。もはや最高裁すら恐れなくなっている、という事実

カテゴリ:カプチル コメント:(85)
3000万ウォンの予算を巡って大法官に「『議員様、助けてください』と一度言え」と命令した韓国与党議員(朝鮮日報)
 韓国与党・共に民主党の朴範界(パク・ポムゲ)議員は5日、来年度政府予算審議のために開催された国会での全体会議において、法院行政処が求めている「予算事業」についてチョ・ジェヨン法院行政処長に対し「『議員様、どうか助けてください』と言いなさい」と発言した。朴議員はこの日、法制司法委員会全体会議において、現職の大法官(最高裁判事に相当)でもあるチョ調整官に「法コウルLXのUSB制作・補完の費用が3000万ウォン(約280万円)から0ウォンに削減された。これを知っているか」と質問した上で上記のように述べた。 (中略)

朴議員のこの発言に法制司法委員会の会場から笑いが出た。チョ処長も短く笑った。

 朴議員はさらに身振り手振りで橋の形を描きながら「この程度の橋の上の板一つ程度の額だ。議員様、(予算を)残してくださいと一度言いなさい」と述べた。チョ処長が「はい、あのLX事業が」と言い始めると、朴議員はチョ処長の言葉を遮り「残してくださいと一言言えば終わることを。本当にもどかしい」「大法官様、私が代わりに言いましょう」と発言した。
(引用ここまで)


 与党議員が大法官(最高裁判所裁判官)に対して「事業予算を復活させてほしいなら『議員様、残してください』と一度言いなさい」と述べた、と。
 まあ、共に民主党の傲慢さがここに凝縮してますね。
 そもそも、現在の大法院長(最高裁判所長官)がムン・ジェインによって大抜擢された左派の人物
 それ以降、大法院でかなり無理矢理な理屈をつけて左派は無罪放免という事例が相次いでいます。
 イ・ジェミョンの公職選挙法は無罪、パク・クネ政権で行われた全教組(韓国の日教組にあたる団体)の非合法組織認定は違法だったとの判決等々。
 7月だったか、城南市長が暴力団から「政治資金」を受け取ったことで高裁判決では失職する罰金刑だったものを、「検事の控訴状が不実記載であった」ということで破棄差し戻し。そうこうしているうちに、知事の任期である4年間(2022年半ばまで)を終えてしまおうという戦術でしょうね。
 これは昨日、有罪判決を受けたキム・ギョンス慶尚南道知事についても同様で、地裁判決から高裁判決まで22ヶ月かかっています。

 大法院長が大統領の子飼いなのですから、その配下である大法官なんぞ小物。
 そういった意識が彼らの中にあるからこそ「予算が欲しいなら『議員様、予算を残してください』と言え」なんてことができるわけです。
 あの大法院長をムン・ジェイン大統領が指名した時点で「日韓関係は崩壊へ向けて大きく前進した」と楽韓さんは書きました。
 崩壊したのは日韓関係だけではなかった、というところですかね。

あの捏造科学者のファン・ウソク、いまだに韓国で「最高科学者」に認定されたままだった……

「論文操作・性犯罪」犯しても... 「大韓民国最高の科学者?」(MBC・朝鮮語)
幹細胞研究分野のファン・ウソク元教授、数学の分野のカン・ソクジン前教授。
二人はすべて国内の科学分野の最高の栄誉である大韓民国最高科学技術賞を受賞。
ところが、受賞後にそれぞれ「論文操作」と「弟子セクハラ事件」で各種叙勲が剥奪されたはずの「最高科学者賞」と賞金数億ウォンはそのまま維持しています。 (中略)

当時、剥奪が議論されたファン氏の勲章等は9つに及びます。
最近、政府が構築した科学分野関連研究サイトで黄元教授が公的に受けた賞はありません。
しかし、我が国のすべての叙勲記録を公開する行安部サイトに黄元教授がまだ「最高科学技術者」として出てきます。
当時の科学技術部が行安部へと公文書まで送ったが首相が剥奪しなかったのでしょう。

[科学技術部】「私たちも、実際には剥奪されたと考えているが……どのような背景で適切に処理されていないのか、確認はできません.」

科学分野で最も多い賞金となる「3億ウォンの褒賞金」も返還されませんでした。 (中略)

カン・ソクジン前ソウル大教授は弟子9人を常習痴漢して、現職のソウル大教授としてははじめて実刑を宣告されて教授職まで剥奪されました。
しかし、カン・ソクジン教授は修士・博士25人を輩出した偉大な教育者という名目で、まだ国が公認した最高科学者であり、賞金3億ウォンも保有しています。
弟子への常習セクハラに実刑を宣告された性犯罪者が緩い制度のおかげで最高科学者という名誉を維持しているのです。
(引用ここまで)


 韓国には「最高科学者制度」というものがありまして。
 著しい成果を挙げた科学者に対して褒賞を行うというものです。その第1号が例のファン・ウソク元教授。
 ご存知の通り、ES細胞に関する論文捏造で科学界から追放された人物です。当時の熱狂と容疑が出たときの擁護、そして韓国社会の落胆はそれは凄かったものです。
 なにしろ、「成果が発表される」という噂が出るだけで、韓国メディアからは「ノーベル委員会が『もうノーベル賞あげちゃいましょう』って言っている」っていう一コマ漫画が出るくらい。
 ファン・ウソク記念切手とか発行されちゃいましたからね。まだノーベル賞を受賞したというわけでもないのに。
 その後、販売中止・回収に追い込まれましたが。個人的にはこの切手、すごい欲しいんですけどね。

 で、ファン・ウソクに対する様々な褒賞はすべて剥奪されたのですが、いまだに「最高科学者」として認定されていて賞金も返還されていないと。
 ……基本的には「触れてほしくない」部分なんだろうなぁ。なにもかもを封印してなかったことにしたいっていう感じですかね。
 でもって、同じく「最高科学者」に認定されたソウル大学教授が9人に対してセクハラかまして懲戒免職。

 なんだろね。
 ソウル、釜山という二大都市の市長がセクハラ。
 次期大統領とすら期待されていた左派中道の忠清南道知事もセクハラ。
 大統領報道官も海外出張でセクハラ。
 駐ニュージーランド総領事(大使代理)もセクハラ。
 ノーベル文学賞候補とされていた詩人もセクハラ。
 そして、ソウル大学教授もセクハラ。

 異常なくらいに「権力型」のセクハラが多いんだよなぁ……。
 「上下」を意識する儒教社会ならでは、ということなのでしょうね。

提報者 ~ES細胞捏造事件~(字幕版)
パク・ウォンサン
2020-07-27

韓国人「大韓航空の社名を『水かけ姫』『ナッツ姫』の恥ずかしい一族に任せられない返上しろ!」と大騒ぎ

韓経:大韓航空「国籍機剥奪」は可能か… 「大韓」「太極マーク」、使えないようにはできる?(中央日報)
「大韓航空の国籍機地位を取り消してください」「大韓航空から『大韓』という言葉と太極マークを外してください」--。

同社チョ・ヒョンミン専務のパワハラ問題が日を追うごとに大きくなり、17日の青瓦台(チョンワデ、大統領府)ホームページにはこのような国民請願が相次いで書き込まれている。青瓦台ホームページに書き込まれた要求が実現可能なものなのか確認してみた。

まず、国籍機資格を剥奪してほしいという要求について。航空政策主務部署である国土交通部によると、これは不可能だ。国籍機は「国籍航空機」の略語であって、特別な資格ではない。したがって、法律・行政的に拘束力のある義務や恩恵もない。ただ韓国航空会社の航空機を外国のものと区別して呼びぶために、便宜上、使っている言葉にすぎない。
(引用ここまで)

 あまり……というか、ほとんどテレビを見ないのですが、今日たまたまランチに入ったお店でワイドショーをやっていまして、この「水かけ姫」の話をやっていました。
 金切り声で叫び上げていましたね。いや、ひどいのなんの。どちらかというと「心の病気」であるように見えたほどでした。

 さて、大韓航空を傘下に持つ韓進財閥は創業者の長男であるチョ・ヤンホが会長として仕切っています。一昨年くらいまで平昌冬季オリンピックの組織委員長だった人ですね。この人が二代目。
 ナッツリターン騒動を起こしたナッツ姫ことチョ・ヒョナが長女。
 そして今回の「水かけ姫」であるチョ・ヒョンミンが次女。
 さらにふたりの上にチョ・ウォンテという長男がいて、2005年に交通事故を起こして70代の老婆に暴力を振るったことで立件されています。ついでにいうと彼の母親はアメリカに遠征出産に出かけているので、本人の国籍はアメリカだったはずですね。
 ナッツ姫も双子の男児を産むときにハワイに「転勤」して遠征出産していたので、兵役回避のためではないかと言われていました。
 財閥の子供が兵役なんて行くわけありませんが。

 とまあ、「売り家と唐様で書く三代目」を地で行く三代目三人衆なのですが。
 残念なことに、水かけ姫は「名誉毀損だ!」と騒いだときにハングルで「名誉毀損」を書けずに笑いものになったという恥ずかしい経歴の持ち主であったりもします(笑)。
 唐様がおろか、ハングルも書けなかったようで。

 こんな恥ずかしい一族にフラッグキャリアである「大韓航空」の名前を任せておくことはできないということで、度々「韓進航空に名前を変えろ」とされていたりもします。
 今回は水かけ姫騒動で韓国大統領府のホームページ(スピードスケートで起きたいじめで「国家代表を取り消せ」ってなったあのシステム)へ請願が行われた、ということですが。
 さすがに現実的ではない、というのが記事の主旨。
 でもまあ、この会社がフラッグキャリアである……というのは韓国人にぴったりではないかとも思いますけどね。


韓国の財閥3世から相次ぐ暴力騒動、会社のリスク要因にまでなっていた

金のスプーンくわえて生まれきた財閥3世、相次ぐカプチルにオーナーリスク拡大(イーデイリー・朝鮮語)
チェ・ヒョンミン大韓航空統合コミュニケーション室専務の「水の洗礼」ガプジルに世論が沸き立っている。チョ・ウォンテ大韓航空社長の70代のおばあさん暴行、チョ・ヒョナカールホテルネットワーク社長の「ピーナッツ回航」に続き、浮上した韓進グループ3世の相次ぐガプチルの非難が激しい。

問題は、これらのカプチルが韓進グループに限った話ではない点である。ヒュンダイ3世のチョン・イルソン現代ビエンジスチール社長、大林グループ3世イ・ヘウク大林産業副会長、ハンファグループ3世キム・ドンソン氏などは、ここ数年の間に起こったガプジル論議の立役者である。

財閥家のカプチルは有毒3世によって議論がされている場合が多い。創業者が事業を耕し、2世のグループを育てたのに対し、生まれながらの「金のスプーン」だった3世は歪曲された「選民意識」に浸っている場合が多い。

特に財閥3世の高速昇進も、これらの「傍若無人」性格を煽ることができる。過去2015年の企業の経営評価機関CEOスコアの調査結果によると、30大グループのオーナー3・4世の役員32人が参加した後、役員昇進までにかかった期間は平均3.5年にすぎなかった。

ホン・ソンチュ韓国財閥政策研究院院長は、2016年に出版した著書「財閥3世」で「(財閥3世)いろいろな種類の特恵を享受するだけで、企業経営とは距離を置いたまま留学などの時間を経て韓国の社会・経済全般に慣れていない」とし「財閥3世は企業で持っている権力は絶対的であり、入社後すぐに役員になる。今後のオーナーになる人に正しいことを言ってくれる人はいない」と指摘した。

彼は「財閥3世享受する特恵は『王冠の重量』以下でなければならない」とし「(財閥3世)無賃乗車の態度や甲の姿勢を捨て、国民の目線で危機に対処する態度、ノブレス・オブリージュを実践しようとする意志が必要だ」と訴えた。

財閥一家のカプチル議論は道徳的非難で終わる問題ではない。企業価値を落として、企業経営に負担を与え、オーナーリスク」を育てる。

チョ・ヒョンミン専務のガプジルが明らかになった12日、大韓航空株価は前日より6.55%低下し取引を終えた。13日には1.19%反発したが、前日の下げ幅を補うことはできなかった。3年前のチョ・ヒョナ社長によるナッツリターン当時も大韓航空会社の株価は原油価格の下落に伴う恩恵を享受できず、下落を見せたことがある。

昨年、イ・ジャンハン鍾根堂会長が運転手に暴言した事実が録音ファイルを介して公開された時も、鍾根堂株価は連日下落した。これに先立ち、販売代理店店主への悪口と牛乳買い取りの押しつけで国民的公憤を買ったホンウォンシク南陽乳業会長のカプチル議論は株価下落に終わらなかった。

南陽乳業営業利益は、2012年637億ウォンに達した、ガプジル議論が発生した2013年には175億ウォンの営業損失を記録した。翌年には261億ウォンの損失を記録し、赤字を育てた。以後、2015年の黒字転換に成功したが、現在の株価は、67万ウォン(13日終値基準)で、事態直前に記録した高値である117万5000ウォンの半分水準だ。

チョ・ヒョンミン専務は先月16日、大韓航空の広告代行を務めたH社の会議の中で広告チーム長に水をまいたことが12日に伝えられカプチル論議が起こった。14日にはチョ専務と推定される人物が従業員をひどく非難し声を荒げる音声ファイルが公開され、再度物議を起こした。

去る12日、ベトナムダナンでの休暇を離れたチョ・ヒョンミン専務は議論が広がると、15日午前、仁川空港を通じて帰国した。彼女は議論発生当日「愚かで軽率だった行動について頭を下げて謝罪申し上げる」としたのに続いて、この日の空港で待っていた取材陣に「私が愚かだった」と重ねて謝罪した。

チョ専務が近いうちに記者会見を開き、今回の論争について公式に謝罪するという観測が出ている。過去2014年チョ・ヒョナ前大韓航空副社長の「ナッツリターン」事態のようにチョ専務が経営の一線から退きたいと明らかにしてしばらく自粛するという予想もある。

今回の事態は3年余りの間、経営の一線から退いたが先月カールホテルネットワークに復帰したチョ・ヒョナ社長も少なくない負担を与える見通しだ。また、チョ・ウォンテ社長の過去カプチルが再度スポットライトを受け、企業のイメージも大きな影響を与えるものと思われる。

大韓航空の関係者は、「現在の収拾策を多角的に議論し、今後の対策を検討している」と述べた。
(引用ここまで)

 大韓航空専務であり、韓進財閥創業者の孫であるチョ・ヒョンミンによるカプチルが報道されてからこっち、そこそこの話題になっています。
 ナッツリターンのチョ・ヒョナの妹でもあるということから、なおのこと注目されてしまうのはしょうがないでしょうね。
 さらにいえばチョ・ヒョナがKALホテル社長として業務に復帰した直後であるというタイミングの悪さも影響しているでしょう。

 財閥なり一定規模の会社の社長によるこういった暴行事件は韓国ではかなりの頻度で起きています。
 年に10件は起きないかなぁ……というイメージですが、これは表面化して報道されたものだけであって実際には「水をかけた」ていどのことは山ほど起きているのでしょう。
 なにしろ財閥の役員といえば李氏朝鮮時代の貴族階級であった両班も同然。
 中央日報の記者もミスターピザの会長によるビル警備員への暴行事件があったときに「自社ビルでもなければ、自社所属の警備員でもない人間に暴力を振るうとは驚きだ」って書いちゃうくらい。
 つまり、逆を返せば「自社ビルだったり、自社の警備員であれば暴力を振るっても当然。日常茶飯事」という認識が韓国人には普遍的にあるというということなのです。

 そんな両班的立場である彼らには28歳くらいで入社して3年、31歳で役員登用という道が開けている。
 あの社会で目上だろうと年上だろうとどんな状況でも跪いて対応されるということが、どれだけの万能感につながるのか。ちょっと想像の範疇外ですね。
 そんな生活をしていりゃ、こんな性格にもなりますわな。
 そんなカプチルが株価引き下げにつながっている、というのもなかなか面白いところ。
 株価にはどこか人気投票的な部分もあるのは確かですからね。
 それにしてもこの大韓航空の3人兄妹はひどすぎるだろって話ですが。

ナッツリターンを起こしたナッツ姫の妹が「広告代理店のチーム長に水をかけた」とパワハラ疑惑……え、そのくらいは韓国では普通のことじゃないの?

韓進グループ次女チョ・ヒョンミン大韓航空専務、広告代理店チーム長に「水かけ」ガプチル疑惑(毎日経済・朝鮮語)
チョ・ヤンホ韓進グループ会長次女チョ・ヒョンミンの航空旅客マーケティング専務(35)が、広告代理店の従業員のガプチル疑惑で非難された。2014年ナッツリターン事件で社会的な波紋を起こした韓進グループのオーナー一家が再びガプチル疑惑で俎上に乗せられたのだ。

12日の広告業界によると、チョ専務は先月の航空の広告代行を務めているA会社との会議の席で広告チーム長である従業員に水をかけたことが分かった。チョ専務は、会議に参加した広告代理店チーム長が大韓航空のイギリス便広告キャンペーンと関連し、自分の質問に正しく答えられないと激怒して顔に水をかけ、会議場から追い出したと伝えられた。このような被害事実はA会社の匿名掲示板にしばらく掲載されたがすぐに削除されたと広告業界は伝えた。当時の掲示板には「(チョ専務が)飲料水が含まれている容器を投げたが避けられた。さらに気が済まずに水をかけた」という文が上がってきた。このような疑惑は、広告業界全体に広がっている状況である。

より大きな問題は、ガプジル被害を受けたA社がチョ専務に謝罪をしたということである。関係者によると、A業者の社長が大韓航空側に謝罪の意を伝えたという。

Aメーカーは公式の立場としてはこの事件について言葉を濁している。A会社の関係者は「私たちが大韓航空の広告代理店であることは間違いない」と言いながらも「担当チームに確認したが、この件について(正しいとも間違っているとも)言葉をくれない。広告業の特性上、広告主に関連するビジネスの話はしないことが不文律だ理解してくれ」と明らかにした。

一方、大韓航空の関係者は、「当時、A店に英国の広告のために複数の場所を撮ってこいと注文しましたが撮ってこなかった、これ満足していないチョ専務が腹を立てた」とし「チョ専務が会議途中の従業員に声を上げたのみで、水や飲料水をかけたりはしてはいない」と否定した。

顔に水をかける行為は暴行罪に分類され、刑事処罰の対象となる。これに先立ち、2015年、ソウル中央地裁は不動産業者との口論で紙コップの水をかけた疑い(暴行)で起訴された主婦Aさんに罰金70万ウォンを宣告しています。
(引用ここまで)

 ナッツリターンのチョ・ヒョナが長女。
 先日、めでたく大韓航空傘下のホテル事業社長に返り咲きました。まだ執行猶予の身ではあったのですが。
 で、今回のチョ・ヒョンミンはナッツリターンが大きく報道された際に「あのパーサーに必ず復讐する」と宣言していた人物です。
 実際、件のナッツリターンで置いていかれたパーサーは会社で「存在しない人物」であるかのように扱われ、ストレスからか脳に腫瘍ができたそうです。

 ただまあ……今回の「広告代理店のチーム長が水をかけられた」なんていうのは普通のことじゃないですかね。
 少なくとも韓国では。
 大韓航空の専務といえば、凡百の企業にとっては神も同然。
 水をかけるくらいのことであれば普通。
 ボクシングが趣味の財閥3世が運転手に「赤信号で止まるなといったろう」と言って暴行したり、トラック運転手に対して金属バットで暴行して「暴行代」として200万円渡した……っていうくらいならまあニュースになるでしょうが。
 「気に入らない人間に水をかけた」なんて、彼らにとっては呼吸するのと同じことですよ。

水は答えを知っている
江本 勝
サンマーク出版
2001/11/25

韓国でまたまたまた財閥会長つきの運転手への暴言 → 謝罪会見……いつになったら学習するのやら

韓国の製薬会社会長、運転手への暴言を謝罪(朝鮮日報)
韓国企業幹部、運転手に「頭悪すぎ」 音声公開され謝罪(朝日新聞)
 運転手に暴言を浴びせたとして物議を醸している大手製薬メーカー「鍾根堂」の李章漢(イ・ジャンハン)会長(65)が14日午前10時20分、ソウル・忠正路の同社本社で記者会見を開き、「私の行動により傷付いた方に許しを請いたい」と謝罪した。李会長は「厳しいご叱責(しっせき)・ご批判とも謙虚に受け入れ、深い省察をもって自粛期間を設けたい。傷付いた方を癒す最善の方法も探していきたい」と述べた。

 李会長はこれまで会長用の車の運転手たちに常習的に暴言を浴びせてきたという。13日にインターネット上で公開された音声ファイルは、李会長が運転手に「その××頭えらく悪いな。なんでこんな××ばかり選んだんだよ」「お前にカネを払ってやっているんだ。お前のオヤジがろくでもないから、まともな教育も受けられないんだよ」などの暴言を浴びせる声が録音されている。この1年間で李会長の車を運転する同社所属の運転手が3人辞めていることが分かっている。

 李会長は謝罪文を読み上げた後、記者からの質問は受けずにその場を去った。鍾根堂関係者は「当事者に直接謝罪するために家に行ったり電話をしたりしたが、連絡がついていない。記者会見を通じてでも謝罪しなければならないと思い、こうした場を設けた」と述べた。李会長は鍾根堂創業者・李鍾根(イ・ジョングン)会長=故人=の長男。鍾根堂は昨年8300億ウォン(約830億円)の売上を記録している業界4位の製薬メーカーだ。
(引用ここまで)

 韓国では日常茶飯事。
 朝日新聞のほうには「15年末には中堅食品メーカーの名誉会長が運転手に暴行や暴言を働き~」という一文がありますが、これはモンゴル醤油の件ですね。リンク先の記事にはイ・ヘウク大林産業副会長の暴力についても記述があります。
 ヒュンダイ財閥創設者の孫が「赤信号を守るとは!」って運転手を殴る蹴るの暴行をしていたなんて事件もありましたね。ちなみにこのチョン・イルソンの趣味はボクシングだそうです。

 ナッツリターンも記憶に新しいです。宅配ピザシェア2位のミスターピザの創業者が、自社ビルでも自社店舗でもないビルを施錠した警備員に「わたしがいるのに施錠するとはどういうつもりだ!」と暴行。もう社員でも運転手でもなく一定以上の規模となる企業の会長レベルは気に入らないことがあれば、相手を殴るものなのです。 

 これまではカプチル(甲質=甲乙葛藤)として当然のように蔓延してきたことなのですが、こうしてドライブレコーダーやらスマートフォンで録音等することによって乙の逆襲がはじまりつつあるのです。
 こうやって国民の前に引きずり出されて、謝罪会見をしなければならないようになったというわけですね。
 ま、正直なところ知りたいのは運転手がこの後にどうなったか、なのですが。
 消されたりしていなければよいのですがね。
 李朝の両班であれば、目をくり抜いて片腕を切り落とすくらいの復讐はやっていたところなのですが。