大田のマンション警備室の夏場のクーラーの使用に伴う電気料金を警備員に請求して論議がおきている。
大田西区のマンションの警備員として働いてAさんは去る23日、管理事務所から管理費明細書を渡されました。
この明細書には、先月のマンション内の警備室4ヶ所で冷房のためにエアコンを使用して発生した電気代15万2730ウォンが請求されていた。450余世帯が住んでいるアパートで世帯当たり340ウォンを負担すればいい金額である。
警備員に冷房費を請求した決定は、同代表会議で最終決定されたと伝えられる。
Aさんを含む警備員8人約2万ウォンずつ分けて銀行の窓口で直接電気料金を納付したという。
大田放送によると、マンション管理事務所側は2年前、警備員が私費でエアコンを設置して電気料金まで負担することとしたので、これに合わせてコストを請求したと主張した。
(引用ここまで)
韓国におけるマンション警備員、すなわち労働者の中では社会的な最下層に位置している人々への扱いというものが透けて見えるニュース。
マンション警備員はかつては最低賃金の適応対象外でした。
こんな扱いを受けるのは「社会のセーフティネット」的な職業とされているからなのです。
同時に、ちょっとでもミスをすればつばを吐かれるなんて日常茶飯事。暴行もまあ、ニュースにはなることもあるけども多発しています。
これは商業ビルの警備員なんかも同様。
いわゆるカプチル(甲質)というヤツですね。
立場が上の者が下に位置する者に対して、徹底的に叩く。物理的にも精神的にも。
実際にはこれ、両班とそれ以外の関係そのものです。
日本においても文化・文明の形の源流が江戸時代に求められるものが多いように。
韓国のそれも少なからず李氏朝鮮時代のものに影響されています。
カプチルは両班と常民(や賤民)との関係まんま。
ちなみに両班の横暴に対抗するための手段が契という相互援助組織。これがウリの発祥(の大きな部分)ではないかと見てますが。まあ、それはさておき。
韓国でも酷暑がこれだけ騒がれていて、庶民は電気料金が大変だって言っている中で「マンション警備員の休憩室」にはエアコンが設置されていない。
警備員らが私費でエアコンを購入することは許可するのだけども、電気料金は支払わせる。
……すごいよな。
まあ、「警備員」というものが韓国でどのように扱われているのか。
韓国社会で「弱い立場」に属するものがどのように扱われているのか。
よく理解できるのではないでしょうか。
この延長線上にパラサイト 半地下の家族のストーリーラインがあるのですね。
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