セマングムディズニーランド誘致は6月1日に実施した地方選挙を控え、当時のキム・グァンヨン候補がセマングムにディズニーランドを誘致するという公約を発表してから始まった。
このような公約は、他の候補たちは大部分SOC事業と関連した公約を掲げた反面、セマングム内部開発に対しては疎かにしているという点を勘案し、企業誘致とSOC事業ともに解決できる「ディズニーランド」誘致を選択したという噂だ。
しかし、果たしてセマングムにディズニーランドが誘致できるだろうかという疑問符がついている。
現実性に欠けるということだ。
セマングム干拓地造成計画発表当時にも干拓地の一部にディズニーランドを誘致する方案が提起され、政府とディズニーランドが実際交渉までなされたが、無為に戻り6番目のディズニーランドが国内誘致は失敗に終わったまま上海に奪われた痛みがあるためだ。
また、文化体育観光部は1999年「観光ビジョン21」5ヵ年計画を発表し、グローバルテーマパーク誘致に対する抱負を明らかにし、ディズニーランド、レゴランドなど世界的観光名所を2003年までに誘致する計画だったが、これさえも実現しなかった。
(引用ここまで)
韓国のアミューズメントパーク関連の別件で検索していたときに、ちょっと面白い記事を見つけたのでピックアップしておきましょう。
2022年6月の記事です。
2022年の6月1日に統一地方選挙がありまして、全羅北道知事候補として出馬したキム・グァンヨン氏が「セマングムにディズニーランドを誘致する」との公約を掲げていたとのこと。
セマングムで「なんか聞いたことがあるな?」って思った方、なかなかの楽韓Web読者です。
去年、「国際的な恥」とまでされた世界ジャンボリー大会が開催された干拓地こそがセマングムです。
韓国で行われている世界ジャンボリー大会、イギリス・アメリカが「虫、汚いトイレ、腐った食材、ぼったくるコンビニ……もう耐えられない!」と撤退を決定、世界スカウト連盟も「もう中断してくれ」と要請へ……(楽韓Web過去エントリ)
このジャンボリー大会がどんなものだったかを如実に現している画像があるので貼っておきましょう。

まともに干拓しきれなかった場所といえるでしょう。広すぎるんですよね。
再生可能エネルギー大好きなムン・ジェイン政権時代にはここに大量の太陽光パネルを設置したのですが、糞害でまともに発電できなくなるってオチでした。
で、その糞を洗い流そうと洗剤を使ったところ、大量の魚が死ぬという事態に。
韓国の干拓地メガソーラー、糞害対策で猛禽類の描かれたタコを飛ばそうとする……なお、数万枚のタコが必要になる模様(楽韓Web過去エントリ)
韓国、干拓地のメガソーラーが糞害で発電不可能 → 合成洗剤で洗浄して周囲を死の湾に変えてしまう(楽韓Web過去エントリ)
で、この土地をさらに埋め立ててディズニーランドを誘致する……と公約でぶち上げて当選したのですが。
2年経ってもなんの音沙汰もなし。
韓国の地方首長の任期は4年なので半分が経過しました。
「知事選挙に名乗りを上げても公約を出さない人」よりはマシかもしれませんが。
実現することができれば、韓国人が東京ディズニーリゾート目当てでくることもなくなって外貨蕩尽が少なくなるかもしれませんよ?
こんな記事が出るくらいですからね。
「高くても行きます」…韓国人観光客のお金をかき集める「東京名物」(韓国経済新聞・朝鮮語)
たしかに韓国人も多いし、なんなら中国人も多いんだよね。中国には上海も香港もあるんだから東京にこなくてもいいようなものなんですが。
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