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カテゴリ:ムン・ジェインの記事一覧

ムン・ジェイン前大統領、「中国は大変重要な国」とか言い出して現政権のアメリカ重視外交を批判……きみ、「退任したら忘れ去られたい」とか言ってなかったっけ?

文前大統領「中国は大変重要な国…嫌中感情を刺激する様子は嘆かわしい」(中央日報)
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)前大統領は28日、「戒厳内乱を弁解したり保護したりするために嫌中感情を刺激する様子が実に嘆かわしく、懸念している」とした。

文氏はこの日午前、自身のフェイスブックに投稿した盧英敏(ノ・ヨンミン)元大統領秘書室長の著書『2025中国に尋ねる4つの質問』推薦掲示物で「一部の政治家が先導している政局なので、実に大ごと」と明らかにした。

文氏は「中国は経済と安保、韓半島(朝鮮半島)の平和と北東アジアの安定のために、われわれにとって非常に重要な国」とし「韓米同盟をいくら重視しても、その次に重要な国であるという事実は変わらない」と強調した。

続いて「中国にとっても韓国は大変重要だ。われわれが中国を必要としているように、中国もわれわれを必要としている」とし「両国はどこかに移動することも背を向けることもできない運命的な関係なので、一緒に仲良くやっていくこと以外に方法がない」とした。

文氏は「そのために両国は共に努力しなければならない」としながら「われわれが嫌中感情を刺激したり増幅したりしてはいけないのと同じように、中国もTHAAD(高高度防衛ミサイル)報復のための限韓令、人文交流など民間交流統制、北朝鮮の核とミサイル保護、周辺国に対する覇権的姿勢を取ってはならない」と話した。
(引用ここまで)


 ムン・ジェインは大統領であった際、中国に親でも人質に取られたのかってくらいに三跪九叩頭してました。
 中国に国賓として招かれていたにもかかわらず、冷遇されていたなんてのは序の口で。

外交天才ムン・ジェイン、国賓としての中国訪問での扱いをまとめてみた(楽韓Web過去エントリ)

 韓国へのTHAADミサイル配備に対しては、中国から「三不一限」を強制されていました。
 すなわち──

・THAADミサイルの追加配備はいたしません。
・日米韓の三国同盟には参加いたしません。
・アメリカのMD(ミサイル防衛)システムに参加いたしません。
・中国の戦略的安全性の利益を損なわないよう、制限を設けなくてはならない

 これらを約束させられ、国会でカン・ギョンファ外交部長官(当時)が発表するなんて状況でした。


 見てもらっての通り、これ主権の放棄ですからね。
 当時、アメリカの大統領安保補佐官であったマクマスター氏が「韓国政府がそのような主権放棄をするとは思わない」って発言するくらいには主権放棄。

マクマスター大統領補佐官「韓国の『三不』は主権放棄しているように見えるが……確定的なものではないと思う」→この言葉を直接的なものに置き換えると?(楽韓Web過去エントリ)

 この発言を要約すると「そんなものが実現したら主権放棄になるが、さすがに韓国がそんなことをするとは思えない……しないよね?」ってことです。
 ま、主権放棄していたのですけども。
 この三不を少なくともムン・ジェイン政権時代は貫いていたのですね。

 で、そのムン・ジェインがいまになって「中国は大変重要な国」とか言い出して「嫌中感情を刺激する様子は嘆かわしい」と発言したと。
 要するにユン政権のやってきたアメリカ重視外交を本のレビューを装って批判しているわけですが。

 退任する時に「忘れ去られたい」とか言ってたんですよね、ムン・ジェイン。
 ついこないだもイ・ジェミョンと会談していましたし、イ・ジェミョンが自称ハンストして入院した時もお見舞いにきてましたね。

 戒厳令発令についてもさんざっぱら発言してました。ハンギョレはロングインタビューしてたっけな。
 すっかりキングメーカー気取りなんだよな……。
 まあ、逆にいうとイ・ジェミョンはムン・ジェインの威光を借りないと党内をまとめにくいってくらいの人気度合いであるってことではあります。

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韓国人「ムン・ジェインが訪問したケーキ店を不買運動しようぜ!」……当時の映像を見ると「甘い物が食べられない」と言って安倍総理からのケーキを固辞したムン・ジェインが甘いパイを食べてますね? あれれ?

韓国・極右層が「6年前、文在寅大統領に誕生ケーキ贈ったパン店」不買運動…「さすがに行き過ぎ」の懸念も(KOREA WAVE)
韓国・大田(テジョン)の有名パン屋「聖心堂」が2019年1月、進歩(革新)系のムン・ジェイン(文在寅)大統領(当時)に誕生日ケーキを贈った出来事が再び取り沙汰され、一部の政治的な反発を招いている。これを理由に「聖心堂をボイコットする」と主張する極右層の動きが話題となっている。

当時、ムン・ジェイン氏は聖心堂を訪問し、スタッフから誕生日ケーキをプレゼントされたほか、サインも残した。

この当時のニュースが今になって拡散され、最近X(旧Twitter)のユーザーが「聖心堂はムン・ジェインを持ち上げたからもう行かない」と投稿して「味もそこまで特別ではない」と批判を続けた。これに対し、一部のネットユーザーが「政治と無関係でいる人気スポットは存在しないのか」と不満を表明する一方、「6年前の出来事を引っ張り出して不買運動を叫ぶのは行き過ぎだ」と反論する声も上がっている。
(引用ここまで)


 6年前にムン・ジェインに誕生日ケーキをプレゼントした「聖心堂」なるケーキ屋(パン屋?)が韓国の極右から「ムン・ジェインに誕生日ケーキをプレゼントした店」として不買運動の対象になっている、との話。

 不買運動自体は好きにやればいいと思うのですよ。
 表現の自由の一形態ですしね。
 店頭で恫喝するとかデモをするとかそんなレベルだとまた別ですが。

 当時の映像もあったのでごらんください。



 おや、2分50秒すぎに餡かチョコが中に入ったパイかなにかをおいしそうに食べてますね。
 ふむふむ。
 これが2019年1月のことだそうです。


 さて、日付はもうちょっと繰り上がって2018年5月。
 日韓首脳会談が日本で行われ、当時の安倍総理はムン・ジェイン大統領に「就任1周年」のケーキを送ったことがあります。

<韓日中首脳会談>安倍首相、文大統領にサプライズプレゼント(中央日報)

 当時はこれが「日韓間に新しい風が吹きつつある証拠」みたいに扱われていたのですが。
 実際にはムン・ジェインは「歯が悪い(インプラント)ので食べられない」と固辞したことが知られています。

「論理派」文大統領と「行動派」安倍首相の相性(中央日報)
安倍首相が「ケーキをどうぞ」と勧めたが、文大統領は「(インプラントの手術などで)歯が良くないので甘いものはあまり食べられない」と答えたという。それで韓国側の参謀がケーキを分け合って食べたという。
(引用ここまで)

 ムン・ジェインは人の心というものを持ち合わせていないので、こうして答えられるのですよ。
 キム・ジョンウンから送られた豊山犬を「こんなの飼ってられない」って動物園に引き取らせたこととかもありましたね。
 あとロシアワールドカップでリーグ敗退がほぼ決まって控え室で泣き崩れるソン・フンミンを、「ソン・フンミンはどこだ、ファインティンして記念写真を撮ろう」なんてこともやってましたっけ。


 「甘い物が食べられない」のが本当であれば、「ホテルに帰ってスタッフといただきます」くらいの言い訳をすればいいんですよね。
 ま、実際には「あんこパイを嬉々として食べている」のですが。
 もしかしたら半年ほどでいきなり歯の調子がよくなったのかもしれませんね(笑)。

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ムン・ジェインの娘、ムン・ダヘ、父親が「不動産投機は悪!」と規制していた時期に不動産投機、2年弱で1500万円の差益を稼いでいた……これがネロナムブルかぁ

ムン・ダヘ、不動産規制当時『ギャップ投資』…億ウォン台の差益(国民日報・朝鮮語)
文在寅元大統領の娘ムン・ダヘ氏がタイに滞在していた2019年5月当時、ギャップ投資(伝貰を挟んだ住宅買い入れ)でソウル楊坪洞の住宅を買い入れ、億台の相場差益を得た情況が明らかになった。

24日、国会企画財政委員会所属のク・ジャグン国民の力議員が永登浦区庁から提出された「住宅取得資金調達および入居計画書」によると、ムン氏は2019年5月永登浦区楊坪洞所在の住宅を7億6000万ウォンで貸出なしに買い入れた。

当時、ムン容疑者は不動産処分代金5億1000万ウォン(旧基洞ビラ売却)、現金2000万ウォン、賃貸保証金2億3000万ウォンを申告し、入居計画欄には「賃貸(チョンセ・ウォルセ)」項目にチェックしたことが分かった。

ムン氏は楊坪洞の住宅を買い入れた以後、約1年9ヶ月後の2021年2月に9億ウォンで売却し1億4000万ウォンの差益を得た。

ムン氏がタイに居住してギャップ投資をした当時は、ムン・ジェイン政府が不動産投機抑制のための各種規制政策を吐き出した時期だったという点で、政界の一部では「ネロナムブル投機」という批判も出ている。
(引用ここまで)


 ムン・ジェインはその大統領時代に不動産投資を「悪」として認定していたことはよく知られています。
 複数の不動産所有は完全なる悪。
 閣僚も地元の不動産と、国会・大統領府の不動産の両方を持っている、なんてパターンであったとしてもどちらかは処分しなければならないとか言い出したのですね。

韓国、「複数の不動産を持つ人間は罪人」という時代に突入……なんだこりゃ……(楽韓Web過去エントリ)

 ノ・ヨンミン大統領府秘書室長(当時)なんかは地元と、高級住宅街の江南の両方にマンションを持っていたので「いいから両方とも売れ、な?」って言われる事態になっていたのでした。

ムン・ジェイン政権のナンバー2、高級住宅街にマンションを所有していて糾弾される→「ここは家族と住む家で……」→与党重鎮「いいから売却しろ」(楽韓Web過去エントリ)

 さらには与党国会議員、公務員まで「複数の不動産所有は禁止」なんて話になったのでした。
 まあ、「不動産帝国」である韓国でこんな施策がうまくいくわけもなく。

韓国大統領府の秘書室長をはじめ、6人の高官が一斉に辞意表明。理由は「権力よりも不動産を持っていたい」から?(楽韓Web過去エントリ)

 複数の閣僚が一気に辞意表明したりもしていました。


 そんな中、ムン・ジェインの娘であるムン・ダヘがソウルで不動産を購入し、1年9ヶ月後には売り抜けていたとのニュースが出ています。
 まあ、これだけであればそんなに悪し様に言われる話でもないのですが。
 その時期がムン・ジェインが上記の「不動産投機は悪だ!」と鼻息が荒かった時代。
 ちょうど重なっていますね。

 「不動産高騰を招く投機は悪! 複数所有は罪悪! 短期売り抜けも悪!」ってやっていたのですよ。
 結果、複数の不動産所有をしていた閣僚は辞意を表明し、公務員は出世を諦めざるを得ない状況になっていたにもかかわらず。
 さらに「不動産融資はやらせない!」とか融資規制までしていたほどでした。

ムン・ジェイン政権、高騰する不動産価格に大ナタ! → 「15億ウォン以上の不動産はローン不可」「複数の不動産を持っている閣僚はひとつを残してすべて売れ」……さすが専制国家はやることがすごいわー(楽韓Web過去エントリ)

 ムン・ジェインの娘は無借金でチョンセ(賃貸時に預ける高額な保証金)を流用した不動産投機をひょうひょうとやっていたっていう。
 ネロナムブルそのものですね。

 それがなんらかの法律に違反しているとか、そんなわけではないのですが。
 「モラルとしてどうなんだよ、それは」とはなりますわ。

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韓国の前大統領ムン・ジェインの原発嫌い、韓国政府に5兆ウォンの被害を及ぼしていた……

【単独】韓水原「文政権脱原発」損失額初公開…「一時中断」の損失だけで5年間で5兆ウォン(TV朝鮮・朝鮮語)
ムン・ジェイン政権は2017年、老朽化した原発10基の寿命延長を禁止し、新規原発の建設を中断することにしました。

ムン・ジェイン前大統領 (2017年6月)「新規原発建設計画は全面白紙化します。 原発の設計寿命を延ばしません。」

これに伴い、昨年古里2号機を皮切りに、来週古里3号機、来年は古里4号機、ハンビット1・2号機など計5機が止まることになります。
韓水原は、尹錫悦政府の原発活性化政策に基づき、来年には古里2号機、2026年には3、4号機などを順次再稼働する計画です。

韓国水力原子力は再稼働目標が定められた原発5基の一時中断損失額だけで5年間で5兆ウォンに達すると推算しました。
電力販売中断による損失と設備改善、許認可など追加手続きにかかる費用が含まれます。 ちゅうりゃく 老朽原発の他に新規原発であるシンハンウル3·4号機建設も8年3ヶ月間中断され、別途に数兆ウォンの追加損失額が発生したことも確認されました。
(引用ここまで)


 韓国の前政権であるムン・ジェイン政権の韓国国内における主たる政策を上げるとすると、経済政策では所得主導政策が柱となっていたのは間違いありません。
 最低賃金を上げまくって、ボトムアップ方式で経済を循環させるのだ、とした政策。

 ムン・ジェインは自分の任期中に時給1万ウォンに到達させる予定だったのですが、あまりにも最低賃金上昇由来の不況がひどいために日和ってしまって2年で30%上げて終了でした。
 まあ、その「2年で30%」の余波が自営業者廃業100万人等々でいまだに韓国を蝕んでいるのですけどね。

 もうひとつの柱はエネルギー政策。
 原発を廃炉にする。廃炉にしないまでもメンテに入ったらそのまま停止。新規原発の工事は中止。
 月城原発1号機を廃炉に追いこんだ時には満面の笑みで演説してましたっけね。

 石炭火力も同様。
 その代替が再生可能エネルギーと、天然ガス火力。
 再生可能エネルギーについては、もう太陽光発電バカと言っていいくらいに執着してましたね。


 で、その原子力発電嫌いがまたも現在の韓国、およびユン政権に大迷惑をかけていることが判明したと。
 5年間で5兆ウォンが失われたとの試算。

 そもそも韓国電力が200兆ウォンを超す負債を抱えている原因は、電気を原価以下で売ることを強いられたから。
 これ自体もムン・ジェインの課した枷なんですけどね。コロナ禍で「消費者を保護する」として電気料金の値上げを禁じたのですよ。

 ただ、それまではなんとか原発の多さでフォローできていたのです。
 原発をベースロードとして、これまた安い石炭火力をサブ電源として使ってきた。
 それが両方とも封じられた結果、韓国電力は200兆ウォンを超す負債を抱えたわけです。
 さらに「実質的に韓国政府が裏書きをしている」社債を連発することで社債市場を冷えこませ、企業のキャッシュフローにまで影響を及ぼしている。

韓国経済:社債発行ができずに行き詰まる韓国企業……とにかくお金が流れていない(楽韓Web過去エントリ)

 SKが苦しんでいるのは直接的にはバッテリーの売れ行きの問題、LGは石油化学関連の問題ですが、間接的には社債発行が難しくなっている(金利を高めに設定しなければならない)からって側面もあるのです。

 風が吹けば桶屋が儲かる方式にも韓国経済を苦しめているムン・ジェイン政権の仕業。
 希代の政治家でした。もうここまでくると一種の憧憬すら産んでますね。
 まあ、「ああなりたいのか」って問われたらそんなことはないんですが(笑)。

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ムン・ジェイン前大統領、初来日時に民団を完全に無視、即日帰りしていた。「民団と総連は和合せよ」とかも言っていた模様

カテゴリ:ムン・ジェイン コメント:(48)
ムン・ジェイン、初来日の際、民団に会わず大使官邸にとどまった(朝鮮日報・朝鮮語)
6年前の2018年5月、ムン・ジェイン大統領の初来日が韓日両国で注目されました。 東京で開かれる第7回韓日中3か国首脳会議を契機に韓国大統領としては6年半ぶりの来日でした。 それ以前は、イ・ミョンバク大統領が2011年12月に京都を訪問したのが最後でした。 パク・クネ大統領は在任中に日本を訪問しませんでした。

このため、在日韓国人社会を代表する在日本大韓民国民団(民団)は、ムン大統領の初訪日を期待していました。 民団関係者をはじめ、在日韓国人たちに会うと予想していました。 歴代の大韓民国の大統領は、東京を訪問すると民団関係者や在日韓国人に会って励ますのが慣例でした。 しかし、ムン大統領と在日韓国人の出会いは実現しませんでした。 2018年6月に東京特派員として赴任後、ムン大統領が韓日中3カ国首脳会議の行事以外に残る時間がありましたが、駐日大使館と対面した官邸だけで2時間ほど滞在し、帰国したことを確認しました。 (中略)

当時、外交部と駐日大使館は文大統領の初訪日に注目、韓中日首脳会議を終えてから午後には民団関係者をはじめとする在日韓国人との会談を計画しましたが、大統領府は否定的でした。 当時86運動圏出身の青瓦台の中心人物は民団の「反共」性向を快く思っていませんでした。 特にムン大統領が金正恩第1書記と南北首脳会談を行い、関係改善に力を入れていますが、民団がこれについて批判的だと認識していました。 (中略)

民団関係者は当時、ムン大統領が自分たちに会わなかったことについて衝撃を受けました。 韓国大統領としては6年半ぶりの訪日でしたが、一晩も滞在しなかったことに驚きもしました。 民団の高官は、「大統領が東京に初めて来て、民団代表に会わずに帰国するのは、われわれの存在そのものを無視するのではないか」としました。 (中略)

ムン・ジェイン政権の民団無視はここで終わりませんでした。 民団は新たに政府が変われば代表団が訪韓、大統領に会って対日政策建議をする伝統がありました。 しかし、文在寅政府は5年間、民団代表団に大統領府を訪問する機会を与えませんでした。 それだけでなく、民主党とともに民団に与える年間補助金80億ウォンを大幅に縮小しようとしました。 (中略)

文在寅 政府と民主党は民団に在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)と和解と統合を直接·間接的に要求したりもしました。 東京に勤務していた時、民団の高官から「ムン・ジェイン政権発足後、東京を訪れる民主党の重鎮議員が在日韓国人を代表する民団に朝鮮総連と3·1節100周年記念式を共にするようにと言っている」という話を聞いたことがあります。 実際に東京を訪れた民主党議員の中には、民団と朝鮮総連の統廃合を取り上げる議員もいました。 民主党のシム・ジェグォン議員は2018年の駐日大使館国政監査で3・1運動100周年を契機に両団体が和合しなければならないという立場を明らかにしました。
(引用ここまで)


 ちょっと面白い記事があったのでピックアップしてみましょう。
 ムン・ジェインが大統領任期中に一度たりとも脱北者と面会しなかったのは既報です。
 脱北者がベトナムにいて中国に強制送還されそうになってても無視、漁船で韓国に来たら板門店経由で強制送還。
 とにかく北朝鮮の怒りを買うようなことは一切しなかったのですね。

 それと同じ文脈と思われるのですが、初来日時に民団に一切会わずに日帰りしたそうですわ。
 民団と総連が対立しているので、民団代表に会ったりしたら北朝鮮からの不興を買う可能性が大きかったわけです。
 というわけで完全無視。


 それどころか「民団と総連は和合せよ」なんて実態を理解していないことまで言い出していたっていう。
 3・1節100周年記念式を一緒にやれとか、それを機会に和合せよとか。
 日本側の事情とかまるっきり理解しようとしていない。

 一応、大阪でのG20では在日韓国人と会っていたらしいです。



 首脳会談もせずに、だいぶ自由な時間を過ごせていたようですけどね。

 それにしてもなんていうかね。
 本当に北朝鮮のこと以外、なにも考えてなかった大統領でした。

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ムン・ジェイン前大統領にわいろ疑惑、娘に対して利益供与か……韓国の大統領はこんなもんですよ、実際

「ダヘに送金して」 金正淑夫人、友人に5000万ウォン渡して送金を依頼【独自】 文在寅一家の不正疑惑(朝鮮日報)
文在寅(ムン・ジェイン)前大統領の元娘婿の「タイ・イースタージェット特別採用疑惑」を捜査している韓国検察が、文・前大統領の娘ダヘ氏の自宅やオフィス、別荘を家宅捜索し、全方位捜査に入った。

 1日の本紙の取材を総合すると、全州地検刑事3部(韓演奎〈ハン・ヨンギュ〉部長検事)は先月30日、ソウル市鍾路区付岩洞のダヘ氏の自宅と、ダヘ氏が経営しているソウル市西大門区の展示企画会社、済州島の別荘の計3カ所を家宅捜索した。 (中略)

 この日の家宅捜索の令状には、文・前大統領が「賄賂収受(収賄)等の被疑者」として記載されていたと伝えられている。また賄賂の金額として、李相稷(イ・サンジク)元民主党議員が実質的オーナーだったタイの航空会社「タイ・イースタージェット」に、娘婿が2018年7月から20年4月まで役員として在籍していた間に受け取った給与と滞在費など、およそ2億2300万ウォン(約2440万円)が特定されたという。法曹界からは「文・前大統領の出頭・事情聴取は避けられないとみられる」という反応が出た。

 韓国検察は、李・元議員が18年3月に中小ベンチャー企業振興公団(中振公)理事長に任命された見返りに文・前大統領の娘婿を特別採用し、一家のタイ移住を支援したとみている。 (中略)

 韓国検察は、文・前大統領夫妻がダヘ氏一家の生活費を出していたが、娘婿が就職した後は生活費を出さなくなったことを把握している。このため、李・元議員が出した娘婿の給与などを「賄賂」とみているのだ。 (中略)

一方、韓国検察は、ダヘ氏の口座追跡の過程で出所が明らかでない「まとまった額のカネ」を幾つか発見したと伝えられている。

 韓国検察は今年初め、文・前大統領の金正淑(キム・ジョンスク)夫人に代わってダヘ氏に5000万ウォン(約550万円)を送金した金夫人の友人A氏の自宅を家宅捜索した。検察は、金夫人に「娘にお金をちょっと届けてほしい」と頼まれたA氏がダヘ氏宛てに5000万ウォンを無通帳入金し、送金者の名義として「〇〇〇(A氏の名前) 金正淑」と書き残していた事実を把握。これを根拠に裁判所から捜索令状の発布を受けたという。この5000万ウォンは、包みに入った状態で大統領府の職員B氏を通してA氏に届けられたという。

 検事長出身のある弁護士は「中間に人を挟んで金銭のやりとりをするのは、通常、金銭の出所を隠そうと『資金洗浄』するときに使う方法」だとし「現金を用意し、他人を何回か経由して娘に届けるというのは、資金の出所や性格を疑うに十分とみられる」と語った。
(引用ここまで)


 ムン・ジェイン前大統領に賄賂容疑がかかっています。
 具体的には娘婿であったS某氏(現在は離婚済)がタイ・イースタージェットの役員になっていたことについて、間接的な贈賄であったのではないかとして捜査されていると。
 このS某氏、タイ・イースタージェットの役員になる前は社員14人という小規模なゲーム製作会社の社員でした。
 航空会社になんの関係もない人物。

 ついでにいうとこのゲーム製作会社、NXゲームからトリゲームズと改名されたのですが、「トリ」とはムン・ジェインの飼い犬の名前でした。
 あとこのゲーム会社に200億ウォンの政府支援が行われていた、との噂があったことも書いておくべきでしょうね。

ムン・ジェインの娘一家が東南アジアに移住、その背景にはいつもの大統領関連の腐敗があるのかも?(楽韓Web過去エントリ)

 つまり、「ムン・ジェイン一家への利益供与」があったのではないか、と。


 当初は「ユン政権の無理筋かなぁ」とも思っていたのですが、どうも捜査側にはしっかりとした背景があるのではないかと感じられるようになってきました。
 っていうか、5000万ウォンを知人に渡して振り込んでもらうとか、マネーロンダリングまんまで「ああ、後ろ暗いところがあるんだな」ってところ。

 ちなみにこの記事の韓国版には6500近いコメントがついています。

[単独]「キム・ジョンスク、友達に5000万ウォンを与え、娘に送ってほしいと言った」(朝鮮日報・朝鮮語)

 パク・クネが弾劾されたときは2万コメントとか超えていたのでそこまでではないですが、かなりのインパクトをもって受け止められているのは間違いないかな。
 ま、韓国の大統領に対して利益供与がなんにもないなんてことはありえないってことですわ。
 皇帝と同じほどの権力があるわけですから。

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韓国前大統領ムン・ジェイン、二重手術でお目々パッチリに整形

カテゴリ:ムン・ジェイン コメント:(90)
ムン・ジェイン元大統領が休暇中に済州グリーン水素生産現場を訪問(聯合ニュース・朝鮮語)
ムン・ジェイン元大統領が22日、オ・ヨンフン済州知事と済州グリーン水素生産施設を訪問した。

済州島によると、休暇車済州を訪問した文前大統領はこの日午前、済州市咸徳グリーン水素充電所と行員3.3㎿グリーン水素生産施設などを訪れた。

文前大統領は「済州島が構想した環境にやさしいエネルギー政策が推進できるよう全面的な支持を送ってくださった済州島民と村住民の皆さんに感謝する」とし「今後もグリーン水素事業が拡大できるよう努力してほしい」と話した。
(引用ここまで)


 冒頭記事はダミーです。
 ムン・ジェインは定期ウォッチ対象なので検索していたりするのですが。
 というか、映像見てもらうのが早いか。



 まぶた、整形してますね(笑)。
 師匠筋にあたるノ・ムヒョンも夫婦揃ってまぶたの整形手術してました。
 ちなみにこの「垂れてきたまぶたを二重にする」手術は「ノ・ムヒョン手術」と呼ばれることもあります。
 冗談のような本当の話。


 大統領時代の画像がこちら。

スクリーンショット 2024-07-27 23.09.35.png

 んで、済州島で撮影された映像から切り取った画像がこちら。

スクリーンショット 2024-07-27 23.11.22.png

 大統領任期中にはやらなかっただけ、まだ自制心があったってことかな。
 五十歩百歩だけど。  

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韓国でムン・ジェイン政権時代に建設中止されたダム、もし完成していたら水害を防げていたかも……

先週水害に見舞われた忠清地方、文政権時代にダム建設を中止しなければ防げていた【独自】(朝鮮日報)
 ダムの建設が推進されていたものの環境団体と住民の反対により建設が取りやめになった地域で、この夏大規模な洪水が発生していたことが分かった。予定通りダムを建設していれば水害を防げたはずだとの指摘が出ている。

 韓国環境部(省に相当)が14日に明らかにしたところによると、最近豪雨に見舞われ水害が発生した忠清地域には、かつて上村ダムと枝川ダムという二つのダムが建設される予定だった。これらのダムは2012年に李明博(イ・ミョンバク)政権の「ダム建設長期計画」に基づいて推進されたが、18年に文在寅(ムン・ジェイン)政権の「国家主導ダムの建設中断」発表などをきっかけに建設が白紙化された。

 上村ダムは、忠清北道永同郡の草江川付近に建設される予定だった。総貯水量1900万トン、洪水調節容量は300万トンという計画だった。しかし、「4大河川事業」以降、大規模な土木事業に反対していた文政権は、上村ダムを含め長期的に計画されていたダム建設を全て中止した。さらに環境団体などによる反対も建設中止を後押しした。忠清地域で梅雨が始まった先月23日から現在までに、永同郡には428.5ミリの雨が降った。忠清地域では梅雨の全体降水量が平年360.7ミリだが、これをはるかに上回る量の雨が降ったのだ。特に今月6-10日には忠清地域に停滞した梅雨前線の影響で、5時間で120ミリの集中豪雨に見舞われ、河川が氾濫して1人が行方不明になったほか、京釜線・嶺東線の列車が運行を見合わせた。予定通りに上村ダムが建設されていれば上流で水を貯めておけたため、下流での被害を最小限に抑えることができたはずとの分析が示されている。

 忠清南道青陽郡で建設が計画され、その後白紙になった「枝川ダム」周辺でも今年、洪水が発生した。枝川ダムは総貯水量2100万トン、洪水調節容量400万トンになる計画だった。このダムの影響圏にあった忠清南道扶余郡は今月8-9日の夜間、1時間に100ミリ超の集中豪雨に見舞われ、貯水池の堤防が崩壊して住宅5棟が浸水した。扶余郡では2021年から今年にかけて3年連続で水害が発生している。仮に予定通り枝川ダムが建設されていれば、枝川の水位は下がり、堤防の崩壊も防げたと専門家らは口にする。
(引用ここまで)


 ムン・ジェイン政権……というか、ムン・ジェイン自身が前政権にあたるパク・クネよりも、イ・ミョンバクに対してあたりが強かったのは記憶に新しいところ。
 資源外交、4大河川事業等々、優先して潰していったのはイ・ミョンバク政権での政策でした。
 もちろん、イ・ミョンバク本人も逮捕して、懲役で刑務所にぶちこんでいます。

 これはムン・ジェインの師匠にあたるノ・ムヒョンが「極端な選択」に追いこまれたことが原因です。
 ムン・ジェインがノ・ムヒョンの葬儀委員長をやっていた、と書けばまあその関係性は理解してもらえるんじゃないですかね。
 イ・ミョンバクが収賄関連でノ・ムヒョンの捜査をしろと検察に命令したからである、と信じているのですね。
 韓国の大統領がクリーンであることなんてあり得ないので、当然のように叩けばほこりが出る。それでも捜査したのだから、追いこんだのはイ・ミョンバクであると。

 そんなわけでイ・ミョンバクが主導した4大河川事業については、ムン・ジェイン政権下でほぼ徹底的に潰しまくりました。
 ダムを造るとされていた事業は停止。
 堰はすべて解体し、浚渫なども否定。
 結果として政府による治水を放棄したも同然だったのです。


 さすがに大規模な工事が必要となる堰の解体はムン・ジェイン政権下ではかなわず、ユン・ソンニョル政権になってから「すべての堰をそのまま使用する」ことになっていますけどね。

韓国環境部「4大河川の堰を全て存置」 前政権の解体決定巡り再審議要請へ(聯合ニュース)

 それでもダムの建設中止はそのままの状況。
 左派政権がやりがちな「自然を大事にしよう」ってアピールで計画を潰しまくりました。

 で、もしも計画通りにダムが建設されていたら水害が防げていたのではないか、とのニュースが出てきたと。
 忠清南道では去年、世界遺産に指定されていた施設をはじめとして文化財が水没するほどの被害が出てました。

「韓国宝物」霊光三層石塔の石垣が崩壊…文化遺産も毀損した「水爆弾」(中央日報)

 先週にもけっこうな水害がありました。



 これらの水害をもしかしたら抑えられていたかもしれない……と。
 まあ、治水を放棄したらこうなるんだよって例でもありますかね。
 ムン・ジェイン政権、負の遺産しか残してないな。

 日本でも八ッ場ダムがぎりぎり間に合って水位を数センチと言えども下げることができた、って話がありますが。
 言ってしまえば「治水こそが政治」なんですよ。象徴的な意味合いでもね。

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