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カテゴリ:パク・ウォンスンの記事一覧

セ×ハラで亡くなったパク・ウォンスンを徹底擁護するドキュメンタリー映画が公開に。左派政治家からも「追悼も弁護もいいがまず人間になってくれ」と苦言

パク・ウォンスン美化ドキュメンタリーにも沈黙する民主党、「まず人間になれ」との警告(朝鮮日報・朝鮮語)
正義党のリュ・ホジョン議員がパク・ウォンスン前ソウル市長を擁護する内容のドキュメンタリー製作ニュースに「『我が市長が絶対そんなはずがない』類の集団妄想と再び続く集団リンチが心配」とし「(封切りを)防ぐ手段があれば防ぎたい」と話した。続けて「こういうコンテンツを生産すればその下にジュオクのようなコメントが書き込まれるだろうし、それを被害者が見ると考えてみろ」として「それがなぜ2次加害ではないか」と話した。それと共に「追悼もよいし芸術もよいが、まず人間になってほしい」と話した。最小限の良心と常識がある人なら、この言葉に共感するだろう。

パク前市長は被害者に4年間セ×ハラをした。寝室に呼んで身体に接触し、下着姿の写真、わいせつな携帯メールを送って告訴されると自○した。民主党政権時代、国家人権委の職権調査と裁判所の判決で繰り返し確認された事実だ。今回制作されるドキュメンタリーは、このような調査結果と判決を覆すものだ。韓国社会では賄賂と醜聞で自殺した政治家を映画で美化し、白黒を覆そうとする試みが続いている。

このような映画はひどいことを経験した被害者には鳥肌が立つほどの二次加害となる。ところが、普段「人権」と「ジェンダー感受性」を前面に出してきた民主党で憂慮の声を出す議員がたった一人もいない。彼らにとって「人権」や「ジェンダー感受性」などは選挙用宣伝手段に過ぎない。民主党はパク・ウォンスン性スキャンダル事件初期から被害者保護ではなくリンチに先頭に立った。朴前市長を「清い方」と称賛し、ソウル全域に「好きに覚えています」というプラカードを掲げた。民主党の女性議員らは被害者を「被害呼訴人」という奇怪な用語と呼んだ。加害者を美化し、被害女性を脅かし、嘲笑する二次加害を躊躇なく行った。今の沈黙はその延長線にある。見かねた正義党議員が「まず人間になれ」としたのだ。
(引用ここまで)


 3年ほど前、当時のソウル市長のパク・ウォンスンはセ×ハラを告発され、自○しました。
 当時から告発側への二次加害はとてつもないものがありまして。

・「被害呼訴人(被害があったと訴えている)」と呼ばれる。
・「実名を暴露される
・「殺人罪で告発される

 ──とまあ、ちょっと考えないレベルで二次加害を受けていたのです。

 これはパク・ウォンスンが左派のヒーローといってもいい立場にあったことがもっとも大きな理由といえるでしょう。
 上の二次加害でのエントリでも語ってきましたが、左派の巨頭。
 一時期、ムン・ジェインのあとの大統領もあり得るのではないか、ともされていました。
 ムン・ジェインが大統領になる際の党内予備選では譲る形で出馬を辞退したんですよね。


 いまだにパク・ウォンスンは左派の英雄として扱われているのです。
 んでもって、今回は側近らのインタビューを中心に構成された「パク・ウォンスンを描くドキュメンタリー映画」が7月に公開されるとのニュース。

 タイトルは「初弁論」で、原作は2年前に出版されたもの。
 自〇して弁護ができなかったパク・ウォンスンの弁護をするのだ、というコンセプトの著作。
 この原作もまた「二次加害のひとつ」とされています。

 というわけで、朝鮮日報はそれに反対する形でこの社説を出したと。
 というか、極左と言っていい正義党の議員すら「弁護も追悼もいいが、まず人間になれ」まで言っている。

 それどころか左派紙のハンギョレまで反対しているっていう。

[社説]「パク・ウォンスンドキュメンタリー」論争(ハンギョレ)

 この映画について共に民主党の国会議員は完全に沈黙しているとのこと。
 なんとも触れられたくない事柄、ということでしょう。

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元ソウル市長のパク・ウォンスンのセクハラ認定取り消し裁判の代理人、セクハラで告訴される……「手を握ったのは手の話題が出たからだ!」と反論……お、おう

故パク・ウォンスン遺族「私の夫は悔しい被害者…真実を見てほしい」(MBN・朝鮮語)
故パク·ウォンスン前ソウル市長のセクハラ事実を認めた国家人権委員会(人権委)決定を取り消してほしいと遺族側が提起した訴訟の控訴審裁判が今日(20日)始まります。

パク前市長の配偶者カン・ナンヒ氏の訴訟代理人はこの日、ソウル高裁で開かれた控訴審初弁論期日で「むしろセクハラ被害者である故人が加害者と説明されている」と主張しました。

訴訟代理人は「被害者側から携帯メールを『愛しています』で始めたにもかかわらず、この部分を除くなど実体的瑕疵がある」とし「原審は反対尋問権を保障せず、辻褄が合わない参考人陳述に基づくなど事実認定に誤認がある」と指摘しました。

また「人権委の調査は手続き的に却下事由が存在するが見過ごされ、故人の死亡で職権調査転換が可能だと主張しているが根拠を提示できずにいる」とし「被調査者の防御権の単に死亡という理由で排斥されるか判断に誤りがあるという考え」と強調しました。

裁判に参加したカン·ナンヒ氏は直接発言機会を得ると「私の夫は無念な被害者」とし、「真実を無視せず正義の判決を下してほしい」と訴えました。
(引用ここまで)


 おや、まだやってたんですね。パク・ウォンスンのセクハラ裁判。
 国家人権委員会が元ソウル市長のセクハラを認定した件について、遺族側が「取り消せ」としている裁判、まだ続いていました。
 すでに一審では「セクハラはあった」として原告敗訴の判決が出ています。
 んで、今日から高裁での審理がはじまるそうですが。

 まあ、リアルの「死人に口なし」
 認定も否認も本人の陳述なしでやらなくちゃいけないっていうのがなんとも厳しい。
 状況は圧倒的な黒、ですけどね。
 というか、「何してる?」「いい香りだ、くんくん」ってあのタンクトップ姿の写真を女性に送るっていう時点でもうね……。


 ちなみに左派弁護士のチョン・チョルスンという人物が担当弁護士で「手を握ったのもセクハラではない、ネイルアートを自慢されたからだ」とかいう主張をしているのですね。
 ネイルアートを自慢されたからって、手を握っていいなんて話にはならんだろうに。

 というか、「秘書との連絡」のために「一定時間でメッセージが消滅する、スクショもできない」メッセージアプリのテレグラム(Telegram、ロシア製アプリ)を使っている時点でお察しください。

 なお、このチョン・チョルスン弁護士自身もセクハラで告訴されています。

【独自】朴元淳セクハラ事件担当弁護士が女性弁護士にセクハラ行為…監視カメラが捉えた一部始終(朝鮮日報)

 防犯ビデオにその一部始終が収められてます。



 で、これについて強制わいせつ罪で告訴されたことに対して「グラスがこぼれそうだったのでよけただけ」「手を話題に出したから手を見ようとしただけ」と述べています。

チョン・チョルスン弁護士、セクハラ嫌疑の被訴… 「事実無根」(聯合ニュース・朝鮮語)

 名誉毀損で反訴したとのこと。
 やりかたと反論がパク・ウォンスンのそれとまったく同じで草。
 「手のことを話題に出した」からって手を握ってくれって話にはならんだろうに。

 まあ、代理人がその基準で行動しているのなら、パク・ウォンスンもセクハラじゃなかったって判断になるかもしれませんね(笑)。
 世間の認識はともかく。

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ソウル市、数百億円を市民団体にバラまき、「北朝鮮による哨戒艦爆沈は空想科学小説」との主張を垂れ流させていた

【独自】故・朴元淳ソウル市長が推進した統一教育「哨戒艦爆沈は空想科学」(朝鮮日報)
ソウル市が朴元淳(パク・ウォンスン)前市長在任中に推進した「市民参加型平和統一教育事業」の中に、北朝鮮を一方的に美化する内容が多く含まれていたことが分かった。講師たちが北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記や妹の金与正(キム・ヨジョン)氏を美化したり、北朝鮮による韓国海軍哨戒艦「天安」の爆破・沈没を否定したりする内容もあった。これは、市民団体が主導する平和・統一関連プログラムを発掘・支援し、これを広めるという趣旨で、ソウル市が2016年から始めた事業だ。同事業に参加した民間団体は2016年の8団体から今年は35団体に増え、これまで投入された予算は31億ウォン(約2億9000万円)に達する。

 本紙が12日、同事業に参加した団体の事業計画書や実績資料などを入手・分析した結果、昨年ソウル市の補助金1282万ウォン(約120万円)を受け取ったA団体は、北朝鮮に肩入れする内容の統一講義動画を作成し、動画投稿・共有サイト「ユーチューブ」にアップロードしていた。この動画に登場する講師は「全世界が北朝鮮の金正恩、金与正、(金正恩総書記夫人の)李雪主(リ・ソルジュ)という30代の3人の顔色をうかがっている」「3人は主体思想を守りながらも、資本主義システムを知っている」と話している。北朝鮮による開城工業団地の南北共同連絡事務所爆破については、「北朝鮮が韓国に報復したのではなく、国際社会の制裁に対する警戒心を与えたものだ」と言った。韓国では普通、北朝鮮のことを「北韓(プッカン)」と呼ぶのにもかかわらず、この講師はずっと「北朝鮮(プクチョソン)」と言い続けている。「ソウル市から製作支援を受けて製作した」という説明が付いているこの動画は計6本で、それぞれ15分前後の長さだった。

昨年補助金1636万ウォン(約155万円)を受け取ったB団体が実施した市民講座には、北朝鮮による「天安」爆破・沈没を否定する内容があった。講師として登場したこの市民団体の人物は、「天安」爆破・沈没が北朝鮮の仕業だとされていることについて、「一言で言えば空想科学小説だ。最強の韓米の軍隊が合同訓練をしているのに、北朝鮮の潜水艦が来て爆撃するというのはあり得ないことで、いつか解明しなければならない事件だ」と言った。
(引用ここまで)


 パク・ウォンスンがセクハラで自死を選んだ後、保守派のオ・セフンがソウル特別市の市長になりまして。
 ソウル市がいわゆる「市民団体」に多額の資金を費やしていたことが判明しています。
 中間支援組織まで作らせて、それすら「市民団体」に任せていたっていう。
 2020年には1年に2353億ウォンもばらまいていたそうですわ。

ソウル市を左派拠点化した朴元淳前市長(Japan in depth)

 ソウル市が「市民団体」らの寄生先になっていたのですね。
 やっぱり現金はすべてに優先するわけですわ。
 でもって、ソウル市がばらまいていた「市民団体」がどのようなものであったかっていうのが朝鮮日報の調査で判明しつつある、と。


 以前も「左派は天安艦爆沈は北朝鮮の仕業ではない」ということにしている、という話をしていますが。
 これは左派の総意。
 今年の4月にも再調査が表明されて、ブーイングを食らって引っこめるなんてことがありました。
 2018年にも公共放送のKBSがデマや陰謀論を垂れ流す番組を作った、なんてこともありました。
 なんとかして「北朝鮮の犯行ではない」という話にしたいのですね。

 つまり、ソウル市が飼っていた「市民団体」もそういった陰謀論を垂れ流す極左団体であった、ということですね。
 2011年からの10年間、パク・ウォンスンはソウル市長として君臨してきたのですが、それが一気に覆される、ということになるのでしょう。

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「パク・ウォンスンはセクハラなんかしていない! ネイルアートを自慢されたから手を取っただけだ!!」……それ、セクハラだよ

朴元淳側 "被害者が手触れる誘導... セクハラ客観的証拠はない」(朝鮮日報・朝鮮語)
(故)パク・ウォンスン前ソウル市長遺族側の法律代理人であるチョン・チョルスン弁護士がセクハラ疑惑事件の事実関係を正すとして「パク・ウォンスン事件関連事実関係」という文を連続的に上げている。

チョン・チョルスン弁護士は12日、フェイスブックに「パク・ウォンスン事件関連事実関係2」という文を載せ、「国家人権委員会が客観的な証拠がまったくなく、被害者と参考人の不確実陳述に基づいてセクハラを認めた」とした。

チョン・チョルスン弁護士は、被害者の女性を金芝と呼びたいとし「警察は2020年7月16日にソウル警察庁所属の46人の捜査官に専任の捜査タスクフォース(TF)チームを作って5ヶ月が過ぎても強く捜査したが、朴前市長のセクハラ疑惑については何も明らかにできなかった」とした。 (中略)

調査結果については、「パク・ウォンスン前市長が金芝のネイルアートした爪や手を触れた行為は、金芝がお客様と会話している朴前市長に来ては、手を突きつけ誇りを持っているので、朴前市長がぎこちなく手を見ただけでセクハラ状況ではないと現場の目撃者まで出てくるなど、多くの批判が提起されている」とした。
(引用ここまで)


 セクハラを暴露されて、直後に自死を選んだパク・ウォンスン前ソウル市長。
 その遺族が「国家人権委が認定したセクハラを取り消せ!」として行政訴訟に出ているのですが。
 弁護士曰く「手に触れた行為は、ネイルアートを自慢したからだ」なのだそうで。

 あー、つまりアレか。
 左派の大御所であるパク・ウォンスンくらいになると、ネイルアートを自慢されたら手を取ってなで回してもいいってことになるのか。
 新しい服を着ていたら身体を触られても問題ないとかそういう話だよな、これ。
 それがセクハラでなかったらなんだっていうんだと。

 どうもパク・ウォンスン側の言っていることが前世紀くらいの感覚なんだよなぁ……。
 テレグラムで「ひとりなの? これから行こうか?」だの「いい匂いだ、クンクン」って送ってくるとか、気持ちの悪いタンクトップ姿の写メ(これも死語だな)を送ってくるとか。
 もうね。

 ちなみにテレグラムは一定時間が経過するとメッセージが消え、さらにスクショもできないメッセージアプリ。
 その画面を他のカメラで撮られたらどうにもなりませんが。
 パク・ウォンスンが秘書とのメッセージのやりとりにテレグラムを使っていたって聞いて「いや、ないわー」ってなりましたわ。

 なんとかして左派の巨人であったパク・ウォンスンの経歴から「セクハラ」の文字を消したいのでしょうが。
 掘れば掘るほどセクハラ狒々爺であったという印象が深まっていく罠。
 「そういえばこんな気持ち悪いメッセージ送ってたわー」ってなるよね。余計に。

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セクハラを暴露されて自死したパク・ウォンスンの遺族担当弁護士、「彼ほどのジェンダー感性を持つ男性は韓国に存在しない」とか言い出す

パク・ウォンスン側弁護士「故パク・ウォンスンほどのジェンダー感受性を持つ韓国の男性はいない」(聯合ニュース・朝鮮語)
故パク・ウォンスン前ソウル市長遺族側のチョン・チョルスン弁護士は3日、「韓国のどんな男性も朴前市長のジェンダー感受性を凌駕する人はいなかった」と主張して論議が起きている。

チョン・チョルスン弁護士はこの日、SNSに掲載した記事でこのように主張して、 「どのような男性も朴元淳に加えられたジェンダー非難を避ける方法がなかっただろう」と書いた。チョン弁護士はソン・ビョングァンオーマイニュースの記者が書いた「悲劇の誕生」をお勧めして「ソン記者がなければ、どうするところだろうかと思うほど朴前市長事件の報道と人権委の決定は、被害者側の主張だけを一方的に伝えている」と批判した。

彼はまた、アン・ヒジョン前忠南知事による秘書への性的暴行事件を取り上げ、「アン・ヒジョン知事の事件はアン知事が間違っており、私ならそんな過ちを犯さないと思いますが、パク・ウォンスン市長は到底そんなことをすることはない」と朴前市場を擁護した。
(引用ここまで)


 故パク・ウォンスンの遺族が「国家人権委員会によって認定されたセクハラを取り消せ」という行政訴訟を起こしたのですが。
 その担当弁護士が「パク・ウォンスン市長こそが最高のジェンダー感性を持つ韓国人男性だ」とSNSで発信して話題になっているというニュース。

 この被害者、与党側からえらい勢いで二次加害を受けてたのですが。
 「被害を主張している人物」と呼ばれ、実名を明かされた上で、メールを暴露された上に殺人罪で告発されるっていう始末。
 で、ようやく国家人権委によってセクハラが認定されたと思ったら「その決定を取り消せ」って言われるっていう。

 この「最高のジェンダー感性を持つ男性」っていうのも一理ありまして。
 そもそも韓国の法廷でセクハラ訴訟を最初に担当した弁護士で、セクハラが罪であるという認識を韓国に持たせたのが弁護士時代のパク・ウォンスンだったのですね。
 とはいっても、セクハラ訴訟を担当したからといって、本人がセクハラしなかったという証拠にはなり得ませんわな。

 この弁護士、どうも「性暴行がなければセクハラではない」という認識のようで。
 いくら韓国でもそれは無理でしょ。
 ちょっと面白いので、記者への名誉毀損訴訟とともに定点観測を続ける対象とします。

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パク・ウォンスンの遺族「セクハラなんてなかった!」として人権委のセクハラ認定取り消し訴訟、報道にも名誉毀損で圧迫開始

パク・ウォンスン事件の実体が明らかになるのか……裁判所、遺族のセクハラ認定取り消し訴訟提起に追加判断不可避(イーデイリー・朝鮮語)
故パク・ウォンスン前ソウル市長遺族が「秘書セクハラ」疑惑と関連し、法的対応に出ることによって法定の捜査機関での事件の実体が明らかになるのか関心が集まっている。 (中略)

被害者側と朴前市長遺族側の両方人権委の調査結果について苦情を申し立てるてきた。被害者側は「人権委が防御権行使ができないという理由で、被害者が被った被害の一部だけを認めた」と批判した。

一方、遺族側は「朴前市長の死亡に実体的真実を究明することができない状況で、一方の話だけを聞いて調査結果を発表した」と主張した。
(引用ここまで)


 セクハラを訴えられて自死を選んだパク・ウォンスン前ソウル市長の遺族が、今年一月にあった国家人権委による「パク市長によるセクハラがあった」という認定を取り消してほしいという訴訟をはじめました。
 なんでも「パク前市長は亡くなっていて、事実の究明ができない状況なのに『セクハラがあった』という認定が一方的に行われた」との主張だそうです。
 んで、さらに「性的暴行はなかった」ので「セクハラではない」という主張をするとのこと。
 無理筋。

 あ、それと遺族側は「性暴力があった」と記述した中央日報の記者を「死者への名誉毀損」で訴えるそうですよ。

パク・ウォンスンの遺族、記者相手に死者への名誉毀損訴訟推進(YTN・朝鮮語)

 記事では中央日報の記者となっていますが、それ以外にもハンギョレの記者に対しても訴訟準備が進んでいるとのこと。
 こちらも主旨としては「性暴行などの事実はなかったのに、人権委の記事で『性的暴力があった』と書かれた」という話なのだそうですが。
 現在の「性的暴力」ってセクハラのことだからなぁ……。
 報道を圧迫しようという意図でしょうね。
 こっちも無理筋っぽい。

 父親に対してそんな事実認定が行われたという口惜しさは理解できないでもないですが。
 死んじゃっているもんなぁ。事情聴取もなにもできない。
 ……ホントに死人に口なし。

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元ムン・ジェイン政権ナンバー2「パク・ウォンスンはもっとも清廉な公職者だった」→「でもセクハラ狒々爺だよね?」

イム・ジョンソク「パク・ウォンスン、ひどい人だったのか...最も清廉な公職者」(ザ・ファクト・朝鮮語)
イム・ジョンソク元大統領秘書室長が23日、「パク・ウォンスンは本当にひどい人だったのか」と疑問を示してパク・ウォンスン前ソウル市長を清廉な公職者と評価した。イム前室長は、2014年とパク・ウォンスン前市長時代ソウル市政務副市長を務めた。最近パク前市長のセクハラ事件の被害者が2次加害中断を要求する状況で、朴前市長に対する肯定的評価という点で注目される。

イム前室長はこの日午前、Facebookに「清廉がまだ重要な公職者の倫理であるなら、朴元淳は私が知っているうちで最も清廉な公職者であった」とし「ホテルでご飯食べず、刃の立ったスーツなど一度着ず、業務推進費を半分以上残して出し惜しみした公職者であった」とした。

続いて「運転をしてみるとよくパク・ウォンスンに会う。特に増えてきた子供の保護区と速度制限区域を通るたびに、制限速度50キロに適応できず頻繁に鳴るクラクションを聞くたびにパク・ウォンスンの声を聞く。「速度を遅らせれば人が見える」』と書いた。
(引用ここまで)


 4月にソウル市長選挙を控えて、元ソウル副市長でもあり、ムン・ジェイン政権初期の大統領府秘書室長であったイム・ジョンソクがパク・ウォンスンを懐古する文章をFacebookに出したそうですわ。
 「いわれているようなひどい人物ではない。もっとも清廉な公職者だ」って。

 イム・ジョンソクが勤めていた「大統領府秘書室長」は政権におけるナンバー2ともされる地位。
 何人かいるムン・ジェインの側近の中でも最側近といって過言ではありません。
 そして、かつて学生運動を牛耳る立場にいた際に北朝鮮に学生を送り込み、金正日と学生を抱擁させるというシーンを作り上げることに成功しています。
 で、国家保安法違反で実刑判決を受けて収監されていた、というような経歴を持っています。
 また、パク・ウォンスンが2期目のソウル市長選挙に出る際には選挙陣営のトップでもあり、かつその貢献が認められて副市長でもありました。
 パク・ウォンスンよりも世代はひとつ下ですが、左派の大物のひとりであるというわけです。

 そんな人物が「パク・ウォンスンは清廉な公職者だった」と懐古する。
 「左派にとってのパク・ウォンスン」というのがどれほど偉大でかけがえのない人物であったか、というのが理解できるのではないでしょうか。
 左派が総じてパク・ウォンスンによるセクハラの被害者に対して「被害呼訴人」といった態度をとるのも理解できるんじゃないでしょうかね。

 個人的にはどんどんこうしてパク・ウォンスンの「功績」を掲げるべきじゃないかと思いますね。
 そうすることで「でも、セクハラ狒々爺だよね」と言えば、その打撃がなおのこと大きくなるので。
 用例:「彼はソウルを国際都市として一段階上の地位に引き上げた人物です」「でもセクハラ狒々爺だよね」

 慰安婦について『女性国際戦犯法廷』なる裁判ごっこを行った際に『検事』役として出席していたパク・ウォンスン。
 慰安婦について「彼女たちの守護者」であるかのように振る舞っていたユン・ミヒャン
 慰安婦の憩いの場とされていたナヌムの家
 さて、次はどんな化けの皮がはがれるのでしょうかね?

前ソウル市長パク・ウォンスンのセクハラ内容が暴露される……これは……

朴元淳前ソウル市長「君の家に行こうか」夜中に秘密メッセージ(朝鮮日報)
故・朴元淳(パク・ウォンスン)前ソウル市長が在任当時、被害者に加えたセクハラ行為の状況が国家人権委員会の「職権調査決定文」の全文に詳細に盛り込まれていることが18日までに分かった。これは被害者の一方的な主張ではなく、独立した国家機関である人権委がまとめたもので、朴前市長が被害者に送った写真、メッセージ、エモーティコン(感情を示すアイコン)などを実際に見たという参考人の陳述、デジタルフォレンジックで復旧した対話内容などを総合的に調べ、事実と認定した内容だ。人権委が今年1月、職権調査結果を発表した際には、「性に関する事件の決定文の全文は公開しない」という内部指針に従い、そうした内容を除外し、最近被害者側に全文を送付した。

 本紙が入手した59ページの職権調査決定文によると、朴前市長は2016年下半期から昨年2月まで持続的に深夜にセクハラに当たるメッセージを被害者Aさんに送っていた。朴前市長は機密性が高いメッセンジャー「テレグラム」を主に利用した。このメッセンジャーは1人が対話記録を削除すれば、相手方の携帯電話からもその内容を削除できるセキュリティーが特徴だ。被害者Aさんは朴前市長からセクハラに当たるような写真、メッセージを受け取るたびに、交際男性やソウル市の同僚らに「心配だ」という言葉と共にそれを見せ、その内容が参考人の陳述によって確認された。

人権委の調査によると、朴前市長は2019年の夏から秋にかけ、午後9時過ぎに被害者に「君の家に行こうか」「一人でいるのか」といったメッセージをテレグラムで送った。被害者の友人Bさんがそれを直接見たと人権委に陳述した。同年5月などにもテレグラムで「○○は新郎を早く見つけないと」「今部屋にいるの?」「いつもわたしのそばにいてわかっただろ?」「夢では思い通りに、ふふふ」「でもともかく早く嫁に行かなきゃ。私は父親のようだ」といったメッセージを送っていたことが分かった。

 18年4月には被害者Aさんがソウル市長7階の廊下で参考人Cさんに「第三者が見た場合、少々心配なことがある」と言いながら自分のスマートフォンを見せた。そこには朴前市長が夜に送った「何してる?」「いい香りだ、くんくん」といったメッセージとランニングシャツ姿の朴前市長の自撮り写真があったという。
(引用ここまで)


 前ソウル市長でセクハラが暴露されたと同時に自死を選んだパク・ウォンスンのセクハラの様子が公開されました。
 ……うわぁ。

 先日は被害者が「本人を映さない、声を録音しない」という条件付きで記者会見をしていましたね。
 この時期になって記者会見を行ったのはソウル市長選の与党側候補陣営に「被害呼訴人」という用語を使おうと言い出したなどパク・ウォンスンを徹底して擁護する3人の国会議員がいるから……と思ったのですが。

 実際にはパク・ウォンスンを擁護するための書籍が発売されたために対抗措置として記者会見を行ったのだそうです。
 なんでも、「悲劇の誕生」との書籍が出版されて、その中身がパク・ウォンスン擁護になっているとの話。

親与党系メディア記者が著書で「事件反転ある」…朴元淳セクハラ被害者、会見を決心か(朝鮮日報)

 左派メディアであるオーマイニュースの記者が執筆したそうで、「事態は反転する」だの「パク市長の恨みを晴らさなければならない」とか言っている人物だそうです。

 この本のおかげでパク・ウォンスンのセクハラ事件について、被害者が会見することになり、それによってニュースバリューが上昇したので朝鮮日報がこうして報告書を入手して暴露。
 パク・ウォンスンが被害者に向けていた感情が、恐ろしいくらいに気持ち悪いものであったことが天下に遍く広まってしまったっていう。
   完全に藪をつついた形になってますね。

 引用のためにコピペするだけで怖気立ちますわ。
 Twitterとかで地味に話題になったおじさん構文を軽く超える気持ち悪さ。
 ランニングシャツ姿も気持ち悪い。
 あー、自分もこんなのにならないように気をつけよう、という自戒を込めて書いておこう。キモキモキモ。

 ちなみにNAVERニュースの同記事には4800を超えるコメントがついてます。「破墓(墓暴き)しよう」「市葬をした税金を返せ」「人間であれば無条件でパク・ウォンスンをゴミ扱いしなければ」等々、イカしたコメントが多いですね。