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カテゴリ:イ・ジェミョンの記事一覧

イ・ジェミョン、猛暑の中での断食が7日目を迎える……めっちゃ顔色いいですね

【時視各角】奇怪な断食闘争=韓国(中央日報)
断食闘争が注目されるのは死を覚悟するからだ。最も重要なことを本能に最も反する方法で放棄する方式であるからだ。死を覚悟しない断食闘争は断食闘争でない。関心を引くイベントや自害脅迫だ。

断食闘争に誠意があるなら(死を覚悟するものなら)モーラン神父のように引き止めなければいけない。人が死ぬまで放っておくのは人がやるべきことではない。見知らぬ人でも、知る人でも同じだ。死をほう助するのは宗教・道徳的にはもちろん、法的にも罪となる。断食闘争に誠意がなくても(死を覚悟しない場合)やめさせなければいけない。自分の生命や健康を担保にする「セルフ人質劇」は生命軽視をあおる行為だ。

李在明(イ・ジェミョン)代表が先月31日に断食闘争を始めた。今日が7日目だ。5日目にハム・セウン神父をはじめとする正義具現司祭団が彼に会った。ハム神父が「(李代表が)試練をうまく乗り越えられるよう助けてほしいと祈った」と述べたと、民主党の党役員が明らかにした。その日、李海チャン(イ・ヘチャン)民主党常任顧問も李代表を訪ねた。彼は「(李代表は)大きな決断をして戒心を喚起した」と話した。2人が断食を引き止めたという話はない。死につながる決心ではないと見ているからか。李代表の断食を中継するユーチューブチャンネルには「頑張って」「ファイト」などのメッセージが多い。引き止める人はほとんどいない。奇怪な現実だ。本当に命をかけているかどうかはともかく、やめさせなければいけない。人間の尊厳性が毀損されている。
(引用ここまで)


 さてさて、イ・ジェミョンが断食闘争とやらをはじめて今日で7日目になります。
 イ・ジェミョン本人のYouTubeチャンネルで毎日ライブ配信されています。
 今日もちょっと前までやってたのでアーカイブを見てみましょうか。



 実に血色もよく、はきはきと受け答えしていますね。
 今日のソウルの最高気温は32度。ここ一週間の最高気温は30度前後といったところ。
 テントを張っている国会前は石造りで輻射熱も相当なものになっているはずですが余裕綽々です。


 これはあれだな、ラクダみたいにどこかに脂肪のコブを持っているんでしょうね。
 普通の人間であれば水と塩だけで、炎天下の中を過ごして7日目なんてこんな風に背筋を伸ばして座っていられませんから。
 人間の出来が違うのでしょうね。
 さすがはイ・ジェミョン。
 超人と言っても過言ではないでしょう。

 あ、ちなみに夜は自分の家に帰って過ごして、朝になると「出勤」してきて国会前のテントに陣取ります。

夜になると姿を消す…保温水筒も疑われる韓国野党代表式の断食(中央日報)

 ま、誰ひとりとして「イ・ジェミョンが死を賭して断食をしている」なんて思っちゃいないんですよ。
 そもそもなんのためにやっているかもよく分かりませんし。

 本来の断食はガンジーのように本当に死を賭して自らの主張を突きつけるものですが。
 韓国では気軽にダイエットするか、禁煙するかくらいの気分で「断食だ!」ってやっているわけです。
 言葉も行動もヘリウムより軽いってわけです。

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イ・ジェミョン「日本をロンドン条約違反で突き上げるために88カ国に親書を送った」→IMO「日本の処理水放出なら条約違反じゃありませんね」

88カ国「親書」送ったという韓国野党代表…IMO「日本の海洋放出、投棄ではない」(中央日報)
韓国第1野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表が4日、ロンドン条約とロンドン議定書に加入している88カ国に福島問題関連のいわゆる「親書」を送った中で、国際海事機関(IMO)はすでに「放出行為はロンドン議定書上、禁止された『投棄(dumping)』と見るのは難しい」など内容の法律検討を終えたことが分かった。これは国際法学界ではすでに議論がある程度終わった事案で、国際機構次元の行動を要求して得られる実益は何かという質問につながる。

5日、IMOによると、昨年10月IMOによって作成された「放射性廃棄物管理に関連する事項」という文書には「ロンドン条約・議定書の解釈は当事国の全権(prerogative)」としながらも「陸地からのパイプラインを通した処理(disposal)をロンドン条約・議定書上の投棄(dumping)と見ることはできないという意見もある」という結論が入っていた。

当時IMO側は福島放流問題に関連して加盟国間の意見が交錯したため法律検討を行った。これに関連して、海洋水産部のパク・ソンフン次官は4日の記者会見で「当時加盟国の間で(福島問題を)ロンドン議定書体系の中で議論すべきかどうかについて議論があった。IMOは『当事国の全権事項』とまとめたが、付帯意見で『投棄ではない』という立場を出した」と説明した。 (中略)

李代表はロンドン条約・議定書加盟国88カ国に送ったいわゆる「親書」で「(昨年)事務局のロンドン議定書適用に対する法律意見書で指摘されたように、ロンドン議定書の解釈は当事国の固有な権限であり、ロンドン議定書を広範囲に適用した前例がある」と書いていた。

だが、李代表が言及したIMO意見書は李代表の主張と違い、「ロンドン議定書を広範囲に適用した前例がある」と言及したことはない。IMOは過去のスペイン代表団の主張を取り上げて「過去にはロンドン条約・議定書の広範囲な適用が『考慮』されたことがある」とし「だが、これは国連海洋法条約の一般的な解釈規則と矛盾する」と指摘した。 (中略)

一方、李代表側が使った「親書」という用語も論争となっている。外交的に「親書」は「一国の元首が他の国の元首に送る公式的な書簡」を意味する。辞書的には「自筆で書かれた手紙」という意味もあるが、今回の発送は公党の代表が88カ国の政府首脳級要人に送った「公式的文書」なので語弊がある。

実際、李代表は国内向けの記者会見などでは「親書を発送した」と広報したが、実際に88カ国に伝送した文書(韓国語)ではこれを「書簡」と称するにとどまった。国内政治的目的で「親書」という用語を使ったのではないかという指摘が出ている理由だ。また、書簡には作成主体として「大韓民国国会の多数党である共に民主党」と書いただけで「野党」という説明はない。
(引用ここまで)


 韓国の野党第1党であり、国会での過半数を得ている共に民主党の党代表であるイ・ジェミョンが「日本の汚○水放出はIMO(国際海事機関)のロンドン条約に反している」との主張を繰り広げています。
 具合的に言うと「廃棄物その他の物の投棄による海洋汚染の防止に関する条約」、ロンドンダンピング条約、略してロンドン条約……なのですが。

 確かにロンドン条約は「7つの物質を含む廃棄物」の投棄を禁じています。
 その7つの物質の中に放射性物質が含まれています。
 これを根拠として、ユン・ソンニョル政権は「議論ができるのではないか」としたことがあるのですが。
 5月にはIMOから「投棄かどうか不確実」との返答を受けて諦めてます。


 というわけでイ・ジェミョンのやっていることは周回遅れもいいところ。
 なんでこんなことをやっているかというと、「実行力を見せている」つもりになれるからでしょうね。

 かつてイ・ジェミョンが京畿道知事だった際にも「太平洋沿岸の自治体に『共助すべきだ』とのメールを送った」と嬉々として語っていました。
 ただし、その際にもさらにその後にもメール送付先の自治体から返答があったか否かは明確にされていません。

 ま、今回の行動もそれと同じ。
 自分の数多ある司法リスクから国民の目を逸らすための反日ブーストに過ぎないんですよ。

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「日本は敵性国家」発言のイ・ジェミョン、決死のハンストをはじめたのに党支持率は下落の一途、ついに「岩盤支持層」まで離れようとしている

民主支持率27%、1週間新しい5%p下落… イ・ジェミョン代表就任後最低(朝鮮日報)
韓国ギャロップの最近の世論調査で、国民の力政党支持率は34%、民主党の支持率は27%となった。国民の力支持率は直前の調査(8月22~24日)と同​​じだった。一方、民主党の指導は直前調査の時である32%より5%下がった。これは現政府に入って最低値だ。 (中略)

民主党支持率が30%未満に下落した調査結果に対して、李在明代表の司法リスクとともに、先月30日、国会倫理特位が仮想通貨投機論議があった民主党出身無所属の金南国議員に対する除名案を否決した点などが影響したとの分析が出た。
(引用ここまで)


 なんてことだ、イ・ジェミョンが決死のハンストを行っているのに党支持率が下落してしまった。
 ……うん、まあ原因はいくつかありまして。
 まず、党代表であるイ・ジェミョンの司法リスクが高いこと。
 今週中にも北朝鮮への送金問題で逮捕状が請求されるのではないかとされています。

 これは大統領選での箔づけのために北朝鮮訪問、およびキム・ジョンウンとの面会をしようとしたイ・ジェミョン陣営に対して、北朝鮮当局が500万ドルを要求してきたのですね。
 で、最終的には「訪問費用」としては300万ドルに値切った上で、なんだかんだで800万ドルを送金したというお話。別エントリに詳細は書いてありますのでそちら参照のこと。

 度重なる逮捕騒ぎで支持層が離れつつあるというわけです。


 それにしても共に民主党の党支持率が20%台にまで下落したのはちょっと覚えがないですね。
 少なくともイ・ジェミョンが代表となった現体制になってからははじめて。
 ムン・ジェイン政権時代にはおそらくなかったと思います。

 それくらい「共に民主党の鉄板(岩盤)支持層」というものは固かったのですよ。30%ほどは常に計算できるものでした。
 そこに「左派志向性のある中間層」をどれだけ上積みできるかの勝負だったのですが。
 イ・ジェミョンがあまりにも無茶苦茶で「岩盤支持層から剥離する人々」のケアが必要になってきてしまったと。

 共に民主党の支持率が20%台になったのはこのギャロップの調査だけではありません。

ユン支持率5%p下げた33%… 国民の力32%・民主28%(聯合ニュース・朝鮮語)

 こちらの調査でも28%。
 だからといってユン政権への支持率が高いというわけでもないんですけどね。政権支持率はギャロップの調査でも、こちらの調査でも33%。
 ま、どっちにしてもユン・ソンニョルは支持率はさほど気にしていないっぽいですが。
 イ・ジェミョンが勝手に自滅している感。

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「日本は敵性国家」発言のイ・ジェミョン、ユン政権との対決姿勢を見せるためにハンストを開始……「無期限断食だ」ですって

カテゴリ:イ・ジェミョン コメント:(92)
韓国野党代表が無期限ハンストへ 尹政権との対決強調「国民抗争開始」(聯合ニュース)
韓国の最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表は31日、就任1周年を迎えて開いた記者会見で、「国民の一人として無能・暴力政権に対し、『国民抗争』を始める」として、「民主主義の破壊を阻止する最後の手段として、今日から無期限の断食を開始する」と表明した。

尹大統領に対し、「第一に国民生活の破壊、民主主義の毀損(きそん)について国民に謝罪したうえで国政の方向を国民中心に変え、第二に日本の核汚○水放出に反対の立場を表明して国際海洋法裁判所に提訴し、第三に全面的な国政刷新と内閣改造を断行するよう求める」と述べた。
(引用ここまで)


 ひとつ前のエントリでちらと「イ・ジェミョンがハンストをはじめた」って書いたのですが。
 国会前にテントを張って自分のチャンネルで配信したりもしているのですが。
 これがひどい。

スクリーンショット 2023-08-31 23.50.32.png

 前にあるプラカードは「福島原発 汚○水投棄 止めろ!」「福島原発 汚○水投棄 STOP!」ってアレ。

 もう政治生命賭けるレベルで処理水の話してる。
 先日も書いたのですが、司法リスクがきつすぎてそこしか突破口がないんですよね。


 不動産開発疑惑×2、公職選挙法違反、贈収賄、北朝鮮送金疑惑、妻の法人カード流用疑惑。
 こんだけ司法リスクを抱えて、国会議員としてはもちろん、被選挙権すら失いかねないレベル。
 4年後の大統領選で大統領になる云々の前に大統領選に出られるかどうかが問題。

 なので「私はこうしてユン政権に弾圧されているのだ」って設定にしているのですね。
 で、国民の支持を汚○水問題を扱うことで集めようとしているわけですが。
 うん、空回りしてるわ。

 セウォル号でも犠牲者の父親だったかがハンストをはじめて光化門広場を占拠して、そこから発展してパク・クネの弾劾にたどり着いたのです。
 その夢をもう一度、ってことなんでしょうけども。
 無理なんじゃないかなぁ……。

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「日本は敵性国家」発言のイ・ジェミョン、そして最大野党の共に民主党、懸命に反日活動するものの支持率は伸びず……なぜなら……

李在明氏、求心力維持に苦心 逮捕リスク、支持広がらず 韓国最大野党(時事通信)
韓国最大野党「共に民主党」の李在明代表が28日、就任から1年を迎えた。最近は東京電力福島第1原発の処理水海洋放出などで尹錫悦政権、対日批判の急先鋒(せんぽう)となっている。一方、複数の疑惑を巡り検察の捜査が続き、逮捕されるリスクも抱える。来年4月の総選挙に向け、党内の求心力維持に苦心している。 (中略)

 就任当初、最も強調したのは国民生活を意味する「民生」だった。だが、城南市長時代の都市開発を巡る背任など複数の疑惑に対する捜査が進むと「政敵への弾圧」と猛反発し、反政権の姿勢を鮮明にした。最近は対日批判に傾倒し、処理水海洋放出に反対する集会の先頭に立ち、「人類に対する犯罪だ」と訴える。

 ただ、尹政権への世論の批判が多いにもかかわらず、疑惑の影響で共に民主党への支持は広がりを欠く。世論調査機関「韓国ギャラップ」が25日に発表した支持率は32%で、与党「国民の力」と拮抗(きっこう)している。

 李氏は9月、韓国の下着メーカーの北朝鮮への送金問題に関し検察の聴取に臨む予定で、同月中にも再び逮捕状が請求されるとの観測も出ている。 (中略)

 李氏は6月、国会議員の不逮捕特権を行使しない意向を表明しており、逮捕の可能性が現実味を帯びる。また今後、2回目の逮捕同意案が国会に提出されれば、党所属議員の対応は割れ、分裂がさらに深まりそうだ。李氏と距離を置く勢力からは早期の退陣論も浮上しており、総選挙に向け、党の結束を図れるか正念場を迎えている。
(引用ここまで)


 さらっとですが、イ・ジェミョンが現在置かれている状況がきれいに説明されている記事だったのでピックアップしておきましょう。
 3つくらい、彼を取り巻く状況がありますね。

 ひとつは自身もそして共に民主党の支持率も上がっていないこと。
 以前から「イ・ジェミョンは共に民主党内での主流派ではない」と述べました。
 党代表選挙では圧勝しましたが、これは相手にろくなのがいなかったからというだけ。

 大統領選のための党内予備選では過半数を超えなかった場合、決選投票が必要になるのですが。
 この差異の得票率は50.29%と本当にぎりぎり。
 支持基盤としての「ミョン派」が実際には少ないことを浮き彫りにしたのでした。
 国会での逮捕状同意案で40人前後の大量の造反議員が出て賛成多数ながらも過半数には届かないという微妙なラインで不逮捕特権が活かされたなんてのも、党内からの信頼が低い例として挙げられるでしょう。


 そして不動産のテジャンドン開発疑惑、ペクヒョンドン開発疑惑。
 大統領選時の「テジャンドン開発疑惑に携わった役人なんて知らない」と述べたことに対する公職選挙法違反。
 さらにはFC城南を介した贈収賄。
 北朝鮮訪問を求めた際の北朝鮮への送金疑惑。
 あ、それと妻が城南市、京畿道の法人カードを個人的に流用していた件もありました。
 これら司法リスクがありすぎる。ひとつやふたつでないですからね。
 これがふたつめの弱点。

 結果として全体的な党支持率が伸びていない。
 国民の力の支持率も伸びていないのですが、それ以上に伸び悩んでいます。
 記事では32%となっていますが、これはもう共に民主党の岩盤支持率ぎりぎりのところまで来ています。
 ちなみに同じ調査で国民の力が34%、極左正義党が3%。支持政党なしが30%。

 処理水について日本を叩こう叩こうとしているのもこの低支持率に対してなんとかしてテコ入れをしたいからなのです。
 成功してませんけどね。
 それでなくとも最初から希薄だったイ・ジェミョンの求心力が消えていく未来しか見えていないんですが……。
 でも他に誰か人材がいるってわけでないので、しばらくはイ・ジェミョン代表のままなのかなぁ。

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韓国野党「国会議員の不逮捕特権の不行使を宣言したが、党代表に逮捕状請求がされて国会で逮捕同意案を採決しなければならない……そうだ、臨時国会をいま終わらせてしまおう」……お、おう

「イ・ジェミョン逮捕同意案採決」を避けるために……野党、8月の国会終了案強行処理(朝鮮日報・朝鮮語)
共に民主党は24日、国会本会議で8月臨時国会会期を25日で終了する案件を提出し通過させた。このため、8月26日から31日までは非会期期間となった。民主党は検察が李在明(イ・ジェミョン)代表に対する拘束令状を請求する計画なら、非会期にしろと要求してきた。非会期期間に拘束令状が請求されれば国会の「逮捕同意案表決」なしに直ちに裁判所の令状実質審査を受けることになる。国民の力は「表決を避けようとする小細工であり、会期中に令状が請求される場合、逮捕同意案を否決させるために名分を積むこと」と批判した。

8月の臨時国会は国会法によって16日に始まり、31日まで続く。同日8月の臨時会を早期終了する案件は、在席251人のうち賛成158人、反対91人、棄権2人で可決された。168議席の民主党議員が賛成した結果だ。

民主党は李代表の令状請求の際、逮捕同意案表決なしに令状実質審査を受けられるよう非会期期間を作ることを国民の力に要求してきた。イ代表が「不逮捕権利を放棄する」と明らかにしただけに、逮捕同意案表決をする理由はないというのが民主党の主張だ。9月1日からは最長100日の通常国会が始まるため、その前に8月中に非会期期間を設けようということだ。しかし、国民の力が反対すると、民主党は案件を強行処理した。

民主党は非会期期間に検察が令状を請求しなければ「捜査ではなく政治をしようということ」と話した。国民の力党のイ・ヤンス院内首席副代表は議事進行発言で「令状請求の必要性と時期判断は捜査機関がすることであり、野党代表だからといって例外ではない」とし「非会期令状請求主張は特権要求に過ぎない」と話した。民主党が特定時期を決めておいて、検察に令状を請求するよう圧力をかけること自体が問題だということだ。

民主党が非会期期間を作ったが、実際に検察が同期間、李代表令状を請求する可能性は低い。検察が30日、イ代表召喚調査を要求した状況なので、実際に令状を請求しても9月中になる可能性が高いためだ。このため国民の力は「イ代表がどんな状況であれ不逮捕特権を放棄すると宣言したが、突然『非会期中に請求せよ』と主張している」とし、「会期中に令状を請求すれば不逮捕特権放棄を覆して否決を試みるのではないか」と話した。
(引用ここまで)


 以前、韓国の最大野党である共に民主党が「我々は国会議員の持つ不逮捕特権を行使しない」としていたことがあります。
 そもそも与党の国民の力が先に「不逮捕特権を行使しない」と宣言したことに対抗しての宣言だったのですが。
 これでイ・ジェミョンを不逮捕特権で守ることができなくなりました。

 ところがその直後に北朝鮮送金問題で当時の京畿道知事であったイ・ジェミョンにも責任が及ぶとの話が出てまして。
 これはイ・ジェミョンが大統領選挙対策として事前に北朝鮮を訪問しようとしたところ、北朝鮮側から500万ドルの支払いを要求され、それを300万ドルに値切り。
 財界におけるイ・ジェミョンのバックである下着メーカーのサンバンウル会長キム・ソンテがもろもろ含めて800万ドルを北朝鮮に支払った……というもの。
 このキム・ソンテという人物もまともな人物とは思えないのですが、それはともかく。

 この件でイ・ジェミョンが検察から事情聴取されることが決定しています。

検察、イ・ジェミョン5回目の召喚通知… サンバンウル対北送金関連(ソウル新聞・朝鮮語)

 事情聴取が終われば逮捕状が発行されるだろうとされています。


 で、それに対抗してイ・ジェミョンは国会での逮捕同意案の投票を記名投票にしようとしていたことがあります。

イ・ジェミョン「共に民主党は不逮捕特権を放棄する」→8月にも逮捕状請求→イ・ジェミョン「国会での逮捕同意投票を記名制にしよう!」(楽韓Web過去エントリ)

 さすがにこれは党内からの反対多数でポシャったのですけどね。

 ただ、それ以外にもいくつか秘策があるようで。
 たとえば「逮捕同意案採決の時に共に民主党の議員が全員退席(棄権)する」なんてことが大真面目に議論されているそうです。

「不逮捕特権」に執着するイ・ジェミョン(市民日報・朝鮮語)
ミン·ヒョンベ議員が前日、民主革新会議全国大会に参加し「定期国会中に拘束令状を請求すれば簡単に退ける方法がある」として「投票拒否でイ·ジェミョンを守り民主党を守れば良い。投票が始まれば、議員たちが一斉に抜け出せばいい」と主張した。
(引用ここまで)

 逮捕同意案は国会議員過半数が出席して、かつ過半数が賛成すれば議決となるのですが。
 その前提条件を崩せばいい、との認識のようで。
 まあ、いろいろ考えるものです。

 今回は「どうやら8月の末に逮捕状請求がありそうだから、いま国会を終わらせれば逮捕同意案の採決を採らなくてもよくなる」との話で臨時国会を強制的に終わらせたと。
 「国会での逮捕同意案の採決」自体をなくそうとしたわけですね。
 で、検察に対して「さあ、国会を終わらせたからいま逮捕状請求をしろ!」ってやってるっていう。
 ……なんというかこう。
 チェーンソウ催涙弾は韓国国会から排除されたものの、未開であることになんの変わりもないのだなぁ……ってところです。

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「日本は敵性国家」発言のイ・ジェミョン、処理水放出阻止をごり押ししすぎて支持率を失いかけている模様

「キム・ムンギ知らない」とするイ・ジェミョン。裁判で「顔面認識障害か非難されることもある」(中央日報・朝鮮語)
共に民主党のイ·ジェミョン代表が裁判で「政治家は相手が自分を覚えていても、自分は覚えていない場合がとても多い」と話した。

イ代表は11日、ソウル中央地裁刑事合議34部(カン·ギュテ部長)審理で開かれた自身の公職選挙法違反疑惑事件公判に証人として出席したキム·ヨン元民主研究院副院長を直接尋問し「政治家は一番困難な場合が『私をご存知でしょう』だ」としてこのように話した。

イ代表は「政治をする人は名前と顔を知らせることが一番重要だが、私は2006年選挙から城南全域に機会がある度に出て名刺をほぼ70万~80万枚回した」とし「誰かが私の名刺を持っているからといってその人と関係があるとは考えにくい」と話した。

また「あまりにも多く接触するので、相手は覚えていても自分は覚えていない場合が多すぎて、一番困る場合が『ご存知ですよね』だ」とし「イベントで見たりご飯を一緒に食べたとしても思い出せなくて顔面認識障害だと非難されたりもする」と付け加えた。

これは故キム·ムンギ城南都市開発公社開発1処長が自身を知っていると生前に話したことはできても、自身がキム前処長を知っているとは言えないという既存の立場を再度強調したものと分析される。
(引用ここまで)


 イ・ジェミョンの近況についてちらと書いてみましょうかね。
 サッカークラブへの便宜を図ったことで収賄、テジャンドン開発については背任などいくつかの罪状で訴追されており、今回のこれは大統領選挙中の公職選挙法違反。
 変死したキム・ムンギ元城南都市開発公社開発1処長について、大統領選挙中に「私はそんな人物など知らない」と述べたことについて選挙中に虚偽を述べたとして起訴されています。

 そのことについて何度か法廷でも否定し、「彼を知らないという私の言葉を否定するなら私の脳みそを調べなければ」と嘲笑するような言葉を発したこともあります。
 まあ、実際嘲笑しているのでしょうけどね。

 イ・ジェミョンの周囲ではばんばん人死にが起きています。
 キム・ムンギ氏も含めて5人が変死、うち4人が自ら「極端な選択」をしています。
 それだけ堅固に「ウリ(我々の意。ここでは仲間意識)」によって守られていると言うべきでしょうかね。


 もうひとつは処理水関連の話。
 延々と「核汚○水の放出をやめろ」と述べていることは伝えていますが、いまだに変わらずやっています。

汚染水海洋放出 「総力結集し阻止する」=韓国最大野党代表(聯合ニュース)

 この行動について若干疑問がありまして。
 ここまで「なにがなんでも阻止する」としている中、放出がはじまったら彼の立場はどうなるのか。

 口だけで阻止できなかったとして支持が離れていくのではないかとも思われるのです。
 現状でもその傾向は出ています。どうしても政党支持率が上がらない。
 最新の調査では与党の国民の力が36%、共に民主党は30%。

尹大統領の支持率35% 2ポイント上昇(聯合ニュース)

 30%はおおよその下限に来ていると言っても過言ではない数字。
 これで阻止ができなかった場合、「この党代表は無能だ」と認識されかねないわけです。
 総選挙にも少なくない影響があるように思えますけどね。

 イ・ジェミョンが力を失うことはあまり好ましくない。他の共に民主党からの大統領候補はかなり小粒ですから。
 イ・ジェミョンがいくらアレでも、国民の力の小粒候補らと比べたら強い候補といえるので。
 国民の力は前回の大統領選挙では「ムン・ジェインと戦った検察総長」という人物であるユン・ソンニョルを得て九死に一生を得ましたが。
 次の候補が誰になるか分からないレベルでしかない。
 ま、共に民主党もイ・ジェミョンを除くと同様ではあるのですけどね……。

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イ・ジェミョン「共に民主党は不逮捕特権を放棄する」→8月にも逮捕状請求→イ・ジェミョン「国会での逮捕同意投票を記名制にしよう!」

イ・ジェミョン「不逮捕特権記名投票、早期転換が必要」(ニューシス・朝鮮語)
共に民主党のイ・ジェミョン代表が24日、党革新委員会が提案した不逮捕特権記名投票と関連して「必要だ」という立場を明らかにした。

イ代表はこの日、最高委員会議を終えた後、取材陣と会い「革新委が不逮捕特権記名投票しようと言ったが、関連した措置を検討中なのか」と尋ねる取材陣質問に「それは立法事案なのに私は早期に記名投票に切り替えることが必要だと思う」と答えた。

それと共に「責任政治という側面で投票結果に対して責任を負うことが必要だ」とも付け加えた。
(引用ここまで)


 これは草。
 先日、共に民主党は「所属議員の不逮捕特権を放棄する」と宣言したのですね。

韓国最大野党 所属議員の不逮捕特権放棄を決定(聯合ニュース)

 国会議員の不逮捕特権をもう使わない、と。
 ただし、「正当な礼状請求について」とあって周囲からは「やる気ないな、これ」とされていました。

 んで、その後にイ・ジェミョンに再度逮捕状請求も、との報道が出てきまして。

イ・ジェミョン、対北朝鮮送金「司法リスク」再浮上···8月国会で令状請求説(聯合ニュース・朝鮮語)

 衣料品大手のサンバンウルがイ・ジェミョンの北朝鮮訪問を画策して、北朝鮮当局に300万ドルを支払った件での逮捕状請求となるだろう、と。


 「不逮捕特権を放棄する」といった建前上、国会でも受け容れなければならない……となっているのですが。
 そこで逆転のウルトラCが「逮捕同意投票を記名制にしよう!」という提案。

 以前にイ・ジェミョンの逮捕について国会での同意投票があった際には大量の造反票と棄権が出たことは記憶に新しいかと思います。
 なにせ、共に民主党は議席数で圧倒しているのに、1票差とはいえ賛成票が反対票を上回ってましたからね(棄権が多く過半数に達しなかったので不逮捕特権が有効)。

 そもそもイ・ジェミョンは党内の主流派ではなく、セクハラや犯罪等で政治生命を失った候補が多かったために唯一残った大統領候補という構図だったのですね。
 そんな非主流派の「もういいから逮捕されろ」と考えている議員が多数いることが確認されたわけです。

 ただ、記名制にしたところでイ・ジェミョンに対する反感が収まるのかどうかはまた別。
 正直、前回の投票であれほど嫌われていることが分かったわけで。
 まあ、面白いとは思います。

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